JPH076326Y2 - 二重床構造 - Google Patents

二重床構造

Info

Publication number
JPH076326Y2
JPH076326Y2 JP7056289U JP7056289U JPH076326Y2 JP H076326 Y2 JPH076326 Y2 JP H076326Y2 JP 7056289 U JP7056289 U JP 7056289U JP 7056289 U JP7056289 U JP 7056289U JP H076326 Y2 JPH076326 Y2 JP H076326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
floor panel
floor
liner
corners
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7056289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH039455U (ja
Inventor
浩一 徳田
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP7056289U priority Critical patent/JPH076326Y2/ja
Publication of JPH039455U publication Critical patent/JPH039455U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076326Y2 publication Critical patent/JPH076326Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、基礎床に立設した支持脚の台座上に床パネル
の四隅部を載承することにより、多数の床パネルを基盤
目状に並設してOAルーム等の浮床を形成する二重床構造
に関する。
(従来の技術) 従来、上述したような二重床構造には、例えば第4図及
び第5図に示すものがある。
この二重床構造は、台座(24)の上面四隅に略円錐台形
状の突部(27)を設けると共に、床パネル(3)の裏面
四隅にはこの突部(27)を挿入位置させる凹部(31)を
設け、床パネル(3)の四隅を台座(24)上に載承する
際の位置決めを容易に行えるようになっている。
また、台座(24)と床パネル(3)の間には、上記突部
(27)を挿通可能な孔(5a)を備えた厚さ0.5mm程度の
ライナー(5)を任意に介在させることにより、隣り合
わせた床パネル(3)同士の高さを微調整して浮床
(4)の水平度を調節するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の二重床構造によれば、突部(27)の外周
が先細状に傾斜しているので、第4図に示すように、浮
床(4)における任意の床パネル(3)をその片側から
持ち上げて基礎床上に配設したケーブル等を取出そうと
した場合、ライナー(5)が薄肉軽量なため床パネル
(3)と一緒に持ち上げられて台座(24)上から簡単に
脱落してしまうという不具合が生じていた。
本考案は、上述したような従来事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする処は、床パネルを持ち上げる
際にライナーが一緒に持ち上げられても、突部によって
ライナーの台座からの脱落を防げるようにすることであ
る。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案の二重床構造は、
台座の四隅に立設する突部の外周を台座上面に対して略
鉛直に形成すると共に、ライナーには前記突部に抜差し
可能に嵌合する通孔を設けたことを特徴とする。
(作用) 以上の手段によれば、床パネルを片側から持ち上げた場
合にライナーが床パネルと一緒に持ち上げられても、通
孔口縁が突部外周に引掛かって床パネル裏面から剥れ、
ライナーの台座からの脱落を防ぐ。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参照して説
明する。
二重床構造は、第1図及び第2図に示すように、基礎床
(1)に立設した支持脚(2)の台座(24)上に床パネ
ル(3)の四隅縁(3a)を載承することにより、多数の
床パネル(3)を碁盤目状に並設して浮床(4)を形成
している。また、台座(24)と任意の床パネル(3)と
の間にはライナー(5)を介在してある。
支持脚(2)は、基礎床(1)に固定した座部(21)の
中央に高さ調整ボルト(22)を立設すると共に、この高
さ調整ボルト(22)に螺合する長尺ナット(23)の上端
に台座(24)を固定してなり、この台座(24)上面には
緩衝材(6)を載承してある。
台座(24)は、厚みを3mm程度とする金属板材、例えば
鋼材を用いて平面形状が正方形に形成され、中央に開孔
(24a)を開穿すると共に、この開孔(24a)裏側に前記
長尺ナット(23)を固着し、外縁全周には上面を7mm幅
程度の水平な載せ面(25′)とする3mm程度の高さの補
強リブ(25)を立上げてなり、この台座(24)は補強リ
ブ(25)の立上げによって受皿形状になっている。ま
た、補強リブ(25)により囲まれた凹部(26)の底四隅
には、後述する位置決め用の突部(27)を突設してあ
る。
緩衝材(6)は、合成樹脂等であって弾性を有する材料
で成形されており、前記凹部(26)内に載置され凹部
(26)の深さ寸法よりも若干厚肉な厚肉部(6a)と、そ
の厚肉部(6a)側周面上端から水平に突出し補強リブ
(25)の載せ面(25′)に載置される薄肉部(6b)とか
らなっている。
厚肉部(6a)は、その中央部位に上記開孔(24a)に連
通する孔(6a′)を開孔している。
薄肉部(6b)は凹部(26)内に位置する部分4コーナー
に、位置決め用の突部(27)を上方へ突出させる為の位
置決め孔(6b′)を開孔し、この位置決め孔(6b′)内
に位置決め用の突部(27)を挿通させることによって厚
肉部(6a)が凹部(26)内に、薄肉部(6b)が補強リブ
(25)の載せ面(25′)に夫々載置された状態で位置決
めされるようになっている。
位置決め用の突部(27)は、その外周が台座(24)上面
に対して略鉛直になるよう平面矩形に適宜高さ切り起さ
れ、上記位置決め孔(6b′)を挿通して緩衝材(6)か
らその上端が突出するようになっている。
ライナー(5)は、硬質塩化ビニール又はその他の合成
樹脂材を用いて薄肉方形状に成形されており、その中央
部位には位置決め用の突部(27)に抜差し可能に嵌合す
る平面矩形な通孔(5a)を開穿し、この通孔(5a)内に
位置決め用の突部(27)を挿通させることにより、緩衝
材(6)を介して台座(24)の四隅に載承されている。
床パネル(3)は所望の材料を用いて平面方形状に成形
されており、前記位置決め用の突部(27)に対応して裏
面に凹設した凹部(31)内にその位置決め用の突部(2
7)を挿入位置させることで、緩衝材(6)を介して台
座(24)上に載承されている。
以上の構成によれば、任意の床パネル(3)と台座(2
4)の間にライナー(5)を介在することにより、基礎
