JP3266757B2 - 振動型リニアアクチュエータ - Google Patents

振動型リニアアクチュエータ

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JP3266757B2
JP3266757B2 JP12852695A JP12852695A JP3266757B2 JP 3266757 B2 JP3266757 B2 JP 3266757B2 JP 12852695 A JP12852695 A JP 12852695A JP 12852695 A JP12852695 A JP 12852695A JP 3266757 B2 JP3266757 B2 JP 3266757B2
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shaft
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武志 柴
陽孝 大塚
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • B26B19/28Drive layout for hair clippers or dry shavers, e.g. providing for electromotive drive
    • B26B19/288Balance by opposing oscillation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
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    • B26B19/282Motors without a rotating central drive shaft, e.g. linear motors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復運動式電動機を用
いた振動型リニアアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例から振動型リニアアクチュエータ
としてドイツ特許第1151307号が知られている。
この従来例にあっては、複数の可動子を固定子にばね体
により支持してあり、一つの固定子により逆方向に加振
することにより、お互いに逆位相、同周波数で振動させ
て、全体の振動を低減するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例にあっては、いずれかの可動子に外部から力が加わ
った場合、例えば、振動型リニアアクチュエータを電気
かみそりに用いて、髭切断時の負荷変動が起こった場合
は、負荷が加わった可動子の振幅が過渡的に変動し、他
の可動子とのバランスが崩れてしまい、使用者に不快な
振動を与えてしまうことになる。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、通常の
駆動時でも、また、いずれかの可動子に外部から力が加
わった際でも可動子同士のバランスを崩すことなく、不
快な振動を発生させない振動型リニアアクチュエータを
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するために本発明の振動型リ
ニアアクチュエータは、電磁石又は永久磁石よりなる固
定子1に対して、永久磁石又は電磁石を備えた可動子2
を往復動させるためのリニア駆動の往復運動式の電動機
Aを有し、往復運動式の電動機Aは、同振動数、逆位相
で振動する複数の可動子2を有し、互いに逆位相の関係
にある両可動子2を、固定された軸52に回転自在に取
付けられたリンク54を介して互いに連結して成ること
を特徴とするものである。
【0006】そして、リンク54の支点と、リンク54
と両可動子2との各連結点とを同一線上に位置させるこ
とが好ましい。また、リンク54の支点と、各可動子2
とリンク54との連結点との距離の比が、リンク54が
ない状態での両可動子2の振幅量の比と略同一となって
いることが好ましい。
【0007】また、リンク54の支点と、各可動子2と
リンク54との連結点との距離の比が、各可動子2の質
量比と略逆比となるようにすることが好ましい。また、
両可動子2とリンク54の連結部を軸57、58と該軸
57、58がはめ込まれる長孔56により構成すること
が好ましい。そして、長孔56の長手方向の縁を軸が当
たって可動子2の振幅量が一定以上とならないようにす
るための振幅規制部56aとすることが好ましい。
【0008】また、リンク54と可動子2との間に補助
リンク83を介在することも好ましい。また、リンク5
4に弾性を有する弾性薄板部92を設けることが好まし
い。また、リンク54を一定回転方向に弾性付勢するリ
ンク押し付けばね70を設けることも好ましい。
【0009】また、電磁石又は永久磁石よりなる固定子
1に対して、永久磁石又は電磁石を備えた可動子2を往
復動させるためのリニア駆動の往復運動式の電動機Aを
有し、往復運動式の電動機Aは、同振動数、逆位相で振
動する複数の可動子2を有し、互いに逆位相の関係にあ
る両可動子2にそれぞれラックギア104を設け、固定
された軸52に回転自在に取付けられたピニオンギア1
01に両ラックギア104を両ラックギア104が互い
に逆方向に駆動するように噛合して成る構成としてもよ
い。
【0010】また、可動子2を固定部にばね体13によ
り揺動自在に支持し、互いに逆位相の関係にある両可動
子2を連結ばね5で連結することも好ましい。
【0011】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、電磁石又は永久磁石よりなる固定子1に対して、永
久磁石又は電磁石を備えた可動子2を往復動させるため
のリニア駆動の往復運動式の電動機Aを有し、往復運動
式の電動機Aは、同振動数、逆位相で振動する複数の可
動子2を有しているので、定常振動時において全体の振
動を低減でき、また、互いに逆位相の関係にある両可動
子2を、固定された軸52に回転自在に取付けられたリ
ンク54を介して互いに連結してあることで、逆位相の
関係にある両可動子2のいずれかに外部から力が作用す
る際、リンク54により両可動子2の振幅が互いに規制
されて、可動子2の非定常振動の発生を抑えることがで
きることになる。
【0012】また、リンク54の支点と、リンク54と
両可動子2との各連結点とを同一線上に位置させるもの
においては、定常振動において両可動子2のリンク54
を動かす量を常に一定にできて無駄な負荷を発生させる
ことがない。また、リンク54の支点と、各可動子2と
リンク54との連結点との距離の比が、リンク54がな
い状態での両可動子2の振幅量の比と略同一となってい
るものにおいては、リンク54の有無による可動子2の
動きの変換がなく、定常振動での可動子2によるリンク
54への力の発生がなくなるものである。
【0013】また、リンク54の支点と、各可動子2と
リンク54との連結点との距離の比が、各可動子2の質
量比と略逆比となるようにするものにおいては、定常振
動で常に逆方向に動く両可動子2の振幅と質量の積を同
じにできて、定常振動時の振動を打ち消し合うことがで
きることになる。また、両可動子2とリンク54の連結
部を軸57、58と該軸57、58がはめ込まれる長孔
56により構成するものにおいては、簡単な構成でリン
ク54を介して逆位相の関係にある両可動子2を連結で
きることになる。ここで、長孔56の長手方向の縁を軸
が当たって可動子2の振幅量が一定以上とならないよう
にするための振幅規制部56aとすると、振幅が振れ過
ぎると振幅規制部56aに軸が当たって振幅の制限がで
きるものである。
【0014】また、リンク54と可動子2との間に補助
リンク83を介在するものにおいては、リンク54と補
助リンク83との連結、補助リンク83と軸との連結が
すべて軸と孔との回転でできて、連結部分におけるすべ
りがなくなって磨耗が少なくなる。また、リンク54に
弾性を有する弾性薄板部92を設けるものにおいては、
軸間の距離変動を弾性薄板部92により吸収することが
できるものである。
【0015】また、リンク54を一定回転方向に弾性付
勢するリンク押し付けばね70を設けるものにおいて
は、常にリンク54を一定回転方向に押し付けることが
でき、連結部分のがたつきを防止することができること
になる。また、互いに逆位相の関係にある両可動子2に
それぞれラックギア104を設け、固定された軸52に
回転自在に取付けられたピニオンギア101に両ラック
ギア104を両ラックギア104が互いに逆方向に駆動
するように噛合するものにおいては、ピニオン、ラック
という簡単な構成で逆位相の関係にある両可動子2を連
結できるものであり、ピニオン、ラックであるため、す
べりがなくなって磨耗が少なくなる。
【0016】また、可動子2を固定部にばね体13によ
り揺動自在に支持し、互いに逆位相の関係にある両可動
子2を連結ばね5で連結することで、全体として振動の
発生を抑制できることになる。
【0017】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1にはリニア駆動の往復運動式の電動機
Aの分解斜視図を示し、図2、図3はリニア駆動の往復
運動式の電動機Aを駆動部として用いた往復式電気かみ
そりの要部の正面断面図、要部の側面断面図を示してい
る。2は可動子であって、永久磁石8とヨーク9(バッ
クヨーク)が取付けてある。ヨーク9は磁性材料であっ
て永久磁石8が接着してある。1は固定子で磁性材料の
焼結体や磁性材料の鉄板を積層したものに巻線11を施
した電磁石により構成してある。電磁石により構成した
固定子1は可動子2に設けた永久磁石8とギャップ12
を隔てて面対向している。13は上記ギャップ12を確
保するための板状をしたばね体であり、ばね体13の上
端部をシャーシ7にねじ具15により固着すると共にば
ね体13の下端部を可動子2にねじ具15により固着し
てばね体13によりシャーシ7と可動子2を連結してい
る。固定子1を構成する電磁石はねじ具14によりシャ
ーシ7に固定してある。ここで、固定子1である電磁石
の電流方向を交番にすることで、可動子2に取付けた永
久磁石8が往復方向に移動するようになっていていわゆ
るリニアモータと称される往復運動式の電動機Aを構成
している。
【0018】可動子2は複数個設けてあり、添付図面に
示す実施例では2個の可動子2a、2bが設けてある。
中央可動子2aの上面部には振動方向の両側面部にばね
受け部16となる突部が突設してあり、該突部の上部か
ら逆L状をした突出片28が設けてあり、該突出片28
の縦片にはセンサー磁石23が取付けてある(なお、シ
ャーシ7には可動子2に設けたセンサー磁石23と対面
する位置に検知手段4となる検知センサー4aが設けて
あって、検知センサー4aにより可動子2の移動方向の
変位、速度、加速度等を検出するようになっている)。
更に突部の上面部から駆動子17が突設してある。この
中央の可動子2aの突部は、一対の側可動子2bと連結
部26とに囲まれた矩形状の開口部27内に挿入され、
L状をした突出片28のセンサー磁石23を設けた縦片
が一方の側可動子2bに設けた凹所29内に位置してい
て凹所29内で移動するようにしてある。連結部26は
ばね受け部を兼用しており、このばね受け部を兼用して
いる両連結部26と中央可動子2aに設けたばね受け部
16との間にそれぞれ固有振動数設定ばねとなる連結ば
ね5が介在してある。
【0019】駆動子17には可動刃3を上下移動自在に
取付けてあって、可動刃3は押し上げばね18により上
方に弾性的に押し上げられていて可動刃3をネット刃2
1に弾接している。また、22はスリット刃であって、
3aはスリット刃用の可動刃であり、このスリット刃用
の可動刃3aは一方の駆動子17に設けたスリット刃用
の駆動子17aにより駆動されるようになっている。本
実施例においては、可動刃3とネット刃21の組合せに
より構成される刃ヘッドHが2つスリット刃22とスリ
ット刃用ネット刃3aにより構成される刃ヘッドHが1
つの合計3ヘッド構成となっている。また、本実施例に
おいては各刃ヘッドHに対応する可動子2の永久磁石8
の極性を異ならせてあり、この結果、各可動子2の往復
方向が逆になり、振動を低減できるようになっている。
【0020】次に、リンク機構の説明をする。リンク5
4は中央部に中央孔55、両側にリンク54の長手方向
に平行な長孔56を設けてあり、リンク54の中央孔5
5を軸基台51に固定された軸52に回転自在に取付け
てある。ここで、軸基台51はシャーシ7の固定孔59
にねじ53により固定してあってシャーシ7と軸基台5
1が一体化してある。中央可動子2aの下部には軸57
が垂設してあり、側可動子2bの下部には軸58が垂設
してあり、その軸57、58がそれぞれリンク54の両
側部に設けた長孔56に嵌め込んであり、このようにす
ることで、逆位相関係にある中央可動子2aと両側可動
子2bをリンク54を介して連結してある。
【0021】図4にリンク54の動作図を示している。
つまり図4(a)→(b)→(c)→(d)→(e)の
順で動作する。ここで、リンク54は軸52に対しての
み回転可能となっており、このため、中央可動子2a、
両側可動子2bのどちらかが動いたときに軸57、58
に連結されているリンク54が軸52を中心に回転し、
もう一方の可動子2を反対方向に動かすものである。つ
まり、負荷が加わった時においても両可動子2a、2b
の振幅差が発生せず、また、両可動子2a、2bが同方
向に動くモードも抑え込むことができ、手に不快な振動
を発生させることがないものである。この場合、軸5
7、58はリンク54の長孔56の内面を滑ることによ
り、軸57と軸58との距離変動を吸収するようになっ
ている。
【0022】ここで、図4に示す実施例では、リンク5
4の中央孔55に挿入して軸52が軸57、58の中点
に位置している。つまり軸52から軸57までの長さを
B、軸52から軸58までの長さをCとした場合、B=
Cとなっている。このようにB=Cとすることで、両可
動子2a、2bの振幅量を同一にすることができるもの
である。
【0023】また、図5にはリンク54の中央孔55が
片側(可動子2b側)に寄った例を示している。この実
施例では図5(a)→(b)→(c)→(d)→(e)
の順で動作する。このため、軸52から軸57までの長
さをB、軸52から軸58までの長さをCとした場合、
B>Cとなり、両側可動子2bの振幅x1 と中央可動子
2aの振幅x2 とが同じにはならず、軸間距離の比に等
しくすることができるものである。つまりx1 :x2
B:Cとなる。
【0024】ところで、リンク54が無い状態での両可
動子2a、2bの振幅の比と、軸52と軸57、58と
の各軸間距離の比(つまりB:C)を等しくすることが
好ましい。これは、リンク54の負荷によって定常振動
が変化せず、リンク54による負荷が小さく、また軸5
7、58の長孔56への嵌合部分に力がかからないため
に磨耗を小さくできるためである。
【0025】また、互いに逆位相の関係にある中央可動
子2aの質量と両側可動子2bの質量との比が、軸52
と軸57、58の各軸間距離の比(つまりB:C)の逆
になるようにしてもよい。これは、互いに逆位相の関係
にある各可動子2の質量と振幅の積が等しくなるため、
定常振動時の振動を打ち消し合うことができて、振動低
減に有効となるものである。
【0026】また、リンク54の中央孔55、両側の長
孔56の3つの孔の中心は同一線上にあることが望まし
い。このようにリンク54の中央孔55、両側の長孔5
6の3つの孔の中心を同一線上にすることで、定常振動
において片方の可動子2がリンク54を動かす量と、も
う片方の可動子2がリンク54を動かす量を常に同じに
することができ、この結果、リンク54の中央孔55に
対して回転力以外の力が発生せず、無駄な負荷を発生さ
せることを防ぐことができるものである。
【0027】また、軸52と、軸57、58の軸間距離
(B、C)は可動子2の振幅量の2倍以上に取ることが
望ましい。このように、軸52と、軸57、58の軸間
距離を可動子2の振幅量の2倍以上に取ることで、可動
子2の振幅による軸間距離の変動量が小さくなり、この
結果、リンク54の長孔56と軸57、58とのすべり
量が低減することになり、負荷、騒音を小さくできるも
のである。
【0028】図3に示す実施例ではリンク54には孔の
みが設けてあり、軸57、58は可動子2に設けてある
が、このようにすると、力の伝達が同一平面上で行われ
るために動きがスムーズになり、負荷、騒音の低減に有
効である。しかし、図6に示すようにリンク54の長手
方向の両側部に軸61を設け、互いに逆位相の関係にあ
る可動子2にそれぞれ孔62を設け、軸61を孔62に
挿入して連結することも可能である。
【0029】図7には本発明の他の実施例が示してあ
る。この実施例においては、軸57、58と長孔56間
にローラ63を設けた例である。つまり、軸57、58
にローラ63に回転自在に嵌め込み、該ローラ63を長
孔56内に挿入してある。このようにすることで軸5
7、58と長孔56のすべりがころがりに変換できるた
めに負荷の低減を図ることができる。ローラ63には長
孔56から外れないようにするためのフランジ64が設
けてある。なお、ローラ63の外形は図7(b)に示す
ように四角形状であってもよい。
【0030】図8には本発明の更に他の実施例が示して
ある。この実施例では軸基台51をシャーシ7と一体化
した例を示している。軸52が軸基台51を構成するシ
ャーシ7の一部に直接固定してあって、部品点数を削減
できるものである。図9には本発明の更に他の実施例が
示してある。この実施例では固定子1と一体に軸52を
備えた突出片68を突出して該突出片68により軸基台
51を構成した例た示してある。
【0031】図10にはリンク54により振幅の制限を
する例を示す実施例が示してある。すなわち、この種の
電動機においては可動子2がばね体13により吊り下げ
られているだけなので、振幅を制限できず、このため、
振幅が大きくなり過ぎた場合にはばね体13又は連結ば
ね5が破損してしまって電動機が機能しなくなるという
問題がある。このため、長孔56の長手方向の縁を軸が
当たって可動子2の振幅量が一定以上とならないように
するための振幅規制部56aとしてある。したがって、
軸57、58と長孔56の長手方向の縁である振幅規制
部56aとの間の隙間量66を適当な量となるようにリ
ンク54の長孔56の大きさを設定してある。このこと
により振幅が振れ過ぎるときには図10(b)のように
リンク54の長孔56の長手方向の縁である振幅規制部
56aに軸57、58が当たって、振幅を止める働きを
するものである。
【0032】図11には本発明の更に他の実施例が示し
てある。すなわち、本実施例においては、軸57、58
と長孔56との嵌合部分におけるがたつきによって生じ
る騒音を低減する手段として、リンク押し付けばね70
を取付けた例である。リンク押し付けばね70の中央部
に設けた支点孔部72に軸基台51に設けた支点軸75
を嵌め込み、リンク押し付けばね70の一端部の固定軸
部71を軸基台51の固定孔74に嵌め込み、リンク押
し付けばね70の他端部の取付け軸部73をリンク54
の側面に設けられた取付け孔76にはめ込んである。こ
れによりリンク押し付けばね70が常にリンク54を一
定回転方向に押し付けて、軸57、58とリンク54の
がたを無くすことができるようにしてある。
【0033】図12には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例ではリンク54と可動子2との間に
補助リンク83を介在した例を示している。すなわち、
軸57、58を補助リンク83の一端部に設けた孔84
に回転自在に嵌め込み、補助リンク83の他端部に設け
た軸85をリンク54に設けた孔82に回転自在にはめ
込んである。そして、リンク54の中央孔55を軸基台
51に固定された軸52に回転自在に取付けてある。こ
のような構造とすることで、前述の実施例のような長孔
56と軸57、58との滑りがなくなり、全て軸と孔と
の回転に置き換えられ、このため、滑りによる負荷、騒
音、磨耗等の影響を小さくできることになる。
【0034】図13には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例ではリンク54に弾性薄板部92を
設けた例を示している。すなわちリンク54の両端部に
弾性薄板部92を設けてあり、この弾性薄板部92の先
端部に軸57、58を回転自在に嵌合する孔93が設け
てある。リンク54の中央部には突片95が突設してあ
り、突片95の先端に軸52と回転自在に嵌合する中央
孔94が設けてある。ここで、両側の孔93と中央孔9
4とは同一直線上に配置してある。この構造において
は、可動子2の振動に伴う軸57、58の軸間距離の変
動を弾性薄板部92により行うことができ、このため部
品点数が少なくなり、また、長孔を設けるもののような
すべりがなく、また、補助リンクを設けるものに比べて
嵌合部分も少なくてすみ、これらの結果、負荷、騒音の
低減に有効である。
【0035】図14には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例では互いに逆位相の関係にある両可
動子2にそれぞれラックギア104を設けてあり、ま
た、軸基台51に固定された軸52にピニオンギア10
1が回転自在に取付けてある。ここで、図中103は軸
52に設けた凹部であって、この凹部103にハトメ1
02を取付けてピニオンギア101の外れを防止してあ
る。そして、ピニオンギア101に両ラックギア104
を両ラックギア104が互いに逆方向に駆動するように
噛合してあってリンクと同じ機能をするものであり、可
動子2のどちらかが動いたきに上記ピニオンギア101
と両ラックギア104との噛合により、もう片方の可動
子2を反対方向に動かすようになっている。
【0036】ところで、上記したいずれの実施例におい
ても、1つの固定子1により2つの可動子2を常に同振
動数、逆位相で駆動させるようになっており、このた
め、電動機Aの振動を小さくすることができて、手に伝
わる振動も小さくできるようになっている。また、前述
のいずれの実施例においても、可動子2が固定部である
シャーシ7に対してばね体13のみで連結支持してあ
り、両可動子2は互いに連結ばね5で連結してある構成
となっている。この模式図を図15に示す。このモデル
では振動のモードが2つ存在する。つまり、通常の駆動
時は両可動子2が逆方向に動く駆動モード(f1 )で駆
動されるため、全体としては振動が発生しない。しか
し、髭切断等により可動子2に負荷が加わると、駆動モ
ードモード(f 1 )で逆方向に振動しながら、両可動子
2が同方向に動くモード(f2 )が過渡的に発生し、そ
のために両可動子2の振幅差が発生する。つまり、両可
動子2の質量をM、ばね体13のばね定数をk1 、連結
ばね5のばね定数をk2 とした場合に、f1 (Hz)=
(1/2π)・〔(k1 +2k2 )/M〕1/2 であり、
2 (Hz)=(1/2π)・(k1 /M)1/2 であ
る。そして、一定周波数の加振力を与えた場合の各可動
子2の振幅は図16に示すグラフのようになる。そし
て、両可動子2が同方向に動くモード(f2 )が過渡的
に発生するため、このため電動機Aは可動子2の振動方
向に振動し、電気かみそり全体に伝わり、髭剃りする人
の手に不快な感触となる振動を与えてしまうことになる
が、本発明のように、互いに逆位相の関係にある両可動
子2を、固定された軸52に回転自在に取付けられたリ
ンク機構を介して互いに連結することで、逆位相の関係
にある両可動子2のいずれかに外部から力が作用する
際、リンク54により両可動子2の振幅が互いに規制さ
れて、可動子2の非定常振動の発生を抑えることができ
るのである。
【0037】上記実施例では両可動子2は互いに連結ば
ね5で連結してある例を示したが、図17には、固有振
動数設定ばねである連結ばね5がない例を示している。
この実施例はリンク54で両可動子2を連結するため、
一方の可動子2に負荷が加わった時にも、もう片方の可
動子2の駆動力がリンク54を介して伝えられるため、
固有振動数設定ばねである連結ばね5がない状態でも安
定した切れ味を確保でき、連結ばね5が無い分、スペー
ス、コスト、組立て性に関して優れたものとなる。
【0038】また、上記各実施例ではばね体13により
可動子2を固定部に支持している例を示しているが、可
動子2と固定部との間にベアリング等を設けて接触構造
で可動子2を支持するようなものでも本発明は有効であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、電磁石又は永久磁石よりなる固定子に対して、永久
磁石又は電磁石を備えた可動子を往復動させるためのリ
ニア駆動の往復運動式の電動機を有し、往復運動式の電
動機は、同振動数、逆位相で振動する複数の可動子を有
し、互いに逆位相の関係にある両可動子を、固定された
軸に回転自在に取付けられたリンクを介して互いに連結
してあるので、可動子に負荷が加わっても、両可動子の
振幅が互いに規制され、可動子の非定常振動の発生を抑
え、不快な振動をが生じないものである。
【0040】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、リンクの支点
と、リンクと両可動子との各連結点とを同一線上に位置
させてあるので、定常振動において片方の可動子がリン
クを動かす量ともう片方の可動子がリンクを動かす量が
常に等しくなり、この結果、無駄な負荷を発生させるこ
となく、両可動子の振幅運動をスムーズに行うことがで
きるものである。
【0041】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、リンクの支点
と、各可動子とリンクとの連結点との距離の比が、リン
クがない状態での両可動子の振幅量の比と略同一である
ので、リンクの有無による可動子の動きの変動がなく、
定常状態での可動子によるリンクへの力の発生がなく、
負荷、騒音、磨耗の低減が可能となるものである。
【0042】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、リンクの支点
と、各可動子とリンクとの連結点との距離の比が、各可
動子の質量比と略逆比となるようにしたので、定常振動
で常に逆方向に動く両可動子において振幅と質量の積が
同じになり、不快な振動の発生が発生しないものであ
る。
【0043】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、両可動子とリン
クの連結部を軸と該軸がはめ込まれる長孔により構成し
てあるので、簡単な構成でリンクにより両可動子を連結
できて、組立ても簡単となるものである。また、請求項
6記載の発明にあっては、上記請求項5記載の発明の効
果に加えて、長孔の長手方向の縁を軸が当たって可動子
の振幅量が一定以上とならないようにするための振幅規
制部としてあるので、リンクにより可動子の振幅を制限
することができて、ばね体の許容応力を越えるような振
幅の発生がなくて、ばね体の破損によ機能損傷を防ぐこ
とができるものである。
【0044】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、リンクと可動子
との間に補助リンクを介在してあるので、連結部分を全
て軸を孔に嵌合して回転する機構とすることができ、連
結部分の滑りが発生せず、損耗が少なく、負荷、騒音も
小さくなるものである。また、請求項8記載の発明にあ
っては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、リン
クに弾性を有する弾性薄板部を設けてあるので、簡単な
構成で連結軸の軸間距離の変動を弾性薄板部により吸収
することができて、連結部分の滑りが発生せず、損耗が
少なく、負荷、騒音も小さくなるものである。
【0045】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、リンクを一定回
転方向に弾性付勢するリンク押し付けばねを設けてある
ので、常にリンクを一定回転方向に押し付けることがで
きて、連結部分のがたつきを防止して、連結部分のがた
つきによる騒音の発生を抑えることができるものであ
る。
【0046】また、請求項10記載の発明にあっては、
電磁石又は永久磁石よりなる固定子に対して、永久磁石
又は電磁石を備えた可動子を往復動させるためのリニア
駆動の往復運動式の電動機を有し、往復運動式の電動機
は、同振動数、逆位相で振動する複数の可動子を有し、
互いに逆位相の関係にある両可動子にそれぞれラックギ
アを設け、固定された軸に回転自在に取付けられたピニ
オンギアに両ラックギアを両ラックギアが互いに逆方向
に駆動するように噛合してあるので、ラック、ピニオン
による機構という簡単な構成でリンクと同じ機能とする
ことができ、また、連結部分の滑りが発生せず、損耗が
少なく、負荷、騒音も小さくなるものである。
【0047】また、請求項11記載の発明にあっては、
請求項1又は請求項10記載の発明の効果に加えて、可
動子を固定部にばね体により揺動自在に支持し、互いに
逆位相の関係にある両可動子を連結ばねで連結してある
ので、全体として振動の発生を抑制できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】同上のリニア駆動の往復運動式の電動機を駆動
部をとする往復式電気かみそりの要部の正面断面図であ
る。
【図3】同上の往復式電気かみそりの要部の側面断面図
である。
【図4】(a)乃至(e)は同上のリンクの動作順序を
示す説明図である。
【図5】(a)乃至(e)は同上のリンクの他の実施例
の動作順序を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図7】(a)は本発明の更に他の実施例の分解斜視図
であり、(b)はローラの他の実施例の斜視図である。
【図8】本発明の更に他の実施例の分解斜視図である。
【図9】本発明の更に他の実施例の分解斜視図である。
【図10】(a)(b)はリンクによって振幅を規制す
る例を示す説明図である。
