JPH09313754A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH09313754A
JPH09313754A JP13535696A JP13535696A JPH09313754A JP H09313754 A JPH09313754 A JP H09313754A JP 13535696 A JP13535696 A JP 13535696A JP 13535696 A JP13535696 A JP 13535696A JP H09313754 A JPH09313754 A JP H09313754A
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JP
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blade
arch
outer blade
slit
parallel
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JP13535696A
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English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 癖髭を確実にカットして能率よく綺麗に髭剃
りする。 【解決手段】 電気かみそりは、アーチ外刃1と、横方
向に延長される複数の平行スリット4を開口しているス
リット外刃2とを備える。両外刃は、突出する髭をカッ
トするために、内面に内刃を摺動させている。2列のス
リット外刃2を、アーチ外刃1の両側に配設している。
スリット外刃2は、上面を平面状ないしはほぼ平面状と
する矩形状の平行刃2Aを有し、矩形状の平行刃2A
は、上面に開口されている平行スリット4を、外側のコ
ーナー部から外側の垂直部2aまで延長して開口してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアーチ外刃と矩形外
刃とを有する電気かみそりに関し、とくに、アーチ外刃
の両側に矩形外刃を配設している電気かみそりに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気かみそりは、深剃りして能率よく髭
剃りするために3連外刃タイプが開発された。この電気
かみそりは、アーチ状に湾曲させる網刃の曲率半径を小
さくできるので、突出部をぴったりと沿わせて深剃りで
きる。また、3連の外刃で能率よく髭剃りできる特長が
ある。3連の電気かみそりは、能率よく髭剃りできる特
長はあるが、癖髭はほとんどカットできない欠点があ
る。それは、癖ひげが、皮膚から垂直な方向に突出せず
に、湾曲して先端を皮膚に密着させているからである。
この形状の髭は、アーチ外刃に開口している髭剃孔に挿
入できない。
【0003】この弊害を解消するために、2連のアーチ
外刃の間に、スリット外刃を配設する3連の電気かみそ
りが開発されている。この電気かみそりは、スリット外
刃の上面を平面状として、平行スリットを開口してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アーチ外刃の間にスリ
ット外刃を配設する電気かみそりは、3連のアーチ外刃
を有する電気かみそりに比較して、癖髭を速やかにカッ
トできる。しかしながら、この構造の電気かみそりは、
必ずしも満足できる程度に効率よく癖髭をカットできな
い。図1と図2は、アーチ外刃1の間に配設されるスリ
ット外刃2が、癖髭Kをカットする状態を示す。電気か
みそりは、これ等の図に示すように、アーチ外刃1とス
リット外刃2とを皮膚Hに沿って往復運動させて癖髭K
をカットする。
【0005】癖髭は、これ等の図に示すように、湾曲し
ているものが多い。さらに、癖髭は、皮膚に対して直角
に生えているのではなくて、皮膚と平行な方向に傾斜す
る姿勢で生えているものも多い。このため、皮膚から突
出し難く、アーチ外刃の髭剃孔に誘い込むことができな
い。とくに、図に示すように、湾曲して先端が皮膚に密
着してしまうと、アーチ外刃の髭剃孔には誘い込みでき
なくなる。
【0006】スリット外刃がこの形状の癖髭をカットす
るためには、スリット外刃の平行スリットに癖髭を誘い
込む必要がある。ところが、アーチ外刃の間にスリット
外刃を配設する電気かみそりを、図1と図2に示すよう
に、皮膚Hに押し付けながら往復運動させると、アーチ
外刃1が癖髭Kを押し潰してさらに皮膚Hに密着させて
しまう。この姿勢になった癖髭Kは、皮膚Hから突出し
