JP4984515B2 - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の座席の乗員を衝突時に拘束するための乗員拘束装置に関するものであり、特に前衝突時に乗員の腰部を拘束し、乗員の身体が前方及び下方に移動することを防止するよう構成された乗員拘束装置に関する。
自動車の乗員を衝突時に拘束するシステムとして、シートベルトを装着していても前衝突時に乗員がラップベルトの下側をくぐり抜けようとするサブマリン現象を防止する乗員拘束装置として、特開平10−217818号公報には、シートクッションとシートパン(シートクッション下側部材)との間に膨張可能なバッグを配置し、車両衝突時にこのバッグを膨張させることによりシートクッションを押し上げるようにした乗員拘束装置が記載されている。
第10図は同号公報の乗員拘束装置を示すシート前後方向の縦断面図である。シート前部において、クッションフレーム(シートパン)100とシートパッド102との間にエアバッグ104が配置されている。このエアバッグ104はシートの左右幅方向に延在しており、インフレータ106によって膨張可能とされている。シートパッド102の上面はトリムカバー108によって覆われており、その上に乗員が腰掛ける。
車両衝突時にインフレータ106が作動すると、エアバッグ104が膨張し、シートパッド102の前部が押し上げられるか、又は下から突き上げられて密度が高くなることにより、乗員身体の前方移動が防止(抑制を含む)される。
特開平10−217818号公報
エアバッグの前後方向のズレを防止ないし抑制するために、バッグの両端側を、押え部材と、該押え部材をシートクッション下側部材に固定する固定部材とによってシートクッション下側部材に連結することがある。
本発明は、このようにバッグを、押え部材と、該押え部材をシートクッション下側部材に固定する固定部材によってシートクッション下側部材に連結する乗員拘束装置において、該押え部材のシートクッション下側部材への固定を容易化することを目的とする。
請求項1の乗員拘束装置は、シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、を有し、該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20)と、該押え部材(20)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、該押え部材(20)の位置決め手段設けられ乗員拘束装置であって、該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、該押え部材(20)は、該固定部(11)の上面に被さる基片部(21)と、該基片部(21)の前後両端側から該固定部(11)の前側及び後側へそれぞれ回り込むように下方へ立設された1対の側片部(22,22)と、各側片部(22)の下端から該側片部(22)を下方へ延長するようにして突設された挿入部(23)とを有しており、各挿入部(23)と、それよりも上側の該側片部(22)との段差部から該基片部(21)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、該基片部(21)及び該固定部(11)の中央付近には、これらを上下方向に貫通する固定部材挿通孔が設けられており、該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該固定部(11)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられていると共に、該固定部材固着用孔(4)の前側及び後側に、それぞれ、該押え部材(20)の各挿入部(23)が挿入された開口又は凹所(5)が設けられており、該挿入部(23)と該開口又は凹所(5)とにより前記位置決め手段が構成されており、該挿入部(23)は、それよりも上側の該側片部(22)よりも幅の小さいものとなっており、該開口又は凹所(5)は、該挿入部(23)のみの該開口又は凹所(5)内への進入を許容する大きさ及び形状となっており、該挿入部(23)と該側片部(22)との前記段差部が該シートクッション下側部材(2)の上面に当接しており、該基片部(21)及び該固定部(11)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とするものである。
請求項2の乗員拘束装置は、シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、を有し、該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20A)と、該押え部材(20A)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、該押え部材(20A)の位置決め手段が設けられた乗員拘束装置であって、該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20A)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、該押え部材(20A)は、該固定部(11)の上面に被さる基片部(21)と、該基片部(21)の前後両端側から該固定部(11)の前側及び後側へそれぞれ回り込むように下方へ立設された1対の側片部(22,22)とを有しており、各側片部(22)の下端から該基片部(21)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、該基片部(21)及び該固定部(11)の中央付近には、これらを上下方向に貫通する固定部材挿通孔が設けられており、該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該バッグ(10)の該固定部(11)と、該固定部(11)に装着された該押え部材(20A)とを一体に収容した凹所(6)が形成されており、該凹所(6)の底面には、該固定部(11)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられており、該凹所(6)により前記位置決め手段が構成されており、該基片部(21)及び該固定部(11)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とするものである。
請求項3の乗員拘束装置は、請求項において、前記凹所(6)の周縁部のうち前記シートクッション下側部材(2)の前記左右幅方向の中央側の辺縁部に沿って、該シートクッション下側部材(2)の上面から下方へ凹陥した凹段部(6a)が形成されており、前記バッグ(10)の前記固定部(11)よりも該左右幅方向の中央側の部分は、該凹段部(6a)内に配置されていることを特徴とするものである。
