JP3422593B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3422593B2
JP3422593B2 JP08272295A JP8272295A JP3422593B2 JP 3422593 B2 JP3422593 B2 JP 3422593B2 JP 08272295 A JP08272295 A JP 08272295A JP 8272295 A JP8272295 A JP 8272295A JP 3422593 B2 JP3422593 B2 JP 3422593B2
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    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
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  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の素子間
分離領域をLOCOS法(Local Oxidati
on of Siliconの略)にて形成する半導体
装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8および図9は例えば特開平5−18
2956号公報に示された従来の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。図8および図9に基づいて従来の
半導体装置の製造方法を説明する。まず、シリコン基板
(以下、Si基板と略す)1上に第1のシリコン酸化膜
2および第1のシリコン窒化膜3を順次積層し、これら
上面にレジストを塗布し写真製版技術によりパターニン
グを行いレジスト膜4を形成する(図8(a))。次
に、レジスト膜4をマスクとして第1のシリコン窒化膜
3および第1のシリコン酸化膜2をSi基板1が露出す
るまでエッチングし開口部5を形成し、続けてSi基板
1を所定深さまでエッチングし溝6を形成する(図8
(b))。
【0003】次に、レジスト膜4を除去し、溝6にて露
出されているSi基板1の上面を熱酸化にて第2のシリ
コン酸化膜7を形成する(図8(c))。次に、Si基
板1上に多結晶シリコン膜8を積層する(図8
(d))。次に、異方性エッチングにより多結晶シリコ
ン膜8を溝6の底部の第2のシリコン酸化膜7が露出す
るまでエッチングを行い、開口部5および溝6の側壁に
サイドウォールとしての多結晶シリコン膜8aを形成す
る(図8(e))。次に、Si基板1上に第2のシリコ
ン窒化膜9を積層する(図9(a))。
【0004】次に、異方性エッチングにより第2のシリ
コン窒化膜9を溝6の底部のSi基板1が露出するまで
エッチングを行い、多結晶シリコン膜8a上にサイドウ
ォールとしての第2のシリコン窒化膜9aを形成する
(図9(b))。次に、第1および第2のシリコン窒化
膜3、9aをマスクとして熱酸化を行い、Si基板1を
酸化して素子分離酸化膜10を形成する(図9
(c))。この熱酸化時に、第2のシリコン窒化膜9a
は横方向の酸化の進行を抑制し、又、多結晶シリコン膜
8aは第2のシリコン窒化膜9aがSi基板1に及ぼす
応力を緩和している。又、多結晶シリコン膜8aはSi
基板1より酸化されやすいため、多結晶シリコン膜8a
の存在する溝6の側壁では多結晶シリコン膜8aの酸化
が進みSi基板1は酸化が進みにくくなる。すなわち、
Si基板1の横方向の酸化の進行を多結晶シリコン膜8
aが緩和している。次に、例えば熱リン酸で第1および
第2のシリコン窒化膜3、9aを除去し、次に例えばフ
ッ酸で第1のシリコン酸化膜2を除去し、素子分離領域
10aが完成する(図9(d))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように製造されているので、サイドウォールとして
の第2のシリコン窒化膜9aを形成する異方性エッチン
グ時に、Si基板1が溝6の底部にて露出するため、異
方性エッチング時のイオン等がSi基板1内に導入され
てしまい、Si基板1にダメージが生じる。又、第2の
シリコン窒化膜9aと溝6との間に多結晶シリコン膜8
aが介在していない箇所があるため、Si基板1の熱酸
化時にこの箇所では第2のシリコン窒化膜9aがSi基
板1に応力を及ぼすこととなる。以上のようにSi基板
1にダメージが生じた箇所や応力が生じた箇所は、酸化
レートが他の箇所より遅くなり、又、酸化されたとして
もフッ酸での除去の際他の酸化された箇所よりエッチン
グレートが早くなるという現象が生じるため、素子分離
領域10aの平坦性が劣化してしまい、延いては素子分
離領域10a形成後のゲート電極や配線等の全てのパタ
ーニングが困難になるという問題点があった。又、第2
のシリコン窒化膜9aの応力がさらに大きくなる場合な
どは上記問題点以上に、この応力によりSi基板1自体
に結晶欠陥を生じることとなり、接合リーク電流が増加
し、DRAMのリフレッシュ特性の劣化およびデバイス
のスタンバイ電流の増加を引き起こし、製品の歩留まり
およびデバイス特性を劣化させることとなる。
【0006】又、サイドウォールとしての第2のシリコ
ン窒化膜9aの形成時に、第2のシリコン窒化膜9を溝
6の底部上から確実に除去するために、一般的に第2の
シリコン窒化膜9の膜厚の20〜30%程度のオーバー
エッチングが施されているので、この際に、第1のシリ
コン窒化膜3の膜減りを生じ、第1のシリコン酸化膜2
と第1のシリコン窒化膜3との膜厚比が変動してしま
い、この膜厚比に依存しているバーズビーク長が長くな
るという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、平坦性が向上するとともに、バ
ーズビークの発生を抑制する半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シリコン基板上に最上面が第1の耐酸化性膜から成る第
1の膜を積層し、第1の膜にシリコン基板の上面の一部
が露出する開口部を形成した後、開口部にて露出された
シリコン基板を所定深さエッチングし溝を形成し、シリ
コン基板上に非単結晶シリコン膜、シリコン酸化膜およ
び第2の耐酸化性膜を順次積層し、異方性エッチングに
