JPH0924167A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH0924167A
JPH0924167A JP17374395A JP17374395A JPH0924167A JP H0924167 A JPH0924167 A JP H0924167A JP 17374395 A JP17374395 A JP 17374395A JP 17374395 A JP17374395 A JP 17374395A JP H0924167 A JPH0924167 A JP H0924167A
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JP
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blade
comb
net
edge
mounting
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JP17374395A
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Masatoshi Tanaka
正俊 田中
Akira Torisawa
陽 鳥澤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、従来の電気かみそりにおけるネッ
ト刃と協働する櫛刃の髭剃り機能が不十分であるという
問題の解決を図ることにある。 【解決手段】内部に電動機3(駆動手段)を備え外側に
内刃取付部10を有する本体1と、前記内刃取付部10
に設けられた内刃駆動部材20(第一の駆動部材)およ
び櫛刃駆動部材30(第二の駆動部材)と、長手方向に
平行に内刃取付部10に配設された一対のネット刃70
と、内刃駆動部材20によって駆動される内刃40と、
櫛刃枠81(支持部材)に取着された固定刃と前記櫛刃
駆動部材30によって駆動される可動刃とからなり刃先
端部を前記両ネット刃の頂点を含む平面と直交する方向
にして両ネット刃70の間に配設された櫛刃80と、こ
の櫛刃80の刃列に沿って形成された一対の櫛刃状ガイ
ド95をその先端部を所定の間隙g離間させて互いに対
向させるとともに前記間隙gに前記櫛刃の刃先端部を位
置させて配設され前記櫛刃80を覆うカバー体90とを
備えた電気かみそり。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気かみそりに
関し、特に多数の髭導入孔を有するネット刃と長い毛あ
るいは癖毛等を剃る櫛刃とを備え、これらネット刃と櫛
刃との協働により髭剃りを行う電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネット刃とこのネット刃と協働す
る櫛刃とを備えこの櫛刃によって長い毛あるいは癖毛の
剃り残しがないようにして早剃性能を向上させる電気か
みそりは広く知られている。そして、この種のネット刃
と櫛刃とを有する電気かみそりにおいては、一般に櫛刃
の刃先が直接肌と接触する構成となっているため、髭剃
り動作時に肌への押し付け力の強弱あるいは肌に当る方
向つまり角度によっては、櫛刃の肌当たり感触が損なわ
れ、場合によっては、肌を傷付ける虞がある等の問題が
あった。
【0003】この櫛刃の刃先の肌当感触を改善している
構成と考えられる電気かみそりが、例えば、特開平5−
293259号公報に記載されている。この公報に記載
されている往復動式電気かみそりは、その発明の詳細な
説明の項および図面に記載されているように、一対のネ
ット刃Bとこれら両ネット刃Bの間に位置してこれらネ
ット刃Bと協働するくし刃Aを、前記ネット刃Bと平行
に設けるとともにこのくし刃Aの固定刃17の先端形状
をネット刃Bと垂直方向にした肌ガイド面40を設け、
また、可動刃6aの側面に設けたばね押さえ板21の上
部に同様に肌ガイド面42を設け、この両肌ガイド面4
0および42によって、肌に傷付ける現象を押さえる構
成となっている。
【0004】しかし、このものは両ネット刃Aが上下可
動となっていることから髭剃り動作時において、これら
ネット刃が上方からの押圧力を受け、下方に移動した際
にこの下方に移動したネット刃Aと前記固定刃17のガ
イド面40の先端との間に肌が入り込み、この肌の入り
込みによって肌面をスムーズに移動できなくなり操作性
が損なわれ、また、場合によっては入り込んだ肌が傷付
けられるという虞がある。また、一般に長い毛あるいは
癖毛等を肌から起こすには櫛刃の先端を肌に接触させて
この櫛刃の先端で起こすことが最も確実であるが、上記
公報記載のものは上述したように固定刃17の先端にガ
イド面40を、また、ばね押さえ板21の先端にガイド
面42を形成していることから必ずしも長い毛あるいは
癖毛を確実に起こすことができず、これら長い毛あるい
は癖毛を効率的に剃るという面で必ずしも満足できるも
のではない。
【0005】また、上記従来の問題を解決していると考
えられるものとして、特開平6−182064号公報に