ないので、スリット外刃2の平行スリットに誘い込みで
きない。
【0007】図1は、癖髭Kが生える方向に向かってス
リット外刃2を移動させる状態を示す。この方向にスリ
ット外刃2を移動させると、湾曲する癖髭Kは、スリッ
ト外刃2に先行して移動するアーチ外刃1で押し潰され
て皮膚Hに密着し、平行スリットに誘い込まれなくな
る。とくに、剃り落としたい長い癖髭Kは、先行する髭
剃孔に確実に皮膚Hに密着されて、スリット外刃2でカ
ットできなくなる。
【0008】図2に示すように、図1と反対の方向、す
なわち、癖髭Kが生える方向と反対にスリット外刃2を
移動させると、癖髭Kのカットはさらに難しくなる。そ
れは、先行するアーチ外刃1が、癖髭Kを皮膚Hに押し
付けるばかりでなく、癖髭Kの方向を横向きにして、平
行スリットと平行な方向に向けられなくなるからであ
る。癖髭Kを平行スリットで能率よくカットするため
に、長い癖髭を平行スリットと平行な方向に向けて、平
行スリットに誘い込む必要がある。
【0009】癖髭をより確実に平行スリットと平行にす
るために、スリット外刃を櫛形にした電気かみそりも開
発されている。しかしながら、櫛形のスリット外刃を皮
膚に沿って移動させても、スリット外刃よりも先にアー
チ外刃が、癖髭を押圧して皮膚に密着させ、あるいは、
癖髭の方向を狂わせ、さらに、方向の狂った癖髭の先端
をアーチ外刃で押圧している電気かみそりは、櫛形のス
リット外刃をもってしても、癖髭を確実にカットできな
い。
【0010】さらに、3連の電気かみそりは、バランス
よく内刃を往復運動できない欠点がある。それは、たと
えば、2連の内刃と、残り1連の内刃とを反対方向に往
復運動させても、完全にバランスさせて振動できないか
らである。
【0011】本発明は、これ等の欠点を解決することを
目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、
癖髭を確実にカットして、しかも、アーチ外刃で能率よ
く綺麗に髭剃りできる電気かみそりを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、アーチ状に湾曲された網刃1Aを有するアーチ外刃
1と、このアーチ外刃1の内面に沿う刃縁を有し、この
刃縁をアーチ外刃1の内面に摺動させるアーチ内刃3
と、アーチ外刃1と平行に配設されると共に、横方向に
延長される複数の平行スリット4を開口している平行刃
2Aを有するスリット外刃2と、このスリット外刃2の
内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をスリット外刃2の内
面に摺動させるサブ内刃5とを有する。
【0013】2列のスリット外刃2は、アーチ外刃1の
両側に配設されている。さらに、スリット外刃2は、上
面を平面状ないしはほぼ平面状とする矩形状に形成する
平行刃2Aを有する。矩形状の平行刃2Aは、上面に開
口されている平行スリット4を、外側のコーナー部から
外側の垂直部2aまで延長して開口している。
【0014】この構造の電気かみそりは、図3と図4に
示すように、アーチ外刃1に先行して、スリット外刃2
が癖髭Kに向かって移動する。すなわち、アーチ外刃1
が癖髭Kを押圧しない状態、言いかえると、癖髭Kを皮
膚Hから突出させる状態で、スリット外刃2の平行スリ
ット4に誘い込むことができる。図3に示すように、ス
リット外刃2を癖髭Kの生える方向に向かって移動させ
ると、平行スリット4が櫛の作用をして、癖髭Kを平行
スリット4と平行な姿勢として、平行スリット4に誘い
込む。このとき、癖髭Kは、従来の電気かみそりのよう
に、アーチ外刃1で押圧されず、自由に方向が変更でき
る状態にあって、櫛の作用をする平行スリット4で効率
よく方向が揃えられる。反対に、図4に示すように、癖
髭Kの生える方向に向かってスリット外刃2が移動され
ると、自由に変形できる癖髭Kを皮膚Hから離して押し
上げることができる。皮膚Hから突出する癖髭Kは、平
行スリット4に案内されやすくなって、スリット外刃2
で確実にカットされる。
【0015】さらに、本発明の電気かみそりは、好まし
くは、スリット外刃2の平行刃2Aをアーチ外刃1より
も厚くして、平行スリット4の開口面積を、髭剃孔の開
口面積よりも大きく開口している。厚い平行刃2Aは、
平行スリット4の幅を広くして癖髭Kの誘い込みを良く
して、皮膚Hの損傷を少なくできる。薄い網刃1Aは、
髭剃孔に案内される髭を深剃りする。
【0016】さらにまた、本発明の電気かみそりは、ア
ーチ外刃1を2連として、その両側にスリット外刃2を
配設する。また、この構造の電気かみそりは、2連のア
