JPH10235035A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH10235035A
JPH10235035A JP4077297A JP4077297A JPH10235035A JP H10235035 A JPH10235035 A JP H10235035A JP 4077297 A JP4077297 A JP 4077297A JP 4077297 A JP4077297 A JP 4077297A JP H10235035 A JPH10235035 A JP H10235035A
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JP
Japan
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blade
fixed
beard
movable
movable blade
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JP4077297A
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Toshiyuki Yoshida
敏之 吉田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、剃り残しが少ないとともに摺動抵抗
の小さい癖ひげ刃を有する電気かみそりを提供する。 【解決手段】多数の刃孔を有する外刃18とこの外刃内
面に摺接する内刃25とからなるメイン刃17と、癖ひ
げ刃とを備えた電気かみそりにおいて、前記癖ひげ刃8
0は先端に櫛歯状刃部92を有する固定刃89とこの固
定刃の側面に沿って摺接する先端に櫛歯状刃部83を有
する可動刃81とからなりこの可動刃の刃部先端はひげ
剃り時肌を痛めない位置に配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、癖ひげ刃を有する
電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】図7および図8に示す癖ひげ刃を有する
往復式の電気かみそりを参照して従来技術を説明する。
【0003】当該電気かみそりは、主に癖のないひげを
切断するメイン刃17と癖のあるひげを主に切断する癖
ひげ刃5とを有している。
【0004】癖ひげ刃5は、図7に示すように、下方開
口した断面略コ字状で上面9から両側面8,8に至るス
リット孔9を幅方向に沿って設けるとともに当該スリッ
ト孔9を長手方向に多数備えた固定刃6と、この固定刃
6の上面および両側面裏面にそれぞれ摺接するとともに
上面12から両側面13,13に至るスリット孔14を
幅方向に沿って設け、当該スリット孔14を長手方向に
多数備えた下方開口した断面略コ字状の可動刃11とか
ら構成している。さらに、前記固定刃6は、当該固定刃
の上端部における両側面間の幅が下部における両側面間
の幅より大きく形成した膨らみ部10,10をそれぞれ
設けている。
【0005】メイン刃17は、癖ひげ刃5の両側に沿っ
てそれぞれ配置され、これらメイン刃17は、ひげが導
入する多数の刃孔(図示せず)を有し略半円形に外刃ケ
ース60に取付けられた外刃18とこの外刃内面に摺接
する略半円形状の内刃25とから構成している。
【0006】癖ひげ刃5について詳細に説明する。
【0007】可動刃11内面下方側には、幅方向中央下
方に設けられた凹部状の駆動溝36と両側面から外方に
向けてそれぞれ突出形成した複数のボス37,37とを
有する合成樹脂からなる可動刃台35が当該可動刃台3
5のボス37,37をそれぞれ当該可動刃11の両側面
にそれぞれ設けた固着孔15,15に嵌合し、これらボ
ス37の先端を熱かしめして可動刃台35を可動刃11
に固定している。
【0008】また、図8に示すように、固定刃6の両端
内側には、端部側に設けられた取付孔41と下方に向け
て突出形成した板ばね取付ボス42と両側面から外方に
向けてそれぞれ突出形成したボス43,43(図7参
照)を有する合成樹脂からなる固定刃台40が当該固定
刃台のボス43,43をそれぞれ当該固定刃6の両側面
にそれぞれ設けた固着孔(図示せず)に嵌入させ、これ
らボス43の先端を熱かしめして固定刃台を固定刃に固
定している。
【0009】上記固定刃台40を両端に固着した固定刃
6内に可動刃台35が固着された可動刃11を挿入した
のち、当該可動刃台40を上方に押し上げる板ばね45
