JP3033226B2 - 難燃性耐熱樹脂組成物 - Google Patents

難燃性耐熱樹脂組成物

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JP3033226B2
JP3033226B2 JP3076632A JP7663291A JP3033226B2 JP 3033226 B2 JP3033226 B2 JP 3033226B2 JP 3076632 A JP3076632 A JP 3076632A JP 7663291 A JP7663291 A JP 7663291A JP 3033226 B2 JP3033226 B2 JP 3033226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた成形流動性、耐
熱性および機械的特性を有し、さらに、難燃性とりわけ
燃焼時の顆粒落下性が改良された成形品を与える難燃性
耐熱樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年プラスチックの高性能化に対する要
求がますます高まり、種々の新規性能を有するポリマが
数多く開発され、市場に供されているが、中でも分子鎖
の平行な配列を特徴とする光学異方性の液晶ポリマは優
れた流動性と機械的性質を有する点で注目され、機械部
品、電気・電子部品などに用途が拡大されつつある。
【0003】一方、これらの工業材料には、一般の化学
的、物理的諸特性以外に、火炎に対する安全性、すなわ
ち難燃性が強く要求されている。
【0004】一般に液晶ポリエステルは耐燃焼性を持っ
ており、直接火炎にさらされると自己発泡的に炭化層を
形成する性質があることが Materials Engineering誌
1980年2月号「発泡防火塗料:火災に対する最も重
要な防御法について」等に記載されている。
【0005】しかしながら、特公昭56−18016号
公報に記載されているようなアルキレングリコールとジ
カルボン酸から得られるポリエステルにアシルオキシ芳
香族カルボン酸を共重合した液晶ポリエステルは、脂肪
族成分を含有するために薄肉成形品(例えば1/32”
厚)での難燃性が、脂肪族成分を含有しない全芳香族液
晶ポリエステルに比べ不十分であり、さらに、厚さ1m
m以下の薄肉部分を有する成形品を電子部品にしようと
する場合、その半田耐熱性が不十分であることがわかっ
た。
【0006】一方、特開昭63−139715号公報に
は、耐熱性と機械特性に優れた液晶ポリエステル成形品
が開示されているが、この成形品とて1/32”厚さで
の難燃性については十分でないことがわかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開昭63−
139715号公報記載の液晶ポリマに対し、単に種々
の難燃剤を添加した場合、1/32”厚程度の薄肉成形
品の難燃性は向上するものの、0.5mm以下の薄肉成形
品の難燃性は必ずしも十分ではなく、燃焼時に顆粒落下
(ドリップ)が生じやすいことがわかった。
【0008】よって本発明は、上述の問題を解消し、
0.5mm以下の薄肉成形品の難燃性、顆粒落下抵抗性に
優れ、そのうえ、半田耐熱性および機械的特性に優れた
難燃性耐熱材料を得ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、特定構造の溶融液晶性を
示す共重合ポリエステル(A)およびポリエーテルイミ
ド(B)からなる組成物が本発明の目的に合致すること
を見いだし、本発明に到達した。
【0010】すなわち、本発明は1)下記構造単位(I)
〜(IV)からなり、構造単位(I)および(II)の合計
構造単位(I)、(II)および(III )の合計に対し
80〜95モル%、構造単位(III )が構造単位
(I)、(II)および(III )の合計に対して20〜5
モル%であり、構造単位(I)と(II)のモル比
[(I)/(II)]が78/22〜93/7であり、対
数粘度が1.0〜3.0dl/gである溶融液晶性を示
す共重合ポリエステル(A)およびポリエーテルイミド
(B)を配合してなり、共重合ポリエステル(A)が1
〜99重量%である難燃性耐熱樹脂組成物、
【0011】
【化4】
【0012】(ただし式中のR1
【0013】
【化5】
【0014】から選ばれた1種以上の基を、R2
【0015】
【化6】
【0016】から選ばれた1種以上の基を示す。また、