ーチ内刃3を反対方向に往復運動し、2連のサブ内刃5
も反対方向に往復運動し、かつ、1連のアーチ内刃3と
1連のサブ内刃5を一体して一緒に往復運動して、バラ
ンスよく振動を少なくできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電気かみそりを例示する
ものであって、本発明は電気かみそりを下記のものに特
定しない。
【0018】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0019】図5ないし図7に示す電気かみそりは、2
連のアーチ外刃1と、2連のスリット外刃2と、アーチ
外刃1とスリット外刃2とを平行配設して脱着自在に装
着している外刃ケース6と、外刃ケース6を脱着自在に
装着している外刃枠7と、アーチ外刃1の内面に押圧さ
れて摺動されるアーチ内刃3と、スリット外刃2の内面
に押圧されて摺動されるサブ内刃5と、アーチ内刃3と
サブ内刃5とが連結されている内刃台11と、内刃台1
1を往復運動させる駆動機構とを備える。
【0020】2連のアーチ外刃1と、2連のスリット外
刃2は、図7に示すように、それぞれ独立して外刃ケー
ス6に装着される。スリット外刃2は、2連のアーチ外
刃1の外側に平行に配設される。アーチ外刃1は、スリ
ット外刃2よりも突出する位置に配設される。アーチ外
刃1が確実に皮膚に押圧されて、髭を綺麗に仕上げ剃り
するためである。
【0021】アーチ外刃1は、図7に示すように、プラ
スチック製のホルダー8に、網刃1Aを固定したもので
ある。網刃1Aは、厚さを、例えば、30〜100μ
m、最適には約50μmとする薄い金属板で、アーチ状
に湾曲されてホルダー8に固定される。網刃1Aは無数
の髭剃孔を開口している。ホルダー8は、硬質のプラス
チックを、上下を開口した長方形の角筒状に成形したも
のである。
【0022】スリット外刃2は、図8に示すように、プ
ラスチック製のホルダー8に、平行刃2Aを固定したも
のである。平行刃2Aは、図9に示すように、金属板
に、横方向に延長して複数の平行スリット4を開口した
ものである。平行刃2Aは、上面を平面状とする矩形状
に金属板を折曲して、上面と外側のコーナー部から外側
の垂直部2aまで延長して平行スリット4を開口してい
る。図8に示すスリット外刃2は、平行スリット4の幅
を、外側に向かって広くするテーパー状としている。こ
の形状の平行刃2Aは、櫛のように癖髭Kを揃えて、平
行スリット4によりスムーズに誘い込みできる特長があ
る。
【0023】図8と図9に示す平行刃2Aは上面を平面
状としている。本発明の電気かみそりは、平行刃の上面
を必ずしも完全な平面状とする必要はない。たとえば、
アーチ状に湾曲されるアーチ外刃の曲率半径よりも大き
い曲率半径に湾曲させて、ほぼ平面形状とすることもで
きる。
【0024】平行刃2Aの厚さは、網刃よりも厚く、例
えば、0.1〜0.5mm、最適には、0.2〜0.3
mmとして、網刃の2〜10倍、最適には約5倍とす
る。平行刃2Aを厚くするのは、スリット外刃2の幅を
広くして、皮膚の損傷を少なくするためである。癖髭を
スムーズに平行スリット4に案内するためには、平行ス
リット4の幅を広くする必要がある。ところが、平行ス
リット4を幅広にすると、ここに皮膚が圧入されやすく
なって、内面を摺動するサブ内刃5で皮膚を損傷させや
すくなる。この弊害を防止するために、平行刃2Aを厚
くしている。厚い平行刃2Aは、皮膚を平行スリット4
に深く圧入しないかぎり、サブ内刃5で皮膚を損傷させ
なくなる。
【0025】平行スリットの幅を広くして、髭剃孔の網
刃よりも厚くしている平行刃は、癖髭を確実にカットし
て、しかも皮膚の損傷を少なくできる。スリット外刃の
平行刃は、癖髭を粗剃りする。粗剃りされた癖髭は、ス
リット外刃に続いて皮膚に沿って移動されるアーチ外刃
で仕上げ剃りされる。短くカットされた癖髭は、先端を
アーチ外刃の髭剃孔に案内されやすく、髭剃孔で綺麗に
仕上げ剃りされる。
【0026】アーチ外刃1とスリット外刃2は、それぞ
れ独立して外刃ケース6に装着される。アーチ外刃1と
スリット外刃2は、角筒状のプラスチック製のホルダー
8に、網刃1Aまたは平行刃2Aを固定している。
【0027】アーチ外刃1の両側に配設されるスリット
外刃2のホルダー8は、図7に示すように、下面から突
出して両端部分に弾性変形部8Aを一体成形している。
弾性変形部8Aは、スリット外刃2を弾性的に押し出す
部材である。弾性変形部8Aはロッド状で、ホルダー8
の中央から両端に向かって下り勾配に突出している。こ
の図に示すように、両端部分に弾性変形部8Aを設けた
