JPH076327Y2 - 二重床構造 - Google Patents

二重床構造

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JPH076327Y2
JPH076327Y2 JP7292889U JP7292889U JPH076327Y2 JP H076327 Y2 JPH076327 Y2 JP H076327Y2 JP 7292889 U JP7292889 U JP 7292889U JP 7292889 U JP7292889 U JP 7292889U JP H076327 Y2 JPH076327 Y2 JP H076327Y2
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panel
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recess
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JP7292889U
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陽英 政田
秀康 甲斐
浩一 徳田
和久 新村
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子計算機やオフィスオートメーション機器等
を設置する部屋に施工され、基礎床面上に浮床を支持し
た二重床構造、更に詳しくはその二重床構造における支
持金具構造に関するものである。
[従来技術] 従来、二重床構造としては、例えば第6図に示すものが
知られている。この先行技術は、基礎床面に立設した支
持金具(a2)上部の平板状の台座(3)にスペーサー
(9)を介して床パネル(a1)を載承することにより、
基礎床面(図示せず)上に浮床(A)を支持したもので
ある。
[考案が解決しようとする問題点] 前述する従来の二重床構造では床パネル(a1)のコーナ
ーに亀裂が発生したり、同コーナーが破壊される事例が
長期的使用によって発生する。
これは、板状の台座(3)の強度に自ずと限界があり、
床パネル(a1)に掛かる重量で台座(3)が、一体化さ
れた高さ調整用のナット(10)回りから傾斜状に折曲変
形して支持面積が縮小され、縮小された台座(3)部分
で床パネル(a1)の支持が継続されてコーナーの局部に
部分的に疲労が蓄積される結果、生じるものと推測され
る。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は支持強度が高く床パネルの耐久性を向上で
きる二重構造を提供することにある。
[技術的手段] 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、上面をパ
ネル載せ面とする補強リブが台座周縁に立上形成され、
基礎床面に立設された支持金具と、上記台座において補
強リブに囲まれた凹所底に載置され、その凹所底とパネ
ル載せ面との高さ寸法よりも若干肉厚に形成された弾力
性を具備するパネルクッション材と、上記凹所底の4隅
を切起こしてパネルクッション材上に貫通突出する位置
決め用突起と、その位置決め用突起を挿入してパネルク
ッション材に載承した状態で位置決めされた床パネルと
で構成したことである。
[作用] (1)台座周縁に、上面をパネル載せ面とする補強リブ
が立上形成されたことによって、台座に補強構造が備え
られ強化される。従って、浮床を構成する床パネルに重
量が掛り、パネルクッション材を圧潰して床パネルがパ
ネル載せ面で支持されても、台座の折曲変形が防止され
る。
(2)台座上の床パネル4枚の4隅部分に重量が掛って
もパネルクッション材で吸収し、衝撃が緩和される。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
(1)浮床の床パネルに重量が掛っても台座に補強構造
が備えられ強化されているから、台座の折曲変形が防止
され、床パネルは補強リブの上面のパネル載せ面全面で
支持される。
従って、先行技術のように支持面積が縮小せず所定の広
い支持面積で床パネルのコーナーを支持でき、コーナー
の局部に部分的に疲労が蓄積してコーナーに亀裂が生じ
たり、同コーナーを破壊することがなく、床パネルの耐
久性を向上できる。(2)衝撃を弾力性を有するパネル
クッション材で受けて、間接的に凹所底に伝えるように
しているため、その緩衝性で衝撃を緩和して足に伝わる
反力を小さく抑え、歩行感が非常に良くなる。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の二重床構造、更に詳しくは浮床
(A)を構成する床パネル(a1)を支持した状態を示し
ている。
二重床構造で用いられる支持金具(a2)は、座部(1)
から立設した螺体(2)に対して高さ調整可能に螺合す
る台座(3)、その台座(3)周縁から立上形成した補
強リブ(3a),台座(3)4隅から切起こした位置決め
用突起(3b)からなっている。
座部(1)は基礎床面(B)に固定され、その中央から
は螺体(2)が立設されている。
台座(3)は厚みを3mm程度とする金属板材、例えば鋼
材を用いて平面形状が略正方形に形成され、下面中央に
上記螺体(2)の上端が螺合する長尺なナット(3c)を
一体的に有し、周縁全縁に上面を7mm程度幅の水平なパ
