JP2972117B2 - 簡易屋根または側壁 - Google Patents

簡易屋根または側壁

Info

Publication number
JP2972117B2
JP2972117B2 JP7129500A JP12950095A JP2972117B2 JP 2972117 B2 JP2972117 B2 JP 2972117B2 JP 7129500 A JP7129500 A JP 7129500A JP 12950095 A JP12950095 A JP 12950095A JP 2972117 B2 JP2972117 B2 JP 2972117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
panel
roof
fixed
roof panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7129500A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08302920A (ja
Inventor
郁彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSUTEMU KK
Original Assignee
TOSUTEMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOSUTEMU KK filed Critical TOSUTEMU KK
Priority to JP7129500A priority Critical patent/JP2972117B2/ja
Publication of JPH08302920A publication Critical patent/JPH08302920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2972117B2 publication Critical patent/JP2972117B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根パネルや壁パネル
を固定してなる簡易屋根または側壁に係り、特にパネル
を内面側から枠材に固定できるようにした簡易屋根また
は側壁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、簡易屋根などにおいて、波板状
等の屋根パネルを野縁等の枠材に固定する場合、上記屋
根パネルに設けた孔部に固定フックのフック部を屋根パ
ネルの外面側から挿通し、上記枠材に設けた内向きの係
止条部に対して屋根パネルの外面側からの操作で上記フ
ック部を引掛けるようにしている。
【0003】このような作業は、最初のうちは、垂木や
野縁等からなる屋根骨組の間から施工者が脚立等を用い
ることにより上半身を屋根上に出して比較的容易に行う
ことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最後の
屋根パネルを固定する場合には、屋根骨組の間が塞がれ
てしまうため、屋根上に上がるか或いは屋根の側方から
屋根上に上半身を乗り出して上記作業を行わなければな
らず、危険で施工性が悪いという問題があった。また、
上記と同様の固定方法で壁パネルを固定する場合におい
ても、壁パネルの外面側に他の壁等の邪魔物がある場合
には、壁パネルを固定することが困難になるという問題
があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、パネルを内面側
から容易に固定することができ、施工性および安全性の
向上が図れる簡易屋根または側壁を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、パネルと、該パネルの内面側
を支持するための枠材と、該枠材に形成された外向き係
止条部と、上記パネルに設けられた孔部に挿通され、一
端に上記パネルの外面に当接する当接部を有し、他端
記外向き係止条部に引掛けられるフック部を有する固
定フックとを備え、上記枠材には上記パネルの内面側に
露出する上記固定フックのフック部を含む露出部を覆う
カバー部材が取付けられることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、パネルと、該パネ
ルの内面側を支持するための野縁に形成された外向き係
止条部および内向き係止条部と、上記パネルに設けられ
た孔部に挿通され、一端に上記パネルの外面に当接する
当接部を有し、他端に上記外向き係止条部および内向き
係止条部に引掛けられるフック部を有する固定フックと
を備えるとともに、屋根骨組上の一枚目に固定する屋根
パネルは固定フックのフック部を野縁に形成された内向
き係止条部に引掛けて固定し、最後に固定する屋根パネ
ルは固定フックのフック部を野縁に形成された外向き係
止条部に引掛けて固定してなることを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、パネルと、該パ
ネルの内面側を支持するための枠材と、該枠材に形成さ
