JP3397499B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
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    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型メモリ
セルを用いた半導体記憶装置(DRAM)に関する。
【0002】
【従来の技術】1トランジスタ/1キャパシタのメモリ
セル構造を持つDRAMは、メモリセルセル構造の改良
と微細加工技術の進歩により、著しい高集積化が進んで
いる。現在、セル部のキャパシタ,トランスファゲー
ト,素子分離領域を作るために、一般に2層ポリが用い
られている。
【0003】図28に従来の汎用DRAMの回路構成図
を、図29(a)にその素子構造平面図を、図29
(b)に(a)の矢視A−A′断面図を示す。なお、図
中の1は半導体基板、2はMOSトランジスタのソース
・ドレイン拡散層、3はMOSトランジスタのゲートと
なるポリシリコン層よりなるワード線、4aはソース・
ドレイン拡散層の一方に接続されキャパシタの一部とな
るストレージノード電極、4bはこのストレージノード
電極にキャパシタ絶縁膜を介して設けられるポリシリコ
ン層よりなるプレート電極、5は素子分離領域、6は拡
散層の他方に接続されるアルミニウム等の金属配線から
なるビット線である。また、プレート電極4bは、図2
9(a)に示すように、平面的に見て複数の開口7を有
し、ここでビット線6のコンタクトを取るようにしてい
る。破線で囲んだ部分9は素子領域を示している。
【0004】このようなDRAMでは、セル面積が8F
2 と大きく、ポリを3層用い、素子分離をLOCOSで
行う。このため、工程数が多いという欠点があった。ま
た図28では、ビット線BLに接続されワード線により
選択されたセルのデータは、ビット線/BLに接続され
たダミーセルのリファレンス電位とセンスアンプS/A
で比較される。例えば、リファレンス電位が 1/2Vccの
場合、読み出し後のビット線間の電位差は、データが
“H”,“L”のいずれの場合でも ( 1/2Vcc・Cs )/(CB +Cs ) である。ビット線容量CB の増加や微細化に伴って十分
なセル容量Cs が取れなくなっている現在、上記電位差
は益々小さくなる傾向にある。このため、読み出し信号
量の確保,増大は重要な課題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のDR
AMにおいては、微細化に従って十分なセル容量Cs を
確保するのが困難となりつつあり、これに伴いノイズマ
ージンの低下及び信頼性の低下が問題となっている。ま
た、工程数の増加も大きな問題となっている。
【0006】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、セル容量Cs が小さ
くてなっても大きな信号量を確保することができ、ノイ
ズマージンを増大させて信頼性の向上をはかり得る半導
体記憶装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、ビット
線対をなす2本のビット線に関しワード線を共有する2
つのメモリセルを対にして用い、これらのメモリセル対
に相補的なデータを書き込み、ビット線対に相補的なセ
ルデータを読み出すことにある。
【0008】
【0009】
【0010】即ち本発明は、ダイナミック型メモリセル
を用いた半導体記憶装置において、複数個のダイナミッ
ク型メモリセルを直列接続して構成されたNAND型メ
モリセルユニットがマトリックス配置されたメモリセル
アレイと、このメモリセルアレイ内に隣接又は複数本お
きに配置される2本のビット線をペアにしてビット線対
とし、各ビット線対毎に設けられた折り返しビット線方
式のセンスアンプとを具備してなり、前記ビット線対の
一方に接続されたメモリセルユニットの各メモリセルを
構成するセルキャパシタのプレート側前記ビット線対
の他方に接続され、前記ビット線対の他方に接続された
メモリセルユニットの各メモリセルを構成するセルキャ
パシタのプレート側は前記ビット線対の一方に接続さ
れ、前記メモリセルユニットは、スイッチング用のトラ
ンジスタとしきい値の低いノーマリーオンのトランジス
タが交互に並んでおり、同一ビット線対において1本の
ワード線により選択される2個のトランジスタの一方が
スイッチング用のトランジスタであれば他方がノーマリ
ーオンのトランジスタであり、ワード線選択時にそれぞ
れのメモリセルの両側から相補的なデータを読み出すこ
とを特徴とする。
【0011】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) メモリセルを、1層ポリの平面セルで構成するこ
と。 (2) ビット線方向の素子分離をトランジスタで行うこ
と。 (3) ビット線方向の素子分離をLOCOSで行うこと。 (4) メモリセルからデータを読み出す時、又はメモリセ
ルにデータを書き込む時にも、ワード線を昇圧しないこ
と。 (5) ビット線対における各ビット線とセルキャパシタの
プレート側とのコンタクトが、ビット線対の一方と他方
で交互に配置されてなること。
【0012】
【作用】本発明によれば、ビット線対BL,/BLに読
み出されるセルデータは必ず相補的であり、いずれか一
方のセルデータがリファレンス電位 1/2Vccの場合に比
