JPH085764Y2 - 携帯用丸鋸 - Google Patents

携帯用丸鋸

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JPH085764Y2
JPH085764Y2 JP1988025290U JP2529088U JPH085764Y2 JP H085764 Y2 JPH085764 Y2 JP H085764Y2 JP 1988025290 U JP1988025290 U JP 1988025290U JP 2529088 U JP2529088 U JP 2529088U JP H085764 Y2 JPH085764 Y2 JP H085764Y2
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JP
Japan
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motor
housing
handle
motor housing
circular saw
Prior art date
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JP1988025290U
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English (en)
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JPH01132703U (ja
Inventor
房男 伏屋
正孝 田多
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯用丸鋸に関するものである。
(従来の技術) さて、一般に携帯用丸鋸においては、モータ或いはギ
ャのハウジングからハンドルをモータの軸線に対して直
交する方向に位置させてその両端部をそれぞれ固定し
た、いわゆる両持ちハンドルの形態のもの(例えば、実
開昭57-101001号公報、実開昭61-27682号公報参照)、
また前記ハウジングからハンドルをモータの軸線に対し
て直交する方向に片持ち状に突出した、いわゆる片持ち
ハンドルの形態のもの(米国特許第3245439号参照)が
あり、前者の形態のものにあっては携帯用丸鋸における
本体を構成するモータハウジング、ギャハウジング、ブ
レードケース、ハンドル等の各部材を個々に分離して形
成するとともに、ギャハウジングを除くモータハウジン
グ、ブレードケース、ハンドル等の各部材を合成樹脂材
料により、前記ギャハウジングをアルミニウム等により
成形されており、そして後者の形態のものにあっては携
帯用丸鋸における本体を構成するモータハウジング、ギ
ャハウジング、ブレードケース、ハンドル等の各部材を
アルミニウム等からすべてモータの軸線方向に沿って半
割り状に一体に形成されていた。
(考案が解決しようとする課題) したがって、前者のものにあっては携帯用丸鋸におけ
る本体を構成するモータハウジング、ブレードケース、
ハンドル等の各部材が合成樹脂材料により形成されてい
るので、製品自体の価格を後者のものに比して安価にし
得、かつ両持ちハンドルの形態であるので、実際の作業
時においてハンドルの把持状態が安定し、切断部位に対
する力も効果的に作用して安全面及び作業性には支障を
来たすことはなかったが、携帯用丸鋸における本体を構
成する各部材が個々に分離して形成されるため、その製
作時における組付け等の作業が面倒かつ相当の手間を要
し、また、ギャハウジングがモータハウジングとは別材
質のアルミニウム等により成形されていることにより、
該ギャハウジングに収納されるギャ群の支軸回りのべア
リングに対してハウジングとは別部材のべアリングボッ
クスやリテーナ等が必要となって部品点数が増加すると
いう欠点を伴ない、結局、製品自体の価格を高価なもの
としていた。また、携帯用丸鋸における本体を構成する
各部材をすべて半割り状に一体に形成することも考えら
れるが、両持ちハンドルの形態であることからして、現
実には不可能に近いものであった。
そして、後者のものにあっては携帯用丸鋸における本
体を構成する各部材が一体に形成されているので、前者
に有する欠点を解消しその製作時における組付け等の作
業の合理化を図ることができるものの、アルミニウム等
から成形されているため、製品自体の価格が非常に高価
となる。さらに、片持ちハンドルの形態であるため、実
際の作業時においてハンドルの把持状態が不安定とな
り、切断部位に対する力も効果的に作用せず、安全面の
問題、作業性の問題を惹起していた。
したがって、携帯用丸鋸としてはその安全面及び作業
性の点から前者の形態のものが多く普及していた。
