JP3378737B2 - 可変動弁機構 - Google Patents

可変動弁機構

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JP3378737B2 JP18861696A JP18861696A JP3378737B2 JP 3378737 B2 JP3378737 B2 JP 3378737B2 JP 18861696 A JP18861696 A JP 18861696A JP 18861696 A JP18861696 A JP 18861696A JP 3378737 B2 JP3378737 B2 JP 3378737B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気バ
ルブ又は排気バルブの開閉タイミング、リフト量、休止
等の各種切り替えが可能な可変動弁機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の可変動弁機構として、例えば、図
13に示す技術が知られている。内燃機関のシリンダヘ
ッド(図示略)にはロッカシャフト102を支持するサ
ポート101が取り付けられ、該ロッカシャフト102
には一気筒毎に一対の低速用ロッカアーム103が揺動
可能に挿着されている。低速用ロッカアーム103は作
用角又はリフト量の小さい低速用カム111で揺動さ
れ、これに伴って吸気バルブ106(排気バルブでもよ
い)が開閉される。そして、この可変動弁機構にはバル
ブ106の開閉タイミング又はリフト量を低速・高速の
2段階に切り替える切替装置105が設けられている。
【0003】従来の切替装置105においては、高速用
ロッカアーム104が、低速用ロッカアーム103と並
べてロッカシャフト102に揺動可能に挿着され、作用
角又はリフト量の大きい高速用カム112によって揺動
される。図14及び図15に示すように、高速用ロッカ
アーム104にはピン151が摺動可能に挿入され、左
側の低速用ロッカアーム103には油圧シリンダ室15
6が形成されて、ピン151を連結位置に駆動する油圧
ピストン152が収容されている。また、右側の低速用
ロッカアーム103にはスプリング室154が形成され
て、ピン151を切離位置に付勢するコイルスプリング
155及びプッシャ153が収容されている。
【0004】そして、内燃機関の低速回転時(以下、単
に低速時という。)には、図14に示すように、油圧ピ
ストン152が消勢され、このピストン152とピン1
51とがコイルスプリング155により切離位置に配置
され、高速用ロッカアーム104が低速用ロッカアーム
103から切り離される。従って、高速用ロッカアーム
104は高速用カム112により空揺動され、低速用ロ
ッカアーム103は低速用カム111により揺動され、
吸気バルブ106が低速用のタイミング及びリフト量で
開閉される。
【0005】また、内燃機関の高速回転時(以下、単に
高速時という。)には、図15に示すように、作動油1
07がロッカシャフト102の中空部121から左側の
低速用ロッカアーム103の油孔130を経て油圧シリ
ンダ室156に供給され、油圧ピストン152が左側の
低速用ロッカアーム103と高速用ロッカアーム104
とに跨る連結位置に配置されるとともに、ピン151が
ピストン152に押されて高速用ロッカアーム104と
右側の低速用ロッカアーム103とに跨る連結位置に配
置され、高速用ロッカアーム104が各低速用ロッカア
ーム103に連結される。従って、高速用カム112に
より高速用ロッカアーム104及び低速用ロッカアーム
103が一体に揺動され、吸気バルブ106が高速用の
タイミング及びリフト量で開閉される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の切替
装置105によると、左側の低速用ロッカアーム103
に油圧シリンダ室156が形成されて油圧ピストン15
2が収容され、また、右側の低速用ロッカアーム103
にスプリング室154が形成されてコイルスプリング1
55及びプッシャ153が収容されているため、次のよ
うな問題点があった。
【0007】 運動部分である低速用ロッカアーム1
03の慣性重量が増加し、吸気バルブ106の応答性に
悪影響を及ぼす。 油圧ピストン152の径が制限され、低油圧時に駆