記載されたものがある。この公報に記載されているもの
はその発明の詳細な説明の項および図面に記載されてい
るように、外刃10とこの外刃10の内面に摺接する内
刃12から構成された一対の刃ヘッド1を互いに平行に
かつ離間して設けるとともに、この一対の刃ヘッド1の
間に、両側に至るスリット状の刃孔を多数備えた外刃2
0とこの外刃20の内面に摺接する内刃22から構成し
た刃ヘッド2(櫛刃に相当)を設けたものである。この
公報記載のものも刃ヘッド2の上端部は平面状に形成さ
れこの平面に多数のスリットを形成した構成となってい
ることから、髭剃りの際に肌に傷をつける虞はないもの
の前記公報記載のものと同様に必ずしも長い毛あるいは
癖毛を確実に起こすことができず、これら長い毛あるい
は癖毛を効率的に剃るという面で必ずしも満足いくもの
ではないものである。さらに、平面にスリットを形成し
たものであるため長い毛等がこれらスリットとクロスし
た場合はこれら長い毛等は前記スリット内に導入されず
切断されないことになる。そして、一般に長い毛等は前
記スリットの長手方向に沿っているものではなくむしろ
スリットとクロスする状態となっている場合が極めて多
いことから、これら長い毛等がスリット内に導入されに
くいため良好かつ効率的な髭剃りができないものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の外
刃と協働する櫛刃を設けた電気かみそりは、本来長い毛
あるいは癖毛を効率良く剃るための櫛刃の機能が十分発
揮できずその結果十分な早剃りができないという問題が
あり、また、髭剃り時に場合によっては肌を傷つけると
いう問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題の解決を図るものであり、内部に駆動手段を有する
とともに外側一端部に内刃配設部が設けられた本体と、
前記内刃配設部にそれぞれ設けられ前記駆動手段からの
駆動力を伝達する第一の駆動部材および第二の駆動部材
と、多数の髭導入孔が設けられ長手方向に平行に所定間
隔離間して前記内刃配設部を覆って取り付けられる一対
のネット刃と、前記内刃配設部に配設され前記第一の駆
動部材によって前記ネット刃の内面に摺接しつつ往復動
する内刃と、支持部材に取着された固定刃とこの固定刃
に対して前記第二の駆動部材によって往復駆動される可
動刃とからなるとともに前記支持部材を介して刃先端部
を前記両ネット刃の頂点を含む平面と直交する方向にし
て前記両ネット刃の間に配設された櫛刃と、前記櫛刃の
刃列に沿って形成された一対の櫛刃状ガイドをその先端
部を所定間隙離間させて互いに対向させるとともに前記
間隙に前記櫛刃の刃先端部を位置させて配設され前記櫛
刃を覆うカバー体とを備えた電気かみそりとしたもので
ある。
【0008】上記のように構成したことにより、髭剃り
の際カバー体の間隙に位置させて配設された櫛刃の刃先
によって、長い毛あるいは癖毛等を起こして確実に捕捉
することができることから、これら長い毛等を確実に切
断し良好かつ効率的な髭剃りができるものであり、ま
た、カバー体の櫛刃状ガイドの先端部は互いに離間して
いることから前記櫛刃状ガイドを長い毛等がクロスした
としても、長い毛等は前記間隙を通過する際に、前記櫛
刃の刃先位置でこの刃先によって確実に捕捉され切断さ
れるものである。さらに髭剃り動作中に前記櫛刃状ガイ
ドが肌に接触していることから櫛刃の刃先の肌への強い
接触が防止されるため肌を傷つけることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1および図6に基づいて説明する。図において、Aは
本体1とこの本体1に取り付けられるネット刃70、こ
のネット刃70の内側に配設される内刃40等から構成
される電気かみそりである。そして、前記本体1は互い
に結合された前ケース2aと後ケース2bとからなる本
体ケース2、この本体ケース2内には駆動手段としての
モーター3、このモーター3に電力を供給する図示しな
い蓄電池、この蓄電池を充電する充電回路、この充電回
路と商用電源を接続する出没可能に設けられた充電用プ
ラグ等が設けられている。また、本体ケース2には前記
蓄電池からモーター3に電力の供給、停止をする電源ス
イッチSが設けられている。
【0010】そして、前記本体1の一端側つまり上部に
は、図2、図3に示すように内刃配設部10が設けられ
ており、この内刃配設部10の中央部には貫通孔11が
形成されこの貫通孔11の外周縁には断面コ字状の嵌合
溝12が形成されている。また、前記本体1には前記モ
ーター3が図示しない取付手段によって取り付けられ、
このモーター3の出力軸3aには第一のカム部5aと第
二のカム部5bが設けられた遍心カム5が取り付けられ
ている。
【0011】また、本体1には後述する内刃40を往復
駆動させる第一の駆動部材としての内刃駆動部材20が
一対設けられており、この一対の内刃駆動部材20は、
それぞれ図6に示すように両端に取付部21(図6では
一方のみ図示)が設けられこの取付部21から図におい