そこで、本考案は上記した従来の欠点に鑑み、携帯用
丸鋸における本体の組付けを容易にしかつ部品点数の低
減を図り、製品自体の価格を安価になし得る携帯用丸鋸
を提供することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本考案は、モータを
内蔵するモータハウジングと、減速ギャを収納するギャ
ハウジングと、丸鋸刃を覆うブレードケースと、前記モ
ータハウジングに対しモータの軸方向と直交する方向で
両端部が取付けられたハンドルとを備えた携帯用丸鋸で
あって、前記モータハウジングとギャハウジングとを合
成樹脂材料から一体に成形するとともにモータの軸方向
に沿って半割り状に分割形成し、該一方側のモータハウ
ジングの外周上部及び下部には上部及び下部固止突出部
をそれぞれ突出しかつ他方側のモータハウジングの外周
上部には前記上部固止突出部に対向位置された上部固止
突出部を形成し、前記ハンドルをその形状にしたがって
半割り状に分割形成するとともに、その上端部及び下端
部を前記モータハウジングに対し前記2つの上部固止突
出部及び下部固止突出部をそれぞれ囲繞するように嵌合
固定し、さらに半割り状のハンドルの一方側には前記一
方側の上部固止突出部に当接する突出壁と該上部固止突
出部及び下部固止突出部に嵌合される突片とを形成した
ことを要旨とするものである。
(作用) 上記した構成によれば、モータハウジングとギャハウ
ジングとを合成樹脂材料から一体に成形するとともにモ
ータの軸方向に半割り状に分割形成してあるので、その
成形を容易にしてそれぞれ分割形成されたものを、単に
合わせて組付けるのみであり、さらにハンドルにあって
も半割り状に分割形成したものであるから、その成形を
容易にしてそれぞれ分割形成されたものを、単に合わせ
て前記モータハウジング組付けるものである。そして、
ハンドルの組付けの際には、突出壁を一方のモータハウ
ジングの上部固止突出部に当接しかつ突片を該上部固止
突出部及び下部固止突出部に嵌合して分割形成されたハ
ンドルの位置決め等を行いながら取付け固定するもので
ある。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面にしたがって詳述す
る。
図において、1は本例の携帯用丸鋸の本体を示し、該
本体1は大別すると、モータハウジング2と、ハンドル
3と、ブレードケース4とベース5とから構成されてい
る。そして、モータハウジング2はモータ6を収納する
ハウジング部6aと減速ギャ7を収納するハウジング部7a
とが合成樹脂材料から一体に成形されるとともに、該モ
ータ6の軸線に沿って左右に半割り状に分割形成されて
おり、該分割形成された一方側のモータハウジング2R
(第3図において右側)におけるモータ用のハウジング
部6aと減速ギャ用のハウジング部7aとの境界部位外周の
上部には前記分割面に沿って横向きのほぼU字形の上部
固止突出部8が一体に突出されかつ下方側部には同じく
横向きのほぼU字形の下部固止突出部9が一体に突出さ
れ、また分割形成された他方側のモータハウジング2L
(第3図において左側)におけるモータ用のハウジング
部6aと減速ギャ用のハウジング部7aとの境界部位外周の
上部には前記上部固止突出部8と所定の間隔をおいて対
向位置された横向きのほぼU字形の上部取付け突出部10
が一体に突設されている。
そして、モータハウジング2におけるハウジング部6a
内にはモータ6が収納されてそのモータ軸の端部がハウ
ジング部7a内に臨み、このモータ軸の端部に噛合された
減速ギャ7がその支軸(丸鋸刃を取付ける出力軸)とと
もに該ハウジング部7a内に収納され、該支軸はハウジン
グ部7aに対してべアリングを介して支持されている。
前記ハンドル3は合成樹脂材料からほぼコ字状に成形
されるとともに、そのほぼコ字形状に沿って半割り状に
分割形成されており、その下端部が前記一方側のモータ
ハウジング2Rの下部固止突出部9を囲繞するように嵌合
して取付けビス11により固定され、その上端部が前記他
方側のモータハウジング2Lの上部取付け突出部10及び一
方側のモータハウジング2Rの上部固止突出部8を囲繞す
るように嵌合してそれぞれ取付けビス12,13により固定
されている。
しかして、ハンドル3は前記モータハウジング2に対
してモータ6の軸線と直交する方向に取付固定されるも
のであり、第3図に示すように分割形成された一方側の
ハンドルには前記上部固止突出部8の端面に当接して組
付け時の位置決めをなす突出壁3aが形成され、かつ上部
固止突出部8及び下部固止突出部9内に若干嵌合されて
組付け時の保持作用をなす突片3b,3bが形成されてい
る。
前記モータハウジング2におけるハウジング部7aの前
面にはブレードケース4が取付け固定されており、同ハ