て第2の耐酸化性膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露出
するまでエッチバックし、第2の耐酸化性膜を開口部お
よび溝の側壁上に残存させ、非単結晶シリコン膜および
シリコン酸化膜を開口部および溝のシリコン基板露出部
上に残存させ、第1および第2の耐酸化性膜をマスクと
してシリコン基板を熱酸化し素子間分離領域を形成する
ものである。
【0009】又、請求項2に係る発明は、シリコン基板
上に最上面が第1の耐酸化性膜から成る第1の膜を積層
し、第1の膜にシリコン基板の上面の一部が露出する開
口部を形成した後、開口部にて露出されたシリコン基板
を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコン基板
露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板上に非
単結晶シリコン膜および第2の耐酸化性膜を順次積層
し、異方性エッチングにて第2の耐酸化性膜を溝の底部
の非単結晶シリコン膜が露出するまでエッチバックし、
第2の耐酸化性膜を開口部および溝の側壁上に残存さ
せ、非単結晶シリコン膜を開口部および溝のシリコン酸
化膜上に残存させ、シリコン酸化膜を溝のシリコン基板
露出部に残存させ、第1および第2の耐酸化性膜をマス
クとしてシリコン基板を熱酸化し素子間分離領域を形成
するものである。
【0010】
【0011】又、請求項3に係る発明は、シリコン基板
上に最上面が第1の耐酸化性膜から成る第1の膜を積層
し、第1の膜にシリコン基板の上面の一部が露出する開
口部を形成した後、開口部にて露出されたシリコン基板
を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコン基板
露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板上に非
単結晶シリコン膜を積層し、異方性エッチングにて非単
結晶シリコン膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露出し、
かつ、第1の膜の開口部の上面より非単結晶シリコン膜
の上面が低くなる位置までエッチバックし、非単結晶シ
リコン膜を開口部および溝の側壁上に残存させる工程
と、シリコン基板上に第2の耐酸化性膜を積層し、異方
性エッチングにて第2の耐酸化性膜を溝の底部のシリコ
ン酸化膜が露出するまでエッチバックし、第2の耐酸化
性膜を、開口部にて第1の耐酸化性膜と連なるように開
口部および溝の側壁上に残存させ、シリコン酸化膜を
のシリコン基板露出部上に残存させ、第1および第2の
耐酸化性膜をマスクとしてシリコン基板を熱酸化し素子
間分離領域を形成するものである。
【0012】
【0013】又、請求項4に係る発明は、第1の膜が、
シリコン基板表面上に接して形成されたシリコン窒化酸
化膜を含むことを特徴とするものである。
【0014】又、請求項5に係る発明は、第1の膜が、
シリコン基板表面上に化学蒸着法によって形成されたシ
リコン酸化膜を含むことを特徴とするものである。
【0015】又、請求項6に係る発明は、第1の膜をシ
リコン基板と接する側からシリコン酸化膜、シリコン窒
化酸化膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて形成す
るものである。
【0016】又、請求項7に係る発明は、第1の膜をシ
リコン基板と接する側からシリコン酸化膜および非単結
晶シリコン膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて形
成することを特徴とするものである。
【0017】又、請求項8に係る発明は、第1の膜のシ
リコン酸化膜を化学蒸着法にて形成することを特徴とす
るものである。
【0018】又、請求項9に係る発明は、第1の耐酸化
性膜又は第2の耐酸化性膜をシリコン窒化膜にて形成す
ることを特徴とするものである。
【0019】又、請求項10に係る発明は、非単結晶シ
リコン膜を多結晶シリコン膜又はアモルファスシリコン
膜にて形成することを特徴とするものである。
【0020】又、請求項11に係る発明は、シリコン基
板の溝の側壁を、シリコン基板の上面に対して垂直方向
に立てた法線に対して20度から45度の角度を有する
ように形成するものである。
【0021】
【作用】請求項1に係る発明は、シリコン基板上に最上
面が第1の耐酸化性膜から成る第1の膜を積層し、第1
の膜にシリコン基板の上面の一部が露出する開口部を形
成した後、開口部にて露出されたシリコン基板を所定深
さエッチングし溝を形成し、シリコン基板上に非単結晶
シリコン膜、シリコン酸化膜および第2の耐酸化性膜を
順次積層し、異方性エッチングにて第2の耐酸化性膜を
溝の底部のシリコン酸化膜が露出するまでエッチバック
し、第2の耐酸化性膜を開口部および溝の側壁上に残存
させ、非単結晶シリコン膜およびシリコン酸化膜を開口
部および溝のシリコン基板露出部上に残存させ、第1お
よび第2の耐酸化性膜をマスクとしてシリコン基板を熱
酸化し素子間分離領域を形成するようにしたので、第2
の耐酸化性膜の異方性エッチング時に、溝の底部にシリ
コン酸化膜および非単結晶シリコン膜を残存させること
により、シリコン基板へのダメージをより確実に防止す
る。又、第1の膜上にシリコン酸化膜および非単結晶シ
リコン膜を残存させることにより、第1の膜の第1の耐
酸化性膜の膜減りがより確実に防止される。又、シリコ
ン基板の熱酸化時に、溝のシリコン基板露出部上に非単
結晶シリコン膜を残存させることにより第2の耐酸化性
膜がシリコン基板に及ぼす応力がすべての位置にて緩和
される。又、シリコン酸化膜にて酸化剤を効率よく拡散
させることにより非単結晶シリコン膜の酸化をより一層
促す。
【0022】又、請求項2に係る発明は、シリコン基板
上に最上面が第1の耐酸化性膜から成る第1の膜を積層
し、第1の膜にシリコン基板の上面の一部が露出する開
口部を形成した後、開口部にて露出されたシリコン基板
を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコン基板
露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板上に非
