JPH0214751Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214751Y2 JPH0214751Y2 JP450185U JP450185U JPH0214751Y2 JP H0214751 Y2 JPH0214751 Y2 JP H0214751Y2 JP 450185 U JP450185 U JP 450185U JP 450185 U JP450185 U JP 450185U JP H0214751 Y2 JPH0214751 Y2 JP H0214751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric cam
- comb blade
- main body
- body case
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は電気かみそり、とりわけ本体ケースに
固定された固定くし刃に対して可動くし刃が往復
摺動する方式の剪断部を有する電気かみそりに関
し、前記可動くし刃を往復動させるために設けら
れている偏心カムの取付構造に関するものであ
る。
固定された固定くし刃に対して可動くし刃が往復
摺動する方式の剪断部を有する電気かみそりに関
し、前記可動くし刃を往復動させるために設けら
れている偏心カムの取付構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術
本考案が対象とする電気かみそりの例として実
開昭51−126788号公報がある。この公報に開示さ
れている技術は本体ケースに固定されているきわ
ぞり刃の固定刃に沿つて往復摺動する可動刃を設
け、この可動刃を駆動板を介してジヨイント先端
に嵌着された偏心カムに連結するものであるが、
該カムの上端はフリーになつているため、カム回
転中に上下方向の微動が生じて、かみそり使用中
に不快な騒音を発することになる。
開昭51−126788号公報がある。この公報に開示さ
れている技術は本体ケースに固定されているきわ
ぞり刃の固定刃に沿つて往復摺動する可動刃を設
け、この可動刃を駆動板を介してジヨイント先端
に嵌着された偏心カムに連結するものであるが、
該カムの上端はフリーになつているため、カム回
転中に上下方向の微動が生じて、かみそり使用中
に不快な騒音を発することになる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案が解決しようとする問題点は、可動刃を
往復動させる偏心カムの上下動を防止せしめる手
段を開発し、騒音の発生を解消することにある。
往復動させる偏心カムの上下動を防止せしめる手
段を開発し、騒音の発生を解消することにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
偏心カムの上端を本体ケースの固定くし刃取付
面に固定された板バネによつて支持し、該板バネ
とモータのシヤフトとの間で前記偏心カムを挾持
するものである。
面に固定された板バネによつて支持し、該板バネ
とモータのシヤフトとの間で前記偏心カムを挾持
するものである。
(ホ) 作用
上方へ移動しようとする偏心カムの上端は直接
本体ケースに当つて不快音を発することなく板バ
ネによつてその動きを吸収される。
本体ケースに当つて不快音を発することなく板バ
ネによつてその動きを吸収される。
(ヘ) 実施例
以下本考案を第1図〜第3図の図面に沿つて詳
細に説明する。
細に説明する。
1は電気かみそりの本体ケースの一部を構成す
る上部部材であり、図示しない筒状ハウジングの
上部にねじ溝2,2を介して着脱可能に螺合され
るものである。そして前記上部部材1の内部には
図示しないモータのシヤフト3に嵌合された合成
樹脂製のジヨイント4が位置せしめられている。
5は前記上部部材1の内部開口を閉塞する仕切板
であり、その略中央に凹部6を形成し、該凹部6
の中央に透孔7が形成されている。前記ジヨイン
ト4は前記上部部材1を前記筒状ハウジングに装
着した際にその頂部を前記透孔7を介して前記凹
部6内に突出せしめられるようになつている。
る上部部材であり、図示しない筒状ハウジングの
上部にねじ溝2,2を介して着脱可能に螺合され
るものである。そして前記上部部材1の内部には
図示しないモータのシヤフト3に嵌合された合成
樹脂製のジヨイント4が位置せしめられている。
5は前記上部部材1の内部開口を閉塞する仕切板
であり、その略中央に凹部6を形成し、該凹部6
の中央に透孔7が形成されている。前記ジヨイン
ト4は前記上部部材1を前記筒状ハウジングに装
着した際にその頂部を前記透孔7を介して前記凹
部6内に突出せしめられるようになつている。
8は前記ジヨイント4の頂部に嵌着される偏心
カムである。このカム8は第2図に示すように前
記透孔7の上部を覆い毛屑の本体ケース内への侵
入を防ぐ円板部9を有し、また後述する可動くし
刃を駆動するための偏心部10の上面に小突起1
