JPH0549761A - 往復式電気かみそりの駆動子 - Google Patents

往復式電気かみそりの駆動子

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JPH0549761A
JPH0549761A JP21403891A JP21403891A JPH0549761A JP H0549761 A JPH0549761 A JP H0549761A JP 21403891 A JP21403891 A JP 21403891A JP 21403891 A JP21403891 A JP 21403891A JP H0549761 A JPH0549761 A JP H0549761A
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JP
Japan
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elastic piece
blade
driver
shaped bent
electric razor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21403891A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kato
裕一 加藤
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0549761A publication Critical patent/JPH0549761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所用の往復動作を可能としつつ長さが短くて
上下長の短い電気かみそりを得ることができる。 【構成】 弾性片49を介して支持されて弾性片49の
たわみで往復動自在となっているとともに回転運動を行
う偏心軸に連結されて偏心軸の回転を往復運動に変換す
る往復式電気かみそりの駆動子において、複数個のU字
形屈曲部を連続形成するとともに、弾性片49は各U字
形屈曲部の一方の側片として形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそりにお
ける回転運動を往復運動に変換している駆動子に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりで動力源としてモー
タを使用するものでは、回転運動を往復運動に変換する
駆動子が必要であるが、この駆動子42として、図12
及び図13に示すように、両側端が弾性片49,49を
介してハウジウングに固定されることで往復動自在とさ
れるとともに上部に内刃が取り付けられる連結筒43を
備え、モータ3の出力軸に取り付けられた偏心軸の動き
を受けて往復動作をするタイプのものがある。このもの
において、弾性片49は駆動子42の両側に各々設けら
れたU字形屈曲部の一方の側片を薄肉とすることで形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、内刃をある
一定量eだけ往復させるにあたり、弾性片49以外の部
分を剛体と考えると、距離e’のねじれが発生するわけ
であり、この時、駆動子42の耐応力を満足させるには
弾性片49にLの長さが必要となる。ここにおいて、こ
の長さLは、モータ3や電池30等の内蔵部品と、外刃
12の頂上部までの距離Xを決定する大きな要因とな
り、長さLが長いと、全体として、上下長の大きな電気
かみそりとなってしまう。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは所用の往復動作を可能
としつつ長さが短くて上下長の短い電気かみそりを得る
ことができる往復式電気かみそりの駆動子を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、弾性
片を介して支持されて弾性片のたわみで往復動自在とな
っているとともに回転運動を行う偏心軸に連結されて偏
心軸の回転を往復運動に変換する往復式電気かみそりの
駆動子において、複数個のU字形屈曲部が連続形成され
ているとともに、弾性片は各U字形屈曲部の一方の側片
として形成されていることに特徴を有している。
【0006】本発明によれば、弾性片が複数個に分割さ
れた状態になるために、その個々の弾性片の長さが短く
とも所用の往復動作を可能とすることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、この往復式電気かみそりは、図2〜図4に示すよ
うに、本体2の上端に二つの刃ヘッド1,1が平行並列
に配設されるとともに、本体2の表面に沿って上下動自
在に配設されたトリマーハンドル60の上端にトリマー
刃6が取り付けられたものとして構成されている。本体
2の上端に配される上記刃ヘッド1は、図6から明らか
なように、本体2に対してフレーム18と保持枠15と
を介して取り付けられるものであって、矩形枠状のキャ
リア10にアーチ状に屈曲させた外刃12を取り付けた
ものとして構成されており、そして二つの刃ヘッド1,
1が矩形枠状の保持枠15の内部に収められるととも
に、各刃ヘッド1におけるキャリア10の端面から突設
された突起11,11が保持枠15に形成された上下に
長い長孔16に夫々係合することで、両刃ヘッド1,1
が互いに独立して上下にフロート自在となっている。図
中17は保持枠15をフレーム18に対して着脱自在に
係止するフックである。
【0008】一方、本体2内には取付ベース20を介し
てモータ3とモータ3の回転を往復動に変換する一対の
駆動子41,42、電池30等が配設されており、各刃
ヘッド1,1における外刃12の内面に摺接する内刃1
3は、平行並列に配された各駆動子41,42の連結筒
部43に夫々押し上げばね44を介して連結されてい
る。
【0009】モータ3による両駆動子41,42の駆動
は次のようにしてなされている。すなわちモータ3の出
力軸には基台31を介して偏心軸32が突設されてお
り、この偏心軸32と駆動子41から突設されたピン4
6とがリンク35で連結されている。また上記偏心軸3
2の上端には基台33が固着されており、基台33から
更に突設された偏心軸34に駆動子42から突設された
ピン47がリンク36で連結されており、モータ3によ
って上記両偏心軸32,34が回転する時、リンク3
5,36は取付ベース20にビス39で両端が固着され
るとともに弾性片49,49の存在で一方向にのみたわ
み易くなっている駆動子41,42に往復動を行わせ
る。
【0010】ここにおいて、各駆動子41、42は図1
から明かなように、その両側に各々複数個、図示例では
2個のU字形屈曲部が連続形成されているとともに、弾
性片49は各U字形屈曲部の一方の側片として形成され
ることで、片側に2個の弾性片49,49を備えたもの
となっている。このために、内刃13を往復方向にeだ
け移動させる場合、弾性片49以外の部分を剛体と考え
れば、各弾性片49がe/2ねじれるだけでよく、従っ
てこのねじれe/2を許すのに必要な弾性片49の長さ
もL’で済むことになる。ちなみに弾性片49にかかる
応力σが従来例の場合と同じであるとすると、振幅をa
とすれば、σ∝(a/L2 )であることから、 a/L2 =(a/2)/L’2 L’=L2 /2 となり、21/2 /2倍の長さですむことになり、外刃1
2の頂上部からモータ3や電池30の端面までの距離
X’もL−L’分だけ従来より短くすることができる。
【0011】なお、弾性片49をU字形屈曲部の一方の
側片だけとしているのは、駆動子41,42の上下の変
形をなくすためであるが、このようにU字形屈曲部を複
数個設けた場合、どうしても上下に変形しやすくなるこ
とから、図1に示すように、U字形屈曲部の上下に覆い
かぶさる突片54,54を設けるとよい。図では一側だ
けに設けているが、両側にある方が好ましいのはもちろ
んである。図4において、駆動子41側に設けられて駆
動子42側の片421の上方に被さっている片411
は、毛屑掃除時にパッキン70が駆動子41,42側に
落ち込むことを防ぐとともに、リンク35,36より発
生する音が外部に漏れることを防ぐためのものである。
また図中27はフレーム18を係止するフック、28は
このフック27を付勢するばね、70は本体2における
駆動子41,42の各連結筒43が挿通される上面開口
の防塵のためのパッキン、71はこのパッキン70の押
え金具である。前記駆動子41,42の固定用のビス3
9は、押え金具71の固定用を兼ねている。また図2及
び図4中の7はスイッチハンドルである。
【0012】トリマー刃6は前述のように、本体2の表
面に上下スライド自在に配設されたトリマーハンドル6
0の上端に設けられたもので、トリマーハンドル60の
裏面側にはカバー63が取り付けられるとともに、裏面
から突出させた軸61により、カバー63との間の空間
内にトリマー駆動子62を軸支している。下端の係合部
620をカバー63に設けられた長孔630から背方に
突出させているとともに上端を上記可動刃601に連結
したトリマー駆動子62は、トリマーハンドル60を上
動させた時、駆動子42の連結筒43に取り付けられた
継手45に下端の係合部が係合して、駆動子42の往復
動をトリマー刃6に伝達する。
【0013】なお、ここで示した一対の刃ヘッド1,1
のうちの一方は、下方に沈めた状態に固定することがで
きるようになっている。これは図7(a) に示すように、
刃ヘッド1,1が二つ並んでいるものにおいて、鼻の下
の髭を剃るために一方の刃ヘッド1を当てると、他方の
刃ヘッド1が唇に触れてしまうことに鑑みたものであ
り、図6に示すように、スライドハンドル25とともに
スライドするカム板26に設けたカム穴と、一方の刃ヘ
ッド1のキャリア10から突設したピン14とを係合さ
せて、カム板26がスライドする時、刃ヘッド1が下方
に動かされるようにしたものであり、一方の刃ヘッド1
をyだけ下方に沈めた状態とすることで、図7(b) に示
すように、この刃ヘッド1が唇に触れることなく、鼻下
の髭を剃ることができるようにしている。
【0014】ところで、このように刃ヘッド1を下方に
沈めた状態に固定することができるようにした場合、内
刃13とこの刃ヘッド1との間に働く押し上げばね44
の荷重が増大し、内刃13と外刃12との間の摩擦熱が
増大することになる。これは次のようにすることで防ぐ
ことができる。すなわち、刃ヘッド1に対応する内刃1
3が取り付けられる駆動子42における連結筒部43
に、刃ヘッド1の沈み込みに応じて内刃13が沈んだ時
に、内刃13に設けた球部50がはまることができる窓
51,51を図8に示すように設けるのである。このよ
うに、窓51を設ければ、本来ならば図9(a) に示すよ
うに連結筒部43と同じ振幅Vだけ内刃13も動くとこ
ろを、図9(b) に示すように、窓51と球部50の隙間
の分だけ内刃13が動く量を少なくすることができるた
めに、つまり振幅をv(v<V)とすることができるた
めに、摩擦熱の増大を抑えることができる。
【0015】摩擦熱の増大の防止は、押し上げばね44
のばね定数を小さくすることも有効である。ただし、ば
