JP3354319B2 - 電気かみそりの外刃取付構造 - Google Patents

電気かみそりの外刃取付構造

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JP3354319B2
JP3354319B2 JP26663694A JP26663694A JP3354319B2 JP 3354319 B2 JP3354319 B2 JP 3354319B2 JP 26663694 A JP26663694 A JP 26663694A JP 26663694 A JP26663694 A JP 26663694A JP 3354319 B2 JP3354319 B2 JP 3354319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケースの一部を構成する
外刃枠に、複数列の外刃ユニットを脱着自在に連結して
いる電気かみそりの外刃連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】二連、あるいは三連の外刃ユニットを備
える電気かみそりは、各々の外刃ユニットを皮膚に向か
って出入りできるように、外刃ケースに装着している。
各々の外刃ユニットの網刃を、より効率よく皮膚に接触
させるためである。
【0003】外刃ユニットを弾性的に押し出す構造が、
特開平5−309181号公報に記載される。この公報
に記載される外刃の取り付け構造は、図1に示すよう
に、二連の外刃ユニット1を、リンク部材2を介して平
行に、しかも上下動自在に外刃ケース3に連結してい
る。二連の外刃ユニット1は独立して上下に移動できる
ように、リンク部材2に連結されている。リンク部材2
は上下に平行移動自在に外刃ケース3に連結されてい
る。リンク部材2はプラスチック製で、一部を薄く成形
して弾性変形部2Aとしている。
【0004】この構造の電気かみそりは、外刃ユニット
1の網刃を皮膚に押し付けると、リンク部材2の弾性変
形部2Aが変形して、二連の外刃ユニット1を独立して
上下動させる。リンク部材2の弾性変形部2Aが変形す
ることによって、二連の外刃ユニット1を皮膚にバラン
スよく押し付けできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この図に示す電気かみ
そりの外刃取付構造は、リンク部材を弾性変形させて、
二連の外刃ユニット1を皮膚に効率よく押し付けること
ができる。しかしながら、外刃ユニット1をリンク部材
2に連結し、このリンク部材2を外刃ケース3に連結す
るので、外刃ユニット1を弾性的に押し出す状態で、外
刃ケース3に装着する部分の構造が複雑になる。とく
に、リンク部材2は極めて小さいパーツであるから、組
立にも手間がかかる欠点がある。
【0006】この欠点を防止するために、外刃ユニット
を弾性的に押し出す弾性変形部を、プラスチック製の外
刃ケースに一体成形した外刃の取付構造が開発されてい
る(特開平5−239260号公報)。この取付構造は
リンク部材を別パーツとしないので、外刃ケースと外刃
ユニットの連結構造を簡素化できる特長がある。しかし
ながら、この構造は、外刃ケースに外刃ユニットを弾性
的に押圧する弾性変形部を一体成形するので、外刃ケー
スを簡単には成形できず、とくに、金型構造が複雑にな
って部品コストが高くなる欠点がある。
【0007】さらに、リンク部材の一部に弾性変形部を
設け、あるいは外刃ケースに弾性変形部を一体成形して
外刃ユニットを押し出す構造は、外刃ケースと外刃枠と
の間に遊びがあるとこの部分が振動して騒音が発生しや
すい欠点がある。それは、リンク部材や外刃ケースの弾
性変形部が、外刃ユニットと外刃ケースとを相対的に押
圧するが、外刃ケースを外刃枠に押圧して連結できない
からである。
【0008】本発明はさらにこの欠点を解決することを
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、全体
の構造を簡素化して複数の外刃ユニットを弾性的に押し
出しできると共に、弾性変形部でもって外刃ユニットと
外刃ケースと外刃枠とを騒音が少なくなる状態に連結で
きる電気かみそりの外刃取付構造を提供することにあ
る。また、本発明の他の重要な目的は、部品コストを低
減すると共に、使用パーツを少なくして安価に多量生産
