JPS605881Y2 - 乾式かみそり機の外刃取付構造 - Google Patents

乾式かみそり機の外刃取付構造

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JPS605881Y2
JPS605881Y2 JP1975000897U JP89775U JPS605881Y2 JP S605881 Y2 JPS605881 Y2 JP S605881Y2 JP 1975000897 U JP1975000897 U JP 1975000897U JP 89775 U JP89775 U JP 89775U JP S605881 Y2 JPS605881 Y2 JP S605881Y2
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JP
Japan
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outer cutter
spring
cutter holding
holding
frame
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JP1975000897U
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JPS5185891U (ja
Inventor
弘 飯田
Original Assignee
サンリツ工業株式会社
セイコーエプソン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、乾式かみそり機における外刃取付構造に関す
るものであり、外刃の脱着を簡単に行ない、信頼性の高
い取付構造を実現し、さらに皮膚の押圧に伴って外刃を
上下させることにより切れ味、剃り心地の向上をはかる
ことを目的としたものである。
従来から断面形状がアーチ形の外刃保持バネの押圧力を
もって外刃を外刃枠の内側面に固定する外刃取付構造が
知られている。
この従来側における分解斜視図を第10図に、第10図
の各部材を組込んだ外刃取付部の断面図を第11図に、
第11図の部分拡大図を第12図に示す。
各図において外刃取付構成部材は、外刃枠107と外刃
106と断面形状がアーチ形の外刃保持バネ112とか
ら構成されている。
ここで第10図のように、外刃枠107の内壁110に
は下方に設けられた外刃保持突起111を上方外側に設
けられた外刃保持突起111aとが突設している。
又、外刃106の端部108には外刃補強板121がカ
シメ等により固着され、この外刃補強板121の外端上
部に切欠部121aが形成されている。
外刃保持バネ112にはその側壁118の一方に外刃枠
107に対する着脱操作を行なうための取手120が突
出形成されている。
ここで外刃106を外刃枠107に取付けるには、外刃
106を外刃枠107の下方より挿入して外刃補強板1
21の下端を前記外刃保持突起111の上端に載置し前
記切欠部121aを前記外刃保持突起111aに挿入腰
しかる後外刃保持バネ112を外刃枠107の下方より
挿入し、そのバネ力に抗して押し込みその各側壁118
を前記外刃保持突起111の上端に載置すれば外刃保持
バネ112のバネ力にて外刃補強板121を外刃枠10
7の内壁110に押圧し、こうして外刃を取付けること
になる。
外刃106を取り外すには、上記と逆の操作を行なえば
よい。
従ってこの従来例では、外刃保持バネ112が外刃枠1
07と別体で完全に分離されているためヒゲ掃除等外刃
106を外刃枠107から取外した際、外刃保持バネ1
12単品をどこかに置き忘れ紛失してしまうということ
がしばしば生じてしまうという欠点があった。
又、外刃保持バネ112には外刃107に対して左右の
形状が異なるなど形状に方向性があり取付けに際し手間
取るという欠点があった。
一方、外刃補強板121は単に板状部材を外刃106の
端部に固着し外刃端部の破損を防止するためだけのもの
であり、この外刃補強板121を外刃枠107の内壁1
10に固定するだけのため、皮膚の押圧に対し外刃10
6が上下動しないもので外刃106が皮膚に対しかたい
感じとなって肌ざわりが悪いという欠点を有するもので
あった。
本考案は、上記の欠点を除去したものであり、外刃枠一
端内側面に外刃保持バネの一端部を回動自在にるように
係止させ、該外刃枠を該外刃保持バネとは一体化させた
ものである。
又、外刃枠内側面に保持される外刃端部には、ヒゲ剃り
時の皮膚の押圧によって外刃上下移動が可能になるよう
なバネ機構を備えたものである。
第1図は、本考案における概要的な斜視図(外刃は図示
せず、)第2図は、一実施例に基づく主要縦断面図、第
3図は第2図におけるA−A方向から見た側面図のうち
、外刃と外刃保持板を外刃枠の内側面にセット状態図で
あり、第4図は第2図のB−B方向から見た第3図に対
応する状態図、第5図は第3図に外刃保持バネを外刃枠
内側面にセットした状態図、第6図は、外刃保持バネの
回動自在部を示す拡大図、第7図は、第3図の外刃保持
板の外端部付近の拡大断面図、第8図は、第3図の外刃
保持板の中央付近の拡大断面図、第9図は外刃の斜視図
である。
以下、本考案による一実施例を各図面に基づき説明する
1は、本体ケースであり、内部には振動機構を有してお