単結晶シリコン膜および第2の耐酸化性膜を順次積層
し、異方性エッチングにて第2の耐酸化性膜を溝の底部
の非単結晶シリコン膜が露出するまでエッチバックし、
第2の耐酸化性膜を開口部および溝の側壁上に残存さ
せ、非単結晶シリコン膜を開口部および溝のシリコン酸
化膜上に残存させ、シリコン酸化膜を溝のシリコン基板
露出部に残存させ、第1および第2の耐酸化性膜をマス
クとしてシリコン基板を熱酸化し素子間分離領域を形成
するようにしたので、第2の耐酸化性膜の異方性エッチ
ング時に、溝の底部にシリコン酸化膜および非単結晶シ
リコン膜を残存させることによりシリコン基板へのダメ
ージをより確実に防止する。又、第1の膜上に非単結晶
シリコン膜を残存させることにより、第1の膜の第1の
耐酸化性膜の膜減りがより確実に防止される。又、シリ
コン基板の熱酸化時に、溝のシリコン基板露出部上に非
単結晶シリコン膜を残存させることにより第2の耐酸化
性膜がシリコン基板に及ぼす応力がすべての位置にて緩
和される。又、シリコン酸化膜にて酸化剤を効率よく拡
散させることにより非単結晶シリコン膜の酸化をより一
層促す。
【0023】
【0024】又、請求項3に係る発明は、シリコン基板
上に最上面が第1の耐酸化性膜から成る第1の膜を積層
し、第1の膜にシリコン基板の上面の一部が露出する開
口部を形成した後、開口部にて露出されたシリコン基板
を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコン基板
露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板上に非
単結晶シリコン膜を積層し、異方性エッチングにて非単
結晶シリコン膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露出する
までエッチバックし、非単結晶シリコン膜を開口部およ
び溝の側壁上に残存させ、シリコン基板上に第2の耐酸
化性膜を積層し、異方性エッチングにて第2の耐酸化性
膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露出し、かつ、第1の
膜の開口部の上面より非単結晶シリコン膜の上面が低く
なる位置までエッチバックし、非単結晶シリコン膜を開
口部および溝の側壁上に残存させる工程と、シリコン基
板上に第2の耐酸化性膜を積層し、異方性エッチングに
て第2の耐酸化性膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露出
するまでエッチバックし、第2の耐酸化性膜を、開口部
にて第1の耐酸化性膜と連なるように開口部および溝の
側壁上に残存させ、シリコン酸化膜を溝のシリコン基板
露出部上に残存させ、第1および第2の耐酸化性膜をマ
スクとしてシリコン基板を熱酸化し素子間分離領域を形
成するようにしたので、第2の耐酸化性膜の異方性エッ
チング時に、溝の底部にシリコン酸化膜を残存させるこ
とによりシリコン基板へのダメージをより確実に防止す
る。又、シリコン基板の熱酸化時に、シリコン酸化膜に
て酸化剤を効率よく拡散させることにより非単結晶シリ
コン膜の酸化をより一層促す。さらに、非単結晶シリコ
ン膜のエッチバックを、第1の膜の開口部の上面より非
単結晶シリコン膜の上面が低くなる位置まで行い、第1
の耐酸化性膜と第2の耐酸化性膜とが開口部にて連なる
ように形成するようにしたので、シリコン基板の熱酸化
時の酸化剤の拡散が溝の底部からのみとなる。
【0025】
【0026】又、請求項4に係る発明は、第1の膜が、
シリコン基板表面上に接して形成されたシリコン窒化酸
化膜を含むので、シリコン窒化酸化膜は、シリコン基板
の熱酸化時の第1の耐酸化性膜がシリコン基板に及ぼす
応力を緩和する。
【0027】又、請求項5に係る発明は、第1の膜が、
シリコン基板表面上に化学蒸着法によって形成されたシ
リコン酸化膜を含むので、このシリコン酸化膜によって
熱酸化時に第1の耐酸化性膜がシリコン基板に及ぼす応
力を確実に緩和する。
【0028】又、請求項6に係る発明は、第1の膜をシ
リコン基板と接する側からシリコン酸化膜、シリコン窒
化酸化膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて形成す
るようにしたので、シリコン基板への酸化剤の拡散を抑
制し、且つ、シリコン基板内への窒素の拡散を抑制す
る。
【0029】又、請求項7に係る発明は、第1の膜をシ
リコン基板と接する側からシリコン酸化膜および非単結
晶シリコン膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて形
成するようにしたので、第1の耐酸化性膜の膜厚を非単
結晶シリコン膜の膜厚分厚くすることができる。
【0030】又、請求項8に係る発明は、第1の膜のシ
リコン酸化膜を化学蒸着法にて形成するようにしたの
で、このシリコン酸化膜は、シリコン基板の熱酸化時に
第1の耐酸化性膜がシリコン基板に及ぼす応力を確実に
緩和する。
【0031】又、請求項9に係る発明は、第2の耐酸化
性膜又は第1の耐酸化性膜をシリコン窒化膜にて形成す
るようにしたので、両耐酸化性膜は酸化剤の拡散を確実
に防止する。
【0032】又、請求項10に係る発明は、非単結晶シ
リコン膜を多結晶シリコン膜又はアモルファスシリコン
膜にて形成することを特徴とするものであり、多結晶シ
リコン膜又はアモルファスシリコン膜は、シリコン基板
の熱酸化時の第1又は第2の耐酸化性膜がシリコン基板
に及ぼす応力を確実に緩和する。
【0033】又、請求項11に係る発明は、シリコン基
板の溝の側壁を、シリコン基板の上面に対して垂直方向
に立てた法線に対して20度から45度の角度を有する
ように形成するようにしたので、溝の側壁に形成される
第2の耐酸化性膜がシリコン基板の熱酸化時に盛り上が
りやすくなる。
【0034】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1および図2はこの発明の実施例1における半導
体装置の製造方法を示す断面図である。図1および図2
に基づいて実施例1の半導体装置の製造方法について説
明する。まず、Si基板1上に例えば熱酸化法により3
00オングストロームの膜厚の第1の膜としての第1の