できる電気かみそりの外刃取付構造を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそりの
外刃取付構造は、前述の目的を達成するために下記の構
成を備える。電気かみそりの外刃取付構造は、アーチ状
に湾曲された網刃1Aをプラスチック製のホルダー1B
に連結している複数の外刃ユニット1と、複数の外刃ユ
ニット1を平行に並べて挿入している外刃ケース3と、
この外刃ケース3を脱着自在に開口部に装着している外
刃枠4とを備える。
【0010】さらに、本発明の外刃取付構造は、外刃ユ
ニットを下記の構成を有する独得の構成としている。 (a) 外刃ユニット1は、プラスチック製ホルダー1
Bの下面から突出する弾性変形部1Cを有する。 (b) 弾性変形部1Cはプラスチック製のホルダー1
Bに一体成形されている。 (c) 弾性変形部1Cは、外刃ユニット1を外刃枠4
に装着する状態で、外刃枠4の開口窓側壁4Aの上面を
押圧する位置に配設されている。複数の外刃ユニット1
を外刃ケース3を介して外刃枠4に装着する状態で、外
刃ユニット1の弾性変形部1Cが外刃枠4を押圧して弾
性的に押し上げられるように構成されている。
【0011】
【作用】本発明の電気かみそりの外刃取付構造は、その
好ましい実施例を示す図2のように、外刃ユニット1の
プラスチック製ホルダー1Bに弾性変形部1Cを一体成
形している。この図に示す電気かみそりは、三連の外刃
ユニット1を外刃ケース3に装着している。弾性変形部
1Cは、両側に配設される外刃ユニット1のホルダー1
Bに一体成形している。中央の外刃ユニット1は、両端
に配設されたコイルスプリング5を介して弾性的に押し
出されている。
【0012】外刃ユニット1のホルダー1Bに一体成形
された弾性変形部1Cは、外刃枠4の開口窓側壁4Aの
上面を押圧し、その反作用で外刃ケース3から弾性的に
押し出される。本発明の電気かみそりの外刃取付構造
は、外刃ユニット1の弾性変形部1Cでもって、外刃枠
4の開口窓側壁4Aを直接に押圧する。従来の電気かみ
そりのように、外刃ユニットを外刃ケースに対して弾性
的に押圧する状態で装着し、この外刃ケースを外刃枠に
装着するものでない。このため、本発明の電気かみそり
の外刃取付構造は、内刃を内蔵する外刃ユニットを直接
に外刃枠に弾性的に押圧でき、外刃枠との間で振動して
発生する騒音を少なくできる。内刃で振動される外刃ユ
ニットが、外刃ケースを介することなく、直接に外刃枠
を弾性的に押圧しているからである。
【0013】さらに、外刃ユニット1のホルダー1Bに
一体成形される弾性変形部1Cは、図に示すように側面
に設けることによって、ホルダー1Bを成形する金型で
簡単に成形できる。また、この部分に設ける弾性変形部
1Cは、全長を長くして弾性変形できる範囲を大きくで
きる。さらに、本発明の電気かみそりの外刃取付構造
は、弾性変形部1Cをホルダー1Bに一体成形するの
で、外刃ユニット1を弾性的に押し出すために別のパー
ツを必要とせず、簡単に組立できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための電気かみそりの外刃取付構造を例示
するものであって、本発明は外刃取付構造を下記の構造
に特定しない。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】図2ないし図4に示す電気かみそりの外刃
取付構造は、三連の外刃ユニット1と、この外刃ユニッ
ト1を脱着自在に装着している外刃ケース3と、外刃ケ
ース3を脱着自在に装着している外刃枠4とを備える。
【0017】三連の外刃ユニット1の内面には、往復運
動する三連の内刃6が押圧されて摺動される。内刃6は
ケース8に内蔵されるモーター7に連結されて往復運動
されるが、本発明は、外刃取付構造に関するものである
から、内刃を往復運動させる機構、さらに内刃の取り付
け構造については、従来の電気かみそりの構造をそのま
ま使用でき、あるいはこれから開発される構造とするこ
とができる。
【0018】三連の外刃ユニット1は、それぞれ独立し
て外刃ケース3に装着される。外刃ユニット1は、図2
に示すように、プラスチック製のホルダー1Bに、網刃
1Aを固定したものである。薄い金属板である網刃1A
は、アーチ状に湾曲されてホルダー1Bに固定される。
ホルダー1Bは、硬質のプラスチックを、上下を開口し
た長方形の角筒状に成形したものである。