式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位(I
I)および(III )の合計と構造単位(IV)は実質的に
等モルである。)2)共重合ポリエステル(A)の(T
m,℃)が(1)式を満足する上記1)の難燃性耐熱樹
脂組成物、 |Tm+5.89x−385.5|<10 ………(1) (ただし、(1)式中のxは構造単位(III )の構造単
位(I)、(II)および(III )の合計に対する割合
(モル%)を示す。)3)上記1)の難燃性耐熱樹脂組
成物100重量部に対し、繊維状強化剤5〜200重量
部を含有してなる難燃性耐熱樹脂組成物および4)共重
合ポリエステル(A)100重量部に対してさらに、有
機臭素化合物(D)O.5〜50重量部を含有してなる
上記1)または3)の難燃性耐熱樹脂組成物を提供する
ものである。
【0017】本発明で用いる共重合ポリエステル(A)
において、上記構造単位(I)はp−ヒドロキシ安息香
酸から生成したポリエステルの構造単位であり、構造単
位(II)は4,4´−ジヒドロキシビフェニル、ハイド
ロキノン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、t−ブチ
ルハイドロキノン、3,3´,5,5´−テトラメチル
−4,4´−ジヒドロキシビフェニル、フェニルハイド
ロキノンおよび4,4´−ジヒドロキシジフェニルエー
テルから選ばれた芳香族ジヒドロキシ化合物から生成し
た構造単位を、構造単位(III )はエチレングリコール
から生成した構造単位を、構造単位(IV)はテレフタル
酸、イソフタル酸、4,4´−ジフェニルジカルボン
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボン酸、1,
2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4´−
ジカルボン酸およびジフェニルエーテルジカルボン酸か
ら選ばれた芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を
各々示す。これらのうちR1 としては
【0018】
【化7】
【0019】が、R2 としては
【0020】
【化8】
【0021】が最も好ましい。
【0022】一方、上記構造単位(I)〜(IV)のうち
構造単位(I)および(II)の合計構造単位(I)、
(II)および(III )の合計に対して80〜95モル%
であり、好ましくは83〜95モル%であり、より好ま
しくは86〜93モル%である。また、構造単位(II
I)は構造単位(I)、(II)および(III )の合計に
対して20〜5モル%であり、好ましくは17〜5モル
%、より好ましくは14〜7モル%である。構造単位
(I)および(II)の合計が構造単位(I)、(II)お
よび(III )の合計に対して95モル%より大きいと溶
融流動性が低下して重合時に固化し、80モル%より小
さいと耐熱性が不良となりいずれの場合も好ましくな
い。
【0023】また、構造単位(I)/(II)のモル比
[(I)/(II)]は78/22〜93/7であり、好
ましくは85/15〜92/8である。78/22未満
であったり、93/7より大きい場合には耐熱性が不良
となったり、流動性が不良となったりして本発明の目的
を達成することができない。
【0024】また、構造単位(IV)は構造単位(II)お
よび(III )の合計と実質的に等モルである。
【0025】本発明の耐熱性樹脂組成物に使用する共重
合ポリエステルの代表的な製造法としては次の方法が挙
げられるが、(b)の方法が最も好ましい。
【0026】(a)p−アセトキシ安息香酸などのヒド
ロキシ安息香酸のアシル化物、4,4´−ジアセトキシ
ビフェニル等の芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化
物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸とポリエチ
レンテレフタレ―トなどのポリエステルポリマ、オリゴ
マまたはβ−ヒドロキシエチレンテレフタレートなど芳
香族ジカルボン酸の(β−ヒドロキシエチル)エステル
とを脱酢酸重合によって製造する方法。
【0027】(b)p−ヒドロキシ安息香酸、4,4´
−ジヒドロキシビフェニル等の芳香族ジヒドロキシ化合
