JP2620942B2 - 電気かみそりのトリマー装置 - Google Patents

電気かみそりのトリマー装置

Info

Publication number
JP2620942B2
JP2620942B2 JP62156314A JP15631487A JP2620942B2 JP 2620942 B2 JP2620942 B2 JP 2620942B2 JP 62156314 A JP62156314 A JP 62156314A JP 15631487 A JP15631487 A JP 15631487A JP 2620942 B2 JP2620942 B2 JP 2620942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trimmer
push
lever
block
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62156314A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63318986A (ja
Inventor
尚生 中川
正和 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP62156314A priority Critical patent/JP2620942B2/ja
Publication of JPS63318986A publication Critical patent/JPS63318986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2620942B2 publication Critical patent/JP2620942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は電気かみそりのトリマー装置に関する。
(背景技術) 従来の電気かみそりでトリマーを主刃に近傍した位置
でトリマーブロックを回動して前方に突出させ、キワゾ
リを行うものにおいては、特開昭61−100278号公報に開
示され、第10図(イ)ないし(ニ)に示す如く、トリマ
ー基台101の後部に突起101aを出し、この突起101aに操
作レバー102の上部の嵌合穴102aを係合させトリマーブ
ロックを上部にスライドしたとき、この操作レバー102
がトリマーブロックのスライドのストロークより短くす
ることによりトリマーブロックを軸支した点より後方で
前記突起101aを引き下げることになり、トリマーブロッ
クを回動させてトリマー刃101bを前方に突出させる構成
である。なお、103は外刃フレームである。
かかる構成ではトリマーブロックのトリマーケース10
4への軸支点104aより後部にトリマー回動のための突起1
01aが設けてあり、この突起101aは前記軸支点104aを中
心に回動するため、トリマーケース104の厚みd〔図
(ニ)参照〕が厚くなりコンパクトに構成できないとい
う欠点があった。また、前記軸支点104aから突起101aま
での距離l1に比べて軸支点104aからトリマー刃101bの刃
先までの距離l2が大きいため(l2≫l1)、キワゾリ時に
トリマー刃101bの刃先に肌を当てたとき、刃先に力が加
わると、梃子作用によりトリマー基台101を下方に押す
力が非常に大きくなり操作レバー102に設けたクリック
部材(図示せず)の操作力を上まわることもあり、トリ
マー基台101が閉じてしまうという欠点があった。
また、トリマーブロックの側方への突出量を大きくと
るために、トリマーブロックのトリマーケースへの軸支
点104aはできるだけトリマーブロックの後端に近い位置
に設けられ、トリマー回動のための突起101aは更にこの
軸支点104aよりも後部に設ける必要があるため、軸支点
104aと突起101aとの距離l1は非常に短いものになり、そ
のため操作レバー102で突起101aをトリマーケース104に
対して相対的に引き下げてトリマーブロックを回動させ
るには、梃子作用によりかなり大きな引き下げ力が必要
となり、従ってトリマーケース104をスライド操作する
のに大きな操作力が必要になってしまう。また、突起10
1a,操作レバー102や嵌合穴102aはこの梃子作用による大
きな力に耐え得るような強度が必要となり、大型になっ
たり、強固な材料が必要となって高価につくという問題
