JP3609553B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアーチ外刃とスリット外刃とを有する電気かみそりに関し、とくに、癖髭を確実に効率よくスリット外刃に案内できる電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気かみそりは、深剃りして能率よく髭剃りするために3連外刃タイプが開発された。この電気かみそりは、アーチ状に湾曲させる網刃の曲率半径を小さくできるので、突出部をぴったりと沿わせて深剃りできる。また、3連の外刃で能率よく髭剃りできる特長がある。3連の電気かみそりは、能率よく髭剃りできる特長はあるが、癖髭はほとんどカットできない欠点がある。それは、癖髭が、皮膚から垂直な方向に突出せずに、湾曲して先端を皮膚に密着させているからである。この形状の髭は、アーチ外刃に開口している髭剃孔に挿入できない。
【0003】
この弊害を解消するために、2連のアーチ外刃の間に、スリット外刃を配設する3連の電気かみそりが開発されている。この電気かみそりは、スリット外刃の上面を平面状として、平行スリットを開口している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
アーチ外刃の間にスリット外刃を配設する電気かみそりは、3連のアーチ外刃を有する電気かみそりに比較して、癖髭を速やかにカットできる。しかしながら、この構造の電気かみそりは、必ずしも満足できる程度に効率よく癖髭をカットできない。図1と図2は、アーチ外刃1の間に配設されるスリット外刃2が、癖髭Kをカットする状態を示す。電気かみそりは、これ等の図に示すように、アーチ外刃1とスリット外刃2とを皮膚Hに沿って往復運動させて癖髭Kをカットする。
【0005】
癖髭は、これ等の図に示すように、湾曲しているものが多い。さらに、癖髭は、皮膚に対して直角に生えているのではなくて、皮膚と平行な方向に傾斜する姿勢で生えているものも多い。このため、癖髭は先端が皮膚から突出し難く、アーチ外刃の髭剃孔に誘い込むことができない。とくに、図に示すように、湾曲して先端が皮膚に密着してしまうと、アーチ外刃の髭剃孔には誘い込みできなくなる。
【0006】
スリット外刃がこの形状の癖髭をカットするためには、スリット外刃の平行スリットに癖髭を誘い込む必要がある。ところが、アーチ外刃の間にスリット外刃を配設する電気かみそりを、図1と図2に示すように、皮膚Hに押し付けながら往復運動させると、アーチ外刃1が癖髭Kを押し潰してさらに皮膚Hに密着させてしまう。この姿勢になった癖髭Kは、皮膚Hから突出しないので、スリット外刃2の平行スリットに誘い込みできない。
【0007】
図1は、癖髭Kが生える方向に向かってスリット外刃2を移動させる状態を示す。この方向にスリット外刃2を移動させると、湾曲する癖髭Kは、スリット外刃2に先行して移動するアーチ外刃1で押し潰されて皮膚Hに密着し、平行スリットに誘い込まれなくなる。とくに、剃り落としたい長い癖髭Kは、先行するアーチ外刃1に確実に皮膚Hに密着されて、スリット外刃2でカットできなくなる。
【0008】
図2に示すように、図1と反対の方向、すなわち、癖髭Kが生える方向と反対にスリット外刃2を移動させると、癖髭Kのカットはさらに難しくなる。それは、先行するアーチ外刃1が、癖髭Kを皮膚Hに押し付けるばかりでなく、癖髭Kの方向を横向きにして、平行スリットと平行な方向に向けられなくなるからである。癖髭Kを平行スリットで能率よくカットするために、長い癖髭を平行スリットと平行な方向に向けて、平行スリットに誘い込む必要がある。
【0009】
癖髭をより確実に平行スリットと平行にするために、スリット外刃を櫛形にした電気かみそりも開発されている。しかしながら、櫛形のスリット外刃を皮膚に沿って移動させても、スリット外刃よりも先にアーチ外刃が、癖髭を押圧して皮膚に密着させ、あるいは、癖髭の方向を狂わせ、さらに、方向の狂った癖髭の先端をアーチ外刃で押圧している電気かみそりは、櫛形のスリット外刃をもってしても、癖髭を確実にカットできない。
【0010】