ホルダー8は、ふたつの弾性変形部8Aでスリット外刃
2を平行移動できる特長がある。
【0028】弾性変形部8Aは、先端で外刃枠7の開口
窓側壁7Aの上面を押圧して、スリット外刃2を肌の方
向に押し出す。したがって、弾性変形部8Aは、スリッ
ト外刃2を外刃枠7に装着された状態で、外刃ケース6
から下方に突出して外刃枠7の開口窓側壁7Aの上面を
押圧する位置に設けられる。4連の外刃を装備する電気
かみそりは、両側に配設されるスリット外刃2を外刃枠
7の開口窓側壁7Aの上面で押圧できる。両側に配設さ
れる2連のスリット外刃2は、ホルダー8の片側であっ
て、開口窓側壁7Aの上面を押圧できる面に弾性変形部
8Aを設けている。
【0029】スリット外刃2の内側に配設されるアーチ
外刃1は、弾性変形部によらず、コイルスプリングであ
る端部スプリング16を介して肌に向かって押し出され
る。したがって、アーチ外刃1のホルダー8には弾性変
形部を設ける必要がない。端部スプリング16は、大き
なストロークで、弾性変形部よりも弱い押圧力でアーチ
外刃1を皮膚に押圧する。アーチ外刃1を両側のスリッ
ト外刃2よりも軽く肌に押圧する4連シェーバーは、肌
に直角に近い状態であてると、アーチ外刃1がスリット
外刃2と同一平面になるまで深く沈み、スリット外刃2
とアーチ外刃1の4連全ての外刃を快適に肌に押圧でき
る。
【0030】スリット外刃2は、外刃ケース6に上下に
移動できるように装着される。したがって、スリット外
刃2はホルダー8の両端面に上下スリット9を設けてい
る。上下スリット9には、外刃ケース6の内面に突出し
ているガイド突起10が案内される。スリット外刃2
は、上下スリット9とガイド突起10とを介して上下に
移動できるように、外刃ケース6に装着される。スリッ
ト外刃2が上下に移動すると、ガイド突起10は上下ス
リット9内を上下に移動する。
【0031】アーチ外刃1は、外刃ケース6の中間台6
Cを介して上下に移動できるように外刃ケース6に装着
される。この図の外刃ケース6は、アーチ外刃1を連結
するために中間台6Cを備えている。アーチ外刃1は、
端部スプリング16に押し出される状態で、中間台6C
に上下に移動できるように装着されている。中間台6C
は外刃ケース6に上下に移動できない状態で連結され
る。アーチ外刃1を外刃ケース6の中間台6Cに連結す
る構造は、スリット外刃2を外刃ケース6に連結するの
と同じようになっている。すなわち、アーチ外刃1のホ
ルダー8の両端に上下スリット9を設け、この上下スリ
ット9に挿入されるガイド突起12を中間台6Cに設
け、ガイド突起12を上下スリット9に摺動させてアー
チ外刃1を上下に移動させる。
【0032】中間台6Cは、外刃ケース6の内面に設け
られた連結筒6Dに挿入されて外刃ケース6に連結され
る。連結筒6Dの下端には、挿入する中間台6Cの係止
孔14に引っかける係止突起13があり、係止突起13
で中間台6Cが抜けるのを防止している。
【0033】外刃ケース6は、外刃枠7に脱着自在に装
着される。外刃ケース6は、図7と図10に示すよう
に、引掛片6Aを凹部である引掛部7Bに引っかけて、
外刃枠7に脱着自在に装着される。引掛片6Aは、外刃
ケース6の両端面から突起して下から上に延長して設け
られている。引掛片6Aは内面に弾性金属板6Bを内蔵
して弾性変形できるようになっている。引掛片6Aは上
端の幅を広くしてT字状としている。外刃枠7は、外刃
ケース6を装着した状態で、図10の断面図に示すよう
に、引掛片6Aを引っかける位置に引掛部7Bを設けて
いる。外刃ケース6を外刃枠7に装着すると、引掛片6
Aが引掛部7Bに案内されて外刃枠7に装着される。
【0034】外刃ケース6を外刃枠7から外すために、
外刃枠7の引掛部7Bには、脱着ツマミ15を配設して
いる。脱着ツマミ15は、弾性変形するプラスチックで
全体の形状を板状に成形している。脱着ツマミ15は、
上部を弾性変形できるように、下端部を外刃枠7に固定
している。脱着ツマミ15の上部には、T字状に形成さ
れた引掛片6Aの両端を押圧する押圧ロッド15Aを一
体成形している。さらに、脱着ツマミ15は、外刃枠7
の外部に突出する押ボタン15Bを一体成形している。
押ボタン15Bは、外刃枠7の貫通孔に出入りできるよ
う挿入されている。外刃ケース6を外刃枠7から外すと
きに、押ボタン15Bが押される。押ボタン15Bが押
されると、押圧ロッド15Aが引掛片6Aを引掛部7B
から押し出して、外刃ケース6と外刃枠7の引っかけ状
態が解除されて、外刃枠7から引き出される。
【0035】外刃枠7は、外刃ケース6をほとんど隙間
なく装着するための開口窓7Cを有する。開口窓7C
