JP3385734B2 - 液晶ポリエステル、その組成物およびその成形品 - Google Patents
液晶ポリエステル、その組成物およびその成形品Info
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Description
加熱時あるいは溶融時に発生する酢酸を抑制した液晶ポ
リエステルに関するものである。
求がますます高まり、種々の新規性能を有するポリマー
が数多く開発され、市場に供されているが、中でも分子
鎖の平行な配列を特徴とする光学異方性の液晶ポリエス
テルが優れた成形性と耐熱性および機械的性質を有する
点で注目され、機械部品、電気・電子部品などに用途が
拡大されつつある。これらの液晶ポリエステルは次の二
つに大きく分類できる。一つは特開昭54−77691
号公報や特開昭59−207924号公報などに見られ
る全芳香族液晶ポリエステルであり、もう一つは特公昭
56−18016号公報や特開昭63−30523号公
報などに見られる主にエチレングルコール残基を含む半
芳香族液晶ポリエステルである。いずれの場合も芳香族
フェノールを無水酢酸によりアセチル化させた後、ある
いは芳香族フェノール類と酢酸とのエステル化合物を芳
香族カルボン酸とエステル交換反応させ、生成する酢酸
を除去しながら溶融重合する方法が一般的である。
晶ポリエステルの分子末端にはアセチル基が残るため、
加熱時あるいは溶融時に酢酸が発生することが考えられ
る。この酢酸の発生を抑制する方法として、分子鎖の末
端を芳香族カルボン酸あるいはフェノール類で封止する
方法が特開平3−203925および特開平4−249
528号公報で知られている。
リエステルの加熱時あるいは溶融時の発生酢酸を抑制す
るため分子鎖の末端を封止する方法も必ずしも十分とは
言えず、ウエルド強度が低いという問題点を有している
ことが分かった。また、色調も茶色で、外観の重要視さ
れる用途では改善が要求されていた。よって本発明はウ
エルド強度に優れ、加熱時あるいは溶融時に発生する酢
酸を抑制し、色調の良好な液晶ポリエステルを提供する
ことにある。
解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
含有されてなる液晶ポリエステル、
し、Yは2価の有機基を示す。また、Mはアルカリ金属
を示す。) (2) 前記(I) が下記(III) および/または(IV)で表
される単位である上記の液晶ポリエステル、
が、Xが−O−のとき液晶ポリエステル中のカルボキシ
ル基およびカルボキシル基残基の合計に対して0.01
〜2モル%、Xが−CO−のとき液晶ポリエステル中の
ヒドロキシ基およびヒドロキシ基残基の合計に対して
0.01〜2モル%含有されてなる上記の液晶ポリエス
テル、 (4) 液晶ポリエステルがさらに下記構造単位(V) 〜
(VIII)を含有することを特徴とする上記の液晶ポリエス
テルおよび
原子または塩素原子を示し、構造単位[(VI)+(VII) ]
と構造単位(VIII)は実質的に等モルである。)
なるウエルド部を有する成形品である。
の少なくとも一部に前記構造単位(I) および/または(I
I)を含有し、溶融時に異方性を形成し得る液晶ポリエス
テルである。
式中のYは2価の有機基を示し、芳香族基、鎖式脂肪族
基、脂環式脂肪族基などがあげられる。このうち芳香族
基が好ましく、フェニル基、ナフタレン基が特に好まし
い。
キシル基を含まないことが好ましい。
下記構造単位
Xが−O−のとき液晶ポリエステル中のカルボキシル基
およびカルボキシル基残基の合計に対して0.01〜2
モル%、特に0.1〜1モル%が好ましく、Xが−CO
−のとき液晶ポリエステル中のヒドロキシ基およびヒド
ロキシ基残基の合計に対して0.01〜2モル%、特に
0.1〜1モル%が好ましい。また、前記構造単位(I)
、(II)の式中のMはアルカリ金属を示し、Na、K、
Liが好ましく、Naが特に好ましい。
子鎖の末端に導入するためには、構造単位(I) および/
または(II)のヒドロキシ化合物および/またはカルボキ
シ化合物を原料として用いることができ、好ましくは4
−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、4−(2−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼンスルホン酸、6−ヒドロキシ−2
−スルホン酸、6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−
スルホン酸、3−カルボキシベンゼンスルホン酸および
4−カルボキシベンゼンスルホン酸などのアルカリ金属
塩を用いることができる。
以外の、液晶ポリエステルを構成する成分としては、ヒ
ドロキシカルボン酸、ジオール、ジカルボン酸などある
いはこれらの誘導体を共重合して得られる異方性溶融相
を形成するポリエステルであり、具体的にはp−ヒドロ
キシ安息香酸/ポリエチレンテレフタレート系液晶ポリ
エステル、p−ヒドロキシ安息香酸/6−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸系液晶ポリエステル、p−ヒドロキシ安
息香酸/4,4´−ジヒドロキシビフェニル/テレフタ
ル酸/イソフタル酸系液晶ポリエステルなどが挙げられ
るが、中でも下記構造単位(V) 、(VI)、(VII) 、(VIII)
からなる液晶性ポリエステルが好ましく用いられる。
原子または塩素原子を示し、構造単位[(VI)+(VII) ]