て下方に垂下して設けた揺動片22とこの揺動片22に
連続して設けられた可動体23と、この可動体23に設
けられ前記内刃配設部10に設けた貫通孔11を貫通し
た伝達軸24とから構成され、前記取付部21を図示し
ない取付手段によって本体ケース2に取り付けることに
より、この内刃駆動部材20は本体1に取付けられてい
る。また、前記可動体23には連結部25が設けられこ
の連結部25と前記遍心カム5の第一のカム部5aとは
連結杆6aで接続されている。そして、前記モーター3
が駆動し出力軸3aが回転するとこの出力軸3aととも
に回転する遍心カム5と前記駆動杆6aとによってモー
ター3の回転運動は往復運動に変換され、揺動片22に
よって支持されている前記可動体23は図6の矢印方向
に往復運動することになる。また、図示しないがもう一
方の内刃駆動部材20も同様な構成として前記遍心カム
5の第二のカム部5bに取り付けられている連結杆6b
を介して往復運動するようになっている。
【0012】また、前記内刃駆動部材20の前記伝達軸
24の周囲には嵌合溝24aが形成され、この嵌合溝2
4aと前記内刃配設部10の貫通孔11の周囲に形成し
た嵌合溝12には、これら両嵌合溝24a、12にそれ
ぞれ嵌合して前記貫通孔11を覆ってシールする軟質ゴ
ム等の可撓性材料からなるシール部材13が取り付けら
れており、このシール部材13は髭屑等が前記貫通孔1
1より本体1内に入り込むことを防止するものであり、
また、前記内刃駆動部材20の伝達軸24が往復動する
際この伝達軸24の往復動に追従し内刃駆動部材20の
往復動を阻害することがないようになっている。
【0013】また、前記各伝達軸24には図2、図3に
おいて上下方向に貫通した取付孔26が形成され、この
取付孔26の略中間部に段部27が形成されこの段部2
7の上側はばね受部27aとなっており、下側の一部は
係止部27bとなっている。そして、前記段部27が形
成されることにより取付孔26の略中間部は径小な孔2
6aとなっている。また、前記一対の内刃駆動部材20
のうちの一方(図2、図3において右側に位置する内刃
駆動部材20)には後述する櫛刃の可動刃を駆動する第
二の駆動部材としての突起状の櫛刃駆動部材30が一体
に設けられている。
【0014】また、前記一対の内刃駆動部材20にはそ
れぞれ内刃40が取り付けられている。これら内刃40
は同じ構成となっておりそれぞれの内刃40は、内刃取
付部材41、この内刃取付部材41に設けられた基台4
2およびこの基台42の長手方向つまり紙面と直交する
方向に一体的に取り付けられた多数の刃体43とから構
成されている。
【0015】そして、前記内刃取付部材41の上部には
基台取付凹部41aが設けられこの基台取付凹部41a
には先端部を対向させて設けられた係合突起41bが設
けられている。また、内刃取付部材41には下方に延出
したスライド軸45が設けられ、このスライド軸45は
径大なスライド軸45aとこの径大なスライド軸45a
に段部45bを形成することによって形成された径小な
スライド軸45cとからなっており、前記径小なスライ
ド軸45cの下端部には前記伝達軸24に設けた取付孔
26の係止部27bと係合する下部は係止爪45dが形
成されている。そして、内刃取付部材41は径大なスラ
イド軸45aおよび径小なスライド軸45cを前記伝達
軸24の径大の取付孔26および径小な取付孔26aに
それぞれ挿通して取り付けられるようになっている。こ
の取り付けの際に前記取付孔26のばね受部27aと段
部45bとの間に前記内刃取付部材41を上方に付勢す
る弾性部材としてのコイルばね44が取り付けられる。
【0016】そして、内刃取付部材41が前記伝達軸2
4に取り付けられた状態では前記径大なスライド軸45
aは取付孔26の周壁に、また、径小なスライド軸45
cは径小な取付孔26aの周壁にそれぞれ摺動自在に案
内され上下動可能となっており、また前記係止爪45d
が前記係止部27bに係止することにより上方への抜け
止めがされている。したがって、内刃取付部材41は前
記伝達軸24に取り付けられた状態では前記コイルばね
44により常時上方に付勢されつつ上下方向に移動可能
となっている。
【0017】つぎに、前記基台42は図2、図3におい
て紙面と直交する方向を長手方向として形成され、その
中間部に前記基台取付凹部41aに嵌合する嵌合突起4
2aが形成され、この嵌合突起42aの両側壁には前記
係合突起41bと嵌合する係合凹部42bが形成されて
いる。そして、前記嵌合突起42aをその嵌合凹部42
bに係合突起41bに嵌合させることにより前記基台4
2は内刃取付部材41に取り付けられるものである。
【0018】また、前記基台42にはその長手方向に沿
って薄い金属板から形成された略半円形状に形成された
前記刃体43が前記基台42に一体的に取り付けられて
いる。この基台42と刃体43との一体的取付は、基台
42の材料を合成樹脂として前記刃体43を一体成型す
ることによりなされるものである。なお、前記係合突起
41bと嵌合凹部42bとは回動自在な嵌合関係となっ
ており、また、前記内刃取付部材41の上面とこの上面
