JP2629570B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents
往復式電気かみそりInfo
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- JP2629570B2 JP2629570B2 JP21028593A JP21028593A JP2629570B2 JP 2629570 B2 JP2629570 B2 JP 2629570B2 JP 21028593 A JP21028593 A JP 21028593A JP 21028593 A JP21028593 A JP 21028593A JP 2629570 B2 JP2629570 B2 JP 2629570B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復式電気かみそり、
特に外刃のフロート支持機構に関するものである。
特に外刃のフロート支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、肌当たり感触の向上や刺激の低減
等を目的として、外刃が肌に沿って内外にフロートする
往復式電気かみそりが提供されている。例えば、外刃を
取り付けた外刃取付枠と、該外刃取付枠を支持するカセ
ット枠と、内刃を取り付けて内刃を外刃に対し往復摺動
させる駆動桿と、外刃取付枠の往復摺動方向(以下、長
手方向とする)両端面に配設され外刃取付枠を内外に動
作自在とするフロート部材とを備えたものがある。この
ものは、外刃を内外にフロート可能としているために、
外刃取付枠の長手方向両端とカセット枠の内面との間に
若干の隙間が存在するものである。
等を目的として、外刃が肌に沿って内外にフロートする
往復式電気かみそりが提供されている。例えば、外刃を
取り付けた外刃取付枠と、該外刃取付枠を支持するカセ
ット枠と、内刃を取り付けて内刃を外刃に対し往復摺動
させる駆動桿と、外刃取付枠の往復摺動方向(以下、長
手方向とする)両端面に配設され外刃取付枠を内外に動
作自在とするフロート部材とを備えたものがある。この
ものは、外刃を内外にフロート可能としているために、
外刃取付枠の長手方向両端とカセット枠の内面との間に
若干の隙間が存在するものである。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の往復式電気かみそりは、外刃取付枠の長手方向
両端とカセット枠の内面との間に隙間が存在するため
に、外刃及び内刃で髭を挟み切るときに外刃が反力を受
けて長手方向に逃げてしまい切れ味が低下したり、内刃
の往復摺動にともなって外刃が長手方向に振動すること
があった。 そこで、この問題を改善するものとして、特
開平5- 42262号公報には、2個の外刃を略平行に配列
し、外刃取付枠の側面にカセット枠と係合する係合部を
設けることによって外刃取付枠の長手方向の動きを規制
するようにした往復式電気かみそりが開示されている。
しかし、このものにおいても、外刃が内外にスムーズに
フロートするためには、係合部とカセット枠の係合部分
との間に多少の長手方向の隙間が必要であり、この隙間
分だけ外刃が動き得るようになっていた。このため、こ
のものは、依然として外刃及び内刃で髭を挟み切るとき
に外刃が反力を受けて長手方向に逃げてしまい切れ味が
低下したり、内刃の往復摺動にともなって外刃が長手方
向に振動することがあった。ところで、複数の外刃を略
平行に配列する場合、内刃の往復摺動方向と直交する方
向の厚み、すなわち往復式電気かみそりの全体の厚みが
厚くなるので、外刃取付枠の短手方向の寸法を小さくし
て前記厚みを小さくするのが一般的である。しかし、こ
のように外刃取付枠の短手方向の寸法を小さくした場
合、外刃取付枠のねじれ剛性が小さくなってしまうの
で、外刃取付枠の係合部を設けた側面で長手方向の動き
を規制し対向する側面で長手方向の動きを規制しなくす
ると、僅かであるがねじれが発生してしまい、外刃は、
外刃取付枠の係合部を有しない側が内刃の動作とともに
撓んでしまうことがあった。
た従来の往復式電気かみそりは、外刃取付枠の長手方向
両端とカセット枠の内面との間に隙間が存在するため
に、外刃及び内刃で髭を挟み切るときに外刃が反力を受
けて長手方向に逃げてしまい切れ味が低下したり、内刃
の往復摺動にともなって外刃が長手方向に振動すること
があった。 そこで、この問題を改善するものとして、特
開平5- 42262号公報には、2個の外刃を略平行に配列
し、外刃取付枠の側面にカセット枠と係合する係合部を
設けることによって外刃取付枠の長手方向の動きを規制
するようにした往復式電気かみそりが開示されている。
しかし、このものにおいても、外刃が内外にスムーズに
フロートするためには、係合部とカセット枠の係合部分
との間に多少の長手方向の隙間が必要であり、この隙間
分だけ外刃が動き得るようになっていた。このため、こ
のものは、依然として外刃及び内刃で髭を挟み切るとき
に外刃が反力を受けて長手方向に逃げてしまい切れ味が
低下したり、内刃の往復摺動にともなって外刃が長手方
