JPH0210424Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210424Y2 JPH0210424Y2 JP8949885U JP8949885U JPH0210424Y2 JP H0210424 Y2 JPH0210424 Y2 JP H0210424Y2 JP 8949885 U JP8949885 U JP 8949885U JP 8949885 U JP8949885 U JP 8949885U JP H0210424 Y2 JPH0210424 Y2 JP H0210424Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- lower limit
- load cell
- screw
- limit stopper
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、片持式平行ビーム型ロードセル秤
のロードセル荷重受部の変位幅を一定に制限する
限界装置の改良に関する。
のロードセル荷重受部の変位幅を一定に制限する
限界装置の改良に関する。
(従来技術)
第2図は、従来の限界装置の一例を示した部分
側面図で、片持式平行ビーム型ロードセルの荷重
受部1の上端には皿受2を介して受皿3が取り付
けられ、下端部には平面視が馬蹄形のフランジ部
4が設けられる。5は、限界装置で、上記フラン
ジ部4の中空部を挿通してベース6に螺合された
ボルトからなる上限ストツパ51と、該ストツパ
51をベース6に固定するロツクナツト52と、
上記ボルトに螺合されて、荷重受部1の下方への
動きを一定に制限する下限ストツパ53と、該ス
トツパ53をボルトに固定するロツクナツト54
とから構成される。このような構成の限界装置
は、実開昭55−97627号や実開昭55−42147号等に
開示されているが、その限界調整は上限、下限を
それぞれ独立して調整しなければならないという
難点があつた。即ち、従来の装置では、ロツクナ
ツト52,54を弛めた状態で上限ストツパ51
を回して該ストツパ51とフランジ部4上面との
間隔を隙間ゲージ等で調整し、所望の間隔になつ
たところで上記ロツクナツト52を締め付けて上
限ストツパ51を固定し、次ぎに、下限ストツパ
53を回して該ストツパ53とフランジ部4下面
との間隔を調整し、所望の間隔になつたところで
もう一方のロツクナツト54を締め付けて下限ス
トツパ53を固定するという操作をしなければな
らなかつた。このように、上限、下限それぞれ独
立して調整しなければならないので、調整操作が
煩雑になるとともに、部品点数も多くなるという
難点があつた。
側面図で、片持式平行ビーム型ロードセルの荷重
受部1の上端には皿受2を介して受皿3が取り付
けられ、下端部には平面視が馬蹄形のフランジ部
4が設けられる。5は、限界装置で、上記フラン
ジ部4の中空部を挿通してベース6に螺合された
ボルトからなる上限ストツパ51と、該ストツパ
51をベース6に固定するロツクナツト52と、
上記ボルトに螺合されて、荷重受部1の下方への
動きを一定に制限する下限ストツパ53と、該ス
トツパ53をボルトに固定するロツクナツト54
とから構成される。このような構成の限界装置
は、実開昭55−97627号や実開昭55−42147号等に
開示されているが、その限界調整は上限、下限を
それぞれ独立して調整しなければならないという
難点があつた。即ち、従来の装置では、ロツクナ
ツト52,54を弛めた状態で上限ストツパ51
を回して該ストツパ51とフランジ部4上面との
間隔を隙間ゲージ等で調整し、所望の間隔になつ
たところで上記ロツクナツト52を締め付けて上
限ストツパ51を固定し、次ぎに、下限ストツパ
53を回して該ストツパ53とフランジ部4下面
との間隔を調整し、所望の間隔になつたところで
もう一方のロツクナツト54を締め付けて下限ス
トツパ53を固定するという操作をしなければな
らなかつた。このように、上限、下限それぞれ独
立して調整しなければならないので、調整操作が
煩雑になるとともに、部品点数も多くなるという
難点があつた。
(考案の目的)
この考案は、このような問題の解消を図つたも
ので、一方の限界調整だけで上、下限合わせた限
界調整ができ、しかも、部品点数も少なく、調整
操作も簡単なロードセル秤の限界装置を提供する
ことを目的とする。
ので、一方の限界調整だけで上、下限合わせた限
界調整ができ、しかも、部品点数も少なく、調整
操作も簡単なロードセル秤の限界装置を提供する
ことを目的とする。
(考案の構成)
この考案は、ロードセルの一端がベースに固定
され、他端が受皿を保持する荷重受部とされた片
持式平行ビーム型ロードセル秤において、上記荷
重受部にフランジ部を設け、該フランジ部に沿つ
てネジを上記ベースに立設し、該ネジに上記フラ
ンジ部の下方への動きを一定に制限する下限スト
ツパを螺合するとともに、該下限ストツパに重ね
て上記フランジ部の上方への動きを一定に制限す
る上限ストツパを螺合し、これら上、下限ストツ
パの相互の締め付けにより、上、下限ストツパを
上記ネジに固定するようにしたものである。そし
て、上限ストツパと下限ストツパの各々は、相互
の対向面において突出した小径段部を有する段付
ナツトからなり、また、各小径段部の段差幅の和
は、上記荷重受部の許容変位幅に設定されて、一
方のストツパの限界調整さえ行えば、他方のスト
ツパは、一方のストツパとの相対的位置関係にお
いて、自ずと限界調整されるものである。
され、他端が受皿を保持する荷重受部とされた片
持式平行ビーム型ロードセル秤において、上記荷
