JPH061105Y2 - 往復動式電気かみそり - Google Patents

往復動式電気かみそり

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JPH061105Y2
JPH061105Y2 JP13963088U JP13963088U JPH061105Y2 JP H061105 Y2 JPH061105 Y2 JP H061105Y2 JP 13963088 U JP13963088 U JP 13963088U JP 13963088 U JP13963088 U JP 13963088U JP H061105 Y2 JPH061105 Y2 JP H061105Y2
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JP
Japan
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motor
vibrator
inner blade
elastic body
rotary shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13963088U
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JPH0259774U (ja
Inventor
正彦 落合
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモータ駆動式の往復動式電気かみそりに係り、
その騒音対策を講じたものである。
〔従来の技術〕
往復動式電気かみそりから発生する騒音のひとつとし
て、モータの回転軸と軸受との間で生じるガタつき音が
あげられる。そのために、その回転軸と軸受間のクリア
ランスはできるだけ小さく設定することによって前記ガ
タつき音の低減が図られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記モータの回転軸と軸受間のクリアランス
をあまり小さく設定すると、モータ部品の精度管理が非
常に難しくなり、またモータ組立ての作業性も容易でな
い。そのため、実際問題として回転軸と軸受間のクリア
ランスを小さくすることは自ずと限界があり、そのクリ
アランスで発生するガタつき音はどうしても避けられて
いない現状である。
本考案はこうした問題を解消し、モータの構造はそのま
まにして、電気かみそりの本体ケース側にモータの回転
軸と軸受間で生じるガタつきの防止対策を講じることに
よりそのガタつき音の発生を防止し、往復動式電気かみ
そりの騒音低減を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の往復動式電気かみ
そりでは、例えば第1図に示すように、本体ケース1内
においてモータ3の回転を直線運動に変えて内刃5に伝
達する振動子8に、モータ3の回転軸16の周面一部に
振動子8の直線運動方向Pと直交する方向から圧接する
弾性体23を、設けたものである。
〔作用〕
振動子8に設けた弾性体23は振動子8の直線運動方向
Pと直交する方向から回転軸16の周面一部を圧接する
ものとしてあるので、振動子8の直線運動に支障なく回
転軸16の周面一部を常に一方向のみから圧接すること
ができる。
モータ3の回転軸16の周面一部に弾性体23を一方向
のみから常に押圧接当させておくと、その圧接作用によ
り回転軸16は、モータ3の軸受24内の偏心方向に常
に押圧されるため、ガタつくことなく回転することにな
る。
〔実施例〕
本考案に係る電気かみそりの一実施例を第1図および第
2図に基づき説明する。
これの本体ケース1はプラスチック製の前後ケース1a
・1bを突き合わせてねじ2等で一体的に結合してな
る。本体ケース1の内部にはモータ3とその電源たる電
池4とを並べて収納配置してなる。本体ケース1の上部
には往復動式の内刃5が装着されるとともに、内刃5を
覆う網目状の外刃6が外刃ホルダ7をもって着脱可能に
装着されている。
本体ケース1内のモータ3および電池4の上方にはモー
タ3の回転を内刃5の左右往復動に変換するための振動
子8が配置される。その振動子8はこれ全体がプラスチ
ック成形品であり、コの字形状の振動子本体10と、振
動子本体10の上面中央から突設した駆動軸11、およ
び振動子本体10の左右の壁部10a・10aの各下端
から上向きに一体に形成した薄肉部12・12とを有し
てなり、その左右の薄肉部12・12の端部12a・1
2aが本体ケース1の上壁13の内面左右に係合固定さ
れ、駆動軸11が前記上壁13の中央開口部から上方へ
突出されている。前記内刃5は振動子8の駆動軸11の
上端に内刃ホルダ14をもって支持される。
前記モータ3の上端面3aから突設した軸受部15より
上方へ突出する回転軸16には偏心カム17が固着さ
れ、該偏心カム17の上端面に突設した偏心ピン18が
前記振動子本体10の下面側に前後方向に設けたピン溝
19に前後方向に摺動自在に係合される。
従って、モータ3が回転し、この回転が偏心カム17お
よび偏心ピン18を介して振動子8に伝えられ、振動子
8が薄肉部12・12の弾性変形を介して左右方向に往
復振動して内刃5をそれと同一方向に往復動させる。
本体ケース1の内面にはモータ3の上端面3aが接当支
持されるモータ取付台20が一体に形成されている。そ
のモータ取付台20にはモータ3の軸受部15の外周を
囲む形の孔部22が形成されている。
上記振動子本体10の左右一側の壁部10aの内面側に
は、第2図中、二点鎖線Bで示すごとくカンチレバー形
状の弾性体23を一体に突設し、該弾性体23は前記モ
ータ3の回転軸16の周面一部を振動子8の直線運動方
向Pと直交する方向から押圧接当する。
このように回転軸16の周面一部を振動子8の直線運動
方向Pと直交する方向から弾性体23で圧接すると、そ
の弾性体23が振動子8に設けられている場合も振動子
8の直線運動に何ら支障がなく、弾性体23は常に回転
軸16の周面一部を常に一方向のみから圧接することに
なる。
そして、回転軸16の周面一部を弾性体23で常に一方
向のみから圧接することにより、回転軸16は軸受部1
5内に固定された軸受24との間に相当なクリアランス
がある場合も回転軸16は軸受24の内周面一部に押圧
されるためガタつきなく回転することになる。従って回
転軸16のガタつき音の発生を防止できる また、弾性体23は振動子8に設けているため、振動子
8を本体ケース1に組みつけると同時に、回転軸16の
周面一部が弾性体23で圧接される状態が得られ、その
組付け上においても有利である。
〔考案の効果〕
本考案の往復動式電気かみそりは、本体ケース1内の振
動子8に設けた弾性体23でモータ3の回転軸16の周
面一部を振動子8の直線運動方向Pと直交する方向から
圧接したものであるから、振動子8の直線運動に支障を
及ぼすことなくして回転軸16がモータ3の軸受24内
でガタつくのをよく抑えることができ、そのガタつき音
の発生を無くすることができて低騒音の電気かみそりを
得るに至った。
また、前記のように回転軸16の周面一部を圧接する弾
性体23は振動子8に設けてあるため、モータ3に対し
ては特別な加工を加えなくて済み、既存のモータ3をそ
のまま使用できて経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る往復動式電気かみそ
りの一実施例を示しており、第1図は一部切欠き状態で
示す正面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図で
ある。 1・・・・・本体ケース、 3・・・・・モータ、 5・・・・・内刃、 8・・・・・振動子、 16・・・・回転軸、 23・・・・弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動式の内刃5と、該内刃5を駆動する
    モータ3、および該モータ3の回転を直線運動に変えて
    内刃5に伝達する振動子8とが、本体ケース1の内部に
    備えられており、 前記振動子8に、前記モータ3の回転軸16の周面一部
    に振動子8の直線運動方向と直交する方向から圧接する
    弾性体23が設けられていることを特徴とする往復動式
    電気かみそり。
JP13963088U 1988-10-26 1988-10-26 往復動式電気かみそり Expired - Lifetime JPH061105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13963088U JPH061105Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 往復動式電気かみそり

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13963088U JPH061105Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 往復動式電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0259774U JPH0259774U (ja) 1990-05-01
JPH061105Y2 true JPH061105Y2 (ja) 1994-01-12

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ID=31403064

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JP13963088U Expired - Lifetime JPH061105Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 往復動式電気かみそり

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JPH0259774U (ja) 1990-05-01

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