請求項4の乗員拘束装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグ(10)の前記固定部(11)が前記シートクッション下側部材(2)に留め付けられるのに先立ち、該固定部(11)に前記押え部材(20)が被せられ、該押え部材(20)の前記基片部(21)及び該固定部(11)の前記固定部材挿通孔に前記固定部材(40)が挿通され、該固定部材(40)の該固定部(11)よりも下端側に、該固定部材(40)の脱落を防止するための係止部材(41)が装着されていることを特徴とするものである。
請求項5の乗員拘束装置は、シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、を有し、該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20B)と、該押え部材(20B)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、該押え部材(20B)の位置決め手段が設けられた乗員拘束装置であって、該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20B)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、該押え部材(20B)は、該固定部(11)の上面に重なる基片部(21B)と、該基片部(21B)の中央付近に設けられた固定部材挿通孔と、該固定部材挿通孔の周縁部から下方へ立設された円筒形のボス部(24)と、該ボス部(24)の下端から側方へ突設されたフランジ部(25)と、を有しており、該ボス部(24)は、該固定部(11)の中央付近に設けられたボス部挿通孔に挿通されており、該フランジ部(25)の上面から該基片部(21B)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、該フランジ部(25)は、該固定部(11)の下側に張り出しており、該固定部(11)は、該基片部(21B)と該フランジ部(25)との間に保持されており、前記位置決め手段は、該押え部材(20B)及び該シートクッション下側部材(2)の一方に設けられた開口又は凹所と、該押え部材(20B)及び該シートクッション下側部材(2)の他方に設けられ、該開口又は凹所に挿入された挿入部とで構成されており、該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該押え部材(20B)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられており、該押え部材(20B)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とするものである。
請求項6の乗員拘束装置は、請求項5において、前記挿入部(23B)は、前記押え部材(20B)の前記基片部(21B)から前記バッグ(10)の前記固定部(11)の後側、前側又は側方に回り込むようにして下方へ延出しており、該挿入部(23B)は、該押え部材(20B)の前記フランジ部(25)の下面よりもさらに下方まで延在しており、前記シートクッション下側部材(2)の前記固定部材固着用孔(4)の後側、前側又は側方に前記開口又は凹所(5)が設けられ、該開口又は凹所(5)に該挿入部(23B)が挿入されていることを特徴とするものである。
請求項7の乗員拘束装置は、請求項5において、前記押え部材(20C)は、前記基片部(21C)から前側、後側又は側方へ延出した延出部(26C)を有しており、該延出部(26C)にフック掛止孔(27)が設けられており、該フック掛止孔(27)が前記開口又は凹所を構成しており、前記シートクッション下側部材(2)の前記固定部材固着用孔(4)の前側、後側又は側方にフック(7)が設けられており、該フック(7)により前記挿入部が構成されており、該フック(7)が該フック掛止孔(27)に掛止されていることを特徴とするものである。
請求項の乗員拘束装置は、請求項1ないしのいずれか1項において、前記バッグ(10)及びシートクッション下側部材(2)の一方に係止部が設けられ、他方に、該係止部が係合する係合部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項の乗員拘束装置は、請求項において、該バッグ(10)の延在方向の一端側が該係止部及び係合部を介して該シートクッション下側部材(2)に連結されており、該バッグ(10)の延在方向の他端側が前記押え部材及び固定部材を介して該シートクッション下側部材(2)に連結されていることを特徴とするものである。
本発明の乗員拘束装置にあっては、バッグが、該バッグに被さる押え部材と、該押え部材をシートクッション下側部材に固定する固定部材とを介してシートクッション下側部材に連結される。本発明では、該押え部材のシートクッション下側部材への位置決め手段が設けられており、この位置決め手段により押え部材を規定の固定位置に配置することができるので、固定部材による該押え部材の固定作業を容易に行うことができる。
この位置決め手段は、請求項1,5〜7のように、シートクッション下側部材に設けられた開口又は凹所と、押え部材に設けられ、該開口又は凹所に挿入される挿入部とで構成されてもよく、押え部材に設けられた開口又は凹所と、シートクッション下側部材に設けられ、該開口又は凹所に挿入される挿入部とで構成されてもよい。また、請求項のように、シートクッション下側部材に段差部が設けられ、押え部材がこの段差部に当接することにより該押え部材が位置決めされるよう構成されてもよい。
上記の各態様にあっては、簡易な構成にて、押え部材のシートクッション下側部材への固定作業を容易化することができる。
請求項の乗員拘束装置にあっては、バッグ及びシートクッション下側部材の一方に設けられた係止部を、他方に設けられた係合部に係合させることにより、該バッグをシートクッション下側部材の規定位置に係止する(即ちバッグ自体の位置決めを行う)ことができる。これにより、押え部材及び固定部材によるバッグ取付作業を一層容易に行うことが可能となる。
請求項の態様にあっては、バッグの延在方向の一端側をこの係止部及び係合部によりシートクッション下側部材に連結し、該バッグの延在方向の他端側を押え部材及び固定部材によりシートクッションに連結するようにしている。このように構成することにより、該押え部材及び固定部材の個数が少なくて済み、バッグ取付作業が簡易化されると共に、装置の構成コストを低く抑えることが可能となる。また、このように構成することにより、バッグの取付姿勢(バッグの各端部の配置方向やバッグの表裏など)が一義的に規定されるため、バッグの誤取付を防止することもできる。