物と無水酢酸およびテレフタル酸などの芳香族ジカルボ
ン酸とポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
ポリマ、オリゴマまたはβ−ヒドロキシエチレンテレフ
タレートなど芳香族ジカルボン酸の(β−ヒドロキシエ
チル)エステルとを脱酢酸重合によって製造する方法。
【0028】これらの重縮合反応は無触媒でも進行する
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸ナトリ
ウムおよび酢酸カリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウム等の金属化合物を添加した方が好ましいときも
ある。
【0029】また、本発明に使用する共重合ポリエステ
ルの融点(Tm,℃)は下記(1)式を満足するものが
好ましい。
【0030】 |Tm+5.89x−385.5|<10 ……(1) ここに(1)式中のxは構造単位(III )の構造単位
(I)、(II)および(III )の合計に対する割合(モ
ル%)を示す。
【0031】構造単位(I)〜(IV)の組成比が上記の
条件を満足し、上記(1)式を満足する場合にはポリマ
の組成分布、ランダム性が好ましい状態となり、流動
性、成形品の耐熱性および機械特性が極めて良好で、高
温時のポリマの分解がほとんど起こらず、加熱減量が小
さい共重合ポリエステルとなる。ここで、融点(Tm)
とは示差走査熱量計により、昇温速度20℃/分で測定
した際に観測される吸熱ピーク温度、後述のTm2 を指
す。
【0032】また、前述の示差熱量測定においては、重
合を完了したポリマを室温から融点以上の温度まで20
℃/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク
温度(以下Tm1 と略す)と、Tm1 の観測後、Tm1
+20℃の温度で5分間保持した後、−20℃/分の降
温速度で室温まで一旦冷却した後、再度20℃/分の昇
温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度(以下
Tm2 と略す)の間に|Tm1 −Tm2 |≦10℃の関
係があるのが好ましく、|Tm1 −Tm2 |≦6℃がよ
り好ましい。この温度差が10℃よりも大きいときには
ポリマのランダム性が十分とは言えず好ましくない。
【0033】また、この共重合ポリエステルの対数粘度
は0.1g/dl濃度、60℃のペンタフルオロフェノ
ール中で測定した値が、1.0〜3.0dl/gであ
り、1.3〜2.5dl/gが好ましい。対数粘度の値
が1.0dl/g未満では機械的特性が不十分であり、
3.0dl/gを越える場合は流動性が損なわれるため
いずれの場合も好ましくない。
【0034】また、本発明に使用する共重合ポリエステ
ルの分子量分布は、例えば高分子論文集45巻531頁
(1988)に記載されている方法で測定可能である
が、分子量分布を示す重量平均分子量(MW)と数平均
分子量(MN)の比MW/MNの値が3.0未満が好ま
しく、2.9未満がより好ましい。この値よりも大きく
なるとランダム性が十分とは言えず好ましくない。
【0035】本発明で使用する共重合ポリエステルの溶
融粘度は100〜5,000ポイズが好ましく、特に2
00〜2,000ポイズがより好ましい。
【0036】なお、この溶融粘度は(融点(Tm2 )+
10)℃でずり速度1,000(1/秒)の条件下で高
化式フローテスターによって測定した値である。
【0037】なお、本発明で使用する共重合ポリエステ
ルを重縮合する際には上記構造単位(I)〜(IV)を構
成する成分以外に3,3´−ジフェニルジカルボン酸、
2,2´−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカル
ボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイド
ロキノン、メチルハイドロキノン、4,4´−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、4,4´−ジヒドロキシジフ
ェニルプロパン、4,4´−ジヒドロキシジフェニルス
ルフィド、4,4´−ジヒドロキシベンゾフェノン等の
芳香族ジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シ
クロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール等の脂肪族、脂環式ジオールおよびm−ヒドロキ
シ安息香酸、2,6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香
族ヒドロキシカルボン酸などを本発明の目的を損なわな
い程度の少割合の範囲でさらに共重合せしめることがで
きる。
【0038】本発明に使用するもう一つの主成分である
ポリエーテルイミド(B)としては例えば次式で示され
る繰り返し構造単位を有するものが好ましく使用でき
る。
【0039】
【化9】
【0040】上記樹脂は分子内にエーテル結合とイミド
結合を有する非晶性の樹脂であり、優れた熱安定性を有
しているが、本発明に使用できるのは上記の樹脂に限定
されるものではない。
【0041】本発明の難燃性耐熱樹脂組成物においては
共重合ポリエステル(A)が共重合ポリエステル(A)
とポリエーテルイミドの合計の1〜99重量%であるこ
とが必要であり、10〜99重量%が好ましい、また、
ポリエーテルイミド(B)は(A)および(B)の合計
に対して、99〜1重量%であることが必要であり、9
0〜1重量%が好ましい。共重合ポリエステル(A)
が、(A)および(B)の合計に対して1重量%未満で
は得られた組成物の成形流動性が損なわれ、99重量%
を越えると、燃焼時の顆粒落下性が不良となり、本発明
の目的を果たさないためいずれの場合も好ましくない。
【0042】本発明の共重合ポリエステル(A)とポリ
エーテルイミド(B)からなる難燃性耐熱樹脂組成物
(B)に対して、さらに、充填剤(C)を配合すること
により、さらに荷重たわみ温度、半田耐熱性などを改良
することができる。
【0043】本発明において用いることができる(C)
成分の充填剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族
ポリアミド繊維、チタン酸カリウム繊維、ロックウー
ル、石膏繊維、黄銅繊維、ステンレス繊維、スチール繊
維、セラミック繊維、ボロンウィスカー繊維、マイカ、
タルク、シリカ、炭酸カルシウム、ガラスビーズ、ガラ
スフレーク、ガラスマイクロバルーン、クレー、ワラス
テナイト、酸化チタン等の繊維状、粉状、粒状あるいは
板状の無機フィラーが挙げられる。上記充填剤中、ガラ
ス繊維が好ましく使用される。ガラス繊維の種類は、一
般に樹脂の強化用に用いるものなら特に限定はなく、例
えば長繊維タイプや短繊維タイプのチョップドストラン
ド、ミルドファイバーなどから選択して用いることがで
きる。
【0044】また、ガラス繊維はエチレン/酢酸ビニル
共重合体などの熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬
化性樹脂で被覆あるいは集束されていてもよく、また、
シラン系、チタネート系などのカップリング剤、その他
の表面処理剤で処理されていてもよい。
【0045】充填剤(C)を添加する場合の量は、共重
合ポリエステル(A)とポリエーテルイミド(B)の合
計100重量部あたり、5〜200重量部以下が好まし
く、より好ましくは5〜100重量部である。
【0046】本発明の難燃性耐熱樹脂組成物は改良され
た難燃性、とりわけ顆粒落下抵抗性を有しているが、さ
らに、有機臭素化合物(D)を配合せしめることによ
り、より一層優れた難燃性を発揮する。
【0047】本発明において(D)成分として使用する
ことのできる有機臭素化合物は、通常難燃剤として使用
されている公知の有機臭素化合物を含み、特に臭素含有
量20重量%以上のものが好ましい。具体的にはヘキサ
ブロモベンゼン、ペンタブロモトルエン、ヘキサブロモ
ビフェニル、デカブロモビフェニル、ヘキサブロモシク
ロデカン、デカブロモジフェニルエーテル、オクタブロ
モジフェニルエーテル、ヘキサブロモジフェニルエーテ
ル、ビス(ペンタブロモフェノキシ)エタン、エチレン
−ビス(テトラブロモフタルイミド)、テトラブロモビ
スフェノールA、などの低分子量有機臭素化合物、臭素
化ポリカーボネート(例えば臭素化ビスフェノールAを
原料として製造されたポリカーボネートオリゴマーある
いはそのビスフェノールAとの共重合物)、臭素化エポ
キシ化合物(例えば臭素化ビスフェノールAとエピクロ
ルヒドリンとの反応によって製造されるジエポキシ化合
物や臭素化フェノール類とエピクロルヒドリンとの反応