べて信号量は4倍となる。このため、第1にセル容量C
s を小さくしても十分なノイズマージンを確保すること
ができ、信頼性の向上をはかることができる。第2にワ
ード線の昇圧が不必要となり昇圧回路のないDRAMを
実現できる。
【0013】また、隣接する2本のビット線をビット線
対にすれば、プレートには必ず逆相のノイズが乗ること
になり、ビット線の充放電によるプレート電位の変化が
相殺される。従って、プレートノイズによるセルデータ
の変動を防ぐことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳細に説明する。 (実施例1)図1及び図2は本発明の第1の実施例に係
わるDRAMを説明するためのもので、図1はDRAM
の回路構成図、図2(a)はDRAMの素子構造平面
図、図2(b)は(a)の矢視A−A′断面図である。
【0015】本実施例は、複数個のメモリセルを直列接
続して構成されるNAND型DRAMで、1層ポリで構
成される平面セルの例である。この実施例では、直列接
続するメモリセルが4個の場合を示すが、この個数は適
宜変更可能である。
【0016】図1に示すように、隣接するビット線B
L,/BLが対となりセンスアンプS/Aにつながる折
り返しビット線方式となっている。BLには、4個のダ
イナミック型メモリセル(C0 〜C3 )を直列接続して
なるNAND型メモリセルユニット(NANDセル)が
接続され、/BLにも同様に、4個のダイナミック型メ
モリセル(C0'〜C3')を直列接続してなるNANDセ
ルが接続されている。これらのNANDセルはワード線
WL(WL0 〜WL3 )を共用している。
【0017】センスアンプS/Aで読み出されたデータ
は、一時記憶用のレジスタセルRC(RC0 〜RC3 )
に記憶される。レジスタセル(RC)は、NANDセル
のセル直列接続数に応じて4個設けられている。
【0018】なお、図では1つのビット線対のみを示し
ているが、実際は多数のビット線対が配置されており、
それぞれにセンスアンプS/Aが接続されているのは勿
論のことである。さらに、1本のビット線に多数のNA
NDセルが接続されているのも勿論のことである。
【0019】図2(a)(b)において、11は半導体
基板、12はMOSトランジスタのソース・ドレイン拡
散層、13はMOSトランジスタのゲートとなる第1層
ポリSiからなるワード線、14はキャパシタの一部と
なる第1層ポリSiからなるプレート電極、15は層間
絶縁膜、16はビット線、17はビット線コンタクトを
示している。さらに、破線で囲んだ部分19は素子領域
を示している。ストレージノード電極は、ソース・ドレ
イン拡散層の一方で兼用している。
【0020】このような構成であれば、ワード線13と
プレート電極14を同じ層(1層ポリSi)で作ってい
るため、工程数が少なくて済み、プレート形状が平行に
ストライプ状となるので単純であり、その加工が容易と
いう長所がある。また、キャパシタ絶縁膜としては、シ
リコン酸化膜の他にBST等の高誘電体膜を用い、キャ
パシタ容量自体を増加するようにすることも可能であ
る。
【0021】本実施例の動作を、以下に簡単に説明す
る。図1のビット線コンタクトに近いメモリセル(C0
,C0')から順番にワード線がWL0 ,WL1 ,WL2
,WL3 と立ち上がり、ビット線対BL,/BLに読
み出されたセルデータはセンスアンプS/Aで増幅さ
れ、まずレジスタセル(RC0 )に書き込まれる。これ
により、BL,/BLに読み出されるデータはいずれか
がVccならもう一方はVssというように、必ず相補的な
値となっている。
【0022】このようにして、各々の4個のセルデータ
がレジスタセル(RC0 〜RC3 )に保持されたら、ビ
ット線コンタクトから遠いセル(C3 ,C3')から順に
レジスタセルからメモリセルへのリストアを行い、ワー
ド線をWL3 ,WL2 ,WL1 ,WL0 と立ち下げてい
く。
【0023】セルデータが読み出された時のBL,/B
Lの電位は、ビット線プリチャージ電位を 1/2Vccとす
ると、セルデータが“H”の時は、 (1/2Vcc・CB +Vcc・Cs)/(CB +Cs) となり、セルデータが“L”の時は、 (1/2Vcc・CB + 0・Cs)/(CB +Cs) となる。BL,/BLに読み出されるセルデータは必ず
相補的であるから、BLと/BLとの電位差(信号量)
は、 VBL(H) −VBL(L) =Vcc・Cs /(CB +Cs ) である。
【0024】このように本実施例によれば、共通のワー
ド線の選択によってビット線対BL,/BLに読み出さ
れるセルデータは必ず相補的であるので、いずれか一方
のセルデータがリファレンス電位 1/2Vccの場合に比べ
て信号量は2倍となる。そして、信号量が2倍となるこ
とから、次のような利点がある。
【0025】第1に、セル容量Cs を従来より減らすこ
とが可能である。第2に、ワード線の昇圧が不要とな
る。昇圧回路がなくなることにより、プロセスを簡略化
することができる。さらに、ワード線を昇圧しないため
ゲート絶縁膜Toxを薄くすることができ、これによりゲ
ート長Lを小さくできる。この場合、メモリセルをさら
に小さくすることも可能である。
【0026】ところで、1層ポリのNAND型DRAM
では、図2(a)のように、プレート電極がワード線と
ワード線の間に平行に(ストライプ状に)存在し、隣接
する全てのビット線にデータが読み出される構成となっ