シリコン酸化膜2を形成し、次に例えばCVD(Che
mical Vapor Deposition:化学
蒸着の略)法にて1000オングストロームの膜厚の第
1の耐酸化性膜としての第1のシリコン窒化膜3を形成
する。
【0035】次に、第1のシリコン窒化膜3上にレジス
トを塗布し、写真製版技術などによりパターニングを行
いレジスト膜4を形成する(図1(a))。次に、レジ
スト膜4をマスクとして第1のシリコン窒化膜3および
第1のシリコン酸化膜2をSi基板1が露出するまでエ
ッチングし開口部11を形成し、続けてSi基板1を所
定の深さまでエッチングし溝12を形成する。この際、
溝12の側壁を、Si基板1の上面に対して垂直方向に
立てた法線に対して例えば30度の角度を有するテーパ
状に形成する(図1(b))。
【0036】次に、レジスト膜4を除去し、Si基板1
上に例えばCVD法により非単結晶シリコン膜としての
多結晶シリコン膜13を例えば300オングストローム
の膜厚に、第2の耐酸化性膜としての第2のシリコン窒
化膜14を例えば200オングストロームの膜厚に順次
積層する(図1(c))。次に、異方性エッチングにて
第2のシリコン窒化膜14を溝12の底部の多結晶シリ
コン膜13が露出するまでエッチバックし、多結晶シリ
コン膜13を開口部11および溝12のSi基板1の露
出部上に、又、第2のシリコン窒化膜14aを開口部1
1および溝12の側壁に残存させる(図2(a))。
【0037】この際、Si基板1上には多結晶シリコン
膜14aが残存しているため、異方性エッチングにてS
i基板1がダメージを生じるのを防止している。この場
合、溝12の底部上の第2のシリコン窒化膜14を確実
に除去するためその膜厚の20〜30%のオーバーエッ
チを行ったとしても、第1のシリコン窒化膜3上には多
結晶シリコン膜13が積層されているため、第1のシリ
コン窒化膜3の膜減りは生じない。
【0038】次に、第1および第2のシリコン窒化膜
3、14aをマスクとして熱酸化を行い、Si基板1を
例えば5000オングストローム酸化して素子分離酸化
膜15を形成する。この際、第1のシリコン窒化膜3上
の多結晶シリコン膜13も酸化され例えば600オング
ストロームの厚みのシリコン酸化膜16が形成される
(図2(b))。この熱酸化時には従来の場合と同様
に、第2のシリコン窒化膜14aは横方向の酸化の進行
を抑制し、又、多結晶シリコン膜14aはSi基板1よ
り酸化されやすいため、多結晶シリコン膜14aの存在
する溝12の側壁では多結晶シリコン膜14aの酸化が
進みSi基板1は酸化が進みにくくなる。すなわち、S
i基板1の横方向の酸化の進行を多結晶シリコン膜14
aが緩和している。そして、第2のシリコン窒化膜14
aがSi基板1に及ぼす応力は第2のシリコン窒化膜1
4aとSi基板1との間のすべての部分に多結晶シリコ
ン膜13が介在しているので、第2のシリコン窒化膜1
4aがSi基板1に及ぼす応力は全ての位置において緩
和されており、又、溝12の側壁はテーパ形状を有して
いるため、第2のシリコン窒化膜14aは従来の場合よ
り上部へ盛り上がりやすくなり、素子分離酸化膜15は
より一層平坦化される。次に、例えばフッ酸でシリコン
酸化膜16を除去した後に、例えば熱リン酸で第1およ
び第2のシリコン窒化膜3、14aを除去し、再びフッ
酸で第1のシリコン酸化膜2を除去し、素子分離領域1
5aを形成する(図2(c))。
【0039】上記のように構成された実施例1の半導体
装置は、溝12のサイドウォールとしての第2のシリコ
ン窒化膜14aを形成する異方性エッチングの際のSi
基板1へのダメージおよび第1のシリコン窒化膜3の膜
減りは、多結晶シリコン膜13にて防止され、又、Si
基板1の熱酸化時の第2のシリコン窒化膜14aがSi
基板1に及ぼす応力は、全ての箇所にて多結晶シリコン
膜13にて防止されているので、Si基板1に結晶欠陥
が生じないのはもちろんのこと、平坦性に優れ且つバー
ズビーク長が短く素子分離領域15aを形成することが
でき、後工程においてはゲート電極や配線等の全てのパ
ターニングも行いやすくなる。又、従来の場合と異な
り、溝12のサイドウォールとしての第2のシリコン窒
化膜14aおよび多結晶シリコン膜13を1度のエッチ
ングのみで形成しているため、工程が簡略化されている
ことは言うまでもない。
【0040】実施例2.図3はこの発明の実施例2にお
ける半導体装置の製造方法を示す断面図である。図3お
よび図1を交えながら実施例2の半導体装置の製造方法
について説明する。まず、上記実施例1と同様の工程を
経て図1(b)に示すようにSi基板1に溝12を形成
し、Si基板1上にCVD法により多結晶シリコン膜1
7を例えば300オングストロームの膜厚に積層する。
次に、多結晶シリコン膜17の上面を例えば40オング
ストローム程度熱酸化し第2のシリコン酸化膜18を形
成し、再びCVD法によりSi基板1上に第2のシリコ
ン窒化膜19を例えば200オングストロームの膜厚に
積層する(図3(a))。
【0041】次に、異方性エッチングにて第2のシリコ
ン窒化膜19を溝12の底部の第2のシリコン酸化膜1
8が露出するまでエッチバックし、多結晶シリコン膜1
7および第2のシリコン酸化膜18を開口部11および
溝12のSi基板1の露出部上に、又、第2のシリコン
窒化膜19aを開口部11および溝12の側壁に残存さ
せる(図3(b))。以下、上記実施例1と同様の工程
を経てSi基板1の熱酸化を行い素子分離酸化膜20を
形成し(この際、多結晶シリコン膜17も酸化されシリ
コン酸化膜21が形成されている。)(図3(c))、
次に、シリコン酸化膜21、第1および第2のシリコン
窒化膜3、19aおよび第1のシリコン酸化膜2を除去
し、素子分離領域20aを形成する(図2(d))。
【0042】上記のように構成された実施例2の半導体
装置は、溝12のサイドウォールとしての第2のシリコ
ン窒化膜19aを形成する異方性エッチングの際のSi
基板1へのダメージおよび第1のシリコン窒化膜3の膜
減り、さらに、Si基板1の熱酸化時の第2のシリコン
窒化膜19aがSi基板1に及ぼす応力は、多結晶シリ
コン膜17はもちろんのこと第2のシリコン酸化膜18
によっても防止しているため、上記実施例1よりバーズ
ビークが一層押さえられ、素子分離領域20aは一層平
坦化される。さらに、Si基板1の熱酸化時に、第2の