によって得られるものエポキシ化合物)、ポリ(臭素化
ベンジルアクリレート)、臭素化ポリフェニレンエーテ
ル、臭素化ビスフェノールA、塩化シアヌルおよび臭素
化フェノールの縮合物、臭素化ポリスチレン、架橋臭素
化ポリスチレン、架橋臭素化ポリα−メチルスチレンな
どのハロゲン化されたポリマーやオリゴマーあるいは、
これらの混合物が挙げられ、なかでもエチレンビス−
(テトラブロモフタルイミド)、臭素化エポキシオリゴ
マーまたはポリマー、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化
ポリスチレン、臭素化ポリフェニレンエーテルおよび臭
素化ポリカーボネートが好ましく、臭素化ポリスチレン
が最も好ましく使用できる。
【0048】上記の好ましい有機臭素化合物についてさ
らに詳しく述べると、臭素化エポキシポリマーとしては
下記一般式(i)で表わされるものが好ましい。
【0049】
【化10】
【0050】上記一般式(i)中の重合度nは好ましく
は15以上、さらに好ましくは50〜80である。
【0051】又、臭素化ポリスチレンとしてはラジカル
重合またはアニオン重合によって得られたポリスチレン
を臭素化することによって製造された重量平均分子量1
×103 〜30×104 の下記(ii)式で表わされたも
の、あるいは臭素化スチレンモノマをラジカル重合また
はアニオン重合、好ましくはラジカル重合によって製造
された(iii )式で表わされる臭素化スチレン単位を有
するポリ臭素化スチレンなどが挙げられるが、とりわけ
臭素化スチレンモノマから製造した下記(iii)式で示
される構造単位を主要構成成分とする重量平均分子量が
1×103 〜30×104 のポリ臭素化スチレンが好ま
しい。
【0052】
【化11】
【0053】ここでいう臭素化スチレンモノマとはスチ
レンモノマ1個あたり、その芳香環に約2個の臭素原子
が置換反応により導入されたものが好ましく、二臭素化
スチレンの他に一臭素化スチレン、三臭素化スチレンな
どを含んでいてもよい。
【0054】上記ポリ臭素化スチレンは二臭素化スチレ
ン単位を60重量%以上含有しているものが好ましく、
70重量%以上含有しているものがより好ましい。二臭
素化スチレン以外に一臭素化スチレンおよび/または三
臭素化スチレンを40重量%以下、好ましくは30重量
%以下共重合したポリ臭素化スチレンであってもよい。
このポリ臭素化スチレンの重量平均分子量は1×10
3 〜15×104 がより好ましい。重量平均分子量が1
×103 未満では、成形滞留時の機械的特性、半田耐熱
性の低下が大きく、30×104 より大きい場合には、
本発明の組成物の流動性が不良となる傾向がある。な
お、この重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフを用
いて測定した値であり、ポリスチレン分子量基準の相対
値である。
【0055】又、架橋臭素化ポリスチレンとしては、ジ
ビニルベンゼンで架橋された多孔質ポリスチレンを臭素
化したポリスチレンが好ましい。
【0056】臭素化ポリカーボネートとしては、下記一
般式(iv)で表わされるものが好ましい。
【0057】
【化12】
【0058】(R1 、R2 は置換あるいは無置換のアリ
ール基を示し、p−t−ブチルフェニル基が最も好まし
い。)上記一般式(iv)中の重合度nとしては4以上の
ものが好ましく、8以上のもの、とりわけ8〜25がよ
り好ましく使用できる。
【0059】これらの有機臭素化合物(D)を使用する
場合その添加量は、共重合ポリエステル(A)100重
量部当り、0.5〜50重量部、好ましくは1〜30重
量部である。
【0060】また、本発明の難燃性液晶ポリエステル組
成物において有機臭素化合物は組成物中に平均径2.5
μm以下で分散していることが好ましく、2.0μm以
下で分散していることがより好ましい。
【0061】本発明の難燃性耐熱樹脂組成物においては
有機臭素化合物(D)を使用する際にはさらに、アンチ
モン酸ソーダなどのアンチモン化合物を難燃助剤として
使用してもよい。難燃助剤としては、とりわけ550℃
以上の高温で処理した実質的に無水のアンチモン酸ソー
ダが好ましい。また、アンチモン酸ソーダとともに酸化
ジルコニウム、硫化亜鉛、硫酸バリウムなどを併用して
もよい。このアンチモン酸ソーダを添加する場合、その
添加量は組成物中の臭素原子2〜5個あたり、アンチモ