を前記固定刃台の板ばね取付ボス42の下方側に熱かし
めで固着し癖ひげ刃体4を構成している。前記板ばね4
5の先端は、可動刃台35の上面12を固定刃6の上面
7に当接するように、固定刃台に取付けられている。
【0010】癖ひげ刃体4は、駆動部(図示せず)が内
蔵された合成樹脂からなる本体ケース55の上方に着脱
可能に装着される合成樹脂からなる外刃ケース60に固
着されるが、この外刃ケース60には、両端側と両側下
方部を残して開口部が穿設されるとともに長手方向開口
部側の両端下面には、下方に向けてボス61,61がそ
れぞれ突出形成されている。
【0011】外刃ケース60のボス61,61に癖ひげ
刃体4の長手方向両端に設けられている取付孔41,4
1をそれぞれ嵌着し、前記ボス61の下方先端を熱かし
めして外刃ケースの幅方向中央に固着されている。
【0012】メイン刃17について詳細に説明する。
【0013】癖ひげ刃体4の両側にそれぞれ配置される
メイン刃17の外刃18の幅方向両側には、外刃取付体
19と外刃取付体20とがそれぞれ熱かしめで固着さ
れ、外刃ケース60に取付けられた癖ひげ刃体4の長手
方向両側に沿ってこれら外刃取付体が取付けられた外刃
18は、当該外刃ケース60に断面略半円形状に形成さ
れ、当該外刃ケース60にこれら外刃取付体19,20
が図示しない方法で固着されている。
【0014】本体ケース55内には、回転軸47が上方
に突出した駆動部(図示せず)が収納され、この回転軸
47にはバランサーを有するとともに当該回転軸47に
対して偏心回転する偏心カップリング48が固定されて
いる。さらに、本体ケース55上部には、偏心軸47に
係合し、当該偏心軸47の回転に伴って長手方向左右に
揺動(A方向)する上方開口した略コ字状の合成樹脂か
らなる駆動子49の両端がそれぞれ固着されている。
【0015】前記駆動子49の上面中央には、合成樹脂
からなる内刃台65が一体的に取付けられ、この内刃台
65上部には、癖ひげ刃体4の駆動溝36に係合する駆
動凸部66が突出形成している。
【0016】上記内刃台65は、駆動子49の揺動に伴
って長手方向に沿って往復動するとともに可動刃11も
長手方向に沿って固定刃5内を往復動する。
【0017】さらに、駆動子49の上面には、上記内刃
台65を挟んで幅方向左右に上方開口した凹部を有する
一対の箱状凸部72がそれそれ上方に向けて突出形成さ
れ、この箱状凸部72の中央凹部には案内軸71が上方
に向けてそれぞれ一体形成されている。これら案内軸7
1には、上部に駆動凸部70を有する内刃台68が係合
し、これら内刃台68は案内軸71に摺接し、当該案内
軸71に沿って上下に動くように取付けられている。さ
らに、コイルスプリング69が案内軸71の外側に沿っ
て挿入され、このコイルスプリング69の上端は、内刃
台68に固着されるとともに当該コイルスプリング69
の下端は、箱状凸部72の凹部底側に固着されている。
そこで、内刃台68はコイルスプリング69により上方
に付勢された状態で駆動子49に取付けられている。ま
た、駆動凸部70も駆動子49の揺動に伴って長手方向
に沿って往復動する。
【0018】外刃ケース60に取付けられた多数の刃孔
(図示せず)を有する外刃18内面には、当該外刃内面
に摺接する半円形状で板状からなる多数の内刃25が長
手方向に沿って所定間隔離間して合成樹脂からなる内刃
取付台26に一体的に取付けられるとともに、この内刃
取付台26の下方には、駆動凸部70が係合する駆動溝
27が設けられ、この駆動溝27の下方左右には、一対
の係止爪28,28がそれぞれ設けられている。内刃取
付台26は、当該内刃取付台26の係止爪28,28が
駆動凸部70の下面に係着して取付けられている。駆動
凸部70に係合して取付けられた内刃25は、コイルス
プリング69により外方に付勢され外刃18内面に当接
して取付けられている。
【0019】内刃25を本体ケース55から取外すに
は、最初に、外刃ケース60を本体ケース55から取外
したのち、当該内刃25を上方に持上げると、内刃取付
台26の係止爪28,28がそれぞれ外方に変形し、駆
動凸部70との係合が解除され内刃25を取り外すこと
ができる。
【0020】なお、上記メイン刃の外刃18上面と癖ひ
げ刃体の固定刃6上面とは、ほぼ同一高さとなってい
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】電気かみそりで剃るひ
げは、肌からほぼ真っすぐに伸びた癖のないひげと、先
端が下方に向けて曲がったり、肌に沿って寝た状態とな
