JP3357938B2 - 側突用エアバッグ装置 - Google Patents

側突用エアバッグ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内壁と乗員との
間に、膨張したエアバッグを配置可能な側突用エアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、側突用エアバッグ装置としては、
実開平6−1025号公報に記載されたものが知られて
いた。
【0003】上記公報の側突用エアバッグ装置では、イ
ンフレーターからの膨張用ガスにより膨張するエアバッ
グが、ケース内に折り畳まれて収納され、ケースの開口
部周縁には、折り畳まれたエアバッグを覆うカバーが取
り付けられていた。
【0004】このカバーは、エアバッグの膨張時に、エ
アバッグに押されて開くように、ケースの開口部周縁に
取り付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカバー
では、開く際の回転中心側の端部が、ケース開口部周縁
にリベット止めされ、開く側の端部が、ケース開口部の
内周縁に対して、内側から係合されていた。
【0006】すなわち、従来の側突用エアバッグ装置で
は、リベット止めを利用してカバーを取り付けていたた
め、カバーの組付作業に工数がかかることとなってい
た。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ケースに対するカバーの組付作業が容易となる側突
用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る側突用エア
バッグ装置は、折り畳まれたエアバッグを収納するケー
スが、開口部周縁に、前記エアバッグの膨張時に前記エ
アバッグで押されて開くカバー、を取り付けている構成
として、シートの背もたれ部における車内壁側に配置さ
れる側突用エアバッグ装置であって、前記カバーが、前
記エアバッグ膨張時に開く回転中心軸と直交する断面形
状を、前記ケースから突出する屈曲部を有した略L字形
として、前記ケース開口部周縁に対し、前記略L字形の
断面における両端の内、一端側を強く係合し、他端側を
弱く係合して、前記ケース開口部周縁に取り付けられ
とともに、 前記カバーの前記両端が、前記ケース開口部
周縁に対して、外側から係合され、 さらに、前記カバー
が、前記カバーにおける前記開口部周縁に弱く係合され
る他端側を前方側に向けて配置されるとともに、前記カ
バーにおける前記開口部周縁に強く係合される一端側か
ら前記屈曲部を越えた範囲まで、前記シートに固着され
たバックボードに覆われていることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の効果】本発明の側突用エアバッグ装置では、カ
バーが、エアバッグ膨張時に開く回転中心軸と直交する
断面形状を、ケースから突出する屈曲部を有した略L字
形として、ケース開口部周縁に対し、略L字形の断面に
おける両端の内、一端側を強く係合し、他端側を弱く係
合して、ケース開口部周縁に取り付けられている。
【0012】すなわち、本発明のカバーは、断面略L字
形としているため、その断面の両端をケース開口部周縁
に係合する際、カバーの弾性を利用して、両端の距離を
伸縮し易く、容易に両端をケース開口部周縁に係合する
ことができる。
【0013】そのため、本発明の側突用エアバッグ装置
では、カバーの弾性変形を利用して容易にケースに取り
付けることができることから、ケースに対するカバーの
組付作業が容易となる。
【0014】勿論、カバーの両端の内、一端側が他端側
に比べて強くケース開口部周縁に係合されているため、
カバーは、エアバッグの膨張時、一端側が外れることな
く、他端側が外れて、円滑に開くことができる。
【0015】そして、カバーの両端が、ケース開口部周
縁に対して、外側から係合させて組み付ける構造である
と、強く係合された一端側に対して、エアバッグの膨張
時に他端側の外れる方向に大きな引張力が作用しても、
カバーが断面略L字形としているため、一端側が外れ難
い。また、エアバッグの非膨張時の平時において、他端
側から一端側に向かう外力が他端側に作用しても、その
外力の作用方向が他端側のケースへの取付方向であるか
ら、その他端側が外れる虞れが無い。
【0016】さらに、側突用エアバッグ装置が、シート
の背もたれ部における車内壁側に配置され、カバーが、
カバーにおける開口部周縁に弱く係合される他端側を前
方側に向けて配置される場合に、カバーにおける開口部
周縁に強く係合される一端側から屈曲部を越えた範囲ま
で、シートに固着されたバックボードで覆う構造とする
と、つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0017】すなわち、エアバッグの非膨張時の平時に
おいて、カバーに対して、カバーにおける開口部周縁に
強く係合される一端側からカバーにおける開口部周縁に
弱く係合される他端側へ向かう外力が作用する際、その
外力が、カバーに直接作用すれば、断面略L字形のカバ