と構造単位(VIII)は実質的に等モルである。)
酸から生成したポリエステエルの構造単位であり、構造
単位(VI)は4, 4’−ジヒドロキシビフェニル、3,
3’,5, 5’−テトラメチル−4, 4’−ジヒドロキ
シビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキ
ノン、フェニルハイドロキノン、メチルハイドロキノ
ン、2, 6−ジヒドロキシナフタレン、2, 7−ジヒド
ロキシナフタレン、2, 2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパンおよび4, 4’−ジヒドロキシジフェニ
ルエーテルから選ばれた芳香族ジヒドロキシ化合物から
生成した構造単位を、構造単位(VII) はエチレングリコ
ールから生成した構造単位を構造単位(VIII)はテレフタ
ル酸、イソフタル酸、4, 4’−ジフェニルジカルボン
酸、2, 6−ナフタレンジカルボン酸、1, 2−ビス
(フェノキシ)エタン−4, 4' −ジカルボン酸、1,
2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4, 4' −
ジカルボン酸およびジフェニルエーテルジカルボン酸か
ら選ばれた芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を
各々示す。これらのうちR1 が
のが特に好ましい。
+(VI)+(VII) ]の55〜95モル%であり、好ましく
は77〜95モル%である。構造単位(VII) は[(V) +
(VI)+(VII) ]の45〜5モル%、好ましくは23〜5
モル%である。また、構造単位(V) /(VI)のモル比は7
5/25〜95/5が好ましく、さらに好ましくは78
/22〜93/7である。
合する際には上記構造単位(V) 〜(VIII)を構成する成分
以外に3, 3’−ジフェニルジカルボン酸、2, 2’−
ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン
酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル
酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキノン、
4, 4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,
4’−ジヒドロキシベンゾフェノンなどの芳香族ジオー
ル、1, 4−ブタンジオール、1, 6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1, 4−シクロヘキサン
ジオール、1, 4−シクロヘキサンジメタノールなどの
脂肪族、脂環式ジオールおよびm−ヒドロキシ安息香
酸、2, 6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒドロ
キシカルボン酸、p−アミノフェノール、p−アミノ安
息香酸および芳香族イミド化合物などを本発明の目的を
損なわない程度の少割合の範囲でさらに共重合せしめる
ことができる。
得るための重縮合反応としては特に制限はないが、 (A) p−ヒドロキシ安息香酸および4, 4´−ジア
セトキシビフェニルなどの芳香族ジヒドロキシ化合物の
ジアシル化物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
から脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
4, 4´−ジヒドロキシビフェニルなどの芳香族ジヒド
ロキシ化合物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル
化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
ポリエステルのポリマー、オリゴマーまたはビス(β−
ヒドロキシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボ
ン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下
で(A)または(B)の方法により製造する方法。
び/または(II)を液晶ポリエステル末端に導入する方法
としては構造単位(I) および/または(II)を形成するヒ
ドロキシ化合物またはカルボキシ化合物を任意の段階で
添加することによりなし得る。その添加時期としては重
合前や重合時はもちろん(A)〜(C)によって製造さ
れた液晶ポリエステルとバンバリーミキサー、ゴムロー
ル機、ニーダ、単軸もしくは二軸の押出機などを用いて
200〜350℃の温度で溶融混練して反応させること
ができる。なお、(C)の製造法においてはポリエチレ
ンテレフタレートなどのポリエステルの製造前にあらか
じめ反応させておいても良い。かくして得られる液晶ポ
リエステルは分子鎖の末端の少なくとも一部が前記構造
単位(I) および/または(II)で封止されている液晶ポリ
エステルである。
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウ
ムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加しても良い。
ンタフルオロフェノール中で対数粘度を測定することが
可能であり、その際には0.1g/dlの濃度、60℃
