JPH046702Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は往復動式の電気かみそりに関する。

（従来の技術〕 第４図および第５図に示す従来の往復動式の電
気かみそりのかみそり本体１には、偏心回転する
係合軸２ａが突設された伝動軸体２を有するモー
タ３と、係合軸２ａの偏心回転を往復動に変換す
る変換部材４とが内蔵されている。変換部材４に
突設された駆動軸５は、上記本体１の上壁１ａに
設けられた軸通孔６を貫通して突出されている。
外刃７を有する外刃体８は、上記本体１の上側に
着脱可能に取付けられている。外刃７の内側に
は、この外刃７の内面に摺接する内刃９を有した
往復動可能な内刃体１０が設けられ、この内刃体
１０は、駆動軸５で支持されるとともに、外刃７
の内面に押付けられている。駆動軸５に対する内
刃体１０の支持は、内刃体１０に取付けられ内刃
揺動板１１、この揺動板１１に係合する揺動受け
座１２、この受け座１２に嵌合された支持座１３
等で行われている。外刃７の内面への内刃９の押
付けは、支持座１３と、上記本体１の上壁１ａ中
に設けられた毛蓋案内溝１４内を駆動軸５によつ
て移動される毛蓋１５との間に、駆動軸５に沿つ
て設けられたばね１６で行われている。そして、
内刃体１０の上方への規制は、駆動軸５に挿着さ
れて上記支持座１３が当接する止めピン１７で行
われている。

また、実開昭56−153361号公報により、回転軸
に固定された伝動軸体の偏心回転する係合軸に係
合すると共に内刃体を支持する駆動部と、この駆
動部の往復動を許容するとともに上記内刃体を外
刃体に押し付ける弾性変形可能な可撓変形部とを
有した合成樹脂製の変換部材を備えて、伝動軸体
から内刃体までの間に設けられる部品数を少なく
できる電気かみそりが知られている。そして、上
記変換部材は、その殆どの部分をかみそり本体内
に収納するとともに、内刃体を支持した駆動部の
みをかみそり本体の外部に突出させて、かみそり
本体に取付けられている。その取付けは、かみそ
り本体の上面壁を貫通する可撓変形部の下端に形
成された取付け部分の爪を、かみそり本体内に設
けたモータ取付板の取付孔に掛止することにより
なされている。

〔考案が解決しようとする問題点〕

上記第４図および第５図に示した従来例によれ
ば、変換部材４および伝動軸体２がかみそり本体
１内にある構成である。したがつて、変換部材４
を駆動軸５に内刃体１０を支持し、かつ内刃体１
０を押上げるために、内刃揺動板１１、揺動受け
座１２、支持座１３、毛蓋１５、ばね１６、止め
ピン１７等多数の部品を必要としている。このた
め、コストが高いとともに、各部品の寸法のばら
つきの影響も多く、使用時に騒音が発生し易い。

さらに、上記本体１を貫通する駆動軸５が軸通
孔６内を往復動するため、この軸通孔６を大きく
開口する必要があり、しかも、軸通孔６を塞ぐた
めの毛蓋１５を毛蓋案内溝１４内に設けてあるも
のの、毛蓋１５も駆動軸５で毛蓋案内溝１４内を
往復動されるので、ひげ屑が上記本体１内に侵入
し易い。そのため、侵入したひげ屑が故障の原因
になることがあるという問題があつた。

また、実開昭56−153361号公報に記載の従来例
によれば、変換部材がその駆動部以外の部分をか
みそり本体の内部に収納して設けられている。そ
のため、ひげ屑がかみそり本体内へ侵入しやす
く、故障の原因となることがあるという問題があ
つた。

つまり、かみそり本体の上面壁には、変換部材
の可撓変形部が通るとともに、その動きを許容す
る大きい孔が設けられている。したがつて、この
孔を通つて簡単にかみそり本体内にひげ屑が侵入
してしまい、上記上面壁とモータ取付板との間に
ひげ屑が詰まつて可撓変形部の動作を妨げ易い。
また、モータ取付板は可撓変形部を固定するため
の取付孔を有しているが、この孔は塞がれていな
い。そのため、ひげ屑がモータ取付板を通過して
モータ等の電気部品が内蔵されているかみそり本
体の下部側に侵入し、それにより故障が引き起こ
されることがある。しかも、実開昭56−153361号
公報に記載の従来例において、変換部材を何等か
の要請で交換する必要が生じた場合には、かみそ
り本体を分解しなければならず、その作業が面倒
であるという問題もある。