るなど癖を有する癖ひげとがある。癖のないひげは、メ
イン刃の外刃18刃孔から入り、この外刃内面に摺接す
る内刃25で切断される。しかし、先端が下方に向けて
曲がったり、肌に沿って寝た状態の癖ひげは、先端が曲
がったり、寝た状態となっているのでメイン刃の外刃1
8刃孔にはほとんど入らない。このため、メイン刃では
癖ひげを切断することがむずかしい。そこで、電気かみ
そりに、癖ひげを切るための癖ひげ刃を設けたものがあ
る。
【0022】上記で説明した癖ひげ刃では下記のような
問題があった。
【0023】第1には、電気かみそりでひげを切断する
場合には、当該電気かみそりを主に上下方向に動かして
ひげを切っていた。ひげが入る外刃の刃孔は、当該電気
かみそりの操作方向に沿って固定刃および可動刃の上面
および両側面にかけてスリット状に形成されている。
【0024】従来技術の癖ひげ刃のスリット孔は、当該
電気かみそりの操作方向に沿って開口するとともに、当
該スリット孔は接触する肌に面して開口している。
【0025】そこで、先端が曲がっていたり、肌に沿っ
て寝た状態になっているひげであっても、これら癖ひげ
の根元部は固定刃のスリット孔に容易に入るので、当該
固定刃の内部に入った癖ひげの根元部は、固定刃の上部
内面と摺接する可動刃で切断され、固定刃の材厚tだけ
残してひげは切断される。この剃り残されたひげはメイ
ン刃で切断される。
【0026】しかし、剃り残されたひげが癖ひげである
場合には、メイン刃では剃ることができないので癖ひげ
の剃り残しができるという問題があった。
【0027】第2には、固定刃の上面が、電気かみそり
の操作方向に対して幅広いに形成されているため、例え
ば、電気かみそりの操作方向に対して直交方向に寝た状
態になっている癖ひげでは、当該癖ひげが固定刃の上面
と肌の間に挟み込まれ、固定刃のスリット孔で当該癖ひ
げを引っ掛けて、当該スリット孔に当該癖ひげを導入す
ることが難しく、長い状態のままの癖ひげが剃り残され
るという問題があった。 第3には、可動刃の動きは、
当該可動刃の両側面と固定刃の両側面裏面と摺動する第
1の摺動抵抗と上方に付勢された状態で固定刃の上面裏
面と可動刃の上面とで摺動する第2の摺動抵抗とで規制
されている。
【0028】固定刃の上面裏面と可動刃の上面とで摺動
する第2の摺動抵抗が大きいため、この可動刃を往復動
させる駆動部、例えば、合成樹脂からなる駆動凸部や焼
結合金からなる偏心軸と回転係合する駆動子が磨耗し、
駆動部の寿命が短くなるという問題があった。
【0029】第4には、可動刃を固定刃に押付けるた
め、固定刃台に固着した板ばねで可動刃に取付けられて
いる合成樹脂からなる可動刃台105を上方に向けて付
勢していた。合成樹脂からなる可動刃台105は往復運
動するとともに板ばねと摺動接しているため、板ばねが
当たる可動刃台の部分が磨耗するという問題があった。
【0030】第5には、可動刃の両端をそれぞれ板ばね
で下方から固定刃に押付けている構造としているので、
髭剃り時に、可動刃の両端が駆動凸部を支点として上下
方向に蛇行する場合があり、この場合には切れ味が悪く
なる場合があるという問題があった。
【0031】第6には、可動刃に取付けられた可動刃台
の駆動溝に駆動凸部を嵌合させて、駆動部の駆動力を伝
達する構造となっているので、部品点数が増えコストア
ップの要因になるという問題があった。
【0032】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、癖ひげの剃り残しが少ないとともに摺動抵抗の小さ
い癖ひげ刃を有する電気かみそりを提供することを課題
とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1記載の本発明の電気かみそりは、多数の刃
孔を有する外刃とこの外刃内面に摺接する内刃とからな
るメイン刃と、癖ひげを切る癖ひげ刃とを備えた電気か
みそりにおいて、前記癖ひげ刃は、先端に櫛歯状刃部を
有する固定刃とこの固定刃に沿って摺接する先端に櫛歯
状刃部を有する可動刃とからなり、これら固定刃の刃先
と可動刃の刃先を略同じ高さに設定するとともに、これ
ら刃先をひげ剃り時に肌が当たる側に向けて配置したこ
とを特徴とするものである。
【0034】請求項2記載の本発明の電気かみそりは、
前記可動刃の両側に前記固定刃をそれぞれ配置したこと
を特徴とするものである。
【0035】請求項3記載の本発明の電気かみそりは、
前記癖ひげ刃は当該癖ひげ刃の櫛歯状刃部を外部に突出
させて癖ひげ刃ケースと癖ひげ刃カバーとで挟み込み当