重受部にフランジ部を設け、該フランジ部に沿つ
てネジを上記ベースに立設し、該ネジに上記フラ
ンジ部の下方への動きを一定に制限する下限スト
ツパを螺合するとともに、該下限ストツパに重ね
て上記フランジ部の上方への動きを一定に制限す
る上限ストツパを螺合し、これら上、下限ストツ
パの相互の締め付けにより、上、下限ストツパを
上記ネジに固定するようにしたものである。そし
て、上限ストツパと下限ストツパの各々は、相互
の対向面において突出した小径段部を有する段付
ナツトからなり、また、各小径段部の段差幅の和
は、上記荷重受部の許容変位幅に設定されて、一
方のストツパの限界調整さえ行えば、他方のスト
ツパは、一方のストツパとの相対的位置関係にお
いて、自ずと限界調整されるものである。
(実施例)
第1図は、この考案の一実施例を示すもので、
片持式平行ビーム型のロードセル7は、その固定
端部71が、アルミダイキヤスト製のベース6と
一体成形の支柱61にネジ8により固定されてお
り、また、その荷重受部72上端には、皿受2を
介して受皿3が固定され、その先端側面には、L
字型金具からなるフランジ部4がネジ8により固
定されておる。また、上記ロードセル7の上部、
下部の各ビーム73,73の外側面には各々歪ゲ
ージ(図示せず)が設けられて、荷重に相当する
信号が出力されるように構成されている。
片持式平行ビーム型のロードセル7は、その固定
端部71が、アルミダイキヤスト製のベース6と
一体成形の支柱61にネジ8により固定されてお
り、また、その荷重受部72上端には、皿受2を
介して受皿3が固定され、その先端側面には、L
字型金具からなるフランジ部4がネジ8により固
定されておる。また、上記ロードセル7の上部、
下部の各ビーム73,73の外側面には各々歪ゲ
ージ(図示せず)が設けられて、荷重に相当する
信号が出力されるように構成されている。
一方、上記フランジ部4の近傍には、ベース6
に、その裏面から螺合されるネジ9が設けられる
とともに、該ネジ9には圧縮バネ10が介装さ
れ、その上段に段付ナツトからなる下限ストツパ
11、並びに上限ストツパ12が、各々の小径段
部11a,12aを対向させた姿勢でそれぞれ螺
合される。
に、その裏面から螺合されるネジ9が設けられる
とともに、該ネジ9には圧縮バネ10が介装さ
れ、その上段に段付ナツトからなる下限ストツパ
11、並びに上限ストツパ12が、各々の小径段
部11a,12aを対向させた姿勢でそれぞれ螺
合される。
下限ストツパ11は、荷重受部72が下位限界
にまで変位した時には、上記フランジ部4の下端
面が該ストツパ11の段部に当接するように設け
られ、また、上限ストツパ12は、荷重受部72
が上位限界にまで変位した時には、上記フランジ
部4の上端面が、該ストツパ12の段部に当接す
るように設けられる。
にまで変位した時には、上記フランジ部4の下端
面が該ストツパ11の段部に当接するように設け
られ、また、上限ストツパ12は、荷重受部72
が上位限界にまで変位した時には、上記フランジ
部4の上端面が、該ストツパ12の段部に当接す
るように設けられる。
上記各小径段部11a,12aの段差幅の和L
は、上記荷重受部72の許容変位幅に設計されて
おり、これにより一方のストツパ11,12の限
界位置を調整した後に、他方のストツパ12,1
1をこれに重ね合わせれば、両者の相対位置関係
から他方のストツパ12,11の限界位置も一義
的に決定されるようになつている。また、段付ナ
ツトからなる各ストツパ11,12の外周には、
滑り止め用の溝が等間隔で周設される。また、前
記圧縮バネ10は、下限ストツパ11の限界位置
を調節する際に、該ストツパ11に対するブレー
キ作用をなす。
は、上記荷重受部72の許容変位幅に設計されて
おり、これにより一方のストツパ11,12の限
界位置を調整した後に、他方のストツパ12,1
1をこれに重ね合わせれば、両者の相対位置関係
から他方のストツパ12,11の限界位置も一義
的に決定されるようになつている。また、段付ナ
ツトからなる各ストツパ11,12の外周には、
滑り止め用の溝が等間隔で周設される。また、前
記圧縮バネ10は、下限ストツパ11の限界位置
を調節する際に、該ストツパ11に対するブレー
キ作用をなす。
次ぎに、上記実施例の限界調整操作について説
明する。
明する。
まず、下限ストツパ11だけをネジ9に螺合し
た状態で下限ストツパ11の段部とフランジ部4
下端面との間隔が所定幅となるように下限ストツ
パ11を上下動させて位置調整する。位置が定ま
れば、上限ストツパ12をネジ9に螺合し、下限
ストツパ11を保持して、上限ストツパ12をこ
れに重ねて締め付ける。これにより上限ストツパ
12、下限ストツパ11は、それぞれネジ9に対
して固定され、併せて上限位置も同時に決定され
る。勿論、上限ストツパ12を先に位置決めした
後に、下限ストツパ11を上限ストツパ12に締
め付けるようにしても良い。
た状態で下限ストツパ11の段部とフランジ部4
下端面との間隔が所定幅となるように下限ストツ
パ11を上下動させて位置調整する。位置が定ま
れば、上限ストツパ12をネジ9に螺合し、下限
ストツパ11を保持して、上限ストツパ12をこ
れに重ねて締め付ける。これにより上限ストツパ
12、下限ストツパ11は、それぞれネジ9に対
して固定され、併せて上限位置も同時に決定され
る。勿論、上限ストツパ12を先に位置決めした
後に、下限ストツパ11を上限ストツパ12に締
め付けるようにしても良い。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、フランジ部
