JPS62296047A - 建築物用屋根の端部構造 - Google Patents

建築物用屋根の端部構造

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JPS62296047A
JPS62296047A JP13839986A JP13839986A JPS62296047A JP S62296047 A JPS62296047 A JP S62296047A JP 13839986 A JP13839986 A JP 13839986A JP 13839986 A JP13839986 A JP 13839986A JP S62296047 A JPS62296047 A JP S62296047A
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roof
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元旦 舩木
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Funaki Shoji KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野) この発明は、切妻屋根などの棟から軒に向って傾斜する
屋根の側端部分を構成する建築物用屋根のけらばに関す
る。
〈従来の技術〉 固知のように、切妻屋根などにおいて、側端部が切落さ
れた構成の屋根の側端部には所謂けらばを形成する。そ
こで、従来、金属板による横葺き屋根においてけらば部
分を形成する場合には、垂木などの下地材に屋根の傾斜
に沿うけらば唐草或はけら1i役物と呼ばれる型材を一
連に取付け、屋根板材の側縁部を施工現場にて屈曲加工
して垂下部分または立上り部分などを設けると共に、屋
根板材の側端部分で上記けらば唐草をつかみ込むなどし
て屋根板材の側端部分を処理している。
また、けらば部分の施工を容易にするものとして、実開
昭58−86822号公報に記載の考案があり、この考
案は垂直部と横方向に突出する平板部と該平板部の上側
に設けた屋根板材を挟着可能な挟着支持舌片とを有する
固定具を、屋根板材毎に設けるものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記したように屋根板材を施工現場で屈曲加工
してけらば部分を形成していたのでは。
現場での加工に熟練技術を要すると共に、加工に手間が
掛って施工期間が長びくばかりではなく、手加工なので
均一な仕上りを得ることができずに体裁が悪い、また、
手加工で形成するので正確な屈曲加工をなすことが難し
く、各部の保合が旨くいかずに隙間が生じたりして雨仕
舞が不充分である。
一方、固定具を使用すれば均一な仕上りを得ることがで
きるが、固定具の作成が繁雑であり、固定具と屋根板材
との係合強度が充分でなく1強風などで捲れ上ることが
ある。また、各固定具の上面にカバー材を被着した場合
に、該カバー材と屋根板材との間に階段状の隙間が生じ
るので、建築物の体裁が悪いばかりでなく、雨水が浸入
する虞れがある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、横葺き屋根のけ
らば部分に沿ってけらば唐草を設置し、けらば部分の上
面に屋根板材毎に捨板を配置し、上記各捨板の上面一側
寄りに有る支持部に止着部を設けて屋根板材の側端部を
止着し、上記止着部に上面カバー材を取付け、前記けら
ば唐草の側面に添設した側面カバー材の上端を止着部に
止着すると共に、側面カバー材の下端をけらば唐草の下
縁に止着したものである。
く作 用) けらば唐草の上面に捨板を配置し、該捨板の支持部と該
支持部に設けた止着部との間に、屋根板材の側端部と側
面カバー材とを止着することができ、上記止着部に上面
カバー材を取付けて横葺き屋根のけらば部分を構成する
ことができる。
〈実 施 例〉 以下、本発明を図面の実施例について説明する。
本発明における建築物用屋根は金属板による横葺き屋根
であって、使用する屋根板材1は、横長で前縁に下向き
の下方保合部2を、上縁に上向きの上方係合部3を有し
、上下に隣接する屋根板材1、■の各係合部2,3を夫
々係合して屋根を軒先から棟に向かって葺き上げること
ができる。
本発明に係る建築物用屋根のけらば4を構成する主な部
材は、けらば唐草5.捨板6.上面カバー材7及び側面
