JP2667534B2 - 往復式電気かみそりの内刃 - Google Patents

往復式電気かみそりの内刃

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JP2667534B2
JP2667534B2 JP27902789A JP27902789A JP2667534B2 JP 2667534 B2 JP2667534 B2 JP 2667534B2 JP 27902789 A JP27902789 A JP 27902789A JP 27902789 A JP27902789 A JP 27902789A JP 2667534 B2 JP2667534 B2 JP 2667534B2
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blades
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reciprocating electric
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陽孝 大塚
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は往復式電気かみそりの内刃に関するものであ
る。
【従来の技術】
往復式電気かみそりにおいて、髭剃り時に生ずる音を
心地良い音とする試みが実開昭61−132968号公報におい
てなされている。 これは多数枚のブレードを並設保持している支持部材
の幅を部分的に変化させることによって、幅を小さくし
たところにあるブレードを橈みやすくして、固有振動数
を変化させ、髭剃り時に高い周波数と低い周波数との2
種の剃り音が発生するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
この場合、髭剃り時に生ずる剃り音が確かに心地良い
ものとなるが、ブレードを橈みやすくした部分が存在す
ることは、濃い髭を切断する時に切れ味が悪くなるとい
う問題を有している。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは剃り音を心地良いものとすること
ができると同時に、良好な切れ味を発揮する往復式電気
かみそりの内刃を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、多数枚のブレードと、これらブレ
ードが部分的に埋め込まれて各ブレードを並設支持して
いる支持部材とからなるとともに、ブレードの並設方向
に往復駆動される内刃であって、往復動における往路と
復路とで撓み易さが異なるブレードを上記ブレード中に
設けていることに特徴を有するものである。 上記往復動における往路と復路とで撓み易さが異なる
ブレードは、支持部材へのブレードの埋設深さが一面側
において浅く且く他面側が支持部材から突設された支持
壁に面しているブレードで得ることができる。 [作用] 本発明によれば、多数のブレード中における一方向の
動きには撓み易いブレードの存在によって心地良い剃り
音を得られるものであり、しかも撓み易いとはいえ逆方
向に動く時には撓みにくくなっていることから、切れ味
の悪化を招くことがない。 そして、支持部材へのブレードの埋設深さが一面側に
おいて浅く且つ他面側が支持部材から突設された支持壁
に面しているものとすることで、往復動における往路と
復路とで撓み易さを異ならせることができ、この場合、
全ブレードが同一であっても一部のブレードに上記特性
を与えることができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の往復式電気かみそりは、第4図に示すように、外刃フ
レーム2に保持された金属薄板からなる外刃1と、内刃
4と、本体5とから構成されている。そして本体5内に
配されてモータの回転運動を往復運動に変換する駆動子
から突設された筒状連結部50が本体5の一面に突出して
おり、内刃4は押し上げばねが内部に配されたこの筒状
連結部50に連結されることによって、押し上げばねの付
勢を受けて外刃1の内面に接した状態で往復駆動され
る。 ここにおける内刃4は、複数枚の円弧状をなす内刃ブ
レード40と、これらブレード40の両端が埋め込まれるこ
とで各ブレード40を並設支持している支持部材41と、継
手42とから形成されている。ここにおける継手42は、そ
の下面中央から前記筒状連結部50に連結される連結軸43
を突設するとともに、上面の両端から支持部材42に連結
される連結片44,44を突設したものとなっている。 そして、上記支持部材41における継手42の連結片44,4
4と連結される部分の厚みを薄くすることによって、こ
の部分に面する2枚のブレード40,40の対向面側の埋設
深さを共に浅くするとともに、これら両ブレード40,40
の各他面側には、支持部材41から突設した支持壁45,45