ーの両端を伸長させて、カバーの係合される他端側をケ
ース開口部周縁から外すような作用をなすが、バッグボ
ードが、その外力に対抗して、カバーにその外力が直接
作用しないようにできるため、カバーのケースに対する
取付安定性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】本発明の一実施形態の側突用エアバッグ装
置10は、図1・2に示すように、座部2と背もたれ部
3とからなるシート1の背もたれ部2における車内壁側
に、配置されている。
【0020】シート1は、背もたれ部3の左側面に、ウ
レタン材等からなる本体4に上下方向に延びる収納凹部
4aが形成され、収納凹部4aの車両の後方側の面に
は、略上下方向に延びるフレーム5が配設されている。
また、背もたれ部3の外表面側には、装飾布等からなる
表皮6が配設されている。表皮6には、収納凹部4aの
側面側となる部位に、後述するエアバッグ11の膨張時
に破断し易いように、予め、切断された表皮6の端部相
互を縫合糸7で縫合してなる縫目6aが形成されてい
る。
【0021】また、背もたれ部3の背面側と左右側面に
は、後述するカバー25の一部を覆うバックボード8が
フレーム5の図示しない部位に固着されている。バック
ボード8は、後述するカバー25より剛性を高くしたポ
リプロピレン等の合成樹脂や、木材チップを固めた木目
調の合板等から形成されている。
【0022】そして、側突用エアバッグ装置10は、直
方体形状の袋状のエアバッグ11と、エアバッグ11に
膨張用のガスを供給するインフレーター13と、エアバ
ッグ11とインフレーター13とを収納するケース17
と、ケース17の開口部17aを覆うカバー25と、を
備えて構成されている。
【0023】エアバッグ11は、ポリエステル・ポリア
ミド等の織布に、所望により耐熱性ゴムをコーティング
されて形成され、インフレーター13や後述するディフ
ューザー15を内部に収納して、折り畳まれてケース1
7内に収納されている。
【0024】インフレーター13は、シリンダタイプと
して、外周面に設けられた図示しないガス吐出口からエ
アバッグ11の膨張用のガスを供給することとなる。
【0025】なお、エアバッグ11には、インフレータ
ー13を挿入配置する際の挿入孔や、インフレーター1
3を作動させる図示しないリード線を突出させるための
挿通孔等が形成されている。
【0026】また、インフレーター13の外周には、板
金製とした円筒状のディフューザー15が配置されてい
る。ディフューザー15は、膨張用ガスの流入時にエア
バッグ11が円滑に膨張するように、膨張用ガスの流れ
を規制するガス流通孔15aを備えている。
【0027】これらのインフレーター13とディフュー
ザー15とは、両端付近に配置される図示しない円環状
のブラケットを利用して、エアバッグ11を経てケース
17に固定されており、これらのインフレーター13と
ディフューザー15とをくるんだエアバッグ11は、イ
ンフレーター13とディフューザー15とを固定するた
めの既述の図示しないブラケットを利用して、ケース1
7に保持されることとなる。
【0028】ケース17は、板金製として、図1・3・
4に示すように、インフレーター13とディフューザー
15とを収納するインフレーター収納部18と、折り畳
まれたエアバッグ11を収納するエアバッグ収納部21
と、を備えて構成されている。
【0029】インフレーター収納部18は、断面略U字
形の周壁18aと、周壁18aの両縁側を覆う側壁18
b・18cと、を備えて構成されている。周壁18aに
おけるケース17の開口部17aの周縁部位(周壁18
aにおける車両の後方側の縁の部位)には、3つの係止
爪19と、2つの略四角形状に開口した嵌合孔20と、
が形成されている。
【0030】各係止爪19は、背もたれ部3の中央側に
先端部19aを向けて切り起こしたような断面L字形と
している。各係止爪19の製造は、周壁18aの所定部
位を略コ字形に切り欠き、かつ、その切り欠きの中央の
残部を切り起こせば、容易に形成することができる。ま
た、先端部19aと周壁18aとの間の寸法は、後述す
るカバー25の外縁部26bの厚みと略等しくされてい
る。
【0031】エアバッグ収納部21は、インフレーター
収納部18における車両の前方側の外周縁から車両の前
方側と上方側とに延びる底壁21aと、底壁21aの前
縁側の外周縁から車内壁側に延びて、前方側の高さを漸
次高くした側壁21bと、を備えて構成されている。側
壁21bの先端側には、強度を確保するために、底壁2
1aと略平行となるフランジ部21cが形成され、フラ
ンジ部21cの前縁側の3箇所には、前方に延びる係止
突起22が形成されている。
【0032】なお、ケース17には、シート1のフレー
ム5に取り付けるための、図示した取付孔23aを有し
た取付ブラケット23や、図示しない取付ブラケット
が、設けられている。
【0033】カバー25は、オレフィン系やスチレン系
等の熱可塑性エラストマーから形成され、エアバッグ1
1が膨張して開く際の、回転中心軸O(図1と図3参
照)と直交する断面を、ケース17から突出する屈曲部
25cを有した略L字形としている。なお、カバー25