該癖ひげ刃ケースと癖ひげ刃カバーとを一体にし、前記
癖ひげ刃ケースには前記固定刃に形成した当該固定刃を
位置決め固定する位置決め孔と前記可動刃に形成した当
該可動刃を摺接方向に往復運動させる長円形状の案内孔
とに挿通する案内ボスを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0036】請求項4記載の本発明の電気かみそりは、
前記癖ひげ刃ケースの案内ボスに挿通される位置決め固
定する位置決め孔を有するとともに前記固定刃と前記可
動刃とを押付ける弾性板を当該固定刃の側面に配置した
ことを特徴とするものである。
【0037】請求項5記載の本発明の電気かみそりは、
前記可動刃の櫛歯状刃部先端と反対側には駆動部から駆
動力を伝達する嵌合部を設けたことを特徴とするもので
ある。 上記の構成において、癖ひげ刃体の固定刃と可
動刃は、固定刃の刃部先端、可動刃の刃部先端および固
定刃の刃部先端の位置は、それぞれ固定刃の位置決め
孔、可動刃の案内孔、固定刃の位置決め孔によって癖ひ
げ刃ケースに立設された一対の案内ボスを基準に取付け
られているため、固定刃の櫛歯状刃部の先端と可動刃の
櫛歯状刃部の先端は、電気かみそりの癖ひげ刃体の刃部
先端を肌に押し当て、ひげを切断する。
【0038】具体的には、固定刃の櫛歯状刃部の先端と
可動刃の櫛歯状刃部の先端とが、略同一面、若しくは、
例えば、可動刃の櫛歯状刃部の先端が固定刃の櫛歯状刃
部の先端より0.1から0.2ミリ程度凹んだ位置に正
確に取付けられる。
【0039】癖ひげ刃体は、癖ひげ刃ケースに設けた一
対の案内ボスを基準にして、固定刃,可動刃,固定刃,
板ばねの順で取付け、最後に、癖ひげ刃カバーを取付け
て案内ボスの先端部およびカバー取付ボスを熱かしめす
ることで組立てられ、外刃ケースに取付けられていた。
さらに、前記板ばねは、癖ひげ刃カバーと固定刃との間
に取付けられ、固定刃と可動刃を一緒に固定刃に押付け
ている。
【0040】癖ひげ刃体の可動刃は、可動刃の刃部先端
と反対側に設けられた駆動溝を内刃台の駆動凸部に嵌合
させて、内刃台と同じ往復運動をする。可動刃は、当該
可動刃の摺動方向と直交する方向の動きを規制するため
の案内ボスを癖ひげ刃ケースに設け、この案内ボスをガ
イドとして往復運動するための案内孔を可動刃に設ける
ことで、当該案内ボスにより往復方向以外の動きを規制
されるので、当該可動刃が蛇行することなく正確に往復
運動する。
【0041】固定刃の櫛歯状刃部の間から入った癖ひげ
は、固定刃の櫛歯状刃部の先端と可動刃の櫛歯状刃部の
先端とを略同じ高さ、若しくは、可動刃の櫛歯状刃部の
先端を固定刃の櫛歯状刃部の先端より少し凹ませ、これ
ら刃部の先端をひげ剃り時に肌が当る側に向けて配置す
ることで、可動刃の櫛歯状刃部でひげを根元から切断し
剃り残しなくカットできる。
【0042】また、可動刃は癖ひげ刃ケースに設けられ
た案内ボスをガイドとして往復運動するので、従来より
も摩擦抵抗が小さくなり癖ひげ刃部および駆動部の寿命
が長くなる。さらに、癖ひげ刃の固定刃と固定刃を取付
けている癖ひげ刃ケースとの間に板ばねを入れ固定刃を
押すことにより、従来のような可動部と板ばねとの接触
がなくなるので、可動部の磨耗が無くなる。
【0043】可動刃の刃部先端の反対側には、駆動力を
伝達するための駆動溝が設けられ、内刃台に設けた駆動
凸部と嵌合し、可動刃を往復運動させる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図1から図6を参照して本
発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一構
成部品は同一番号を付して説明する。
【0045】図5および図6は本発明に係る癖ひげ刃体
の各構成部品を示すもので、これら癖ひげ刃体の各構成
部品について説明する。
【0046】癖ひげ刃80は、略T字形で板状をなす可
動刃81とこの可動刃81の両側面にそれぞれ配置され
る略矩形状で板状をなす固定刃89とから構成してい
る。
【0047】上記固定刃89の先端には、先端に向けて
互いに狭くなる台形状刃部91が左右に連続形成された
櫛歯状刃部92が設けられている。さらに、固定刃89
には左右対象な位置に当該固定刃を位置決め固定する円
形状の位置決め孔93,93が一対穿設されている。ま
た、後述する可動刃81の右側面に当接配置される固定
刃89aの左側面は、上端面および下端面で可動刃81
右側面と摺接し、中間部は台形状空間94aを形成して
いる。同様に、可動刃81の左側面に当接配置される固