で測定した値で、0.5〜5dl/gである必要があ
り、1.0〜3.0dl/gが特に好ましい。
粘度は10〜20, 000ポイズが好ましく、特に20
〜10, 000ポイズがより好ましい。
0)℃で、ずり速度1,000(1/秒)の条件下で高
化式フローテスターによって測定した値である。
により、20℃/分の昇温条件で測定した際に観測され
る吸熱ピーク温度Tm1 の観測後Tm1 +20℃の温度
まで昇温し、5分間保持した後20℃/分の降温条件で
室温まで一旦冷却し、再度20℃/分の昇温条件で測定
した際に観測される吸熱ピーク温度(Tm2 )をいう。
を添加することができ、充填剤を添加する場合、その添
加量は液晶ポリエステル100重量部に対して200重
量部以下が好ましく、15〜150重量部以下が特に好
ましい。
としてはガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊
維、チタン酸カリウム繊維、石コウ繊維、黄銅繊維、ス
テンレス繊維、スチール繊維、セラミックス繊維、ボロ
ンウイスカ繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシ
ウム、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラスマイクロ
バルーン、クレー、ワラステナイイト、酸化チタン、グ
ラファイト等の繊維状、粉状、粒状あるいは板状の無機
フィラーが挙げられる。また、これらの充填剤について
もシラン系、チタネート系などのカップリング剤、その
他の表面処理剤で処理されたものを用いてもよい。
て、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸化防止
剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノール、ヒ
ドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換体な
ど)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノール、サリシ
レート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなど)、
滑剤および離型剤(モンタン酸およびその塩、そのエス
テル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、ス
テアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、染料
(たとえばニグロシンなど)および顔料(たとえば硫化
カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックなど)
を含む着色剤、可塑剤、帯電防止剤、難燃剤などの通常
の添加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所定の特性を
付与することができる。
が好ましく、溶融混練には公知の方法を用いることがで
きる。たとえば、前記のようにバンバリーミキサー、ゴ
ムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを
用い、250〜350℃の温度で溶融混練して組成物と
することができる。
出成形、押出成形、圧縮成形など通常の方法で成形する
ことができ、成形性に優れポリマーの色調が良く高ウエ
ルド強度を有しているため、外観の重要視される用途や
ウエルド部を有する成形品にたいへん有用である。
る。まず、実施例および比較例において行った発生酢酸
の定量方法とウエルド強度保持率の測定方法について説
明する。
封し、330℃で15分加熱した。その後、150℃に
加熱しておいたガスタイトシリンジで気相部1.0ml
をサンプリングし、ガスクロマトグラフィーにかけて、
発生酢酸量を定量した。発生酢酸量はポリマー重量に対
する重量比(ppm)で表した。
機プロマット40/25(住友重機械工業(株)製)に
共し、シリンダー温度325℃、金型温度90℃の条件
でASTM No.4ダンベルをゲートがダンベル一端
にある通常の金型(ダンベルI)とゲートがダンベルの
両端にあるウエルド金型(ダンベルII)の両者を用い
て成形した。そしてASTM D638規格に従いダン
ベルの引張強度を測定し、ダンベルIに対するダンベル
IIの引張強度(ダンベルII/ダンベルI)をウエル
ド強度保持率として求めた。
ドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112
重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテ
レフタレ−ト216重量部、4−ヒドロキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム9.5重量部(カルボキシル基およ
びカルボキシル基残基の合計に対して0.44モル%)
及び無水酢酸960重量部を撹拌翼、留出管を備えた反
応容器に仕込み、次の条件で脱酢酸重合を行った。
℃で5時間反応させた後、250〜300℃で1.5時
間反応させた後、315℃、1時間で系内を0.5mm
Hgまで減圧し、さらに1.25時間反応を続け重縮合
を完結させた。その後重合缶内を4Kg/cm2 に加圧
後、口金を経由してポリマーをストランド状に吐出し、
ペレタイザーによりペレット化した。得られた乳白色の
ペレットは分析評価に共した。
