JPS6110621Y2 - - Google Patents

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JPS6110621Y2
JPS6110621Y2 JP1980005203U JP520380U JPS6110621Y2 JP S6110621 Y2 JPS6110621 Y2 JP S6110621Y2 JP 1980005203 U JP1980005203 U JP 1980005203U JP 520380 U JP520380 U JP 520380U JP S6110621 Y2 JPS6110621 Y2 JP S6110621Y2
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JP
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blade
drive shaft
razor
blade holder
reciprocating
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JP1980005203U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気かみそりに係り、回転刃を設けた
かみそり刃保持体と、往復可動刃を設けたかみそ
り刃保持体を選択的に取着できるようにした構造
に関する。
従来のこの種の回転刃と往複可動刃とを選択的
に使用できる電気かみそりは、実開昭49−139089
号公報に示すように各剃り刃保持体にそれぞれ電
動機の駆動軸に連結される専用の中間軸を設けて
それぞれ回転刃と往復可動刃をそれぞれ回転させ
るようにした構造が採られているが、いずれも電
動機によつて回転される駆動軸の外に中間軸を必
要としている。
また回転刃の刃台は駆動軸に直結できるように
し、往復可動刃の保持体に駆動軸に係合されるカ
ムを設けた構造が知られているが、この構造でも
カムを必要としている。
このように従来のこの種の電気かみそりでは中
間軸、カムなどをそれぞれ余分に必要とし、トル
ク損失が生じ、騒音の発生の原因となり、高価と
なる欠点を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、回
転刃を設けた第1の剃り刃保持体と往復可動刃を
設けた第2の剃り刃保持体と選択的に取着できる
電気かみそりにおいて、本体に内蔵した電動機に
よつて回転される駆動軸を設け、回転刃を設けた
回転台の軸孔に駆動軸にこの駆動軸の外径寸法内
に形成した偏心カムに係合する係合部を形成し、
中間軸などのそれぞれ専用の駆動手段を必要とせ
ず、駆動軸に直結して回転刃、往復可動刃を作動
できるようにし、トルク損失を低減し、騒音を少
くでき、部品数も少く、構造が簡単で安価な電気
かみそりを提供するものである。
本考案の電気かみそりは、電動機を内蔵しこの
電動機によつて回転される駆動軸を上端に突出さ
せかつこの上端に前記駆動軸に連結される回転刃
を設けた第1の剃り刃保持体と前記駆動軸に連結
される往復可動刃を設けた第2の剃り刃保持体を
選択的に取着可能な本体を備え、前記駆動軸の先
端にこの駆動軸の外径寸法内において偏心カムを
形成し、前記第1の剃り刃保持体の回転刃台に前
記駆動軸を嵌挿できる内径の軸孔を形成するとと
もにこの軸孔に前記偏心カムに係合して前記駆動
軸の回転を伝達する係合部を形成し、前記第2の
剃り刃保持体に往復動可能に設けた往復可動刃に
前記偏心カムに係合して前記駆動軸の回転をこの
可動刃の往複動に変換される係合溝を形成したこ
とを特徴とするものである。
本考案の電気かみそりは、回転刃を使用する場
合には第1の剃り刃保持体を本体の上端に結合す
ると駆動軸は軸孔に挿通され、偏心カムは軸孔の
係合部に係合される。この状態で電動機を駆動す
ると、駆動軸は回転され、偏心カムは係合部に係
合して回転刃台は回転され、回転刃は外刃に沿つ
て摺擦され、剃り動作が行われる。
往復可動刃を使用する場合には第2の剃り刃保
持体を本体の上端に結合すると、駆動軸の偏心カ
ムは係合溝に係合され、可動刃は左右に往復動さ
れ、可動刃は固定刃を摺動し剃り動作が行われ
る。
次に本考案の一実施例の構造を図面について説
明する。
1は電気かみそり本体で、筒状に形成され、内
部には電動機2とこの電動機2の電源電池(図示
せず)が設けられ、この本体1の上端中央には前
記電動機2の駆動軸3を挿通する通孔4を形成し
た突筒部5が形成され、この突筒部5の両側に係
止爪6が設けられている。また前記駆動軸3の上