動力が不足して、切替動作が不確実になるおそれがあ
る。 運動部分であるロッカシャフト102及び低速用ロ
ッカアーム103に作動油の通路を設ける必要があり、
油圧回路の構成が複雑化し、設計の自由度が低下する。
【0008】そこで、本発明の課題は、油圧によってバ
ルブの作動を切り替えられるだけでなく、運動部分であ
るロッカアームの慣性重量を軽減でき、油圧ピストンの
径を大きくして前記切り替えを確実にでき、さらには油
圧回路を簡単に構成できる可変動弁機構を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の可変動弁機構は、サポートにロッカシャフ
トを挿通して支持し、バルブを押圧する第一ロッカアー
ムとバルブを直接には押圧しない第二ロッカアームとを
並べて前記ロッカシャフトに揺動可能に挿着し、前記第
二ロッカアームを揺動させるカムを設け、前記第一ロッ
カアーム及び第二ロッカアームを相互に連結し又は切り
離す切替ピンを両ロッカアームに摺動可能に挿入し、
記サポートに前記切替ピンの端部が入り込む油圧シリン
ダ室を前記切替ピンの揺動を許容できる大きさで形成
し、該油圧シリンダ室に前記切替ピンを駆動する油圧ピ
ストンを摺動可能に収容したことを特徴とする。前記第
二ロッカアームに従動ピンを摺動可能に挿入し、前記サ
ポートにスプリング室を前記従動ピンの揺動を許容でき
る大きさで形成し、該スプリング室に前記従動ピンを介
して前記切替ピンを付勢するコイルスプリング及びプッ
シャを収容することも好ましい。 また、別の本発明の可
変動弁機構は、サポートにロッカシャフトを挿通して支
持し、バルブを押圧する第一ロッカアームとバルブを直
接には押圧しない第二ロッカアームとを並べて前記ロッ
カシャフトに揺動可能に挿着し、前記第二ロッカアーム
を揺動させるカムを設け、前記第一ロッカアーム及び第
二ロッカアームを相互に連結し又は切り離す切替ピンを
両ロッカアームに摺動可能に挿入し、前記サポートに前
記切替ピンの端部が入り込むスプリング室を前記切替ピ
ンの揺動を許容できる大きさで形成し、該スプリング室
に前記切替ピンを付勢するコイルスプリング及びプッシ
ャを収容したことを特徴とする。
【0010】ここで、「ロッカアーム」としては、次の
(1)(2)を例示できる。 (1)一端部がロッカシャフトに揺動可能に挿着され、
他端部にバルブ押圧部を備え、中央部に硬質チップ又は
ローラを備えたロッカアーム(スイングアーム)。 (2)一端部に硬質チップ又はローラを備え、他端部に
バルブ押圧部を備え、中間部がロッカシャフトに揺動可
能に挿着されたロッカアーム。
【0011】また、第一ロッカアーム及び第二ロッカア
ームの態様としては、次の(a)〜(e)を例示でき
る。 (a)低速・高速の2段階切替を行なう場合には、第一
ロッカアームを低速用ロッカアーム、第二ロッカアーム
を高速用ロッカアームとし、高速用ロッカアームを揺動
させる高速用カムと、低速用ロッカアームを揺動させる
低速用カムとを設ける。 (b)低速・中速・高速の3段階切替を行なう場合に
は、まず、第一ロッカアームを低速用ロッカアーム、第
二ロッカアームを中速用ロッカアームとし、中速用ロッ
カアームを揺動させる中速用カムと、低速用ロッカアー
ムを揺動させる低速用カムとを設ける。さらに、第一ロ
ッカアームを低速用ロッカアーム、別の第二ロッカアー
ムを高速用ロッカアームとし、高速用ロッカアームを揺
動させる高速用カムと、低速用ロッカアームを揺動させ
る低速用カムとを設ける。
【0012】(c)作動・休止の2段階切替を行なう場
合には、第一ロッカアームを出力側ロッカアーム、第二
ロッカアームを入力側ロッカアームとし、入力側ロッカ
アームを揺動させるカムを設ける。 (d)休止・低速・高速の3段階切替を行なう場合に
は、上記(a)(c)を組み合わせる。 (e)休止・低速・中速・高速の4段階切替を行なう場
合には、上記(b)(c)を組み合わせる。
【0013】本発明では、サポートから見て一方側及び
他方側に、それぞれ前記第一ロッカアーム、第二ロッカ
アーム、カム、切替ピン、油圧シリンダ室及び油圧ピス
トンをこれらの位置関係が一方側と他方側とで左右対称
となるように配設し、前記一方側及び他方側の油圧シリ
ンダ室に前記サポートを介して1本の油圧配管を連通さ
せ、該油圧配管から供給される作動油によって前記一方