ているので、プレート電位の変化を抑制できる。つま
り、図1において、従来のようにリファレンス電位が1
/2Vccであるとすると、WL0 が立ち上がると、セル
C0 ,C0'のデータがBL,/BLに読み出される。B
L,/BLが増幅されて 1/2Vcc→Vcc又は 1/2Vcc→
0になると、これらは共通のプレート上にあるため、ビ
ット線の充放電によりプレート電位が変化する。
【0027】しかし、本実施例では読み出されるセルデ
ータは相補的であるので、BLと/BLとは必ず逆に増
幅されるため、プレート電位の変動は相殺される。従っ
て、プレート電位の変動によるセルデータの変動がなく
なり、より信頼性の高い動作を得ることができる。
【0028】なお、本実施例の構成では、必要なメモリ
セルの数が従来の場合に比べ2倍になる。しかし、信号
量は2倍、ダミーセルのばらつきがないことを考慮する
と、同一信号量を実現するセルサイズは1層ポリ,平面
セルのフォールデッドDRAMと比較して本発明は約
0.8倍に縮小できる。例えば、1ビットの記憶に対す
るキャパシタ面積を同じとして、即ち信号量を同一とし
てレイアウトした例を図27(a)(b)に示す。
(a)は従来例で4セル(4ビット分)を示し、(b)
は本実施例で8セル(4ビット分)を示している。最小
加工寸法を1μmとしている。従来例の231μm2
対して本実施例は202.5μm2 と87.7%程度に
低減でき、レイアウト面積が少なくて済む。
【0029】この比較は、単純に同一のメモリセルを2
倍としたものであるが、前述した昇圧回路を不要とし、
ゲート絶縁膜を薄く、ゲート長を短くしてメモリセルを
小さくした場合には、さらにビット当たりの面積は小さ
くなる。 (実施例2)図3及び図4は本発明の第2の実施例に係
わるDRAMを説明するためのもので、図3は回路構成
図、図4(a)は素子構造平面図、図4(b)は(a)
の矢視A−A′断面図である。なお、第1の実施例と同
一部分には、同一符号を付して示している。
【0030】本実施例は、第1の実施例において直列接
続されたメモリセルが1個の場合、即ち汎用のセルを用
いた場合である。本実施例も第1の実施例と同様に、折
り返しビット線構成の1層ポリ,平面セルの例である。
素子分離はゲートをVssに落としたトランジスタ21で
行っている。このように、ゲートをVssとしたトランジ
スタで素子分離を行うのは、元のパターンをそのまま使
用することができるため、工程数の増加をせずに済むた
めである。また、素子分離は必要なスペースが小さくて
済む。
【0031】1層ポリであるから、図4(a)のように
ワード線13とプレート14が平行となり、形状が単純
で加工が容易である。セルC0 とセルC0'には相補的な
データが書き込まれており、セルデータ読み出しの動作
は第1の実施例と同じである。また、信号量も従来のリ
ファレンス電位と比較する場合に比べて、やはり2倍と
なる。
【0032】従って、第1の実施例で述べた利点は、全
て本実施例にも適用できる。即ち、信号量が2倍である
ためセル容量Cs を小さくでき、ワード線昇圧回路が不
要となり工程を削減できる。
【0033】さらに、選択されたワード線に対して必ず
相補的なデータが隣接ビット線に読み出されるため、プ
レートに乗るノイズが相殺される。従って、プレート電
位の変動に起因するセルデータの破壊を防ぎ、ノイズマ
ージンを大きくすることができる。
【0034】ところで、本実施例でも必要なセル個数は
従来の2倍である。1層ポリシリコンを用いた1NAN
Dセルの面積は10F2 であるから、本実施例における
セル面積は20F2 となる。しかし、1層ポリシリコン
の汎用の12F2 のセルと同一信号量を実現するセルサ
イズを比較すると約0.9倍と小さい。 (実施例3)図5及び図6は本発明の第3の実施例に係
わるDRAMを説明するためのもので、図5は回路構成
図、図6(a)は素子構造平面図、図6(b)は(a)
の矢視A−A′断面図である。なお、第1の実施例と同
一部分には、同一符号を付している。
【0035】本実施例は、第2の実施例における素子分
離をトランジスタ以外の方法、例えばLOCOSによる
素子分離絶縁膜22で行ったものである。この場合も折
り返しビット線構成、1層ポリ、平面セルを用い、1本
のワード線が立ち上がってBL,/BLに読み出される
データは相補的な値を持っている。そして、1層ポリで
あるから、図6(a)のようにワード線とプレートが平
行となり、形状が単純で加工が容易である。
【0036】従って、第1の実施例で述べた利点は、全
て本実施例にも適用できる。また、図7(a)(b)に
示すように、素子分離領域22上にプレート電極14を
残して、素子分離領域を隔てている左右のプレートを共
通にしてもよい。 (実施例4)図8は本発明の第4の実施例に係わるDR
AMを説明するためのもので、図8(a)は素子構造平
面図、図8(b)は(a)の矢視A−A′断面図であ
る。回路構成図は第1の実施例の図1と同様である。
【0037】本実施例では、複数個のメモリセルを直列
接続して構成されるNAND型DRAMで、3層ポリ、
スタックセルの場合を示す。直列接続するメモリセルの
数が4個の場合を示すが、この個数は適宜変更可能であ
る。
【0038】本実施例は、拡散層12上に柱状のストレ
ージノード25が形成され、その上にプレート電極14
が形成されたスタックセルであり、第1の実施例とセル
構造が異なるが、動作は全く同じである。従って、信号