は、開口窓側壁7Aの上面を、外刃の下端面に位置させ
ている。開口窓側壁7Aの上面の厚さは、ホルダー8に
設けた弾性変形部8Aを押圧できるように設計されてい
る。ホルダー8は外刃ケース6の一部を構成するので、
好ましくは金属製とされる。図に示す電気かみそりは、
外刃枠7を脱着自在に電気かみそりの本体に装着してい
るが、外刃枠は電気かみそり本体と一体構造とすること
もできる。
【0036】図7に示すアーチ外刃1およびスリット外
刃2と、外刃ケース6と、外刃枠7とは、下記のように
して組み立てられる。 アーチ外刃1を中間台6Cに装着する。アーチ外刃
1は、上下スリット9をガイド突起12に案内して中間
台6Cに装着される。 スリット外刃2と、中間台6Cに装着されたアーチ
外刃1とを外刃ケース6に平行に並べて装着する。スリ
ット外刃2は、上下スリット9とガイド突起10とを介
して外刃ケース6に装着される。中間台6Cは、外刃ケ
ース6の連結筒6Dに挿入して連結される。 アーチ外刃1とスリット外刃2を装着した外刃ケー
ス6を、外刃枠7の開口窓7Cに装着する。外刃枠7に
装着された外刃ケース6は、引掛片6Aを引掛部7Bに
挿入して、簡単に外れない状態で外刃枠7に装着され
る。
【0037】この状態で、外刃枠7に装着されたスリッ
ト外刃2は、弾性変形部8Aで開口窓側壁7Aの上面を
弾性的に押圧する。開口窓側壁7Aを押圧する弾性変形
部8Aの反作用で、スリット外刃2は、弾性的に押し上
げられる状態で、外刃ケース6に装着される。したがっ
て、電気かみそりを使用するときに、スリット外刃2を
皮膚Hに押圧すると、それぞれのアーチ外刃1とスリッ
ト外刃2は弾性的に皮膚Hに押圧されて効率よくひげ剃
りできる。
【0038】内刃は、図11に示すように、アーチ内刃
3とサブ内刃5とを内刃台11に連結している。2連の
アーチ内刃3は反対方向に往復運動され、アーチ内刃3
の外側に配設される2連のサブ内刃5も反対方向に往復
運動されるように、1連のアーチ内刃3と1連のサブ内
刃5とを一体として、互いに反対方向に振動される二つ
の内刃台11に連結している。
【0039】アーチ内刃3は、図11に示すように、複
数枚の刃板3Bを平行に並べてプラスチックにインサー
トして製造されている。刃板3Bは金属板で、アーチ状
に湾曲されるアーチ外刃1の内面に接触するように上端
を湾曲形状に成形している。
【0040】サブ内刃5は、図9に示すように、先端を
L字状に折曲して、櫛形にスリットを設けた金属刃で、
アーチ内刃3と同じように、プラスチックにインサート
して製造されている。サブ内刃5の上面は、平行刃2A
の内面を摺動して、平行刃2Aの平行スリット4に誘い
こまれる髭をカットする。
【0041】アーチ内刃3の刃板3Bや、サブ内刃5の
金属刃をインサートしているプラスチック製の本体部
は、対向して平行に配設されている平行板6Eの内側
に、図13に示すように、一対の連結支柱6Fを一体成
形している。連結支柱6Fは、内刃台11の垂直筒11
Bに挿入して連結される。サブ内刃5を弾性的に押し出
す中央スプリング21は、図13の鎖線で示すように、
連結支柱6Fの間に配設される。したがって、連結支柱
6Fの間隔は、間に中央スプリング21を挿入できるよ
うに、中央スプリング21の外径よりも多少広く設計さ
れている。さらに、連結支柱6Fの対向面である内側
は、中央スプリング21の表面に沿うように、図13に
示すごとく、中央をくぼませる形状に湾曲させている。
連結支柱6Fは、内刃台11の垂直筒11Bに挿入され
るので、外側の間隔を垂直筒11Bの内側間隔にほぼ等
しく設計している。
【0042】さらに平行板6Eは、内面に突出して係止
部6Gを成形している。係止部6Gは、スリット外刃2
を内刃台11に連結したときに、内刃台11から簡単に
外れるのを阻止する係止部材である。係止部6Gは、平
行板6Eの中央に位置してその下端部に一体成形して設
けられている。さらに、係止部6Gは内刃台11にスム
ーズに挿入して引っかけられるように、図13に示すご
とく、対向面をテーパー面とするフック状に成形されて
いる。係止部6Gは、スリット外刃2を内刃台11に連
結したときに、垂直筒11Bの係止窓11dに案内され
て、内刃が内刃台11から外れるのを防止する。内刃6
の平行板6Eと連結支柱6Fとを、内刃台11の垂直筒
11Bに挿入して連結するとき、平行板6Eが弾性変形
してその間隔が多少広がって、係止部6Gが垂直筒11
Bの係止窓11dに案内される。係止部6Gが係止窓1
1dに案内されると、平行板6Eの間隔は狭くなって、
係止部6Gが係止窓11dに引っかかる。
【0043】平行板6Eは、内刃台11の垂直筒11B