本発明は、これ等の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、癖髭を確実にカットして、しかも、アーチ外刃で能率よく綺麗に髭剃りできる電気かみそりを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気かみそりは、アーチ状に湾曲された網刃(1A)を有するアーチ外刃(1)と、このアーチ外刃(1)の内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をアーチ外刃(1)の内面に摺動させるアーチ内刃(3)と、前記のアーチ外刃(1)と独立してアーチ外刃(1)の外側に隣接して平行に配設され、かつ、横方向に延長される複数の平行スリット(2a)を開口している平行刃(2A)を有するスリット外刃(2)と、このスリット外刃(2)の内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をスリット外刃(2)の内面に摺動させるスリット内刃(5)と、前記アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)とをそれぞれ独立して出入り自在に装着する外刃ケース(6)と、この外刃ケース(6)に形成され、スリット外刃(2)の外側に隣接して、平行に配設されている櫛(4)とを備え、アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)は櫛(4)よりも突出する位置で出入り自在に配設され、アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)が最も押し下げられた位置で、櫛(4)の先端と同一平面となるように構成する。
【0012】
この構造の電気かみそりは、図3に示すように、アーチ外刃1とスリット外刃2に先行して、櫛4が癖髭Kに向かって移動する。矢印の方向に移動する櫛4は、スリット外刃2とアーチ外刃1が癖髭Kを押圧しない状態、言いかえると、癖髭Kが皮膚Hからアーチ状に湾曲して突出する状態で、スリット外刃2の平行スリット2aに誘い込む姿勢に方向を揃える。平行スリット2aの方向に向けられた癖髭Kは、スリット外刃2の平行スリット2aに速やかに誘い込まれる。この状態にあっても、癖髭Kは、従来の電気かみそりのように、アーチ外刃1で押圧されず、自由に方向が変更できる状態にあって、櫛4の作用をするスリット外刃2の平行スリット2aによっても方向が揃えられる。反対に、癖髭Kの生える方向に向かってスリット外刃2が移動されると、癖髭Kは櫛4の隙間を通過して、スリット外刃2の平行スリット2aに案内される。このとき、自由に変形できる癖髭Kは皮膚Hから離して押し上げることができ、癖髭Kをより確実に平行スリット2aに誘い込むことができて、スリット外刃2で確実にカットされる。さらに、図示しないが、櫛4とスリット外刃2と平行に生える癖髭は、図3に示す癖髭Kと同じように、移動する櫛4でスリット外刃2の平行スリット2aの方向に整列して、平行スリット2aに誘い込まれる。このため、この方向を向く癖髭も、スリット外刃2で確実にカットされる。
【0013】
さらに、ーチ外刃1とスリット外刃2を、櫛4よりも突出する位置に配設し、アーチ外刃1とスリット外刃2を外刃ケース6に出入り自在に装着し、アーチ外刃1とスリット外刃2が最も押し下げられた位置を、櫛4の先端と同一平面とする。この構造の電気かみそりは、櫛4とスリット外刃2とアーチ外刃1が、皮膚Hに接触されて、癖髭Kを最も効率よく切断する。
【0014】
さらに、本発明の請求項4の電気かみそりは、スリット外刃2の平行刃2Aをアーチ外刃1よりも厚くして、平行スリット2aの開口面積を、髭剃孔の開口面積よりも大きく開口している。厚い平行刃2Aは、平行スリット2aの幅を広くして癖髭Kの誘い込みを良くして、皮膚Hの損傷を少なくできる。薄い網刃1Aは、髭剃孔に案内される髭を深剃りする。
【0015】
さらにまた、本発明の請求項5の電気かみそりは、櫛4の間隔を、スリット外刃2の平行スリット2aの間隔よりも広く形成している。この構造の櫛4は、癖髭Kをより確実に誘い込んで方向を揃えることができる。
【0016】
また、本発明の請求項6の電気かみそりは、アーチ外刃1の両側にスリット外刃2を配設し、スリット外刃2の両側に櫛4を配設し、さらに、請求項7の電気かみそりは、アーチ外刃1を2連としている。この構造の電気かみそりは、アーチ外刃1の両側を対称にしているので、両方の方向に移動して癖髭等を効率よくカットできる。さらにまた、請求項8の電気かみそりは、櫛4の先端部を外側に湾曲して突出させているので、膚に心地よく接触して癖髭等を効率よくスリット外刃2に誘い込みできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電気かみそりを例示するものであって、本発明は電気かみそりを下記のものに特定しない。
