JPS5927899Y2 - 往復動電気かみそり - Google Patents

往復動電気かみそり

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JPS5927899Y2
JPS5927899Y2 JP10868379U JP10868379U JPS5927899Y2 JP S5927899 Y2 JPS5927899 Y2 JP S5927899Y2 JP 10868379 U JP10868379 U JP 10868379U JP 10868379 U JP10868379 U JP 10868379U JP S5927899 Y2 JPS5927899 Y2 JP S5927899Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting edge
movable blade
holes
movable
Prior art date
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Expired
Application number
JP10868379U
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English (en)
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JPS5626065U (ja
Inventor
和徳 二宮
Original Assignee
九州日立マクセル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は固定刃の刃先部に対する可動刃の刃先部の密
着性の向上を図った往復動電気かみそりに関するもので
ある。
一般に、この種電気かみそりでは、可動刃を圧着ばねを
用いて固定刃に圧接させる関係から、この可動刃を上記
固定刃と同等のQ、5mm程度の比較的厚い鋼板から型
取りするとともに、所定の曲げ加工により、できるだけ
剛性化させである。
ところで、可動刃の刃先部は刃面研摩で平面度を出すよ
うになっているけれども、上記刃面研摩時に可動刃を保
持具に保持させた際に生じる変形の影響を受けて、上記
可動刃の刃先部の固定刃の刃先部に対する密着精度がば
らつくのは否めない。
この密着性を向上させるため、上記可動刃の厚みを増し
てさ゛らに剛体化させようとすれば、重量が増して可動
刃の振動音が強められ、また圧縮ばねのばね力を増強さ
せようとすれば゛、モータの負荷が増大するなどの不都
合な結果を招くことになり、剛体化された可動刃を固定
刃に圧着ばねで圧接させる手段に委ねる限り、上記密着
精度の向上にも限界がある。
このため、考案者等は、すでに可動刃を板ばねで構成し
、その刃先部の近傍に多数の透孔で構成された弾性節目
帯を形成して、この節目帯から刃先までを弾性的に腰折
れさせた状態でこの可動刃を当て板で固定刃に押圧して
上記刃先部を、固定刃の刃先部に密着させることにより
、圧着ばねが省略できるうえ、刃面研摩精度に関係なく
、可動刃の刃先部の固定刃の刃先部に対する密着性を向
上させるとともに、可動刃の軽減化で往復動時の慣性力
による叩き音を抑制することができる往復動電気かみそ
りを提案した。
ところが、上記構成のものにおいては、弾性節目帯を構
成する多数の透孔の各間におけるリブ部に対応する刃先
部部分が透孔に対応する刃先部部分よりも強い圧接力で
作用する傾向があり、上記リブ部に対応する刃先部部分
のみが摩耗するなどの問題を残している。
これを防ぐためには、上記各透孔各間の間隔をできるだ
け小に設定すればよいが、その場合には、当然リブ部の
巾も小さくなり、加工上の制約を受けることになる。
したがって、この考案は多数の透孔で構成された弾性節
目帯と刃先部との間に位置し、かつ上記節目帯に沿って
各透孔に対応する部位を補強する線状の突起を可動刃に
形成することにより、上記可動刃の刃先部会域を固定刃
の刃先部に均等的に密着させ、もって剪断効果の向上を
図り得る往復動電気かみそりを提供することを目的とす
る。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
第1図は眉毛剃り専用の往復動電気かみそりを示し、同
図において、1は合成樹脂製の本体ケースで、筒形の握
り部2とこの握り部2の先端に装着された偏平状の刃体
収納部3とからなり、上記握り部2内には、電源電池4
、この電池4で駆動されるモータ5およびモータ5の回
転力を直線往復運動に変換する機構6(第2図)などが
収納され、また上記刃体収納部3には、後述する眉毛の
きわ剃り用の刃ブロックが装備されている。
7はモータ5の電源スィッチ(図示せず)の操作つまみ
である。
上記往復運動変換機構6は、第2図に示すように上記モ
ータ5の回転軸8に連結された原動歯車9、歯車ホルダ
10に回転自在に保持されて上記原動歯車9に噛合され
た従動歯車11.従動歯車11に一体に形成された偏心
カム部12およびレバー13などからなり、レバー13
の一端に形成されたカム受部14に上記カム部12が嵌
合されている。
15.16はきわ剃り用刃ブロック17を構成する可動
および固定刃で、それぞれ第3図および第4図に示すよ
うに刃先線が円弧状の刃先部18.19を有し、これら
刃先部18.19は上記刃体収納ケース3の両側に露出
して設定されている。
可動刃15は、0.1mm程度の比較的薄い板ばねから
型取りされたもので、上記往復動方向(矢印a方向)と
直交する方向(矢印す方向)の中央部15aでへの字状
に折曲形成されている。
上記刃先部18の近傍位置には、上記往復動方向に沿っ
て方形状の多数の透孔20が隊列状に配列されており、
これら多数の透孔20で弾性節目帯21を構成している
22は、上記可動刃15の上記弾性節目帯21と上記刃
先部18との間に位置し、かつ上記節目帯21に沿って
形成されたビードのような線状の突起で、各突起22は
