JPH0121653Y2 - - Google Patents

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JPH0121653Y2
JPH0121653Y2 JP14513584U JP14513584U JPH0121653Y2 JP H0121653 Y2 JPH0121653 Y2 JP H0121653Y2 JP 14513584 U JP14513584 U JP 14513584U JP 14513584 U JP14513584 U JP 14513584U JP H0121653 Y2 JPH0121653 Y2 JP H0121653Y2
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comb blade
case
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blade holder
movable
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は本体ケースら出退自在なくし刃ユニ
ツトを備えた形態の電気かみそりに関する。
〔従来の技術〕
この種電気かみそりにおいて、くし刃ユニツト
は、一般に、本体ケース内に形成した上下壁面間
の空間に装備した前後移動自在なくし刃ホルダを
本体ケースから出退自在とし、該くし刃ホルダの
前端に固定くし刃と可動くし刃とを装備し、可動
くし刃を左右往復移動させる駆動片をくし刃ホル
ダの上面に搭載装着する。そして、そのようにく
し刃ユニツトが出退する構造では、そのユニツト
を円滑にスライド出退させるために、くし刃ユニ
ツトを収納した上下壁面と該ユニツトとの間に適
当な上下クリアランスを設けることが必要であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、そのような上下クリアランスが存在す
ると、駆動片が左右往復振動しながら上下にがた
つくことがあり、これによつて駆動片と可動くし
刃との係合部にこじれが生じ、左右方向以外の方
向の力が可動くし刃に働いて該可動くし刃の円滑
な左右往復動が妨げられたり、固定くし刃と可動
くし刃との摺動面に偏摩耗が生じて切れ味が早期
のうちに低下したり、また、がたつきながら振動
する駆動片表面が、ケース内の上下壁面をたたく
ことにより、異常音が発生するなどの欠点があつ
た。
この考案はかかる事実に着目して、くし刃ホル
ダおよび駆動片に簡単な改良を加えることでくし
刃ユニツトのスムーズな出退移動を妨げることな
く、駆動片の不当ながたつきを防止できるように
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案では第1図
に示すようにくし刃ホルダ21に駆動片24を押
し上げ付勢する弾性アーム45を設けるととも
に、駆動片24の上面もしくは該駆動片24に対
向するケース壁面47のいずれか一方に、点接触
する小突起46を設けたものである。
〔作用〕 上記構成によると、弾性アーム45の押し上げ
付勢力で駆動片24とケース壁面47との間のク
リアランスがなくなるとともに、くし刃ホルダ2
1自体もケース壁面から浮き上がりなく支持され
ることになり、駆動片24は上下にがたつくこと
なく左右往復移動して可動くし刃23を正しく駆
動する。また、駆動片24とケース壁面47とは
点接触で摺動し、摩擦抵抗少なく円滑軽快に作動
する。
〔考案の効果〕
以上のようにした本考案によれば、駆動片24
と可動くし刃23の連結部にこじれ等の無理な力
が働くことがなく、固定くし刃22と可動くし刃
23との間の偏摩耗や異常摩擦がなくなり、良好
な切れ味を長期間にわたつて維持できる。また、
駆動片24とケース内の上下壁面との衝突による
異常音の発生を防ぐこともできる。しかも、くし
刃ユニツト9を出退させるのに必要な上下クリア
ランスは与えておくので、その出退は従来同様に
円滑に行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、主として女性のむ
だ毛剃り落とし用に供される電気かみそりの場合
を例にあげて説明する。
第2図において、この電気かみそりの本体ケー
ス1は2個の単3型の電池2およびモータ3を内
蔵しており、その上部にドーム形の網目状外刃5
がホルダ4を介して支持され、外刃5の内部に3
個の内刃6がホルダ7を介してモータ回転軸8に
装着され、さらに本体ケース1の上部には出退自
在なくし刃ユニツト9を有している。
本体ケース1は、下方から電池2の出し入れを
許す断面楕円形のケースボデー1aと、該ボデー
1aにおける半球状上部の開口上面を閉塞するよ
うにボデー1aにネジ止め固定されるモータ支持
ケース1bと、これの上側に配置されてモータ支
持ケース1bにネジ止めされる皿状の毛受けケー
ス1cとからなり、毛受けケース1cには前記外
刃ホルダ4を着脱自在にネジ込み装着し、毛受け
ケース1cの中央からはモータ回転軸8を突設し
ている。ケースボデー1aの底開口部は内外二重
の底蓋1d,1eで閉塞する。
くし刃ユニツト9は、モータ支持ケース1bと
毛受けケース1cとの間の空間に収められてい
て、毛受けケース1cの前面に形成した開口部2
0から出退される。
第5図において、くし刃ユニツト9は、前後に
直線移動自在なくし刃ホルダ21と、その前端に
装備された固定くし刃22、および左右移動自在
に案内支持された可動くし刃23と、該可動くし
刃23の中央突片23aを係止して左右往復移動
させる駆動片24とからなり、くし刃ホルダ21
は次の要領で前後移動する。
くし刃ユニツト9を載置したモータ支持ケース
1bの上面には、揺動アーム25の一端が支点ボ
ス26を介して揺動自在に嵌着されており、該ア