【0018】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0019】
図4ないし図6に示す電気かみそりは、2連のアーチ外刃1と、2連のスリット外刃2と、3列の櫛4と、アーチ外刃1とスリット外刃2とを平行に配設して装着している外刃ケース6と、外刃ケース6を脱着自在に装着している外刃枠7と、アーチ外刃1の内面に押圧されて摺動されるアーチ内刃3と、スリット外刃2の内面に押圧されて摺動されるスリット内刃5と、アーチ内刃3とスリット内刃5とが連結されている内刃台11と、内刃台11を往復運動させる駆動機構(図示せず)とを備える。
【0020】
2連のアーチ外刃1と、2連のスリット外刃2は、図6の分解斜視図に示すように、中間台6aを介して、それぞれ独立して上下に移動できるように、すなわち、出入りできるように、外刃ケース6に装着される。スリット外刃2は、2連のアーチ外刃1の外側に隣接して平行に配設される。アーチ外刃1は、押し出された状態では、スリット外刃2よりも突出する位置に配設される。アーチ外刃1が確実に皮膚に押圧されて、髭を綺麗に仕上げ剃りするためである。
【0021】
アーチ外刃1は、図6に示すように、プラスチック製のホルダー1Bに、網刃1Aを固定したものである。網刃1Aは、厚さを、例えば、30〜100μm、最適には約50μmとする薄い金属板で、アーチ状に湾曲されてホルダー1Bに固定される。網刃1Aは無数の髭剃孔を開口している。ホルダー1Bは、硬質のプラスチックを、上下を開口した長方形の角筒状に成形したものである。
【0022】
スリット外刃2は、図6に示すように、プラスチック製のホルダー2Bに、平行刃2Aを固定したものである。平行刃2Aは、図7と図8に示すように、金属板に、横方向に延長して複数の平行スリット2aを開口したものである。平行刃2Aは、上面を平面状とする矩形状に金属板を折曲して、上面と外側のコーナー部から外側の垂直部まで延長して平行スリット2aを開口している。図7と図8に示すスリット外刃2は、平行スリット2aの幅を、外側に向かって広くするテーパー状としている。この形状の平行刃2Aは、櫛のように癖髭Kを揃えて、平行スリット2aによりスムーズに誘い込みできる特長がある。
【0023】
図7と図8に示す平行刃2Aは上面を平面状としている。本発明の電気かみそりは、平行刃の上面を必ずしも完全な平面状とする必要はない。たとえば、アーチ状に湾曲されるアーチ外刃1の曲率半径よりも大きい曲率半径に湾曲させて、ほぼ平面形状とすることもできる。
【0024】
平行刃2Aの厚さは、網刃1Aよりも厚く、例えば、0.1〜0.5mm、最適には、0.2〜0.3mmとして、網刃1Aの2〜10倍、最適には約5倍とする。平行刃2Aを厚くするのは、スリット外刃2の幅を広くして、皮膚Hの損傷を少なくするためである。癖髭Kをスムーズに平行スリット2aに案内するためには、平行スリット2aの幅を広くする必要がある。ところが、平行スリット2aを幅広にすると、ここに皮膚Hが圧入されやすくなって、内面を摺動するスリット内刃5で皮膚Hを損傷させやすくなる。この弊害を防止するために、平行刃2Aを厚くしている。厚い平行刃2Aは、皮膚を平行スリット2aに深く圧入しないかぎり、スリット内刃5で皮膚を損傷させなくなる。
【0025】
平行スリット2aの幅を広くして、アーチ外刃1の網刃1Aよりも厚くしている平行刃2Aは、癖髭Kを確実にカットして、しかも皮膚の損傷を少なくできる。スリット外刃2の平行刃は、癖髭Kを粗剃りする。粗剃りされた癖髭Kは、スリット外刃2に続いて皮膚に沿って移動されるアーチ外刃1で仕上げ剃りされる。短くカットされた癖髭Kは、先端をアーチ外刃1の髭剃孔に案内されやすく、髭剃孔で綺麗に仕上げ剃りされる。
【0026】
アーチ外刃1とスリット外刃2は、それぞれ独立して出入りできるように外刃ケース6に装着される。アーチ外刃1とスリット外刃2は、プラスチック製のホルダー1B、2Bに、網刃1Aまたは平行刃2Aをそれぞれ固定している。
【0027】