向に振動することがあった。ところで、複数の外刃を略
平行に配列する場合、内刃の往復摺動方向と直交する方
向の厚み、すなわち往復式電気かみそりの全体の厚みが
厚くなるので、外刃取付枠の短手方向の寸法を小さくし
て前記厚みを小さくするのが一般的である。しかし、こ
のように外刃取付枠の短手方向の寸法を小さくした場
合、外刃取付枠のねじれ剛性が小さくなってしまうの
で、外刃取付枠の係合部を設けた側面で長手方向の動き
を規制し対向する側面で長手方向の動きを規制しなくす
ると、僅かであるがねじれが発生してしまい、外刃は、
外刃取付枠の係合部を有しない側が内刃の動作とともに
撓んでしまうことがあった。
【0005】
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、外刃が内刃の往復
摺動方向に動作するのを規制することにより、良好な切
れ味を得るとともに、振動や騒音を低減した往復式電気
かみそりの提供を目的とする。
のであり、その目的とするところは、外刃が内刃の往復
摺動方向に動作するのを規制することにより、良好な切
れ味を得るとともに、振動や騒音を低減した往復式電気
かみそりの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の往復式電気かみそりは、外刃を取り
付けた外刃取付枠と、内刃を取り付けて内刃を外刃に対
し往復摺動させる駆動桿と、外刃取付枠を支持するカセ
ット枠と、外刃取付枠の往復摺動方向両端面とこれに対
向するカセット枠の内面との間に配設されるものであっ
て外刃取付枠を内外に動作自在とするフロート部材とを
備えたものにおいて、前記フロート部材に、外刃取付枠
を内側方向に付勢する押圧部を設けた構成としている。
に、請求項1記載の往復式電気かみそりは、外刃を取り
付けた外刃取付枠と、内刃を取り付けて内刃を外刃に対
し往復摺動させる駆動桿と、外刃取付枠を支持するカセ
ット枠と、外刃取付枠の往復摺動方向両端面とこれに対
向するカセット枠の内面との間に配設されるものであっ
て外刃取付枠を内外に動作自在とするフロート部材とを
備えたものにおいて、前記フロート部材に、外刃取付枠
を内側方向に付勢する押圧部を設けた構成としている。
【0008】また、請求項2記載の往復式電気かみそり
は、請求項1記載のものの外刃をスリット刃とし、外刃
取付枠は少なくとも内刃の往復摺動方向と直交する側壁
を有した構成としている。
は、請求項1記載のものの外刃をスリット刃とし、外刃
取付枠は少なくとも内刃の往復摺動方向と直交する側壁
を有した構成としている。
【0009】また、請求項3記載の往復式電気かみそり
は、請求項2記載のものの内刃と外刃取付枠との間に、
内刃を外刃に押し付ける押付ばねを設けた構成としてい
る。また、請求項4記載の往復式電気かみそりは、請求
項3記載のものの押付ばねを内刃の往復摺動方向両側に
それぞれ設けるとともに、内刃の内方側中央位置に設け
られた継手と駆動桿との間に第2押付ばねを設けた構成
としている。
は、請求項2記載のものの内刃と外刃取付枠との間に、
内刃を外刃に押し付ける押付ばねを設けた構成としてい
る。また、請求項4記載の往復式電気かみそりは、請求
項3記載のものの押付ばねを内刃の往復摺動方向両側に
それぞれ設けるとともに、内刃の内方側中央位置に設け
られた継手と駆動桿との間に第2押付ばねを設けた構成
としている。
【0010】また、請求項5記載の往復式電気かみそり
は、請求項3又は4記載のものの押付ばねを、内刃の端
部が外刃の中央位置から遠ざかるにつれて内刃の端部へ
押し付ける力が増大するように配設した構成としてい
る。
は、請求項3又は4記載のものの押付ばねを、内刃の端
部が外刃の中央位置から遠ざかるにつれて内刃の端部へ
押し付ける力が増大するように配設した構成としてい
る。
【0011】また、請求項6記載の往復式電気かみそり
は、請求項1記載のものの外刃を多数の孔を有するネッ
ト刃とし、外刃取付枠を平面視で大略ロ字状とした構成
としている。
は、請求項1記載のものの外刃を多数の孔を有するネッ
ト刃とし、外刃取付枠を平面視で大略ロ字状とした構成
としている。
【0012】また、請求項7記載の往復式電気かみそり
は、請求項1記載のものの押圧部を、フロート部材の外
方側端部に設けた構成としている。
は、請求項1記載のものの押圧部を、フロート部材の外
方側端部に設けた構成としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、押圧部が外刃取
付枠を内側方向に付勢することにより、外刃をフロート
可能にしつつ外刃の往復摺動方向への動作を規制でき
る。
付枠を内側方向に付勢することにより、外刃をフロート
可能にしつつ外刃の往復摺動方向への動作を規制でき
る。
【0014】請求項2記載の構成によれば、外刃(スリ
ット刃)は、長い毛や肌に寝ている毛の刃孔への導入が
容易となる。
ット刃)は、長い毛や肌に寝ている毛の刃孔への導入が
容易となる。
【0015】請求項3記載の構成によれば、外刃と内刃
との密着性が良くなり、毛の切れ味が向上する。請求項
4記載の構成によれば、押付ばねが内刃の往復摺動方向
両側を、第2押付ばねが内刃の内方側中央位置を外刃に