は、端部25a側を取付片部26としてケース17に強
固に係合させ、端部25b側をカバー本体27として、
エアバッグ11の膨張時に外れるように、ケース17に
弱く係合させている。
【0034】そして、取付片部26には、略四角形に表
裏を貫通する3つの係止孔26aと、裏面側から突出す
る3つの四角柱状の嵌合突起26c(図5参照)と、が
形成されている。各係止孔26aには、各係止爪19が
挿入され、そして、取付片部26における係止孔26a
周縁の外縁部26bが、各係止爪19に係止されること
により、前方側への抜けを防止されて、取付片部26が
ケース17に強固に係合されることとなる。各嵌合突起
26cは、各外縁部26bにおける各係止爪19の係止
時に、ケースの嵌合孔20に嵌合することとなる。
【0035】また、カバー本体27の前縁側には、ケー
ス17のフランジ部21cの外周を覆うように延びるフ
ランジ部27bが形成され、フランジ部27bには、ケ
ース17の各係止突起22を挿入可能な3つの係止孔2
7cが形成されている。さらに、カバー本体27には、
バックボード8が取付片部26から屈曲部25cを越え
た部位まで覆えるように、バックボード先端8aを嵌め
込む凹溝27aが形成されている。
【0036】この実施形態の側突用エアバッグ装置10
では、組付時、まず、インフレーター13とディフュー
ザー15とをエアバッグ11内に収納するとともに、エ
アバッグ11を折り畳み、インフレーター13とディフ
ューザー15とを保持した図示しないブラケットをケー
ス17に固定して、エアバッグ11・インフレーター1
3・ディフューザー15をケース17に組み付ける。
【0037】なお、実施形態では、エアバッグ11の折
り崩れを防止するため、エアバッグ11の折り畳み後、
容易に破断される熱収縮フィルム16により、インフレ
ーター13やディフューザー15ごと、エアバッグ11
を覆っている。そして、そのフィルム16の一部を破っ
て、既述の図示しないブラケットを突出させておき、ケ
ース17にその図示しないブラケットを固定することと
なる。
【0038】ついで、カバー25の取付片部26の各係
止孔26aにケース17の各係止爪19を挿入して、各
係止爪19に各係止孔26aの外縁部26bを係止さ
せ、かつ、取付片部26の各嵌合突起26cを各嵌合孔
20に嵌合させるとともに、カバー25のカバー本体2
7の各係止孔27cにケース17の各係止突起22を挿
入させれば、カバー25をケース17に組み付けること
ができる。
【0039】この時、実施形態のカバー25は、エアバ
ッグ11の膨張時に開く回転中心軸Oと直交する断面形
状を、ケース17から突出する屈曲部25cを有した略
L字形としているため、一方の端部25a側の各係止孔
26aの周縁に係止爪19を係合させた後、カバー25
の弾性を利用して、端部25bを端部25aから離すよ
うに曲げ、カバー25のフランジ部27bを、係止突起
22の外側から、嵌めて、各係止突起22を係止孔27
cに挿入係止することができ、容易に、カバー25をケ
ース17に組み付けることができて、既述の発明の効果
の欄で述べたと同様な効果を得ることができる。
【0040】そしてその後、ケース17の取付ブラケッ
ト23等を利用して、側突用エアバッグ装置10をフレ
ーム5に取り付けた後、背もたれ部3の本体4に表皮6
を外装するとともに、バックボード8をシート1に取り
付けて、完成したシート1を車両に装着し、インフレー
ター13から延びる図示しないリード線を所定のコネク
タに接続させれば、車両へのエアバッグ装置10の組み
付けも完了することとなる。
【0041】実施形態の側突用エアバッグ装置10で
は、車両への装着後、図示しないリード線からインフレ
ーター13に作動信号が入力されたならば、インフレー
ター13から膨張用ガスが吐出されて、エアバッグ11
が膨張する。すると、エアバッグ11は、図1の二点鎖
線で示すように、フィルム16を破断させるとともにカ
バー25を押し、取付片部26側より係合力の弱いカバ
ー本体27の各係止孔27cの周縁を押して、各係止孔
27cから各係止突起22を外し、回動中心軸Oを中心
として、カバー本体27側を開かせることとなる。さら
に、膨張するエアバッグ11は、表皮6の縫目6aを破
断させて、シート1における背もたれ部3の左側面から
前方へ大きく突出することとなる。
【0042】この時、実施形態の側突用エアバッグ装置
10では、カバー25の両端部25a・25bの内、一
端25a側が、係止孔26aの外縁部26bを断面L字
形の各係止爪19に係止されて、ケース開口部17aの
周縁に強く係合されており、他端25b側が、係止孔2
7cに係止突起22を挿入係止されて、ケース開口部1
7aに弱く係合されているため、カバー25は、エアバ
ッグ11の膨張時、一端25a側が外れることなく、他
端25b側が容易に外れて、カバー25が円滑に開くこ
ととなる。
【0043】特に、実施形態のカバー25では、両端部
25a・25bが、ケース開口部17aの周縁に対し
て、外側から係合させて組み付ける構造である。そのた
め、強く係合された端部25a側に対して、エアバッグ