料台にのせ、昇温して光学異方性の確認を行った結果、
液晶開始温度は、290℃であり、良好な光学異方性を
示した。また、融点(Tm)は311℃であった。この
ポリエステルの対数粘度(0.1g/dlの濃度でペン
タフルオロフェノ−ル中、60℃で測定)は2.20d
l/gであり、323℃、ずり速度1000(1/秒)
での溶融粘度は800ポイズであった。
ムを添加しないこと以外は全て実施例1と同じ条件下で
重合を行った。得られたポリマーの色調は実施例1より
も不良であり、茶色であった。酢酸発生量とウエルド強
度保持率を測定した。
料台にのせ、昇温して光学異方性の確認を行った結果、
液晶開始温度は、293℃であり、良好な光学異方性を
示した。また、融点(Tm)は313℃であった。この
ポリエステルの対数粘度(0.1g/dlの濃度でペン
タフルオロフェノ−ル中、60℃で測定)は1.98d
l/gであり、323℃、ずり速度1000(1/秒)
での溶融粘度は800ポイズであった。
ムを添加する代わりにP−フェニルフェノ−ル8.2重
量部を添加し、全て実施例1と同じ条件下で重合を行っ
た。得られたポリマーの酢酸発生量とウエルド強度保持
率を測定した。
ム9.5重量部の代わりに4−ヒドロキシ安息香酸ナト
リウム(A)7.7重量部(カルボキシル基およびカル
ボキシル基残基の合計に対して0.44モル%)、4−
カルボキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(B)10.
8重量部(ヒドロキシ基およびヒドロキシ基残基の合計
に対して0.45モル%)を添加して重合を行い、酢酸
発生量とウエルド強度保持率を測定した。
酸ナトリウム11.1重量部(カルボキシル基およびカ
ルボキシル基残基の合計に対して0.43モル%)を添
加して、2軸の30mmφ、ベント付き押出機で溶融混
練ペッレト化した。酢酸発生量とウエルド強度保持率を
測定した。
れたポリマーの加熱時発生酢酸量およびウエルド強度保
持率測定結果を示す。
熱時あるいは溶融時に発生する酢酸を抑制した、色調に
良好な成形品を与えることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】下記(I) および/または(II)で表される単
位が含有されてなり、ペンタフルオロフェノール中、
0.1g/dlの濃度、60℃で測定した対数粘度が
0.5〜5dl/gである液晶ポリエステル。 【化1】 (ただし式中のXは−O−および/または−CO−を示
し、Yは置換基としてカルボキシル基を有しない2価の
有機基を示す。また、Mはアルカリ金属を示す。) - 【請求項2】 前記(I) が下記(III) および/または(I
V)で表される単位である請求項1記載の液晶ポリエステ
ル。 【化2】 - 【請求項3】 前記(I) および/または(II)で表される
単位が、Xが−O−のとき液晶ポリエステル中のカルボ
キシル基およびカルボキシル基残基の合計に対して0.
01〜2モル%、Xが−CO−のとき液晶ポリエステル
中のヒドロキシ基およびヒドロキシ基残基の合計に対し
て0.01〜2モル%含有されてなる請求項1または2
記載の液晶ポリエステル。 - 【請求項4】 液晶ポリエステルがさらに下記構造単位
(V) 〜(VIII)を含有してなることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか記載の液晶ポリエステル。 【化3】 (ただし式中のR1 は 【化4】 から選ばれた一種以上の基を示し、R2 は 【化5】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
原子または塩素原子を示し、構造単位[(VI)+(VII) ]
と構造単位(VIII)は実質的に等モルである。) - 【請求項5】 請求項1記載の液晶ポリエステル100
重量部に対して、充填剤を200重量部以下配合してな
る液晶ポリエステル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18970494A JP3385734B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 液晶ポリエステル、その組成物およびその成形品 |
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JP18970494A JP3385734B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 液晶ポリエステル、その組成物およびその成形品 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0853543A JPH0853543A (ja) | 1996-02-27 |
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CN1234749C (zh) * | 2000-04-20 | 2006-01-04 | 株式会社上野制药应用研究所 | 液晶聚酯树脂 |
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1994
- 1994-08-11 JP JP18970494A patent/JP3385734B2/ja not_active Expired - Fee Related
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