量は従来の2倍となり、セル容量Cs を従来より減らす
ことが可能となる。また、ワード線を昇圧せずに動作で
き、昇圧回路は不要となり、ゲート絶縁膜Toxを薄くで
きる。従って、プロセスの容易化、工程数の削減をはか
ることができる。
【0039】また、本実施例でも、第1〜第3の実施例
と同様に、隣り合うビット線に相補的なデータを読み出
すため、プレートノイズは相殺される。従って、ノイズ
マージンの大きなDRAMを得ることができる。
【0040】なお、本実施例の構成では、必要なメモリ
セルの数は従来の場合に比べ2倍になる。しかし、2層
ポリ、4NAND型のセル面積は4.5F2 であり、2
倍でも9F2 である。これは、汎用の8F2 のセルに比
べてさほど大きな値ではなく、信号量当たりのセル面積
は従来よりも減少する。 (実施例5)図9は本発明の第5の実施例に係わるDR
AMを説明するためのもので、図9(a)は素子構造平
面図、図9(b)は(a)の矢視A−A′断面図であ
る。回路構成図は第2の実施例の図3と同じである。
【0041】本実施例は、第4の実施例において直列接
続されたメモリセルが1個の場合、即ち汎用のセルを用
いた場合である。本実施例も第4の実施例と同様に、折
り返しビット線構成の3層ポリ、スタックセルの例であ
る。素子分離は、ゲートをVssに落としたトランジスタ
21で行っている。
【0042】セルC0 とセルC0'には相補的なデータが
書き込まれており、セルデータ読み出しの動作は第1の
実施例と同じである。また、信号量も従来のリファレン
ス電位と比較する場合に比べて、やはり2倍となる。従
って、第4の実施例で述べた利点は、全て本実施例にも
適用できる。
【0043】ところで、本実施例でも必要なセル個数は
従来の2倍である。1NANDセルの面積は6F2 であ
るから、本実施例におけるセル面積は12F2 となる。
これは、汎用の8F2 のセルに比べてさほど大きな値で
はなく、信号量当たりのセル面積は従来よりも減少す
る。 (実施例6)図10は本発明の第6の実施例に係わるD
RAMを説明するためのもので、図10(a)は素子構
造平面図、図10(b)は(a)の矢視A−A′断面図
である。回路構成図は第3の実施例の図5と同じであ
る。
【0044】本実施例は、第5の実施例における素子分
離をトランジスタ以外の方法、例えばLOCOSによる
素子分離絶縁膜22で行ったものである。この場合も折
り返しビット線構成の3層ポリ、スタックセルを用い、
1本のワード線が立ち上がってBL,/BLに読み出さ
れるデータは相補的な値を持っている。
【0045】セルC0 とセルC0'には相補的なデータが
書き込まれており、セルデータ読み出しの動作は第1の
実施例と同じである。また、信号量も従来のリファレン
ス電位と比較する場合に比べて、やはり2倍となる。従
って、第4の実施例で述べた利点は、全て本実施例にも
適用できる。
【0046】ところで、本実施例でも必要なセル個数は
従来の2倍である。1NANDセルの面積は6F2 であ
るから、本実施例におけるセル面積は12F2 となる。
また、図11(a)(b)に示すように、素子分離領域
22上にプレート電極14を残し、左右のセルでプレー
トを共有してもよい。 (実施例7)図12及び図13は本発明の第7の実施例
に係わるDRAMを説明するためのもので、図12は回
路構成図、図13(a)は素子構造平面図、図13
(b)は(a)の矢視A−A′断面図である。
【0047】本実施例は、第1の実施例においてビット
線対BL,/BLが1本おきに配置されている例であ
る。即ち、あるビット線対の間に別のビット線対の一方
のビット線が配置される。図12に示すように、センス
アンプ(S/A)は両側置きでも、片側置きでも構わな
い。センスアンプ(S/A)が片側に配置される場合に
は、あるビット線対の一方と別のビット線対の一方があ
る箇所で交差するようにすると、ビット線間のカップリ
ングバスが低減するので望ましい。また、BL,/BL
が1本おきに配置されてあれば、図12の回路構成に限
定されない。
【0048】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第1の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。そして、従来のセル面積12F2
に対して、本実施例では17F2 と大きくなるが、同一
信号量当たりのメモリセルサイズは約80%に低減する
ことができる。 (実施例8)図14及び図15は本発明の第8の実施例
に係わるDRAMを説明するためのもので、図14は回
路構成図、図15(a)は素子構造平面図、図15
(b)は(a)の矢視A−A′断面図である。
【0049】本実施例は、第2の実施例においてビット
線対BL,/BLが第7の実施例のように1本おきに配
置されている例である。図14に示すように、センスア
ンプ(S/A)は両側置きでも、片側置きでも構わな
い。また、BL,/BLが1本おきに配置されてあれ
ば、図14の回路構成に限定されない。
【0050】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第2の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。さらに、同一信号量当たりのメモ
リセルサイズも低減される。 (実施例9)図16及び図17は本発明の第9の実施例
に係わるDRAMを説明するためのもので、図16は回