端にはその外径寸法から外周に突出しないように
上方に向つて軸状の偏心カム7が突出されてい
る。
次に8は第1の剃り刃保持体で、この第1の剃
り刃保持体8は第3図、第4図に示すように保持
台枠9を外刃体10と回転刃台11とにて構成さ
れている。この保持台枠9は回転刃台11を嵌合
する嵌合部12とこの嵌合部12の底部13から
下方に突出した筒状の取付台部14とを有し、こ
の取付台部14の下端には前記係止爪6に係脱自
在に係合する係合爪(図示せず)が形成されてい
る。そしてこの保持台部9を係合爪との係合で本
体1に取着したとき前記駆動軸3が挿通されるよ
うになつている。
また前記回転刃台11は上面に回転刃16がば
ね15にて上方に付勢されて進退自在に保持され
ている。この刃台11の下面には筒状体17が圧
入保持され、この筒状体17の内径にて前記駆動
軸3が挿通される軸孔18が形成されている。こ
の軸孔18の上端両側部には下縁を回転方向側の
下端から上方に向つて傾斜した傾斜面19とした
三角形状突部20が相対して形成され、この両突
部20の内面にて係合部21が形成され、軸孔1
8の下端から挿通された前記カム7は突部20の
傾斜面19に案内されて突部20の内面間の間隙
に挿通され係合部21に係合されるようになつて
いる。
また前記外刃体10は前記保持台枠9に螺合嵌
着され上面に設けた網状外刃22の内面に前記回
転刃16が摺擦されるようになつている。
次に23は第2の剃り刃保持体で、第5図乃至
第7図に示すようにこの保持体23は剃り刃保持
台枠24、支持台25、可動刃押圧ばね体26お
よび剃り刃覆い枠27とにて構成されている。こ
の保持台枠24の基台部28の両側には皮膚接触
面29,30が形成され、この一方の皮膚接触面
29の上縁には中央部に至るに従つて深く形成し
た櫛溝31を有する櫛状部32が形成されてい
る。またこの基台部28の中央に一方の皮膚接触
面29より他方の皮膚接触面30側に向つて幅方
向に偏位した位置に駆動軸3の挿通孔33が形成
され、この基台部28の両端位置には係止突片3
4がそれぞれ上方に向つて突設されており、この
係止突片34には前記挿通孔33を結ぶ直線上に
位置して幅方向に偏位した位置に角形状の係止孔
35が形成されている。
また前記基台部28の下部には前記挿通孔33
と同心筒状の取付部36が一体に形成され、駆動
原としての電動機2および電池などを収納した前
記かみそり本体1に着脱自在に取着されるように
なつている。
前記支持台25は、合成樹脂にて成形され、中
央部に前記挿通孔33に対向する角形状の開口3
7が形成され、この支持台25の両端部には端面
板部38が上方に向つて突出形成され、この端面
板部38には下端を自由端とした弾性係合片39
が相対して形成され、この各係合片39の下端外
面には前記保持台枠24の係止孔35に係脱自在
に係止される係止突起40が形成されている。ま
たこの各端面板部38の両側にそれぞれ外方に向
つて突出した係合突起41が形成され、この各係
合突起41の上縁は上方から下方に向つて外側に
傾斜した係合案内縁42に形成されている。さら
にこの支持台25には前記開口37の両端両側に
位置してそれぞれ位置決め突起43が形成され、
さらにこの突起43の中央に位置して支点突起4
4が形成されている。
前記可動刃押圧ばね体26は金属ばね材にて成
形され、前記支持台3の開口37に対応する開口
45が形成され、両端には前記支持台25の位置
決め突起43間に位置決め保持される突片部46
が突出され、この各突片部46の先端には前記支
持台25の係合片39の内面に当接される接触片
47が下方に向つて折曲形成されている。さらに
この押圧ばね体26の両側部は上方に向つて折曲
された弾性側辺部48の上縁に複数の抑え突部4
9が形成されている。
次に前記剃り刃覆い枠27は合成樹脂にて成形
され上面部50の両端から下方に突設した両端面
部51の内面両側の下端には前記支持台25の係
合突起41の下縁を係止する係止突部52がそれ
ぞれアンダーカツトにて形成され、この覆い枠2
7の一側には剃り刃53が突出させる切欠部54
が形成され、他側には前記保持台枠24の両皮膚
接触面29,30を選択的に嵌合する嵌合部55
が切り欠き形成されている。
次に前記剃り刃53はあみそり固定刃56とか
みそり往復可動刃57とにて形成され、この固定
刃56は前記覆い枠27の内面に突設した角柱状
の保持突起58に係合する係合孔59が形成され
ている。
この固定刃56の一側に形成した刃縁60は両
端側から中央部に向つて弧状に膨出され櫛刃状に
形成されている。
次に前記可動刃57は前記覆い枠27の保持突
起58に両端方向に移動可能に係合される長溝6