側及び他方側の油圧ピストンを同時に駆動するようにで
きる。
【0014】本発明の可変動弁機構は、吸気バルブ又は
排気バルブの何れか一方に適用することもできるが、両
方に適用することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を1気筒当り吸気バ
ルブ2本、排気バルブ2本のいわゆる4バルブ式の4気
筒内燃機関における可変動弁機構に具体化した幾つかの
実施形態を図面に基づいて説明する。なお、吸気バルブ
でも排気バルブでも、切替装置の基本的な構成は同じな
ので、便宜上、吸気バルブ(以下、単にバルブとい
う。)側の切替装置のみを図示して説明する。
【0016】図1〜図5は低速・高速の2段階切替を行
なう第一実施形態の可変動弁機構1を示している。図1
〜図3に示すように、この可変動弁機構1においては、
シリンダヘッド2の4つの各気筒を挟む位置に5つのサ
ポート3がボルト4により取り付けられ、これらのサポ
ート3にはロッカシャフト5が挿通され支持されてい
る。ロッカシャフト5には、一気筒毎に1本(合計4
本)のT字形の低速用ロッカアーム6が各サポート3の
間に位置するように揺動可能に挿着され、各低速用ロッ
カアーム6の先端にはバルブ7の上端を押圧する一対の
調整ネジ11が設けられている。また、各サポート3に
はカムシャフト8がキャップ9により回転可能に支持さ
れ、該カムシャフト8には低速用ロッカアーム6を揺動
させる4つの低速用カム10が設けられている。
【0017】本実施形態の可変動弁機構1には、バルブ
7の開閉タイミング及びリフト量を低速・高速の二段階
に切り替えるための切替装置12が設けられている。切
替装置12は、低速用ロッカアーム6と並べてロッカシ
ャフト5に揺動可能に挿着された、バルブ7を直接には
押圧しない高速用ロッカアーム13と、高速用ロッカア
ーム13を揺動させる高速用カム14と、高速用ロッカ
アーム13及び低速用ロッカアーム6を相互に連結し又
は切り離す切替ピン15と、切替ピン15を駆動する油
圧ピストン16等とを備えている。
【0018】低速用ロッカアーム6及び高速用ロッカア
ーム13は両者の左右位置関係が隣り合う気筒において
互い違いとなるように配設され(この点はさらに後述す
る)、この配設によって相違するはずの各バルブ7の相
互間隔を等しくするために、両端からそれぞれ2番目に
位置する2つのサポート3には張出部3aが設けられて
いる。低速用ロッカアーム6及び高速用ロッカアーム1
3の先端部にはカム10,14が摺接する耐摩耗性の硬
質チップ6a,13aが設けられ、基端部には連結用突
部6b,13bが突設されている。低速用カム10には
作用角及びリフト量の小さいノーズ部10aが形成さ
れ、高速用カム14には作用角及びリフト量の大きいノ
ーズ部14aが形成されている。高速用ロッカアーム1
3はロストモーションスプリング17により高速用カム
14に当接する方向へ付勢されている。
【0019】図4及び図5に示すように、前記切替ピン
15は低速用ロッカアーム6の幅より長く形成され、連
結用突部6bのピン孔19に摺動可能に挿入されてい
る。両端からそれぞれ2番目に位置する2つのサポート
3は、それぞれ両側が低速用ロッカアーム6に面し、両
側の張出部3aにはそれぞれ油圧シリンダ室20が切替
ピン15の揺動を許容できる大きさで形成されている。
両側の油圧シリンダ室20には切替ピン15を連結位置
(低速用ロッカアーム6のピン孔19と高速用ロッカア
ーム13のピン孔22との両方に跨がる位置)に駆動す
る油圧ピストン16が収容されている。
【0020】高速用ロッカアーム13においては、連結
用突部13bのピン孔22に高速用ロッカアーム13の
幅と同じ長さの従動ピン23が摺動可能に挿入されてい
る。両端及び中央の2つのサポート3は、それぞれ高速
用ロッカアーム13に面し、該サポート3にはスプリン
グ室24が従動ピン23の揺動を許容できる大きさで形
成され、このスプリング室24には従動ピン23を介し
て切替ピン15を切離位置(低速用ロッカアーム6のピ
ン孔19の端面までに収まって、高速用ロッカアーム1
3のピン孔22には進入しない位置)に向けて付勢する
コイルスプリング25及びプッシャ26が収容されてい
る。
【0021】本実施形態では、両端からそれぞれ2番目
に位置する2つのサポート3から見て一方側及び他方側