定刃89bの左側面は、上端面および下端面で可動刃8
1左側面と摺接し、中間部は台形状空間94bを形成し
ている。
【0048】これら一対の固定刃89の側面に挟まれ当
該固定刃89の長手方向に配置される可動刃81は、先
端に向けて互いに狭くなる台形状刃部82が左右に連続
形成された櫛歯状刃部83が設けられた可動刃主体84
とこの可動刃主体84の下方中央に下方に向けて連結体
86が突出形成され、この連結体86の下方には、下方
開口する長方形状の嵌合部としての駆動溝87が形成さ
れ、この駆動溝87の下方両端に対向して下方に拡開す
る傾斜案内面88,88がそれぞれ設けられている。こ
の傾斜案内面88,88は癖ひげ刃体75が取付けられ
た外刃ケース60を本体ケース55に取付ける際、当該
案内面88,88に案内されてスムーズに駆動凸部66
に係合させるためのものである。
【0049】上記可動刃主体84の高さhは、固定刃8
9の高さHと同一であるが、可動刃主体84の幅bは、
当該可動刃主体の往復動する幅寸法だけ固定刃89の幅
Bより短く形成されている。
【0050】さらに、可動刃主体84には、固定刃89
に形成した一対の位置決め孔93,93に対向した位置
を中心として幅方向に長円形状の案内孔85,85が一
対穿設されている。案内孔85の幅Cは、可動刃主体8
4が往復動するストーロクより少し大きく形成されてい
る。
【0051】図4は癖ひげ刃体の断面図を示すもので、
以下癖ひげ刃体の組立て手順を説明する。
【0052】癖ひげ刃ケース95には、固定刃89b、
可動刃81、固定刃89aおよび板ばね76が当該記載
の順で組付けられ、最後に、当該癖ひげ刃ケース95に
癖ひげ刃カバー105を組付け固定する。
【0053】具体的には、固定刃89bに設けた一対の
位置決め孔93,93を癖ひげ刃ケース95に立設した
一対の案内ボス96,96に合わせてから、位置決め孔
93,93を癖ひげ刃ケースの案内ボス96,96に通
し、固定刃89bを癖ひげ刃ケース95に組付け固定す
る。
【0054】つぎに、可動刃81に設けた一対の長円形
の案内孔85,85を癖ひげ刃ケースの案内ボス96,
96に合わせてから、これら案内孔85,85を癖ひげ
刃ケースの案内ボスに通し、可動刃81を往復運動自在
に癖ひげ刃ケース95に取付ける。
【0055】同様に、固定刃89aの位置決め孔93,
93を癖ひげ刃ケースに立設した一対の案内ボス96,
96に合わせてから、固定刃の位置決め孔93,93を
癖ひげ刃ケースの案内ボス96,96に通し、固定刃8
9aを癖ひげ刃ケース95に組付け固定する。
【0056】なお、固定刃の位置決め孔93の径と板ば
ねの位置決め孔79の径と案内ボスの固定孔106の径
とは同一であるとともにこれら孔79,93,106
は、癖ひげ刃ケース95に設けた案内ボス96が軽嵌合
する寸法に形成されている。さらに、癖ひげ刃ケース9
5に設けた案内ボス96は、可動刃81の案内孔85に
係合しガタなく往復動する寸法に形成されている。
【0057】つぎに、板ばね76の中央に形成した平坦
面77を固定刃89側にし、板ばね76に設けた一対の
位置決め孔79,79を癖ひげ刃ケースに立設した一対
の案内ボス96,96に合わせてから、板ばねの位置決
め孔を癖ひげ刃ケースの案内ボスに通し、板ばね76を
癖ひげ刃ケース95に組付け固定する。
【0058】最後に、癖ひげ刃カバー105に設けた一
対の案内ボス固定孔106,106および一対のカバー
固定孔107,107を癖ひげ刃ケースに立設した一対
の案内ボス96,96およびカバー取付ボス97,97
にそれぞれ合わせてから、癖ひげ刃カバー105で板ば
ね76の押圧片78,78を押圧しつつ、癖ひげ刃カバ
ー105の固定孔106,107をそれぞれ癖ひげ刃ケ
ースの案内ボス96およびカバー取付ボス97に通し、
当該癖ひげ刃カバー面から突出している案内ボスおよび
カバー取付ボスを熱かしめすることにより、癖ひげ刃カ
バー105を癖ひげ刃ケース95に固着することによ
り、癖ひげ刃体75の組立が完成する。
【0059】つぎに、完成した癖ひげ刃体75に外刃1
8を取付ける。
【0060】癖ひげ刃ケース95の外面に立設された複
数の外刃取付ボス98に対向して形成された外刃18の
片側に設けた取付孔21を当該外刃取付ボス98に通
し、この外刃取付ボス98の先端を熱かしめして外刃1
8を癖ひげ刃ケース95に固定する。
【0061】同様に、癖ひげカバー105に外面に立設
された複数の外刃取付ボス98に対向して形成した外刃
18の片側に設けた取付孔21を当該外刃取付ボス98