れた外向き係止条部と、上記パネルに設けられた孔部に
挿通され、一端に上記パネルの外面に当接する当接部を
有し、他端に上記外向き係止条部に引掛けられるフック
部を有する固定フックとを備え、上記枠材には上記パネ
ルの内面側に露出する上記固定フックのフック部を含む
露出部を覆うカバー部材が取付けられるため、パネルを
容易に固定することができ、施工性の向上が図れるとと
もに、外観の向上が図れ、振動等による外向き係止条部
からのフック部の勝手な離脱を防止することが可能とな
る。
【0010】請求項2記載の発明よれば、パネルと、該
パネルの内面側を支持するための枠材と、該枠材に形成
された外向き係止条部および内向き係止条部と、上記パ
ネルに設けられた孔部に挿通され、一端に上記パネルの
外面に当接する当接部を有し、他端に上記外向き係止条
部または内向き係止条部に引掛けられるフック部を有す
る固定フックとを備えているため、固定フックのフック
部を枠材の外向き係止条部と内向き係止条部の何れかに
引掛けることにより、パネルを容易に固定することがで
き、施工性の向上が図れる。
【0011】
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳述する。本発明を建物の外壁部に据え付けられる簡
易屋根に適用した実施例を示す図3において、1は簡易
屋根の屋根骨組である。この屋根骨組1は、建物の外壁
部(躯体)にボルト等で水平に固定される垂木掛け2
と、この垂木掛け2の前方に垂木掛け2と平行に配置さ
れる前枠3と、これら垂木掛け2と前枠3の両端部間に
掛け渡される側枠4と、垂木掛け2と前枠3との間に適
宜間隔で掛け渡される垂木5と、これら垂木5上に位置
させて両側枠4間に掛け渡される野縁6とからネジ止め
等により組立られる。上記屋根骨組1を構成する各部材
は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなってい
る。なお、7は屋根骨組1の前枠3側を支持するための
支柱である。
【0013】上記屋根骨組1上に例えば合成樹脂製の波
板からなる長方形の屋根パネル8が載置されてパネル固
定装置9により固定される。すなわち、このパネル固定
装置9は、屋根パネル8の内面側(下面側)を支持する
ための枠材である上記野縁6と、この野縁6に形成され
た外向き係止条部10と、上記屋根パネル8に設けられ
た孔部11に挿通され、一端に上記屋根パネル8の外面
に当接する当接部12を有し、他端に上記屋根パネル8
の内面側から引張ることにより上記外向き係止条部10
に引掛けられるフック部13を有する固定フック14と
から主に構成されている。
【0014】上記野縁6は、図1に示すように断面U字
ないし溝形状に形成され、その対向する一方の立上り部
6aの外側部における高さ方向略中間部にはこれを断面
逆L字状とすることにより上記外向き係止条部10が長
手方向に沿って形成されている。また、野縁6の他方の
立上り部6bの内側部上方には、斜め下方に延出した内
向き係止条部15が上記外向き係止上部10と平行に長
手方向に沿って形成されている。
【0015】上記前枠3は、図5に示すように長手方向
に沿って形成された雨樋16を有し、この雨樋16の内
側立上り部16aの上端に上記屋根パネル8の前端部が
支持される。また、雨樋16の内側立上り部16aの外
側部には、外向きの係止条部17が長手方向に沿って形
成されている。従って、前枠3上にも固定フック14を
用いて屋根パネル8を固定できるようになっている。一
方、上記垂木掛け2には図3に示すように屋根パネル8
の後端部を差込むための凹部18が長手方向に沿って形
成され、上記側枠4には図4に示すように屋根パネル8
の側部を差込むための凹部19が形成されている。
【0016】上記固定フック14は、図1ないし図2に
示すよに屋根パネル8に形成した小径(5mm程度)の
孔部11に挿通される軸棒部20を有し、この軸棒部2
0の一端(上端)に上記当接部12が設けられ、他端
(下端)にこれを斜め上方に曲った上記フック部13が
形成されている。なお、上記軸棒部20および当接部1
2は合成樹脂により形成されているが、例えばステンレ
ススチール等の金属製であってもよい。
【0017】上記当接部12は上記孔部11よりも十分
に大きい円板状に形成され、その上面部には板状の摘み
12aが突設され、下面部には屋根パネル8の上面部を
弾性的に押えるためのクッション材21が取付けられて
いる。本実施例において、上記固定フック14は、最初
のうちは屋根パネル8の上方(外面側)からフック部1
3を野縁6および前枠3の外向き係止条部10,17に
引掛けて屋根パネル8を固定し、最後の屋根パネル8を
固定する場合には、その屋根パネル8に予め固定フック
14を取付けておき、そのフック部13を下方(内面
側)から引張って上記外向き係止条部10,17に引掛
けるという使用方法で用いられる。なお、上記孔部11
は、屋根パネル8における波の山部に位置させて、かつ
上記外向き係止条部10,17の位置を考慮して適宜間
隔でドリル等により穿設される。
【0018】そして、上記野縁6および前枠3には、上
記屋根パネル8の下面側に露出する上記固定フック14