アーチ外刃1とスリット外刃2は、コイルスプリングである端部スプリング16を介して肌に向かって弾性的に押し出される。端部スプリング16は、大きなストロークで、アーチ外刃1とスリット外刃2を皮膚に押圧する。弾性的に外刃ケース6から押し出される、アーチ外刃1とスリット外刃2は、端部スプリング16で押し出された状態では、図4と図5に示すように、アーチ外刃1がスリット外刃2よりも突出しているが、アーチ外刃1とスリット外刃2とを完全に押し下げた状態では、アーチ外刃1がスリット外刃2と同一平面になるまで深く沈み、スリット外刃2とアーチ外刃1の4連全ての外刃で髭をカットできる。
【0028】
アーチ外刃1とスリット外刃2は、外刃ケース6に上下に移動できるように装着されている。したがって、アーチ外刃1とスリット外刃2は、ホルダー1B、2Bの両端面に上下スリット9を設けている。上下スリット9には、外刃ケース6に装着される中間台6aの内面に突出しているガイド突起10が案内される。アーチ外刃1とスリット外刃2は、上下スリット9とガイド突起10とを介して上下に移動できるように、中間台6aに装着されて、さらに、中間台6aが外刃ケース6に装着される。アーチ外刃1とスリット外刃2が上下に移動すると、上下スリット9は、ガイド突起10に沿って上下に移動する。
【0029】
アーチ外刃1とスリット外刃2とを外刃ケース6に装着する中間台6aは、外刃ケース6の内側に嵌着して固定される。中間台6aは、両端に位置する弾性プレート61aと、この弾性プレート61aを連結する3本の連結ロッド62aとからなり、全体をプラスチックで一体成形している。弾性プレート61aは、アーチ外刃1とスリット外刃2を連結するガイド突起10を内側に設けている。
【0030】
弾性プレート61aは、外側の形状を、外刃ケース6両端の内面に嵌着される形状に成形している。弾性プレート61aの下端は、外刃ケース6の引掛凸部13を案内して、中間台6aが外刃ケース6から抜けないようにする貫通孔14を開口している。さらに、弾性プレート61aの上面には、端部スプリング16を挿入する連結ピン8を突出して設けている。
【0031】
連結ロッド62aは、薄い板状に成形されており、4連の外刃の間に配設されて、弾性プレート61aの上面の3カ所を連結している。弾性プレート61a中央の連結ロッド62aは、両側の連結ロッド62aよりも上方に突出して、その上面を櫛状に成形している。
【0032】
外刃ケース6は、両端に位置する端部プレート61と、この端部プレート61の両端を連結している側面プレート62とからなる。端部プレート61と側面プレート62からなる外刃ケース6は、プラスチックで方形状に一体成形されている。外刃ケース6は、内側に中間台6aを嵌着できる方形状である。側面プレート62は、上面に櫛4を設けている。櫛4の間隔は、スリット外刃2の平行スリット2aの間隔よりも広く成形される。癖髭をスムーズに間に案内するためである。さらに、図8に示す櫛4は、先端部を外側に湾曲して突出されている。この形状の櫛4は、傾斜させる姿勢で皮膚に快適に優しく接触して、突出部が癖髭を効率よく整列して、スリット外刃に誘い込みできる特長がある。
【0033】
櫛4の位置は、スリット外刃2が端部スプリング16で押し出される状態、いいかえると、スリット外刃2が皮膚に押圧されない状態では、図9の実線で示すように、スリット外刃2の上面よりも下方に位置する。スリット外刃2が皮膚に押圧されて、最も押し込まれた状態では、図の鎖線で示すように、櫛4は、上端をスリット外刃2の上面と同一平面とする。アーチ外刃1は、押圧された状態ではスリット外刃2と同一平面となり、押圧されない状態ではスリット外刃2よりも突出している。このため、アーチ外刃1とスリット外刃2は、櫛4よりも突出する位置で出入り自在に配設されており、アーチ外刃1とスリット外刃2が最も押し下げられると、櫛4の先端と同一平面となる。
【0034】
外刃ケース6は、外刃枠7の上端開口部である開口窓7Cに脱着自在に装着される。外刃ケース6は、図4と図10とに示すように、端部プレート61の外側に設けている引掛片6Aを、外刃枠7の内面に設けている凹部の引掛部7Aに引っかけて、外刃枠7に脱着自在に装着される。引掛片6Aは、外刃ケース6の両端面から突起して下から上に延長して設けられている。引掛片6Aは内面に弾性金属板6Bを内蔵して弾性変形できるようになっている。引掛片6Aは上端の幅を広くしてT字状としている。外刃枠7は、外刃ケース6を装着した状態で、図10の断面図に示すように、引掛片6Aを引っかける位置に引掛部7Aを設けている。外刃ケース6を外刃枠7に装着すると、引掛片6Aが引掛部7Aに案内されて外刃枠7に装着される。