押し付けるので、内刃が外刃を押し付ける力は内刃の往
復摺動方向全域にわたって略均一となる。
との密着性が良くなり、毛の切れ味が向上する。請求項
4記載の構成によれば、押付ばねが内刃の往復摺動方向
両側を、第2押付ばねが内刃の内方側中央位置を外刃に
押し付けるので、内刃が外刃を押し付ける力は内刃の往
復摺動方向全域にわたって略均一となる。
【0016】請求項5記載の構成によれば、内刃の外刃
へ押し付ける力が外刃のどの部分でもほぼ均一となる。
へ押し付ける力が外刃のどの部分でもほぼ均一となる。
【0017】請求項6記載の構成によれば、外刃(ネッ
ト刃)は、毛を一本一本刃孔へ導入して深剃りする。
ト刃)は、毛を一本一本刃孔へ導入して深剃りする。
【0018】請求項7記載の構成によれば、押圧部は、
外刃取付枠の外方側を内側方向に付勢する。
外刃取付枠の外方側を内側方向に付勢する。
【0019】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図7に基づい
て説明する。
て説明する。
【0020】1 は駆動部本体であり、その内部には、電
源部と、電源部からの電源により回転駆動を行うモータ
と、モータの回転運動を往復運動に変換する変換部材
と、変換部材の先端に取着され外方に突出する駆動桿1
1,12 とが配設されている。駆動桿12の駆動桿11側に
は、第2駆動桿13が取着されている。駆動部本体1 の一
外側面には、電源部からモータに供給される電源のON
/OFFを行うスイッチハンドル14が配設されている。
15はフックであり、着脱釦16を押すことにより内方に撓
むようになっている。
源部と、電源部からの電源により回転駆動を行うモータ
と、モータの回転運動を往復運動に変換する変換部材
と、変換部材の先端に取着され外方に突出する駆動桿1
1,12 とが配設されている。駆動桿12の駆動桿11側に
は、第2駆動桿13が取着されている。駆動部本体1 の一
外側面には、電源部からモータに供給される電源のON
/OFFを行うスイッチハンドル14が配設されている。
15はフックであり、着脱釦16を押すことにより内方に撓
むようになっている。
【0021】2 は外刃フレームであり、対向する四壁に
囲まれるように筒状に形成されている。一方の対向する
二壁には、上縁の略中央位置に嵌合突起21が形成され、
他方の対向する二壁には、略U字状の切欠部22と、フッ
ク15に係止される係止部23と、後述のフック36に係止さ
れる第2係止部24とが形成されている。
囲まれるように筒状に形成されている。一方の対向する
二壁には、上縁の略中央位置に嵌合突起21が形成され、
他方の対向する二壁には、略U字状の切欠部22と、フッ
ク15に係止される係止部23と、後述のフック36に係止さ
れる第2係止部24とが形成されている。
【0022】3 はカセット枠であり、対向する四壁に囲
まれるように筒状に形成されている。一方の対向する二
壁には、下縁の略中央位置に嵌合突起21と嵌合する嵌合
穴31が形成され、内面の略中央位置に位置規制溝32が形
成されている。また、二壁のうちの一壁には、略中央位
置に2個の長孔33,33 が形成され、外面側にはスライド
ハンドル34が、内面側にはスライドプレート35が配設さ
れている。スライドハンドル34及びスライドプレート35
は、スライドハンドル34が備えているフック34a,34a を
長孔33,33 を通じてスライドプレート35に係合させるこ
とでカセット枠3 にスライド自在に取り付けられる。ま
た、スライドプレート35は、その長手方向上縁が傾斜縁
となったカム部35a,35a を備えている。
まれるように筒状に形成されている。一方の対向する二
壁には、下縁の略中央位置に嵌合突起21と嵌合する嵌合
穴31が形成され、内面の略中央位置に位置規制溝32が形
成されている。また、二壁のうちの一壁には、略中央位
置に2個の長孔33,33 が形成され、外面側にはスライド
ハンドル34が、内面側にはスライドプレート35が配設さ
れている。スライドハンドル34及びスライドプレート35
は、スライドハンドル34が備えているフック34a,34a を
長孔33,33 を通じてスライドプレート35に係合させるこ
とでカセット枠3 にスライド自在に取り付けられる。ま
た、スライドプレート35は、その長手方向上縁が傾斜縁
となったカム部35a,35a を備えている。
【0023】他方の対向する二壁には、第2係止部24に
係止するフック36と、嵌合穴37,37と、下方から嵌合穴3
7,37 まで続くガイド溝38,38 と、フロート部39とが形
成されている。フック36は、厚み方向に撓むように、壁
の上端から水平方向に短く伸び下方に垂下するように形
成されており、側面には押し釦36a が設けられている。
フロート部39は、上下方向に撓み自在とする薄肉の上下
撓み片39a,39a と、下係合突起39b と、上係合突起39c
と、押圧部39d と、これらを連結する連結片39e とから
なり、壁とは上下撓み片39a,39a の一端でもって連結さ
れる。
係止するフック36と、嵌合穴37,37と、下方から嵌合穴3
7,37 まで続くガイド溝38,38 と、フロート部39とが形