のフック部13を含む露出部分を覆うカバー部材22が
取付けられる。このカバー部材22は屋根パネル8と野
縁6若しくは前枠3との間、具体的には屋根パネル8の
山の下面(内側)と野縁6の外向き係止条部10のある
立上り部6a上端もしくは前枠3における雨樋16の内
側立上り部16a上端との間に差込まれる水平の差込み
部23と、この差込み部23に垂直部24を介して連設
され、上記外向き係止条部10,17に係合する係合部
25とを有し、これら差込み部23,垂直部24および
係合部25に固定フック14の露出部である軸棒部20
およびフック部13を収容する溝26を形成してなる。
【0019】従って、上記カバー部材22は野縁6若し
くは前枠3に側方から容易にかつ確実に取付けることが
でき、屋根パネル8の内面側に露出する固定フック14
の露出部を覆って外観(意匠性)の向上が図れ、また、
振動等による外向き係止条部10,17からのフック部
13の勝手な離脱を防止することが可能となる。
【0020】次に、上記実施例の作用および屋根パネル
の固定方法について説明する。先ず、屋根骨組1上の一
側に一枚目の屋根パネル8を載置し、この屋根パネル8
の後端部および外側部を垂木掛け2の凹部18および側
枠4の凹部19に差込んで位置決めする。次に、上記屋
根パネル8に設けた孔部11に固定フック14のフック
部13を上方からの操作で挿通させて野縁6ないし前枠
3の外向き係止条部10,17に引掛ける。
【0021】このようにして一枚目の屋根パネル8を固
定したなら、屋根骨組1上に二枚目の屋根パネル8を上
記一枚目の屋根パネル8と側部同士が重なるように載置
し、後端部を垂木掛け2の凹部18に差込んで位置決め
し、上記と同様に屋根パネル8を固定する。かかる屋根
パネル8の固定は屋根骨組1の間から施工者が脚立等を
用いて上半身を屋根上に出して容易に行うことができ
る。また、屋根パネル8は屋根骨組1の間から屋根骨組
1上に容易に載置することができる。なお、屋根パネル
8に設けられる孔部11は屋根骨組1上でその都度加工
してもよいが、予め設計通りに加工しておいてもよい。
【0022】このようにして順に屋根パネル8を固定し
て行き、最後の屋根パネル8を固定する場合には、屋根
パネル8の孔部11に予め固定フック14を取付けてお
く。そして、屋根パネル8を屋根骨組1上に載置し、後
端部および外側部を垂木掛け2の凹部18および側枠4
の凹部19に差込んで位置決めしたなら、固定フック1
4のフック部13を屋根パネル8の内面側である下方か
らラジオペンチ等で引張り、上記外向き係止条部10,
17に引掛ける。固定フック14のフック部13は、ク
ッション材21および屋根パネル8の弾性復元力で上記
外向き係止条部10,17に確実に係止されることにな
る。このようにして屋根パネル8を固定したなら、固定
フック14のフック部13が引掛けられた野縁6および
前枠3にカバー部材22を取付ければよい。
【0023】このように構成された簡易屋根によれば、
固定フック14のフック部13を屋根パネル8の内面側
から引張って枠材である野縁6および前枠3の外向き係
止条部10,17に引掛けるようになっているため、屋
根パネル8を内面側から容易に固定することができ、施
工性および安全性の向上が図れる。また、上記固定フッ
ク14のフック部13が引掛けられた野縁6および前枠
3には、屋根パネル8の内面側に露出する固定フック1
4のフック部13を含む露出部分を覆うカバー部材22
が取付けられるため、外観の向上が図れる。
【0024】なお、上記実施例では、屋根パネル8の外
面側である上方から固定フック14のフック部13を野
縁6に引掛ける場合においても、外向き係止条部10に
引掛けるようにしたが、内向き係止条部15に引掛ける
ようにしてもよい。このようにすることにより固定フッ
ク14のフック部13を含む露出部が野縁6内に隠れる
ため、上記カバー部材22を取付ける必要がなくなり、
施工性の更なる向上が図れる。このように野縁6には外
向き引掛部10と内向き引掛部15が形成されているた
め、屋根パネル8を内面側から固定する場合と外面側か
ら固定する場合の両方に兼用することができる。
【0025】図6は固定フックの変形例を示している。
本実施例の固定フック14は、屋根パネル8に形成した
孔部11に挿通される軸部27の上端に当接部12が設
けられた上部ピース28と、フック部13を有する下部
ピース29とに分割され、上部ピース28に下部ピース
29がネジ30で取付けられる。また、上記当接部12
の下面にはクッション材21が設けられ、このクッショ
ン材21の下面には図示しない両面テープが貼着されて
いる。この固定フック14によれば、フック部13を外
向き係止条部に引掛けて、その引掛力をネジ30で調整
することができる。
【0026】図7の(a)および(b)は固定フックの
他の変形例を示している。本実施例の固定フック14
は、屋根パネル8に設けた孔部11に挿通される軸棒部
20の上端に、断面U字状の当接部12を軸棒部20に
沿った仮想線の状態から軸棒部20と直交する実線の状
態になるようピン31で回動可能に取付けている。ま
た、上記軸棒部20には雌ネジ32が切られ、フック部
13を有する下部ピース33が挿通されてナット34で