【0035】
外刃ケース6を外刃枠7から外すために、外刃枠7の引掛部7Aには、脱着ツマミ15を配設している。脱着ツマミ15は、弾性変形するプラスチックで全体の形状を板状に成形している。脱着ツマミ15は、上部を弾性変形できるように、下端部を外刃枠7に固定している。脱着ツマミ15の上部には、T字状に形成された引掛片6Aの両端を押圧する押圧ロッド15Aを一体成形している。さらに、脱着ツマミ15は、外刃枠7の外部に突出する押ボタン15Bを一体成形している。押ボタン15Bは、外刃枠7の貫通孔7Bに出入りできるよう挿入されている。外刃ケース6を外刃枠7から外すときに、押ボタン15Bが押される。押ボタン15Bが押されると、押圧ロッド15Aが引掛片6Aを引掛部7Aから押し出して、外刃ケース6と外刃枠7の引っかけ状態が解除されて、外刃枠7から引き出される。
【0036】
図に示す電気かみそりは、外刃枠7を脱着自在に電気かみそりの本体に装着しているが、外刃枠7は電気かみそり本体と一体構造とすることもできる。
【0037】
図7に示すアーチ外刃1と、スリット外刃2と、中間台6aと、外刃ケース6と、外刃枠7とは、下記のようにして組み立てられる。
▲1▼ アーチ外刃1とスリット外刃2を中間台6aに装着する。このとき、中間台6aは外刃ケース6に連結されない。アーチ外刃1とスリット外刃2は、上下スリット9をガイド突起10に案内して、中間台6aに装着される。このとき、弾性プレート61aの下端部を外側に広げて、上下スリット9をガイド突起10に案内する。
▲2▼ アーチ外刃1とスリット外刃2を装着した中間台6aを、外刃ケース6に装着する。中間台6aは、貫通孔14に外刃ケース6の引掛凸部13を案内して定位置に連結される。
▲3▼ 中間台6aを介して、アーチ外刃1とスリット外刃2を装着した外刃ケース6を、外刃枠7の開口窓7Cに装着する。外刃枠7に装着された外刃ケース6は、引掛片6Aを引掛部7Aに挿入して、簡単に外れない状態で外刃枠7に装着される。
【0038】
アーチ外刃1の内面を摺動するアーチ内刃3と、スリット外刃2の内面を摺動するスリット内刃5は、図11に示すように、内刃台11で往復運動される。内刃台11は、2連のアーチ内刃3を、互いに反対方向に往復運動させる。アーチ内刃3の外側に配設される2連のスリット内刃5も反対方向に往復運動されるように、1連のアーチ内刃3と1連のスリット内刃5とを一体として、互いに反対方向に振動される二つの内刃台11に連結している。
【0039】
アーチ内刃3は、図4に示すように、複数枚の刃板3Aを平行に並べてプラスチック製のホルダー3Bにインサートして製造されている。刃板3Aは金属板で、アーチ状に湾曲されるアーチ外刃1の内面に接触するように上端を湾曲形状に成形している。
【0040】
スリット内刃5は、図8に示すように、櫛形にスリットを設けた金属刃5Aを備える。金属刃5Aの上面は、平行刃2Aの内面を摺動して、平行刃2Aの平行スリット2aに誘いこまれる髭をカットする。
【0041】
アーチ内刃3は、刃板3Aをインサートしているプラスチック製のホルダー3Bに、図12に示すように、一対の連結支柱3Cを一体成形している。連結支柱3Cは、上下台11Aを介して内刃台11に連結される。上下台11Aは、出入りできるように内刃台11に連結されている。連結支柱3Cは、上下台11Aに挿入されるので、外側の間隔を上下台11Aの内側間隔にほぼ等しく設計している。
【0042】
さらにアーチ内刃3のホルダー3Bは、内面に突出して係止部3Dを成形している。係止部3Dは、アーチ内刃3を上下台11Aに連結したときに、上下台11Aから簡単に外れるのを阻止する係止部材である。係止部3Dは、平行板の形状に成形されるホルダー3Bの中央に位置して、その下端部に一体成形して設けられている。さらに、係止部3Dは、上下台11Aにスムーズに挿入して引っかけられるように、図12に示すごとく、対向面をテーパー面とするフック状に成形されている。係止部3Dは、アーチ内刃3を上下台11Aに連結したときに、上下台11Aの係止窓11aに案内されて、アーチ内刃3が上下台11Aから外れるのを防止する。アーチ内刃3の連結支柱3Cを、上下台11Aに挿入して連結するとき、平行板の形状に成形されたホルダー3Bが弾性変形してその間隔が多少広がって、係止部3Dが上下台11Aの係止窓11aに案内される。係止部3Dが係止窓11aに案内されると、ホルダー3Bの間隔は狭くなって、係止部3Dが係止窓11aに引っかかる。