に、それぞれ前記低速用ロッカアーム6、高速用ロッカ
アーム13、低速用カム10、高速用カム14、切替ピ
ン15、油圧シリンダ室20及び油圧ピストン16が、
これらの位置関係が一方側と他方側とで左右対称となる
ように配設されている。従って、この2つのサポート3
に1本ずつ接続された油圧配管27を、サポート3の油
孔21を介して一方側及び他方側の油圧シリンダ室20
に連通させ、該油圧配管27から供給される作動油によ
って一方側及び他方側の油圧ピストン16を同時に付勢
又は消勢できるようになっている。2本の油圧配管27
は、図1に示すように1つにまとめられ、切替バルブ2
8を介して油圧ポンプ29に接続されている。
【0022】上記のように構成された可変動弁機構1
は、次のように作用する。まず、内燃機関の低速時に
は、切替バルブ28が作動油の遮断位置(図1とは異な
る位置)に切り替えられ、図4に示すように、油圧ピス
トン16が消勢され、切替ピン15がコイルスプリング
25により従動ピン23を介して前記切離位置に配置さ
れ、高速用ロッカアーム13が低速用ロッカアーム6か
ら切り離される。従って、低速用ロッカアーム6が低速
用カム10により単独で揺動され、バルブ7が低速用カ
ム10のカム形状に従って低速用のタイミング及びリフ
ト量で開閉される。このとき、高速用ロッカアーム13
は高速用カム14により空揺動される。
【0023】次に、内燃機関の所定回転数以上の高速時
には、切替バルブ28が作動油の供給位置(図1に示す
位置)に切り替えられ、図5に示すように、油圧ピスト
ン16が付勢され、切替ピン15が前記連結位置に配置
され、高速用ロッカアーム13が低速用ロッカアーム6
に連結される。従って、高速用ロッカアーム13が高速
用カム14により揺動され、高速用ロッカアーム13と
一体に低速用ロッカアーム6も揺動され、バルブ7が高
速用カム14のカム形状に従って高速用のタイミング及
びリフト量で開閉される。このとき、低速用カム10は
低速用ロッカアーム6の揺動に影響を与えることなく空
回転する。
【0024】この可変動弁機構1によれば、次のような
効果が得られる。 サポート3に油圧シリンダ室20が形成されて油圧
ピストン16が収容されている(本実施形態ではさら
に、サポート3にスプリング室24が形成されてコイル
スプリング25及びプッシャ26が収容されている)た
め、これらを運動部分であるロッカアーム6,13に収
容する必要が無く、ロッカアーム6,13の慣性重量を
軽減して、バルブ7の応答性を向上させることができ
る。 油圧ピストン16を従来と比較し大径に設計でき、
低油圧時の駆動力を増強して、バルブ7を低速・高速の
2段階に確実に切り替えることができる。 作動油の通路を運動部分であるロッカシャフト5や
低速用ロッカアーム6に設ける必要がなく、固定部であ
るサポート3に油孔21を設けて、油圧回路を簡単に構
成できる利点もある。 アーム6,13、カム10,14等を上記のように
対称に配設することで、例えば本実施形態のような4気
筒内燃機関の場合、通常4本が必要な油圧配管27を2
本に減らすことができ、コストを低減することができ
る。
【0025】次に、図6〜図9は第二実施形態の可変動
弁機構30を示している。ここでは、切替装置31がバ
ルブ7を低速・中速・高速の3段階に切替可能に構成さ
れている。そのために、バルブ7を直接には押圧しない
中速用ロッカアーム32と高速用ロッカアーム33と
が、バルブ7を押圧する低速用ロッカアーム36の左右
に並べてロッカシャフト5に揺動可能に挿着され、各ア
ーム32,33,36の先端部には硬質チップ32a,
33a,36aが設けられるとともに、基端には連結用
突部32b,33b,36bが突設されている。また、
カムシャフト8には中速用ロッカアーム32を揺動させ
る中速用カム34と、高速用ロッカアーム33を揺動さ
せる高速用カム35と、低速用ロッカアーム36を揺動
させる低速用カム37とが設けられ、各カム34,3
5,37にはそれぞれ異なる作用角及びリフト量のノー
ズ部34a,35a,37aが形成されている。なお、
ロッカアーム32,33及びカム34,35は気筒毎に
左右互い違いに配列されている。
【0026】中速用ロッカアーム32において、連結用
突部32bのピン孔38には、中速用ロッカアーム32
と低速用ロッカアーム36とを相互に連結し又は切り離