路構成図、図17(a)は素子構造平面図、図17
(b)は(a)の矢視A−A′断面図である。
【0051】本実施例は、第3の実施例においてビット
線対BL,/BLが1本おきに配置されている例であ
る。図16に示すように、センスアンプ(S/A)は両
側置きでも、片側置きでも構わない。また、BL,/B
Lが1本おきに配置されてあれば、図16の回路構成に
限定されない。
【0052】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第3の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。また、素子分離領域22上でセル
プレートがつながり、図18(a)(b)に示すように
左右のセルプレートを共有する構成でも構わない。 (実施例10)図19は本発明の第10の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図19(a)は素
子構造平面図、図19(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第7の実施例の図12と同じ
である。
【0053】本実施例は、第4の実施例においてビット
線対BL,/BLが1本おきに配置されている例であ
る。図12に示すように、センスアンプ(S/A)は両
側置きでも、片側置きでも構わない。また、BL,/B
Lが1本おきに配置されてあれば、図12の回路構成に
限定されない。
【0054】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第4の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。 (実施例11)図20は本発明の第11の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図20(a)は素
子構造平面図、図20(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第8の実施例の図14と同じ
である。
【0055】本実施例は、第5の実施例においてビット
線対BL,/BLが第7の実施例のように1本おきに配
置されている例である。図14に示すように、センスア
ンプ(S/A)は両側置きでも、片側置きでも構わな
い。また、BL,/BLが1本おきに配置されてあれ
ば、図14の回路構成に限定されない。
【0056】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第5の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。 (実施例12)図21は本発明の第12の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図21(a)は素
子構造平面図、図21(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第11の実施例の図16と同
じである。
【0057】本実施例は、第6の実施例においてビット
線対BL,/BLが第7の実施例のように1本おきに配
置されている例である。図16に示すように、センスア
ンプ(S/A)は両側置きでも、片側置きでも構わな
い。また、BL,/BLが1本おきに配置されてあれ
ば、図16の回路構成に限定されない。また、図22
(a)(b)に示すように、素子分離領域22上で左右
のセルのプレートがつながっていてもかまわない。
【0058】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第6の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。 (実施例13)図23は本発明の第13の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図23(a)は素
子構造平面図、図23(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第2の実施例の図3と同じで
ある。
【0059】本実施例は、第2の実施例において、セル
を1層ポリのトレンチセルとした場合である。基板11
にトレンチ31が設けられ、このトレンチ31内にゲー
ト絶縁膜32を介してプレート電極34が埋め込まれて
いる。
【0060】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第2の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。 (実施例14)図24は本発明の第14の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図24(a)は素
子構造平面図、図24(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第3の実施例の図5と同じで
ある。
【0061】本実施例は、第3の実施例において、セル
を1層ポリのトレンチセルとした場合である。基板11
にトレンチ31が設けられ、このトレンチ31内にゲー
ト絶縁膜32を介してプレート電極34が埋め込まれて
いる。そして、隣接するトレンチ31間でプレート電極
34は接続されている。
【0062】ビット線対BL,/BLには、第1の実施