り(図示せず)、上面開口された開口部2より往復振動
子3が突出しており、内刃スプリング5を介して内刃4
を外刃6に密着させて該内刃4を往復振動させる。
7は外刃枠であり、本体ケース1によって位置決めされ
ている。
外刃6の両端部8には、外刃上下移動を可能にしたバネ
機構が、箱型の外刃保持板9に内蔵されて設けられてい
る。
前記外刃6の両端部8にこれぞれ外刃上下移動バネ22
を介して装着された外刃保持板9は、一方の内側面10
から突出する下方の外刃保持突起11A、IIAと上方
の外刃保持突起11a、llaとの間、及び他方の内側
面10aから突出する下方の外刃保持突起11B。
11Bと上方の外刃保持突起11b、11bとの間に挿
入されることによって、外刃枠7に位置決め保持されて
いる(第2図、第3図、第4図参照)。
しかし、外刃6自身の弾性力のみでは、内刃6の往復振
動に対して、外刃枠の各内側面10vlOaに保持され
なくなる。
従って内刃4の振動に対して外刃6が外刃枠7に保持さ
れるよう、略アーチ形状に形成された外刃保持バネ12
により外刃保持板9,9を押圧保持している。
その際の外刃保持バネ12の構造として、該外刃保持バ
ネ12の一端部17の両側方に回動自在になるための外
刃保持バネ回動自在ピン13.13が突出している(第
5図、第6図参照)。
外刃保持バネ12は、該外刃保持バネ回動自在ピン13
と外刃枠左右内側面14.14に設けられた凹所15,
15(第5図、第6図参照)によって着脱自在に係合さ
れている。
他方の前記内側面10aの下方にある外刃保持突起11
Bの先端19は、外刃保持バネのもう一方の端部である
他端部18の下端16を受は止めるので外刃保持バネ1
2は、外刃枠の各内側面10.10aに保持される。
このとき、外刃保持バネ12は外方向へ広がろうとする
弾性力を有しているので外刃保持バネ12は、外刃枠の
各内側面10.10aから脱落することなく保持される
従って、外刃保持バネ12の前記一端部17及他端部1
8は外刃保持板9,9の内面に密着配置されて外刃保持
板9,9を外刃枠7の各内側面10.10aに取り付け
る。
外刃保持バネ12の前記下方の外刃保持突起11Bの先
端19と取外しを行なうには、外刃保持バネ12の中央
部の取手20を内側に寄せて、外刃保持バネ一端部18
の前記下端16と外刃保持突起先端部19の係合を外せ
ば良い。
次に、外刃保持板9に内蔵された外刃上下移動機構を簡
単に説明する。
外刃6の変形を防止するための外刃補強板21 (第7
図参照)が、外刃端部8に固着されており、第7図の如
く該外刃補強板21と板状の外刃上下移動用バネ22は
、両外端付近にて23のようにカシメによって固着され
ている(第3図も参照)。
又、第8図の如く前記外刃上下移動用バネ22と前記外
刃保持板9とは、中心付近にて24のようにカシメ、融
着にて係止されている。
(第3図も参照)。この場合、外刃6の端部8は外刃保
持板9,9とスキマ26を有している。
第3図、第7図は、前記外刃上下移動用バネ22の外端
付近23の部分が上方にバネ変形している状態が示され
ている。
それは内刃スプリング5の押上げ力により外刃6が上方
に押し上げられ、このため外刃6の外端に前記23の部
分により固定された前記バネ22の外端も上方に押し上
げられるから、前記バネ22において前記24の部分を
支点として前記23の部分付近が上方に弾性変形し前記
23部分付近の上端が外刃保持板9の上部内壁に当接し
上方移動が規制される。
以上のように、外刃枠内側面に固定された外刃保持板9
,9は外刃上下移動用バネ22を介して外刃6とバネ係
着されているので、外刃上下移動用バネ22の移動範囲
25(第3図、第7図、第8図参照)だけ外刃6が皮膚
の押圧に対して上記24部を支点として上下動する。
以上の機構を有する本考案の作用効果は次のとおりであ
る。
まず、外刃保持バネ12が外刃枠7に回動可能に係止さ
れて一体化されているので、外刃6の着脱の際に外刃保
持バネ12を紛失するおそれがないものである。
しかも、外刃6の外刃枠7に対する着脱もきわめて容易
である。
つまり外刃6を取り外そうとする際は、外刃保持バネ1
2の前記取手20を内側に寄せて外刃保持バネの他端部
18の下端16を他方の内側面10aにおける外刃保持
突起の先端部19の係合を外してから外刃保持バネ12
を回動することにより、外刃6の外刃保持板9,9を外
刃枠7の前述の各外刃保持突起11A? 11A、1
1 a、11 aと118、IIB、llb、llbの
間から取り外すことができ、こうして外刃6を外刃枠7
から容易に取り外せるものである。
外刃6を外刃枠7に取り付けるには、その逆の操作を行
なえばよいことになる。
なお、外刃保持バネ12の着脱も可能であり、前述の外
刃保持バネ回動自在ピン13,13と外刃枠7側の凹所
15,15の係合を外せばよく、これは前記ピン13.
13を互いに近づけるように内向きの力を前記ピン13
.13の近くに加えることにより容易に行なえる。
更に外刃6の端部には外刃上下動機構を設けであるので
、ヒゲ剃り時に皮膚の押圧に従って外刃が上下動するた
め外刃と内刃が密着しシャープな切れ味と前記皮膚の押
圧時に外刃が前記バネ機構によりすばやく下がるため皮
膚に対しソフト感をもたらすことができる。
しかも前記外刃上下動機構のケース部分にもなる外刃保
持板9,9を外刃枠に取り付けるために用い有効利用を
はかつているものである。
