JPS6059461B2 - 往復運動機構 - Google Patents
往復運動機構Info
- Publication number
- JPS6059461B2 JPS6059461B2 JP4153078A JP4153078A JPS6059461B2 JP S6059461 B2 JPS6059461 B2 JP S6059461B2 JP 4153078 A JP4153078 A JP 4153078A JP 4153078 A JP4153078 A JP 4153078A JP S6059461 B2 JPS6059461 B2 JP S6059461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culm
- driving
- reciprocating
- eccentric cam
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電気かみそり、電動歯ブラシ等の往復運動機
構に関するものである。
構に関するものである。
従来の電気かみそりのかみそり刃の可動刃に往復運動を
与える機構を第１図および第２図に示す。
与える機構を第１図および第２図に示す。
すなわち、第１図は往復運動機構の駆動稈１の先端に可
動刃２に連接する連接部３を設け、その両側にガイド面
４を設けた場合である。図において、５は駆動稈１の連
結部、６は連接部３に設けた摺動体、Ｇは駆動稈１の重
心、Ｒは往復運動機構のクランク長、Ｐは回転駆動体の
回転軸の中心である。また第２図は、可動刃２の中心線
上に３個のガイド孔７を穿ち、ガイド８を嵌合したもの
でその他の部分は第１図と同様である。これらの従来例
はともに連接部３を駆動稈１の撃心（打撃の中心）とは
無関係に駆動稈１の先端に設けている。
動刃２に連接する連接部３を設け、その両側にガイド面
４を設けた場合である。図において、５は駆動稈１の連
結部、６は連接部３に設けた摺動体、Ｇは駆動稈１の重
心、Ｒは往復運動機構のクランク長、Ｐは回転駆動体の
回転軸の中心である。また第２図は、可動刃２の中心線
上に３個のガイド孔７を穿ち、ガイド８を嵌合したもの
でその他の部分は第１図と同様である。これらの従来例
はともに連接部３を駆動稈１の撃心（打撃の中心）とは
無関係に駆動稈１の先端に設けている。
このため、駆動稈１の連結部５に回転駆動体の回転によ
る偏心衝撃がかかつた場合、連接部３にその反力が生じ
、ガイド面４と摺動体６（第１図）、またはガイド孔７
とガイド８（第２図）において摺動抵抗を増大し、可動
刃２に必要以上の振動を生じさせ、騒音を発生するとい
う悪い結果を生起していた。したがつて、この発明の目
的は、前記連接部の反力を小さくできる往復運動機構を
提供することである。
る偏心衝撃がかかつた場合、連接部３にその反力が生じ
、ガイド面４と摺動体６（第１図）、またはガイド孔７
とガイド８（第２図）において摺動抵抗を増大し、可動
刃２に必要以上の振動を生じさせ、騒音を発生するとい
う悪い結果を生起していた。したがつて、この発明の目
的は、前記連接部の反力を小さくできる往復運動機構を
提供することである。
この発明の一実施例の往復運動機構を適用した電気かみ
そりを第３図ないし第８図に示す。
そりを第３図ないし第８図に示す。
すなわち、この往復運動機構は、回動駆動する偏心カム
９と、この偏心カム９に一端部が連接され他端部に連接
部３’を設けるとともにこの連接部３’の偏心カム９と
反対側に質量バランサ１ａを設けた駆動稈１’と、この
駆動稈１’の前記連接部３’に連接されて往復動作する
往復運動体２’とを備えている。回転駆動する偏心カム
９はモータ１０により作動する。
９と、この偏心カム９に一端部が連接され他端部に連接
部３’を設けるとともにこの連接部３’の偏心カム９と
反対側に質量バランサ１ａを設けた駆動稈１’と、この
駆動稈１’の前記連接部３’に連接されて往復動作する
往復運動体２’とを備えている。回転駆動する偏心カム
９はモータ１０により作動する。
このモータ１０は、第３図のように、把持ホルダ１２に
内蔵され、その駆動軸１１にはピニオン１３がねじで固
着されている。ピニオン１３はフェースギヤ１４と噛合
う。このフェースギヤ１４はモータフレーム１５に張出
させたブラケ’ツト１５ａにピン１６を垂直に支持して
、ピン１６に軸支している。そしてフェースギヤ１４に
第４図にも示すように偏心カム９が一体形成されている
。往復運動体２’は電気かみそりの可動刃を実施・例と
している。
内蔵され、その駆動軸１１にはピニオン１３がねじで固
着されている。ピニオン１３はフェースギヤ１４と噛合
う。このフェースギヤ１４はモータフレーム１５に張出
させたブラケ’ツト１５ａにピン１６を垂直に支持して
、ピン１６に軸支している。そしてフェースギヤ１４に
第４図にも示すように偏心カム９が一体形成されている
。往復運動体２’は電気かみそりの可動刃を実施・例と
している。
