JP3234250B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JP3234250B2
JP3234250B2 JP20308091A JP20308091A JP3234250B2 JP 3234250 B2 JP3234250 B2 JP 3234250B2 JP 20308091 A JP20308091 A JP 20308091A JP 20308091 A JP20308091 A JP 20308091A JP 3234250 B2 JP3234250 B2 JP 3234250B2
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outer cutter
cutter frame
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outer blade
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陽孝 大塚
正雄 棚橋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそり、こ
とに外刃のフロート支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりにおいて、その外刃
を上下にフロート自在とするにあたり、外刃が取り付け
られた外刃枠体と外刃フレームとのいずれか一方に弾性
片を設けて、この弾性片の先端を他方に連結したものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、弾性片を外
刃枠体もしくは外刃フレームと一体に形成することか
ら、外刃のフロート支持のための部品数が最小ですむの
であるが、弾性片は外刃のフロート支持のための上下方
向だけでなく、内刃の振動方向(外刃の長手方向)にも
撓むことができるものとなっているために、安定した髭
剃り性能を得ることができない。特に、外刃のフロート
動作用の弾性片を外刃枠体の長手方向両端面とこれに対
向する外刃フレーム内周面との一方に設けたものでは、
弾性片のスムーズな動作の確保のために外刃枠体の長手
方向端面とこれに対向する外刃フレーム内周面との間の
クリアランスを大きくとる必要があるために、尚更、外
刃枠体は内刃の往復振動に伴ってその長手方向に振動し
やすくなる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは外刃のフロート支持を
良好な状態で得ることができる往復式電気かみそりを提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、外刃
が取り付けられた外刃枠体を外刃フレームに対して上下
動自在に支持して外刃をフロート自在としている往復式
電気かみそりにおいて、外刃枠体の長手方向両端壁の肉
厚内に配置した弾性片を外刃フレームに連結して外刃フ
レームに対して外刃枠体の両端を個別に上下動自在に保
持し、外刃枠体の側面に外刃フレームとの係合で外刃枠
体の上下動を許しつつ外刃枠体の長手方向の動きを規制
する係合部を設けていることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、外刃はその長手方向に振動す
ることなく上下のフロート動作を行う。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図1及び図2に示す実施例において、外刃枠体1
に取り付けられた外刃10は、アーチ型の断面をなす部
分を二つ備えたものとして形成されており、その各アー
チ型断面部の内面には夫々内刃20,20が接してい
る。これら内刃20,20は、モータ5の出力軸に取り
付けられた偏心軸50の動きを往復動に変換する駆動子
6に上下動自在に且つ押し上げばね22によって上方へ
と付勢された状態で取り付けられたものである。
【0008】上記外刃枠体1は、外刃フレーム3に対し
て着脱自在とされた保持枠35を介して外刃フレーム3
に取り付けられたもので、その長手方向の両端の壁の肉
厚内に上下一対の弾性片15,15と、両弾性片15,
15の先端部同士をつないでいる連結片16とを一体に
備えているとともに、連結片16から一対の突起17,
17を突設しており、左右に並ぶこれら突起17,17
が保持枠35に形成された係止孔36に係止すること
で、外刃枠体1の保持枠35への取り付けがなされて
刃枠体1はその長手方向両端が個別に上下動自在に保持
されており、また外刃枠体1の側面には上下に長い係合
孔18が設けられて、この係合孔18に保持枠35の内
面から突設された凸部37が係合することで、外刃枠体
1及び外刃10におけるその長手方向、つまり内刃20
の振動方向の動きが規制されている。なお、ここにおけ
る保持枠35は、その両端に形成されたフック38を外
刃フレーム3に係合させることで外刃フレーム3に着脱
自在に取り付けられたものである。また、図示例では外
刃フレーム3が本体ハウジング4から独立したものとし
て形成されているが、本体ハウジング4の一部として形
成されたものであってもよい。保持枠35を省略して、
外刃枠体1を直接外刃フレーム3、あるいは本体ハウジ
ング4に取り付けてもよいのはもちろんである。
【0009】このものにおいて、外刃10を肌に押し当
てれば、外刃枠体1の両端に夫々上下一対で設けられた
弾性片15の撓みよって、外刃10は外刃枠体1ととも