【0019】ホルダー1Bは、下面から突出して両端部
分に弾性変形部1Cを一体成形している。弾性変形部1
Cはロッド状で、ホルダー1Bの中央から両端に向かっ
て下り勾配に突出している。この図に示すように、両端
部分に弾性変形部1Cを設けたホルダー1Bは、ふたつ
の弾性変形部1Cで外刃ユニット1を平行移動できる特
長がある。
【0020】弾性変形部1Cは、先端で外刃枠4の開口
窓側壁4Aの上面を押圧する。したがって、弾性変形部
1Cは、外刃ユニット1を外刃枠4に装着された状態
で、外刃ケース3から下方に突出して外刃枠4の開口窓
側壁4Aの上面を押圧する位置に設けられる。三連の外
刃ユニット1を装備する電気かみそりは、両側に配設さ
れる二連の外刃ユニット1を外刃枠4の開口窓側壁4A
の上面で押圧できる。両側に配設される二連の外刃ユニ
ット1は、ホルダー1Bの片側であって、開口窓側壁4
Aの上面を押圧できる面に弾性変形部1Cを設けてい
る。ただ、弾性変形部をホルダーの両側に配設して、一
方の弾性変形部で開口窓側壁の上面を押圧し、開口窓側
壁を押圧できない弾性変形部を遊ばせておくこともでき
る。両面に弾性変形部を設けた外刃ユニットは、外刃ケ
ースに装着する方向が特定されない。
【0021】外刃ユニット1は、外刃ケース3に上下に
移動できるように装着される。したがって、外刃ユニッ
ト1は両端面に上下スリット9を設けている。上下スリ
ット9には、外刃ケース3の内面に突出しているガイド
突起10が案内される。外刃ユニット1は、上下スリッ
ト9とガイド突起10とを介して上下に移動できるよう
に、外刃ケース3に装着される。外刃ユニット1が上下
に移動すると、ガイド突起10は上下スリット9内を上
下に移動する。
【0022】三連の外刃ユニット1を平行に並べて外刃
ケース3に装着する図2に示す電気かみそりは、中央の
外刃ユニット1を外刃枠4の開口窓側壁4Aで押し上げ
ることができない。開口窓側壁4Aの上面に、ホルダー
1Bを位置させることができないからである。中央の外
刃ユニット1は、中間台11を介して上下に移動できる
ように外刃ケース3に装着される。中央の外刃ユニット
1は、コイルスプリング5に押し出されるようにして、
中間台11に上下に移動できるように装着される。中間
台11は外刃ケース3に移動しない状態で連結される。
中央の外刃ユニット1を中間台11に連結する構造は、
両側の外刃ユニット1を外刃ケース3に連結するのと同
じようになっている。すなわち、ホルダー1Bの両端に
上下スリット9を設け、この上下スリット9に挿入され
るガイド突起12を中間台11に設け、ガイド突起12
を上下スリット9に摺動させて外刃ユニット1を上下に
移動させる。中間台11は、外刃ケース3の内面に設け
られた連結筒11Aに挿入されて外刃ケース3に連結さ
れる。連結筒11Aの下端には、挿入する中間台11の
係止孔14に引っかける係止突起13があり、係止突起
13で中間台11が抜けるのを防止している。
【0023】外刃ケース3は、外刃枠4に脱着自在に装
着される。外刃ケース3は、引掛片3Aと、凹部である
引掛部4Bとを介して、外刃枠4に脱着自在に装着され
る。引掛片3Aは、外刃ケース3の両端面から突起して
下から上に延長して設けられている。引掛片3Aは内面
に弾性金属板3Bを内蔵して弾性変形できるようになっ
ている。引掛片3Aは上端の幅を広くしてT字状として
いる。外刃枠4は、外刃ケース3を装着した状態で、図
5の断面図に示すように、引掛片3Aを引っかける位置
に引掛部4Bを設けている。外刃ケース3を外刃枠4に
装着すると、引掛片3Aが引掛部4Bに案内されて外刃
枠4に装着される。
【0024】外刃ケース3を外刃枠4から外すために、
外刃枠4の引掛部4Bには、脱着ツマミ15を配設して
いる。脱着ツマミ15は、弾性変形するプラスチックで
全体の形状を板状に成形している。脱着ツマミ15は、
上部を弾性変形できるように、下端部をケースに固定し
ている。脱着ツマミ15の上部には、T字状に形成され
た引掛片3Aの両端を押圧する押圧ロッド15Aを一体
成形している。さらに、脱着ツマミ15は、ケース8の
外部に突出する押ボタン15Bを一体成形している。押
ボタン15Bは、ケース8の貫通孔に出入りできるよう
挿入されている。外刃ケース3を外刃枠4から外すとき
に、押ボタン15Bが押される。押ボタン15Bが押さ
れると、押圧ロッド15Aが引掛片3Aを引掛部4Bか