を、第2図に示すように荷重受部に直接形成する
態様でも良いし、或いは、本出願人提出の実願昭
60−46305号に記載したロードセルの荷重受部に
取り付けた緩衝装置の固定端部に上記フランジ部
を設ける態様でも良い。
のでないことは勿論であり、例えば、フランジ部
を、第2図に示すように荷重受部に直接形成する
態様でも良いし、或いは、本出願人提出の実願昭
60−46305号に記載したロードセルの荷重受部に
取り付けた緩衝装置の固定端部に上記フランジ部
を設ける態様でも良い。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案によれば、一方
のストツパで一方の限界位置を定めた後、他方の
ストツパでこの一方のストツパを締め付ければ、
それだけで、各ストツパを固定することができる
とともに、他方のストツパによる限界位置も同時
に位置決めできるという優れた効果が得られる。
しかも、一方の限界調整だけで他方の限界調整も
同時にでき、調整操作が極めて簡単になるという
効果も得られる。さらには、上下のストツパとこ
れらを螺合するネジだけで限界装置が構成できる
ので、部品点数が極めて少なくなるという効果も
得られる。
のストツパで一方の限界位置を定めた後、他方の
ストツパでこの一方のストツパを締め付ければ、
それだけで、各ストツパを固定することができる
とともに、他方のストツパによる限界位置も同時
に位置決めできるという優れた効果が得られる。
しかも、一方の限界調整だけで他方の限界調整も
同時にでき、調整操作が極めて簡単になるという
効果も得られる。さらには、上下のストツパとこ
れらを螺合するネジだけで限界装置が構成できる
ので、部品点数が極めて少なくなるという効果も
得られる。
第1図は、この考案の一実施例を示す部分側面
図、第2図は、従来例を示す部分側面図である。 3……受皿、4……フランジ部、6……ベー
ス、72……荷重受部、9……ネジ、11……下
限ストツパ、12……上限ストツパ。
図、第2図は、従来例を示す部分側面図である。 3……受皿、4……フランジ部、6……ベー
ス、72……荷重受部、9……ネジ、11……下
限ストツパ、12……上限ストツパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロードセルの一端がベースに固定され、他端
が受皿を保持する荷重受部とされた片持式平行
ビーム型ロードセル秤において、上記荷重受部
にフランジ部を設け、該フランジ部に沿つてネ
ジを上記ベースに立設し、該ネジに上記フラン
ジ部の下方への動きを一定に制限する下限スト
ツパを螺合するとともに、該下限ストツパに重
ねて上記フランジ部の上方への動きを一定に制
限する上限ストツパを螺合し、これら上、下限
ストツパの相互の締め付けにより、上、下限ス
トツパを上記ネジに固定するようにしたことを
特徴とするロードセル秤の限界装置。 (2) 上限ストツパと下限ストツパの各々が、相互
の対向面において突出した小径段部を有する段
付ナツトであることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のロードセル秤の限界装
置。 (3) 上記各小径段部の段差の和が上記荷重受部の
許容変位幅に設定されてなることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第2項記載のロードセ
ル秤の限界装置。 (4) 上記ネジに上記下限ストツパを上方に付勢す
る圧縮バネを介装したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載のロードセル秤の
限界装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8949885U JPH0210424Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8949885U JPH0210424Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205036U JPS61205036U (ja) | 1986-12-24 |
JPH0210424Y2 true JPH0210424Y2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=30643633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8949885U Expired JPH0210424Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210424Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7094617B2 (ja) * | 2017-12-20 | 2022-07-04 | 大和製衡株式会社 | 計量装置 |
JP7169714B1 (ja) * | 2022-09-01 | 2022-11-11 | 株式会社カスタム | 電子秤 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP8949885U patent/JPH0210424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61205036U (ja) | 1986-12-24 |
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