カバー材8、並びに上記屋根板材1である。
けらば唐草5は、建築物の屋根の傾斜に沿って屋根の端
部に取付ける長尺な型材であって、図面の実施例によれ
ば側方に向いて開口するコ字状の嵌着部9を長さ方向に
有すると共に、嵌着部9と背中合せに延出する下向きの
垂下片10を長さ方向に形成した取着部11を有してい
る。このけらば唐草5を断面節り字状の嵌着金具I2を
介して建築物の躯体に取付ける。尚、けらば唐草5と嵌
着金具12とを一体に構成してもよい。
捨板6は、屋根板材1の奥行と略同じ長さを有する板材
であって、平板部13の前縁には下向きの下方係止片1
4を、後縁には上向きの上方係止片15を夫々設ける。
また、長さ方向には複数のリブ16を折り返し状に屈曲
形成して、ねじれ強度を増加させると共に、水返し片と
して作用させて雨水の浸入を防止する。捨板6の上面一
側寄りには支持部17が有る。支持部17は図面の実施
例によれば、幅狭で捨板6の平板部13の長さと略同じ
長さを有し、支持部17には一部を切起して長手方向に
複数の爪片lBが立設しである。また、支持部17の側
部には係止溝19が長手方向に設けである。支持部17
は捨板6の一側寄りにあるが、製造過程においては、支
持部17を構成する板材の両側縁を中央よりのリブ16
′、 16′によって挟み込んで捨板6に固定し、不要
な側部を上記中央よりのリブ16′の端から切断除去し
て形成している。上記のようにして製造すれば、左右い
ずれのけらば部分にも使用できるようになる。更に、支
持部17の後端と捨板6の上方係止片15との間にはゴ
ムやスポンジなどからなる緩衝材20を添設する。該緩
衝材20には屋根板材lの上方係合部3の断面形状に合
せて切込21などを設ける。
支持部17には止着部22を設ける。止着部22は上記
支持部17と略同じ大きさであって、幅方向の中央には
長手方向に沿って下向きに突出する凹溝23を設ける。
該凹溝23には上記支持部17の爪片18に対応するよ
うに切欠窓24を設ける。また、止着?!622の後縁
には起立部25を設け、両側部の前方下面には突起26
を設ける。更に、凹溝23の下面両側には帯状のゴムや
スポンジなどからなるパツキン27を長手方向に添設す
る。
そして、上記止着部22を捨板6の支持部17に設ける
には、支持部17の爪片18を止着部22の切欠窓24
を通して上方に突出させ、この爪片18をハンマーなど
で叩くなりして折り曲げればよい、すると、凹溝23の
両側で支持部17の上面と止着部22の下面との間には
挿入空部28.2日が形成され、該挿入空部28の奥端
にはパツキン27が位置する。
上面カバー材7は、上記止着部22よりも若干幅広であ
って、下面に止着部22を後端から挿入可能な折り返し
状の挿着部29.29を有している。また、前縁には下
向きに折曲する前方保合部30を、後縁には上向きに屈
曲する後方係合部31を設ける。そして、上面カバー材
7の側面形状は略屋根板材1の側面形状に相似して、屋
根板材1に止着可能になっている。
側面カバー材8は、鉛直部32の上縁に横方向に延出す
る上板部33と下縁に同じ方向に延出する下板部34と
を有し、上板部33の先端には下方折り返し状の引掛は
片35が設けである。鉛直部32の長さは屋根板材1の
奥行と略同じであって、後縁の高さは前縁の高さよりも
略屋根板材1の下方保合部2の高さ分だけ低く、上板部
33が傾斜状になっている。鉛直部32の前縁上端には
各辺に対して略直角に折れ曲がる停止片36を設ける。
また、停止片36の下方には停止片36と同じ向きに小
さな突片37を鉛直部32の前縁から延設する。
上記のような各部材を用いて屋根のけらば部分を施工す
るには、第1図に示すように、母B38などに取付金具
39を横向きにボルト40などで取付け、該取付金具3
9に嵌着金具12を介してけらば唐草5を屋根の傾斜に
沿って設置する。尚1図面の実施例では母屋38の上面
に木毛板41などの下地材を介在させてあり、けらば唐
草5の嵌着部9に嵌着金具12を嵌着して一体に形成し
である。また、この実施例において、取付金具39は垂
木42を、嵌着金具12は軒先金具を流用して部品点数
の減少を計っている。
一方、第2図の状態から屋根板材1の一側縁に捨板6を
下方から臨ませると共に、捨板6の上方より止着部22
を設ける。そして、切欠窓24から突出する爪片18を
折り曲げて、止着部22を捨板6に固定して屋根板材l
に捨板6を取付ける。このとき、屋根板材1の上方係合