本考案の目的は、部品点数および騒音を少なく
できることは勿論のこと、ひげ屑に起因する故障
を防止できるとともに、変換部材を簡単に交換す
ることもでき、あわせて外刃体を取外した時のひ
げ屑の散乱を少なくできるようにした電気かみそ
りを得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本考案の電気かみ
そりは、上側に突出する側壁と、この側壁の両端
に連なり上側に突出する両端壁と、これら各壁の
突出先端を繋いだ先端壁とからなる頭部、および
この頭部の周囲に肩部を有して一面が開口された
一対のケースを、その開口面を合わせて形成され
たかみそり本体と、上記頭部に設けられた係止部
と、回転軸を有して上記かみそり本体に内蔵され
るとともに、上記回転軸を上記頭部の先端壁に貫
通させて上記かみそり本体外に突出させたモータ
と、上記回転軸の上記かみそり本体外に位置され
た部分に固定され、かつ、この回転軸に対して偏
心回転する係合軸を有する伝動軸体と、外刃を有
し、かつ、開口された下面を上記肩部に当接させ
るとともに上記頭部を覆つて上記かみそり本体に
着脱可能に取付けられる外刃体と、上記外刃の内
面に内刃を摺接して往復動可能に設けられる内刃
体と、上記内刃体を支持するとともに、上記係合
軸と係合して往復動する駆動部、およびこの駆動
部の両端に一体に連なり上記駆動部の往復動を許
容するとともに、上記駆動部を介して上記内刃体
の内刃を上記外刃体の外刃に押し付ける弾性変形
可能な可撓変形部と、上記係止部に係脱可能な係
合部とを有し、かつ、上記外刃体の両端係合壁の
内面に着脱可能に係合して取付け保持される支承
部を備えて形成され、上記頭部の先端壁および両
端壁にわたり対向して上記かみそり本体の外部に
全体が配設される変換部材とを具備したものであ
る。

〔作用〕

本考案の電気かみそりによれば、変換部材の可
撓変形部は内刃体の内刃を外刃体の外刃の内面に
押し付ける。そして、モータ駆動に伴う伝動軸体
の回転によつて、伝動軸体の係合軸に係合された
変換部材の駆動部は、可撓変形部の弾性変形を伴
つて往復動して、内刃をひげ剃りのために往復動
させる。モータの回転軸に取付けられた伝動軸
体、およびこの伝動軸体と係合するとともに内刃
体を支持して、この内刃体の内刃を外刃体の外刃
の内面に押し付ける変換部材を、かみそり本体外
に設けたので、少ない部品で構成できるととも
に、それに伴い騒音の原因となる寸法誤差の集積
を小さくできる。そして、かみそり本体の頭部先
端壁にモータの回転軸を貫通させたから、かみそ
り本体に大きな軸通孔や毛蓋案内溝および毛蓋を
必要としないとともに、駆動軸とともに移動する
毛蓋を必要とすることもない。そのため、ひげ屑
のかみそり本体内への侵入を阻止し易い。さら
に、変換部材は既述のようにその全体がかみそり
本体の外部に配設されているから、この変換部材
を何等かの要請で交換する必要が生じた場合に
は、かみそり本体を分解することはなく容易に交
換できる。しかも、変換部材は外刃体の取付け保
持されているから、外刃体とともに取外されるも
のであり、外刃体を取外した際におけるひげ屑の
散乱を少くできる。