シリコン酸化膜18が酸化剤の拡散層として働くため、
多結晶シリコン膜17の酸化がより一層おこりやすくな
り、バーズビークの発生を一層防止している。
【0043】実施例3.図4はこの発明の実施例3にお
ける半導体装置の製造方法を示す断面図である。図4に
基づいて実施例3の半導体装置の製造方法について説明
する。まず、上記実施例1と同様の工程を経て溝12を
形成した後、溝12のSi基板1の露出部を熱酸化し、
例えば40オングストロームの膜厚の第2のシリコン酸
化膜22を形成する。そして、以下、上記実施例1と同
様の工程にて多結晶シリコン膜13および第2のシリコ
ン窒化膜14を順次積層する(図4(a))。次に、異
方性エッチングにて第2のシリコン窒化膜14を溝12
の底部の多結晶シリコン膜13が露出するまでエッチバ
ックし、第2のシリコン酸化膜22および多結晶シリコ
ン膜13を開口部11および溝12のSi基板1の露出
部上に、又、第2のシリコン窒化膜14aを開口部11
および溝12の側壁に残存させる(図4(b))。
【0044】次に、Si基板1の熱酸化を行い素子分離
酸化膜23を形成し(図4(c))、次に、シリコン酸
化膜16、第1および第2のシリコン窒化膜3、14a
および第1のシリコン酸化膜2を除去し、素子分離領域
23aを形成する(図4(d))。
【0045】上記のように構成された実施例3の半導体
装置は、上記実施例2と同様の効果を奏し、さらに、第
2のシリコン酸化膜22はSi基板1の熱酸化時に、多
結晶シリコン膜13を介して進入する酸化剤の拡散層と
しての役割を果たすため、上記実施例2と同様に多結晶
シリコン膜13の酸化がより一層おこりやすくなること
は言うまでもない。
【0046】実施例4.図5はこの発明の実施例4の半
導体装置の製造方法を示す断面図である。図5に基づい
て実施例4の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、上記実施例3と同様の工程を経て、溝12のサイ
ドウォールとしての第2のシリコン窒化膜14aを形成
した後、異方性エッチングにて多結晶シリコン膜13を
溝12の底部の第2のシリコン酸化膜22が露出するま
でエッチバックし、多結晶シリコン膜13aを第2のシ
リコン窒化膜14aの下面にのみ残存させる(図5
(a))。
【0047】次に、Si基板1の熱酸化を行い素子分離
酸化膜24を形成し(図5(b))、次に、第1および
第2のシリコン窒化膜3、14aおよび第1のシリコン
酸化膜2を除去し、素子分離領域24aを形成する(図
5(c))。上記のように構成された実施例4の半導体
装置は、上記各実施例と同様の効果を奏するのはもちろ
んのこと、Si基板1の熱酸化時に第1のシリコン窒化
膜3上にシリコン酸化膜が形成されないので、このシリ
コン酸化膜の除去時に素子分離酸化膜24が除去され膜
減りを生じることなく素子分離領域24aを形成でき、
さらに、溝12の底部に多結晶シリコン膜13が残存し
ないので、この多結晶シリコン膜13の膜厚分素子分離
領域24aの沈み込み量を多く形成することができるた
め、素子分離領域24aの素子分離が一層確実となる。
【0048】実施例5.図6はこの発明の実施例5の半
導体装置の製造方法を示す断面図である。図6に基づい
て実施例5の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、上記実施例3と同様の工程を経て溝12のSi基
板1の露出部上に第2のシリコン酸化膜22を形成す
る。次に、Si基板1上に多結晶シリコン膜を積層し、
異方性エッチングにより多結晶シリコン膜を、溝12の
底部の第2のシリコン酸化膜22が露出するまでエッチ
ングを行い、開口部11および溝12の側壁にサイドウ
ォールとしての多結晶シリコン膜25を形成し、次に、
Si基板1上に第2のシリコン窒化膜を積層し、異方性
エッチングにより第2のシリコン窒化膜を、溝12の底
部の第2のシリコン酸化膜22が露出するまでエッチン
グを行い、多結晶シリコン膜25上にサイドウォールと
しての第2のシリコン窒化膜26を形成する(図6
(a))。
【0049】この第2のシリコン窒化膜の異方性エッチ
ングは、第2のシリコン酸化膜22と高選択性を有する
エッチング条件で行われており、例えばエッチングガス
をCH3FやCH22等のガスを使用し選択性を向上さ
せている。以下、上記各実施例と同様に、Si基板1の
熱酸化を行い素子分離酸化膜27を形成し(図6
(b))、次に、第1および第2のシリコン窒化膜3、
26および第1のシリコン酸化膜2を除去し、素子分離
領域27aを形成する(図6(c))。
【0050】上記のように構成された実施例5の半導体
装置は、溝12のサイドウォールとしての第2のシリコ
ン窒化膜26を形成する際、溝12の底部に第2のシリ
コン酸化膜22を残存させるようにしているため、異方
性エッチング時にSi基板1に例えばイオンなどが導入
しダメージを生じることが防止されるため、素子分離領
域27aの平坦性は向上し、延いては後工程におけるパ
ターニングなどが行いやすくなる。さらに、接合リーク
電流の増加が抑制できる。
【0051】実施例6.図7はこの発明の実施例6の半
導体装置の製造方法を示す断面図である。図7に基づい
て実施例6の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、上記実施例5と同様の工程を経てSi基板1上に
多結晶シリコン膜を積層した後、異方性エッチングによ
り多結晶シリコン膜の上端が開口部11の上面より低く
なるまでエッチングし、残りの開口部11および溝12
の側壁にサイドウォールとしての多結晶シリコン膜28
を形成する(図7(a))。
【0052】以下、上記実施例5と同様に、Si基板1
上に第2のシリコン窒化膜を積層し、異方性エッチング
により第2のシリコン窒化膜を、溝12の底部の第2の
シリコン酸化膜22が露出するまでエッチングを行い、
多結晶シリコン膜28上にサイドウォールとしての第2
のシリコン窒化膜29を形成する(図7(b))。次
に、Si基板1の熱酸化を行い素子分離酸化膜30を形
成し(図7(c))、次に、第1および第2のシリコン
窒化膜3、29および第1のシリコン酸化膜2を除去
し、素子分離領域30aを形成する(図7(d))。
【0053】上記のように構成された実施例6の半導体