取付けられている。下部ピース33の上面にはクッショ
ン材21が取付けられている。本実施例の固定フック1
4によれば、上記当接部12を軸棒部20に沿って立て
ることにより屋根パネル8の孔部11に下方から挿通さ
せることができ、挿通後当接部12を回動させることに
より固定フック14を屋根パネル8に簡単に取付けるこ
とができる。また、フック部13を外向き係止条部に引
掛けて、その引掛力をナット34の締付けで調整するこ
とができる。
【0027】図8は固定フックの更に他の変形例を示し
ている。本実施例の固定フック14は、下端にフック部
13を有する硬質樹脂製の軸棒部20の上端に軟質樹脂
からなる傘状の当接部12を一体的に設けてなる。この
固定フック14によれば、傘状の当接部12を縮径させ
ることにより屋根パネルの孔部に下方から挿通せること
ができ、挿通後軸棒部20を下方に引張ることにより当
接部12が拡径して屋根パネルの上面に当接することか
ら、屋根パネルへの取付けを極めて容易に行うことがで
きる。
【0028】図9は本発明の他の実施例を示している。
本実施例の簡易屋根においては、図1の実施例のものと
同じ固定フック14が用いられるが、そのフック部13
を外向き係止条部10に直接引掛けるのではなく、カバ
ー部材22を介して間接的に引掛けるように構成されて
いる。野縁6の一方の立上り部6aには、図9の(a)
に示すように下端より水平に延出した外向き係止条部1
0が形成され、この外向き係止条部10に係合する係合
溝35を有するカバー部材22がネジ36で取付けられ
る。
【0029】上記カバー部材22の内部には固定フック
14のフック部13を引掛けるための引掛部37が形成
され、カバー部材22には図9の(b)に示すように固
定フック14の軸棒部20およびフック部13が入る溝
38およびネジ取付孔39が形成されている。本実施例
の簡易屋根によれば、固定フック14のフック部13を
外向き係止条部10にカバー部材22を介して間接的に
引掛ける構造であるが、図1の実施例と同様の作用効果
が得られる。
【0030】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば上記実施例では屋根パネルを固
定する場合、最初のうちは屋根パネルの外面側から固定
フックのフック部の引掛け操作を行い、最後の屋根パネ
ルについてのみ内面側から固定フックのフック部の引掛
け操作を行うようにしたが、全ての屋根パネルに対して
内面側から固定フックのフック部の引掛け操作を行うよ
うにしてもよい。
【0031】また、屋根パネルとしては、波板でなく、
平板であってもよい。更に、本発明は、例えばテラス,
バルコニー,カーポート,サンルーム等の簡易屋根にお
ける屋根パネルの固定だけでなく、側壁を形成する壁パ
ネルの固定を含む各種のパネルの固定にも適用すること
が可能である。また、枠材としては、内向き係止条部を
有する形材に外向き係止条部の形材を必要箇所に部分的
にネジ等で固定したものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0033】(1)請求項1記載の発明によれば、パネ
ルと、該パネルの内面側を支持するための枠材と、該枠
材に形成された外向き係止条部と、上記パネルに設けら
れた孔部に挿通され、一端に上記パネルの外面に当接す
る当接部を有し、他端に上記外向き係止条部に引掛けら
れるフック部を有する固定フックとを備え、上記枠材に
は上記パネルの内面側に露出する上記固定フックのフッ
ク部を含む露出部を覆うカバー部材が取付けられるた
め、パネルを容易に固定することができ、施工性の向上
が図れるとともに、外観の向上が図れ、振動等による外
向き係止条部からのフック部の勝手な離脱を防止するこ
とが可能となる。
【0034】(2)請求項2記載の発明よれば、パネル
と、該パネルの内面側を支持するための枠材と、該枠材
に形成された外向き係止条部および内向き係止条部と、
上記パネルに設けられた孔部に挿通され、一端に上記パ
ネルの外面に当接する当接部を有し、他端に上記外向き
係止条部または内向き係止条部に引掛けられるフック部
を有する固定フックとを備えているため、固定フックの
フック部を枠材の外向き係止条部と内向き係止条部の何
れかに引掛けることにより、パネルを容易に固定するこ
とができ、施工性の向上が図れる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】固定フックおよびカバー部材を示す斜視図であ
る。
【図3】簡易屋根の斜視図である。
【図4】屋根パネルの固定方法を説明するための図であ
る。
【図5】屋根パネルの固定方法を説明するための斜視図
である。
【図6】固定フックの変形例を示す断面図である。
【図7】固定フックの他の変形例を示す図で、(a)は
断面図、(b)は側面図である。
【図8】固定フックの更に他の変形例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を示す図で、(a)は断面
図、(b)はカバー部材の斜視図である。
【符号の説明】