〔実施例〕

以下、本考案の一実施例を第１図から第３図を
参照して説明する。

第１図および第３図中２１は前後方向の厚みが
薄い直方体形状をなすかみそり本体（以下、単に
本体と略称する。）である。この本体２１は、上
側に突出する側壁６１ａと、この側壁６１ａの両
端に連なり上側に突出する両端壁６１ｂと、これ
ら各壁６１ａ，６１ｂの突出先端を繋いだ先端壁
６１ｃとからなる頭部６１、およびこの頭部６１
の周囲に肩部６２を有して一面が開口された一対
のケース２２を、その開口面を合わせて形成され
ている。なお、本実施例において先端壁６１ａは
平坦ではなく中央部が凹んだ構造をなしている。

この本体２１の上部には、外刃体２５が、その
下面を上記肩部６２に当接させるとともに、上記
頭部６１を覆つて着脱自在に取付けられている。
この外刃体２５は、外刃ケース２３と、このケー
ス２３に着脱可能な外刃２４を有してなる。

外刃体２５の外刃ケース２３は、中空状でかつ
下面が開口されているとともに、上部も外刃２４
を露出させるために開口されている。外刃ケース
２３は長手方向両端部に、外刃２４の端面を覆う
係合壁２６を有しているとともに、これら係合壁
２６間を一体につないだ両側壁２７の内面に、複
数の外刃支持穴２８を設けている。両係合壁２６
の内面には後述の変換部材４４を支持する支持部
２９が設けられている。この支持部２９は係合壁
２６の下面から上方に向けた溝で形成されている
とともに、係合壁２６の内面には、支持部２９の
両側下部に位置して変換部材３３を固定する固定
穴３０が夫々設けられている。

外刃２４は、中央部に例えば網目状の孔部を有
する略方形の薄鋼板製の外刃部３１の対向する両
縁部に、外刃支持枠３２を設けて形成されてい
る。夫々の支持枠３２の一面には外刃ケース２３
の外刃支持穴２８に着脱可能に係合する支持突部
３３が複数設けられている。

この外刃２４は、外刃ケース２３の外刃支持穴
２８に支持突部３３を係合させ、かつ、湾曲され
た外刃部３１を外刃ケース２３の両係合壁２６間
の上部開口に露出させて、外刃ケース２３に取付
けられている。

本体２１に内蔵されたモータ３４の回転軸３５
の上部は、本体１の頭部６１における先端壁６１
ｃの略中央部を貫通して本体２１外に突出されて
いる。回転軸３５の本体２１外に突出された部分
には、回転軸３５に対して偏心回転する係合軸３
６を上面から突出させたを伝動軸体３７が固定さ
れている。回転軸３５が貫通された本体２１の先
端壁６１ｃには、回転軸３５を貫通させた発泡ウ
レタンシート等からなる毛蓋８０が設けられ、こ
れにより、ひげ屑などが本体２１内に侵入するこ
とを防止している。

本体２１の頭部６１には、例えばポリアセター
ル樹脂のような弾性を有する合成樹脂製の係止体
３９，３９が、ケース２２を連結したねじ３８を
利用して取付けられている。両係止体３９の係止
部３９ａは、頭部６１の両端壁６１ｂを貫通して
突出されている。これら係止部３９ａは、本体２
１の外方からの押圧の有無で、上記両端壁６１ｂ
に対して出入りする方向に移動可能になつてい
る。

第１図〜第３図中４０は内刃体で、この内刃体
４０は、中空で、かつ下側開口の略蒲鉾状をなし
た合成樹脂製の内刃支持台４１と、この支持台４
１の上面部長手方向に一定間隔で埋込まれた略半
月形の薄鋼板製の内刃４２とで形成されている。
内刃４２は外刃体２５の内面に摺接され、かつ、
内刃体４０は外刃体２５の長さ方向に往復動可能
である。内刃支持台４１の長手方向に沿つた開口
近傍両側の夫々中央部には、後述の変換部材４４
に支持される支持孔４３，４３が設けられてい
る。

４４は例えばポリアセタール樹脂のような弾性
を有する合成樹脂製の変換部材で、これは上記頭
部６１の先端壁６１ｃおよび両端壁６１ｂにわた
つて対向して、本体２１の外部に全体が配設され
ている。この変換部材４４は、上記内刃体４０の
内刃支持台４１の開口部に対向する板状の駆動部
４５と、この長手方向両端に一体に連なる可撓変
形部４６を有する左右の支承部４７とからなる。