この電気かみそり刃は第３図および第５図のように、把
持ホルダ１２に着脱自在に装着する刃ブロック１７に組
込まれる。すなわち、刃ブロック１７の内面の一直線上
に３個のガイド＆ｌ、８ｂ、８ｃを突成し、ガイドＢａ
、８Ｂ，８ｃを通して押付板ばね１８を刃ブロック１７
の内面に載置し、この上に往復運動体２″のガイド孔７
ａ，７ｂ，７ｃを通して弾載し、さらに往復運動体２″
の上に固定刃１９の固定孔２０ａ，２０ｂ，２０ｃを通
して載置し、センターガイド８ｂに固定ピン２１を嵌着
することにより、固定刃１９および往復運動体２″をば
ね付勢のもとに刃組みする。２２は刃先、２３はまゆ毛
刃先である。
持ホルダ１２に着脱自在に装着する刃ブロック１７に組
込まれる。すなわち、刃ブロック１７の内面の一直線上
に３個のガイド＆ｌ、８ｂ、８ｃを突成し、ガイドＢａ
、８Ｂ，８ｃを通して押付板ばね１８を刃ブロック１７
の内面に載置し、この上に往復運動体２″のガイド孔７
ａ，７ｂ，７ｃを通して弾載し、さらに往復運動体２″
の上に固定刃１９の固定孔２０ａ，２０ｂ，２０ｃを通
して載置し、センターガイド８ｂに固定ピン２１を嵌着
することにより、固定刃１９および往復運動体２″をば
ね付勢のもとに刃組みする。２２は刃先、２３はまゆ毛
刃先である。
さて、駆動稈１″の連結部５″に対する撃心位置０は、
第８図において、点（１）間距離をｂ、点ＧＫ間距離（
Ｋは連結部５″とする）をａ１駆動稈１″の慣性モーメ
ントを１１駆動稈１″の質量をＭとすると、Ａｂ＝Ｉ／
Ｍの関係で求められる。
第８図において、点（１）間距離をｂ、点ＧＫ間距離（
Ｋは連結部５″とする）をａ１駆動稈１″の慣性モーメ
ントを１１駆動稈１″の質量をＭとすると、Ａｂ＝Ｉ／
Ｍの関係で求められる。
質量バランサ１ａにより撃心位置またはその近傍に設け
られる連接部３″は、駆動稈１″に突成した尖突軸２４
で構成して往復運動体２″の端部に設けた駆動孔２５に
嵌合し、それは刃ブロック１７を把持ホルダ１２に装着
すると同時に行われる。こうして、この電気かみそりは
、モータ１０に−電流を供給すると、駆動軸１１が回転
し、歯車組により偏心カム９に回転運動を伝達し、駆動
稈１″により往復運動体２″を往復運動させて電気かみ
そり刃を作動する。このとき、駆動稈１″と往復運動体
２″との連接部３″は、第６図のように動，作し、質量
バランサ１ａにより駆動稈１″の撃心位置またはその近
傍位置にあるため、駆動稈１″に対する偏心衝撃の原理
より、偏心カム９の運動にともなって駆動稈１″の連結
部５″の受ける偏心衝撃に対し、連接部３″ではその反
力がＯかまた！はそれに極めて近いものとなる。このた
め、従来のようにガイド面４と摺動体６（第７図）、ま
たはガイド孔７ａ，７ｂ，７ｃとガイド８ａ，８ｂ，８
ｃにおける摺動抵抗の増加がなく、またがたつき発生お
よび騒音発生もなくなるし、相互間のこじれ、摩耗を低
減し、負荷を下けかつ使用寿命を長くすることとなる。
以上のように、この発明の往復運動機構は、回動駆動す
る偏心カム９と、この偏心カム９に一端・部が連接され
他端部に連接部３″を設けるとともにこの連接部３″の
偏心カム９と反対側に質量バランサ１ａを設けた駆動稈
１″と、この駆動稈１″の前記連接部３″に連接されて
往復動作する往復運動体２″とを備えたため、従来の連
接部の反力を低減できるので往復運動体の振動を安定化
でき、摺動抵抗や騒音を低減できるという効果がある。
られる連接部３″は、駆動稈１″に突成した尖突軸２４
で構成して往復運動体２″の端部に設けた駆動孔２５に
嵌合し、それは刃ブロック１７を把持ホルダ１２に装着
すると同時に行われる。こうして、この電気かみそりは
、モータ１０に−電流を供給すると、駆動軸１１が回転
し、歯車組により偏心カム９に回転運動を伝達し、駆動
稈１″により往復運動体２″を往復運動させて電気かみ
そり刃を作動する。このとき、駆動稈１″と往復運動体
２″との連接部３″は、第６図のように動，作し、質量
バランサ１ａにより駆動稈１″の撃心位置またはその近
傍位置にあるため、駆動稈１″に対する偏心衝撃の原理
より、偏心カム９の運動にともなって駆動稈１″の連結
部５″の受ける偏心衝撃に対し、連接部３″ではその反
力がＯかまた！はそれに極めて近いものとなる。このた
め、従来のようにガイド面４と摺動体６（第７図）、ま
たはガイド孔７ａ，７ｂ，７ｃとガイド８ａ，８ｂ，８
ｃにおける摺動抵抗の増加がなく、またがたつき発生お
よび騒音発生もなくなるし、相互間のこじれ、摩耗を低
減し、負荷を下けかつ使用寿命を長くすることとなる。
以上のように、この発明の往復運動機構は、回動駆動す
る偏心カム９と、この偏心カム９に一端・部が連接され
他端部に連接部３″を設けるとともにこの連接部３″の
偏心カム９と反対側に質量バランサ１ａを設けた駆動稈
１″と、この駆動稈１″の前記連接部３″に連接されて
往復動作する往復運動体２″とを備えたため、従来の連
接部の反力を低減できるので往復運動体の振動を安定化
でき、摺動抵抗や騒音を低減できるという効果がある。