ただし、本発明においては、この係止部及び係合部の配置位置はバッグの端部に限定されない。例えば、バッグの延在方向の途中部をこの係止部及び係合部によりシートクッション下側部材に係止するよう構成してもよい。もちろん、これ以外の構成(配置)としてもよい。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る乗員拘束装置を備えたシートのベースフレームとバッグとの分解斜視図、第2図(a)はこのバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線に沿う断面図、第3図(a)はバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す、第2図(b)と同じ部分の断面図、第3図(b)は第3図(a)のB−B線に沿う断面図である。
自動車のシートを構成するフレームは、ベースフレーム1と、該ベースフレーム1に対しリクライニングデバイス(図示略)を介して回動可能に連結されたバックフレーム(図示略)とからなる。該バックフレームの上部にヘッドレスト(図示略)が取り付けられる。該ベースフレーム1は、左右のサイドフレーム1a,1bを有しており、これらのサイドフレーム1a,1bの前部同士の間にシートパン2が架設されている。
図示はしないが、ベースフレーム1及びバックフレームにウレタン等よりなるシートクッション及びシートバックが装着されている。シートパン2は、このシートクッションの前部の下側に配置されている。第1図の符号3は、該シートクッションの後部側を支承するスプリングを示している。即ち、この実施の形態では、これらのシートパン2とスプリング3とによってシートクッション下側部材が構成されている。
該シートクッションとシートパン2及び/又はスプリング3との間に、該シートクッションを上方へ押圧するように膨張可能なバッグ10が配置されている。乗員拘束装置は、このバッグ10と、このバッグ10を膨張させるインフレータ(図示略)等から構成されている。
該バッグ10は、折り畳まれた状態で筒状のカバー(詳しくは図示略)に入れられ、シートパン2の左右方向(車両幅方向)に延在している。このバッグ10の該左右方向の両端側にそれぞれシートパン2への固定部11,11が設けられており、各固定部11が、押え部材20と、固定部材としてのボルト40とを介して該シートパン2の左右方向両端側(この実施の形態では、左右のサイドフレーム1a,1bに重なった部分)にそれぞれ留め付けられている。
バッグ10のうちこの固定部11,11同士の間が、前記インフレータからガスが導入されて膨張する空室となっている。
第2図(a)に示すように、押え部材20は、該固定部11の上面に被さる基片部21と、該基片部21の前後両端側(この前後方向はバッグ10をベースフレーム1に設置したときの前後方向である。以下、同様。)から該固定部11の前側及び後側へそれぞれ回り込むように下方へ立設された1対の側片部22,22と、各側片部22の下端から該側片部22を下方へ延長するようにして突設された挿入部23とを有している。
該基片部21と固定部11の中央付近には、これらを上下方向に貫通するボルト挿通孔(符号略。第2図(b)及び第3図(a)参照。)が設けられている。
第1図及び第2図(a)の通り、シートパン2の左右方向両端側には、それぞれ、バッグが規定位置に配置されたときに各固定部11のボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4が設けられていると共に、このボルト挿通孔4の前側及び後側に、それぞれ、押え部材20の各挿入部23が挿入される開口5が設けられている。
この実施の形態では、該挿入部23と開口5とにより、押え部材20(及び固定部11)の位置決め手段が構成されている。
第2図(a)に示すように、この実施の形態では、該挿入部23は、それよりも上側の側片部22よりも幅の小さいものとなっており、各開口5は、この挿入部23のみの該開口5内への進入を許容する大きさ及び形状となっている。開口5に挿入部23を係合させると、第3図(b)の如く側片部22の下端(挿入部23と側片部22との段差部)がシートパン2の上面に当接し、開口5内へのそれ以上の進入が阻止される。
この実施の形態では、第3図(a),(b)に示すように、該側片部22の上下高さ(該側片部22と挿入部23との段差部から基片部21の下面までの高さ)は固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。これにより、第3図(a)の如く、固定部11に押え部材20を被せてシートパン2上に設置した場合、基片部21とシートパン2とによって固定部11が挟圧されず、バッグ10に無理な力が加えられることが防止ないし抑制される。また、仮に経時劣化等によって該固定部11の厚みや弾力が減少しても、これによりボルト40に緩みやガタつきが生じることが防止される。
なお、図示はしないが、この実施の形態では、該バッグ10の内側に前記インフレータが配置され、該バッグ10の内側から該インフレータをシートパン2に固定するよう構成されている。ただし、インフレータの配置はこれに限定されるものではなく、例えばバッグ10の外部にインフレータを配置し、ダクト等を介して該インフレータからバッグ10にガスを導入するようにしてもよい。
次に、かかる構成の乗員拘束装置のバッグ10をベースフレーム1に設置する手順について説明する。
この実施の形態では、バッグ10をベースフレーム1に設置するのに先立ち、第2図(a)のように、バッグ10の各固定部11に押え部材20を被せ、これらのボルト挿通孔にボルト40を挿通すると共に、このボルト40の脱落防止用の紙ワッシャ等の係止部材41(第3図では図示略)を装着することにより、これらを予め一体化(ユニット化)しておく。
その後、このユニット化されたバッグ10を第1図のようにシートパン2上に配置する。この際、該バッグ10の両端側の押え部材20の各挿入部23をそれぞれ対応する開口5に挿入する。これにより、各押え部材20の位置決め(仮留め)が行われ、この押え部材20を介してバッグ10が規定位置に配置される。その後、各ボルト挿通孔4にボルト40を挿通してナット42締めすることにより、各押え部材20がシートパン2に固定され、各押え部材20及びボルト40を介してバッグ10がシートパン2に連結される。
なお、この実施の形態では、ボルト40をボルト挿通孔4に挿通した後、シートパン2の裏側からナット42を締め込んでいるが、このナット42は予め溶接等によりシートパン2に固着されていてもよい。あるいは、該ボルト挿通孔4自体が雌ねじ孔であってもよい。
この乗員拘束装置にあっては、上記のように、バッグ10の両端側の各固定部11に装着された押え部材20の各挿入部23をシートパン2の対応する開口5に挿入することにより、各押え部材20の位置決め(シートパン2への仮留め)が行われるため、ボルト40による各押え部材20の固定作業を容易に行うことができる。