1を形成したものである。尚前記円板部9は偏心
カム8の下方への落下防止の役目をも果たす。
カムである。このカム8は第2図に示すように前
記透孔7の上部を覆い毛屑の本体ケース内への侵
入を防ぐ円板部9を有し、また後述する可動くし
刃を駆動するための偏心部10の上面に小突起1
1を形成したものである。尚前記円板部9は偏心
カム8の下方への落下防止の役目をも果たす。
12は前記上部部材1の上端に載置固定せしめ
られている天板であり、その前縁部裏面にステン
レス製の固定くし刃13をその先端が前縁より前
方に突出するようにして固着すると共に、中央部
裏面よりボス14を下方へ一体に突出形成してい
る。15は先端に可動くし刃16をインサート成
形して成る合成樹脂製の駆動レバーであり、その
支軸部には丸孔17が形成され、該駆動レバー1
5はその丸孔17に前記ボス14を貫通せしめ、
Eリング18で抜け止めされて固定される。前記
駆動レバー15の後端には、また遊合孔19が形
成されており、前記偏心カム8の偏心部10はこ
の遊合孔19に遊合する。
られている天板であり、その前縁部裏面にステン
レス製の固定くし刃13をその先端が前縁より前
方に突出するようにして固着すると共に、中央部
裏面よりボス14を下方へ一体に突出形成してい
る。15は先端に可動くし刃16をインサート成
形して成る合成樹脂製の駆動レバーであり、その
支軸部には丸孔17が形成され、該駆動レバー1
5はその丸孔17に前記ボス14を貫通せしめ、
Eリング18で抜け止めされて固定される。前記
駆動レバー15の後端には、また遊合孔19が形
成されており、前記偏心カム8の偏心部10はこ
の遊合孔19に遊合する。
20は前記天板12の後部裏面に形成された凸
起21,21,22,22をその微細孔23,2
3,24,24に通し、該凸起21,21,2
2,22を焼き潰すことによつて固定される板バ
ネである。この板バネ20は前記微細孔23,2
3,24,24の形成されている固定片25,2
6と、前記偏心カム8の小突起11に常時当接し
て該偏心カム8を下方へ弾性付勢するバネ片27
とを有するものである。
起21,21,22,22をその微細孔23,2
3,24,24に通し、該凸起21,21,2
2,22を焼き潰すことによつて固定される板バ
ネである。この板バネ20は前記微細孔23,2
3,24,24の形成されている固定片25,2
6と、前記偏心カム8の小突起11に常時当接し
て該偏心カム8を下方へ弾性付勢するバネ片27
とを有するものである。
前記偏心カム8の小突起11の位置は前記ジヨ
イント4或いはシヤフト3の回転軸上に略位置
し、前記偏心部10の回転によつても殆どその位
置を変化させないように配慮されている。尚この
偏心カム8は前記天板12と仕切板5との間で保
持されるものとなつている。
イント4或いはシヤフト3の回転軸上に略位置
し、前記偏心部10の回転によつても殆どその位
置を変化させないように配慮されている。尚この
偏心カム8は前記天板12と仕切板5との間で保
持されるものとなつている。
上述の如き構成を具備する電気かみそりにおい
て、モータを駆動せしめ、そのシヤフト3を回転
させると、ジヨイント4を介して偏心カム8が回
転する。そして偏心カム8の偏心部10が駆動レ
バー15の遊合孔19内縁に沿つて偏心運動する
ことにより、該駆動レバー15はボス14を支軸
として揺動し、可動くし刃16が適当な圧接力を
維持しながら固定くし刃13に対して往復摺動
し、むだ毛等を切断する。モータの駆動中は前記
偏心カム8がその回転動作によつて上下方向に微
動しようとするが、該偏心カム8は板バネ20と
前記ジヨイント4との間で挾持されているが為
に、前述の微動は抑制され、従来の電気かみそり
のように偏心カム8の上下微動により発生する不
快音は解消され、且つ駆動レバー15に対する駆
動の伝達もロスの少ない円滑なものとなる。
て、モータを駆動せしめ、そのシヤフト3を回転
させると、ジヨイント4を介して偏心カム8が回
転する。そして偏心カム8の偏心部10が駆動レ
バー15の遊合孔19内縁に沿つて偏心運動する
ことにより、該駆動レバー15はボス14を支軸
として揺動し、可動くし刃16が適当な圧接力を
維持しながら固定くし刃13に対して往復摺動
し、むだ毛等を切断する。モータの駆動中は前記
偏心カム8がその回転動作によつて上下方向に微
動しようとするが、該偏心カム8は板バネ20と
前記ジヨイント4との間で挾持されているが為
に、前述の微動は抑制され、従来の電気かみそり
のように偏心カム8の上下微動により発生する不
快音は解消され、且つ駆動レバー15に対する駆
動の伝達もロスの少ない円滑なものとなる。
また上記実施例において前記上部部材1に関
し、各種の剪断部を装着し偏心カムを内蔵したユ
ニツトを上部部材とし、この上部部材を筒状ハウ
ジングに上方突出せるジヨイントに前記偏心カム
を連結して交換可能に取付ける類の電気かみそり
とした場合に、従来の電気かみそりでは例えばジ
ヨイント4の断面非円形部28と偏心カム8の非
円形孔部29とが完全に合致せずに嵌合状態が不
