JP3421734B2 - 交点固定型のフロアパネル支持装置及びフリーアクセスフロア - Google Patents

交点固定型のフロアパネル支持装置及びフリーアクセスフロア

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JP3421734B2 JP27767396A JP27767396A JP3421734B2 JP 3421734 B2 JP3421734 B2 JP 3421734B2 JP 27767396 A JP27767396 A JP 27767396A JP 27767396 A JP27767396 A JP 27767396A JP 3421734 B2 JP3421734 B2 JP 3421734B2
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修 藤井
正雄 酒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物のコンクリ
ート床面等の上にフリーアクセスフロアを構築するため
に使用される交点固定型のフロアパネル支持装置と、前
記支持装置を使用して構築されるフリーアクセスフロア
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、フリーアクセスフロア及びフロア
パネル支持装置は種々の形式、構造が公知に属する。例
えば図5は交点固定型の支持装置Aで各フロアパネルB
の四隅が支持されたフリーアクセスフロアの平面図を示
している。そして、図6と図7は従来のフロアパネル支
持装置AとフロアパネルBとが関係する構造の詳細を示
している。このフロアパネル支持装置Aは、垂直な支柱
aの上部にパネル受板bが高さを調節可能に略水平に設
けられ,前記パネル受板bの上面には緩衝作用と騒音防
止を目的としたゴムプレートcが敷設され、更にその上
に平面的に見ると十字形状のパネルセパレータdが載置
されている。パネルセパレータdはフロアパネルBを敷
設する方向性の目安となるもので、通例は硬質の合成樹
脂で成形されている。パネル受板bの中心部にコアeが
立ち上げられ、その中心部にネジ孔fが設けられてい
る。
【0003】一方、鋼板の加工品、組み立て品として製
造された金属製のフロアパネルBは、底面gの四隅の角
部が,前記パネルセパレータdの十字形状が形成する4
個の直角凹部の間へ載せ架けられ(図7)、パネル天板
の角部hは前記ネジ孔fへねじ込まれた止めネジjの頭
部で締め付け固定されている(図6)。なお、図6に示
した例の場合、パネル受板bの高さの調整は、支柱aの
雄ねじへねじ込まれた平板状のストッパmを回転しネジ
運動で昇降させることによって行い、このストッパmの
上に載せたパネル受板bの高さを上下に調整する構成で
ある。支柱aの下部構造を具体的に図示することは省略
したが、例えば図1に示した例のように、コンクリート
床の上に接着剤で固定されるベース板の上に溶接等の手
段で固着して垂直に立てられている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】図6と図7に示した
従来のフリーアクセスフロアおよびフロアパネル支持装
置の場合は、パネル相互のこすれ音の発生、パネル
の変形量の大きさ、パネルの水平なずり動きや潜り込
みの発生、パネルのガタツキ音、等々の解決が施工上
の品質、精度上の大きな問題点とされている。
【0005】更に具体的に説明すると、従来技術では隣
接するフロアパネルB,B相互の縁辺は、図7に示した
ようにぴったり密着した状態に敷設されている。従っ
て、各フロアパネルBの上を人や物が移動する度に、縁
辺同士のこすれ音、きしみ音が発生して耳障りな騒音源
となることが重大な解決課題になっている。また、前記
したように隣接するフロアパネルB,Bの縁辺同士を密
着させているにも関わらず、ゴムプレートcの上へ載せ
架けたフロアパネルの底面gの角部は,これを図7のよ
うに平面的に見ると、直角2辺はともにパネルセパレー
タdの側面(土手)との間に数mm程度の隙間Sを有する