成されている。フック36は、厚み方向に撓むように、壁
の上端から水平方向に短く伸び下方に垂下するように形
成されており、側面には押し釦36a が設けられている。
フロート部39は、上下方向に撓み自在とする薄肉の上下
撓み片39a,39a と、下係合突起39b と、上係合突起39c
と、押圧部39d と、これらを連結する連結片39e とから
なり、壁とは上下撓み片39a,39a の一端でもって連結さ
れる。
【0024】4 は刃ヘッドであり、ネット状外刃41と、
ネット状外刃41に摺接する内刃42と、外刃取付枠43とか
ら構成されている。ネット状外刃41は、金属薄板から形
成されるとともに、多数の刃孔と、連結孔44とが形成さ
れている。内刃42は、その下部がコイルばねを介して駆
動桿11,12 に取り付けられる。
ネット状外刃41に摺接する内刃42と、外刃取付枠43とか
ら構成されている。ネット状外刃41は、金属薄板から形
成されるとともに、多数の刃孔と、連結孔44とが形成さ
れている。内刃42は、その下部がコイルばねを介して駆
動桿11,12 に取り付けられる。
【0025】外刃取付枠43は、対向する四壁に囲まれる
ように筒状に形成されている。一方の対向する二壁に
は、数個のヒートシール用突起45と、連結ボス46と、カ
ム部35a に係合する係合突起47とが形成されている。ネ
ット状外刃41は、ヒートシール用突起45にてヒートシー
ルすることにより、外刃取付枠43に固着される。他方の
対向する二壁には、第2フロート部48が形成されてい
る。第2フロート部48は、略E字状に形成された第2上
下撓み片48a と、嵌合穴37に嵌合する嵌合突起48bとか
らなり、上下方向に撓むようになっている。
ように筒状に形成されている。一方の対向する二壁に
は、数個のヒートシール用突起45と、連結ボス46と、カ
ム部35a に係合する係合突起47とが形成されている。ネ
ット状外刃41は、ヒートシール用突起45にてヒートシー
ルすることにより、外刃取付枠43に固着される。他方の
対向する二壁には、第2フロート部48が形成されてい
る。第2フロート部48は、略E字状に形成された第2上
下撓み片48a と、嵌合穴37に嵌合する嵌合突起48bとか
らなり、上下方向に撓むようになっている。
【0026】5 は第2刃ヘッドであり、スリット状外刃
51と、スリット状外刃51に摺接するスリット状内刃52
と、スリット状内刃52の左右端に回転自在に取り付けら
れる受け材53と、略L字状の第2外刃取付枠54と、コイ
ル状の押付ばね55と、継手56とから構成されている。
51と、スリット状外刃51に摺接するスリット状内刃52
と、スリット状内刃52の左右端に回転自在に取り付けら
れる受け材53と、略L字状の第2外刃取付枠54と、コイ
ル状の押付ばね55と、継手56とから構成されている。
【0027】スリット状外刃51は、金属薄板から形成さ
れるとともに、多数の細長状の刃孔と、取付孔51a とが
形成されている。スリット状内刃52は、金属薄板から形
成されるとともに、多数の細長状の刃孔が形成されてい
る。第2外刃取付枠54は、外端面に下係合突起39b に係
合される下係合穴54a と、上係合突起39c に係合される
上係合穴54b とが形成され、下片の両側面に取付孔51a
に挿入して取り付けられる取付突起54c が形成されてい
る。押付ばね55は、第2外刃取付枠54の下片の上面と受
け材53との間に配設され、スリット状内刃52をスリット
状外刃51に押し付けるものである。継手56は、スリット
状内刃52の下部中央位置に取り付けられ、スリット状内
刃52と第2駆動桿13とを連結するものである。
れるとともに、多数の細長状の刃孔と、取付孔51a とが
形成されている。スリット状内刃52は、金属薄板から形
成されるとともに、多数の細長状の刃孔が形成されてい
る。第2外刃取付枠54は、外端面に下係合突起39b に係
合される下係合穴54a と、上係合突起39c に係合される
上係合穴54b とが形成され、下片の両側面に取付孔51a
に挿入して取り付けられる取付突起54c が形成されてい
る。押付ばね55は、第2外刃取付枠54の下片の上面と受
け材53との間に配設され、スリット状内刃52をスリット
状外刃51に押し付けるものである。継手56は、スリット
状内刃52の下部中央位置に取り付けられ、スリット状内
刃52と第2駆動桿13とを連結するものである。
【0028】ところで、第2刃ヘッド5 は、カセット枠
3 の対向する押圧部39d,39d の間隔をL1、第2刃ヘッド
5 の全巾をL2とすると、L1<L2となるように形成されて
いる。
3 の対向する押圧部39d,39d の間隔をL1、第2刃ヘッド
5 の全巾をL2とすると、L1<L2となるように形成されて
いる。
【0029】以下、本実施例の組み立て方法について説
明する。まず、刃ヘッド4 と第2刃ヘッド5 とをカセッ
ト枠3 の下方から取り付ける。このとき、刃ヘッド4
は、嵌合突起48b がガイド溝38に沿って嵌合穴37に嵌合
することによりカセット枠3 に支持され、連結ボス46が
位置規制溝32に嵌められることにより長手方向の動作が