完全となる惧れが生じる可能性も見られていた
が、前述した本考案一実施例については偏心カム
8は板バネ20によつて下方へ押下げ付勢されて
いるので、モータの駆動開始直後のジヨイント4
の微回動によつて該ジヨイント4と前記偏心カム
8との位置関係が正常になるよう補正され、電気
かみそり使用時には常に両者の嵌合が完全とな
る。
し、各種の剪断部を装着し偏心カムを内蔵したユ
ニツトを上部部材とし、この上部部材を筒状ハウ
ジングに上方突出せるジヨイントに前記偏心カム
を連結して交換可能に取付ける類の電気かみそり
とした場合に、従来の電気かみそりでは例えばジ
ヨイント4の断面非円形部28と偏心カム8の非
円形孔部29とが完全に合致せずに嵌合状態が不
完全となる惧れが生じる可能性も見られていた
が、前述した本考案一実施例については偏心カム
8は板バネ20によつて下方へ押下げ付勢されて
いるので、モータの駆動開始直後のジヨイント4
の微回動によつて該ジヨイント4と前記偏心カム
8との位置関係が正常になるよう補正され、電気
かみそり使用時には常に両者の嵌合が完全とな
る。
(ト) 考案の効果
本考案は以上の説明の如く、本体ケースの内部
に収納されるモータのシヤフトにジヨイントを介
して偏心カムを装着し、該偏心カムに可動くし刃
を遊合せしめ、この可動くし刃を前記本体ケース
に取着される固定くし刃に対して往復動可能に保
持せるものであつて、前記本体ケースの前記固定
くし刃取付面に板バネを取付け固定し、前記偏心
カムを該板バネと前記シヤフトとの間で弾性的に
挾持するものであり、偏心カムのガタツキが板バ
ネによつて補償されることにより不快音の発生を
阻止することができると共に、偏心カムとジヨイ
ントとの連結が簡単な構成で完全化できるという
効果が生まれる。
に収納されるモータのシヤフトにジヨイントを介
して偏心カムを装着し、該偏心カムに可動くし刃
を遊合せしめ、この可動くし刃を前記本体ケース
に取着される固定くし刃に対して往復動可能に保
持せるものであつて、前記本体ケースの前記固定
くし刃取付面に板バネを取付け固定し、前記偏心
カムを該板バネと前記シヤフトとの間で弾性的に
挾持するものであり、偏心カムのガタツキが板バ
ネによつて補償されることにより不快音の発生を
阻止することができると共に、偏心カムとジヨイ
ントとの連結が簡単な構成で完全化できるという
効果が生まれる。
第1図は本考案電気かみそり一実施例の要部縦
断面図、第2図は板バネと偏心カムとジヨイント
の斜視図、第3図は板バネの取付状態を説明する
斜視図である。 1……上部部材(本体ケース)、3……シヤフ
ト、4……ジヨイント、8……偏心カム、16…
…可動くし刃、13……固定くし刃、20……板
バネ。
断面図、第2図は板バネと偏心カムとジヨイント
の斜視図、第3図は板バネの取付状態を説明する
斜視図である。 1……上部部材(本体ケース)、3……シヤフ
ト、4……ジヨイント、8……偏心カム、16…
…可動くし刃、13……固定くし刃、20……板
バネ。
Claims (1)
- 本体ケースの内部に収納されるモータのシヤフ
トにジヨイントを介して偏心カムを装着し、該偏
心カムに可動くし刃を遊合せしめ、この可動くし
刃を前記本体ケースに取着される固定くし刃に対
して往復動可能に保持せるものであつて、前記本
体ケースの前記固定くし刃取付面に板バネを取付
け固定し、前記偏心カムを該板バネと前記シヤフ
トとの間で弾性的に挾持することを特徴とする電
気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP450185U JPH0214751Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP450185U JPH0214751Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122777U JPS61122777U (ja) | 1986-08-02 |
JPH0214751Y2 true JPH0214751Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30480136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP450185U Expired JPH0214751Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0214751Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP450185U patent/JPH0214751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122777U (ja) | 1986-08-02 |
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