JPH0817859B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH0817859B2
JPH0817859B2 JP17626787A JP17626787A JPH0817859B2 JP H0817859 B2 JPH0817859 B2 JP H0817859B2 JP 17626787 A JP17626787 A JP 17626787A JP 17626787 A JP17626787 A JP 17626787A JP H0817859 B2 JPH0817859 B2 JP H0817859B2
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JP
Japan
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blade
trimmer
reciprocating
blades
movable
Prior art date
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JP17626787A
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JPS6420886A (en
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信泰 久保
佐太郎 那須
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は多数の刃孔が設けられた外刃とこの外刃の内
面に往復摺接する内刃とからなる主刃を備えるととも
に、固定刃及びこれに往復摺接する可動刃とから形成さ
れたトリマー刃を備えている往復式電気かみそりに関す
るものである。
【背景技術】
上記外刃とこの外刃の内面に往復摺接する内刃とから
なる主刃は、その内刃の往復動に伴なってどうしても振
動を発生させてしまう。 もっとも、櫛歯状の固定刃とこれに往復摺接する同じ
く櫛歯状の可動刃とからなるトリマー刃も備えた電気か
みそりでは、通常第9図及び第10図に示すように、モー
タ30の出力軸に取り付けられた偏心軸31の回転を往復運
動に変換して主刃1における内刃11に伝達する駆動子4
から係合ピン40を突設し、軸29によって枢支されるとと
もに一端がトリマー刃2の可動刃21に連結されたトリマ
ー駆動子5の他端の披係合部55に上記係合ピン40を係合
させることによって、主刃1の内刃11とトリマー刃2の
可動刃21とを逆位相で往復動させることが行なわれてお
り、このために、内刃11の往復動で生ずる振動は、内刃
11と逆位相で往復動を行なう可動刃21によって一部打ち
消されてしまうのであるが、内刃11と可動刃21とではそ
の質量の差が大きいために、振動をなくすことはでき
ず、逆にトリマー駆動子5と可動刃21とを駆動する負荷
が駆動子4にねじりモーメントとして作用して、振動を
助長する結果を招いている。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは主刃における内刃の往復動と、ト
リマー内における可動刃の往復動とによる振動の発生が
殆どない往復式電気かみそりを提供するにある。
【発明の開示】
しかして本発明は、多数の刃孔が設けられた外刃とこ
の外刃の内面に往復摺接する内刃とからなる主刃と、固
定刃及びこれに往復摺接する可動刃とから形成されたト
リマー刃とを備えるとともに、主刃の両側に夫々トリマ
ー刃が配設されており、主刃における内刃の往復動と両
トリマー刃における可動刃の往復動とが逆位相とされて
いることに特徴を有して、主刃の内刃の往復動に対し
て、二つのトリマー刃の可動刃を逆位相で往復動させる
ことで、互いに逆位相で作動する両種部材の質量差を少
なくして振動が互いに打ち消しあうようにするととも
に、両トリマー刃を主刃の両側に配置することで、トリ
マー刃の可動刃への動力伝達に際して、ねじりモーメン
トも生じないようにしたものである。 以下本発明を図示の往復式電気かみそりの実施例に基
づいて詳述すると、この往復式電気かみそりは、第1図
及び第2図に示すように、モータ30を内臓した本体ハウ
ジング3の上端に刃フレーム6を介して主刃1における
外刃10と一対のトリマー刃2,2とが取り付けられたもの
で、電池収納ブロック8が下端に連結された本体ハウジ
ング3内には、取付台39を介して固定されたモータ30
と、モータ30の出力軸に取り付けられているバランサー
付きの偏心軸31の回転を往復運動に変換する駆動子4と
が配設されており、駆動子4には主刃1における上記外
刃10内面に摺接する内刃11が取り付けられている。第2
図中の35は内刃11を外刃10内面に押し付ける押上ばね、
36は内刃11と駆動子4との連結ピン、37は刃フレーム6
の開閉用釦、38はスイッチハンドル、9は着脱自在な保
護カバーである。 主刃1の両面に配された両トリマー刃2,2は、第3図
に示すように、基板22の下面に固定刃20と可動刃21及び
固定刃20に可動刃21を押し付ける押さえばね23とを取り
付けることで夫々構成されたもので、刃フレーム6の内
面に配設される取付板24を介して刃フレーム6に取り付
けられる。取付板24は、一体に形成されている取付片2
6,27を、刃フレーム6内面にリブ61,62を突設すること
で形成された溝に差し込んで、同じく一体に形成されて
いるフック28を刃フレーム6内面に係止することで、刃
フレーム6に取り付けられたものである。 また、刃フレーム6の対向する内面から夫々突設した
軸ピン66,66によって上下方向における中央部が枢支さ
れる一対のトリマー駆動子5,5が設けられており、両ト
リマー駆動子5,5の各上端が夫々可動刃21,21に連絡さ
れ、上記主刃1の内刃11の往復駆動用の駆動子4に取り
付けられた互いに反対方向に突出する一対の係合ピン4
0,40が、各トリマー駆動子5,5の各下端に夫々係合して
いる。 さて、主刃1の両側に夫々トリマー刃2,2が配設され
ているこの往復式電気かみそりでは、モータ10の回転が
駆動子4によって往復動に変換されて主刃1における内
刃11に伝達される。また軸ピン66によって枢支されてい
るトリマー駆動子5が、駆動子4から突設された係合ピ
ン40によって揺動駆動されるために、各トリマー刃2に
おける可動刃21,21は、第4図及び第5図に示すよう
に、上記内刃11と逆位相で往復動を行なう。 内刃11と逆位相で往復動を行なう可動刃21が二つある
ために、互いに逆位相で動作する部材の質量差が少な
く、このために内刃11の往復動によって生ずる振動は、
両可動刃21の往復動によって生ずる振動によって殆どが
打ち消されてしまうものであり、しかも主刃1の両側に
配された両可動刃21,21をトリマー駆動子5,5を介して往
復動させるにあたり、駆動子4にはねじりモーメントが
作用せず、この点においても振動が少ないものである。 第6図乃至第8図に他の実施例を示す。これは一対の
トリマー刃2,2のうち、一方のトリマー刃2は、刃フレ
ーム6の開口縁に固定的に配設するのに対して、他方の
トリマー刃2は、刃フレーム6の外面に配したスライド
釦45から突設されているピン46を取付板24の取付片27に
連結して、スライド釦45と共に上下にスライドするよう
にしてある。また、このスライド自在なトリマー刃2側
のトリマー駆動子5も、スライド釦45から突設した連結
片47と連結される係合片57を備えて、トリマー刃2と共
に上下にスライドするようにしてある。そしてこのトリ
マー駆動子5には軸ピン66が嵌入する軸孔56を上下に複
数個設けてある。 第7図に示す状態からスライド釦45を上方へと操作す
れば、第8図に示すように、一方のトリマー刃2とトリ
マー駆動子5とが共に上下に移動して、トリマー刃2が
刃フレーム6の上面開口よりも上方に突出する。また、
この時には、刃フレーム6から突設されている軸ピン66
と係合する軸孔56が変わるために、可動刃21の振幅も変
化する。尚、スライド自在なトリマー刃2は、取付板24
におけるフック28が刃フレーム6内面の複数個の係合凹
部68に選択係合することによって、複数段で位置決めさ
れる。図中48はスライド釦45と刃フレーム6との間に配
される板ばねである。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、一対のトリマー刃の
各可動刃を、主刃の内刃と逆位相で往復動させているた
めに、互いに逆位相で往復動を行なう部材の質量差が少
なく、このために振動の打ち消しあいが有効に作用して
低振動となっているものであり、しかも一対のトリマー
刃は主刃の両側に配置していることから、両トリマー刃
の可動刃への動力伝達に際してねじりモーメントが作用
することがない動力伝達系をとることができ、この点に
おいても振動が少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図(a)は同上
の横断面図、同図(b)は同上の縦断面図、第3図は同
上の分解斜視図、第4図(a)(b)及び第5図(a)
(b)は同上の動作を示す横断面図、第6図は他の実施
例の分解斜視図、第7図(a)(b)及び第8図(a)
(b)は同上の動作を示す横断面図、第9図は従来例の
横断面図、第10図は同上のトリマー部の背面図であっ
て、1は主刃、2はトリマー刃、4は駆動子、5はトリ
マー駆動子、10は外刃、11は内刃、20は固定刃、21は可
動刃を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の刃孔が設けられた外刃とこの外刃の
    内面に往復摺接する内刃とからなる主刃と、固定刃及び
    これに往復摺接する可動刃とから形成されたトリマー刃
    とを備えるとともに、主刃の両側に夫々トリマー刃が配
    設されており、主刃における内刃の往復動と両トリマー
    刃における可動刃の往復動とが逆位相とされていること
    を特徴とする往復式電気かみそり。
  2. 【請求項2】トリマー刃における可動刃は、ほぼ中央部
    が枢支されるとともに一端が内刃の往復駆動用の駆動子
    との係合部となっているトリマー駆動子の他端に連結さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    往復式電気かみそり。
  3. 【請求項3】トリマー駆動子はその枢支点の移動で可動
    刃の振幅を可変としていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の往復式電気かみそり。
  4. 【請求項4】内刃の往復駆動用の駆動子は、両トリマー
    刃の各トリマー駆動子に係合して両トリマー刃の可動刃
    を駆動するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の往復式電気かみそり。
JP17626787A 1987-07-15 1987-07-15 往復式電気かみそり Expired - Lifetime JPH0817859B2 (ja)

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JP17626787A JPH0817859B2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 往復式電気かみそり

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JPS6420886A JPS6420886A (en) 1989-01-24
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JP2603026B2 (ja) * 1992-04-23 1997-04-23 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
KR0121137Y1 (ko) * 1993-12-29 1998-07-15 김광호 왕복식 전기 면도기
JP3266757B2 (ja) * 1995-05-26 2002-03-18 松下電工株式会社 振動型リニアアクチュエータ

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