装置は上記実施例5と同様の効果を奏するのはもちろん
のこと、溝12のサイドウォールとしての第2のシリコ
ン窒化膜29が第1のシリコン窒化膜3と開口部にて連
なるように形成されているので、Si基板1の熱酸化時
の酸化剤の進入が溝12の底部のみからとなるため、バ
ーズビークの発生を抑制することができる。
【0054】実施例7.上記各実施例ではSi基板1上
に第1のシリコン酸化膜2および第1のシリコン窒化膜
3を積層させる例を示したけれども、これに限られるこ
とはなく、例えば、第1のシリコン酸化膜と第1のシリ
コン窒化膜との間に非単結晶シリコン膜としての多結晶
シリコン膜を形成するようにすれば、バーズビーク長は
第1のシリコン窒化膜の膜厚とそれ以外の膜(ここでは
第1のシリコン酸化膜および多結晶シリコン膜)の膜厚
との比に比例するため、同様のバーズビーク長で形成す
るとしても、第1のシリコン窒化膜の膜厚を多結晶シリ
コン膜の膜厚分厚くすることができ、第1のシリコン窒
化膜のSi基板の熱酸化時のマスクとしての役割より一
層確実にさせることができる。
【0055】実施例8.上記各実施例ではSi基板1上
の第1のシリコン酸化膜2を熱酸化法にて形成する方法
について示したが、CVD法にて形成するようにすれ
ば、熱酸化法にて形成する場合と比較して応力緩和効果
が大きいためより一層効果的である。
【0056】実施例9.上記各実施例ではSi基板1上
に第1のシリコン酸化膜2を形成する例を示したけれど
もこれに限られることはなく、例えばシリコン窒化酸化
膜にて形成するようにしてもよく、このシリコン窒化酸
化膜は、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との間の性質
を有するため、シリコン窒化膜の応力を緩和するととも
に、酸化剤の拡散をシリコン酸化膜より抑制するため、
バーズビーク長を低減できる。
【0057】実施例10.又、Si基板1上の第1のシ
リコン酸化膜2の替わりに、例えばシリコン酸化膜およ
びシリコン窒化酸化膜が順次積層して成る多層膜にて形
成するようにしてもよく、このようにすればSi基板1
への酸化剤の拡散を抑制し、且つ、Si基板1内への窒
素の拡散を抑制するので、固定電荷等の発生が回避で
き、信頼性の高い半導体装置を形成することができる。
【0058】実施例11.上記各実施例では非単結晶シ
リコン膜として多結晶シリコン膜を形成する例を示した
けれども、これに限られることはなく、Si基板より酸
化が支配的となる非単結晶シリコン膜ならいずれでもよ
く、特にアモルファスシリコン膜は膜厚の制御性が優れ
ているためより一層素子分離領域の平坦性の劣化を低減
することができる。
【0059】実施例12.上記各実施例では溝12の側
壁を30度の角度を有するテーパ状に形成する例を示し
たけれども、これに限られることはなく20゜から45
゜の間の角度にて形成すれば、溝の側壁上第2のシリコ
ン窒化膜の盛り上がりが向上できるとともに、微細加工
にも適した溝を形成することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、シリコン基板を所定深さエッチングして溝を形成
し、シリコン基板上に非単結晶シリコン膜、シリコン酸
化膜および第2の耐酸化性膜を順次積層し、異方性エッ
チングにて第2の耐酸化性膜を溝の底部のシリコン酸化
膜が露出するまでエッチバックし、第2の耐酸化性膜を
開口部および溝の側壁上に残存させ、非単結晶シリコン
膜およびシリコン酸化膜を開口部および溝のシリコン基
板露出部上に残存させているので、非単結晶シリコン膜
およびシリコン酸化膜によって、第2の耐酸化性膜エッ
チングの際のシリコン基板へのダメージおよび、第2の
耐酸化性膜がシリコン基板に及ぼす応力が防止されると
ともに、開口部および溝の側壁上において第2の耐酸化
性膜とシリコン基板との間に非単結晶シリコン膜だけで
なくシリコン酸化膜が残存して、シリコン基板の熱酸化
時に、酸化剤の拡散層として働き、非単結晶シリコンの
酸化がより一層おこりやすくなるため、バーズビークの
発生が一層防止され、素子間分離領域はより一層平坦化
された半導体装置の製造方法を提供することができる。
【0061】又、請求項2に係る発明によれば、シリコ
ン基板を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコ
ン基板露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板
上に非単結晶シリコン膜および第2の耐酸化性膜を順次
積層し、異方性エッチングにて第2の耐酸化性膜を溝の
底部の非単結晶シリコン膜が露出するまでエッチバック
し、第2の耐酸化性膜を開口部および溝の側壁上に残存
させ、非単結晶シリコン膜を開口部および溝のシリコン
酸化膜上に残存させ、シリコン酸化膜を溝のシリコン基
板露出部に残存させているので、非単結晶シリコン膜お
よびシリコン酸化膜によって、第2の耐酸化性膜エッチ
ングの際のシリコン基板へのダメージおよび、第2の耐
酸化性膜がシリコン基板に及ぼす応力が防止されるとと
もに、開口部および溝の側壁上において第2の耐酸化性
膜とシリコン基板との間に非単結晶シリコン膜だけでな
くシリコン酸化膜が残存して、シリコン基板の熱酸化時
に、酸化剤の拡散層として働き、非単結晶シリコンの酸
化がより一層おこりやすくなるため、バーズビークの発
生が一層防止され、素子間分離領域はより一層平坦化さ
れた半導体装置の製造方法を提供することができる。
【0062】
【0063】又、請求項3に係る発明によれば、シリコ
ン基板を所定深さエッチングし溝を形成し、溝のシリコ
ン基板露出部にシリコン酸化膜を形成し、シリコン基板
上に非単結晶シリコン膜を積層し、異方性エッチングに
て非単結晶シリコン膜を溝の底部のシリコン酸化膜が露
し、かつ、第1の膜の開口部の上面より非単結晶シリ
コン膜の上面が低くなる位置までエッチバックし、非単
結晶シリコン膜を開口部および溝の側壁上に残存させ、
シリコン基板上に第2の耐酸化性膜を積層し、異方性エ
ッチングにて第2の耐酸化性膜を溝の底部のシリコン酸
化膜が露出するまでエッチバックし、第2の耐酸化性膜
を、開口部にて第1の耐酸化性膜と連なるように開口部
および溝の側壁上に残存させ、又、シリコン酸化膜を、