と対応する基台42の下面との間に間隙Gが設けられて
いるため、基台42は前記係合突起41bを回転中心と
して長手方向に回動可能となっている。このことにより
後述するネット刃70が長手方向に偏位したとしても、
刃体43はネット刃の偏位に追従してその内面との密着
状態を維持できるようになっているものである。
【0019】つぎに、前記内刃配設部10の周囲にはケ
ース取付部7が形成され、このケース取付部7には着脱
可能に嵌合してネット刃取付ケース50が設けられてい
る。このネット刃取付ケース50は図5において長手方
向両側に形成した側壁51、51と長手方向に沿って形
成された長手方向側壁52、52とからなる角筒状に形
成されている。そして前記側壁51、51の上方部は前
記長手方向側壁52、52の上端縁より上方に突出させ
ている。つまり前記長手方向側壁52、52の上方と前
記側壁51、51との間に形成される空間には図1に示
すようにネット刃70が位置するようになっている。ま
た、このネット刃取付ケース50の両端側の側壁51、
51の内側壁にはそれぞれ係合穴53、53が形成され
ており、また、前記本体1つまり本体ケース2の両側に
はそれぞれ常時外側に向けて付勢されて着脱釦8、(図
1、図6では一方のみ図示)が設けられ、この着脱釦8
には前記本体ケース2に形成した孔2aから突出して係
合穴53と係合する係合爪8aが設けられており、この
係合爪8aを前記係合穴53に係合させることにより、
ネット刃取付ケース50は前記ケース取付部7に取り付
けられるようになっている。なお、ネット刃取付ケース
50を取り外す場合は、前記着脱釦8を押圧して係止爪
8aを係合穴53から離脱させることによってなされ
る。また、前記ネット刃取付ケース50の前記側壁5
1、51の内面にはそれぞれ係合凹部54、54が形成
されている。
【0020】そして、ネット刃取付ケース50には合成
樹脂からなるネット刃ホルダー60が取り付けられるよ
うになっており、このネット刃ホルダー60は前記角筒
状に形成されたネット刃取付ケース50内に配設される
角筒状に形成されるとともに、前記側壁51、51に対
応する側壁61、61には前記係合凹部54に係合する
係合突起62aが形成された係合片62(一方のみ図
示)が設けられ、また、両側壁61にはこの係合片62
の下方に後述するネット刃70の中央枠72を取り付け
るための係合孔63が設けられ、この係合孔63の上部
に位置して位置決段部63aが設けられている。また、
ネット刃ホルダー60のそれぞれの側壁61、61の上
端部には、互いに対向して形成されるとともにガイド溝
64aが設けられたガイド突起64が形成されている。
そして、前記係合片62の係合突起62aを前記ネット
刃取付ケース50の側壁51に形成した係合凹部54に
係合することにより、このネット刃ホルダー60はネッ
ト刃取付ケース50に取り付けられるものである。
【0021】つぎに、前記ネット刃ホルダー60には、
互いに長手方向に平行にかつ互いに所定間隔離間した一
対のネット刃70、70が着脱可能に設けられており、
これらネット刃70、70はそれぞれ多数の髭導入孔が
形成された可撓性金属薄板からなるネット刃板71、7
1とこれらネット刃板71、71の一端側つまり互いに
隣接する側が取着される合成樹脂からなる中央枠72お
よびネット刃板71、71の他端側が取着される外側取
付枠73から構成されている。
【0022】また、前記中央枠72は、図5に示すよう
に両端側壁72a、72aとこの両側壁72a、72a
を連結している取付杆72bとからなり、前記両側壁7
2a、72aの図において下方端には前記係合孔63に
係合する係合突起72cが設けられている。また、前記
取付杆72bの中央部に位置する部位の一側面には凹状
部72fが形成され、この凹状部72fに前記櫛刃駆動
部材30、この櫛刃駆動軸30と係合する後述する係合
体84およびこの係合体84が取着される同じく後述す
る櫛刃80の可動刃83に設けた取付部83dが図6に
おいて左右方向に移動自在に配設されるようになってい
る。また、取付杆72bの両側側壁72a、72aの近
傍上面部にはばね受け凹部72dが設けられ、また、両
側面には前記ネット刃板71、71に設けた取付孔に嵌
合するボス72eが設けられ、このボス72eを前記ネ
ット刃板71の取付孔71aに嵌合して加熱溶融するこ
とによりネット刃板71は中央枠72に取着されるもの
である。なお、前記取付杆72bに形成された凹状部7
2f側に取り付けられるネット刃板71は、この凹状部
72fによってネット刃板71が変形するのを防止する
ため補助板72gを介して取り付けられている。
【0023】また、前記ネット刃板71、71と外側取
付枠73、73との取り付けも同様に、これら外側取付
枠73に形成した複数のボス73aをこれらボスに対応
してネット刃板71、71に形成した取付孔71bに嵌
合させた後これらボス73aを加熱溶融することにより
取着されるものである。そして、ネット刃板71、71
の両端をそれぞれ中央枠72および外側取付枠73、7