がある。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的
とするところは、電気かみそりの主刃の近傍でスライド
可能なトリマーケースの厚みをコンパクトにし、キワゾ
リ時トリマーの刃先に肌を押し当てても先策が閉じにく
く、またトリマー収納状態に確実に復帰する使い勝手の
良い電気かみそりのトリマー装置を提供することにあ
る。
(発明の開示) 第1図ないし第8図は本発明の実施例を示し、以下、
図面に沿って説明する。
これらの図において、先ず、第1図は本発明の外観斜
視図、第2図に内部構成、第7図は動作状態を示すもの
である。これら各図を参照して本発明の構成を説明す
る。すなわち、図において、本体1は2つ割りのAハウ
ジング2、Bハウジング3によって外かくと形成し、ハ
ウジング上部に主刃4を備え、内部にはモータ5とこの
モータ5を駆動する蓄電池7が収納され、蓄電池7はプ
ラグ6より入力される電源を制御して蓄電池7を充電す
る回路ブロックに結線され、また、モータ軸8の上部に
は、偏心カム9が圧入されるとともに、偏心カム9の偏
心ピン9aには回転運動を往復動に交換する主刃駆動子10
が取り付けられ、主刃駆動子10には押上バネ10aが内蔵
されている。主刃駆動子10の上部には、複数個のブレー
ドを有する内刃4aが取り付けられ、ハウジング上部には
外刃4bをアーチ状に取り付けた外刃フレーム11が冠着さ
れ、外刃4bの内面に内刃4aが摺接して主刃4を形成し、
モータ5の回転が偏心カム9と主刃駆動子10とにより往
復運動に変換され、内刃4aは摺動して外刃4bの内部に侵
入した髭を切断するように構成されている。
また、Aハウジング2にはトリマーブロック12を両側
にて軸支したトリマーケース13がスイッチハンドル13a
と一体に形成され、またトリマーブロック12は前面に回
動突出する如くトリマーケース13に軸13d′により軸支
され、押上プレート14の上部アーム部14aとトリマー基
台12aとが軸13d′よりトリマー刃12d側寄りでピボット
結合し、押上プレート14を押上げることによりトリマー
ブロック12が前方に突出する。スイッチハンドル13aと
押上プレート14とは連動機構(詳細は後述する。)とな
っていて、トリマー刃12dはトリマー駆動子15により駆
動され、キワゾリを可能とする。
次に第3図ないし第6図を参照しつつスイッチ機構に
ついて説明する。
前記スイッチハンドル13aには、その背面側の所定の
位置に略L字状の保持フック13b,13c,13dが延設され、
これらはAハウジング2に係止され、また、スイッチハ
ンドル13aにスイッチプレート保持フック13eが延設さ
れ、Aハウジング2の内側に密着するようにスイッチプ
レート17が保持されている。
また、例えば第2図,第3図,第8図に示すように、
前記Aハウジング2の前面の一側方に先端に曲率の突起
16aを有する一対のクリック用弾性脚片16b,16cが構成さ
れたクリック部材16が支持固定されている。そして、離
間して相対向するクリック用弾性脚片16b,16c間にスイ
ッチハンドル13aの内側より突出したクリックボス20が
位置される。
また、第2図に示すように、前記スイッチプレート17
にはプリント基板18′に設けた接点に摺動可能な接点バ
ネ19がヒートシール等で固定されている。なお、スイッ
チハンドル13aはこのスイッチハンドル13aに形成された
保持フック13b,13c,13d及びスイッチプレート保持フッ
ク13eにより上下スライド可能に構成されている。
次にトリマーの回動突出機構について第3図,第6
図,第7図、このうち特に第7図を参照して説明する。
トリマーケース13の内部には上記トリマーブロック12
を押し上げる押上プレート14が設けてあり、この押上プ
レート14の上部アーム部14aはトリマー基台12a内壁にピ
ボット結合され、また、押上プレート14の下部はトリマ
ーケース13の内側でほぼ中央部に軸支された押上レバー
21が設けてある。そして、第3図に示すように、この押
上レバー21の一端は押上プレート14の下端と薄肉連結片
24でもってヒンジ結合されている。また、トリマーブロ
ック12を収納状態に復帰させるための復帰バネ22が押上
プレート14の近傍で押上プレート14に対して押上レバー
21の軸支部21bと一端側に配置され、かつ復帰バネ22に
よって押上プレート14が下方に付勢されておりトリマー
ブロック12が収納状態となる。
一方、押上レバー21の他端には作用部21aが突設され