規制されている。また、第2刃ヘッド5 は、下係合穴54
a に下係合突起39b を係合し上係合穴54b に上係合突起
39c を係合することによってカセット枠3 に支持されて
いる。さらに、L1<L2となっているので、フロート部39
の押圧部39d が第2刃ヘッド5 の両端面によって外側に
撓んだ状態となり、その結果、押圧部39d は、第2刃ヘ
ッド5 の両端面の上方を常に内側方向に付勢することに
なる。
明する。まず、刃ヘッド4 と第2刃ヘッド5 とをカセッ
ト枠3 の下方から取り付ける。このとき、刃ヘッド4
は、嵌合突起48b がガイド溝38に沿って嵌合穴37に嵌合
することによりカセット枠3 に支持され、連結ボス46が
位置規制溝32に嵌められることにより長手方向の動作が
規制されている。また、第2刃ヘッド5 は、下係合穴54
a に下係合突起39b を係合し上係合穴54b に上係合突起
39c を係合することによってカセット枠3 に支持されて
いる。さらに、L1<L2となっているので、フロート部39
の押圧部39d が第2刃ヘッド5 の両端面によって外側に
撓んだ状態となり、その結果、押圧部39d は、第2刃ヘ
ッド5 の両端面の上方を常に内側方向に付勢することに
なる。
【0030】次に、カセット枠3 を外刃フレーム2 の上
方から取り付ける。このとき、嵌合突起21と嵌合穴31と
が嵌合し、第2係止部24がフック36に係止された状態と
なる。
方から取り付ける。このとき、嵌合突起21と嵌合穴31と
が嵌合し、第2係止部24がフック36に係止された状態と
なる。
【0031】最後に、外刃フレーム2 を駆動部本体1 の
上方から取り付ける。このとき、係止部23がフック15に
係止された状態となる。
上方から取り付ける。このとき、係止部23がフック15に
係止された状態となる。
【0032】次に、本実施例の動作について説明する。
スイッチハンドル14の操作によりモータを駆動すると、
モータの回転運動が変換部材によって往復運動に変換さ
れ駆動桿11,12 及び第2駆動桿13に伝達されるので、内
刃42がネット状外刃41に対して往復摺動し、スリット状
内刃52がスリット状外刃51に対して往復摺動する。刃ヘ
ッド4 及び第2刃ヘッド5 を肌に当接すると、刃ヘッド
4 及び第2刃ヘッド5 は、肌の凹凸に沿って上下方向に
フロートする。すなわち、刃ヘッド4 は、第2フロート
部48の第2上下撓み片48a が上下に撓むことにより上下
方向にフロート自在となり、第2刃ヘッド5 は、フロー
ト部39の上下撓み片39a,39a が上下に撓むことにより上
下方向にフロート自在となるからである。
スイッチハンドル14の操作によりモータを駆動すると、
モータの回転運動が変換部材によって往復運動に変換さ
れ駆動桿11,12 及び第2駆動桿13に伝達されるので、内
刃42がネット状外刃41に対して往復摺動し、スリット状
内刃52がスリット状外刃51に対して往復摺動する。刃ヘ
ッド4 及び第2刃ヘッド5 を肌に当接すると、刃ヘッド
4 及び第2刃ヘッド5 は、肌の凹凸に沿って上下方向に
フロートする。すなわち、刃ヘッド4 は、第2フロート
部48の第2上下撓み片48a が上下に撓むことにより上下
方向にフロート自在となり、第2刃ヘッド5 は、フロー
ト部39の上下撓み片39a,39a が上下に撓むことにより上
下方向にフロート自在となるからである。
【0033】また、刃ヘッド4 は、連結ボス46が位置規
制溝32に嵌められているので長手方向の動作が規制さ
れ、第2刃ヘッド5 は、両端面の上方を押圧部39d によ
って常に内側方向に付勢されているので長手方向の動作
が規制されている。したがって、ネット状外刃41は、内
刃42の往復摺動方向への動作が防止され、スリット状外
刃51は、スリット状内刃52の往復摺動方向への動作が防
止されることになるので、安定した切れ味を得ることが
できる。
制溝32に嵌められているので長手方向の動作が規制さ
れ、第2刃ヘッド5 は、両端面の上方を押圧部39d によ
って常に内側方向に付勢されているので長手方向の動作
が規制されている。したがって、ネット状外刃41は、内
刃42の往復摺動方向への動作が防止され、スリット状外
刃51は、スリット状内刃52の往復摺動方向への動作が防
止されることになるので、安定した切れ味を得ることが
できる。
【0034】鼻下のような狭い部位の髭を剃る場合、ス
ライドハンドル34をスライドさせると、スライドに伴っ
て一方の刃ヘッド4 がカム部35a と係合突起47とによっ
て下方に移動し、他方の刃ヘッド4 のみが突出した状態
となり、剃りやすくなる。
ライドハンドル34をスライドさせると、スライドに伴っ
て一方の刃ヘッド4 がカム部35a と係合突起47とによっ
て下方に移動し、他方の刃ヘッド4 のみが突出した状態
となり、剃りやすくなる。
【0035】外刃フレーム2 を駆動部本体1 から取り外
す場合、着脱釦16を押すとフック15が内方に撓んで係止
部23との係止を解除するので、着脱釦16を押したまま外
刃フレーム2 を取り外せばよい。
す場合、着脱釦16を押すとフック15が内方に撓んで係止
部23との係止を解除するので、着脱釦16を押したまま外