例と同様に、相補的なセルデータが読み出される。動作
は第3の実施例と同様であり、信号量も2倍となる。プ
レートのノイズも相殺されて、ノイズマージンの大きな
メモリを実現できる。 (実施例15)図25は本発明の第15の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図25(a)は素
子構造平面図、図25(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第2の実施例の図3と同じで
ある。
【0063】本実施例は、第2の実施例において、セル
を2層ポリのトレンチセルとした場合である。ビット線
対BL,/BLには、第1の実施例と同様に、相補的な
セルデータが読み出される。動作は第2の実施例と同様
であり、信号量も2倍となる。プレートのノイズも相殺
されて、ノイズマージンの大きなメモリを実現できる。 (実施例16)図26は本発明の第16の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、図26(a)は素
子構造平面図、図26(b)は(a)の矢視A−A′断
面図である。回路構成図は第3の実施例の図5と同じで
ある。
【0064】本実施例は、第3の実施例において、セル
を2層ポリのトレンチセルとした場合である。ビット線
対BL,/BLには、第1の実施例と同様に、相補的な
セルデータが読み出される。動作は第3の実施例と同様
であり、信号量も2倍となる。プレートのノイズも相殺
されて、ノイズマージンの大きなメモリを実現できる。 (実施例17)図30は本発明の第17の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、(a)は回路構成
図、(b)は素子構造平面図である。
【0065】本実施例は、複数個のメモリセルを直列接
続して構成されるNAND型DRAMで、1層ポリ、平
面セルの例である。直列接続するメモリセルが4個の場
合を示すが、この個数は適宜変更可能である。
【0066】図30(a)に示すように、隣接するビッ
ト線BL,/BLが対となり、センスアンプS/Aにつ
ながる折り返しビット線方式となっている。BLには4
個のダイナミック型メモリセル(C0 〜C3 )を直列接
続してなるNAND型メモリセルユニット(NANDセ
ル)が接続され、C0 〜C3 のプレート電極は/BLに
接続されている。
【0067】センスアンプS/Aで読み出されたデータ
は、一時記憶用のレジスタセルRC(RC0 〜RC3 )
に記憶される。レジスタセル(RC)は、NANDセル
のセル直列接続数に応じて4個設けられている。
【0068】なお、図では1つのビット線対のみを示し
ているが、実際は多数のビット線対が配置されており、
それぞれにセンスアンプS/Aが接続されているのは勿
論のことである。さらに、1本のビット線に多数のNA
NDセルが接続されているのも勿論のことである。
【0069】図30(b)において、13はワード線、
14はプレート電極、16はビット線、17はビット線
コンタクト、19は素子領域、51はプレート電極14
とビット線16のコンタクトを示している。
【0070】本実施例では、ワード線とプレート電極を
同じ層(1層ポリ)で作っているため、工程数が少なく
て済み、プレート形状が単純なので加工が容易という長
所がある。本実施例の動作を以下に、簡単に説明する。
【0071】図30(a)のビット線コンタクトに近い
セルから順番にワード線が立ち上がると、ビット線BL
につながるセルキャパシタのプレートがビット線/BL
に接続されていることから、ビット線BLには信号量V
sが読み出され、ビット線/BLには−Vsが読み出さ
れる。読み出されたセルデータはセンスアンプS/Aで
増幅され、レジスタセルに書き込まれる。各々4個のセ
ルデータがレジスタセルに保持されたら、ビット線コン
タクトから遠いセルから順にレジスタセルからのリスト
アを行い、ワード線を立ち上げていく。
【0072】セルデータが読み出された時のビット線対
の電位は、ビット線プリチャージ電位を 1/2Vccとする
と、BLの電位BL(H) ,/BLの電位BL(L) は、 VBL(H) =(1/2 Vcc・CB +Vcc・Cs )/(CB +
4Cs ) VBL(L) =(1/2 Vcc・CB −Vcc・Cs )/(CB +
4Cs ) となる。このため、BL,/BLの電位差(信号量)
は、 VBL(H) −VBL(L) =2Vcc・Cs /(CB +4Cs ) である。従って、本実施例における信号量は、リファレ
ンス電位を 1/2Vccとした従来の4倍となる。
【0073】上記の回路構成により、従来より大きな信
号量を得ると、次のような利点がある。第1に、Cs を
従来より減らすことが可能である。第2に、ビット線対
に1と0を必ず読み出すことから、ワード線を昇圧しな
くてもデータを正確に読み出せる。ワード線昇圧回路が
なくなることにより、プロセスを簡易化でき、さらにT
oxを薄くすることができる。また、ダミーセルが不必要
なので、ダミーセルのばらつきの影響を受けない。
【0074】本実施例の構成では、最小セルサイズは、
従来の1層ポリ平面セルフォールデッドが12F2 に対
し17F2 となる。しかし、信号量は従来の4倍とな
り、さらにダミーセルばらつきの影響を受けないことを
考慮すれば、信号量は従来の4倍以上となる。従って、
同一信号量を得るのに必要なセルサイズは、従来の0.