ン原子1個の割合が好ましく、共重合ポリエステル
(A)100重量部に対して0.1〜30重量部が好ま
しい。
【0062】また、本発明の難燃性耐熱樹脂組成物にお
いて共重合ポリエステル(A)100重量部に対して
0.01〜20重量部のエポキシ化合物を添加すること
が、成形滞留時の耐熱性の点で好ましく、この場合、エ
ポキシ基が0.001〜0.01g当量含まれるように
添加するのがより好ましい。
【0063】このエポキシ化合物としては、ビスフェノ
ールAジグリシジルやオルトフェニルフェノールグリシ
ジルエーテルや下記構造式(1)のビスフェノールA型
のエポキシ化合物などのグリシジルエーテル類、ヘキサ
ヒドロフタル酸ジグリシジルエステルやテトラヒドロフ
タル酸ジグリシジルエステルなどのグリシジルエステル
類、下記構造式(2)のグリシジルエーテル・エステル
類、メタクリル酸グリシジルを1〜30重量%含有する
エチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体やエチレン
/メタクリル酸グリシジル/酢酸ビニル共重合体などの
エポキシ基含有共重合体、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
メトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシシラン類
などが挙げられ、これらのうちエポキシシラン類が最も
好ましい。
【0064】
【化13】
【0065】(nは0〜20の整数)
【0066】
【化14】
【0067】(Arは1,4−フェニレン、1,3−フ
ェニレン、2,6−ナフチレンなどを示し、nは0〜2
0の整数である。)また、本発明の難燃性耐熱樹脂組成
物には、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸化
防止剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノー
ル、ヒドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換
体など)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノール、サ
リシレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンな
ど)、滑剤および離型剤(モンタン酸およびその塩、そ
のエステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコー
ル、ステアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、
染料(たとえばニグロシンなど)および顔料(たとえば
硫化カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックな
ど)を含む着色剤、可塑剤、帯電防止剤などの通常の添
加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所定の特性を付与
することができる。
【0068】本発明の難燃性耐熱樹脂組成物は溶融混練
により製造することが好ましく、溶融混練には公知の方
法を用いることができる。たとえば、バンバリーミキサ
ー、ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸押出機
などを用い、300〜400℃の温度で溶融混練して組
成物とすることができる。
【0069】かくしてなる本発明の難燃性耐熱樹脂組成
物は、射出成形、押出成形など通常の成形法により優れ
た難燃性、半田耐熱性および機械的特性を有した成形品
を得ることができる。
【0070】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳述す
る。
【0071】参考例1 留出管、撹拌翼を備えた反応容器にp−ヒドロキシ安息
香酸2265g(16.4モル)、4,4´−ジヒドロ
キシビフェニル298g(1.6モル)、テレフタル酸
266g(1.6モル)、固有粘度が約0.6のポリエ
チレンテレフタレート384g(2.0モル)および無
水酢酸2205g(21.6モル)を仕込み、次の条件
で脱酢酸重合を行なった。
【0072】まず窒素雰囲気下130〜150℃で4時