床(1)の起伏により生ずる隣り合わせた床パネル
(3)との段差を吸収して浮床(4)の水平度を微調整
する。
また、第3図に示すように、床パネル(3)を片側から
持ち上げて、基礎床(1)上に配設されたケーブル等を
取出そうとする場合、ライナー(5)が床パネル(3)
と一緒に持ち上げられても、通孔(5a)口縁が位置決め
用の突部(27)外周に引掛かって床パネル(3)裏面か
ら剥れ、これによりライナー(5)の台座(24)からの
脱落を防ぐ。
さらに、位置決め用の突部(27)と通孔(5a)とを平面
矩形に形成したことにより、ライナー(5)が台座(2
4)上で回転する虞れを防いでライナー(5)のセット
状態を維持し、これによりライナー(5)が回転するこ
とによる床パネル(3)のがたつきを防ぐことができ
る。
また、補強リブ(25)を形成したことにより台座(24)
の曲げ変形に対する強度が大きくなって、床パネル
(3)に過大な荷重がかかったとしても該床パネル
(3)を支持する台座(24)四半部分が下方へ湾曲状に
変形する虞れを可及的に防止できる。よって、台座(2
4)四半部分における床パネル(3)の支持を常に載せ
面(25′)全域で行うものとして、床パネル(3)に過
大な荷重がかかったとしてもその荷重を載せ面(25′)
全域に分散し、床パネル(3)の四隅縁(3a)に部分的
に応力がかかる虞れを防止して、床パネル(3)の損損
防止を図ることができる。
すなわち、例えば第4図,第5図に示す従来技術のよう
に台座(24)が平板状で外周縁に補強リブを備えない構
成のものにあっては、任意の床パネル(3)に過大な荷
重がかかった場合、該床パネル(3)を支持する台座
(24)四半部分が下方へ湾曲状に変形する虞れがあり、
これに伴い床パネル(3)の支持位置、換言すれば台座
(24)に対する床パネル(3)の当接位置が床パネル四
隅縁(3a)方向へ移動し、床パネル(3)は四隅縁(3
a)の極めて縮小された部分のみで支持される形態にな
り、該縮小された部分に応力が集中し疲労が蓄積して床
パネル四隅縁(3a)が損傷する虞れがある。
本実施例においては上述の如く台座(24)の下方への湾
曲変形を防止して、従来の台座による前記不具合を解消
するものである。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、以下に記載
されるような効果を有する。
突部外周と通孔との引掛かりにより、床パネルを持ち上
げてもライナーが台座から簡単に脱落してしまうことを
防ぐことができ、よって基礎床上に配設したケーブル等
を取出す場合に、脱落したライナーを再度台座上に載置
するといった余分な手間を省いて前記取出し作業の作業
性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案二重床構造の一実施例を示し、第1図は要
部縦断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は床パネ
ルを持ち上げた状態の縦断面図である。 また、第4図及び第5図は従来の二重床構造を示し、第
4図は床パネルを持ち上げた状態の縦断面図、第5図は
要部平面図。 尚、図中、 (27)…位置決め用の突部 (24)…台座 (31)…凹部 (3)…床パネル (5)…ライナー (5a)…通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四隅に位置決め用の突部を立設した台座上
    に、前記突部を挿入位置させる凹部を設けた床パネルの
    四隅を載承すると共に、前記台座と床パネルの間には高
    さ微調整用のライナーを介在してなり、前記突部の外周
    を台座上面に対して略鉛直に形成すると共に、ライナー
    には前記突部に抜差し可能に嵌合する通孔を設けたこと
    を特徴とする二重床構造。
JP7056289U 1989-06-16 1989-06-16 二重床構造 Expired - Lifetime JPH076326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056289U JPH076326Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 二重床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056289U JPH076326Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 二重床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH039455U JPH039455U (ja) 1991-01-29
JPH076326Y2 true JPH076326Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31606815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7056289U Expired - Lifetime JPH076326Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 二重床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076326Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH039455U (ja) 1991-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4745715A (en) Elevated floor plate
US4085557A (en) Raised access floor system
JPH076326Y2 (ja) 二重床構造
JPH0243142Y2 (ja)
JPH0735008Y2 (ja) フリーアクセスフロア用床パネル
CN216196305U (zh) 用于高架地板的支撑装置
JPH0414594Y2 (ja)
JPH0211936U (ja)
JP4198279B2 (ja) 床パネルの固定構造
JPH069225Y2 (ja) 揚床の支持装置
JPS597452Y2 (ja) ラチス梁と床パネルの固定構造
JPH07292942A (ja) 二重床用支持脚
JPH0465943B2 (ja)
JPH0613945Y2 (ja) フリーアクセスフロア用床パネルの緩衝構造
JP2560177Y2 (ja) 床パンの脚部構造体
RU52049U1 (ru) Регулируемая опора
JPH0428983Y2 (ja)
JPH068197Y2 (ja) 二重床パネルの高さ調節装置
JPS6028734Y2 (ja) フリ−アクセス床板の補強構造
JPH068193Y2 (ja) 二重床構造における浮床表面のレベル調整装置
JPS6245862A (ja) 床板支持具
JPH07158241A (ja) フロアパネル用支柱
JPH071380Y2 (ja) 床パネルの支持部構造
JPH0622752Y2 (ja) フリーアクセスフロア用パネル
JP2675630B2 (ja) 浴槽据え付け方法