4倍で済む。 (実施例18)図31は本発明の第18の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、(a)は回路構成
図、(b)は素子構造平面図である。
【0075】本実施例は、第17の実施例において、プ
レートとビット線のコンタクトを、BL,/BLで交互
に配置したものである。本実施例も第17の実施例と同
様に、折り返しビット線構成の1層ポリ、平面セルの例
である。素子分離はゲートをVssに落としたトランジス
タ、或いはLOCOSでも構わない。
【0076】本実施例では、プレートとビット線のコン
タクトを交互に配置するため、図33(a)に示すよう
に、よりビット線方向に詰めて配置することが可能とな
る。1層ポリであるから、形状が単純で加工が容易であ
る。
【0077】セルデータ読み出しの動作は第17の実施
例と同じである。また、信号量も従来のリファレンス電
位と比較する場合に比べて、やはり4倍となる。従っ
て、第17の実施例で述べた利点は、全て本実施例にも
適用できる。
【0078】ところで、本実施例でも最小セルサイズ
は、従来の1層ポリ平面セルフォールデッドが12F2
に対し17F2 となる。しかし、信号量は従来の4倍と
なり、さらにダミーセルばらつきの影響を受けないこと
を考慮すれば、信号量は従来の4倍以上となる。従っ
て、同一の信号量を得るのに必要なセルサイズは、従来
の0.4倍で済む。 (実施例19)図32は本発明の第19の実施例に係わ
るDRAMを説明するためのもので、(a)は回路構成
図、(b)は素子構造平面図である。
【0079】本実施例は、第18の実施例における余剰
トランジスタ52(T1,T2,T3,T4)に、しき
い値の低いノーマリーオンのトランジスタを用いたもの
である。
【0080】この場合も、フォールデッドビット線構
成、1層ポリ、平面セルを用い、1本のワード線が立ち
上がってBL,/BLに読み出されるデータは相補的な
値を持っている。1層ポリであるから、図32(b)の
ように、ワード線とプレートが平行となり、形状が単純
で加工が容易である。また、プレートとビット線のコン
タクトを交互に配置するため、図33(b)に示すよう
に、よりビット線方向に詰めて配置することが可能とな
る。
【0081】セルデータ読み出しの動作は第17の実施
例と同じであり、信号量も従来のリファレンス電位と比
較する場合に比べて、やはり4倍となる。従って第17
の実施例で述べた利点は、全て本実施例にも適用でき
る。 (実施例20)図34は、本発明の第20の実施例に係
わるDRAMを示す回路構成図である。本実施例は第1
7の実施例において、ビット線BLに接続したNAND
セルユニットとビット線/BLに接続したNANDセル
ユニットを重ねた形である。
【0082】セルデータ読み出しの動作は第17の実施
例と同じであり、信号量も従来のリファレンス電位と比
較する場合に比べて、やはり4倍となる。従って、第1
7の実施例で述べた利点は全て本実施例にも適用でき
る。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、任意
の2本のビット線を対とし、ビット線対にそれぞれ接続
されたセルからワード線選択時に相補的なデータが読み
出されるような構成とすることにより、従来の2倍の信
号量を確保できる。また、ビット線対の一方に接続され
たNAND型メモリセルユニットの各メモリセルを構成
するセルキャパシタのプレート側をビット線対の他方に
接続し、ワード線選択時にそれぞれのメモリセルの両側
から相補的なデータを読み出す構成としているので、従
来の4倍の信号量を確保できる。このため、第1にCs
を小さくでき、第2にワード線を昇圧しなくて済み、工
程数を削減して昇圧回路のないDRAMを提供できる。
【0084】また、ビット線対を隣接、又は1本おきに
配置することにより、プレートノイズに対する信頼性を
向上できる。従って、上記から本発明により、より簡単
なプロセスで高信頼性のメモリを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第4の実施例に係わるDRAMの回路構
成を示す図。
【図2】第1の実施例に係わるDRAMの素子構造を示
す図。
【図3】第2,第5,第13,第15の実施例に係わる
DRAMの回路構成を示す図。
【図4】第2の実施例に係わるDRAMの素子構造を示
す図。
【図5】第3,第6,第14,第16の実施例に係わる
DRAMの回路構成を示す図。
【図6】第3の実施例に係わるDRAMの素子構造を示
す図。
【図7】第3の実施例の変形例に係わるDRAMの素子
構造を示す図。
【図8】第4の実施例に係わるDRAMの素子構造を示
す図。
【図9】第5の実施例に係わるDRAMの素子構造を示
す図。
【図10】第6の実施例に係わるDRAMの素子構造を
示す図。
【図11】第6の実施例の変形例に係わるDRAMの回
路構成を示す図。
【図12】第7,第10の実施例に係わるDRAMの回
路構成を示す図。
【図13】第7の実施例に係わるDRAMの素子構造を
示す図。
【図14】第8,第11の実施例に係わるDRAMの回
路構成を示す図。
【図15】第8の実施例に係わるDRAMの素子構造を
示す図。