3に取り付けることによりネット刃70、70は組み立
てられる。
【0024】そして、このネット刃70のネット刃ホル
ダー60への取り付けは、図においてネット刃ホルダー
60に下方から前記中央枠72を挿入し、中央枠72の
両側壁72aに設けた係止爪72cを前記係合孔63に
係合するまで上方に挿入する。そして、係止爪72cを
係合孔63に係合した状態では中央枠72の上端面はネ
ットホルダー60の側壁61に設けた前記位置決段部6
3aに当接して位置決めされてネット刃ホルダー60に
取り付けられる。
【0025】そして、ネット刃70がネット刃ホルダー
60に取り付けられた状態では、中央枠72の取付杆7
2bに取り付けられたネット刃板71の一端側は固定状
態に保持されるが、他端側つまり外側取付枠73に取り
付けられた側は、この外側取付枠73が前記ネット刃ホ
ルダー60内で自由状態となっていることから、上下方
向に移動可能となっている。また、ネット刃板71は図
に示すようにアーチ状に保持され、その内面には前記コ
イルばね44によって上方に付勢された内刃40の刃体
43が圧接状態となっている。したがって、前記内刃4
0が内刃駆動部材20によって往復動するように駆動さ
れたときは、前記内刃40の刃体43は前記ネット刃7
0のネット刃板71内面を摺接しつつ往復動することに
なり、ネット刃板71の髭導入孔から導入された髭は刃
体43つまり内刃によって切断されて髭剃りがなされる
ものである。
【0026】つぎに、前記互いに所定間隔離間して設け
られる一対のネット刃70の間に配設される櫛刃80に
ついて説明する。この櫛刃80は図5に示すように支持
部材としての櫛刃枠81、この櫛刃枠81に取着される
固定刃82、この固定刃82に対して圧接状態で往復動
する可動刃83、この可動刃83に一端側を連結され他
端側を前記櫛刃駆動軸30と係合する係合体84、前記
可動刃83を固定刃82に対して付勢する板ばね85お
よび側板86等の構成要素から構成されている。つぎに
これら各構成要素の構成を説明する。
【0027】まず、前記櫛刃枠81は合成樹脂からなる
とともに基板部81aとこの基板部81aから図におい
て下方に垂下して形成され、その先端部に係止爪81c
を有する一対の取付片81dが設けられ、また、基板部
81aには凹状部81eが設けられている。そして、こ
の凹状部81eの中央部には一対のばね取付ボス81
f、81fが形成され、また、このばね取付ボス81
f、81fの両側および両取付ボス81f、81fの中
間下方に位置して三個の取付突起81gが形成されてい
る。この取付突起81gは、図5において左右方向に前
記可動刃83をガイドするガイド凸部81hとこのガイ
ド凸部81hから突出形成した取付ボス81kとから構
成されている。また、この櫛刃枠81の両端部下方には
図6に示すようにばね位置決突起81mが形成されてい
る。また、この櫛刃枠81の裏面側には後述するカバー
体90を取り付ける三個の取付ボス81b(図2、図3
では一個のみ図示)が形成されている。なお、櫛刃81
の両側には前記ネット刃ホルダー60のガイド突起64
のガイド溝64aにガイドされるガイドリブ81nが設
けられている。
【0028】つぎに、前記可動刃83は、金属板からな
り図に示すように長手方向に沿って突出した摺接凸状面
83aが形成されており、この摺接凸状面83aの上方
には長手方向に多数の櫛刃状の刃83bが形成されてい
る。そして、前記摺動凸状面83aには、前記櫛刃枠8
1に設けた取付突起81gのガイド凸部81hに嵌合し
てこのガイド凸部81hにガイドされる長孔状のガイド
孔83cが形成されている。なお、このガイド孔83c
は前記ガイド凸部81hにガイドされつつ所定距離移動
できるようにガイド凸部81hの長手方向の長さ寸法よ
りガイド孔83cの長手方向の長さ寸法は大きく設定さ
れている。
【0029】また、可動刃83には前記摺動凸状面83
aの下方に取付部83dが形成され、この取付部83d
の基部には前記櫛刃枠81の下方に設けた取付突起81
gのガイド凸部81hにガイドされるガイド孔83cが
形成され、また、先端部にはコ字状の係合溝83fが形
成されている。また、ガイド孔83cの近傍下方には一
対の取付孔83gが設けられている。
【0030】そして、前記取付部83dには合成樹脂か
らなり前記係合溝83fに嵌合するとともに係合溝84
aが設けられた前記係合体84が取り付けられるように
なっている。この係合体84には前記可動刃83の取付
部83dの取付孔83gに嵌合する嵌合突起84bが設
けられており、この嵌合突起84bを取付孔83gに嵌
合して加熱溶融することにより、係合体84は取付部8
3dに一体的に取り付けられるものである。
【0031】つぎに、固定刃82は金属板からなり上部
には長手方向に沿って櫛刃状の刃82aが形成され、ま
た、両側部には前記取付ボス81kが挿通される取付孔
82bが形成されている。前記刃82aに対して前記可
動刃83の刃83bが摺接しつつ長手方向に沿って往復
動することにより長い毛あるいは癖毛等が切断されるも
のである。
【0032】また、前記可動刃81は板ばね85によっ