ら押し出して、外刃ケース3と外刃枠4の引っかけ状態
が解除されて、外刃枠4から引き出される。
【0025】外刃枠4は、外刃ケース3をほとんど隙間
なく装着するための開口窓を有する。開口窓は、側壁の
上面を、外刃ユニット1の下端面に位置させている。開
口窓側壁4Aの上面の厚さは、ホルダー1Bに設けた弾
性変形部1Cを押圧できるように設計されている。ホル
ダー1Bはケースの一部を構成するので、好ましくは金
属製とされる。図に示す電気かみそりは、外刃枠4を脱
着自在に電気かみそりの本体に装着しているが、外刃枠
4は電気かみそり本体と一体構造とすることもできる。
【0026】図2に示す電気かみそりの外刃取付構造
は、下記のようにして組み立てられる。 中央の外刃ユニット1を中間台11に装着する。外
刃ユニット1は、上下スリット9をガイド突起10に案
内して中間台11に装着される。 両側の外刃ユニット1と、中間台11に装着された
外刃ユニット1とを外刃ケース3に平行に並べて装着す
る。外刃ユニット1は、上下スリット9とガイド突起1
0とを介して外刃ケース3に装着される。中間台11
は、外刃ケース3の連結筒11Aに挿入して連結され
る。 三連の外刃ユニット1を装着した外刃ケース3を、
外刃枠4の開口窓に装着する。外刃枠4に装着された外
刃ケース3は、引掛片3Aを引掛部4Bに挿入して、簡
単に外れない状態で外刃枠4に装着される。
【0027】この状態で、外刃枠4に装着された外刃ユ
ニット1は、弾性変形部1Cで開口窓側壁4Aの上面を
弾性的に押圧する。開口窓側壁4Aを押圧する弾性変形
部1Cの反作用で、外刃ユニット1は、弾性的に押し上
げられる状態で、外刃ケース3に装着される。したがっ
て、電気かみそりを使用するときに、外刃ユニット1を
皮膚に押圧すると、それぞれの外刃ユニット1は弾性的
に皮膚に押圧されて効率よく、ひげ剃りできる。
【0028】外刃枠4に装着された外刃ケース3は、下
記のようにして、外刃ケース3を外すことができる。 脱着ツマミ15の押ボタン15Bを押す。 押ボタン15Bが押されると、脱着ツマミ15が弾
性変形して、上部が外刃枠4の内側に押し込まれる。 脱着ツマミ15の押圧ロッド15Aが、T字状の引
掛片3Aの上端を押して、引掛部4Bから押し出す。 引掛片3Aが引掛部4Bから押し出されると、外刃
ケース3の引掛片3Aと外刃枠4の引掛部4Bとの係止
状態が解除されて、外刃ケース3は外刃枠4から外され
る。 外刃ユニット1を外刃ケース3から外すときは、外
刃ユニット1を多少強く引っ張ると、ホルダー1Bと外
刃ケース3が多少変形して、外刃ケース3のガイド突起
10が上下スリット9から外れる。このため、外刃ユニ
ット1を外刃ケース3から引き出すことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の電気かみそりの外刃取付構造
は、全体の構造を簡素化して外刃ユニットを弾性的に押
し出しできる特長がある。それは、本発明の外刃取付構
造が、外刃ユニットのプラスチック製ホルダーに弾性変
形部を一体成形し、この弾性変形部で外刃枠の開口窓側
壁の上面を押圧しているからである。
【0030】さらにまた、本発明の外刃取付構造は、簡
単な構造の金型で弾性変形部のあるプラスチック製ホル
ダーを成形できる。このことは、外刃ユニットを外刃ケ
ースから弾性的に押し出すために、弾性変形する別パー
ツを使用しないことと相乗して、安価に多量生産できる
特長を実現する。
【0031】さらに本発明の外刃取付構造は、外刃枠の
開口窓側壁を押圧する弾性変形部を外刃ユニットのホル
ダーに一体成形しているので、弾性変形部の全長を長く
できる。このため、弾性変形部が外刃ユニットを弾性的
に押し出すストロークを大きくして、外刃ユニットを皮
膚に快適に押圧できる特長も実現する。
【0032】さらにまた、本発明の電気かみそりの外刃
取付構造は、外刃ユニットの弾性変形部で直接に外刃枠
を押圧するものであって、従来のように、外刃ユニット
を弾性変形部を介して外刃ケースに連結し、外刃ケース
を外刃枠に装着するものでない。外刃ユニットの弾性変
形部が直接に外刃枠を押圧するので、外刃ユニットと外
刃枠との間にある遊びが原因で発生する騒音を少なくで
きる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気かみそりの外刃取付構造を示す斜視