【図16】第9,第12の実施例に係わるDRAMの回
路構成を示す図。
【図17】第9の実施例に係わるDRAMの素子構造を
示す図。
【図18】第9の実施例の変形例に係わるDRAMの素
子構造を示す図。
【図19】第10の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図20】第11の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図21】第12の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図22】第12の実施例の変形例に係わるDRAMの
素子構造を示す図。
【図23】第13の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図24】第14の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図25】第15の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図26】第16の実施例に係わるDRAMの素子構造
を示す図。
【図27】従来例と実施例のセルレイアウトの比較を示
す平面図。
【図28】従来のDRAMの回路構成を示す図。
【図29】従来のDRAMの素子構造を示す図。
【図30】第17の実施例に係わるDRAMの回路構成
と素子構造を示す図。
【図31】第18の実施例に係わるDRAMの回路構成
と素子構造を示す図。
【図32】第19の実施例に係わるDRAMの回路構成
と素子構造を示す図。
【図33】第18及び第19の実施例における素子構造
の他の例を示す図。
【図34】第20の実施例に係わるDRAMの回路構成
を示す図。
【符号の説明】
11…半導体基板 12…拡散層 13…第1層ポリSiからなるワード線 14…第1層ポリSiからなるプレート電極 15…層間絶縁膜 16…ビット線 17…ビット線コンタクト 19…素子領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落井 清文 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株式会社東芝半導体システム技術センタ ー内 (72)発明者 小泉 正幸 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株式会社東芝半導体システム技術センタ ー内 (56)参考文献 特開 平3−36762(JP,A) 特開 平5−250869(JP,A) 特開 平6−208939(JP,A) 特開 昭60−239993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 27/108

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のダイナミック型メモリセルを直列
    接続して構成されたNAND型メモリセルユニットがマ
    トリックス配置されたメモリセルアレイと、このメモリ
    セルアレイ内に隣接又は複数本おきに配置される2本の
    ビット線をペアにしてビット線対とし、各ビット線対毎
    に設けられた折り返しビット線方式のセンスアンプとを
    具備してなり、前記メモリセルユニットは、スイッチング用のトランジ
    スタとしきい値の低いノーマリーオンのトランジスタが
    交互に並んでおり、同一ビット線対において1本のワー
    ド線により選択される2個のトランジスタの一方がスイ
    ッチング用のトランジスタであれば他方がノーマリーオ
    ンのトランジスタであり、 前記ビット線対の一方に接続されたメモリセルユニット
    の各メモリセルを構成するセルキャパシタのプレート側
    を前記ビット線対の他方に接続し、ワード線選択時にそ
    れぞれのメモリセルの両側から相補的なデータを読み出
    すことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記ビット線対における各ビット線とセル
    キャパシタのプレート側とのコンタクトが、ビット線対
    の一方と他方で交互に配置されてなることを特徴とする
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリセルは、キャパシタのプレート
    電極とワード線を同じポリシリコン層で形成した平面セ
    ルであることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】ビット線方向の素子分離を、トランジスタ
    又はLOCOSで行っていることを特徴とする請求項
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記メモリセルからデータを読み出す時又
    はメモリセルにデータを書き込む時に、ワード線を昇圧
    しないことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
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