JP2598183B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2598183B2
JP2598183B2 JP21755391A JP21755391A JP2598183B2 JP 2598183 B2 JP2598183 B2 JP 2598183B2 JP 21755391 A JP21755391 A JP 21755391A JP 21755391 A JP21755391 A JP 21755391A JP 2598183 B2 JP2598183 B2 JP 2598183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全面にヒゲ侵入孔が
設けられた外刃と、この外刃の内面に摺接しながら往復
移動する内刃とを備えた電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電気かみそりとして図15
に示すものが知られている。図15において、1は電気
かみそり本体、2はこの本体1内に設けた図示しない駆
動モータによって左右方向に往復移動する内刃駆動軸、
3は内刃駆動軸2に上下可能に装着された取付台でスプ
リングSによって上方向に付勢されている。Kは取付台
3の抜けを防止するクリップである。取付台3には上方
に延びた4本の支柱部5が設けられ、支柱部5の上部に
は外方に突出した係止部5aが形成されている。そし
て、取付台3には、内刃6を保持した内刃支持台7が、
図16,17に示すように、着脱可能に取り付けられる
ようになっている。
【0003】内刃支持台7は、内刃6の長手方向に延び
た側壁部8,9を備え、この側壁部8,9の内側面には係
止部5aと係合する凹状の係合部8b,8b,9b,9bが設け
られている。そして、図16および図17に示すよう
に、係止部5aが係合部8b,8b,9b,9bと係合すること
により、内刃支持台7が取付台3に係止される。
【0004】また、図15において、10は外刃Nを保
持した外刃ケースで、これは本体1の上面1aに着脱可
能に装着され、内刃6が外刃Nの内面に圧接するように
なっている。
【0005】そして、内刃駆動軸2を往復移動させる
と、取付台3が往復移動して内刃6が外刃Nの内面に摺
接しながら往復移動する。この往復移動により、外刃N
に設けたヒゲ侵入孔Hに侵入してきたヒゲを外刃Nと内
刃6とで切断するものである。
【0006】内刃6等を清掃する場合には、外刃ケース
10を本体1から外して内刃支持台7を取付台3から外
せばよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、内刃支持台
7は取付台3の4つの支柱部5にそれぞれ設けた係止部
5aによって係止されているので、内刃支持台7を取付
台3から簡単に取り外すことができないという問題があ
った。同様に、内刃支持台7を取付台3に装着する場合
も面倒であるという問題があった。
【0008】また、図17に示すように、内刃支持台7
を上向きに引っ張ると、支柱部5が図17の破線で示す
ように弾性変形し、これにより内刃支持台7が取り外せ
るものである。したがって、支柱部5が弾性変形できる
スペースを確保しなければ内刃支持台7を着脱させるこ
とはできない。このため、内刃6の幅Lをあまり狭くす
ることはできず、薄型化を図ることが難しいという問題
があった。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、内刃支持台の着脱が容易であっ
て、しかも、電気かみそりの薄型化を図ることのできる
電気かみそりを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、凸形状に湾曲し且つ全面にヒゲ侵入孔が
設けられた外刃と、この外刃の内面に摺接しながら往復
移動する内刃とを備え、前記内刃は下部が開口された内
刃支持台に設けられ、この内刃支持台は往復移動する内
刃駆動軸に装着された取付台に着脱可能に取り付けら
れ、前記内刃支持台は内刃の移動方向に延びるとともに
相対向した一対の側壁部を有している電気かみそりであ
って、前記取付台に、上方に延びるとともに前記開口か
ら内刃支持台内に入る一対のの支柱部を対角線方向とな
る対向位置に設け、前記各支柱部の上部に、内刃の幅方
向の外方へ突出する係止部を設け、前記内刃支持台の各
側壁部の内側面に、該内刃支持台を取付台に取り付けた
際に前記係止部と係合する凹状の係合部をそれぞれ設け
たことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明は、取付台に上方に延びる2つの支柱
部を対角線方向となる対向位置に設け、各支柱部の上部
に外方へ突出する係止部を設けたものであるから、内刃
支持台に係合する係止部は2つであり、このため内刃支
持台の着脱は容易なものとなる。また、支柱部を対角線
方向に設けたので、支柱部の弾性変形のためのスペース
は1つの支柱部の分だけでよいこととなり、内刃の幅を
狭くすることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る電気かみそりの実施例