6 野縁(枠材) 8 屋根パネル 9 パネル固定装置 10 外向き係止条部 11 孔部 12 当接部 13 フック部 14 固定フック 15 内向き係止条部 22 カバー部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルと、該パネルの内面側を支持するた
    めの枠材と、該枠材に形成された外向き係止条部と、上
    記パネルに設けられた孔部に挿通され、一端に上記パネ
    ルの外面に当接する当接部を有し、他端に上記外向き係
    止条部に引掛けられるフック部を有する固定フックとを
    備え、上記枠材には上記パネルの内面側に露出する上記
    固定フックのフック部を含む露出部を覆うカバー部材が
    取付けられることを特徴とする簡易屋根または側壁。
  2. 【請求項2】パネルと、該パネルの内面側を支持するた
    めの野縁に形成された外向き係止条部および内向き係止
    条部と、上記パネルに設けられた孔部に挿通され、一端
    に上記パネルの外面に当接する当接部を有し、他端に上
    記外向き係止条部および内向き係止条部に引掛けられる
    フック部を有する固定フックとを備えるとともに、屋根
    骨組上の一枚目に固定する屋根パネルは固定フックのフ
    ック部を野縁に形成された内向き係止条部に引掛けて固
    定し、最後に固定する屋根パネルは固定フックのフック
    部を野縁に形成された外向き係止条部に引掛けて固定し
    てなることを特徴とする簡易屋根または側壁。
JP7129500A 1995-04-28 1995-04-28 簡易屋根または側壁 Expired - Lifetime JP2972117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129500A JP2972117B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 簡易屋根または側壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129500A JP2972117B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 簡易屋根または側壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08302920A JPH08302920A (ja) 1996-11-19
JP2972117B2 true JP2972117B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=15011023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7129500A Expired - Lifetime JP2972117B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 簡易屋根または側壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2972117B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08302920A (ja) 1996-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2357503C (en) External wall structure
JP2972117B2 (ja) 簡易屋根または側壁
JP3881161B2 (ja) 鼻隠し継手及び軒先部の構造
JPH0139207Y2 (ja)
JP5342758B2 (ja) 雨樋ネット取付用具及びそれを用いた雨樋ネットの取付構造
JP2858222B2 (ja) 外壁パネル用の水切り材
JPS6242030Y2 (ja)
JPS5811886Y2 (ja) 出窓に於ける屋根材の取付装置
JP3568492B2 (ja) 横葺型の屋根構造
JP2604244Y2 (ja) タイトフレーム
JPH0717691Y2 (ja) 屋根の棟構造
JP3513741B2 (ja) 笠木装置
JP2750672B2 (ja) 半丸樋受吊金具
JPH10131432A (ja) 軒樋の支持構造
JP2555735Y2 (ja) 軒樋用化粧カバー
JP4435126B2 (ja) 軒樋吊金具取付構造
JPH0358016B2 (ja)
GB2371571A (en) Gutter support
JPH0327154Y2 (ja)
JPH11270076A (ja) 軒樋の落葉避け
JPH0428350Y2 (ja)
GB2385868A (en) Ring beams
JPH083221B2 (ja) 庇取付構造
JPH03176549A (ja) 軒笠木装置
JPH0238731B2 (ja) Yokobukyanenotanbukozo

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140827

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term