この実施の形態では、シートパン2に、挿入部23が挿入される開口(貫通口)5が設けられているが、この開口5の代わりに、該挿入部23が嵌まる凹所が設けられてもよい。
第4図(a)は別の実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第4図(b)はこのバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す断面図である。なお、第4図(b)は、第4図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この実施の形態の押え部材20Aは、前述の第1〜3図の実施の形態における押え部材20から挿入部23を切除した如き(基片部21と、該基片部21の前後両端側から下方へ立設された1対の側片部22,22のみを有した)構成となっている。この押え部材20Aも、基片部21がバッグ10の固定部11の上面に重なり、各側片部22が該固定部11の前側及び後側にそれぞれ回り込むように、該固定部11に装着される。この実施の形態でも、各側片部22の上下高さ(該側片部22の下端から基片部21の下面までの高さ)は、該固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。該基片部21及び固定部11の中央付近には、ボルト40の挿通孔(符号略)が設けられている。
この実施の形態では、シートパン2の左右方向両端側に、それぞれ、バッグ10の両端側の固定部11と、各固定部11に装着された押え部材20Aとを一体に収容する形状及び大きさの凹所6が形成されている。即ち、この実施の形態では、該凹所6が押え部材20Aの位置決め手段を構成している。この凹所6の底面には、該固定部11のボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4が設けられている。
なお、バッグ10の該固定部11よりも長手方向中央側の部分が押え部材20Aの基片部21と凹所6の周縁部との間に挟み込まれることを防止するために、この実施の形態では、該凹所6の周縁部のうちシートパン2中央側の辺縁部に沿って、該シートパン2の上面から下方へ凹陥した凹段部6aが形成されている。バッグ10の該固定部11よりも長手方向中央側の部分は、この凹段部6a内に配置される。
この実施の形態のその他の構成は第1〜3図の実施の形態と同様であり、第4図において第1〜3図と同一符号は同一部分を示している。
なお、この実施の形態でも、バッグ10をベースフレーム1に設置するのに先立ち、バッグ10の各固定部11に押え部材20Aを被せ、これらのボルト挿通孔にボルト40を挿通すると共に、このボルト40に脱落防止用の係止部材(図示略)を装着することにより、これらを予め一体化(ユニット化)しておく。
その後、このユニット化されたバッグ10の両端側の各固定部11と押え部材20Aとをそれぞれ一体に凹所6内に嵌め込み、次いで各凹所6内のボルト挿通孔4にボルト40を挿通してナット42締めすることにより、各押え部材20Aがシートパン2に固定され、各押え部材20A及びボルト40を介してバッグ10がシートパン2に連結される。
この実施の形態にあっては、バッグ10の両端側に装着された押え部材20Aをシートパン2の両サイドの凹所6にそれぞれ嵌め込むことにより、各押え部材20Aの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、ボルト40及びナット42により各押え部材20Aをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Aの固定作業を容易に行うことができる。
また、この実施の形態にあっては、押え部材20Aが凹所6内に収容されるため、押え部材20Aがシートパン2から出張らないか、又はこの押え部材20Aのシートパン2からの出張りが低く抑えられる。これにより、この押え部材20Aによってシートの座り心地が悪くなることを防止することができる。
なお、この実施の形態でも、押え部材20Aの各側片部22の上下高さが固定部11の上下厚みよりも大きく設定されているため、この押え部材20Aの基片部21と凹所6の底面とによって固定部11が挟圧されず、バッグ10に無理な力が加えられることが防止ないし抑制される。また、仮に経時劣化等によって該固定部11の厚みや弾力が減少しても、これによりボルト40に緩みやがたつきが生じることが防止される。
第5図(a)は別の実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第5図(b)はこのバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す断面図である。なお、第5図(b)は、第5図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この実施の形態の押え部材20Bは、バッグ10の各固定部11の上面に重なる基片部21Bと、該基片部21Bの中央付近に設けられたボルト挿通孔(符号略)と、該ボルト挿通孔の周縁部から下方へ立設された円筒形のボス部24と、該ボス部24の下端から側方へ突設されたフランジ部25と、該基片部21Bの後端側から固定部11の後側に回り込むようにして下方へ延出した挿入部23Bとを有している。
該ボス部24は、固定部11の中央付近に設けられたボス部挿通孔(符号略)に挿通されている。第5図(b)の通り、該ボス部24の上下高さ(フランジ部25の上面から基片部21Bの下面までの高さ)は、固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。フランジ部25は、該固定部11の下側に張り出しており、該固定部11は基片部21Bと該フランジ部25との間に保持されている。なお、該ボス部24の下端面とフランジ部25の下面とは面一状となっている。
挿入部23Bは、該フランジ部25の下面よりもさらに下方まで延在している。
この実施の形態では、シートパン2の左右方向両端側に、それぞれ、押え部材20Bのボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4が設けられると共に、該ボルト挿通孔4の後側に、挿入部23Bが挿入される開口5が設けられている。
即ち、この実施の形態でも、該挿入部23と開口5とによって押え部材20Bの位置決め手段が構成されている。
この実施の形態のその他の構成は前述の各実施の形態と同様となっている。