構成である。このため、フロアパネルBに人の歩行、地
震等により水平力が作用すると、比較的簡単に前記隙間
Sの限度にずり動く。その結果、パネルの縁辺に食い違
いを生じて、一方が他方の下へ潜り込む事例が往々に発
生して、見た目に悪く、また、歩行や物の移動に支障を
来すことがある。
【0006】次に、フロアパネルBのパネル天板の四隅
の角部hは、図6に示したように、ネジ孔fへねじ込ま
れた止めネジjの頭部で締め付けられ固定される。しか
し、同パネル天板の角部hは直下のコアeの頂面との間
に隙間Tを有する。このため止めネジjは単純な両端支
持梁の支点Dよりも先端側を下向きに押しているに等し
い条件である。このため、フロアパネルBの四隅位置を
固定する交点固定型の支持装置とは言っても、完全固定
の条件には程遠く、パネル天板の角部hを止めネジjで
強力に下向きに押さえ付けた反動として、フロアパネル
Bの対角線方向の中央及び直角2辺の縁辺の中央に上向
きに反る撓み乃至応力が発生する。前記のような支持状
態のフロアパネルBの上を人が歩行し又は運搬車が走行
する時は上下の変形(又は振動)を伴い、ギシギシとが
たつき易い。
【0007】同様に、交点固定型の支持装置とは言って
も、止めネジjによる固定は単純な両端支持梁の支点D
よりも先端側を下向きに押している条件に近いため、人
や物による上載荷重に起因してフロアパネルBの対角線
方向及び直角2辺の縁辺方向に発生する撓み変形の拘束
効果は割合に低い。このため対角線方向の最大撓みは2
mm、直角2辺の縁辺方向に発生する最大撓みは2.5mm
と定められた撓みの規格をクリヤーする手段としては、
フロアパネルの平面寸法を小さくする(支点間距離を小
さくする)とか、パネルを構成する鋼板の厚さを大きく
する、等々の不経済な手法を採用するほかないことも問
題である。
【0008】その他、図6の支持装置の場合は、フロア
パネルBを直接受け止めるゴムプレートcが経時的に圧
縮変形(経年変形)を生じ、床工事の時は正確な納まり
であっても、少し時間が経つと沈下してガタを生ずると
か、ゴムプレートcが絶縁性であるとOA機器に有害な
静電気のアースがとれないから、高価でも導電性ゴム材
をゴムプレートに使用せざるを得ない等々の問題点もあ
る。
【0009】更に、図6の支持装置の場合は、金属製の
パネル受板bの上にゴムプレートc及びパネルセパレー
タdを載せただけの構成であるため、フロアパネルBが
ガタついたり振動する度にパネル受板b及びストッパm
が次第に回転し、結局その高さ位置が次第に下がってガ
タつきが大きくなる。あるいは前述の様に支柱aに対す
るパネル受板b及びストッパmの取付け状態が緩いた
め、パネル受板bの上に敷設したゴムプレートcの上に
固定して支持されるフロアパネルBがパネル受板bの傾
斜に倣って不陸を生じ、施工精度が良くないと言う問題
点もあった。
【0010】従って、本発明の目的は、施工上の品質、
精度を確保する上で大きな問題点とされている、パネ
ル相互のこすれ音の発生、パネルの変形量の大きさ、
パネルのずり動きや潜り込みの発生、パネルのガタ
ツキ音、等々の問題を全て合理的に解決した交点固定型
フロアパネルの支持装置及びフリーアクセスフロアを提
供することである。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載した発明に係る交点固
定型のフロアパネル支持装置は、 垂直な支柱の上部に高
さの調節が可能に略水平に設けられたパネル受板と、前
記パネル受板の上面に設けられた平面的に見て十字形状
のパネルセパレータは各々金属製であり一体的に接合さ
れていると共に、前記パネルセパレータを平面的に見て
前記十字形状が形成する4個の直角凹部がフロアパネル
の底面の四隅の角部と同大、同形状で該フロアパネルの
水平方向の動きを拘束するように形成されており、パネ
ル受け面からパネルセパレータの頂面までの高さが同フ
ロアパネルの底面からパネル天板の下面までの高さと同
一に形成されていること、前記パネルセパレータを平面
的に見た中心部にネジ孔が設けられ、該ネジ孔の外周部
分に段状に凹んだ凹部が形成されていること、金属製の