刃フレーム2 を取り外せばよい。
【0036】カセット枠3 を外刃フレーム2 から取り外
す場合、押し釦36a を押すとフック36が内方に撓んで第
2係止部24との係止を解除するので、押し釦36a を押し
たままカセット枠3 を取り外せばよい。
す場合、押し釦36a を押すとフック36が内方に撓んで第
2係止部24との係止を解除するので、押し釦36a を押し
たままカセット枠3 を取り外せばよい。
【0037】なお、本実施例では、第2刃ヘッド5 の両
端面の上方が押圧部39d によって常に内側方向に付勢す
るようにしたが、本発明は、これに限られるものではな
く、例えば、刃ヘッド4 も第2刃ヘッド5 と同様にして
内側方向に付勢するようにしてもよい。
端面の上方が押圧部39d によって常に内側方向に付勢す
るようにしたが、本発明は、これに限られるものではな
く、例えば、刃ヘッド4 も第2刃ヘッド5 と同様にして
内側方向に付勢するようにしてもよい。
【0038】また、本実施例では、外刃フレーム2 とカ
セット枠3 とを別部材としたが、本発明は、これに限ら
れるものではなく、例えば、外刃フレーム2 とカセット
枠3とを一体に形成してもよい。
セット枠3 とを別部材としたが、本発明は、これに限ら
れるものではなく、例えば、外刃フレーム2 とカセット
枠3とを一体に形成してもよい。
【0039】次に、本発明の第2実施例を図8に基づい
て説明する。なお、先の第1実施例と実質的に同様な機
能を有する部材については、同一の符号を付して説明を
省略する。
て説明する。なお、先の第1実施例と実質的に同様な機
能を有する部材については、同一の符号を付して説明を
省略する。
【0040】本実施例は、カセット枠3 のフロート部39
の変形例である。フロート部39は、細長い金属を折り返
して形成されており、上下方向及びカセット枠3 の長手
方向に撓み自在となっている。フロート部39は、上下方
向に延びた部分によって、第2刃ヘッド5 の両端面を常
に内側方向に付勢している。本実施例は、フロート部39
を金属にすることにより、より強い付勢力を得ることが
できる。
の変形例である。フロート部39は、細長い金属を折り返
して形成されており、上下方向及びカセット枠3 の長手
方向に撓み自在となっている。フロート部39は、上下方
向に延びた部分によって、第2刃ヘッド5 の両端面を常
に内側方向に付勢している。本実施例は、フロート部39
を金属にすることにより、より強い付勢力を得ることが
できる。
【0041】次に、本発明の第3実施例を図9及び図1
0に基づいて説明する。なお、先の第1及び第2実施例
と実質的に同様な機能を有する部材については、同一の
符号を付して説明を省略する。
0に基づいて説明する。なお、先の第1及び第2実施例
と実質的に同様な機能を有する部材については、同一の
符号を付して説明を省略する。
【0042】本実施例は、第1実施例の継手56と第2駆
動桿13との間に、コイル状の第2押付ばね57を配設した
ものである。したがって、スリット状内刃52は、左右端
を押し付ける押付ばね55に加えて第2押付ばね57が略中
央位置を押し付けるので、スリット状外刃51を押し付け
る作用点が左右端と略中央位置との3点となり、押し付
け力を往復摺動方向全域にわたって略均一にできるた
め、スリット状外刃51との密着性が良くなる。
動桿13との間に、コイル状の第2押付ばね57を配設した
ものである。したがって、スリット状内刃52は、左右端
を押し付ける押付ばね55に加えて第2押付ばね57が略中
央位置を押し付けるので、スリット状外刃51を押し付け
る作用点が左右端と略中央位置との3点となり、押し付
け力を往復摺動方向全域にわたって略均一にできるた
め、スリット状外刃51との密着性が良くなる。
【0043】次に、本発明の第4実施例を図11及び図
12に基づいて説明する。なお、先の第1乃至第3実施
例と実質的に同様な機能を有する部材については、同一
の符号を付して説明を省略する。
12に基づいて説明する。なお、先の第1乃至第3実施
例と実質的に同様な機能を有する部材については、同一
の符号を付して説明を省略する。
【0044】本実施例は、押付ばね55,55 をスリット状
内刃52の中央側に傾くように配設したものである。すな
わち、押付ばね55,55 は、下端間の距離をB1、上端間の
距離をB2とすると、B1>B2となっている。また、押付ば
ね55,55 は、スリット状内刃52が右方向又は左方向に最
大限に移動したときに、移動した側の押付ばね55の傾き
がほとんど無くなるように配設される方が望ましい。
内刃52の中央側に傾くように配設したものである。すな
わち、押付ばね55,55 は、下端間の距離をB1、上端間の
距離をB2とすると、B1>B2となっている。また、押付ば
ね55,55 は、スリット状内刃52が右方向又は左方向に最
大限に移動したときに、移動した側の押付ばね55の傾き
がほとんど無くなるように配設される方が望ましい。
【0045】以上の構成によれば、スリット状内刃52が
スリット状外刃51に往復摺動する場合、例えば、スリッ
ト状内刃52が図中右方向に移動するとき、スリット状内