間、その後2.5時間かけて250℃まで昇温し、さら
に250℃で2.5時間反応を続けた。さらに、2時間
かけて系内を330℃まで昇温させた後、1.5時間で
系内を0.5mmHgまで減圧し、さらに30分間反応を続
け重縮合を完結させた。この結果、ほぼ理論量の酢酸が
留出し、ベージュ色のポリマ(A−1)が得られた。こ
のポリマの理論構造式は次のとおりである。
【0073】
【化15】
【0074】 k/l/m/n=82/8/10/18 また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ、
昇温して光学異方性の確認を行なったところ、液晶開始
温度は299℃であり、良好な光学異方性を示した。
【0075】このポリマの融点をパーキンエルマ社製D
SC−7型を用いて、昇温速度20℃/分の条件で測定
したところ、Tm1 のピーク温度は331℃、Tm2
ピーク温度は328℃であった。
【0076】なお、このポリマの対数粘度は2.05d
l/gであり、溶融粘度は338℃、ずり速度1000
(1/秒)で500ポイズと流動性がきわめて良好であ
った。参考例2 p−アセトキシ安息香酸2880重量部(16モル)、
固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテレフタレ
―ト769重量部(4モル)を撹拌翼、留出管を備えた
反応容器に仕込み、次の条件で脱酢酸重縮合を行った。
【0077】まず、窒素ガス雰囲気下に250〜280
℃で3時間反応させた後、1mmHgに減圧し、さらに5時
間反応させ、重縮合を完結させ、下記の理論構造式を有
する樹脂(A−2)を得た。
【0078】
【0079】k/l/m=80/20/20 このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ昇温して
光学異方性の確認を行なったところ、液晶開始温度は2
65℃であった。このポリマの融点をパーキンエルマ社
製DSC−7型を用いて、昇温速度20℃/分の条件で
測定したところ、Tm1 のピーク温度は285℃、Tm
2 のピーク温度は283℃であった。
【0080】なお、このポリマの対数粘度は0.65d
l/gであり、溶融粘度は293℃、ずり速度1000
(1/秒)で1100ポイズであった。
【0081】実施例1 参考例1で得られた共重合ポリエステル(A−1)90
重量部に対し、ポリエーテルイミド(B)〔”ウルテ
ム”1000、EPL社製〕10重量部および充填剤
(C)としてガラス繊維(3mm長チョップドストラン
ド、日東紡(株)製)40重量部を330℃に設定した
30mmφの二軸押出機により溶融混合、ペレタイズし
た。
【0082】次に得られたペレットを住友ネスタール射
出成形機・プロマット40/25(住友重機械工業
(株)製)に供し、シリンダー温度340℃、金型温度
90℃の条件で、1/8”厚×1/2”幅×5”長のテ
ストピース、ASTMNo.1ダンベルおよび燃焼試験片
(0.5mm厚×1/2”幅×5”長)を成形した。
【0083】これらの試験片について外観テストを行な
うとともに、UL94規格に従い、垂直燃焼テストを行
った。そして荷重たわみ温度は東洋精機製の荷重たわみ
温度測定装置を用いて1/8”厚×1/2”幅×5”長
の試験片の荷重たわみ温度(18.56kgf /cm2 )を
測定した。また、ASTM D638規格に従い引張テ
ストを行った。結果を下記する。
【0084】 燃焼性 UL−94 V−1(顆粒落下なし) 荷重たわみ温度 275℃ 引張強度 1550kgf/cm2 成形品外観 良好 さらに、成形機内で20分滞留させた後に成形を行い滞
留安定性を調べたところ、成形品の色調も滞留のない場
合と比較してほとんど変化がなかった。
【0085】実施例2 溶融混練−ペレット化を行う際に重量平均分子量6.7
×104 の二臭素化スチレンを80重量%、一臭素化ス
チレンを15重量%、三臭素化スチレンを5重量%含有
したポリ臭素化スチレン(臭素含量59%)8.5重量
部を添加した以外は実施例1と同様に試験片を成形し、
実施例1と同様の項目について評価を行った。
【0086】その結果を下記する。
【0087】 燃焼性 UL−94 V−0(顆粒落下なし) 荷重たわみ温度 274℃ 引張強度 1530kgf/cm2 成形品外観 良好 実施例3 溶融混練−ペレット化を行う際にさらにエポキシ化合物
(γ−グリシドキシプロピル)トリメトキシシラン1.