フロアパネルの四隅には、前記凹部を平面的に見て略四
等分した形状で、且つ前記パネルセパレータの頂面から
前記凹部に沿って密着する断面形状に板材を曲げ成形し
た被固定部が設けられており、該被固定部が前記ネジ孔
へねじ込まれた止めネジの頭部で締め付け固定されるこ
と、をそれぞれ特徴とする。
【0013】更に、請求項に記載した発明に係るフリ
ーアクセスフロアは、支持装置の垂直な支柱の上部に高
さの調節が可能に略水平に設けられたパネル受板と、前
記パネル受板の上面に設けられた平面的に見て十字形状
のパネルセパレータとが各々金属製とされ一体的に接合
されており、前記パネルセパレータを平面的に見て前記
十字形状が形成する4個の直角凹部がフロアパネルの底
面の四隅の角部と同大、同形状で該フロアパネルの水平
方向の動きを拘束するように形成されており、パネル受
け面からパネルセパレータの頂面までの高さが同フロア
パネルの底面からパネル天板の下面までの高さと同一に
形成されており、前記パネルセパレータを平面的に見た
中心部にネジ孔が設けられ、該ネジ孔の外周部分に段状
に凹んだ凹部が形成されていること、金属製のフロアパ
ネルの四隅には、前記パネルセパレータの凹部を平面的
に見て略四等分した形状で、且つ前記パネルセパレータ
の頂面から前記凹部に沿って密着する断面形状に板材を
曲げ成形した被固定部が設けられており、該被固定部が
前記ネジ孔へねじ込まれた止めネジの頭部で締め付け固
定されており、隣接するフロアパネル相互間の縁辺には
全周にわたり若干の隙間が設けられていること、をそれ
ぞれ特徴とする。
【0014】
【発明の実施形態及び実施例】請求項1記載の発明に係
る交点固定型のフロアパネル支持装置は、図1と図2に
示したように、垂直な支柱1の上部に高さの調節が可能
に略水平に設けられたパネル受板2と、前記パネル受板
2の上面に設けられた、平面的に見て十字形状のパネル
セパレータ3とが一体的に接合されている。従って、パ
ネルセパレータ3がその上に載架されたフロアパネルB
によって回転を阻止される関係上、ひいてはパネル受板
2も回転不可である。よって、ネジ機構を採用した高さ
調節手段であっても、経時的にパネル受板2の高さ位置
が変化することは決してない。
【0015】前記パネルセパレータ3を図2のように平
面的に見た中心部にネジ孔4が設けられ、該ネジ孔の外
周部分には同心円状に約2mm程度段状に凹んだ円形の凹
部5が直径18mm位の大きさに形成されている。一方、
鋼板の加工品、組み立て品として製作された金属製のフ
ロアパネルBの四隅には,前記凹部5を平面的に見て略
四等分した形状で、且つ前記パネルセパレータ3の頂面
3aから前記凹部5に沿って密着する断面形状(図1の
左側半分の断面形状を参照)に鋼板を曲げ成形した被固
定部6が設けられている(図3及び図4も参照)。要す
るに、前記構成の支持装置の上に載架されるフロアパネ
ルBは、その四隅の前記被固定部6が前記凹部5に沿っ
て密着する状態に入れ込まれる。そして、ネジ孔4へね
じ込まれた止めネジ7の頭部で締め付け固定して支持さ
れる。
【0016】その結果は図1から明らかなように、フロ
アパネルBの四隅の被固定部6は、パネルセパレータ3
の頂面3aから前記凹部5に沿って密着する、所謂全面
的なメタルタッチによる固定、支持状態であり、且つ凹
部5内へ入れ込まれた被固定部6には段差に起因するダ
ボ効果(支圧効果)、拘束効果が発生する。従って、止
めネジ7を強力に締めつけるほどに完全な固定作用が発
揮される。よって、前記の固定作用が原因でフロアパネ
ルBの対角線方向、或いは直角2辺の縁辺方向に有害な
撓み等を招来する心配は決してなく、また、決してずり
動かない程度に強力に固定できる。
【0017】更に、請求項2に記載した発明に係る交点
固定型のフロアパネル支持装置のように、パネル受板2
とパネルセパレータ3とを各々鋼板のプレス加工品とし
て製作し、両者を溶接、ネジ止め等の手段で一体的に接
合すると共に、前記パネルセパレータ3を図2のように
平面的に見た前記十字形状が形成する4個の直角凹部
を、フロアパネルBの底面gの四隅の角部と同大、同形