す第1切替ピン39が摺動可能に挿入されている。高速
用ロッカアーム33において、連結用突部33bのピン
孔40には、高速用ロッカアーム33と低速用ロッカア
ーム36とを相互に連結し又は切り離す第2切替ピン4
1が摺動可能に挿入されている。各切替ピン39,41
はロッカアーム32,33の幅より長く形成されてい
る。低速用ロッカアーム36において、連結用突部36
bのスプリング室を兼ねる貫通孔42には、切替ピン3
9,41を切離位置に向けて付勢するコイルスプリング
43と一対のプッシャ44が収容されている。
【0027】各サポート3には切替ピン39,41の揺
動を許容できる大きさの油圧シリンダ室45が仕切46
により左右に分割された状態で形成され、中速用ロッカ
アーム32側の油圧シリンダ室45には第1切替ピン3
9を連結位置に駆動する一対の第1油圧ピストン47が
収容され、高速用ロッカアーム33側の油圧シリンダ室
45には第2切替ピン41を連結位置に駆動する一対の
第2油圧ピストン48が収容されている。また、各サポ
ート3には油圧シリンダ室45に作動油を供給する油孔
49が形成されている。図7に示すように、中速用ロッ
カアーム32側の油孔49と高速用ロッカアーム33側
の油孔49は、それぞれ独立した油圧配管27を介して
切替バルブ18及び油圧ポンプ29に接続され、切替バ
ルブ18により第1油圧ピストン47の付勢と第2油圧
ピストン48の付勢とが切替可能となっている。
【0028】上記のように構成された可変動弁機構30
は、次のように作用する。内燃機関の低速時には、図7
に示すように、第1及び第2油圧ピストン47,48が
共に消勢され、第1及び第2切替ピン39,41がコイ
ルスプリング43により切離位置に配置され、中速用ロ
ッカアーム32及び高速用ロッカアーム33がそれぞれ
低速用ロッカアーム36から切り離される。従って、低
速用ロッカアーム36が低速用カム37により単独で揺
動され、バルブ7が低速用カム37のカム形状に従って
低速用のタイミング及びリフト量で開閉される。このと
き、中速用及び高速用ロッカアーム32,33は中速用
及び高速用カム34,35によりそれぞれ別個に空揺動
される。
【0029】内燃機関の中速時には、図8に示すよう
に、第1油圧ピストン47が付勢され、第1切替ピン3
9が低速用ロッカアーム36と中速用ロッカアーム32
とを跨ぐ連結位置に配置され、中速用ロッカアーム32
が低速用ロッカアーム36に連結される。従って、中速
用ロッカアーム32と一体に低速用ロッカアーム36が
中速用カム34により揺動され、バルブ7が中速用カム
34のカム形状に従って中速用のタイミング及びリフト
量で開閉される。このとき、高速用ロッカアーム33は
高速用カム35により単独で空揺動される。
【0030】内燃機関の高速時には、図9に示すよう
に、第2油圧ピストン48が付勢され、第2切替ピン4
1が低速用ロッカアーム36及び高速用ロッカアーム3
3を跨ぐ連結位置に配置され、高速用ロッカアーム33
が低速用ロッカアーム36に連結される。従って、高速
用ロッカアーム33と一体に低速用ロッカアーム36が
高速用カム35により揺動され、バルブ7が高速用カム
35のカム形状に従って高速用のタイミング及びリフト
量で開閉される。このとき、中速用ロッカアーム32は
中速用カム34により単独で空揺動される。
【0031】この可変動弁機構30によっても、サポー
ト3に油圧シリンダ室45が形成されて各油圧ピストン
47,48が収容されているため、第一実施形態と同様
に各部を軽量かつ簡単に構成できるとともに、バルブ7
の開閉タイミング及びリフト量を低速・中速・高速の3
段階に確実に切り替えることができる。
【0032】次に、図10〜図12は第三実施形態の可
変動弁機構50を示している。ここでは、切替装置51
がバルブ7を作動・休止の2段階に切替可能に構成され
ている。すなわち、バルブ7を直接には押圧しない入力
側ロッカアーム52が、バルブ7を押圧する出力側ロッ
カアーム53と並べてロッカシャフト5に揺動可能に挿
着され、入力側ロッカアーム52の先端にはローラ54
が回転可能に軸着されている。カムシャフト8にはロー
ラ54に当接して入力側ロッカアーム52を揺動させる
カム55のみが設けられ、出力側ロッカアーム53と対
応する位置にはカムが設けられていない。なお、入力側
ロッカアーム52及び出力側ロッカアーム53は、第一