に通し、この外刃取付ボス98の先端を熱かしめして外
刃18を癖ひげカバー105に固定する。なお、前記外
刃18の他方端には、従来技術に記載したと同様な方法
で外刃取付体20が熱かしめで固定されている。
【0062】図2に示すように、一対の外刃18が固着
された癖ひげ刃体75を装着する外刃ケース60には、
両端側と両側下方部を残して開口部が穿設されるととも
に長手方向開口部側の両端下面には、下方に向けてボス
61,61がそれぞれ突出形成されている。
【0063】最後に、一対の外刃18が固着された癖ひ
げ刃体75を合成樹脂からなる外刃ケース60内に当該
外刃ケースの下方開口から挿入し、外刃ケース60のボ
ス61,61に癖ひげ刃体75の長手方向両端に設けら
れている取付孔41,41をそれぞれ嵌着し、前記ボス
61の下方先端を熱かしめして外刃ケースの幅方向中央
に固着される。それから、外刃18に取付けられている
外刃取付体20を外刃ケース60内に図示しない方法で
固定することにより、外刃18が上方に半円形状に形成
されて外刃ケース60に装着されて刃部が完成する。
【0064】なお、外刃18を外刃ケース60に固着す
る部材として、従来技術では当該外刃18の外方端には
外刃取付体20が内方端には外刃取付体19が固定され
ていた。これに対して、本発明では、外刃18の外方端
には、従来技術と同様に外刃取付体20が固定されてい
るが、内方端には癖ひげ刃体75の癖ひげ刃ケース95
若しくは癖ひげ刃カバー105に固定されているので、
部品点数が削減されコストダウンの要素になる。また、
電気かみそりを薄くすることが可能になる。
【0065】外刃18と癖ひげ刃体75が固着された外
刃ケース60は、駆動部46が収納された本体ケース5
5上に着脱可能に取付けられている。
【0066】本体ケース55の上部には、駆動部46の
駆動力を伝達する回転軸47が上方に向けて設けられ、
この回転軸47にはバランサーを有する偏心カップリン
グ48が固着されている。さらに、本体ケース55上側
には、偏心軸47に係合し、当該偏心軸47の回転に伴
って長手方向左右に揺動(A方向)する上方開口した略
コ字状の合成樹脂からなる駆動子49が配置され、当該
駆動子49の両端が本体ケース55上面側にそれぞれ固
着されている。
【0067】前記駆動子49の上面中央には、合成樹脂
からなる内刃台65が一体的に取付けられ、この内刃台
65上部には、癖ひげ刃体75の可動刃81に形成され
た駆動溝87に係合する駆動凸部66が突出形成してい
る。
【0068】上記内刃台65は、駆動子49の揺動に伴
って長手方向に沿って往復動するとともに可動刃81も
長手方向に沿って固定刃89の側面に摺接して往復動す
る。
【0069】さらに、駆動子49の上面には、上記内刃
台65を挟んで幅方向左右に上方開口した凹部を有する
一対の箱状凸部72がそれそれ上方に向けて突出形成さ
れ、この箱状凸部72の中央凹部内には案内軸71が上
方に向けてそれぞれ一体形成されている。これら案内軸
71には、上部に駆動凸部70を有する内刃台68が係
合し、これら内刃台68は案内軸71に摺接し、当該案
内軸71に沿って上下に動くように取付けられている。
さらに、コイルスプリング69が案内軸71の外側に沿
って挿入され、このコイルスプリング69の上端は、内
刃台68に固着するとともに当該コイルスプリング69
の下端は、箱状凸部72の凹部底側に固着されている。
そこで、内刃台68はコイルスプリング69により上方
に付勢された状態で駆動子49に取付けられている。ま
た、駆動凸部70も駆動子49の揺動に伴って長手方向
に沿って往復動する。
【0070】外刃ケース60に取付けられた多数の刃孔
(図示せず)を有する外刃18内面には、当該外刃内面
に摺接する半円形状で板状からなる多数の内刃25が長
手方向に沿って所定間隔離間して合成樹脂からなる内刃
取付台26に一体的に取付けられるとともに、この内刃
取付台26の下方には、駆動凸部70が係合する駆動溝
27が設けられ、この駆動溝27の下方左右には、一対
の係止爪28,28がそれぞれ設けられている。内刃取
付台26は、当該内刃取付台26の係止爪28,28が
駆動凸部70の下面に係着して取付けられている。駆動
凸部70に係合して取付けられた内刃25は、コイルス
プリング69により外方に付勢され外刃18内面に当接
して取付けられている。
【0071】内刃25を本体ケース55から取外すに
は、最初に、外刃ケース60を本体ケース55から取外
したのち、当該内刃25を上方に持上げると、内刃取付
台26の係止爪28,28がそれぞれ外方に変形し、駆