【0043】
ホルダー3Bは、上下台11Aの外側に、連結支柱3Cは上下台11Aの内側に挿入されるので、ホルダー3Bと連結支柱3Cとの間には、上下台11Aを挿入できる隙間を設けている。
【0044】
上下台11Aは、コイルスプリングである中央スプリング21に押されて上下に移動できるように内刃台11の連結筒11Bに連結されている。したがって、上下台11Aは、図13に示すように、中央スプリング21を弾性的に押圧する状態で、内刃台11に連結される。
【0045】
上下台11Aは、上下に移動できるが抜けないように内刃台11に連結される。上下台11Aは、中央スプリング21を内蔵できる角筒状に成形され、図11に示すように、内蔵する中央スプリング21の上端に押圧される底板11bを中間に設けている。底板11bの下面には、中央スプリング21の上端を挿入する凸部を成形している。
【0046】
内刃台11は、図14に示すように、振動ホルダー23を介してブレードホルダー22に連結される。振動ホルダー23は、両端に弾性変形できる弾性アーム23Aを有し、この弾性アーム23Aの先端をブレードホルダー22に連結している。弾性アーム23Aは、水平方向に振動できるように振動ホルダー23をブレードホルダー22に連結する。
【0047】
図13と図14に示す内刃台11は、スリット内刃5を振動させるプラスチック製の駆動片11Cを連結している。駆動片11Cは、内刃台11を弾性的に挟着する挟着アームを有する。さらに、駆動片11Cは、スリット内刃5の下端を挿入して連結する連結凹部とを有する。駆動片11Cは、振動ホルダー23をブレードホルダー22に連結して、振動ホルダー23とブレードホルダー22との間にパッキンゴム12を装着した後、内刃台11に連結される。この構造の内刃台11は、パッキンゴム12を簡単に装着できる。それは、パッキンゴム12を装着するときに、内刃台11から駆動片11Cが突出しないからである。
【0048】
スリット内刃5は、駆動片11Cを介して内刃台11で振動される。スリット内刃5は、スリット外刃2に装着され、スリット外刃2を中間台6aに装着して、スリット内刃5も中間台6aに装着されている。スリット内刃5は、アーチ内刃3のように、内刃台11に装着されない。スリット内刃5は、スリット外刃2を介して中間台6aに装着されて定位置に配設される。
【0049】
スリット内刃5とスリット外刃2の連結構造を示す分解斜視図を図15に示す。この図のスリット内刃5は、金属刃5Aと、プラスチック製の内刃ホルダー5Bと、板バネ5Cとを備える。金属刃5Aと板バネ5Cは、内刃ホルダー5Bに積層して固定されている。内刃ホルダー5Bは、全体の形状をT字状に成形して、上部側面の定位置に、金属刃5Aと板バネ5Cを連結する複数の凸起5Dを設けている。金属刃5Aは、内刃ホルダー5Bの凸起5Dを挿入する位置に連結孔5Eを設けている。
【0050】
板バネ5Cは、薄い弾性金属板をプレス成形したもので、内刃ホルダー5Bの凸起5Dを挿入する位置に連結孔5Eを設けて、両側にはハ字状に弾性片を突出させている。弾性片は、スリット外刃2の内刃ホルダー5B上面を押圧して、金属刃5Aをスリット外刃2の内面に弾性的に押圧する。
【0051】
この図に示すスリット内刃5は、内刃ホルダー5Bの上部に、金属刃5Aと板バネ5Cを、各々の連結孔5Eを凸起5Dに挿入して、簡単に、正確な位置に連結できる。この状態で、内刃ホルダー5Bの凸起5Dの先端を加熱して押し潰すと、金属刃5Aと板バネ5Cはより確実に内刃ホルダー5Bに連結される。金属刃5Aと板バネ5Cを連結したT字状の内刃ホルダー5Bは、下方に延長されるロッド部をスリット外刃2のホルダー2Bに挿入して、スリット外刃2に連結する。
【0052】
内刃ホルダー5Bが、スリット外刃2のホルダー2Bに挿入された後、スリット外刃2のホルダー2Bに、コ字状に折曲された平行刃2Aを連結して、スリット内刃5を、スリット外刃2の定位置に保持する。金属刃5Aと板バネ5Cとを連結している内刃ホルダー5Bは、全体の厚さを、平行刃2Aの内幅にほぼ等しくして、スリット外刃2の内部で傾かないように定位置に保持される。