状に構成すると、フロアパネルBを単に支持装置の上へ
載架するだけの作業で、図2に示したように底面gの直
角2辺がパネルセパレータ3の側面(土手)に密着して
水平方向には決して動きようのない敷設状態に位置が確
定(拘束)される。つまり、パネルセパレータ3は、そ
の上に敷設するフロアパネルBの位置決め機能と拘束機
能を発揮する。
【0018】従って、請求項3に記載した発明のよう
に、隣接するフロアパネル相互間の縁辺に一例として
0.5〜0.6mm程度の微小な隙間k(図2参照)を設
けると、この隙間は恒久的に保持される。そして、前記
の隙間kを設けたことにより、フロアパネルBが仮に人
の歩行や物の移動に伴って上下に振動しても、所謂こす
れ音は決して発生しないのである。
【0019】次にまた、請求項2に記載した発明のよう
に、パネル受け面12(図1の場合、パネル受け面はパ
ネルセパレータ2の前記十字形状が形成する4個の直角
凹部の底面である。)から、パネルセパレータの頂面3
aまでの高さH1 (本実施例では約17.5mm)が、同
フロアパネルBの底面gからパネル天板の下面n(図4
参照)までの高さH2 (図4)と同一に形成されている
ので、フロアパネルBの底面gもまたパネル受け面12
と全面的にメタルタッチの載置状態となる。つまり、前
記フロアパネルBの四隅の被固定部6がパネルセパレー
タ3の頂面3aから前記凹部5に沿って密着する全面的
なメタルタッチの状態が、底面gとパネル受け面12と
の載置部分にまで及ぶのである。
【0020】従って、止めネジ7が被固定部を締め付
け固定すると、その締め付け力はフロアパネルBの底面
gをパネル受け面12へ押しつけて固定する作用力とし
ても働く。つまり、パネル受け面12の外縁までがフロ
アパネルBの固定支点の範囲とみなし得る条件となり、
フロアパネルBの支点間距離はパネル受け面12の半径
の大きさだけ実質短縮されることになる。よって、所謂
周知の「曲げの式」から導かれるようにフロアパネルB
の撓みの低減に有利であり、フロアパネルの寸法を短縮
したり、鋼板の厚さ大きくするよりも遙に有益な撓みの
軽減が達成される。
【0021】なお、図1の実施例においては、パネル受
板2の下部にナット10が溶接等の手段で固定され、該
ナット10が支柱1として使用したボルトのネジ部にね
じ込まれ、同ナット10を回すことによってパネル受板
2の高さの調節が可能に構成されている。上述したよう
に、パネル受板2は、その上に載架されたフロアパネル
Bの底面gの角部によって回転を阻止されるから、前記
ナット10の回り止めも必要ない。支柱1は鋼板を加工
したベースプレート11の上に溶接又はカシメ加工等の
手段で固定して垂直に立てられている。ベースプレート
11はフリーアクセスフロアを構築するべきコンクリー
ト床の上に接着剤等を使用してその位置が固定される。
【0022】図1に示したパネルセパレータ3は、パネ
ル受け面12と一体成形されているが、この限りではな
く、パネル受け面を有さず、平面形状を単なる十字形状
とし、フロアパネルBの底面gはパネル受板2の上面で
直接支持する構成で実施することもできる。
【0023】
【本発明が奏する効果】本願発明に係る交点固定型フロ
アパネルの支持装置及び同支持装置を使用して構築され
たフリーアクセスフロアは、施工上の品質、精度を確保
する上で重大な課題とされる、パネル相互のこすれ音
の発生、パネルの変形量の大きさ、パネルのずり動
きや潜り込みの発生、パネルのガタツキ音、等々の問
題を全てを合理的に解決したので、施工が簡単で能率が
よく、また、使い勝手、使い心地の良いフリーアクセス
フロアを提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支持装置の使用状態を図2の1−
1線矢視の方向に半分切断して示した断面図である。
【図2】図1の支持装置の平面図である。
【図3】本発明に適用されるフロアパネルの角部の平面
図である。
【図4】図3の4−4線矢視の断面図である。
【図5】フリーアクセスフロアの平面図である。
【図6】従来の支持装置の使用状態を図7の6−6線矢