ーム25の中間に形成した直線状長孔27に、く
し刃ホルダ21の後端部下面に突設したピン28
が係合する。また揺動アーム25の他端に設けた
孔29に、モータ支持ケース1bの外周近くの円
弧状長孔30から突出する操作ピン31が係合す
る。その操作ピン31は、第3図ないし第6図に
示すように、ケースボデー1aの上端内周面に沿
つて周方向にスライド自在に支持された円弧状の
くし刃ユニツト出退操作部材32から立設された
ものであり、この操作部材32の外面に設けたノ
ブ33が、ケースボデー1aの外周に沿つて形成
した開口部34から突出され、このノブ33の周
方向のスライド操作によつて前記揺動アーム25
を正逆揺動させることができる。したがつて、第
7図に示すようにノブ33を時計回りにストロー
クエンドまで操作するとくし刃ユニツト9が突出
し、第8図に示すようにノブ33を反時計回りに
ストロークエンドまで操作するとくし刃ユニツト
9は退入格納される。
第3図ないし第6図において、くし刃ホユニツ
ト9の出退操作部材32から片持ち状にデテント
アーム35が連設されるとともに、モータ支持ケ
ース1bの内部にはデテントアーム35の先端突
部35aを乗り越え係合させる突起36,36が
設けられ、デテントアーム35と突起36との弾
性係合によつて操作部材32のストロークエンド
での位置決め保持がなされる。
第7図および第8図において、くし刃ホルダ2
1の前部両側には後向き片持ち状の弾性アーム3
7,37が連設される。くし刃ユニツト9が突出
状態にあるとき、第7図に示すように弾性アーム
37の先端が上部ケース1cの開口部20の左右
内側面38,38に弾性接当され、突出使用時に
おけるくし刃ユニツト9の左右へのがたつきを規
制する。
第5図ないし第8図において、くし刃駆動片2
4の中央には、広幅孔40と小幅孔41を前後に
連続して形成するとともに、前端の左右箇所から
薄肉の支持アーム42,42を後方に向けて延出
してあり、該アーム42のピン状先端部42a,
42aがくし刃ホルダ21の後部左右箇所に形成
した孔43,43に嵌入固定されている。そし
て、駆動片24の前端中央には可動くし刃23の
中央突片23aに作用する二股状係合部24aが
設けられている。
広幅孔40はモータ回転軸8に取り付けた偏心
カム44の外周回転軌跡より広幅に、小幅孔41
は偏心カム44の外径と同幅にそれぞれ設定され
ており、くし刃ホルダ21が退入した状態では第
8図に示すように偏心カム44が広幅孔40内に
位置して偏心カム44と駆動片24が非係合状態
に保たれる。また、くし刃ホルダ21が突出した
状態では、第7図に示すように、偏心カム44が
小幅孔41内に位置して偏心カム44と駆動片2
4とが係合状態となり、偏心カム44の回転に伴
つて駆動片24が左右に往復移動する。
第1図および第5図において、くし刃ホルダ2
1の前部寄り箇所の左右には、一対の弾性アーム
45,45が横向き片持ち状に切込み形成されて
いて、その遊端の上面には、自由状態においてく
し刃ホルダ21の上面より僅かに突出する円形の
接当部45aが設けられるとともに、説接当部4
5aの直上方に相当する駆動片24の上面には小
突起46,46が設けられ、前記アーム45,4
5の上方への弾性的な押し上げ作用によつて駆動
片24の小突起46,46が毛受けケース1cの
底側に壁面47に点接触され、これによつて駆動
片24の前部に上下のがたつきが規制されるとと
もに、左右移動時の摺接抵抗の低減が図られてい
る。ただし、実施例では小突起46を駆動片24
に設けているが、これとは反対に上部ケース1c
の壁面47側に形成することも可能である。
前記モータ3の作動をつかさどるスイツチ52
はケースボデー1aの上部にブラケツト51およ
びスイツチ取付板53を介して固定されており、
スイツチ52の操作部52aがスイツチレバー5
8の下方延出部60を介してケース後面に装備し
たプツシユボタン62に連係されている。なお、
スイツチ52はプツシユボタン62のプツシユ操
作によつてオンオフされる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電気かみそりの一実施例を
示してあり、第1図は第7図におけるB−B線断
面図、第2図は全体縦断側面図、第3図は他方の
全体側面図、第4図は第2図におけるA−A線断
面図、第5図はくし刃ユニツトの出退構造の分解
斜視図、第6図はその出退操作部材の斜視図、第
7図はくし刃ユニツトの突出状態の要部平面図、
第8図はくし刃ユニツトの退入状態の要部平面図
である。 1……本体ケース、9……くし刃ユニツト、2
1……くし刃ホルダ、22……固定くし刃、23
……可動くし刃、24……駆動片、45……弾性
アーム、46……小突起、47……ケース壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1に形成した上下壁面間の空間にく
    し刃ホルダ21を前後移動自在に装備し、該くし
    刃ホルダ21の前端に固定くし刃22と可動くし
    刃23とを装着し、可動くし刃23を左右往復移
    動させる駆動片24をくし刃ホルダ21の上面に
    搭載装着してある電気かみそりにおいて、くし刃
    ホルダ21に駆動片24を押し上げ付勢する弾性
    アーム45を設けるとともに、駆動片24の上面
    もしくは該駆動片24に対向するケース壁面47
    のいずれか一方に、点接触用の小突起46を設け
    てあることを特徴とする電気かみそり。
JP14513584U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0121653Y2 (ja)

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