刃52が移動するにつれて、右側の押付ばね55は、傾きが
小さくなるとともに縮んでいき、左側の押付ばね55は、
傾きが大きくなるとともに伸びていく。逆に、スリット
状内刃52が図中左方向に移動するとき、スリット状内刃
52が移動するにつれて、右側の押付ばね55は、傾きが大
きくなるとともに伸びていき、左側の押付ばね55は、傾
きが小さくなるとともに縮んでいく。すなわち、スリッ
ト状内刃52は、一端がスリット状外刃51の中央位置から
遠ざかるにつれて、一端に押し付けられる力が増大して
いき、他端に押し付けられる力が減少していく。
スリット状外刃51に往復摺動する場合、例えば、スリッ
ト状内刃52が図中右方向に移動するとき、スリット状内
刃52が移動するにつれて、右側の押付ばね55は、傾きが
小さくなるとともに縮んでいき、左側の押付ばね55は、
傾きが大きくなるとともに伸びていく。逆に、スリット
状内刃52が図中左方向に移動するとき、スリット状内刃
52が移動するにつれて、右側の押付ばね55は、傾きが大
きくなるとともに伸びていき、左側の押付ばね55は、傾
きが小さくなるとともに縮んでいく。すなわち、スリッ
ト状内刃52は、一端がスリット状外刃51の中央位置から
遠ざかるにつれて、一端に押し付けられる力が増大して
いき、他端に押し付けられる力が減少していく。
【0046】したがって、スリット状内刃52がスリット
状外刃51に往復摺動しても、スリット状内刃52がスリッ
ト状外刃51に押し付ける力は、スリット状内刃52の外面
とスリット状外刃51の内面との密着により平均化され
て、その大きさがほとんど変化しないので、第1実施例
のものよりも切れ味が向上する。
状外刃51に往復摺動しても、スリット状内刃52がスリッ
ト状外刃51に押し付ける力は、スリット状内刃52の外面
とスリット状外刃51の内面との密着により平均化され
て、その大きさがほとんど変化しないので、第1実施例
のものよりも切れ味が向上する。
【0047】また、押付ばね55の下側をさらに第2刃ヘ
ッド5 の両端側に配設すると、髭屑が溜まりにくくな
る。
ッド5 の両端側に配設すると、髭屑が溜まりにくくな
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の往復式電気かみそりは、
押圧部が外刃取付枠を内側方向に付勢することにより、
外刃をフロート可能にしつつ外刃の往復摺動方向への動
作を規制できるので、その結果、良好な切れ味を得ると
ともに、振動や騒音を低減することができる。
押圧部が外刃取付枠を内側方向に付勢することにより、
外刃をフロート可能にしつつ外刃の往復摺動方向への動
作を規制できるので、その結果、良好な切れ味を得ると
ともに、振動や騒音を低減することができる。
【0049】請求項2記載の往復式電気かみそりは、請
求項1記載の効果に加え、外刃(スリット刃)が長い毛
や肌に寝ている毛の刃孔への導入が容易となるので、毛
の長さや毛の傾き状態に関係なく毛を切断することがで
きる。
求項1記載の効果に加え、外刃(スリット刃)が長い毛
や肌に寝ている毛の刃孔への導入が容易となるので、毛
の長さや毛の傾き状態に関係なく毛を切断することがで
きる。
【0050】請求項3記載の往復式電気かみそりは、請
求項2記載の効果に加え、外刃と内刃との密着性が良く
なり、毛の切れ味を向上することができる。請求項4記
載の往復式電気かみそりは、請求項3記載の効果に加
え、押付ばねが内刃の往復摺動方向両側を、第2押付ば
ねが内刃の内方側中央位置を外刃に押し付けるので、内
刃が外刃を押し付ける力は内刃の往復摺動方向全域にわ
たって略均一となり、その結果、外刃と内刃との密着性
がさらに良くなり、毛の切れ味をさらに向上することが
できる。
求項2記載の効果に加え、外刃と内刃との密着性が良く
なり、毛の切れ味を向上することができる。請求項4記
載の往復式電気かみそりは、請求項3記載の効果に加
え、押付ばねが内刃の往復摺動方向両側を、第2押付ば
ねが内刃の内方側中央位置を外刃に押し付けるので、内
刃が外刃を押し付ける力は内刃の往復摺動方向全域にわ
たって略均一となり、その結果、外刃と内刃との密着性
がさらに良くなり、毛の切れ味をさらに向上することが
できる。
【0051】請求項5記載の往復式電気かみそりは、請
求項3又は4記載の効果に加え、内刃の外刃へ押し付け
る力が外刃のどの部分でもほぼ均一となるので、さらに
毛の切れ味を向上することができる。
求項3又は4記載の効果に加え、内刃の外刃へ押し付け
る力が外刃のどの部分でもほぼ均一となるので、さらに
毛の切れ味を向上することができる。
【0052】請求項6記載の往復式電気かみそりは、請
求項1記載の効果に加え、外刃(ネット刃)が毛を一本
一本刃孔へ導入して深剃りすることができる。
求項1記載の効果に加え、外刃(ネット刃)が毛を一本
一本刃孔へ導入して深剃りすることができる。
【0053】請求項7記載の往復式電気かみそりは、請
求項1記載の効果に加え、押圧部が外刃取付枠の外方側
を内側方向に付勢するので、さらに確実に外刃が内刃の
往復摺動方向に動作することを防ぐことができる。
求項1記載の効果に加え、押圧部が外刃取付枠の外方側