【図11】本発明の更に他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図12】本発明の更に他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図13】本発明の更に他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図14】本発明の更に他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図15】可動子を固定部であるシャーシに対してばね
体で連結支持すると共に両可動子を互いに連結ばねで連
結した状態の模式図である。
【図16】同上の一定周波数の加振力を与えた場合の各
可動子の振幅を表すグラフである。
【図17】本発明の更に他の実施例の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 電動機 1 固定子 2 可動子 5 連結ばね 13 ばね体 52 軸 54 リンク 56 長孔 56a 振幅規制部 57 軸 58 軸 73 リンク押し付けばね 83 補助リンク 92 弾性薄板部 101 ピニオンギア 104 ラックギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−20886(JP,A) 実開 平4−36970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 19/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石又は永久磁石よりなる固定子に対
    して、永久磁石又は電磁石を備えた可動子を往復動させ
    るためのリニア駆動の往復運動式の電動機を有し、往復
    運動式の電動機は、同振動数、逆位相で振動する複数の
    可動子を有し、互いに逆位相の関係にある両可動子を、
    固定された軸に回転自在に取付けられたリンクを介して
    互いに連結して成ることを特徴とする振動型リニアアク
    チュエータ。
  2. 【請求項2】 リンクの支点と、リンクと両可動子との
    各連結点とを同一線上に位置させて成ることを特徴とす
    る請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 リンクの支点と、各可動子とリンクとの
    連結点との距離の比が、リンクがない状態での両可動子
    の振幅量の比と略同一であることを特徴とする請求項1
    記載の振動型リニアアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 リンクの支点と、各可動子とリンクとの
    連結点との距離の比が、各可動子の質量比と略逆比とな
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の振動型リ
    ニアアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 両可動子とリンクの連結部を軸と該軸が
    はめ込まれる長孔により構成して成ることを特徴とする
    請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 長孔の長手方向の縁を軸が当たって可動
    子の振幅量が一定以上とならないようにするための振幅
    規制部として成ることを特徴とする請求項5記載の振動
    型リニアアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 リンクと可動子との間に補助リンクを介
    在して成ることを特徴とする請求項1記載の振動型リニ
    アアクチュエータ。
  8. 【請求項8】 リンクに弾性を有する弾性薄板部を設け
    て成ることを特徴とする請求項1記載の振動型リニアア
    クチュエータ。
  9. 【請求項9】 リンクを一定回転方向に弾性付勢するリ
    ンク押し付けばねを設けて成ることを特徴とする請求項
    1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  10. 【請求項10】 電磁石又は永久磁石よりなる固定子に
    対して、永久磁石又は電磁石を備えた可動子を往復動さ
    せるためのリニア駆動の往復運動式の電動機を有し、往
    復運動式の電動機は、同振動数、逆位相で振動する複数
    の可動子を有し、互いに逆位相の関係にある両可動子に
    それぞれラックギアを設け、固定された軸に回転自在に
    取付けられたピニオンギアに両ラックギアを両ラックギ
    アが互いに逆方向に駆動するように噛合して成ることを
    特徴とする振動型リニアアクチュエータ。
  11. 【請求項11】 可動子を固定部にばね体により揺動自
    在に支持し、互いに逆位相の関係にある両可動子を連結
    ばねで連結して成ることを特徴とする請求項1又は請求
    項10記載の振動型リニアアクチュエータ。
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