ウジング部7aから突出する支軸に固止手段を介して取付
けられた丸鋸刃14を覆うように構成され、このブレード
ケース4に対してベース5がほぼ水平状に装設され、同
ベース5に形成された開口部から前記丸鋸刃14の一部が
下方へ突出するよう構成されている。
本例の携帯用丸鋸は上述のように構成されたものであ
り、モータハウジング2がモータ6を収納するハウジン
グ部6aと減速ギャ7を収納するハウジング部7aとを合成
樹脂材料から一体に成形されかつ該モータ6の軸線に沿
って左右に半割り状に分割形成され、同モータハウジン
グ2におけるハウジング部6aにモータ6を、ハウジング
部7aに減速ギャ7をそれぞれそのまま収納し、モータハ
ウジング2に対してそれぞれハンドル3、ブレードケー
ス4を取付けるものであって、例えば従来別部品であっ
たギャハウジングをなくすとともに、別部品であるため
に必要であった減速ギャを取付けた支軸用のべアリング
ボックスやリテーナ等をなくすることができるので、そ
の組付け作業を容易になし得るものである。特に、本例
にあってはモータハウジング2に対するハンドル3の取
付け時、該ハンドル3側に形成した突出壁3a及び突片3
b,3bにより、この突出壁3aを一方側のモータハウジング
2Rの上部固止突出部8の端面に当接して位置決めを行な
うことと、突片3b,3bを上部固止突出部8及び下部固止
突出部9内に若干嵌合して保持を行なうことによって、
モータハウジング2に対するハンドル3の取付けをきわ
めて簡易になし得、その組付け性を良化向上することが
できるものである。
(効果) 以上のように、本考案にあっては、携帯用丸鋸におけ
る本体、すなわち、モータハウジング及びギャハウジン
グを合成樹脂材料から一体に成形するとともに軸方向に
沿って半割り状に分割形成し、さらにハンドルをその形
状にしたがって半割り状に分割形成したものであるか
ら、それぞれの成形及び組付けをきわめて容易になし
得、かつ部品点数の低減を図ることができる。このこと
は、携帯用丸鋸の製品自体を安価に製造することができ
る。
さらには、ハンドルの組付けにあって、分割形成され
た一方のハンドルに形成した突出壁を一方のモータハウ
ジングの上部固止突出部に当接しかつ突片を該上部固止
突出部及び下部固止突出部に嵌合して分割形成されたモ
ータハウジングに対する位置決め等を行いながら取付け
固定するものであるから、ハンドルを分割形成したにも
拘らず、その組付け(取付け)をきわめて簡易になし
得、その組付け作業性の良化向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は全体を示す斜視
図、第2図は一部破断正面図、第3図は同じく一部破断
右側面図である。 1……本体、2……モータハウジング 3……ハンドル、4……ブレードケース 6……モータ、7……減速ギャ 6a,7a……ハウジング部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを内蔵するモータハウジングと、減
    速ギャを収納するギャハウジングと、丸鋸刃を覆うブレ
    ードケースと、前記モータハウジングに対しモータの軸
    方向と直交する方向で両端部が取付けられたハンドルと
    を備えた携帯用丸鋸であって、前記モータハウジングと
    ギャハウジングとを合成樹脂材料から一体に成形すると
    ともにモータの軸方向に沿って半割り状に分割形成し、
    該一方側のモータハウジングの外周上部及び下部には上
    部及び下部固止突出部をそれぞれ突出しかつ他方側のモ
    ータハウジングの外周上部には前記上部固止突出部に対
    向位置された上部固止突出部を形成し、前記ハンドルを
    その形状にしたがって半割り状に分割形成するととも
    に、その上端部及び下端部を前記モータハウジングに対
    し前記2つの上部固止突出部及び下部固止突出部をそれ
    ぞれ囲繞するように嵌合固定し、さらに半割り状のハン
    ドルの一方側には前記一方側の上部固止突出部に当接す
    る突出壁と該上部固止突出部及び下部固止突出部に嵌合
    される突片とを形成したことを特徴とする携帯用丸鋸。
JP1988025290U 1988-02-26 1988-02-26 携帯用丸鋸 Expired - Lifetime JPH085764Y2 (ja)

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JPH01132703U JPH01132703U (ja) 1989-09-08
JPH085764Y2 true JPH085764Y2 (ja) 1996-02-21

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