の外側に、連結支柱6Fは垂直筒11Bの内側に挿入さ
れるので、平行板6Eと連結支柱6Fとの間には、内刃
台11の垂直筒11Bを挿入できる隙間を設けている。
【0044】スリット外刃2は内刃台11に直接に連結
され、スリット外刃2の内側に配設されるアーチ内刃3
は、上下台11Aを介して内刃台11に連結される。上
下台11Aは、図11に示すように、コイルスプリング
である中央スプリング21に押されて上下に移動できる
ように内刃台11の垂直筒11Bに連結されている。
【0045】上下台11Aは、垂直筒11Bから簡単に
抜けないように、下端にストッパ突起11aを有する。
ストッパ突起11aは、垂直筒11Bの側面に上下に延
長して設けられた引掛窓11bの上面に引っかかって、
上下台11Aが垂直筒11Bから抜けるのを阻止してい
る。上下台11Aは、垂直の姿勢で上下に移動できるよ
うに、垂直筒11Bに挿入されている。上下台11Aの
姿勢を垂直に保持するために、垂直筒11Bは対向面を
浅い溝状に成形し、上下台11Aの摺動面11cをこの
溝に沿う形状に成形している。上下台11Aは、上端に
アーチ内刃3を連結する。アーチ内刃3は、上下台11
Aに対しては上下しない状態で連結される。上下台11
Aを上下させて、アーチ内刃3を上下に移動させるから
である。上下台11Aの上端は、両側の垂直筒11Bの
上部形状と同じように、両側面に、内刃6の係止部を引
っかける係止窓11dを開口している。さらに、上下台
11Aは、中央スプリング21を内蔵できる角筒状に成
形され、内蔵する中央スプリング21の上端に押圧され
る底板11eを中間に設けている。底板11eの下面に
は、中央スプリング21の上端を挿入する凸部を成形し
ている。
【0046】内刃台11の垂直筒11Bは、内側の底部
に中央スプリング21を位置決めする挿入ロッド11C
を設けている。挿入ロッド11Cは、図11と図13に
示すように、その表面から突出して、中央スプリング2
1を引っかける係止凸部11fを一体成形している。係
止凸部11fは、螺旋状に巻かれている中央スプリング
21の線間に突出して中央スプリング21を引っかける
ものである。したがって、係止凸部11fは、中央スプ
リング21の線間に挿入される幅に設計されている。係
止凸部11fは、中央スプリング21の下端を引っかけ
て、内刃を内刃台11から外したときに、中央スプリン
グ21が挿入ロッド11Cから抜け出るのを防止する。
ただし、中央スプリング21を強く引っ張り、あるいは
中央スプリング21を回転させながら引っ張ると、中央
スプリング21が変形し、あるいは、螺旋状の中央スプ
リング21が係止凸部11fから抜け出して、中央スプ
リング21を外すことができる。
【0047】図11に示すように、サブ内刃5を連結す
る垂直筒11Bの底面には、係止凸部11fの下方に位
置して窓11gを開口している。係止凸部11fは、窓
11gの上方に位置して、挿入ロッド11Cの片側に設
けられている。挿入ロッド11Cに設けられる係止凸部
11fの上下位置は、挿入ロッド11Cに挿入される中
央スプリング21の下端を引っかけられる位置に設計さ
れる。
【0048】内刃台11の垂直筒11Bは、装着したサ
ブ内刃5の係止部6Gを引っかけて抜け出るのを防止す
るために、側面に上下に延長してスリット状の係止窓1
1dを開口している。係止窓11dには、サブ内刃5の
係止部6Gが引っかけられ、内刃台11に装着したサブ
内刃5が簡単に外れるのを防止する。ただし、サブ内刃
5を強く引っ張ると、サブ内刃5の係止部6Gが係止窓
11dから抜け出して、サブ内刃5を内刃台11から外
すことができる。
【0049】中央スプリング21は、内刃台11に設け
られた挿入ロッド11Cに挿入されて、サブ内刃5と上
下台11Aとを弾性的に押し出している。中央スプリン
グ21に押し出されるサブ内刃5は、スリット外刃2の
内面に弾性的に押圧されて、スリット外刃2を貫通する
ひげを効率よく切断する。
【0050】アーチ内刃3とサブ内刃5とを振動する二
つの内刃台11は、図12に示すように、ケースに内蔵
される駆動機構によって反対方向に往復運動される。駆
動機構は、内刃台11を連結する振動台17と、この振
動台17を往復運動させるモーター18と、モーター1
8の回転を往復運動に変換して振動台17を往復運動さ
せる変換機構とを備える。
【0051】変換機構は、モーター18の回転軸に固定
されるカム軸19と、このカム軸の偏心軸を振動台17
に連結するコンロッド20とで構成される。カム軸の中
心は、2本のコンロッド20を反対方向に振動させるた
めに、回転軸を中心として対称位置に配設されている。