この実施の形態にあっては、バッグ10の両端側の押え部材20Bの挿入部23Bをシートパン2の両サイドの開口5にそれぞれ係合させることにより、各押え部材20Bの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、前記ボス部24及びボルト挿通孔4を介してボルト40及びナット42により押え部材20Bをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Bの固定作業を容易に行うことができる。該バッグ10は、ボルト40によってシートパン2に固定された各押え部材20Bを介して、シートパン2に連結される。
なお、この実施の形態では、押え部材20Bの後側に挿入部23Bが配置されているが、該押え部材20Bの前側や側方に挿入部23Bが配置されてもよい。
第6図(a)は別の実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第6図(b)はこのバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す断面図である。なお、第6図(b)は、第6図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この実施の形態の押え部材20Cは、バッグ10の各固定部11の上面に重なる基片部21Cと、該基片部21Cの中央付近に設けられたボルト挿通孔(符号略)と、該ボルト挿通孔の周縁部から下方へ立設された円筒形のボス部24Cと、該ボス部24Cの下端から側方へ突設されたフランジ部25Cと、該基片部21Cの前端側から前方へ延出した延出部26と、該延出部26に設けられた、後述のフック7が掛止されるフック掛止孔27とを有している。
なお、この実施の形態でも、該ボス部24Cは、固定部11の中央付近に設けられたボス部挿通孔(符号略)に挿通されている。第6図(b)の通り、該ボス部24Cの上下高さ(フランジ部25Cの上面から基片部21Cの下面までの高さ)は、固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。フランジ部25Cは、該固定部11の下側に張り出しており、該固定部11は基片部21Cと該フランジ部25Cとの間に保持されている。該ボス部24Cの下端面とフランジ部25Cの下面とは面一状となっている。
この実施の形態では、シートパン2の左右方向両端側に、それぞれ、押え部材20Cのボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4と、前記フック掛止孔27に掛止される、挿入部としてのフック7とが設けられている。
即ち、この実施の形態では、該フック7とフック掛止孔27とによって押え部材20Cの位置決め手段が構成されている。
この実施の形態のその他の構成は前述の各実施の形態と同様となっている。
この実施の形態にあっては、バッグ10の両端側の押え部材20Cを、各々のフック掛止孔27を介してシートパン2の両サイドのフック7にそれぞれ引っ掛けることにより、各押え部材20Cの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、前記ボス部24C及びボルト挿通孔4を介してボルト40及びナット42により押え部材20Cをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Cの固定作業を容易に行うことができる。該バッグ10は、ボルト40によってシートパン2に固定された各押え部材20Cを介して、シートパン2に連結される。
なお、この実施の形態では、押え部材20Cの前側にフック掛止孔27が配置されているが、該押え部材20Cの後側や側方にフック掛止孔27が配置されてもよい。
第7図(a)は参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第7図(b)はこのバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す断面図である。なお、第7図(b)は、第7図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この参考例の押え部材20Dは、バッグ10の各固定部11の上面に重なる基片部21Dと、該基片部21Dの下面中央付近から下方へ立設された円筒形のボス部24Dと、該ボス部24Dの下端から側方へ突設されたフランジ部25Dと、該基片部21Dの前端側から前方へ延出した延出部26Dと、該延出部26Dに設けられた、後述のフック7が掛止されるフック掛止孔27Dと、該基片部21Dの後端側から後方へ延出した延出部28と、該延出部28に設けられたボルト挿通孔(符号略)とを有している。
即ち、この参考例の押え部材20Dは、前述の実施の形態の押え部材20Cにおいて、ボルト40の挿通孔の位置を、該押え部材20Cとバッグ10の固定部11との連結部(ボス部24)から位置をずらして設けた如き構成となっている。
このボルト挿通孔が設けられた延出部28は、基片部21Dよりも1段低く設けられている。この延出部28の下面は、フランジ部25Dの下面と略同一高さ(面一状)となっている。
なお、この参考例でも、該ボス部24Dは、固定部11の中央付近に設けられたボス部挿通孔(符号略)に挿通されている。第7図(b)の通り、該ボス部24Dの上下高さ(フランジ部25Dの上面から基片部21Dの下面までの高さ)は、固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。フランジ部25Dは、該固定部11の下側に張り出しており、該固定部11は基片部21Dと該フランジ部25Dとの間に保持されている。該ボス部24Dの下端面とフランジ部25Dの下面とは面一状となっている。
この参考例では、シートパン2の左右方向両端側に、それぞれ、押え部材20Dの後側の延出部28のボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4と、前側の延出部26Dのフック掛止孔27Dに掛止される、挿入部としてのフック7とが設けられている。
即ち、この参考例でも、該フック7とフック掛止孔27Dとによって押え部材20Dの位置決め手段が構成されている。
この参考例のその他の構成は前述の各実施の形態と同様となっている。
この参考例にあっても、バッグ10の両端側の押え部材20Dを、各々のフック掛止孔27Dを介してシートパン2の両サイドのフック7にそれぞれ引っ掛けることにより、各押え部材20Dの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、前記延出部28のボルト挿通孔及びシートパン2のボルト挿通孔4を介してボルト40及びナット42により押え部材20Dをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Dの固定作業を容易に行うことができる。該バッグ10は、ボルト40によってシートパン2に固定された各押え部材20Dを介して、シートパン2に連結される。