【0053】
アーチ内刃3とスリット内刃5とを振動させる二つの内刃台11は、図16に示すように、ケースに内蔵される駆動機構によって反対方向に往復運動される。駆動機構は、内刃台11を連結する振動台17と、この振動台17を往復運動させるモーター18と、モーター18の回転を往復運動に変換して振動台17を往復運動させる変換機構とを備える。
【0054】
変換機構は、モーター18の回転軸に固定されるカム軸19と、このカム軸19の偏心軸を振動台17に連結するコンロッド20とで構成される。カム軸19の中心は、2本のコンロッド20を反対方向に振動させるために、回転軸を中心として対称位置に配設されている。一方のコンロッド20が右に移動するとき、他方のコンロッド20は左に移動して、内刃台11を逆方向に往復運動させる。
【0055】
この構造の駆動機構は、モーター18でカム軸19を回転させ、カム軸19の偏心軸の回転運動をコンロッド20で往復運動に変換して振動台17を往復運動させる。振動台17の中央には、内刃台の連結ロッドを連結する孔が垂直に開口されている。振動台17の孔に内刃台の連結ロッドを挿入して、内刃台は振動台17に連結される。
【0056】
【発明の効果】
本発明の電気かみそりは、スリット外刃で癖髭を理想的な状態にカットし、さらに、アート外刃で綺麗に髭剃りできる特徴がある。それは、本発明の電気かみそりが、スリット外刃を、アーチ外刃とは独立してアーチ外刃の外側に隣接して平行に配設すると共に、さらに、このスリット外刃の外側に隣接して外刃ケースに櫛を平行に形成しているからである。この構造の電気かみそりは、従来のように、アーチ外刃に続いて、平行刃が髭を剃るのではない。外刃を皮膚に剃って往復運動させて髭剃りするとき、図3に示すように、平行スリットを開口しているスリット外刃に先行して櫛が移動する。櫛は、皮膚から突出している癖髭を整列させてスリット外刃の平行スリットに確実に誘い込んで確実にカットする。スリット外刃でカットされた癖髭は、短くなって皮膚から突出するようになる。短く切断されて皮膚から多少突出する癖髭は、アーチ外刃の網刃に設けられた髭剃孔に案内されてさらに短くカットされる。
【0057】
さらに、櫛よりも突出する位置でアーチ外刃とスリット外刃とを出入りできるように配設すると共に、アーチ外刃とスリット外刃を最も押し下げた位置で、櫛の先端と同一平面とするので、アーチ外刃とスリット外刃とを強く押圧すると、櫛が癖髭を確実に整列して、スリット外刃の平行スリットに確実に案内でき、スリット外刃とアーチ外刃とを強く押圧しない状態では、櫛のない外刃と同じように使用できる特徴を実現する。
【0058】
さらに、本発明の請求項4に記載する電気かみそりは、スリット外刃の平行刃を、アーチ外刃の網刃よりも厚くして、平行スリットの開口を髭剃孔よりも大きくしている。この構造の電気かみそりは、スリット外刃で確実に癖髭をカットして、しかも皮膚を傷つけることなく、綺麗に髭剃りできる特長がある。それは、大きく開口している平行スリットに癖髭を確実に誘い込み、厚い平行刃で皮膚に損傷を与えず、さらに、薄い網刃の髭剃孔で髭を短く綺麗にカットできるからである。厚い平行刃が皮膚に損傷を与えないのは、深剃りしないからである。
【0059】
さらに、本発明の請求項5に記載する電気かみそりは、櫛の間隔をスリット外刃の平行スリットの間隔よりも広くしているので、湾曲する癖髭を櫛の間に確実に案内して、綺麗に整列できる。整列された癖髭は、スリット外刃の平行スリットに速やかに誘い込まれて、確実にカットされる。
【0060】
さらにまた、本発明の請求項6と7に記載する電気かみそりは、アーチ外刃の両側にスリット外刃を配設し、また、スリット外刃の両側に櫛を配設しているので、外刃を往復運動させる両方の動きで、癖髭も確実にカットして、効率よく髭剃りできる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスリット外刃が癖髭をカットする状態を示す断面図
【図2】従来のスリット外刃が癖髭をカットする状態を示す断面図
【図3】本発明の実施例の電気かみそりのスリット外刃が癖髭をカットする状態を示す断面図
【図4】本発明の実施例の電気かみそりの分解斜視図