視の方向に切断して示した断面図である。
【図7】図6の支持装置の平面図である。
【符号の説明】
B フロアパネル A 支持装置 1 支柱 2 パネル受板 3 パネルセパレータ 4 ネジ孔 5 凹部 6 被固定部 7 止めネジ g フロアパネルの底面 3a パネルセパレータの頂面 n パネル天板の下面 k 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 良二 東京都江戸川区中葛西7−7−4 (56)参考文献 特開 平7−269077(JP,A) 特開 平7−269076(JP,A) 特開 平3−55356(JP,A) 特開 平6−10488(JP,A) 特開 平5−332002(JP,A) 実開 昭63−5141(JP,U) 特公 平6−39839(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 603

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フリーアクセスフロアを形成するフロアパ
    ネルの四隅の交点を締め付け固定して支持する交点固定
    型の支持装置において、 垂直な支柱の上部に高さの調節が可能に略水平に設けら
    れたパネル受板と、前記パネル受板の上面に設けられた
    平面的に見て十字形状のパネルセパレータは各々金属製
    であり一体的に接合されていると共に、前記パネルセパ
    レータを平面的に見て前記十字形状が形成する4個の直
    角凹部がフロアパネルの底面の四隅の角部と同大、同形
    で該フロアパネルの水平方向の動きを拘束するように
    形成されており、パネル受け面からパネルセパレータの
    頂面までの高さが同フロアパネルの底面からパネル天板
    の下面までの高さと同一に形成されていること、 前記パネルセパレータを平面的に見た中心部にネジ孔が
    設けられ、該ネジ孔の外周部分に段状に凹んだ凹部が形
    成されていること、 金属製のフロアパネルの四隅には、前記凹部を平面的に
    見て略四等分した形状で、且つ前記パネルセパレータの
    頂面から前記凹部に沿って密着する断面形状に板材を曲
    げ成形した被固定部が設けられており、該被固定部が前
    記ネジ孔へねじ込まれた止めネジの頭部で締め付け固定
    されること、をそれぞれ特徴とする交点固定型フロア
    パネル支持装置。
  2. 【請求項2】フロアパネルの四隅の交点が交点固定型の
    支持装置にて支持されているフリーアクセスフロアにお
    いて、 支持装置の垂直な支柱の上部に高さの調節が可能に略水
    平に設けられたパネル受板と、前記パネル受板の上面に
    設けられた平面的に見て十字形状のパネルセパレータと
    が各々金属製とされ一体的に接合されており、前記パネ
    ルセパレータを平面的に見て前記十字形状が形成する4
    個の直角凹部がフロアパネルの底面の四隅の角部と同
    大、同形状で該フロアパネルの水平方向の動きを拘束す
    るように形成されており、パネル受け面からパネルセパ
    レータの頂面までの高さが同フロアパネルの底面からパ
    ネル天板の下面までの高さと同一に形成されており、前
    記パネルセパレータを平面的に見た中心部にネジ孔が設
    けられ、該ネジ孔の外周部分に段状に凹んだ凹部が形成
    されていること、 金属製のフロアパネルの四隅には、前記パネルセパレー
    タの凹部を平面的に見て略四等分した形状で、且つ前記
    パネルセパレータの頂面から前記凹部に沿って密着する
    断面形状に板材を曲げ成形した被固定部が設けられてお
    り、該被固定部が前記ネジ孔へねじ込まれた止めネジの
    頭部で締め付け固定されており、隣接するフロアパネル
    相互間の縁辺には全周にわたり若干の隙間が設けられて
    いること、をそれぞれ特徴とするフリーアクセスフロ
    ア。
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