を図面に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図3において、11は電気かみ
そり本体を構成する本体ケースで、この本体ケース内1
1には内刃駆動軸12を往復移動させるモータ(図示せ
ず)と該モータに電力を供給するバッテリ(図示せず)が
内蔵されている。13は前記モータのオン・オフ用のス
イッチである。内刃駆動軸12は振動子20の基部21
に一体的に形成されている。
【0014】振動子20は、基部21の両端から垂下さ
れた垂下片21a,21bと、この垂下片21a,21bの下
部から上方に延びた振動板部22,23と(図4参
照)、この振動板部22,23の上端に形成された固定
部24,25とを有している。そして、この固定部24,
25が本体ケース11にネジ26によって固定されてい
る。27は基部21の下面に設けられた取付部で、この
取付部27には、紙面に対して直交する方向に延びたス
リット孔28を設けたスリット板29が取り付けられて
いる。そして、スリット孔28には、前記モータによっ
て偏心回転する偏心軸30が挿入されており、偏心軸3
0の偏心回転により振動子20は左右方向(図3におい
て)に往復移動するようになっている。
【0015】31は切断したヒゲが本体ケース11内に
侵入するのを防止するシールゴム、32は後述する内刃
51を外刃62の内面に圧接させるスプリング、40は
内刃51を保持した内刃支持台50を着脱可能に取り付
ける取付台で、これは内刃駆動軸12に上下動可能に取
り付けられている。33は取付台40の抜け防止用のピ
ンである。
【0016】取付台40は、図5ないし図9に示すよう
に、内刃駆動軸12に嵌合する孔41を設けた筒体42
と、この筒体42の両側(図6参照)から左右方向に延
びた側壁部43,44,45,46と、側壁部43と44
を連結した連結壁47と、側壁部45と46を連結した
連結壁48とを有している。連結壁47,48の両端に
は上下方向に延びるとともに幅方向の外側へ突出した突
部47a,47b,48a,48bが設けられている。
【0017】側壁部44,45には、2つの切込み44
a,44b,45a,45bがそれぞれ設けられており、その
切込み44a,44b,45a,45b間には上方へ延びた支
柱部44c,45cが設けられている。一対の支柱部44
c,45cは対角線方向となる対向位置に位置している。
そして、支柱部44c,45cの上部に内刃の幅方向の外
方へ突出した係止部44d,45dが設けられている。
【0018】また、側壁部43,46の上部には突出部
43a,46aが設けられており、この突出部43a,46a
から側壁部43,46に亘って上下に延びた突条部48,
49が形成されている。そして、取付台40の平面形状
は筒体42の孔41を中心にして点対称となっている。
【0019】図10ないし図14に示すように、内刃支
持台50は、下部が開口され、内刃51の移動方向に延
びるとともに相対向した一対のケース側壁(側壁部)5
2,53を備えている。ケース側壁52,53の内側面に
は、取付台40の支柱部44c,45cに設けた係止部4
4d,45dと係合する凹状の係合部52a,53aが内刃5
1の刃51aと刃51aとの間の位置に設けられている。
【0020】ケース側壁52,53の内側面52b,53b
には、取付台40の連結壁47,48の突部47a,47
b,48a,48bと係合する案内溝52c,53cが設けられ
ており、この案内溝52c,53cの端面52d,53dが取
付台40の突部47a,47b,48a,48bの上面47c,
47c,48c,48cと当接するようになっている。
【0021】各ケース側壁52,53の下面には、凹部
55,56が設けられており、この凹部55,56の中間
部には下方に少し突出した突出部57,58が形成さ
れ、凹部55,56の下面55a,56aが筒体42の上面
42aと当接し、突出部57,58の下面57a,58aが
筒体42に設けた凹部42bの上面42cに当接するよう
になっている。そして、ケース側壁52,53の形状は
互いに対称となっている。
【0022】また、図1ないし図3において、60は凸
形状に湾曲し且つ全面にヒゲ侵入孔61が設けられた外
刃62を保持した外刃ケースで、本体11の上部両端に
設けた係止部11a,11b間に着脱自在に取り付けられ
るようになっている。外刃ケース60を取り付けると、
内刃51がスプリング32の付勢力によって外刃62の
内面に圧接するようになっている。
【0023】15は係止部11a,11bに設けた着脱ボ
タンで、これを押すと外刃ケース60が係止部11a,1
1bから外れるようになっている。16は外刃62を保
護する保護ケースである。
【0024】次に、上記実施例の電気かみそりの作用に
ついて説明する。
【0025】先ず、スイッチ13をオンにすると、図示
しないモータが駆動されて、内刃駆動軸12が左右に往
復移動し、これにより、内刃51が外刃62の内面に摺
接しながら往復移動する。この往復移動により、外刃6
2に設けたヒゲ侵入孔61に侵入してきたヒゲを外刃6
2と内刃51とで切断するものである。
【0026】そして、内刃51等を清掃する場合には、
着脱ボタン15を押して外刃ケース60を係止部11a,
11bから外す。次に、内刃支持台50を上に引っ張て
取付台40から外す。この際、対角線上にある一対の支
柱部44c,45cの係止部44d,45dが係合部52a,5
3aに係合しているだけであるから、その取り外しは容
易なものとなる。
【0027】また、内刃支持台50を取付台40に取り
付ける際には、ケース側壁52,53の案内溝52c,5
3cに、取付台40の突部47a,47b,48a,48bを係
合させて該内刃支持台50を上から押せば、内刃支持台
50のケース側壁52,53に設けた案内溝52c,53c
の端面52d,53dが、凹部55,56の下面55a,56
aが、突出部57,58の上面57a,58aが取付台40
の突部47a,47b,48a,48bの上面47c,47c,4
8c,48cに、筒体42の上面42aに、筒体42の凹部
42bの上面42cにそれぞれ当接するまで、該内刃支持
台50がその案内溝52c,53cに沿って下方へ移動す
る。
【0028】そして、その移動とともに支柱部44c,4
5cが図9の破線で示すように弾性変形した後、支柱部
44c,45cの係止部44d,45dがケース側壁52,5
3に設けた係合部52a,53aに係合し、内刃支持台5
0は取付台40に固定された状態となる。また、突条部
48,49が内刃支持台50のケース側壁52,53の内
側面52b,53bに当接して内刃支持台50のガタツキ
を防止している。
【0029】ところで、取付部40の支柱部44c,45
cの両側に切込み44a,44b,45a,45bが設けられて
いるので、支柱部44c,45cを設けている側壁部44,
45は支柱部44c,45cの弾性変形とともに捻れた状
態となる。この捻により支柱部44c,45cは、大きな
力を加えることなく図9に示す破線位置まで容易に変形
することになり、内刃支持台50の着脱が容易なものと
なる。
【0030】また、支柱部44c,45cは対角線上に設
けているため、支柱部44c,45cの弾性変形に必要な
スペースは1つの弾性変形分だけでよい。したがって、
内刃支持台50の幅を小さくすることが可能で、電気か
みそりの薄型化を図ることができる。また、内刃支持台
50のケース側壁52,53の形状は互いに対象であ
り、取付台40の平面形状は孔41を中心にして点対象
となっているので、内刃支持台50はどちらの向きでも
取付台40に取り付けることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、取付台に上方に延びる一対の支柱部を対角線方向に
相対向して設け、各支柱部の上部に外方へ突出する係止
部を設けたものであるから、内刃支持台の着脱を容易に
行なうことができ、しかも、電気かみそりの薄型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電気かみそりの外観を示した
正面図、
【図2】上記電気かみそりを分解した斜視図、
【図3】電気かみそりの要部の構成を示した縦断面図、
【図4】取付台の内刃駆動軸への取り付け状態を説明す
る分解斜視図、
【図5】取付台の構成を示した斜視図、
【図6】取付台の平面を示した平面図、
【図7】取付台の側面を示した側面図、
【図8】図6のA−A線に沿う断面を示した断面図、
【図9】図6のB−B線に沿う断面を示した断面図、
【図10】内刃支持台の断面を示した断面図、
【図11】内刃支持台の平面を示した平面図、
【図12】内刃支持台の底面を示した底面図、
【図13】内刃支持台の縦断面を示した縦断面図、
【図14】内刃支持台の縦断面を示した縦断面図、
【図15】従来の電気かみそりを示した分解斜視図、
【図16】従来の電気かみそりの取付台に内刃支持台を
取り付けた状態を示した説明図、
【図17】図16のC−C線に沿う断面を示した断面図
である。
【符号の説明】
40 取付台 44c 支柱部 44d 係止部 45c 支柱部 45d 係止部 50 内刃支持台 51 内刃 52 側壁部 52a 係合部 53 側壁部 53a 係合部 61 ヒゲ侵入孔 62 外刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凸形状に湾曲し且つ全面にヒゲ侵入孔が設
    けられた外刃と、この外刃の内面に摺接しながら往復移
    動する内刃とを備え、前記内刃は下部が開口された内刃
    支持台に設けられ、この内刃支持台は往復移動する内刃
    駆動軸に装着された取付台に着脱可能に取り付けられ、
    前記内刃支持台は内刃の移動方向に延びるとともに相対
    向した一対の側壁部を有している電気かみそりであっ
    て、 前記取付台に、上方に延びるとともに前記開口から内刃
    支持台内に入る一対の支柱部を対角線方向となる対向位
    置に設け、 前記各支柱部の上部に、内刃の幅方向の外方へ突出する
    係止部を設け、 前記内刃支持台の各側壁部の内側面に、該内刃支持台を
    取付台に取り付けた際に前記係止部と係合する凹状の係
    合部をそれぞれ設けたことを特徴とする電気かみそり。
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