支承部４７は外刃ケース２３の支持部２９に出
し入れ自在に嵌合支持されている。第２図に示す
ように駆動部４５の両側縁の夫々中央部には上向
きの突壁４８が設けられ、この突壁４８の略中央
部には夫々外側向きに支持台４１の支持孔４３に
嵌合する支持軸部４９が突設されている。この支
持軸部４９の支持孔４３への嵌合により、内刃体
４０は、支持軸部４９を中心に揺動自在にして駆
動部４５に支持される。駆動部４５の略中央部に
は、上記係合軸３６が係合する長孔状の変換係合
孔５０が駆動部４５の長手方向と直交する方向に
沿つて設けられている。この係合孔５０に係合さ
れた係合軸３６は変換係合孔５０に沿つて移動可
能となつている。

支承部４７は、外刃ケース２３の支持部２９に
係合して取付け保持されるものであつて、互いに
外側方向へ広がる板状をなしている。これら支承
部４７には、その板状部の下側内面に外刃ケース
２３の両固定孔３０に係合される固定突部５２を
有した係止腕部５３が形成されている。そして、
係止腕部５３の略中央部には夫々内側方向に突出
された係合部５４が設けられている。この係合部
５４は、外刃体２５を本体２１に着脱する際、頭
部６１の係止部３９と係脱するようになつてい
る。

さらに、可撓変形部４６は上記板状部の上端と
上記駆動部４５の端部とを一体につないでＵ字形
に形成され、これは係合軸３６の偏心回転による
駆動部４５の長手方向への往復動を許容するとと
もに、駆動部４５を介して内刃体４０の内刃４２
を外刃体２５の外刃２４に押し付けるように予め
弾性変形されて設けられている。

この構成においては、モータ３４の駆動に伴つ
て回転軸３５に固定された伝動軸体３７の係合軸
３６が偏心回転する。そして、この係合軸３６と
係合された変換部材４４は、可撓変形部４６での
可撓変形により長手方向へ往復動することが許容
されているので、偏心回転する係合軸３６と変換
係合孔５０との係合によつて、変換部材４４の駆
動軸４５は外刃体２５の長手方向に沿つて往復動
される。したがつて、可撓変形部４６によつて駆
動部４５に支持された内刃体４０の内刃４２が、
外刃体２５の外刃２４の内面に摺接して往復動さ
れるので、ひげ剃りを行うことができる。

本体２１から外刃体２５を取外すには、外刃ケ
ース２３を持つて引張ることにより、外刃ケース
２３に係合固定された変換部材４４の係合部５４
を、本体２１に設けられた係止体３９の係止部３
９ａを本体２１内方向へ押込みながらのり越えさ
せて、行うことができる。

この時、変換部材４４は固定突部５２と固定孔
３０との係合により外刃体２５の内側に取付け保
持されているから、外刃体２５とともに変換部材
４４も外される。そのため、その際のひげ屑の散
乱が少く、かつ、本体２１側に付着する上記本体
２１から突出された伝動軸体３７まわりなどを、
変換部材４４に邪魔されることなく容易に掃除で
きる。

外刃体２５を上記本体２１に装着するには、外
刃ケース２３に内部に変換部材４４を取付けた後
に、外刃ケース２３の開口部を上記本体２１の頭
部６１に合わせて押し込めばよい。また、取外さ
れた外刃体２５側を掃除するために分解するのに
は、変換部材４４の係止腕部５３を浮かせて固定
突部５２を外刃ケース２３の固定孔３０から外し
て引出せばよい。なお、組立てはこの逆に行えば
よい。

さらに、外刃ケース２３と外刃２４の分解は、
外刃２４の支持突部３３を外刃ケース２３の外刃
支持孔２８から外せばよい。なお、組立は外刃２
４の支持突部３３を互いに外側になるように外刃
部３１を上方に湾曲させて、この外刃２４を外刃
ケース２３を下側開口から入れて支持突部３３を
外刃ケース２３の外刃支持孔２８に係合させれば
よい。