溝のシリコン基板露出部上に残存させているので、シリ
コン酸化膜によって、第2の耐酸化性膜エッチングの際
のシリコン基板へのダメージが防止され、非単結晶シリ
コン膜およびシリコン酸化膜によって、第2の耐酸化性
膜がシリコン基板に及ぼす応力が防止されるとともに、
開口部および溝の側壁上において第2の耐酸化性膜とシ
リコン基板との間に非単結晶シリコン膜だけでなくシリ
コン酸化膜が残存して、シリコン基板の熱酸化時に、酸
化剤の拡散層として働き、非単結晶シリコンの酸化がよ
り一層おこりやすくなるため、バーズビークの発生が一
層防止され、素子間分離領域はより一層平坦化された半
導体装置の製造方法を提供することができる。さらに、
非単結晶シリコン膜のエッチバックを、第1の膜の開口
部の上面より非単結晶シリコン膜の上面が低くなる位置
まで行い、第1の耐酸化性膜と第2の耐酸化性膜とが開
口部にて連なるように形成するようにしたので、シリコ
ン基板の熱酸化時の酸化剤の拡散が溝の底部からのみと
なるため、バーズビークの発生がより一層抑制された半
導体装置の製造方法を提供することができる。
【0064】
【0065】又、請求項4に係る発明によれば、第1の
膜は、シリコン基板表面上に接して形成されたシリコン
窒化酸化膜を含み、シリコン窒化酸化膜は、第1の耐酸
化性膜がシリコン基板に及ぼす応力を緩和するため、シ
リコン基板に結晶欠陥を生じることのない半導体装置の
製造方法を提供することができる。
【0066】又、請求項5に係る発明によれば、第1の
膜は、シリコン基板表面上に化学蒸着法によって形成さ
れたシリコン酸化膜を含み、化学蒸着法にて形成された
シリコン酸化膜は、第1の耐酸化性膜がシリコン基板に
及ぼす応力を確実に緩和するため、素子分離領域がより
一層平坦化されるとともにシリコン基板に結晶欠陥を生
じることのない半導体装置の製造方法を提供することが
できる。
【0067】又、請求項6に係る発明によれば、第1の
膜をシリコン基板と接する側からシリコン酸化膜、シリ
コン窒化酸化膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて
形成するようにしたので、第1の膜のシリコン酸化膜お
よびシリコン窒化酸化膜の多層膜は、シリコン基板への
酸化剤の拡散を抑制し、且つ、シリコン基板内への窒素
の拡散を抑制するため、固定電荷等の発生が回避でき、
信頼性の高い半導体装置を得ることができる半導体装置
の製造方法を提供することができる。
【0068】又、請求項7に係る発明によれば、第1の
膜をシリコン基板と接する側からシリコン酸化膜、非単
結晶シリコン膜、および第1の耐酸化性膜の多層膜にて
形成するようにしたので、第1の耐酸化性膜の膜厚を非
単結晶シリコン膜の膜厚分厚くすることができ、熱酸化
時に第1の耐酸化性膜のマスクとしての役割をより一層
確実にさせることができる。
【0069】又、請求項8に係る発明によれば、第1の
膜のシリコン酸化膜を化学蒸着法にて形成するようにし
たので、化学蒸着法にて形成されたシリコン酸化膜は、
第1の耐酸化性膜がシリコン基板に及ぼす応力を確実に
緩和するため、素子分離領域がより一層平坦化されると
ともにシリコン基板に結晶欠陥を生じることのない半導
体装置の製造方法を提供することができる。
【0070】又、請求項9に係る発明によれば、第1の
耐酸化性膜又は第2の耐酸化性膜をシリコン窒化膜にて
形成するようにしたので、シリコン基板の溝の底部以外
の箇所の酸化を確実に防止する半導体装置の製造方法を
提供することができる。
【0071】又、請求項10に係る発明によれば、非単
結晶シリコン膜を多結晶シリコン膜又はアモルファスシ
リコン膜にて形成するようにしたので、多結晶シリコン
膜又はアモルファスシリコン膜は、第1又は第2の耐酸
化性膜がシリコン基板に及ぼす応力を確実に緩和するた
め、素子分離領域がより一層平坦化されるとともにシリ
コン基板に結晶欠陥を生じることのない半導体装置の製
造方法を提供することができる。
【0072】又、請求項11に係る発明によれば、シリ
コン基板の溝の側壁を、シリコン基板の上面に対して垂
直方向に立てた法線に対して20度から45度の角度を
有するように形成するようにしたので、溝の側壁の第2
の耐酸化性膜が盛り上がりやすくなるので、素子分離領
域がより一層平坦化される半導体装置の製造方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1における半導体装置の製
造工程における一工程を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1における半導体装置の製
造工程における一工程を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例2における半導体装置の製
造工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例3における半導体装置の製
造工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例4における半導体装置の製
造工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例5における半導体装置の製
造工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例6における半導体装置の製
造工程を示す断面図である。
【図8】 従来の半導体装置の製造工程における一工程
を示す断面図である。
【図9】 従来の半導体装置の製造工程における一工程
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板、2 第1のシリコン酸化膜、3 第1の
シリコン窒化膜、11 開口部、12 溝、13,1
7,25,28 多結晶シリコン膜、14,14a,1
9,19a,26,29 第2のシリコン窒化膜、15
a,20a,23a,24a,27a,30a 素子分
離領域、18,22 第2のシリコン酸化膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 舞子 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (56)参考文献 特開 昭60−64446(JP,A) 特開 平5−182956(JP,A) 特開 平2−304927(JP,A) 特開 昭60−62135(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上に最上面が第1の耐酸化