に沈み、肌への押し当て力を解除すれば、弾性片15の
弾性と、内刃20を押し上げている押し上げばね22の
ばね力とで元の位置に復帰する。そしてこの上下動に際
し、両端の弾性片15が夫々上下一対あるとともに保持
枠35に連結された一対の突起17が左右に並んでいる
ことから、外刃枠体1及び外刃10はその幅方向(図1
(b) の左右方向)において傾いたりすることなく上下動
を行うものであり、また係合孔18と凸部37との係合
により、外刃10及び外刃枠体1がその長手方向(内刃
20の振動方向)に動いたりすることがないものであ
る。
【0010】図3〜図5に他の実施例を示す。これは二
つの内刃20,20に夫々対応する一対の外刃10,1
0を設けるとともに、各外刃10,10を一対の外刃枠
体1,1に取り付けたものであって、この外刃枠体1へ
の外刃10の取り付けは、外刃枠体1の側面に形成した
係止突起12を外刃10の係止孔11に通してヒートシ
ールすることで行われている。そして一対の外刃枠体
1,1の対向面には、互いに係合することで互いの長手
方向の動きを規制する係合リブ14が設けられ、外刃枠
体1,1の各外側面には保持枠35の内面に形成された
リブ39と係合することで外刃枠体1の長手方向の動き
を規制するボス19が設けられている。図中13は外刃
1に設けられて上記係合リブ14やボス19を通してい
る逃がし孔である。
【0011】また各外刃枠体1の長手方向端面にはこの
外刃枠体1を保持枠35に対して上下動自在とする弾性
片15,15が係止されているのであるが、ここにおけ
外刃枠体1は、その外側の長さAが内側の長さBより
短くされて、両端の壁が斜辺とされていることから、弾
性片15の長さが所要のばね定数を得るのに十分な長さ
となっており、このために外刃10及び外刃枠体1の軽
い力での上下動が可能となっているとともに、弾性片1
5の繰り返し疲労による破壊がない。この時、弾性片1
5が図示例に示すように、外刃枠体の外側から内側に
向けて延びるものとなっていることが、外刃枠体の不
要な傾きを防止できる点で好ましい。なお、髭剃りは主
として外刃10の頂上部でなされるものであるから、外
側が狭くなっていても剃り性能に問題はない。
【0012】また図示例における保持枠35は、その両
端下部に横弾性片34を備えており、フック38の後方
に位置するこの横弾性片34により、フック38の弾性
を、フック38の根元だけでなく、保持枠35の長手方
向壁などからも得られるようにして、フック38の疲労
破壊を防止している。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、外刃枠
体の長手方向両端壁の肉厚内に配置した弾性片を外刃フ
レームに連結して外刃フレームに対して外刃枠体の両端
を個別に上下動自在に保持していることから、外刃枠体
のフロート支持のための弾性片をフレームの大型化を招
くことなく設けることができ、フロートによる肌への追
従性についての機能向上をサイズを犠牲にすることなく
行えるものであり、しかも外刃枠体の側面に外刃フレー
ムとの係合で外刃枠体の上下動を許しつつ外刃枠体の長
手方向の動きを規制する係合部を設けていることから、
外刃はその長手方向に振動することなく上下のフロート
動作を行うものであり、このために安定した髭剃り性能
を得られるとともに、良好な外刃のフロート状態が得ら
れるために快適な剃り心地を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施例の横断面図、(b) は外刃枠体の
側面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】他の実施例の分解斜視図である。
【図4】同上の内刃と本体の斜視図である。
【図5】同上の縦断面図である。
【符号の説明】
1 外刃枠体 3 外刃フレーム 10 外刃 15 弾性片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 19/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外刃が取り付けられた外刃枠体を外刃フ
    レームに対して上下動自在に支持して外刃をフロート自
    在としている往復式電気かみそりにおいて、外刃枠体の
    長手方向両端壁の肉厚内に配置した弾性片を外刃フレー
    ムに連結して外刃フレームに対して外刃枠体の両端を個
    別に上下動自在に保持し、外刃枠体の側面に外刃フレー
    ムとの係合で外刃枠体の上下動を許しつつ外刃枠体の長
    手方向の動きを規制する係合部を設けていることを特徴
    とする往復式電気かみそり。
JP20308091A 1991-08-14 1991-08-14 往復式電気かみそり Expired - Lifetime JP3234250B2 (ja)

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JPH0542262A JPH0542262A (ja) 1993-02-23
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JP3397041B2 (ja) * 1996-03-28 2003-04-14 豊田合成株式会社 側突用エアバッグ

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