実施形態と同様、気筒毎に左右互い違いに配列されてい
る。
【0033】入力側ロッカアーム52の基端には連結用
突部52bが突設され、そのピン孔56には入力側ロッ
カアーム52と出力側ロッカアーム53とを相互に連結
し又は切り離す切替ピン57が摺動可能に挿入されてい
る。切替ピン57は入力側ロッカアーム52の幅より長
く形成されている。入力側ロッカアーム52側のサポー
ト3には、スプリング室58が切替ピン57の揺動を許
容できる大きさで形成され、このスプリング室58には
切替ピン57を連結位置に向けて付勢するコイルスプリ
ング59とプッシャ60とが収容されている。
【0034】出力側ロッカアーム53の基端には連結用
突部53bが突設され、そのピン孔61には出力側ロッ
カアーム53の幅と同じ長さの駆動ピン62が摺動可能
に挿入されている。出力側ロッカアーム53側のサポー
ト3の張出部3aには、油圧シリンダ室63が駆動ピン
62の揺動を許容できる大きさで形成され、この油圧シ
リンダ室63には駆動ピン62を介して切替ピン57を
切離位置に駆動する油圧ピストン64が収容されるとと
もに、サポート3の油孔65を通して作動油が供給され
る。
【0035】上記のように構成された可変動弁機構50
は、次のように作用する。バルブ7の作動時には、図1
1に示すように、油圧ピストン64が消勢され、切替ピ
ン57がコイルスプリング59により入力側ロッカアー
ム52及び出力側ロッカアーム53を跨ぐ連結位置に配
置され、出力側ロッカアーム53が入力側ロッカアーム
52に連結される。従って、入力側ロッカアーム52が
カム55により揺動されると、入力側ロッカアーム52
と一体に出力側ロッカアーム53も揺動され、バルブ7
がカム55のカム形状に応じたタイミング及びリフト量
で開閉される。
【0036】バルブ7の休止時には、図12に示すよう
に、油圧ピストン64が付勢され、切替ピン57が切離
位置に配置され、出力側ロッカアーム53が入力側ロッ
カアーム52から切り離される。従って、入力側ロッカ
アーム52がカム55により揺動されても、出力側ロッ
カアーム53は揺動されず、バルブ7が休止状態に保持
される。
【0037】この可変動弁機構50によっても、サポー
ト3に油圧シリンダ室63が形成されて油圧ピストン6
4が収容されているため、第一実施形態と同様に各部を
軽量かつ簡単に構成できるとともに、バルブ7を作動・
休止の2段階に確実に切り替えることができる。
【0038】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき
る。 (1)気筒数が4以外の内燃機関用の可変動弁機構とし
て具体化すること。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、2又は
の発明に係る可変動弁機構によれば、油圧によってバ
ルブの作動を切り替えられるだけでなく、運動部分であ
るロッカアームの慣性重量を軽減でき、油圧ピストンの
径を大きくして前記切り替えを確実にでき、さらには油
圧回路を簡単に構成できるという優れた効果を奏する。
【0040】上記効果に加え、請求項4の発明に係る可
変動弁機構によれば、油圧配管を減らすことができ、コ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る可変動弁機構の全
体を示す平面図である。
【図2】同可変動弁機構の一部を示す斜視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】内燃機関の低速時における同可変動弁機構の断
面図である。
【図5】内燃機関の高速時における同可変動弁機構の断
面図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係る可変動弁機構の断
面図である。
【図7】内燃機関の低速時における同可変動弁機構の断
面図である。
【図8】内燃機関の中速時における同可変動弁機構の断
面図である。
【図9】内燃機関の高速時における同可変動弁機構の断
面図である。
【図10】本発明の第三実施形態に係る可変動弁機構の
断面図である。
【図11】バルブの作動時における同可変動弁機構を示
す断面図である。
【図12】バルブの休止時における同可変動弁機構を示
す断面図である。
【図13】従来の可変動弁機構を示す斜視図である。