    性膜から成る第1の膜を積層し、上記第1の膜に上記シ
    リコン基板の上面の一部が露出する開口部を形成した
    後、上記開口部にて露出された上記シリコン基板を所定
    深さエッチングし溝を形成する工程と、上記シリコン基
    板上に非単結晶シリコン膜、シリコン酸化膜および第2
    の耐酸化性膜を順次積層する工程と、異方性エッチング
    にて上記第2の耐酸化性膜を上記溝の底部の上記シリコ
    ン酸化膜が露出するまでエッチバックし、上記第2の耐
    酸化性膜を上記開口部および上記溝の側壁上に残存さ
    せ、上記非単結晶シリコン膜および上記シリコン酸化膜
    を上記開口部および上記溝の上記シリコン基板露出部上
    に残存させる工程と、上記第1および第2の耐酸化性膜
    をマスクとして上記シリコン基板を熱酸化し素子間分離
    領域を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板上に最上面が第1の耐酸化
    性膜から成る第1の膜を積層し、上記第1の膜に上記シ
    リコン基板の上面の一部が露出する開口部を形成した
    後、上記開口部にて露出された上記シリコン基板を所定
    深さエッチングし溝を形成する工程と、上記溝の上記シ
    リコン基板露出部にシリコン酸化膜を形成する工程と、
    上記シリコン基板上に非単結晶シリコン膜および第2の
    耐酸化性膜を順次積層する工程と、異方性エッチングに
    て上記第2の耐酸化性膜を上記溝の底部の上記非単結晶
    シリコン膜が露出するまでエッチバックし、上記第2の
    耐酸化性膜を上記開口部および上記溝の側壁上に残存さ
    せ、上記非単結晶シリコン膜を上記開口部および上記溝
    の上記シリコン酸化膜上に残存させ、上記シリコン酸化
    膜を上記溝の上記シリコン基板露出部に残存させる工程
    と、上記第1および第2の耐酸化性膜をマスクとして上
    記シリコン基板を熱酸化し素子間分離領域を形成する工
    程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン基板上に最上面が第1の耐酸化
    性膜から成る第1の膜を積層し、上記第1の膜に上記シ
    リコン基板の上面の一部が露出する開口部を形成した
    後、上記開口部にて露出された上記シリコン基板を所定
    深さエッチングし溝を形成する工程と、上記溝の上記シ
    リコン基板露出部にシリコン酸化膜を形成する工程と、
    上記シリコン基板上に非単結晶シリコン膜を積層し、異
    方性エッ チングにて上記非単結晶シリコン膜を上記溝の
    底部の上記シリコン酸化膜が露出し、かつ、上記第1の
    膜の開口部の上面より上記非単結晶シリコン膜の上面が
    低くなる位置までエッチバックし、上記非単結晶シリコ
    ン膜を上記開口部および上記溝の側壁上に残存させる工
    程と、上記シリコン基板上に第2の耐酸化性膜を積層
    し、異方性エッチングにて上記第2の耐酸化性膜を上記
    溝の底部の上記シリコン酸化膜が露出するまでエッチバ
    ックし、上記第2の耐酸化性膜を、上記開口部にて上記
    第1の耐酸化性膜と連なるように上記開口部および上記
    溝の側壁上に残存させ、上記シリコン酸化膜を上記溝の
    上記シリコン基板露出部上に残存させる工程と、上記第
    1および第2の耐酸化性膜をマスクとして上記シリコン
    基板を熱酸化し素子間分離領域を形成する工程とを備え
    たことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1の膜は、シリコン基板表面上に接し
    て形成されたシリコン窒化酸化膜を含むことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1の膜は、シリコン基板表面上に化学
    蒸着法によって形成されたシリコン酸化膜を含むことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1の膜をシリコン基板と接する側から
    シリコン酸化膜、シリコン窒化酸化膜、および第1の耐
    酸化性膜の多層膜にて形成することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 第1の膜をシリコン基板と接する側から
    シリコン酸化膜、非単結晶シリコン膜、および第1の耐
    酸化性膜の多層膜にて形成することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 第1の膜のシリコン酸化膜を化学蒸着法
    にて形成することを特徴とする請求項6または請求項7
    のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の耐酸化性膜又は、第2の耐酸化性
    膜をシリコン窒化膜にて形成することを特徴とする請求
    項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 非単結晶シリコン膜を多結晶シリコン
    膜又はアモルファスシリコン膜にて形成することを特徴
    とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の
    半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 シリコン基板の溝の側壁を、上記シリ
    コン基板の上面に対して垂直方向に立てた法線に対して
    20度から45度の角度を有するように形成することを
    特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法。
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