また、この参考例では、押え部材20Dとバッグ10の固定部11との連結部(ボス部24D)と、該ボルト挿通孔(延出部28)とを位置をずらして配置しているため、第7図(b)の如く、この押え部材20Dのシートパン2上面からの突出高さを低く抑えることができる。
なお、この参考例では、押え部材20Dの前側にフック掛止孔27Dが配置され、後側にボルト挿通孔が配置されているが、これらの配置は前後逆であってもよく、いずれか一方が該押え部材20Dの側方に配置されてもよい。
第8図(a)は別の参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第8図(b)はこのバッグのベースフレームへの固定が完了した状態を示す断面図である。なお、第8図(b)は、第8図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この参考例の押え部材20Eは、バッグ10の各固定部11の上面に重なる基片部21Eと、該基片部21Eの中央付近に設けられたボルト挿通孔(符号略)と、該ボルト挿通孔の周縁部から下方へ立設された円筒形のボス部24Eと、該ボス部24Eの下端から側方へ突設されたフランジ部25Eと、該基片部21Eの前端側から前方へ延出した延出部26Eと、該延出部26Eに設けられた、該延出部26Eの下面から上方へ凹嵌する凹所29とを有している。
この参考例では、シートパン2の左右方向両端側には、それぞれ、該押え部材20Eのボルト挿通孔と重なるボルト挿通孔4と、前記延出部26Eの凹所29に係合する、挿入部としての突起8とが設けられている。
即ち、この参考例では、該凹所29と突起8とによって押え部材20Eの位置決め手段が構成されている。
なお、この参考例でも、前記ボス部24Eは、固定部11の中央付近に設けられたボス部挿通孔(符号略)に挿通されている。第8図(b)の通り、該ボス部24Eの上下高さ(フランジ部25Eの上面から基片部21Eの下面までの高さ)は、固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。フランジ部25Eは、該固定部11の下側に張り出しており、該固定部11は基片部21Eと該フランジ部25Eとの間に保持されている。該ボス部24Eの下端面とフランジ部25Eの下面とは面一状となっている。
この参考例のその他の構成は前述の各実施の形態と同様となっている。
この参考例にあっては、バッグ10の両端側の押え部材20Eの凹所29にシートパン2の両サイドの突起8をそれぞれ係合させることにより、各押え部材20Eの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、前記ボス部24E及びシートパン2のボルト挿通孔4を介してボルト40及びナット42により押え部材20Eをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Eの固定作業を容易に行うことができる。該バッグ10は、ボルト40によってシートパン2に固定された各押え部材20Eを介して、シートパン2に連結される。
なお、この参考例では、押え部材20Eの前側に凹所29が配置されているが、押え部材20Eの後側や側方に凹所29が配置されてもよい。
第9図(a)は別の参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解斜視図であり、第9図(b)は押え部材の位置決め状態を示す断面図である。なお、第9図(b)は、第9図(a)のB−B線に沿う断面にて図示されている。
この参考例の押え部材20Fは、バッグ10の各固定部11の上面に重なる基片部21Fの前端側から前方へ延出した延出部26Fを有しており、シートパン2の左右方向両端側には、それぞれ、該押え部材20Fを規定位置に配置したときにこの延出部26Fの左右の側縁部に対峙する1対の突起(突条)9が設けられている。符号4は、ボルト40の挿通孔を示している。
即ち、この参考例では、押え部材20Fをシートパン2上に配置したときに、第9図(b)のように該延出部26Fの左右の側縁部にそれぞれ突起9(シートパン2の上面と各突起9との段差面)が当接することにより、該押え部材20Fの位置決めが行われる。
なお、押え部材20Fの構成は、フック掛止孔27を有する延出部26の代わりにこの延出部26Fが設けられた以外は、第6図の押え部材20Cと実質的に同様となっている。
即ち、図示はしないが、この押え部材20Fの該基片部21Fの中央付近にはボルト挿通孔が設けられており、該ボルト挿通孔の周縁部から下方へ円筒形のボス部が立設されており、該ボス部が、固定部11の中央付近に設けられたボス部挿通孔に挿通されている。該ボス部の上下高さは固定部11の上下厚みよりも大きく設定されている。該ボス部の下端から、固定部11の下側に張り出すようにフランジ部が突設されており、該固定部11は、基片部21Fとこのフランジ部との間に保持されている。
前記延出部26Fは、下面が該フランジ部の下面と略同じ高さ(面一状)となるように形成されている。
この参考例にあっては、バッグ10の両端側の押え部材20Fの延出部26Fをシートパン2の両サイドの突起9,9間にそれぞれ係合させることにより、各押え部材20Fの位置決め(シートパン2への仮留め)が行われ、該バッグ10が規定位置に配置される。その後、前記ボス部及びシートパン2のボルト挿通孔4を介してボルト40及びナット42により押え部材20Fをシートパン2に固定するため、ボルト40による各押え部材20Fの固定作業を容易に行うことができる。該バッグ10は、ボルト40によってシートパン2に固定された各押え部材20Fを介して、シートパン2に連結される。
なお、この参考例では、押え部材20Fの前側に延出部26Fが配置されているが、押え部材20Fの後側や側方に延出部26Fが配置されてもよい。
上記の実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
上記の各実施の形態では、押え部材の固定部材としてボルトが用いられているが、リベットや樹脂ファスナ等の他の固定部材を用いてもよい。
本発明においては、バッグ及びシートクッション下側部材の一方に係止部を設けると共に、他方に、この係止部が係合する係合部を設けておき、この係止部を係合部に係合させることにより、バッグをシートクッション下側部材に係止しうる(即ちバッグをシートクッション下側部材に位置決めしうる)よう構成してもよい。
このバッグの係止構造としては、例えば、図示はしないが、シートクッション下側部材に係止部としてフックを設けると共に、バッグに、このフックが係合する係合部としてのフック掛止孔を設けた構成などが挙げられる。この場合、該フック掛止孔にフックを引っ掛けるようにして、バッグをシートクッション下側部材に係止する。なお、当然ながら、バッグにフックを設け、シートクッション下側部材にフック掛止孔を設けてもよい。