を内側方向に付勢するので、さらに確実に外刃が内刃の
往復摺動方向に動作することを防ぐことができる。
【図1】本発明の第1実施例の要部拡大断面図である。
【図2】そのカセット枠を示す断面図である。
【図3】その第2刃ヘッドを示す正面図である。
【図4】そのカセット枠を示す破断斜視図である。
【図5】その刃ヘッド及び第2刃ヘッドを示す分解斜視
図である。
図である。
【図6】その外刃フレーム及びカセット枠を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図7】その駆動部本体及び内刃を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例の外刃フレーム及びカセッ
ト枠を示す分解斜視図である。
ト枠を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例の第2刃ヘッドを示す正面
図である。
図である。
【図10】その要部分解斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例の第2刃ヘッドを示す正
面図である。
面図である。
【図12】そのスリット状内刃がスリット状外刃の一端
に最大限に移動したときの第2刃ヘッドを示す正面図で
ある。
に最大限に移動したときの第2刃ヘッドを示す正面図で
ある。
3 カセット枠 11 駆動桿 12 駆動桿 13 第2駆動桿 39 フロート部 39d 押圧部 41 ネット状外刃 42 内刃 43 外刃取付枠 48 第2フロート部 51 スリット状外刃 52 スリット状内刃 54 第2外刃取付枠 55 押付ばね 57 第2押付ばね
Claims (7)
- 【請求項1】 外刃を取り付けた外刃取付枠と、内刃を
取り付けて内刃を外刃に対し往復摺動させる駆動桿と、
外刃取付枠を支持するカセット枠と、外刃取付枠の往復
摺動方向両端面とこれに対向するカセット枠の内面との
間に配設されるものであって外刃取付枠を内外に動作自
在とするフロート部材とを備えた往復式電気かみそりに
おいて、前記フロート部材に、外刃取付枠を内側方向に
付勢する押圧部を設けてなる往復式電気かみそり。 - 【請求項2】 前記外刃をスリット刃とし、外刃取付枠
は少なくとも内刃の往復摺動方向と直交する側壁を有し
てなる請求項1記載の往復式電気かみそり。 - 【請求項3】 前記内刃と外刃取付枠との間に、内刃を
外刃に押し付ける押付ばねを設けてなる請求項2記載の
往復式電気かみそり。 - 【請求項4】 前記押付ばねを内刃の往復摺動方向両側
にそれぞれ設けるとともに、内刃の内方側中央位置に設
けられた継手と駆動桿との間に第2押付ばねを設けてな
る請求項3記載の往復式電気かみそり。 - 【請求項5】 前記押付ばねを、内刃の端部が外刃の中
央位置から遠ざかるにつれて内刃の端部へ押し付ける力
が増大するように配設してなる請求項3又は4記載の往
復式電気かみそり。 - 【請求項6】 前記外刃を多数の孔を有するネット刃と
し、外刃取付枠を平面視で大略ロ字状とした請求項1記
載の往復式電気かみそり。 - 【請求項7】 前記押圧部を、フロート部材の外方側端
部に設けてなる請求項1記載の往復式電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21028593A JP2629570B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 往復式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21028593A JP2629570B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 往復式電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759957A JPH0759957A (ja) | 1995-03-07 |
JP2629570B2 true JP2629570B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=16586873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21028593A Expired - Fee Related JP2629570B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 往復式電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629570B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21028593A patent/JP2629570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0759957A (ja) | 1995-03-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |