JPH0525580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525580Y2 JPH0525580Y2 JP1986191527U JP19152786U JPH0525580Y2 JP H0525580 Y2 JPH0525580 Y2 JP H0525580Y2 JP 1986191527 U JP1986191527 U JP 1986191527U JP 19152786 U JP19152786 U JP 19152786U JP H0525580 Y2 JPH0525580 Y2 JP H0525580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- movable blade
- trimmer device
- base
- presser plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は電気かみそりのトリマー装置に関する
ものである。
ものである。
(背景技術)
従来の電気かみそりに設けられたトリマー装置
を第5図イ、ロに示す。同図イにおいて、本体2
1の頂部に外刃22を保持した外刃フレーム19
が装着されている。また23はトリマー装置であ
る。外刃22と図示されない内刃とによつて主刃
を形成し、スイツチ24を操作して主刃によつて
髭を剃る。また、スイツチ24をさらに操作する
と、トリマー装置23が本体の前面にせり出して
トリマー刃によりきわ剃りを可能とする。第5図
ロはトリマー刃の分解斜視図で、基台25の内側
に固定刃26、可動刃27、駆動子28および押
え板29の順で装着する。押え板29の両端に設
けた爪部29aが図示されない基台25の内壁に
設けられた凹部と係止し、押え板29に切起して
形成したバネ29bによつて固定刃26、可動刃
27および駆動子28を圧接保持する。また駆動
子28の突起28aは固定刃26の穴26aと可
動刃27の穴27aと係合し、可動刃27が駆動
子28によつて駆動され、固定刃26の刃と直角
方向に往復摺動し、固定刃26と可動刃27によ
り髭のきわ剃りができる。駆動子28は本体21
の内部に設けられた駆動部(図示せず)によつて
駆動される。かかる構成のトリマー装置は部品点
数も多く、組立性が悪く、かつ押え板29の係止
は、両端に設けられた爪部29aが基台25に設
けられた凹部(図示せず)に係止されており、係
止が不充分であり、押え板29が外れたり、バネ
圧の変動が大きく、切味不良が発生する欠点があ
る。また、駆動子28は可動刃27に係合されて
いるため、可動刃27と係合ギヤツプにより駆動
時に振幅減により切味不良及び騒音大などの欠点
があつた。
を第5図イ、ロに示す。同図イにおいて、本体2
1の頂部に外刃22を保持した外刃フレーム19
が装着されている。また23はトリマー装置であ
る。外刃22と図示されない内刃とによつて主刃
を形成し、スイツチ24を操作して主刃によつて
髭を剃る。また、スイツチ24をさらに操作する
と、トリマー装置23が本体の前面にせり出して
トリマー刃によりきわ剃りを可能とする。第5図
ロはトリマー刃の分解斜視図で、基台25の内側
に固定刃26、可動刃27、駆動子28および押
え板29の順で装着する。押え板29の両端に設
けた爪部29aが図示されない基台25の内壁に
設けられた凹部と係止し、押え板29に切起して
形成したバネ29bによつて固定刃26、可動刃
27および駆動子28を圧接保持する。また駆動
子28の突起28aは固定刃26の穴26aと可
動刃27の穴27aと係合し、可動刃27が駆動
子28によつて駆動され、固定刃26の刃と直角
方向に往復摺動し、固定刃26と可動刃27によ
り髭のきわ剃りができる。駆動子28は本体21
の内部に設けられた駆動部(図示せず)によつて
駆動される。かかる構成のトリマー装置は部品点
数も多く、組立性が悪く、かつ押え板29の係止
は、両端に設けられた爪部29aが基台25に設
けられた凹部(図示せず)に係止されており、係
止が不充分であり、押え板29が外れたり、バネ
圧の変動が大きく、切味不良が発生する欠点があ
る。また、駆動子28は可動刃27に係合されて
いるため、可動刃27と係合ギヤツプにより駆動
時に振幅減により切味不良及び騒音大などの欠点
があつた。
(考案の目的)
本考案は切味を向上させるとともに、騒音等も
少くした電気かみそりのトリマー装置に関するも
のである。
少くした電気かみそりのトリマー装置に関するも
のである。
(考案の開示)
以下、図面に沿つて本考案の詳細を説明する。
第1図イ,ロ及び第2図イ,ロは本考案の一実
施例を示す図であつて、第1図イはトリマー装置
を装着した電気かみそりの斜視図、同図ロはトリ
マー装置の分解斜視図、第2図イはトリマー装置
の斜視図、同図ロは同図イのB−B断面図であ
る。これらの図において、トリマー装置1は基台
2、固定刃3、可動刃4及び押え板6とからなつ
ている。基台2にはほぼ中央にバネ部5を設けた
押え板6がヒンジ部7を介して一体に形成され、
押え板6の両端には基台2に係合するフツク片8
が設けられている。固定刃3と可動刃4とのそれ
ぞれに設けられた角穴10,11が基台2の内側
に設けられた突起9と嵌合し、押え板6は第1図
ロの矢印A向に折り曲げられて固定刃3と可動刃
4とを圧接する。また、押え板6のフツク片8は
基台2の内側に設けられた凹部14と係合する。
なお、可動刃4は刃と直角方向に摺動自在に係合
される。さらに、可動刃4の刃部12の反対側に
は駆動片13が可動刃4と一体に形成されてい
る。また、可動刃4に形成された駆動片13は押
え板6に設けられた角穴15より突出する如く組
立てられる。さらに、第2図ロを参照して説明す
ると、押え板6が基台2に折り曲げ係止されると
ともに、押え板6に一体形成されたバネ部5のバ
ネ圧により可動刃4を固定刃3に圧接する。こう
して、基台2と押え板6との間に固定刃3及び可
動刃4を設けて一体的なユニツトとして構成して
いる。この組立てられた、トリマー装置1は第1
図イに示す如く、ハウジングA16及びハウジン
グB17とで本体21を形成し、主刃18の外刃
は外刃フレーム19に保持され本体21に着脱自
在に取付けられる。
施例を示す図であつて、第1図イはトリマー装置
を装着した電気かみそりの斜視図、同図ロはトリ
マー装置の分解斜視図、第2図イはトリマー装置
の斜視図、同図ロは同図イのB−B断面図であ
る。これらの図において、トリマー装置1は基台
2、固定刃3、可動刃4及び押え板6とからなつ
ている。基台2にはほぼ中央にバネ部5を設けた
押え板6がヒンジ部7を介して一体に形成され、
押え板6の両端には基台2に係合するフツク片8
が設けられている。固定刃3と可動刃4とのそれ
ぞれに設けられた角穴10,11が基台2の内側
に設けられた突起9と嵌合し、押え板6は第1図
ロの矢印A向に折り曲げられて固定刃3と可動刃
4とを圧接する。また、押え板6のフツク片8は
基台2の内側に設けられた凹部14と係合する。
なお、可動刃4は刃と直角方向に摺動自在に係合
される。さらに、可動刃4の刃部12の反対側に
は駆動片13が可動刃4と一体に形成されてい
る。また、可動刃4に形成された駆動片13は押
え板6に設けられた角穴15より突出する如く組
立てられる。さらに、第2図ロを参照して説明す
ると、押え板6が基台2に折り曲げ係止されると
ともに、押え板6に一体形成されたバネ部5のバ
ネ圧により可動刃4を固定刃3に圧接する。こう
して、基台2と押え板6との間に固定刃3及び可
動刃4を設けて一体的なユニツトとして構成して
いる。この組立てられた、トリマー装置1は第1
図イに示す如く、ハウジングA16及びハウジン
グB17とで本体21を形成し、主刃18の外刃
は外刃フレーム19に保持され本体21に着脱自
在に取付けられる。
次に、第3図及び第4図を用いてトリマー装置
の操作について説明する。第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図イのA−Aの切欠断面図で、第3図
はトリマー装置の収納状態、第4図は同じく回動
突出状態を示す図である。第3図及び第4図にお
いて付した符号のうち、第1図及び第2図と同一
符号を付したものは同一機能を有するので説明は
省略する。第3図において、スイツチ24をオフ
の状態から第1段階の操作では主刃のみが動作
し、トリマー装置1は本体21に収納されたまま
の状態にある。次に、第4図に示す如く、さらに
スイツチ24を第2段階まで操作すると、トリマ
ー装置1は突出して、可動刃4が摺動する。トリ
マー装置1の突出機構については図示してない
が、通常実施されている機構を用いれば容易であ
る。すなわち、トリマー装置1が突出すると、駆
動部(モータの回転運動を往復運動に変換して主
刃を駆動する。)に連接された駆動子20と駆動
片13とが係合して、駆動子20の往復運動を駆
動片13に伝達する。駆動片13と可動刃4とは
一体に形成されているので可動刃4が往復的に摺
動し、固定刃3とで髭を剃りおとす。
の操作について説明する。第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図イのA−Aの切欠断面図で、第3図
はトリマー装置の収納状態、第4図は同じく回動
突出状態を示す図である。第3図及び第4図にお
いて付した符号のうち、第1図及び第2図と同一
符号を付したものは同一機能を有するので説明は
省略する。第3図において、スイツチ24をオフ
の状態から第1段階の操作では主刃のみが動作
し、トリマー装置1は本体21に収納されたまま
の状態にある。次に、第4図に示す如く、さらに
スイツチ24を第2段階まで操作すると、トリマ
ー装置1は突出して、可動刃4が摺動する。トリ
マー装置1の突出機構については図示してない
が、通常実施されている機構を用いれば容易であ
る。すなわち、トリマー装置1が突出すると、駆
動部(モータの回転運動を往復運動に変換して主
刃を駆動する。)に連接された駆動子20と駆動