【図2】本発明の実施例の電気かみそりの外刃取付構造
を示す分解斜視図
【図3】本発明の実施例の外刃取付構造を装備する電気
かみそりを示す正面図
【図4】図3に示す電気かみそりの分解正面図
【図5】外刃ケースを外刃枠に装着する部分の断面図
【符号の説明】
1…外刃ユニット 1A…網刃 1B…
ホルダー 1C…弾性変形部 2…リンク部材 2A…弾性変形部 3…外刃ケース 3A…引掛片 3B
…弾性金属板 4…外刃枠 4A…開口窓側壁 4B
…引掛部 5…コイルスプリング 6…内刃 7…モーター 8…ケース 9…上下スリット 10…ガイド突起 11…中間台 11A…連結筒 12…ガイド突起 13…係止突起 14…係止孔 15…脱着ツマミ 15A…押圧ロッド 1
5B…押ボタン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ状に湾曲された網刃(1A)をプラス
    チック製のホルダー(1B)に連結している複数の外刃ユニ
    ット(1)と、複数の外刃ユニット(1)が平行に並べて挿入
    される外刃ケース(3)と、この外刃ケース(3)を脱着自在
    に開口部に装着している外刃枠(4)とを備え、外刃ケース(3)は、両端で内面に突出しているガイド突
    起(10)を有し、 外刃ユニット(1)が下記の全ての構成を有することを特
    徴とする電気かみそりの外刃取付構造。 (a) 両側に配設される二連の外刃ユニット(1)のホ
    ルダー(1B)は、上下を開口した長方形の角筒状で、ホル
    ダー(1B)の片側であって弾性変形部(1C)をホルダー(1B)
    の中央から両端に向かって下り勾配に突出させていると
    共に、その両端面に上下スリット(9)を有する。 (b) 弾性変形部(1C)はプラスチック製のホルダー(1
    B)に一体成形されている。 (c) 弾性変形部(1C)は、外刃ユニット(1)を外刃枠
    (4)に装着する状態で、外刃枠(4)の開口窓側壁(4A)の上
    面を押圧する位置に配設されており、外刃ユニット(1)
    を外刃ケース(3)を介して外刃枠(4)に装着する状態で、
    外刃ユニット(1)の弾性変形部(1C)が外刃枠(4)を押圧し
    て弾性的に押し上げられるように構成され、外刃ユニッ
    ト(1)の上下スリット(9)が、外刃ケース(3)のガイド突
    起(10)に案内されて、外刃ユニット(1)が上下に移動で
    きるように構成されている。
  2. 【請求項2】 アーチ状に湾曲された網刃(1A)をプラス
    チック製のホルダー(1B)に連結している外刃ユニット
    (1)と、外刃ユニット(1)を挿入している外刃ケース(3)
    と、この外刃ケース(3)を脱着自在に開口部に装着して
    いる外刃枠(4)とを備え、外刃ケース(3)は、両端で内面に突出しているガイド突
    起(10)を有し、 外刃ユニット(1)を弾性的に押し出す弾性変形部(1C)を
    ホルダー(1B)の下面から突出して設けている電気かみそ
    りの外刃取付構造において、 複数の外刃ユニット(1)が平行に並べて外刃ケース(3)に
    挿入されると共に、両側に配設される二連の外刃ユニッ
    ト(1)のホルダー(1B)は上方を開口した角筒状で、 角筒状のホルダー(1B)は、片側にプラスチック製で弾性
    変形部(1C)を一体成形すると共に、弾性変形部(1C)をホ
    ルダー(1B)の中央から両端に向かって下り勾配に突出さ
    せており、その両端面に上下スリット(9)を有し、 ホルダー(1B)に一体成形している弾性変形部(1C)でもっ
    て外刃ユニット(1)を弾性的に押し出し、外刃ユニット
    (1)の上下スリット(9)が、外刃ケース(3)のガイド突起
    (10)に案内されて、外刃ユニット(1)が上下に移動でき
    ことを特徴とする電気かみそりの外刃取付構造。
  3. 【請求項3】 三連の外刃ユニット(1)を装備する請
    項1又は2に記載される電気かみそりの外刃取付構造。
  4. 【請求項4】 中央の外刃ユニット(1)は、コイルスプ
    リング(5)に押し出されてなる請求項3に記載される電
    気かみそりの外刃取付構造。
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