ね定数を小さくした場合、所用の押し上げ力を得るため
に必要な押し上げばね44の圧縮量も大きくなるため
に、内刃13を連結筒部43から取り外した時、押し上
げばね44が図11に示すように、連結筒部43から大
きく飛び出してしまうことになるために、この場合に
は、図10及び図11に示すように、連結筒部43上端
のフック部53によって抜け止めがなされるキャップ5
2を連結筒部43に取り付けて、キャップ52によって
押し上げばね44の飛び出しを防いでおくとよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明においては、複数個
のU字形屈曲部を連続形成するとともに、弾性片は各U
字形屈曲部の一方の側片として形成していることから、
個々の弾性片の長さが短くとも所用の往復動作を可能と
することができるものであり、このために、所用の往復
動作を可能としつつ長さが短くて上下長の短い電気かみ
そりを得ることができる。また、弾性片はU字形屈曲部
における一方の側片として設けているために、U字形屈
曲部が上下に座屈することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の駆動子の正面図である。
【図2】同上の電気かみそり全体の正面図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】同上の縦断面図である。
【図5】同上の駆動ブロックの分解斜視図である。
【図6】同上の刃ヘッドの分解斜視図である。
【図7】(a)(b)は鼻の下の部分の髭剃りを行う時の側面
図である。
【図8】同上の駆動子と内刃との連結部の内刃が沈んだ
状態における断面図である。
【図9】(a)(b)は駆動子と内刃との連結部の水平断面図
である。
【図10】押し上げばねと駆動子の斜視図である。
【図11】押し上げばねと駆動子の正面図である。
【図12】従来例の断面図である。
【図13】従来例の正面図である。
【符号の説明】
42 駆動子 49 弾性片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性片を介して支持されて弾性片のたわ
    みで往復動自在となっているとともに回転運動を行う偏
    心軸に連結されて偏心軸の回転を往復運動に変換する往
    復式電気かみそりの駆動子において、複数個のU字形屈
    曲部が連続形成されているとともに、弾性片は各U字形
    屈曲部の一方の側片として形成されていることを特徴と
    する往復式電気かみそり。
JP21403891A 1991-08-27 1991-08-27 往復式電気かみそりの駆動子 Withdrawn JPH0549761A (ja)

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JP21403891A JPH0549761A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 往復式電気かみそりの駆動子

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JP21403891A JPH0549761A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 往復式電気かみそりの駆動子

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JPH0549761A true JPH0549761A (ja) 1993-03-02

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JP21403891A Withdrawn JPH0549761A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 往復式電気かみそりの駆動子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187373A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Izumi Prod Co 電気かみそり
US7320663B2 (en) 2001-08-20 2008-01-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Continuous medium folding device and continuous medium printing apparatus having thereof
CN102581858A (zh) * 2012-02-27 2012-07-18 宁波真和电器股份有限公司 可分离往复式刀头

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187373A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Izumi Prod Co 電気かみそり
US7320663B2 (en) 2001-08-20 2008-01-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Continuous medium folding device and continuous medium printing apparatus having thereof
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112