1が両端側に形成され、中央部には受け体62の
取付孔63が形成されている。またこの可動刃5
7の一側に形成した刃縁64は両端側から中央部
に向つて弧状に膨出され櫛刃状に形成されてい
る。
次に前記受け体62は合成樹脂にて成形され、
前記可動刃57の取付孔63に嵌合熔着される突
起部65が上面に形成され、下面には駆動軸3の
カム7を係合する係合溝66が幅方向に形成さ
れ、この係合溝66の下端側係合案内となる係合
案内縁67が拡開形成されている。
次にこの保持体23の組立方法について説明す
る。
覆い枠27の上面部50の内面に固定刃56を
当接し保持突起58に係合孔59を係合して固定
刃56を位置決め保持する。この状態で固定刃5
6の刃縁60は切欠部54から突出させる。次い
で受け体62を取付孔63に嵌合固着した可動刃
57を固定刃56の下面に重合し、長溝61を保
持突起58に係合して可動刃57を左右両端方向
に向つて移動可能に保持する。この可動刃57の
刃縁64は固定刃56の刃縁60に沿つて摺動可
能に重合される。
次いで押圧ばね体26の開口45に受け体62
を挿通して抑え突部49を可動刃57の下面に当
接する。
この状態で支持台25を覆い枠27に下方から
嵌合するとこの支持台25の開口37に受け体6
2が挿通され、係合突起41はその係合案内縁4
2を案内として覆い枠27の係止突部52に弾性
変形によつて係止され、同時に端面板部38が固
定刃56の両端下面に当接され、この固定刃56
は覆い枠27の内面に押圧保持され、また押圧ば
ね体26は支持台25の位置決め突起43に突片
部46が保持され、接触片47は端面板部38の
内面に当接されて位置決め保持され、また押圧ば
ね体26は支点突起44にて支持されて両側方向
に揺動可能に保持される。このように組立られた
かみそり刃組立体68を前記保持台枠24に取着
する。この組立体68の保持台枠24の一方の皮
膚接触面29側に剃り刃53の刃縁60,64を
臨ませて嵌合すると、支持台25の両端係合片3
9の係止突片40が保持台枠24の両端係止突片
34の係止孔35に弾性変形によつて係合保持さ
れ、組立体68は保持台枠24に保持され、保持
台枠24の櫛状部32の先端が両刃56,57の
刃縁60,64の前方に位置される。また組立体
68を反転して保持台枠24の他方皮膚接触面3
0側に剃り刃53の刃縁60,64を臨ませて嵌
合すると保持台枠24に組立体68は支持台25
の係止突起40と係止孔35との係合で保持さ
れ、両刃56の刃縁60,64は保持台枠24の
他方の皮膚接触面30の先端から突出される。
そしてこの第2の剃り刃保持体23を係合爪6
の係合で本体1の上端に結合すると、駆動軸3は
保持台枠24の挿通孔33から受け体62の係合
溝66に係合される。
また前記本体1の周面下部には電動機2の電源
回路を開閉するスイツチの摘み69が設けられて
いる。
次にこの実施例の作用について説明する。
第2図に示すように回転刃16で剃る場合には
第1の剃り刃保持体8を本体1の上端に結合する
と駆動軸3は軸孔18に挿通され、カム7は突部
20の傾斜面19に案内されて突部20間に係合
される。この状態で電動機2を駆動すると、駆動
軸3は回転され、カム7は突部0の係合部21に
係合され、回転刃台11は回転され、回転刃16
は外刃22に沿つて摺擦され、剃り動作が行われ
る。
また第1図に示すように往復可動刃57で剃る
場合には第2の剃り刃保持体23を本体1の上端
に結合すると、駆動軸3は保持台枠24の挿通孔
33より挿通され、カム7は受け体62の係合溝
66に係合され、回転刃57は左右に往復動さ
れ、固定刃56を摺動し剃り動作が行われる。ま
た前記実施例では回転刃台11に別体の筒状体1
7を圧入保持する構造について説明したが回転刃
台11と一体形成でもよい。
なお前記回転刃台11の軸孔18に形成した係
合部21の高さは回転刃16のつば15による可
動範囲とし、回転刃16が過度に外刃22に圧接
されないようにする。
本考案によれば、駆動軸の外径寸法内で先端に
突出したカムを形成し、第1の剃り刃保持体の回
転刃台に駆動軸に嵌挿できる内径の軸孔を形成す
るとともにこの軸孔に前記カムが係合して前記駆
動軸の回転を伝達する係合部を形成し、第2の剃
り刃保持体には偏心カムに係合して駆動軸の回転
を可動刃の往復動に変換させる係合溝を形成し、
前記駆動軸を上端に突出した本体に回転刃を有す
る第1の剃り刃保持体と往復可動刃を有する第2
の剃り刃保持体とを選択的に取着可能としたの
で、一つのかみそり本体で回転刃による毛剃りと
往復可動刃による毛剃りとを行うことができ、し
かも回転刃、往復可動刃とも偏心カムを駆動伝達
手段として兼用して駆動軸に直結でき、中間軸或
