JP3394396B2 - 打ち抜きプレス機 - Google Patents
打ち抜きプレス機Info
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- toggle lever
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- band
- punching
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/10—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
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- B30B15/0029—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
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- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/04—Frames; Guides
- B30B15/041—Guides
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/00—Cutting
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- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8841—Tool driver movable relative to tool support
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- Y10T83/8841—Tool driver movable relative to tool support
- Y10T83/8853—Including details of guide for tool or tool support
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- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8855—With spaced guide pins [e.g., die set leader pins]
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスハウジング
と、少なくとも１つのポンチと、バンド送り方向で打ち
抜き空間を通して前方へ押し出され、加工されるバンド
のバンド走行面が画定されるような打ち抜き空間と、バ
ンド送り方向で駆動装置の両側に配設されたトグルレバ
−ユニット構造体に連結される駆動装置とを備えた打ち
抜きプレス機に関する。
と、少なくとも１つのポンチと、バンド送り方向で打ち
抜き空間を通して前方へ押し出され、加工されるバンド
のバンド走行面が画定されるような打ち抜き空間と、バ
ンド送り方向で駆動装置の両側に配設されたトグルレバ
−ユニット構造体に連結される駆動装置とを備えた打ち
抜きプレス機に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在の打ち抜き技術における開発は原料
を完全加工する方向に向かっており、削り屑のない完全
な製品の製造を目指している。これは、打ち抜きプレス
が完全な製造センターで行われることを意味する。通常
の切削および変形（曲げ）作業とならんで、打ち抜きプ
レスでは、組立および接合作業も付加され、溶接や鋲
接、ねじ成形も行われている。加工すべきバンドの加工
工程の実施後には、必ず同じバンドが打ち抜きプレス内
で所定の距離だけ前方へ押し出される。更に、作業工程
中に品質保証するための測定装置の使用度数も増加して
いる。すなわち、打ち抜きプレス機内における個別の作
業工程数が増えれば増えるほど、工具取付空間、従っ
て、打ち抜き空間の長さが長くなり、そのためより長い