一方のコンロッド20が右に移動するとき、他方のコン
ロッド20は左に移動して、内刃台11を逆方向に往復
運動される。
【0052】この構造の駆動機構は、モーター18でカ
ム軸19を回転させ、カム軸19の偏心軸の回転運動を
コンロッド20で往復運動に変換して振動台17を往復
運動させる。振動台17の中央には、内刃台11の連結
ロッドを連結する孔が垂直に開口されている。振動台1
7の孔に内刃台11の連結ロッドを挿入して、内刃台1
1は振動台17に連結される。
【0053】
【発明の効果】本発明の電気かみそりは、スリット外刃
で癖髭を理想的な状態にカットし、さらに、アーチ外刃
で綺麗に髭剃りできる特長がある。それは、本発明の電
気かみそりが、スリット外刃を、アーチ外刃の両側に配
設すると共に、このスリット外刃の平行刃を、矩形状と
してその上面に開口している平行スリットを、外側のコ
ーナー部から外側の垂直部まで延長して開口しているか
らである。この構造の電気かみそりは、従来のように、
アーチ外刃に続いて、平行刃が髭を剃るのではない。外
刃を皮膚に沿って往復運動させて髭剃りするとき、図3
と図4に示すように、外側の垂直部まで平行スリットを
開口しているスリット外刃がアーチ外刃に先行して髭剃
りする。アーチ外刃に先行するスリット外刃は、図3に
示す方向に移動されて、皮膚から突出している癖髭を櫛
のように整列させて平行スリットに確実に誘い込み、あ
るいは、図4に示すように癖髭を皮膚からさらに突出さ
せて、平行スリットに誘い込んで確実にカットする。
【0054】さらに本発明の電気かみそりは、皮膚に沿
って往復運動させるときに、図3と図4に示すように、
癖髭に両側から反対方向に接近して確実にカットする。
それも、アーチ外刃が癖髭を押し潰さない状態で、癖髭
を皮膚から突出させる状態として、平行スリットに誘い
込んで確実にカットする。それは、アーチ外刃の外側で
その両側にスリット外刃を配設しているからである。
【0055】さらに、本発明の電気かみそりは、平行刃
の外側の垂直部まで延長して開口している平行スリット
に、癖髭を極めてスムーズに誘い込みできる特長があ
る。それは、本発明の電気かみそりが、図3と図4に示
すように、スリット外刃を皮膚に沿って移動させるとき
に、スリット外刃の前方にアーチ外刃がなくて、前面を
開放しているからである。開放されたスリット外刃の前
面、いいかえると、スリット外刃の外側コーナー部から
垂直部までを開口して設けられる平行スリットは、癖髭
に接近して、速やかに誘い込みする。とくに、皮膚から
突出して生えている癖髭は言うにおよばず、皮膚からほ
とんど突出しない癖髭も、平行刃で櫛のように揃えて、
平行スリットに速やかに誘い込んで確実にカットする。
【0056】さらに、本発明の請求項2に記載する電気
かみそりは、スリット外刃の平行刃を、アーチ外刃の網
刃よりも厚くして、平行スリットの開口を髭剃孔よりも
大きくしている。この構造の電気かみそりは、スリット
外刃で確実に癖髭をカットして、しかも皮膚を傷つける
ことなく、綺麗に髭剃りできる特長がある。それは、大
きく開口する平行スリットに癖髭を確実に誘い込み、厚
い平行刃で皮膚に損傷を与えず、さらに、薄い網刃の髭
剃孔で髭を短く綺麗にカットできるからである。厚い平
行刃が皮膚に損傷を与えないのは、深剃りしないからで
ある。
【0057】さらに、本発明の請求項3に記載する電気
かみそりは、アーチ外刃をスリット外刃よりも突出させ
ているので、アーチ外刃で皮膚を能率よく深剃りできる
特長がある。
【0058】さらにまた、本発明の請求項4に記載する
電気かみそりは、スリット外刃を有するにもかかわら
ず、振動を著しく少なくできる特長がある。それは、2
連のアーチ外刃を互いに逆方向に振動させることに加え
て、2連のスリット外刃も逆方向に振動できるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスリット外刃が癖髭をカットする状態を
示す断面図
【図2】従来のスリット外刃が癖髭をカットする状態を
示す断面図
【図3】本発明の実施例の電気かみそりのスリット外刃
が癖髭をカットする状態を示す断面図
【図4】本発明の実施例の電気かみそりのスリット外刃
が癖髭をカットする状態を示す断面図
【図5】本発明の実施例の電気かみそりを示す正面図
【図6】図5に示す電気かみそりの分解正面図
【図7】図5に示す電気かみそりのアーチ外刃とスリッ
ト外刃とを分解した状態を示す分解斜視図
【図8】図5に示す電気かみそりのアーチ外刃とスリッ
ト外刃の斜視図
【図9】スリット外刃とサブ内刃が髭を平行スリットに
誘い込みしてカットする状態を示す斜視図