ネル載せ面(100)とする3mm程度の高さの補強リブ(3
a)を立上形成し、この補強リブ(3a)の立上によりこ
の台座(3)は、受皿形状になっており、この台座
(3)にパネルクッション材(4)が載置されている。
パネルクッション材(4)は合成樹脂等であって弾力性
を有する材料によって成形され、補強リブ(3a)を立上
ることによって自動的に形成された凹所(3d)の底(3
d′)に載置された厚肉部(4a)と、その厚肉部(4a)
上端側周面から鍔状に突出し上記パネル載せ面(100)
に載置される薄肉部(4b)とからなっている。
薄肉部(4b)は1mm程度の厚みである。
厚肉部(4a)は凹所(3d)の底(3d′)と上記薄肉部
(4b)上面との高さ寸法よりも若干肉厚に形成されてい
る。
この厚肉部(4a)は詳細には凹所(3d)の底(3d′)に
載置した状態において上面が薄肉部(4b)の上面よりも
0,4〜0,6mm高いレベルに位置する程度の肉厚に形成され
ている。
図面においては厚肉部(4a)の上面を螺体(2)におけ
る軸芯の延長線上を頂点とする湾曲形状に形成している
が、厚肉部(4a)の上面は平面であっても任意である。
また、厚肉部(4a)と薄肉部(4b)とからなるこのパネ
ルクッション材(4)は、後述する位置決め用突起(3
b)を上方へ突出させる為の位置決め孔(5)を、凹所
(3d)上に位置する薄肉部(4b)の4コーナーに開孔
し、この位置決め孔(5)内に位置決め用突起(3b)を
挿通させることによって厚肉部(4a)が凹所(3d)内
に、薄肉部(4b)が補強リブ(3a)のパネル載せ面(10
0)の夫々載置させた状態で位置決めされている。
位置決め用突起(3b)は、凹所底(3d′)の四隅に切り
起され、上記位置決め孔(5)を挿通してパネルクッシ
ョン材(4)からその一部が突出するようになってい
る。
床パネル(a1)は、その四隅に裏面から凹設された凹部
(6)内に上記位置決め用突起(3b)を挿入させること
で、厚肉部(4a)を介して台座(3)に載承されてい
る。
第3図は、本実施例の二重床構造に所望機器や歩行者の
重量が掛った場合の使用状態を示している。
床パネル(a1)は、パネルクッション材(4)の厚肉部
(4a)を圧潰しながら若干下方へ沈降し、薄肉部(4b)
を介してパネル載せ面(100)で支持されている。
従って、本実施例の二重床構造は、台座(3)に補強リ
ブ(3a)が形成されたことによって、床パネル(a1)に
作用する重量を受ける台座(3)に補強構造が備えら
れ、強化されるから、台座(3)の折曲変形が防止され
る。
そして、パネルクッション材(4)の介在によって衝撃
を緩和し、歩行感を向上できる利点がある。
第4図及び第5図はパネルクッション材(4)他の実施
例を示している。
この実施例のパネルクッション材(4)は、厚肉部(4
a)を、薄肉部(4b)の肉厚部と同厚とする表層部
(7)と、その表層部(7)裏面から一体に突出したリ
ブ片(8)とで構成したものである。
このリブ片(8)は、枠状に囲繞する縁部用リブ片(8
a)と、その縁部用リブ片(8a)内を仕切るように格子
状に横設された内側リブ片(8b)とで形成している。
このパネルクッション材(4)も前記実施例のものと衝
撃吸収性について変わるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案二重床構造の実施例を示し、第1図は重量
負荷前の状態を示す縦断正面図、第2図はは第1図の
(Y)−(Y)断面図、第3図は重量負荷時の状態を示
す縦断正面図、第4図はパネルクッション材の変形例の
底面図、第5図は第4図の(Z)−(Z)断面図、第6
図は従来例の縦断正面図である。 尚図中 (a2):支持金具、(3):台座 (100):パネル載せ面、(3a):補強リブ (3d):凹所、(3d′):凹所の底 (4):パネルクッション材 (3d):位置決め用突起、(a1):床パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 和久 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面をパネル載せ面とする補強リブが台座
    周縁に立上形成され、基礎床面に立設された支持金具
    と、上記台座において補強リブに囲まれた凹所底に載置
    され、その凹所底とパネル載せ面との高さ寸法よりも若
    干肉厚に形成された弾力性を具備するパネルクッション
    材と、上記凹所底の4隅を切起こしてパネルクッション
    材上に貫通突出する位置決め用突起と、その位置決め用
    突起を挿入してパネルクッション材に載承した状態で位
    置決めされた床パネルとで構成したことを特徴とする二
    重床構造。
JP7292889U 1989-06-20 1989-06-20 二重床構造 Expired - Lifetime JPH076327Y2 (ja)

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JPH0311746U JPH0311746U (ja) 1991-02-06
JPH076327Y2 true JPH076327Y2 (ja) 1995-02-15

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