が夫々面するようにしてある。つまり、支持部材41に標
準厚み以外に薄くなった部分41aと、支持壁45の存在で
厚みが標準厚みより厚くなっている部分41bとを設けて
いるわけである。図中46はブレード40の一端側が埋め込
まれている支持部材41とブレード40の他端側が埋め込ま
れている支持部材41とを連結している連結片であり、連
結片46の両端は上記厚みの薄い部分41aに一体につなが
っている。 さて、このように剛性が異なる部分が支持部材41の厚
みの差で形成されているブレード40を備えた内刃4は、
髭剃りに際して往復駆動されるわけであるが、この時、
剛性の低いブレード40、つまり内刃4の駆動方向におい
て後方側に支持部材41の厚みの薄い部分41aが控えてい
るブレード40は、他のブレード40よりも振動数が低く、
従って他の部分のブレード40に比して低い周波数の音を
生じるものであり、このために心地良い剃り音が発生す
る。 そして、内刃4が往復駆動される関係上、往路におい
て剛性が低くなっていたブレード40は、復路において支
持壁45の存在で厚みの厚い部分41bが後方側に控えるこ
とになり、剛性がかなり高くなるために、単にブレード
40をたわみやすくしただけの場合と異なり、良好な切れ
味を発揮することになる。 また、本実施例においては、剛性が低くて橈みやすい
部分を支持部材41と継手42との連結部分、つまりは内刃
4を外刃1に押し付ける押し上げ力が作用するために外
刃1との接触圧が最も高くなる部分に設けているため
に、つまり良好な切れ味を得られる条件の一つである高
い接触圧を満足させているために、剛性の低さによると
ころの切れ味の低下は、外刃1との高い接触圧によって
カバーされたものとなっている。尚、剛性の低いブレー
ド40は、心地良い剃り音が得られる最小限の数だけ設け
るようにしておくことが好ましい。 第5図に他の実施例を示す。これは隣接する2枚のブ
レード40の対向面側の埋設深さを低くした場合の両ブレ
ード40他面側に設ける支持壁45を、上記両ブレード40,4
0にだけ面するようにして、支持壁45が他のブレード40
の剛性を不当に高くしてしまわないようにしたものであ
る。 第6図に示すように、対向面間に支持壁45がある2枚
のブレード40,40の各他面側の埋設深さが浅くなるよう
にしてもよい。第7図に示すように、ブレード40の厚み
を薄くすれば、支持部材41における埋設深さを小さくす
る量を抑えることができる。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、多数のブレード中に
おける一方向の動きには撓み易いブレードの存在によっ
て、髭剃り時に生ずる音を心地良いものとすることがで
きるものであり、しかも撓み易いとはいえ逆方向に動く
時には撓みにくくなっていることから、濃い髭にも切れ
味の悪化を招くことがないものである。 そして、支持部材へのブレードの埋設深さが一面側に
おいて浅く且つ他面側が支持部材から突設された支持壁
に面しているものとすることで、往復動における往路と
復路とで撓み易さを異ならせることができ、この場合、
全ブレードが同一であっても一部のブレードに上記特性
を与えることができるために、製作が容易なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の正面図、第2図(a)(b)
は第1図中のA−A線断面図とB−B線断面図、第3図
は同上の平面図、第4図は同上の分解斜視図、第5図〜
第7図は夫々異なる実施例の正面図であって、4は内
刃、40はブレード、41は支持部材、45は支持壁を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚のブレードと、これらブレードが部
    分的に埋め込まれて各ブレードを並設支持している支持
    部材とからなるとともに、ブレードの並設方向に往復駆
    動される内刃であって、往復動における往路と復路とで
    撓み易さが異なるブレードを上記ブレード中に設けてい
    ることを特徴とする往復式電気かみそりの内刃。
  2. 【請求項2】往復動における往路と復路とで撓み易さが
    異なるブレードは、支持部材へのブレードの埋設深さが
    一面側において浅く且く他面側が支持部材から突設され
    た支持壁に面しているブレードであることを特徴とする
    請求項1記載の往復式電気かみそりの内刃。
JP27902789A 1989-10-26 1989-10-26 往復式電気かみそりの内刃 Expired - Lifetime JP2667534B2 (ja)

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JPH03140179A JPH03140179A (ja) 1991-06-14
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