【図5】図4に示す電気かみそりの外刃枠と外刃ケースと外刃の連結状態を示す斜視図
【図6】図4に示す電気かみそりのアーチ外刃とスリット外刃と中間台と外刃ケースを分解した状態を示す分解斜視図
【図7】図5に示す電気かみそりのアーチ外刃とスリット外刃と櫛の斜視図
【図8】櫛とスリット外刃が髭を平行スリットに誘い込みしてカットする状態を示す斜視図
【図9】アーチ外刃とスリット外刃が中間台を介して外刃ケースに装着された状態を示す断面図
【図10】外刃ケースを脱着自在に外刃枠に連結する部分の断面図
【図11】アーチ内刃とスリット内刃を内刃台に連結する状態を示す一部断面側面図
【図12】アーチ内刃を内刃台に連結する状態を示す斜視図
【図13】内刃台をブレードホルダーに連結する状態を示す斜視図
【図14】内刃台を振動ホルダーを介してブレードホルダーに連結する斜視図を示す分解斜視図
【図15】スリット内刃の分解斜視図
【図16】内刃台を振動させる機構を示す斜視図
【符号の説明】
1…アーチ外刃 1A…網刃 1B…ホルダー
2…スリット外刃 2A…平行刃 2B…ホルダー
2a…平行スリット
3…アーチ内刃 3A…刃板 3B…ホルダー
3C…連結支柱 3D…係止部
4…櫛
5…スリット内刃 5A…金属刃 5B…内刃ホルダー
5C…板バネ 5D…凸起
5E…連結孔
6…外刃ケース 6A…引掛片 6B…弾性金属板
6a…中間台
61a…弾性プレート 62a…連結ロッド
61…端部プレート 62…側面プレート
7…外刃枠 7A…引掛部 7B…貫通孔
7C…開口窓
8…連結ピン
9…上下スリット
10…ガイド突起
11…内刃台 11A…上下台 11B…垂直筒
11C…駆動片
11a…係止窓 11b…底板
12…パッキンゴム
13…引掛凸部
14…貫通孔
15…脱着ツマミ 15A…押圧ロッド 15B…押ボタン
16…端部スプリング
17…振動台
18…モーター
19…カム軸
20…コンロッド
21…中央スプリング
22…ブレードホルダー
23…振動ホルダー 23A…弾性アーム
K…癖髭 H…皮膚

Claims (4)

  1. アーチ状に湾曲された網刃(1A)を有するアーチ外刃(1)と、このアーチ外刃(1)の内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をアーチ外刃(1)の内面に摺動させるアーチ内刃(3)と、前記のアーチ外刃(1)と独立してアーチ外刃(1)の外側に隣接して平行に配設され、かつ、横方向に延長される複数の平行スリット(2a)を開口している平行刃(2A)を有するスリット外刃(2)と、このスリット外刃(2)の内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をスリット外刃(2)の内面に摺動させるスリット内刃(5)と、前記アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)とをそれぞれ独立して出入り自在に装着する外刃ケース(6)と、この外刃ケース(6)に形成され、スリット外刃(2)の外側に隣接して、平行に配設されている櫛(4)とを備え、
    アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)は櫛(4)よりも突出する位置で出入り自在に配設され、アーチ外刃(1)とスリット外刃(2)が最も押し下げられた位置で、櫛(4)の先端と同一平面となるように形成し、
    櫛(4)とスリット外刃(2)を皮膚(H)に沿って移動させると、癖髭(K)の方向が櫛(4)で揃えられて、スリット外刃(2)の平行スリット(2a)に案内されて切断され、スリット外刃(2)で切断された髭が、さらにアーチ外刃(1)で切断されるように構成されてなることを特徴とする電気かみそり。
  2. スリット外刃(2)の平行刃(2A)がアーチ外刃(1)の網刃(4)よりも厚く、平行スリット(2a)の開口面積が、髭剃孔の開口面積よりも大きく開口されてなる請求項1に記載される電気かみそり。
  3. 櫛(4)の間隔を、スリット外刃(2)の平行スリット(2a)の間隔よりも広く形成してなる請求項1に記載される電気かみそり。
  4. 櫛(4)の先端部が外側に湾曲して突出している請求項1に記載される電気かみそり。
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