そして、以上の構成によれば、本体２１の外部
に回転軸３５に固定される伝動軸体３７と、この
伝動軸体３７と係合するとともに内刃体４０を支
持する変換部材４４とを設けるとともに、変換部
材４４で内刃体４０を押し上げるようにしたの
で、伝動軸体３７から内刃体２５までの間に設け
られる部品点数を削減できる。そして、この部品
点数の削減に伴つて騒音の発生原因となる部品寸
法のばらつきの集積も減らすことができるので、
使用時の騒音も少くできる。

さらに毛蓋８０は、上記本体２１の頭部６１に
おける先端壁６１ｃにはモータ３４の回転軸３５
が貫通しているが、この軸３５は移動するもので
はなく、しかも先端壁６１ｃ中に設けられた毛蓋
８０が往復することもなく、この毛蓋８０を小さ
くできるので、上記軸貫通部からひげ屑の上記本
体２１内への侵入を阻止しやすく、ひげ屑が故障
の原因となることを防止できる。

〔考案の効果〕

以上説明した本考案によれば、回転軸に固定さ
れる伝動軸体と、この伝動軸体と係合されて内刃
体を支持し、かつ、この内刃体を外刃体に押し付
ける変換部材とを、かみそり本体外に設けたの
で、従来に比較して部品点数を削減できるととも
に、騒音も少くできる。さらに、ひげ屑のかみそ
り本体内への侵入を阻止し易く、故障の原因とな
ることを防止できる。そして、変換部材を何等か
の要請で交換する必要が生じた場合には、かみそ
り本体を分解することなく容易に交換することが
できる。しかも、変換部材は外刃体に取付け保持
されているから、外刃体とともに取外されるもの
であり、外刃体を取外した際におけるひげ屑の散
乱を少くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本考案の一実施例を示し、
第１図は分解斜視図、第２図は内刃体と変換部材
の分解斜視図、第３図は断面図である。第４図お
よび第５図は従来例を示し、第４図は分解側面
図、第５図は断面図である。 ２１……かみそり本体、２４……外刃、２５…
…外刃体、３４……モータ、３５……回転軸、３
６……係合軸、３７……伝動軸体、３９ａ……係
止部、４０……内刃体、４２……内刃、４４……
変換部材、４５……駆動部、４６……可撓変形
部、４７……支承部、５４……係合部、６１……
頭部、６１ａ……側壁、６１ｂ……端壁、６１ｃ
……先端壁、６２……肩部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 上側に突出する側壁と、この側壁の両端に連な
   り上側に突出する両端壁と、これら各壁の突出先
   端を繋いだ先端壁とからなる頭部、およびこの頭
   部の周囲に肩部を有して一面が開口された一対の
   ケースを、その開口面を合わせて形成されたかみ
   そり本体と、 上記頭部に設けられた係止部と、 回転軸を有して上記かみそり本体に内蔵される
   とともに、上記回転軸を上記頭部の先端壁に貫通
   させて上記かみそり本体外に突出させたモータ
   と、 上記回転軸の上記かみそり本体外に位置された
   部分に固定され、かつ、この回転軸に対して偏心
   回転する係合軸を有する伝動軸体と、 外刃を有し、かつ、開口された下面を上記肩部
   に当接させるとともに上記頭部を覆つて上記かみ
   そり本体に着脱可能に取付けられる外刃体と、 上記外刃の内面に内刃を摺接して往復動可能に
   設けられる内刃体と、 上記内刃体を支持するとともに、上記係合軸と
   係合して往復動する駆動部、およびこの駆動部の
   両端に一体に連なり上記駆動部の往復動を許容す
   るとともに、上記駆動部を介して上記内刃体の内
   刃を上記外刃体の外刃に押し付ける弾性変形可能
   な可撓変形部と、上記係止部に係脱可能な係合部
   とを有し、かつ、上記外刃体の両端係合壁の内面
   に着脱可能に係合して取付け保持される支承部を
   備えて形成され、上記頭部の先端壁および両端壁
   にわたり対向して上記かみそり本体の外部に全体
   が配設される変換部材と を具備したことを特徴とする電気かみそり。