部3が緩衝材20に圧接すると共に、屋根板材lの下方
保合部2が捨板6の下方係止片14に係止し、止着部2
2の突起26が屋根板材1を押圧する。尚、予め捨板6
と止着部22とを組立ておいて、挿入空部28に屋根板
材1の側端部を挿入するようにしてもよい。
次に、第3図に示すように、上面カバー材7の挿着部2
9に止着部22の側縁を挿入して上面カバー材7を途中
まで被せたら、下側に位置している既に設置の終了した
屋根板材1の上方保合部3に、捨板6の下方係止片14
が載るように屋根板材1を吊子なとで取付け、取付は後
、上面カバー材7を後方保合部31が緩衝材20に占接
し、前方保合部30が下方係止片14に当接するまで挿
入する。
そして、第4図に示すように、側面力へ−材8の上板部
33を側方より捨板6と上面カバー材7との間に挿入し
て、上板部33の引掛は片35を支持部17の係止溝1
9に係止させると共に、停止片36を前方係合部30の
内側に差し込む、側面カバー材8の挿着後、下板部34
をけらば唐草の垂下片10につかみ込んで側面カバー材
8の下端をけらば唐草5の下縁に止着する。尚、図示の
実施例では、母屋38などの側面に添設した水切43の
上端部43′ をけらば唐草5の取着部11に挿着する
と共に、水切43の先端を側面カバー材8の下板部34
でけらば唐草5の垂下片10をつかみ込んで止着してい
る。
以上、本発明を図面の実施例について説明したが、本発
明は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのようにでも
実施できる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、工場であらかじめ作成した各部材を使
用してけらば部分を施工するので、現場における手加工
の必要がなく、施工の手間が著し〈減少し、施工時間の
大幅な短縮が可ず駈である。
また、手加工を行っていないので、各部材を均一に加工
することができ、これらの部材を使用したけらば部分は
仕上りが一定となって、体裁が著しく向上する。更に、
各部材が正確に加工されているので、各部材の係合が完
全になり、強風時でも屋根板材が捲れ上ったり飛ばされ
ることのない充分な止着強度を得ることができ、各係合
箇所の雨仕舞も良好となって実用的価値の高いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は施工状態の断面
図、第2図は屋根板材と捨板と止着部の斜視図、第3図
は止着部に上面カバー材を途中まで取付けた状態で下側
に設置した屋根板材に臨ませた斜視図、第4図は設置し
た屋根板材に側面カバー材を臨ませた状態の斜視図、第
5図は捨板の側面図、第6図は同上の断面図、第7図は
止着部の側面図、第8図は同上の平面図、第9図は第8
図のIX−IX断面図、第10図は同上のX−X線断面
図、il1図は上面カバー材の側面図。 第12図は同上の一部を断面にした底面図、第13図は
側面カバー材の平面図、第14図は同上の右側面図、第
15図は同上の正面図、第16図は第14図のXVI−
XVI&!断面図である。 1・・・屋根板材、4・・・けらば、5・・・けらば唐
草。 6・・・捨板、7・・・上面カバー材、8・・・側面カ
バー材、17・・・支持部、22・・・止着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 横葺き屋根のけらば部分に沿ってけらば唐草を設置し、
    けらば部分の上面に屋根板材毎に捨板を配置し、上記各
    捨板の上面一側寄りに有る支持部に止着部を設けて屋根
    板材の側端部を止着し、上記止着部に上面カバー材を取
    付け、前記けらば唐草の側面に添設した側面カバー材の
    上端を止着部に止着すると共に、側面カバー材の下端を
    けらば唐草の下縁に止着してなる建築物用屋根のけらば
JP13839986A 1986-06-16 1986-06-16 建築物用屋根の端部構造 Granted JPS62296047A (ja)

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JPS62296047A true JPS62296047A (ja) 1987-12-23
JPH0214504B2 JPH0214504B2 (ja) 1990-04-09

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