動凸部70との係合が解除され内刃25を取り外すこと
ができる。
【0072】なお、上記メイン刃の外刃18上面と癖ひ
げ刃体75上面とは、図1に記載した2点鎖線に示すよ
うに、ほぼ同一高さとなっている。また、外刃18の上
端H1は、外刃ケースの上端H2より低い位置に設けら
れているとともに、癖ひげ刃80の先端は、外刃ケース
の上端H3より突出して配置されている。
【0073】上記実施の形態の作用を説明する。
【0074】癖ひげ刃体75の固定刃89と可動刃81
は、固定刃の刃部92先端、可動刃の刃部83先端およ
び固定刃の刃部92先端の位置は、それぞれ固定刃の位
置決め孔93、可動刃の案内孔85、固定刃の位置決め
孔93によって癖ひげ刃ケースに立設された一対の案内
ボス96,96を基準に取付けられているため、固定刃
の櫛歯状刃部92の先端と可動刃の櫛歯状刃部83の先
端は、電気かみそりの癖ひげ刃体75の刃部先端を肌に
押し当て、ひげを切断する際に、可動刃の櫛歯状刃部先
部で肌を痛めない位置に正確に位置決めされる。具体的
には、固定刃の櫛歯状刃部92の先端と可動刃の櫛歯状
刃部83の先端とが略同一面、若しくは、例えば、可動
刃の櫛歯状刃部83の先端が固定刃の櫛歯状刃部92の
先端より0.1から0.2ミリ程度凹んだ位置に正確に
取付けられる。なお、可動刃と固定刃とは、板状のもの
から作られているので、固定刃の櫛歯状刃部92の先端
と可動刃の櫛歯状刃部83の先端とは上記の位置に配置
することができる。
【0075】固定刃の櫛歯状刃部92の間から入った癖
ひげは、固定刃の櫛歯状刃部の先端と可動刃の櫛歯状刃
部83の先端とを略同じ高さ、若しくは、可動刃の櫛歯
状刃部の先端を固定刃の櫛歯状刃部の先端より少し凹ま
せ、これら刃部の先端をひげ剃り時に肌が当る側に向け
て配置することで、可動刃の櫛歯状刃部でひげを根元か
ら切断し剃り残しなくカットできる。
【0076】また、癖ひげ刃体の操作方向と直行した方
向に寝た状態の癖ひげでも固定刃が板状であるとともに
先端が櫛歯状に形成されているため、この固定刃の櫛歯
状刃部先端と肌との間で癖ひげがほとんど挟まれること
はないので、当該癖ひげでも固定刃の櫛歯状刃部の間に
入った癖ひげは、当該固定刃の櫛歯状刃部側面に沿って
摺接する可動刃の櫛歯状刃部で根元から切断でき、従来
技術に比べて、癖ひげの剃り残しが少なくなるとともに
癖ひげを根元から切断することが可能になった。
【0077】さらに、可動刃81の両側面にそれぞれ固
定刃89a,89bを配置したので、当該可動刃の櫛歯
状刃部83の先端を残して固定刃89a,89bで覆わ
れるので、ひげ剃り時、癖ひげ刃で肌を傷付ける危険性
はない。
【0078】癖ひげ刃体75は、癖ひげ刃ケースに設け
た一対の案内ボス96を基準にして、固定刃89b,可
動刃81,固定刃89a,板ばね76の順で取付け、最
後に、癖ひげ刃カバーを取付けて案内ボスの先端部およ
びカバー取付ボスを熱かしめすることで組立てられ、外
刃ケースに取付けられていた。さらに、前記板ばね76
は、癖ひげ刃カバー105と固定刃89aとの間に取付
けられ、固定刃と可動刃を一緒に固定刃に押付けてい
る。
【0079】癖ひげ刃体の可動刃81は、可動刃の刃先
と反対側に設けられた駆動溝87を内刃台の駆動凸部6
6に嵌合させて、内刃台65と同じ往復運動をする。可
動刃は、当該可動刃の摺動方向と直交する方向の動きを
規制するための案内ボスを癖ひげ刃ケースに設け、この
案内ボスをガイドとして往復運動するための案内孔を可
動刃に設けることで、当該案内ボスにより往復方向以外
の動きを規制されるので、蛇行することなく正確に往復
運動するので切れ味が向上する。
【0080】また、可動刃は癖ひげ刃ケースに設けられ
た案内ボスをガイドとして往復運動するので、従来より
も、摩擦抵抗が小さくなり癖ひげ刃部および駆動部の寿
命が長くなる。
【0081】癖ひげ刃の固定刃と固定刃を取付けている
癖ひげ刃ケースとの間に板ばねを入れ固定刃を押すこと
により、従来のよな可動部と板ばねとの接触がなくなる
ので、可動部の磨耗が無くなる。
【0082】可動刃の刃部先端の反対側には、駆動力を
伝達するための嵌合部としての駆動溝が設けられ、内刃
台に設けた駆動凸部と嵌合しているので、従来必要だっ
た可動刃台が不要になりコストダウンを図ることができ
る。
【0083】また、従来必要だった外刃取付板が不要に
なるので、電気かみそりの刃部がコンパクトになり使い
勝手が向上する。
【0084】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1記載の本発