11の膨張時に他端25b側の外れる方向に大きな引張
力P1(図1参照)が作用しても、カバー25が断面略
L字形としているため、端部25a側が外れ難い。ま
た、エアバッグ11の非膨張時の平時において、端部2
5b側から端部25a側に向かう外力P2(図1参照)
が端部25b側に作用しても、その外力P2の作用方向
が端部25b側のケース17への取付方向であるため、
その端部25b側が外れる虞れが無い。
【0044】さらに、実施形態の側突用エアバッグ装置
10では、カバー25における開口部17a周縁に強く
係合される端部25a側から屈曲部25cを越えた範囲
まで、シート背もたれ部3に固着されたバックボード8
で覆われている。
【0045】そのため、エアバッグ11の非膨張時の平
時において、カバー25に対して、端部25a側から端
部25b側へ向かう外力P3(図1参照)が作用する
際、その外力P3がカバー25に直接作用すれば、断面
略L字形のカバー25の両端を伸長させて、端部25b
側をケース開口部17aの周縁から外すような作用をな
す。しかし、バッグボード8が、その外力P3に対抗し
て、カバー25にその外力P3を直接作用させないよう
にできるため、カバー25のケース17に対する取付安
定性を向上させることができる。
【0046】なお、実施形態では、カバー25の端部2
5a側とケース開口部17aの周縁とに、相互に嵌合す
る嵌合突起22と嵌合孔20とが形成されており、端部
25a側の外縁部26bが係止爪19から抜ける方向
(係止孔26aの部位から係止爪19の先端部19a側
に向かう方向)へ移動するガタツキを、防止することが
できる。
【0047】また、端部25a側のケース開口部17a
周縁への係合は、実施形態に限定されなくとも、端部2
5aをケース開口部17aの周縁に外側から係合できれ
ば、図6に示すように、ケース17側に、係止孔26a
に挿入係止される係止脚29を設ける構造でも良く、さ
らに、図7に示すように、端部25a側に係止脚26d
を設け、ケース開口部17aの周縁に、係止脚26dを
挿入係止可能な係止孔30を設けるようにしても良い。
【0048】さらにまた、端部25b側のケース開口部
17a周縁への係合においても、端部25bをケース開
口部17aの周縁に外側から係合できれば、図6に示す
ように、ケース17のフランジ部21cに係止孔21d
を設け、カバー本体27側に、係止孔21dに挿入係止
可能な係止脚28を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側突用エアバッグ装置の
使用態様を示す横断面図であり、図2のI−I部位を示
す。
【図2】同実施形態が配置されるシートの斜視図であ
る。
【図3】同実施形態の側面図である。
【図4】同実施形態に使用するケースの側面図である。
【図5】同実施形態の断面図であり、図3のV−V断面
図である。
【図6】他の実施形態を示す断面図である。
【図7】さらに他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シート、 3…背もたれ部、 8…バックボード、 10…側突用エアバッグ装置、 11…エアバッグ、 17…ケース、 17a…開口部、 19…係止爪、 22…係止突起、 25…カバー、 25a・25b…端部、 25c…屈曲部、 26a・27c…係止孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 久明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 大野 光由 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−329682(JP,A) 実開 昭56−19450(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグを収納するケー
    スが、開口部周縁に、前記エアバッグの膨張時に前記エ
    アバッグで押されて開くカバー、を取り付けている構成
    として、シートの背もたれ部における車内壁側に配置さ
    れる側突用エアバッグ装置であって、 前記カバーが、前記エアバッグ膨張時に開く回転中心軸
    と直交する断面形状を、前記ケースから突出する屈曲部
    を有した略L字形として、前記ケース開口部周縁に対
    し、前記略L字形の断面における両端の内、一端側を強
    く係合し、他端側を弱く係合して、前記ケース開口部周
    縁に取り付けられるとともに、 前記カバーの前記両端
    が、前記ケース開口部周縁に対して、外側から係合さ
    れ、 さらに、前記カバーが、前記カバーにおける前記開口部
    周縁に弱く係合される他端側を前方側に向けて配置され
    るとともに、前記カバーにおける前記開口部周縁に強く
    係合される一端側から前記屈曲部を越えた範囲まで、前
    記シートに固着されたバックボードに覆われて いること
    を特徴とする側突用エアバッグ装置。
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