て固定刃82側に付勢されるようになっており、この板
ばね85は図5に示すように前記ばね取付ボス81f、
81fに嵌合する嵌合孔85b、85bが形成された基
板85aとこの基板85aから突出しその先端部を前記
櫛刃83の摺接凸状部83aに当接し、可動刃83を固
定刃82に押圧するよう付勢するばね片85cとから構
成されている。
【0033】また、側板86は金属または合成樹脂から
なる薄板からなり、前記櫛刃枠81に設けた取付突起8
1gの取付ボス81kが嵌合する三個の取付孔86aが
形成されている。
【0034】つぎに、上記各構成要素から構成されてい
る櫛刃80の組み立てについて説明する。
【0035】まず、櫛刃枠81の凹状部81eに設けた
ばね取付ボス81f、81fに嵌合孔85bを嵌合させ
て板ばね85を凹状部81eに配置する。ついで、あら
かじめ取付部83dに係合体84が取り付けられた可動
刃83をこの可動刃83に設けた三個のガイド孔83c
を櫛刃枠81に設けた三個のガイド凸部81hに嵌合さ
せて櫛刃枠81に配置する。つぎに、固定刃82をこの
固定刃82に設けた取付孔82bに前記取付ボス81k
を挿通し前記可動刃83に重ねて配置した後、ワッシャ
ー87、87を前記取付ボス81k、81kに嵌め、つ
いで取付孔86a、86aを前記取付ボス81k、81
kに嵌合させて側板86を配置する。この状態では、前
記取付ボス81k、81kの先端部は側板86の取付孔
86aを貫通して溶融代分だけ突出しており、この突出
している先端部を加熱溶融することにより、前記櫛刃枠
81に固定刃82、可動刃83、側板86等は一体的に
取り付けられ、櫛刃80は組み立てられる。そして、こ
の組立状態では可動刃83は板ばね85の付勢力によっ
て固定刃82に押圧された状態で、ガイド孔83cをガ
イド凸部81hにガイドされながら長手方向に往復動可
能となっている。
【0036】つぎに、前記櫛刃80を覆って設けられる
カバー体90について説明する。
【0037】このカバー体90は、図4に示すように長
手方向両端部に設けられ上部を平坦面とした断面コ字状
の結合片91、91とこの結合片91、91によって結
合されている互いに対向した側板92および93とから
なるカバー枠94と、このカバー枠94の側板92およ
び93のにそれぞれに形成された一対の櫛刃状ガイド9
5、95から構成されている。そして、前記一対の櫛刃
状ガイド95、95は、前記結合片91、91のコ字状
形状に一致させた多数の逆L字状に形成したガイド片9
5a、95a・・・を互いに小間隙sを介して長手方向
に配列して櫛刃状に形成され、また、その先端部は所定
の間隙gだけ離間させて互いに対向させて位置するよう
にして側板92、93に形成されている。前記所定の間
隙gの大きさは前記櫛刃80の固定刃82と可動刃83
の両者の厚み寸法より若干大きい寸法に設定されてい
る。
【0038】また、前記側板92の下方にはこの側板9
2を下方に延出して形成された取付板92aが設けられ
ており、この取付板92aには前記櫛刃枠81の裏面側
に設けた三個の取付ボス81bと嵌合する三個の取付孔
96が形成されている。そして、カバー体90は前記三
個の取付孔96を前記櫛刃枠81の裏面側に設けた三個
の取付ボス81bに嵌合させた後、これら取付ボス81
bの頭部を加熱溶融することによって、櫛刃枠81につ
まり櫛刃80に一体的に取り付けられるものである。そ
して、カバー体90が櫛刃枠81に取り付けられた状態
では、前記固定刃82および可動刃83の刃先端部は前
記間隙の間隙gに位置し、その先端は前記櫛刃状ガイド
95、95の上面から突出することなくかつ略同一面と
なるように設定されている。したがって、髭剃りの際に
通常の押圧力でネット刃70を肌に接触させたときは、
このネット刃70の肌への接触に伴って前記カバー体9
0の櫛刃状ガイド95、95の上面つまりガイド面も肌
に接触し、このとき前記固定刃82および可動刃83の
刃先は肌に軽く接触することになる。そして、前記刃先
が肌に軽く接触しながら肌面を移動する際に長い毛ある
いは癖毛はこの刃先によって起こされて切断される。ま
た、ネット刃70を肌に沿って移動させる際に、仮に長
い毛あるいは癖毛が櫛刃状ガイド95、95の外側の部
位つまりガイド片95aの基部の部位で隣接するガイド
片95a、95a・・・をクロスして間隙sに入り込む
ことなく櫛刃状ガイド95の上面を移動したとしても前
記櫛刃状ガイド95、95の先端部は間隙gだけ離間し
ていることから、この間隙gを通過する際に前記刃先で
起こされ補足されることから、これら長い毛あるいは癖
毛は確実に切断つまり剃られるものである。
【0039】そして、カバー体90が取り付けられた櫛
刃80は、ネット刃ホルダー60に取り付けられたネッ
ト刃70の中央枠72に取り付けられるものである。つ
まり櫛刃80は前記ガイドリブ81nをネット刃ホルダ
ー60のガイド突起64のガイド溝64aに挿入しつつ
前記取付片81dを前記中央枠72の取付杆72bに設
けた凹状部に挿入して、この凹状部の両側に設けた係合
溝72hに係合爪81cを位置させて配設する。この際