上記節目帯21を構成する多数の透孔20に対応する部
位を補強するように設定されている。
上記可動刃13は固定刃16に対して上記折曲線15a
に沿って配設された当て板23により押圧されて僅かに
弾性変形した状態で密着されており、この密着状態では
、上記弾性節目帯21から刃先まで弾性的に腰折れされ
て固定刃16の刃先部19に当接している。
24は上記可動刃15の往復動方向の一端に形成された
保合孔部で、この係合突片部24に上記レバー13の他
端の係合突部25が係止されており、偏心カム部12の
回転力が上記レバー13を介して往復直線運動として上
記可動刃15に伝達されるようになっている。
上記構成から明らかなように、固定刃16に圧接される
可動刃15を板ばねで構成することにより、従来のスプ
リングや板ばね等の圧着ばねが省略されて構造が簡素に
なる。
さらに、可動刃15の刃先部18の近傍に位置して、往
復動方向に沿って形成した弾性節目帯21が弾性変形の
変遷部として作用して、刃先部18が弾性的に腰折れさ
れた状態になるから、固定刃16の刃先部19に対して
上記可動刃15の刃先部18が前後方向で倣い易く、密
に圧接させることができ、しかも可動刃15の刃面研摩
精度にばらつきがあっても、可動刃15の刃先部18°
のみが摺動方向へ比較的細長い領域で1由に弾性変形で
きるため、上記摺動方向の密着性も向上する。
とくに、上記弾性節目帯21と刃先部18との間に位置
して、上記多数の透孔20に対応する部位を補強する線
状の突起22を形成したことにより、これら各突起22
が各透孔20に対応した刃先部18の撓み易い部分に対
する梁作用として働き、このため刃先部18の全域の均
一な密着性が確実に向上し、したがって刃先部18にお
ける各透孔20間のリブ部21 aに対応する部分が局
部的に摩耗することもなくなり、しかも、上記突起22
が各リブ部21 aに対応する部分を避けて間欠的に配
列されるから、上記刃先部18の摺動方向の柔軟性も確
保される。
なお、上記実施例では、突起22をビードで構成したも
のであるが、第5図のように切り起し片50で上記線状
の突起を構成してもよい。
以上のように、この考案は、可動刃を板ばねで構成して
、従来の圧着ばねなどを省くとともに、上記可動刃の刃
先部近傍に形成した多数の透孔からなる弾性節目帯によ
り、この可動刃の刃先部を固定刃の刃先部に倣り易くさ
せ、しかも上記弾性節目帯と刃先部との間に位置して、
上記各透孔に対応する部分を補強する線状の突起を上記
可動刃に形成することにより、可動刃の刃先部を全長に
わたって均等的な圧着力で個定刃の刃先部に確実に密着
させることができ、剪断効果の向上を図り得る往復動電
気かみそりを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る往復動電気かみそりを適用した
眉毛剃り専用の往復動電気かみそりの一例を示す外観図
、第2図は同電気かみそりの部分断面図、第3図および
第4図はそれぞれ眉毛剃り用の刃ブロックを示す分解斜
視図および横断面図、第5図は同要部の変形構造を示す
斜視図である。 15・・・・・・可動刃、16・・・・・・固定刃、1
8.19・・・・・・刃先部、20・・・・・・透孔、
21・・・・・・弾性節目帯、22 (50)・・・・
・・線状の突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動刃15を板ばねで構威し、上記刃先部18の近傍に
    位置して、往復動方向に沿って配列された多数の透孔2
    0からなる弾性節目帯21を上記可動刃15に形成する
    とともに、この弾性節目帯21と上記刃先部18との間
    に位置し、かつ上記節目帯21に沿って上記各透孔20
    に対応する部位を補強する突起22 (50)を上記可
    動刃15に形成し、上記節目帯21から上記刃先部18
    の刃先線まで弾性変形する状態に上記可動刃15の刃先
    部18を固定刃16の刃先部19に圧接した往復動電気
    かみそり。
JP10868379U 1979-08-06 1979-08-06 往復動電気かみそり Expired JPS5927899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10868379U JPS5927899Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 往復動電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10868379U JPS5927899Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 往復動電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626065U JPS5626065U (ja) 1981-03-10
JPS5927899Y2 true JPS5927899Y2 (ja) 1984-08-13

Family

ID=29341281

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10868379U Expired JPS5927899Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 往復動電気かみそり

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JPS62114963U (ja) * 1985-12-26 1987-07-22

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JPS5626065U (ja) 1981-03-10

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