5重量部を添加した以外は実施例2と同様に試験片を成
形し、実施例1と同様の項目について評価を行った。
【0088】その結果を下記する。
【0089】 燃焼性 UL−94 V−0(顆粒落下なし) 荷重たわみ温度 278℃ 引張強度 1580kgf/cm2 成形品外観 良好 比較例1 参考例1で得られた共重合ポリエステル(A−1)10
0重量部に充填剤(C)としてガラス繊維(3mm長チョ
ップドストランド、日東紡(株)製)40重量部を33
0℃に設定した30mmφの二軸押出機により溶融混合、
ペレタイズした。 得られたペレットから実施例1と同
様に試験片を成形し、実施例1と同様の項目について評
価を行った。その結果を下記する。
【0090】 燃焼性 UL−94 V−2 荷重たわみ温度 274℃ 引張強度 1530kgf/cm2 成形品外観 良好 比較例2 参考例2で得られた共重合ポリエステル(A−2)90
重量部に対し、ポリエーテルイミド(B)〔”ウルテ
ム”1000、EPL社製〕10重量部および充填剤
(C)としてガラス繊維(3mm長チョップドストラン
ド、日東紡(株)製)40重量部を330℃に設定した
30mmφの二軸押出機により溶融混合、ペレタイズし
た。得られたペレットは着色が激しく分解傾向を示して
いた。
【0091】次に得られたペレットを実施例1と同様の
成形機を用い、シリンダー温度340℃、金型温度90
℃の条件で、1/8”厚×1/2”幅×5”長のテスト
ピース、ASTMNo.1ダンベルおよび燃焼試験片(0.
5mm厚×1/2”幅×5”長)を成形した。
【0092】これらの試験片について実施例1と同様の
試験を行った。結果を下記する。
【0093】 燃焼性 UL−94 V−2 荷重たわみ温度 210℃ 引張強度 1250kgf/cm2 成形品外観 不良(着色、表面荒れ有り) さらに、成形機内で20分滞留させた後に成形を行い滞
留安定性を調べたところ、より一層激しい着色がみられ
た。
【0094】実施例4 溶融混練−ペレット化を行う際に充填剤(C)を添加し
なかったこと以外は実施例2と同様に試験片を成形し、
実施例1と同様の項目について評価を行った。その結果
を下記する。
【0095】燃焼性 UL−94 V−0(顆粒落下な
し) 荷重たわみ温度 262℃ 引張強度 1400kgf/cm2 成形品外観 良好
【0096】
【発明の効果】本発明の難燃性耐熱樹脂組成物は、難燃
性、機械的特性、成形時の滞留安定性に優れ、エンジニ
アリングプラスチックとして種々の用途に供することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/04 C08L 79/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記構造単位(I)〜(IV)からなり、構
    造単位(I)および(II)の合計構造単位(I)、
    (II)および(III )の合計に対して80〜95モル
    %、構造単位(III )が構造単位(I)、(II)および
    (III )の合計に対して20〜5モル%であり、構造単
    (I)と(II)のモル比[(I)/(II)]が78/
    22〜93/7であり、対数粘度が1.0〜3.0dl
    /gである溶融液晶性を示す共重合ポリエステル(A)
    およびポリエーテルイミド(B)を配合してなり、共重
    合ポリエステル(A)が1〜99重量%である難燃性耐
    熱樹脂組成物。 【化1】 (ただし式中のR1 は 【化2】 から選ばれた1種以上の基を、R2 は 【化3】 から選ばれた1種以上の基を示す。また、式中Xは水素
    原子または塩素原子を示し、構造単位(II)および(II
    I )の合計と構造単位(IV)は実質的に等モルであ
    る。)
  2. 【請求項2】共重合ポリエステル(A)の融点(Tm,
    ℃)が(1)式を満足するものである請求項1記載の難
    燃性耐熱樹脂組成物。 |Tm+5.89x−385.5|<10 ………(1) (ただし、(1)式中のxは構造単位(III )の構造単
    位(I)、(II)および(III )の合計に対する割合
    (モル%)を示す。)
  3. 【請求項3】 請求項1記載の難燃性耐熱樹脂組成物1
    00重量部に対し、充填剤(C)5〜200重量部を含
    有してなる請求項1記載の難燃性耐熱樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 共重合ポリエステル(A)100重量部
    に対し、有機臭素化合物(D)O.5〜50重量部を含
    有してなる請求項1または3記載の難燃性耐熱樹脂組成
    物。
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