【図10】外刃ケースを脱着自在に装置する部分の断面
【図11】アーチ内刃とサブ内刃を内刃台に連結する状
態を示す一部断面側面図
【図12】内刃台を振動させる機構を示す斜視図
【図13】アーチ内刃とサブ内刃を内刃台に連結する部
分を示す斜視図
【符号の説明】
1…アーチ外刃 1A…網刃 2…スリット外刃 2A…平行刃 2a
…外側の垂直部 3…アーチ内刃 3B…刃板 4…平行スリット 5…サブ内刃 6…外刃ケース 6A…引掛片 6B
…弾性金属板 6C…中間台 6D…連結筒 6E…平行板 6F…連結支柱 6G…係止部 7…外刃枠 7A…開口窓側壁 7B
…引掛部 7C…開口窓 8…ホルダー 8A…弾性変形部 9…上下スリット 10…ガイド突起 11…内刃台 11A…上下台 11
B…垂直筒 11C…挿入ロッド 11a…ストッパ突起 11b…引掛窓 11
c…摺動面 11d…係止窓 11e…底板 11
f…係止凸部 11g…窓 12…ガイド突起 13…係止突起 14…係止孔 15…脱着ツマミ 15A…押圧ロッド 15
B…押ボタン 16…端部スプリング 17…振動台 18…モーター 19…カム軸 20…コンロッド 21…中央スプリング 22…ケース K…癖髭 H…皮膚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ状に湾曲された網刃(1A)を有する
    アーチ外刃(1)と、このアーチ外刃(1)の内面に沿う刃縁
    を有し、この刃縁をアーチ外刃(1)の内面に摺動させる
    アーチ内刃(3)と、 前記のアーチ外刃(1)と平行に配設されると共に、横方
    向に延長される複数の平行スリット(4)を開口している
    平行刃(2A)を有するスリット外刃(2)と、このスリット
    外刃(2)の内面に沿う刃縁を有し、この刃縁をスリット
    外刃(2)の内面に摺動させるサブ内刃(5)とを有する電気
    かみそりにおいて、 2列のスリット外刃(2)が、アーチ外刃(1)の両側に配設
    されており、さらに、スリット外刃(2)は、上面を平面
    状ないしはほぼ平面状とする矩形状の平行刃(2A)を有
    し、矩形状の平行刃(2A)は、上面に開口されている平行
    スリット(4)を、外側のコーナー部から外側の垂直部(2
    a)まで延長して開口しており、 スリット外刃(2)とアーチ外刃(1)とを皮膚(H)に沿って
    移動させると、癖髭(K)がスリット外刃(2)の平行スリッ
    ト(4)に案内されて切断され、スリット外刃(2)で粗剃り
    された皮膚(H)の髭が、アーチ外刃(1)で仕上げ剃りされ
    るように構成されてなることを特徴とする電気かみそ
    り。
  2. 【請求項2】 スリット外刃(2)の平行刃(2A)がアーチ
    外刃(1)よりも厚く、平行スリット(4)の開口面積が、髭
    剃孔の開口面積よりも大きく開口されてなる請求項1に
    記載される電気かみそり。
  3. 【請求項3】 アーチ外刃(1)がスリット外刃(2)よりも
    突出している請求項1に記載される電気かみそり。
  4. 【請求項4】 アーチ外刃(1)が2連で、その両側にス
    リット外刃(2)が配設されてなる請求項1に記載される
    電気かみそり。
  5. 【請求項5】 2連のアーチ内刃(3)が反対方向に往復
    運動され、アーチ内刃(3)の外側に配設される2連のサ
    ブ内刃(5)も反対方向に往復運動され、1連のアーチ内
    刃(3)と1連のサブ内刃(5)とが一体となって一緒に往復
    運動される請求項4に記載される電気かみそり。
JP13535696A 1996-05-29 1996-05-29 電気かみそり Pending JPH09313754A (ja)

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CN97111130A CN1101297C (zh) 1996-05-29 1997-05-08 电动剃须刀
KR1019970017700A KR100415352B1 (ko) 1996-05-29 1997-05-08 전기 면도기
US08/859,181 US5946806A (en) 1996-05-29 1997-05-20 Electric shaver
DE19722149A DE19722149C2 (de) 1996-05-29 1997-05-27 Elektrorasierer

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