加えて本考案は、ヒゲ屑掃除を容易であり、部品数も少
なく構造も簡単となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における概要的な斜視図(外刃は図示せ
ず)、第2図は本考案の一実施例に基づく主要部縦断面
図、第3図は第2図におけるA−A位置から見た外刃枠
への外刃取付図のうち外刃保持バネを取外した状態の側
面図、第4図は第2図におけるB−B位置から見た第3
図に対応する側面図、第5図は第3図に外刃保持バネを
セットした状態の側面図、第6図は第2図における外刃
保持バネ回動自在部を示す拡大図、第7図は第3図の外
刃保持板の外端部付近の拡大断面図、第8図は第3図の
外刃保持板の中央付近の拡大図、第9図は本考案の外刃
の斜視図である。 第10図から第12図までは従来例の外刃取付構造を示
し、第10図に分解斜視図、第11図に第10図の各部
材を組込んだ状態の断面図、第12図に第10図の部分
拡大図を示す。 1・・・・・・本体ケース、2・・・・・・本体ケース
上面開口部、3・・・・・・振動子、4・・・・・・内
刃、5・・・・・・内刃スプリング、6・・・・・・外
刃、7・・・・・・外刃枠、8・・・・・・外刃両端部
、9・・・・・・外刃保持板、10・・・・・・外刃枠
の一方の内側面、10a・・・・・・外刃枠の他方の内
側面、11A・・・・・・下方の外刃保持突起(外刃枠
の一方の内側面10に形成)、lla・・・・・・上方
の外刃保持突起(外刃枠の一方の内側面10に形成)、
11B・・・・・・下方の外刃保持突起(外刃枠の他方
の内側面10aに形成)、11b・・・・・・上方の外
刃保持突起(外刃枠の他方の内側面10aに形成)、1
2・・・・・・外刃保持バネ、13・・・・・・外刃保
持バネの回動自在ピン、14・・・・・・外刃枠左右内
側面、15・・・・・・外刃枠の外刃保持バネピン係合
の凹所、16・・・・・・外刃保持バネの他端部18の
下端、17・・・・・・外刃保持バネの一端部(回動自
在側)、18・・・・・・外刃保持バネの他端部(外刃
脱着取手付側)、19・・・・・・下側外刃保持突起1
1Bの先端部、20・・・・・・外刃保持バネ脱着取手
、21・・・・・・外刃補強板、22・・・・・・外刃
上下移動バネ、23・・・・・・外刃補強板と外刃上下
移動バネの係止部、24・・・・・・外刃保持板と外刃
上下移動バネの係止部、25・・・・・・外刃上下移動
バネによる外刃上下距離、26・・・・・・外刃の端部
と外刃保持板とのスキマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱型の外刃保持板9,9と、前記外刃保持板9.9に内
    蔵され中央部が前記外刃保持板9,9に固定された外刃
    上下移動バネ22と、前記外刃保持板9,9とスキマを
    有して前記外刃保持板9.9に挿入される外刃6の端部
    8の両外端が前記外刃上下移動バネ22の両外端に固定
    されて前記外刃保持板9,9に対し上下移動可能に設け
    られた略アーチ形状の外刃6と、外刃枠7の一方の内側
    面10から突出する下方の外刃保持突起11A、IIA
    と上方の外刃保持突起11a、lla及び他方の内側面
    10aから突出する下方の外刃保持突起11B、IIB
    と上方の外刃保持突起11b、llbとを有し前記各下
    方の外刃保持突起11A、11A及びIIB、IIBと
    各上方の外刃保持突起11a及びllb、llbとの間
    に前記外刃保持板9,9が挿入される外刃枠7と略アー
    チ形状に構成されその一端部17の両側方に突出形成さ
    れた回動自在ピン13,13が前記外刃枠7の左右内側
    面14.14に設けられた凹所15.15に回転可能に
    係止され、且つ略アーチ形状の他端部18の下端16が
    外刃枠7の前記他方の内側面10aから突出する下方の
    外刃保持突起11B上にバネ係止されて前記一端部17
    及び他端部18が前記外刃保持板9,9の内面に密着配
    置される外刃保持バネ12とを有することを特徴とする
    乾式かみそり機の外刃取付構造。
JP1975000897U 1974-12-27 1974-12-27 乾式かみそり機の外刃取付構造 Expired JPS605881Y2 (ja)

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JPS5185891U JPS5185891U (ja) 1976-07-09
JPS605881Y2 true JPS605881Y2 (ja) 1985-02-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319652Y1 (ja) * 1967-12-19 1968-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319652Y1 (ja) * 1967-12-19 1968-08-16

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JPS5185891U (ja) 1976-07-09

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