図面の簡単な説明第１図は従来の電気かみそりの部分平
面図、第２図は他の従来例の部分平面図、第３図はこの
発明の一実施例の往復運動機構における電気かみそりの
断面図、第４図はその分解斜視図、第５図はその刃ブロ
ックの分解斜視図、第６図および第７図は駆動稈の動作
説明図、第８図は駆動稈の撃心位置の関係図である。
面図、第２図は他の従来例の部分平面図、第３図はこの
発明の一実施例の往復運動機構における電気かみそりの
断面図、第４図はその分解斜視図、第５図はその刃ブロ
ックの分解斜視図、第６図および第７図は駆動稈の動作
説明図、第８図は駆動稈の撃心位置の関係図である。
１″・・・・・・駆動稈、１ａ・・・・・・質量バラン
サ、２″・・・・・往復運動体、３″・・・・・連接部
、５″・・・・・・連結部、９・・・・・・偏心カム、
１０・・・・・・モータ、１１・・・・・・駆動軸。
サ、２″・・・・・往復運動体、３″・・・・・連接部
、５″・・・・・・連結部、９・・・・・・偏心カム、
１０・・・・・・モータ、１１・・・・・・駆動軸。
Claims (1)
- １ 回動駆動する偏心カム９と、この偏心カム９に一端
部が連接され他端部に連接部３′を設けるとともにこの
連接部３′の偏心カム９と反対側に質量バランサ１ａを
設けた駆動稈１′と、この駆動稈１′の前記連接部３′
に連接されて往復動作する往復運動体２′とを備えた往
復運動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153078A JPS6059461B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 往復運動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153078A JPS6059461B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 往復運動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133267A JPS54133267A (en) | 1979-10-16 |
| JPS6059461B2 true JPS6059461B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=12610955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153078A Expired JPS6059461B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 往復運動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059461B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248753U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-26 | ||
| JPS62120254U (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-30 | ||
| JPH0160453U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-17 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5656589A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heat exchanger having fin |
| EP4145697A1 (en) | 2021-09-01 | 2023-03-08 | Braun GmbH | Motor unit and personal care device comprising a motor unit |
-
1978
- 1978-04-07 JP JP4153078A patent/JPS6059461B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248753U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-26 | ||
| JPS62120254U (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-30 | ||
| JPH0160453U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133267A (en) | 1979-10-16 |
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