片13とが係合して、駆動子20の往復運動を駆
動片13に伝達する。駆動片13と可動刃4とは
一体に形成されているので可動刃4が往復的に摺
動し、固定刃3とで髭を剃りおとす。
以上、説明したように、本考案のトリマー装置
は可動刃4を駆動片13を介して駆動子20で駆
動する機構である。
は可動刃4を駆動片13を介して駆動子20で駆
動する機構である。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によれば、可動刃を
押圧保持するバネを一体形成した押え板をヒンジ
部を介して基台と一体形成し、前記基台と押え板
との間に固定刃及び可動刃を設けて一体的なユニ
ツトとして構成したことにより次の効果を有す
る。
押圧保持するバネを一体形成した押え板をヒンジ
部を介して基台と一体形成し、前記基台と押え板
との間に固定刃及び可動刃を設けて一体的なユニ
ツトとして構成したことにより次の効果を有す
る。
(イ) 部品点数が削減でき組立性が良い。
(ロ) 押え板が両端のフツク片の係合及びヒンジ部
により係合されているため、押え板が外れにく
く、押え板のグラツキがなく、バネ圧変動が少
なく切味が向上する。
により係合されているため、押え板が外れにく
く、押え板のグラツキがなく、バネ圧変動が少
なく切味が向上する。
(ハ) 可動刃と駆動片が一体に形成されているた
め、振幅減による切味不良がなくなり、かつ騒
音が低減できる。
め、振幅減による切味不良がなくなり、かつ騒
音が低減できる。
第1図イ,ロ及び第2図イ,ロは本考案の一実
施例を示す図であつて、第1図イはトリマー装置
を装着した電気かみそりの斜視図、同図ロはトリ
マー装置の分解斜視図、第2図イはトリマー装置
の斜視図、同図ロは同図イのB−B断面図、第3
図及び第4図はトリマー装置の操作について説明
する図で、第1図イのA−Aの切欠断面図を示
し、第3図はトリマー装置の収納状態を示す図、
第4図はトリマー装置の回動突出状態を示す図、
第5図イ,ロは従来例である。 2……基台、3……固定刃、4……可動刃、5
……バネ部、6……押え板、7……ヒンジ部、1
3……駆動片。
施例を示す図であつて、第1図イはトリマー装置
を装着した電気かみそりの斜視図、同図ロはトリ
マー装置の分解斜視図、第2図イはトリマー装置
の斜視図、同図ロは同図イのB−B断面図、第3
図及び第4図はトリマー装置の操作について説明
する図で、第1図イのA−Aの切欠断面図を示
し、第3図はトリマー装置の収納状態を示す図、
第4図はトリマー装置の回動突出状態を示す図、
第5図イ,ロは従来例である。 2……基台、3……固定刃、4……可動刃、5
……バネ部、6……押え板、7……ヒンジ部、1
3……駆動片。
Claims (1)
- 可動刃を押圧保持するバネを一体形成した押さ
え板をヒンジ部を介して基台と一体形成し、前記
基台と押え板との間に固定刃及び可動刃を設けて
一体的なユニツトとして構成したことを特徴とす
る電気かみそりのトリマー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986191527U JPH0525580Y2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986191527U JPH0525580Y2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63175574U JPS63175574U (ja) | 1988-11-15 |
JPH0525580Y2 true JPH0525580Y2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=31145751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986191527U Expired - Lifetime JPH0525580Y2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525580Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4511790Y1 (ja) * | 1968-11-14 | 1970-05-25 |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP1986191527U patent/JPH0525580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4511790Y1 (ja) * | 1968-11-14 | 1970-05-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63175574U (ja) | 1988-11-15 |
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