ただし、該係止部及び係合部の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、上記のフックの代わりに、スナップ式のファスナーやクリップなど、他の形態の係止部材を用いてもよい。
このようにバッグ自体をシートクッション下側部材に位置決めしうるよう構成することにより、押え部材及び固定部材によるバッグ取付作業を一層容易に行うことが可能となる。
上記の実施の形態では、バッグの両端側をそれぞれ押え部材及び固定部材によってシートクッション下側部材に連結しているが、本発明においては、バッグの一端側を上記のような係止部及び係合部による係止構造によってシートクッション下側部材に連結し、他端側のみを、該押え部材及び固定部材によりシートクッション下側部材に連結するよう構成してもよい。
このように構成することにより、該押え部材及び固定部材の個数が少なくて済み、バッグ取付作業が大幅に簡易化されると共に、装置の構成コストを低く抑えることが可能となる。また、このように構成することにより、バッグの取付姿勢(バッグの各端部の配置方向やバッグの表裏など)が一義的に規定されるため、バッグの誤取付を防止することもできる。
なお、本発明においては、この係止部及び係合部の配置位置はバッグの端部に限定されない。例えば、バッグの延在方向の途中部をこの係止部又は係合部によりシートクッション下側部材に係止し、バッグの両端側を押え部材及び固定部材によりシートクッション下側部材に連結するよう構成してもよい。もちろん、これ以外の構成(配置)としてもよい。
また、押え部材及び固定部材によるバッグの固定位置もバッグの端部に限定されるものではなく、例えば、バッグの延在方向の途中部を押え部材及び固定部材によりシートクッション下側部材に固定するようにしてもよい。
実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグとシートのベースフレームとの分解斜視図である。 図1の乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す分解図である。 図1の乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造を示す断面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 参考例に係る乗員拘束装置のバッグのベースフレームへの固定構造の説明図である。 従来例に係る乗員拘束装置を示すシート前後方向の縦断面図である。
1 ベースフレーム
2 シートパン
4 ボルト挿通孔
5 開口
6 凹所
7 ナット
8,9 突起
10 バッグ
11 固定部
20,20A〜20F 押え部材
23,23B 挿入部
26,26D〜26F,28 延出部
27,27D フック掛止孔
29 凹所
40 ボルト
42 ナット

Claims (9)

  1. シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、
    該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、
    を有し、
    該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20)と、該押え部材(20)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、
    該押え部材(20)の位置決め手段設けられ乗員拘束装置であって、
    該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、
    該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、
    該押え部材(20)は、該固定部(11)の上面に被さる基片部(21)と、該基片部(21)の前後両端側から該固定部(11)の前側及び後側へそれぞれ回り込むように下方へ立設された1対の側片部(22,22)と、各側片部(22)の下端から該側片部(22)を下方へ延長するようにして突設された挿入部(23)とを有しており、
    各挿入部(23)と、それよりも上側の該側片部(22)との段差部から該基片部(21)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、
    該基片部(21)及び該固定部(11)の中央付近には、これらを上下方向に貫通する固定部材挿通孔が設けられており、
    該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該固定部(11)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられていると共に、該固定部材固着用孔(4)の前側及び後側に、それぞれ、該押え部材(20)の各挿入部(23)が挿入された開口又は凹所(5)が設けられており、
    該挿入部(23)と該開口又は凹所(5)とにより前記位置決め手段が構成されており、
    該挿入部(23)は、それよりも上側の該側片部(22)よりも幅の小さいものとなっており、該開口又は凹所(5)は、該挿入部(23)のみの該開口又は凹所(5)内への進入を許容する大きさ及び形状となっており、該挿入部(23)と該側片部(22)との前記段差部が該シートクッション下側部材(2)の上面に当接しており、
    該基片部(21)及び該固定部(11)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とする乗員拘束装置。
  2. シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、
    該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、
    を有し、
    該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20A)と、該押え部材(20A)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、
    該押え部材(20A)の位置決め手段が設けられた乗員拘束装置であって、
    該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、
    該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20A)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、
    該押え部材(20A)は、該固定部(11)の上面に被さる基片部(21)と、該基片部(21)の前後両端側から該固定部(11)の前側及び後側へそれぞれ回り込むように下方へ立設された1対の側片部(22,22)とを有しており、