【図14】内燃機関の低速時における同可変動弁機構の
断面図である。
【図15】内燃機関の高速時における同可変動弁機構の
断面図である。
【符号の説明】
1 可変動弁機構 3 サポート 5 ロッカシャフト 6 低速用ロッカアーム 7 バルブ 8 カムシャフト 10 低速用カム 12 切替装置 13 高速用ロッカアーム 14 高速用カム 15 切替ピン 16 油圧ピストン 20 油圧シリンダ室 21 油孔 24 スプリング室 25 コイルスプリング 30 可変動弁機構 31 切替装置 32 中速用ロッカアーム 33 高速用ロッカアーム 34 中速用カム 35 高速用カム 36 低速用ロッカアーム 37 低速用カム 39 第1切替ピン 41 第2切替ピン 43 コイルスプリング 45 油圧シリンダ室 47 第1油圧ピストン 48 第2油圧ピストン 49 油孔 50 可変動弁機構 51 切替装置 52 入力側ロッカアーム 53 出力側ロッカアーム 54 ローラ 55 カム 57 切替ピン 58 スプリング室 59 コイルスプリング 63 油圧シリンダ室 64 油圧ピストン 65 油孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−1405(JP,A) 特開 平3−96608(JP,A) 特開 昭59−115410(JP,A) 特開 昭61−252814(JP,A) 実開 昭62−148710(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 301 F01L 13/00 302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポートにロッカシャフトを挿通して支
    持し、バルブを押圧する第一ロッカアームとバルブを直
    接には押圧しない第二ロッカアームとを並べて前記ロッ
    カシャフトに揺動可能に挿着し、前記第二ロッカアーム
    を揺動させるカムを設け、前記第一ロッカアーム及び第
    二ロッカアームを相互に連結し又は切り離す切替ピンを
    両ロッカアームに摺動可能に挿入し、前記サポートに前
    記切替ピンの端部が入り込む油圧シリンダ室を前記切替
    ピンの揺動を許容できる大きさで形成し、該油圧シリン
    ダ室に前記切替ピンを駆動する油圧ピストンを摺動可能
    に収容したことを特徴とする可変動弁機構。
  2. 【請求項2】 前記第二ロッカアームに従動ピンを摺動
    可能に挿入し、前記サポートにスプリング室を前記従動
    ピンの揺動を許容できる大きさで形成し、該スプリング
    室に前記従動ピンを介して前記切替ピンを付勢するコイ
    ルスプリング及びプッシャを収容したことを特徴とする
    請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 【請求項3】 サポートにロッカシャフトを挿通して支
    持し、バルブを押圧する第一ロッカアームとバルブを直
    接には押圧しない第二ロッカアームとを並べて前記ロッ
    カシャフトに揺動可能に挿着し、前記第二ロッカアーム
    を揺動させるカムを設け、前記第一ロッカアーム及び第
    二ロッカアームを相互に連結し又は切り離す切替ピンを
    両ロッカアームに摺動可能に挿入し、前記サポートに前
    記切替ピンの端部が入り込むスプリング室を前記切替ピ
    ンの揺動を許容できる大きさで形成し、該スプリング室
    に前記切替ピンを付勢するコイルスプリング及びプッシ
    ャを収容したことを特徴とする可変動弁機構。
  4. 【請求項4】 前記サポートから見て一方側及び他方側
    に、それぞれ前記第一ロッカアーム、第二ロッカアー
    ム、カム、切替ピン、油圧シリンダ室及び油圧ピストン
    をこれらの位置関係が一方側と他方側とで左右対称とな
    るように配設し、前記一方側及び他方側の油圧シリンダ
    室に前記サポートを介して1本の油圧配管を連通させ、
    該油圧配管から供給される作動油によって前記一方側及
    び他方側の油圧ピストンを同時に駆動するようにした
    求項1、2又は3記載の可変動弁機構。
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