は駆動軸と別体のカムなどをそれぞれの専用の駆
動伝達手段を設ける必要もなく、中間軸用の軸受
部材の支持手段もなく部品数を低減でき、駆動軸
にて回転刃、往復可動刃を直接作動させるためト
ルクの損失を低減できるとともに騒音も少くな
り、また回転刃は駆動伝達手段として偏心カムを
利用しても回転刃台が駆動軸の外周に嵌挿されて
いるため調心が出し易く、構造が簡単で回転刃、
往復可動刃に兼用でき、かみそり本体の汎用性を
高めることができる。
なお回転刃台の軸孔には相対して下縁を傾斜面
とした係合部を形成することにより、駆動軸のカ
ムは傾斜面に係合案内されて係合部に係合され操
作性が良好でカムと係合部との係合が確実にで
き、成型金具の製作が容易にでき、成型時の型抜
きも容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す往復可動刃を
用いた電気かみそりの斜視図、第2図は同上回転
刃を用いた電気かみそりの一部の斜視図、第3図
は同上断面図、第4図は同上回転刃台の底面図、
第5図は往復可動刃を用いた電気かみそりの剃り
刃保持体の縦断正面図、第6図は同上縦断側面
図、第7図は同上分解斜視図である。 1……本体、2……電動機、3……駆動軸、7
……偏心カム、8……第1の剃り刃保持体、11
……回転刃台、16……回転刃、18……軸孔、
19……傾斜面、20……突部、21……係合
部、23……第2の剃り刃保持体、57……往復
可動刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電動機を内蔵しこの電動機によつて回転され
    る駆動軸を上端に突出させかつこの上端に前記
    駆動軸に連結される回転刃を設けた第1の剃り
    刃保持体と前記駆動軸に連結される往復可動刃
    を設けた第2の剃り刃保持体を選択的に取着可
    能な本体を備え、前記駆動軸の先端にこの駆動
    軸の外径寸法内において偏心カムを形成し、前
    記第1の剃り刃保持体の回転刃台に前記駆動軸
    を嵌挿できる内径の軸孔を形成するとともにこ
    の軸孔に前記偏心カムに係合して前記駆動軸の
    回転を伝達する係合部を形成し、前記第2の剃
    り刃保持体に往復動可能に設けた往復可動刃に
    前記偏心カムに係合して前記駆動軸の回転をこ
    の可動刃の往復動に変換される係合溝を形成し
    たことを特徴とする電気かみそり。 (2) 第1の剃り刃保持体の回転刃台の係合部は、
    軸孔の上部両側に回転方向側を下方に突出する
    傾斜面を突設した突部にて形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    気かみそり。
JP1980005203U 1980-01-19 1980-01-19 Expired JPS6110621Y2 (ja)

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JP1980005203U JPS6110621Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

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JP1980005203U JPS6110621Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

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Publication Number Publication Date
JPS56108865U JPS56108865U (ja) 1981-08-24
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ID=29601880

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JP1980005203U Expired JPS6110621Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573591Y2 (ja) * 1976-12-27 1982-01-22

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JPS56108865U (ja) 1981-08-24

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