前記取付杆72bに設けたばね受凹部72dと前記ばね
位置決突起81mにコイルばね87が配設され、このコ
イルばね87によって櫛刃80は上方に付勢されつつ上
下動可能に前記中央枠72に取り付けられるものであ
る。そして、ネット刃70、櫛刃80、カバー体90が
取り付けられたネット刃ホルダー60をネット刃ケース
50に取り付け、このネット刃ケース50を前記本体1
のケース取付部7に取り付けられた状態では、前記可動
刃83の係合体84の係合溝84aは前記櫛刃駆動部材
30が係合しており、したがって、櫛刃駆動部材30が
駆動されると可動刃83は固定刃82に対して摺接しつ
つ往復動するものである。また、この状態においては櫛
刃80の固定刃82および可動刃83の刃先の方向は前
記一対のネット刃70の両頂点つまり稜線を含む平面と
直交する方向となっている。
【0040】また、前記本体1の後ケース2bにはもみ
あげ等の毛を剃るもみあげ用櫛刃100が配設されてお
り、このもみあげ用櫛刃100は従来のものと同様の構
成であり固定刃101に対して可動刃102を圧接しつ
つ往復動させてもみあげ等の毛を剃るものである。そし
て、このもみあげ用櫛刃100は図示しない回動軸を介
した後ケース2bに回動可能に取り付けられている。ま
た、もみあげ用櫛刃100には作動杆103の一端側が
回動可能に取り付けられており、この作動杆103の他
端側には一体的に取り付けられた操作つまみ104が設
けられている。そして、このもみあげ用櫛刃100を使
用するときは、前記操作つまみ104を図2において上
方に向けてスライドさせる。そうするとこの操作つまみ
104のスライドに伴って作動杆103が上方に移動
し、もみあげ用櫛刃100は前記図示しない回動軸を回
動中心として図2において時計方向に略90度回動し、
固定刃101と可動刃102の刃先部は外側に突出しこ
の突出状態に保持される。そして、この突出状態に保持
されたときは前記可動刃103は前記遍心カム5によっ
て駆動される図示しない駆動部材に連結され、電動機3
が駆動されると前記図示しない連結部材を介して可動刃
103が駆動されるようになっている。また、不使用状
態とするときは前記操作つまみ104を下方にスライド
させて図2に示す状態とすればよい。
【0041】つぎに、電気かみそりAの組み立てについ
て説明する。まず、本体ケース2に遍心カム5が取り付
けられた電動機3、図示しない蓄電池、充電回路を組み
込み、また、内刃40が取り付けられた内刃駆動部材2
0およびもみあげ用櫛刃100を組み込みこむことによ
り本体1を組み立てる。また、一端側を中央枠72にそ
して他端側を外側取付枠73に取り付けられた一対のネ
ット刃70を中央枠72を介してネット刃ホルダー60
に取り付けた後の、カバー体90が一体に取り付けられ
た櫛刃80を中央枠72に取り付ける。このことによっ
て前記ネット刃70、櫛刃80、カバー体90はネット
刃ホルダー60と一体化されている。そして、この一体
化されたネット刃ホルダー60はネット刃ケース50に
取り付けられる。したがって、一対のネット刃70、櫛
刃80、カバー体90、ネット刃ホルダー60およびネ
ット刃ケース50は全体として一体化つまりユニットと
なっており、このユニットを前記本体1のケース取付部
7に着脱するようになっている。そして、前記ユニット
が前記ケース取付部7に取り付けられた状態において
は、図2、図3に示すように内刃40はコイルばね44
の付勢力によって上方に押しあげられており、このとき
一対のネット刃70のそれぞれの外側取付枠73に取り
付けられた端部は自由状態となっていることから前記内
刃40の刃体43によって上方に押し上げられるととも
に刃体43はネット刃70のネット刃板71の内周面に
圧接状態となっている。また、櫛刃80の可動刃83に
設けた係合体84の係合溝84aには櫛刃駆動駆動部材
30が係合状態となっている。
【0042】つぎに、電気かみそりの動作つまり使用時
の動作について説明する。
【0043】まず、通常の髭剃りを行う場合は、前記ユ
ニットつまり一体化されて組み立てられたネット刃7
0、櫛刃80、カバー体90、ネット刃ホルダー60お
よびネット刃ケース50を本体に取り付け、ついで電源
スイッチSを閉成する。すると前記電動機3が回転駆動
し遍心カム5を介して内刃駆動部材20および櫛刃駆動
部材30が駆動され、内刃40の刃体43はネット刃7
0のネット刃板71の内周面に圧接されつつ往復動し、
また、櫛刃80の可動刃83は板ばね85に付勢され固
定刃82に対して圧接されつつ往復動する。そして、髭
剃りをするためにネット刃70を肌に押圧接触させつつ
移動させると、この移動に伴ってネット刃70のネット
刃板71に形成された髭導入孔から導入された髭は前記
刃体43によって剪断される。そして、ネット刃70を
肌に沿って移動させている際には前記カバー体90の櫛
刃状ガイド95、95も肌に接触しつつ移動し、また、
固定刃82および可動刃83の刃先の先端も肌に軽く接
触しつつ移動する。この移動の際に長い毛あるいは癖毛