    各側片部(22)の下端から該基片部(21)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、
    該基片部(21)及び該固定部(11)の中央付近には、これらを上下方向に貫通する固定部材挿通孔が設けられており、
    該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該バッグ(10)の該固定部(11)と、該固定部(11)に装着された該押え部材(20A)とを一体に収容した凹所(6)が形成されており、
    該凹所(6)の底面には、該固定部(11)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられており、
    該凹所(6)により前記位置決め手段が構成されており、
    該基片部(21)及び該固定部(11)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 請求項2において、前記凹所(6)の周縁部のうち前記シートクッション下側部材(2)の前記左右幅方向の中央側の辺縁部に沿って、該シートクッション下側部材(2)の上面から下方へ凹陥した凹段部(6a)が形成されており、
    前記バッグ(10)の前記固定部(11)よりも該左右幅方向の中央側の部分は、該凹段部(6a)内に配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグ(10)の前記固定部(11)が前記シートクッション下側部材(2)に留め付けられるのに先立ち、該固定部(11)に前記押え部材(20)が被せられ、該押え部材(20)の前記基片部(21)及び該固定部(11)の前記固定部材挿通孔に前記固定部材(40)が挿通され、該固定部材(40)の該固定部(11)よりも下端側に、該固定部材(40)の脱落を防止するための係止部材(41)が装着されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  5. シートクッションとシートクッション下側部材(2)との間に配置され、該シートクッションを下側から押圧するように膨張可能なバッグ(10)と、
    該バッグ(10)を膨張させるインフレータと、
    を有し、
    該バッグ(10)が、該バッグ(10)に被さる押え部材(20B)と、該押え部材(20B)を前記シートクッション下側部材(2)に固定する固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に連結されている乗員拘束装置において、
    該押え部材(20B)の位置決め手段が設けられた乗員拘束装置であって、
    該バッグ(10)は、該シートクッション下側部材(2)の左右幅方向に延在するものであり、
    該バッグ(10)の該左右幅方向の一端側に、又は両端側にそれぞれ、該シートクッション下側部材(2)への固定部(11)が設けられており、該固定部(11)が該押え部材(20B)と該固定部材(40)とを介して該シートクッション下側部材(2)に留め付けられており、
    該押え部材(20B)は、該固定部(11)の上面に重なる基片部(21B)と、該基片部(21B)の中央付近に設けられた固定部材挿通孔と、該固定部材挿通孔の周縁部から下方へ立設された円筒形のボス部(24)と、該ボス部(24)の下端から側方へ突設されたフランジ部(25)と、を有しており、
    該ボス部(24)は、該固定部(11)の中央付近に設けられたボス部挿通孔に挿通されており、該フランジ部(25)の上面から該基片部(21B)の下面までの高さは、該固定部(11)の上下厚みよりも大きなものとなっており、該フランジ部(25)は、該固定部(11)の下側に張り出しており、
    該固定部(11)は、該基片部(21B)と該フランジ部(25)との間に保持されており、
    前記位置決め手段は、該押え部材(20B)及び該シートクッション下側部材(2)の一方に設けられた開口又は凹所と、該押え部材(20B)及び該シートクッション下側部材(2)の他方に設けられ、該開口又は凹所に挿入された挿入部とで構成されており、
    該シートクッション下側部材(2)の該左右幅方向の該一端側に、又は両端側にそれぞれ、該押え部材(20B)の該固定部材挿通孔と重なる固定部材固着用孔(4)が設けられており、
    該押え部材(20B)の該固定部材挿通孔に該固定部材(40)が挿通され、該シートクッション下側部材(2)の該固定部材固着用孔(4)を介して該固定部材(40)が該シートクッション下側部材(2)に固着されることにより、該固定部(11)が該シートクッション下側部材(2)に留め付けられていることを特徴とする乗員拘束装置。
  6. 請求項5において、前記挿入部(23B)は、前記押え部材(20B)の前記基片部(21B)から前記バッグ(10)の前記固定部(11)の後側、前側又は側方に回り込むようにして下方へ延出しており、
    該挿入部(23B)は、該押え部材(20B)の前記フランジ部(25)の下面よりもさらに下方まで延在しており、
    前記シートクッション下側部材(2)の前記固定部材固着用孔(4)の後側、前側又は側方に前記開口又は凹所(5)が設けられ、該開口又は凹所(5)に該挿入部(23B)が挿入されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  7. 請求項5において、前記押え部材(20C)は、前記基片部(21C)から前側、後側又は側方へ延出した延出部(26C)を有しており、該延出部(26C)にフック掛止孔(27)が設けられており、該フック掛止孔(27)が前記開口又は凹所を構成しており、
    前記シートクッション下側部材(2)の前記固定部材固着用孔(4)の前側、後側又は側方にフック(7)が設けられており、該フック(7)により前記挿入部が構成されており、
    該フック(7)が該フック掛止孔(27)に掛止されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記バッグ(10)及びシートクッション下側部材(2)の一方に係止部が設けられ、他方に、該係止部が係合する係合部が設けられていることを特徴とする乗員拘束装置。
  9. 請求項において、該バッグ(10)の延在方向の一端側が該係止部及び係合部を介して該シートクッション下側部材(2)に連結されており、
    該バッグ(10)の延在方向の他端側が前記押え部材及び固定部材を介して該シートクッション下側部材(2)に連結されていることを特徴とする乗員拘束装置。
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