明によれば、癖ひげ刃は、先端に櫛歯状刃部を有する固
定刃とこの固定刃の側面に沿って摺接する先端に櫛歯状
刃部を有する可動刃とから構成しているので、癖ひげ刃
を肌に当てると癖ひげが根元から切断される。
【0085】請求項2記載の本発明によれば、可動刃の
両側面に固定刃をそれぞれ配置したので、当該可動刃の
櫛歯状刃部の先端を残して固定刃で覆われるので、ひげ
剃り時、癖ひげ刃で肌を傷付ける危険性はない。
【0086】請求項3記載の本発明によれば、癖ひげ刃
ケースには前記固定刃に形成した当該固定刃を位置決め
固定する位置決め孔と前記可動刃に形成した当該可動刃
を摺接方向に往復運動させる長円形状の案内孔とに挿通
する案内ボスを設けたので、可動刃は癖ひげ刃ケースに
設けられた案内ボスをガイドとして往復運動するので、
従来よりも、摩擦抵抗が小さくなり癖ひげ刃部および駆
動部の寿命が長くなる。さらに、蛇行することなく正確
に往復運動するので切れ味が向上する。
【0087】請求項4記載の本発明によれば、前記癖ひ
げ刃ケースの案内ボスに挿通される位置決め固定する位
置決め孔を有するとともに前記固定刃と前記可動刃とを
押付ける弾性板としての板ばねを設けたので、従来のよ
うに、板ばねと摺動する部分がなくなり磨耗する部品が
なくなって刃部の寿命が延びる。
【0088】請求項5記載の本発明によれば、前記可動
刃の櫛歯状刃部先端と反対側には駆動部から駆動力を伝
達する嵌合部としての駆動溝を設けたので、従来必要だ
った可動刃台が不要になりコストダウンが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る癖ひげ刃を有す
る電気かみそりの構成を示す側面断面図。
【図2】同上に係る正面断面図。
【図3】同上に係る側面断面図。
【図4】同実施の形態における癖ひげ刃体を示す上面断
面図。
【図5】同実施の形態における癖ひげ刃体の各構成部品
を示す正面図。
【図6】同上に係る上面図。
【図7】従来技術に係る癖ひげ刃を有する電気かみそり
の構成を示す側面断面図。
【図8】同上の従来技術に係る正面断面図。
【符号の説明】
17…メイン刃, 18…外刃, 25…内刃, 76…板ばね(弾性板), 79…固定刃の位置決め孔, 80…癖ひげ刃, 81…可動刃, 83…可動刃の櫛歯状刃部, 85…可動刃の案内孔, 87…駆動溝(嵌合部), 89…固定刃, 92…固定刃の櫛歯状刃部, 93…固定刃の位置決め孔, 95…癖ひげ刃ケース, 96…癖ひげ刃ケースの案内ボス, 105…癖ひげ刃カバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の刃孔を有する外刃とこの外刃内面に
    摺接する内刃とからなるメイン刃と、癖ひげを切る癖ひ
    げ刃とを備えた電気かみそりにおいて、 前記癖ひげ刃は先端に櫛歯状刃部を有する固定刃とこの
    固定刃に沿って摺接する先端に櫛歯状刃部を有する可動
    刃とからなりこれら固定刃の刃先と可動刃の刃先を略同
    じ高さに設定するとともに、これら刃先をひげ剃り時に
    肌が当たる側に向けて配置したことを特徴とする電気か
    みそり。
  2. 【請求項2】前記可動刃の両側に前記固定刃をそれぞれ
    配置したことを特徴とする請求項1記載の電気かみそ
    り。
  3. 【請求項3】前記癖ひげ刃は当該癖ひげ刃の櫛歯状刃部
    を外部に突出させて癖ひげ刃ケースと癖ひげ刃カバーと
    で挟み込み当該癖ひげ刃ケースと癖ひげ刃カバーとを一
    体にし、 前記癖ひげ刃ケースには前記固定刃に形成した当該固定
    刃を位置決め固定する位置決め孔と前記可動刃に形成し
    た当該可動刃を摺接方向に往復運動させる長円形状の案
    内孔とに挿通する案内ボスを設けたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の電気かみそり。
  4. 【請求項4】前記癖ひげ刃ケースの案内ボスに挿通され
    る位置決め固定する位置決め孔を有するとともに前記固
    定刃と前記可動刃とを押付ける弾性板を当該固定刃の側
    面に配置したことを特徴とする請求項3記載の電気かみ
    そり。
  5. 【請求項5】前記可動刃の櫛歯状刃部先端と反対側には
    駆動部から駆動力を伝達する嵌合部を設けたことを特徴
    とする請求項4記載の電気かみそり。
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