工具取付空間が必要となる。
を完全加工する方向に向かっており、削り屑のない完全
な製品の製造を目指している。これは、打ち抜きプレス
が完全な製造センターで行われることを意味する。通常
の切削および変形（曲げ）作業とならんで、打ち抜きプ
レスでは、組立および接合作業も付加され、溶接や鋲
接、ねじ成形も行われている。加工すべきバンドの加工
工程の実施後には、必ず同じバンドが打ち抜きプレス内
で所定の距離だけ前方へ押し出される。更に、作業工程
中に品質保証するための測定装置の使用度数も増加して
いる。すなわち、打ち抜きプレス機内における個別の作
業工程数が増えれば増えるほど、工具取付空間、従っ
て、打ち抜き空間の長さが長くなり、そのためより長い
工具取付空間が必要となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】より長い工具取付空間
を維持するためには、一般にプレス機の構造寸法を拡大
すればよいが、これによって面積や質量に対する許容定
格負荷が増大する。
を維持するためには、一般にプレス機の構造寸法を拡大
すればよいが、これによって面積や質量に対する許容定
格負荷が増大する。
【０００４】しかし実際には工具取付空間を長くするた
めに、同時により高い定格負荷が要求されることは稀で
ある。質量体、特に移動する質量体の著しい増加は好ま
しくない。
めに、同時により高い定格負荷が要求されることは稀で
ある。質量体、特に移動する質量体の著しい増加は好ま
しくない。
【０００５】従って、工具取付空間を長くするために打
ち抜きプレスの寸法を拡大することによって、過度に高
価な機械価格と、低い機械回転数と、大きなエネルギー
消費とがもたらされ、特に細かい高精密部品を製造また
は加工する場合には制御困難な慣性力がもたらされる。
ち抜きプレスの寸法を拡大することによって、過度に高
価な機械価格と、低い機械回転数と、大きなエネルギー
消費とがもたらされ、特に細かい高精密部品を製造また
は加工する場合には制御困難な慣性力がもたらされる。
【０００６】本発明は、このような不都合を解決しよう
とするものであって、長い工具取付空間を備えるものの
高い機械回転数を許容し、エネルギー消費の増加を不要
とするとともに過度に高い慣性力を誘発しないトグルレ
バーユニット構造体によって力の伝達が行われる、打ち
抜きプレス機を提供することを課題とする。
とするものであって、長い工具取付空間を備えるものの
高い機械回転数を許容し、エネルギー消費の増加を不要
とするとともに過度に高い慣性力を誘発しないトグルレ
バーユニット構造体によって力の伝達が行われる、打ち
抜きプレス機を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の特徴部分に示
される本発明の打ち抜きプレス機によれば、少なくとも
駆動装置の一方の側に少なくとも２つのトグルレバーユ
ニットを備えている。打ち抜きプレス機の全てのトグル
レバーユニットは、少なくとも１つのポンチと駆動可能
に連結されている。さらに、本発明の他の構成および特
徴は請求項２〜７から明らかである。
される本発明の打ち抜きプレス機によれば、少なくとも
駆動装置の一方の側に少なくとも２つのトグルレバーユ
ニットを備えている。打ち抜きプレス機の全てのトグル
レバーユニットは、少なくとも１つのポンチと駆動可能
に連結されている。さらに、本発明の他の構成および特
徴は請求項２〜７から明らかである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図１〜５に基づき本発明の
実施の態様について詳述する。
実施の態様について詳述する。
【０００９】
【実施例】以下、実施例として、偏心軸に結合されたク
ラッチブレーキ装置を介して電動モータによって駆動さ
れる打ち抜きプレス機を説明する。しかし、例えば、ク
ランクシャフト、油圧駆動装置、カムを含む駆動装置等
を備える態様もある。
ラッチブレーキ装置を介して電動モータによって駆動さ
れる打ち抜きプレス機を説明する。しかし、例えば、ク
ランクシャフト、油圧駆動装置、カムを含む駆動装置等
を備える態様もある。
【００１０】図に示された実施例の打ち抜きプレスは偏
心軸１を備えている。この偏心軸１は、駆動モ−タ５１
によってベルト伝達機構５２とクラッチブレ−キ装置２
を介して駆動される（図１，５参照）。打ち抜きプレス
用のこのようなクラッチブレ−キ装置は周知であるた
め、詳細な説明は省く。図５では、クラッチブレ−キ装
置２について、ブレ−キディスク４１と摩擦ライニング
４９，５０が図示されている。上記構造材（偏心軸１，
クラッチブレ−キ装置２，ブレ−キディスク４１，摩擦
ライニング４９と５０，駆動モ−タ５１及びベルト伝達
機構５２）は、本発明のパンチプレスの駆動ユニットを
形成する。
心軸１を備えている。この偏心軸１は、駆動モ−タ５１
によってベルト伝達機構５２とクラッチブレ−キ装置２
を介して駆動される（図１，５参照）。打ち抜きプレス
用のこのようなクラッチブレ−キ装置は周知であるた
め、詳細な説明は省く。図５では、クラッチブレ−キ装
置２について、ブレ−キディスク４１と摩擦ライニング
４９，５０が図示されている。上記構造材（偏心軸１，
クラッチブレ−キ装置２，ブレ−キディスク４１，摩擦
ライニング４９と５０，駆動モ−タ５１及びベルト伝達
機構５２）は、本発明のパンチプレスの駆動ユニットを
形成する。
【００１１】偏心軸１は偏心部材３、４ａ、４ｂを有し
ている。偏心部材３には連結ロッド６が軸支され、また
偏心部材４ａ、４ｂにはフォーク形状の連結ロッド５が
軸支されている。偏心部材３、４ａ、４ｂでは、様々な
公知の打ち抜きプレスの場合と同様、打ち抜きプレス機
のポンチの行程を調整するために、互いに回転自在なブ
ッシュを設けることもできる。連結ロッド５は、リスト
ピン７を介して連結部材９ａ、９ｂに連結されており、
連結ロッド６はリストピン８を介して連結部材１０ａ、
１０ｂに連結されている。
ている。偏心部材３には連結ロッド６が軸支され、また
偏心部材４ａ、４ｂにはフォーク形状の連結ロッド５が
軸支されている。偏心部材３、４ａ、４ｂでは、様々な
公知の打ち抜きプレスの場合と同様、打ち抜きプレス機
のポンチの行程を調整するために、互いに回転自在なブ
ッシュを設けることもできる。連結ロッド５は、リスト
ピン７を介して連結部材９ａ、９ｂに連結されており、
連結ロッド６はリストピン８を介して連結部材１０ａ、
１０ｂに連結されている。
【００１２】連結部材９ａ、９ｂは第１のピン１１を介
して第１のトグルレバーアーム１５ａ、１５ｂに連結さ
れている。更に、連結部材９ａ、９ｂは第２のピン１２
を介して第２のトグルレバーアーム１６ａ、１６ｂに連
結されている。連結部材１０ａ、１０ｂは第３のピン１
３を介してトグルレバーアーム１７ａ、１７ｂに連結さ
れている。最後に、連結部材１０ａ、１０ｂは更に第４
のピン１４を介してトグルレバーアーム１８ａ、１８ｂ
に連結されている。
して第１のトグルレバーアーム１５ａ、１５ｂに連結さ
れている。更に、連結部材９ａ、９ｂは第２のピン１２
を介して第２のトグルレバーアーム１６ａ、１６ｂに連
結されている。連結部材１０ａ、１０ｂは第３のピン１
３を介してトグルレバーアーム１７ａ、１７ｂに連結さ
れている。最後に、連結部材１０ａ、１０ｂは更に第４
のピン１４を介してトグルレバーアーム１８ａ、１８ｂ
に連結されている。
【００１３】 各上方のトグルレバーアーム１５ａ,１６
ａ,１７ａ,１８ａは、偏心軸１９,２０,２１または２２
を介して打ち抜きプレスのハウジング２３内に支持され
ている。各下方のトグルレバーアーム１５ｂ,１６ｂ,１
７ｂ,１８ｂは、ピン２４,２５,２６または２７を介し
て加圧ヘッド２８,２９,３０または３１に連結されてい
る。図２では、例えば、端部区域２５ａ,２５ｂで示さ
れているピン２５の端部は、スライド部材内に軸支さ
れ、該部材は、図1では参照番号３２,３３,３４または
３５で示され、図３では参照番号３２,３３で示されて
いる。図２の断面図には、ピンのそれぞれの２つのスラ
イド部材が示され、そのスライド部材３３,３３ａがピ
ン２５の２つの端部に示されている。スライド部材３
２,３３,３４,３５は、溝を介してハウジング２３に支
持されている。前記溝は、図３では参照番号３６と５３
で示され、図２の断面図では、３６ａと３６ｂで示され
ている。
ａ,１７ａ,１８ａは、偏心軸１９,２０,２１または２２
を介して打ち抜きプレスのハウジング２３内に支持され
ている。各下方のトグルレバーアーム１５ｂ,１６ｂ,１
７ｂ,１８ｂは、ピン２４,２５,２６または２７を介し
て加圧ヘッド２８,２９,３０または３１に連結されてい
る。図２では、例えば、端部区域２５ａ,２５ｂで示さ
れているピン２５の端部は、スライド部材内に軸支さ
れ、該部材は、図1では参照番号３２,３３,３４または
３５で示され、図３では参照番号３２,３３で示されて
いる。図２の断面図には、ピンのそれぞれの２つのスラ
イド部材が示され、そのスライド部材３３,３３ａがピ
ン２５の２つの端部に示されている。スライド部材３
２,３３,３４,３５は、溝を介してハウジング２３に支
持されている。前記溝は、図３では参照番号３６と５３
で示され、図２の断面図では、３６ａと３６ｂで示され
ている。
【００１４】 上述した上方のトグルレバーアーム１５
ａ,１６ａ,１７ａ,１８ａに戻ると、これらのアーム
は、偏心軸１９,２０,２１,２２を介してハウジング２
３内に支持され、その偏心軸１９,２０,２１,２２に
は、ウォームギヤ３７,３８,３９,４０が結合されてい
る。ウォームギヤ３７,３８,３９,４０は、ウォーム４
５,４６,４７または４８と噛合している。図示した実施
例では、ウォーム４５と４６は駆動軸４３を介してサー
ボモータ４２に結合され、またウォーム４７と４８は、
駆動軸４４を介してサーボモータ４１に結合されてい
る。
ａ,１６ａ,１７ａ,１８ａに戻ると、これらのアーム
は、偏心軸１９,２０,２１,２２を介してハウジング２
３内に支持され、その偏心軸１９,２０,２１,２２に
は、ウォームギヤ３７,３８,３９,４０が結合されてい
る。ウォームギヤ３７,３８,３９,４０は、ウォーム４
５,４６,４７または４８と噛合している。図示した実施
例では、ウォーム４５と４６は駆動軸４３を介してサー
ボモータ４２に結合され、またウォーム４７と４８は、
駆動軸４４を介してサーボモータ４１に結合されてい
る。
【００１５】 下方のトグルレバーアーム１５ｂと１６
ｂに結合された加圧ヘッド２８と２９は、ピン５４と５
５を介してポンチ５６に結合され、また加圧ヘッド３０
と３１はポンチ５７に結合されている。この代わりに、
４つの加圧ヘッド２８,２９,３０,３１の全てを、唯一
のポンチに結合することも、各加圧ヘッドをそれぞれ１
つの専用のポンチに結合することも可能である。
ｂに結合された加圧ヘッド２８と２９は、ピン５４と５
５を介してポンチ５６に結合され、また加圧ヘッド３０
と３１はポンチ５７に結合されている。この代わりに、
４つの加圧ヘッド２８,２９,３０,３１の全てを、唯一
のポンチに結合することも、各加圧ヘッドをそれぞれ１
つの専用のポンチに結合することも可能である。
【００１６】次に、特に、図３、図４に示された、ポン
チガイドの構成について説明する。ポンチ５６は、下方
に突出する２つのガイド支柱５８、５９に固く結合され
ている。ガイド支柱５８、５９はバンド走行面６０にお
いてガイド６１、６２内を案内される。ポンチ５７はガ
イド支柱６３、６４に固定され、またガイド６５、６６
内を案内される。このガイド構成は、スイス特許Ｎｏ．
５６８８４８または米国特許Ｎｏ．３９９８４９８に詳
述されており、ここでは開示の意味で、文献として挙げ
ている。
チガイドの構成について説明する。ポンチ５６は、下方
に突出する２つのガイド支柱５８、５９に固く結合され
ている。ガイド支柱５８、５９はバンド走行面６０にお
いてガイド６１、６２内を案内される。ポンチ５７はガ
イド支柱６３、６４に固定され、またガイド６５、６６
内を案内される。このガイド構成は、スイス特許Ｎｏ．
５６８８４８または米国特許Ｎｏ．３９９８４９８に詳
述されており、ここでは開示の意味で、文献として挙げ
ている。
【００１７】ポンチ５６、５７は別の、すなわち第３の
ガイド６７または６８を有しており、このガイドはバン
ド走行面６０の上方に配設されている。プレスハウジン
グ２３に固定結合された別のガイド支柱６９、７０は、
第３のガイド６７または６８内に突出している。ガイド
６７、６８は摺動面７１を備えており（図４）（上述の
文献参照）、この摺動面は打ち抜きプレス機の長手方
向、すなわちバンドの送り方向に延在している。これに
より、ガイド６７、６８は打ち抜きプレス時におけるポ
ンチ５６、５７の横方向の移動は防止されるが、ポンチ
５６、５７のポンチガイドを固定することなく、摺動面
７１によってポンチ５６、５７の熱膨張は許容される。
図では、打ち抜きプレスのクランププレートは参照番号
７２で示され、基礎プレートは参照番号７３で示されて
いる。
ガイド６７または６８を有しており、このガイドはバン
ド走行面６０の上方に配設されている。プレスハウジン
グ２３に固定結合された別のガイド支柱６９、７０は、
第３のガイド６７または６８内に突出している。ガイド
６７、６８は摺動面７１を備えており（図４）（上述の
文献参照）、この摺動面は打ち抜きプレス機の長手方
向、すなわちバンドの送り方向に延在している。これに
より、ガイド６７、６８は打ち抜きプレス時におけるポ
ンチ５６、５７の横方向の移動は防止されるが、ポンチ
５６、５７のポンチガイドを固定することなく、摺動面
７１によってポンチ５６、５７の熱膨張は許容される。
図では、打ち抜きプレスのクランププレートは参照番号
７２で示され、基礎プレートは参照番号７３で示されて
いる。
【００１８】打ち抜きプレス機の長手方向またはバンド
送り方向に偏心的な打ち抜き荷重Ｆが加えられた場合
（図３）、例えばポンチ５６と、クランププレート７２
またはベースプレート７３との間で、加圧ヘッド２８、
２９は異なる弾性で以って変形される。ポンチ５６は、
図３で距離Ｓで示されているように、傾斜位置をとる。
この場合、（部分拡大図で示す）ポンチ５６の傾斜位置
は点線Ｔで示されている。加圧ヘッド２９の弾性変形と
変位は点線Ｕによって示されており、それに対応して、
加圧ヘッド２８は点線Ｖによって示されている。更に、
ガイド支柱５８の傾斜位置は点線Ｗによって示されてい
る。
送り方向に偏心的な打ち抜き荷重Ｆが加えられた場合
（図３）、例えばポンチ５６と、クランププレート７２
またはベースプレート７３との間で、加圧ヘッド２８、
２９は異なる弾性で以って変形される。ポンチ５６は、
図３で距離Ｓで示されているように、傾斜位置をとる。
この場合、（部分拡大図で示す）ポンチ５６の傾斜位置
は点線Ｔで示されている。加圧ヘッド２９の弾性変形と
変位は点線Ｕによって示されており、それに対応して、
加圧ヘッド２８は点線Ｖによって示されている。更に、
ガイド支柱５８の傾斜位置は点線Ｗによって示されてい
る。
【００１９】 ガイド６１,６２がバンド走行面６０上に
配設されることによって、ポンチ５６の回動支点Ｋは、
バンド走行面６０上に存在する状態が持続される。すな
わち、ポンチ５６、またはこのポンチに結合された上方
工具はバンド走行面６０から外れることはない。
配設されることによって、ポンチ５６の回動支点Ｋは、
バンド走行面６０上に存在する状態が持続される。すな
わち、ポンチ５６、またはこのポンチに結合された上方
工具はバンド走行面６０から外れることはない。
【００２０】ガイド６７またはその摺動面７１（図４）
は、対応する摺動を許容する。プレスハウジング２３と
加圧ヘッド２８、２９との間のシール７５、７６（図
３）は可動シールであり、ポンチ５６が傾斜位置にある
場合においても、オイルが閉鎖プレスハウジング２３か
ら作動空間内に流出したり、加工すべきバンドと工具が
汚れたりするのを防止する。
は、対応する摺動を許容する。プレスハウジング２３と
加圧ヘッド２８、２９との間のシール７５、７６（図
３）は可動シールであり、ポンチ５６が傾斜位置にある
場合においても、オイルが閉鎖プレスハウジング２３か
ら作動空間内に流出したり、加工すべきバンドと工具が
汚れたりするのを防止する。
【００２１】ポンチ５６に偏心荷重が加えられる場合の
様々な構成部品の特性を説明してきたが、ポンチ５７に
偏心荷重が加えられた場合にも、対応する構成部品には
全く同一の特性が現れる。ポンチ５６は、加圧ヘッド２
８、２９およびトグルレバーアーム１５ａ、１５ｂまた
は１６ａ、１６ｂを介して偏心軸１９と２０に結合され
ており、この偏心軸は上述のように共通の駆動装置であ
るサーボモータ４２と結合されている。ポンチ５７は、
加圧ヘッド３０、３１およびトグルレバーアーム１７
ａ、１７ｂまたは１８ａ、１８ｂを介して偏心軸２１と
２０に結合されており、この偏心軸はサーボモータ４１
と結合されている。これにより、２つのポンチ５６と５
７の高さは互いに独立に調整可能であることが分かる。
また、サーボモータを同期運転することも可能であり、
結果としてポンチ５６と５７の高さも同様に同期調整可
能である。
様々な構成部品の特性を説明してきたが、ポンチ５７に
偏心荷重が加えられた場合にも、対応する構成部品には
全く同一の特性が現れる。ポンチ５６は、加圧ヘッド２
８、２９およびトグルレバーアーム１５ａ、１５ｂまた
は１６ａ、１６ｂを介して偏心軸１９と２０に結合され
ており、この偏心軸は上述のように共通の駆動装置であ
るサーボモータ４２と結合されている。ポンチ５７は、
加圧ヘッド３０、３１およびトグルレバーアーム１７
ａ、１７ｂまたは１８ａ、１８ｂを介して偏心軸２１と
２０に結合されており、この偏心軸はサーボモータ４１
と結合されている。これにより、２つのポンチ５６と５
７の高さは互いに独立に調整可能であることが分かる。
また、サーボモータを同期運転することも可能であり、
結果としてポンチ５６と５７の高さも同様に同期調整可
能である。
【００２２】
【発明の効果】 本発明によって達成される利点は、特
に長い工具取付空間が可能になるとともに、高い機械回
転数と限定された出力、ならびに低い慣性力が支配的と
なることである。
に長い工具取付空間が可能になるとともに、高い機械回
転数と限定された出力、ならびに低い慣性力が支配的と
なることである。
【図１】打ち抜きプレス機の断面図である。
【図２】図１のII−II線に沿った断面図である。
【図３】図１の断面の部分拡大断面図である。
【図４】図３のIV−IV線に沿った断面図である。
【図５】図１のＶ−Ｖ線に沿った断面図である。
１，１９，２０，２１，２２・・・・・・偏心軸
５，６・・・・・・・・・・駆動装置
１５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂ，１７ａ，１７ｂ・・・・
・・トグルレバーアーム １９，２０，２１，２２・・・・・・偏心軸 ２３・・・・・・・・・・・・ハウジング ２４，２５，２６，２７・・・・・・連結ピン ２８，２９，３０，３１・・・・・・加圧ヘッド ３２，３３，３４，３５・・・・・・ポンチ部材 ５１・・・・・・・・・・・・駆動モータ ５２・・・・・・・・・・・・ベルト伝達機構 ５６，５７・・・・・・ポンチ
・・トグルレバーアーム １９，２０，２１，２２・・・・・・偏心軸 ２３・・・・・・・・・・・・ハウジング ２４，２５，２６，２７・・・・・・連結ピン ２８，２９，３０，３１・・・・・・加圧ヘッド ３２，３３，３４，３５・・・・・・ポンチ部材 ５１・・・・・・・・・・・・駆動モータ ５２・・・・・・・・・・・・ベルト伝達機構 ５６，５７・・・・・・ポンチ
─────────────────────────────────────────────────────
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(56)参考文献 特開 平５−104288（ＪＰ，Ａ)
特開 昭55−16760（ＪＰ，Ａ)
実開 平２−28393（ＪＰ，Ｕ)
英国特許出願公開288398（ＧＢ，Ａ)
独国特許発明133779（ＤＥ，Ｃ２)
米国特許3975132（ＵＳ，Ａ)
西独国特許1127175（ＤＥ，Ｂ)
西独国特許出願公開3332173（ＤＥ,
Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B21D 28/02
B21D 28/20
B21D 37/10
B30B 1/14
B30B 15/04
B30B 13/00
Claims (7)
- 【請求項１】 プレスハウジング（２３）と、少なくと
も一つのポンチ（５６；５７）と、バンド送り方向で打
ち抜き空間を通し前方へ押し出されて加工されるバンド
のバンド走行面（６０）を画定する打ち抜き空間と、バ
ンド送り方向で駆動装置（５，６）の両側に配設された
トグルレバーユニット（１５ａ，１５ｂ；１６ａ，１６
ｂ；１７ａ，１７ｂ；１８ａ，１８ｂ）の構造体と結合
された駆動装置（５，６）とを有する打ち抜きプレス機
であって、少なくとも該駆動装置の一方の側で少なくと
も２つのトグルレバ−ユニット（１５ａ，１５ｂ；１６
ａ，１６ｂ；１７ａ，１７ｂ；１８ａ，１８ｂ）が配設
されており、全てのトグルレバ−ユニット（１５ａ，１
５ｂ；１６ａ，１６ｂ；１７ａ，１７ｂ；１８ａ，１８
ｂ）が、少なくとも１つのポンチ（５６，５７）と駆動
可能に結合され、各トグルレバ−ユニット（１５ａ，１
５ｂ；１６ａ，１６ｂ；１７ａ，１７ｂ；１８ａ，１８
ｂ）が、第１のア−ム（１５ａ，１６ａ，１７ａ，１８
ａ）と、該第１のア−ムに連結された第２のア−ム（１
５ｂ，１６ｂ，１７ｂ，１８ｂ）とを有し、該第２のア
−ム（１５ｂ，１６ｂ，１７ｂ，１８ｂ）が、連結ピン
（２４，２５，２６，２７）を介して加圧ヘッド（２
８，２９，３０，３１）に連結され、前記連結ピン（２
４，２５，２６，２７）が、プレスハウジング（２３）
に対してポンチ（５６，５７）の行程方向に摺動可能
で、ポンチ（５６，５７）の行程方向に直交する方向に
対しては摺動不能である打ち抜きプレス機。 - 【請求項２】前記駆動装置（５、６）の両側にそれぞれ
２つのトグルレバーユニット（１５ａ、１５ｂ；１６
ａ、１６ｂ；１７ａ、１７ｂ；１８ａ、１８ｂ）が配設
されるとともに、該レバーユニットが各々の加圧ヘッド
（２８、２９、３０、３１）に連結され、４つの加圧ヘ
ッド（２８、２９、３０、３１）を備えることを特徴と
する、請求項１に記載の打ち抜きプレス機。 - 【請求項３】前記駆動装置（５、６）の両側にそれぞれ
２つのトグルレバーユニット（１５ａ、１５ｂ；１６
ａ、１６ｂ；１７ａ、１７ｂ；１８ａ、１８ｂ）が配設
されるとともに、該レバーユニットが各々の加圧ヘッド
（２８、２９、３０、３１）を介してポンチ（５６、５
７）に連結され、バンド送り方向に互いに離間した２つ
の独立したポンチ（５６、５７）を備えることを特徴と
する、請求項１又は２に記載の打ち抜きプレス機。 - 【請求項４】前記駆動装置（５、６）の一方の側に配設
されたトグルレバーユニット（１５ａ、１５ｂ；１６
ａ、１６ｂ）の偏心軸（１９、２０）が第１の駆動装置
（４２、４３）に連結され、前記駆動装置（５、６）の
他方の側に配設されたトグルレバーユニット（１７ａ、
１７ｂ；１８ａ、１８ｂ）の偏心軸（２１、２２）が第
２の駆動装置（４１、４４）に連結され、前記偏心軸
（１９、２０；２１、２２）およびそれに付随するポン
チ（５６、５７）が、互いに独立に、または同期して高
さ調整可能であることを特徴とする、請求項１乃至３に
記載の打ち抜きプレス機。 - 【請求項５】 各ポンチ（５６,５７）の端部領域に互
いに離間して配設された２つのガイド支柱（５８,５
９；６３,６４）を備え、該ガイド支柱が、プレスハウ
ジング（２３）に係合されるとともにバンド走行面（６
０）に案内されることを特徴とする請求項１〜４に記載
の打ち抜きプレス機。 - 【請求項６】各ポンチ（５６、５７）の領域において、
該ポンチの２つのガイド支柱（５８、５９；６３、６
４）から離間して配設されたガイド支柱（６９、７０）
がプレスハウジング（２３）に固定結合されるととも
に、該ガイド支柱はポンチ（５６、５７）内に配設され
たガイドユニット（６７、６８）内に突出しており、該
ガイドユニットがバンド走行面（６０）の上方に配設さ
れ、各ポンチ（５６、５７）が３箇所で案内されること
を特徴とする、請求項１乃至５に記載の打ち抜きプレス
機。 - 【請求項７】 前記駆動装置（５，６）は、駆動ユニッ
トの偏心軸（１）とクラッチブレ−キ装置（２）によっ
て反対方向に駆動する互いに突出する２つの連結ロッド
（５，６）により形成されるとともに、該連結ロッド
が、各々の連結部材（９ａ，９ｂ；１０ａ，１０ｂ）を
介してトグルレバ−ユニット（１５ａ，１５ｂ；１６
ａ，１６ｂ；１７ａ，１７ｂ；１８ａ，１８ｂ）に駆動
可能に連結されていることを特徴とする請求項１乃至６
に記載の打ち抜きプレス機。
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