は前記固定刃82および可動刃83の刃先の先端によっ
て起こされ剪断される。そして、カバー体90つまり櫛
刃状ガイド95、95のガイド面が前記肌に接触してい
ることから、固定刃82および可動刃83の刃先の先端
が肌に食い込むことが防止され刃先によって肌を傷付け
ることはなく、また、移動の際に、仮に長い毛あるいは
癖毛が櫛刃状ガイド95、95の外側の部位つまりガイ
ド片95aの基部の部位で隣接するガイド片95a、9
5a・・・をクロスして間隙sに入り込むことなく櫛刃
状ガイド95の上面を移動したとしても、上述したよう
に前記櫛刃状ガイド95、95の先端部が間隙gだけ離
間していることから、長い毛あるいは癖毛がこの間隙g
を通過する際に前記刃先で起こされ補足されることか
ら、これら長い毛あるいは癖毛は確実に切断つまり剃ら
れるものである。
【0044】また、前記櫛刃80、この櫛刃80と一体
となっているカバー体90は肌から所定以上の押圧力が
加わると、コイルばね87が圧縮してこの押圧力を吸収
するように作用することから、櫛刃80の固定刃82お
よび可動刃83の刃先によって肌を傷つけることを防止
するとともに肌に沿ってスムーズな移動がなされ良好な
肌当感触が得られるものである。
【0045】
【発明の効果】上記のように構成したこの発明は、髭剃
りの際カバー体の間隙に位置させて配設された櫛刃の刃
先によって、長い毛あるいは癖毛等を確実に捕捉して起
こすことができることから、これら長い毛等を確実に切
断し効率的な髭剃りができるものであり、また、カバー
体の櫛刃状ガイドの先端部は互いに離間していることか
ら前記櫛刃状ガイドを長い毛等がクロスするようなこと
が生じたとしても、この長い毛等は前記間隙を通過する
際に、前記櫛刃の刃先位置でこの刃先によって確実に捕
捉され切断されるものてある。さらに髭剃り動作中に前
記櫛刃状ガイドが肌に接触していることから櫛刃の刃先
の肌への強い接触が防止されるため肌を傷付けることが
ないという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電気かみそりの斜視図。
【図2】上記実施の形態の電気かみそりの要部断面図。
【図3】上記実施の形態の要部を拡大して示した断面
図。
【図4】上記実施の形態のカバー体の斜視図。
【図5】上記実施の形態の櫛刃およびネット刃の分解
図。
【図6】上記実施の形態の要部断面図(図2において紙
面と直交する方向に断面した要部断面図)。
【符号の説明】
A 電気かみそり 1 本体 2 本体ケース 10 内刃取付部 20 内刃駆動軸(第一の駆動部材) 30 櫛刃駆動軸(第二の駆動部材) 40 内刃 70 ネット刃 80 櫛刃 81 櫛刃枠(支持部材) 82 固定刃 83 可動刃 90 カバー体 95 櫛刃状ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に駆動手段を有するとともに外側一端
    部に内刃配設部が設けられた本体と、前記内刃配設部に
    それぞれ設けられ前記駆動手段からの駆動力を伝達する
    第一の駆動部材および第二の駆動部材と、多数の髭導入
    孔が設けられ長手方向に平行に所定間隔離間して前記内
    刃配設部を覆って取り付けられる一対のネット刃と、前
    記内刃配設部に配設され前記第一の駆動部材によって前
    記ネット刃の内面に摺接しつつ往復動する内刃と、支持
    部材に取着された固定刃とこの固定刃に対して前記第二
    の駆動部材によって往復駆動される可動刃とからなると
    ともに前記支持部材を介して刃先端部を前記両ネット刃
    の頂点を含む平面と直交する方向にして前記両ネット刃
    の間に配設された櫛刃と、前記櫛刃の刃列に沿って形成
    された一対の櫛刃状ガイドをその先端部を所定間隙離間
    させて互いに対向させるとともに前記間隙に前記櫛刃の
    刃先端部を位置させて配設され前記櫛刃を覆うカバー体
    とを備えたことを特徴とする電気かみそり。
JP17374395A 1995-07-10 1995-07-10 電気かみそり Pending JPH0924167A (ja)

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JP (1) JPH0924167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004147922A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sanyo Electric Co Ltd 電気かみそり

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JP2004147922A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sanyo Electric Co Ltd 電気かみそり

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