ている。
次にスイッチとトリマーの回動突出の連動動作につい
て説明する。スイッチOFF状態からスイッチハンドル13a
を上方へスライドさせると、スイッチプレート17のスイ
ッチ接点バネ19はプリント基板18′上を摺動しスイッチ
ONとなりモータ5を駆動し主刃4が駆動される。この時
は、押上レバー21は作用せずトリマーブロック12は押し
上げられない状態となっている。次にスイッチハンドル
13aをさらに上方へ大きくスライドし、トリマーケース1
3を主刃4の近傍まで近づけると押上レバー21の作用部2
1aがAハウジング2に設けた上壁2aに当接し、トリマー
ケース13はさらに上方へ動こうとするため、押上レバー
21の軸支部21bを中心に回動し押上プレート14を上方へ
押し上げる。押上プレート14の上部アーム部14aはトリ
マー基台12aのピボット係合部を押し上げるため、トリ
マーケース13の内壁に軸支されたトリマーブロック12は
軸支された軸13d′を中心に回動し刃先部が開き前方へ
突出する。このときトリマー駆動子15はトリマー駆動桿
23の受け部23aに係合し、トリマー駆動桿23の下部の係
合棒23bは主刃駆動子10に連結されたトリマー駆動アー
ム12bの係合溝12cに係合し、主刃4の往復動がトリマー
駆動子15に伝達され、トリマー刃での毛の切断が可能と
なるよう構成されている。
次にスイッチハンドル13aを下方に大きくスライドさ
せると、押上プレート14の近傍に配置された復帰バネ22
のバネ圧により押上プレート14が下方に押し下げられト
リマーブロック12が収納状態となる。
第9図は本発明の他の実施例のスイッチハンドル13a
の内側より見た図であり、スイッチハンドル13aは押上
プレート14と押上レバー21と復帰バネ22とを備え、この
場合、押上レバー21は前記実施例と同様、軸支部21bに
よってスイッチハンドル13aに軸支され、押上レバー21
の一端に作用棒21cと押上プレート14の下端に設けたガ
イド溝14cが係合してあり、押上レバー21が上方へ回動
することにより押上プレート14が上方へ移動し、前記実
施例同様トリマーブロック12が回動突出するように構成
したことに特徴を有している。
他の構成については前述の実施例と同様である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、トリマーケース13を電
気かみそり本体のハウジングの表面にスライド自在に設
け、トリマーケース13の上端部にトリマーブロック12を
回動自在に設け、トリマーケース13の内面に押上レバー
21をその中間部に軸支して回動自在に取り付け、トリマ
ーブロックを回動突出させる押上プレート14の一端を前
記押上レバー21の一端に連結するとともに、押上プレー
ト14の他端をトリマーブロックの軸支点13d′から離し
て結合し、トリマーケースのスライド移動の中間位置に
おいて押上レバー21の他端に設けた作用部21aと係合し
て押上レバーを押上する係止押上部2aをハウジングに設
けたのでハウジングに対してスライド自在のトリマーケ
ースの上端部にトリマーブロックを回動自在に設けたこ
とにより、トリマーブロックがスライド且つ回動突出す
るため、主刃の近傍でキワゾリを行うことができるもの
であり、しかもトリマーケースの内面に押上レバーを回
動自在に軸支したことによってトリマーケースを薄くで
き、全体をコンパクトにできるという特有の効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる外観斜視図、第2図
は同上の内部機構を示す部分切欠断面図、第3図はスイ
ッチハンドル部分を内側から見た斜視図、第4図はスイ
ッチハンドル部分の正面図、第5図はトリマー収納時の
スイッチハンドル部を内側より見た説明図、第6図はト
リマー回動突出時の同上の説明図、第7図(イ)〜
(ハ)はトリマー収納ないし回動突出の動作説明図で、
(イ)はスイッチオフ時、(ロ)はスイッチオンで主刃
駆動時、(ハ)はトリマー回動突出時を示す説明図、第
8図はスイッチハンドルを取り外した電気かみそり本体
の部分斜視図、第9図は本発明の第2実施例、第10図
(イ)〜(ニ)は従来例の動作説明図である。 12……トリマーブロック、14……押上プレート、21……
押上レバー、21b……軸支部、22……復帰バネ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリマーケース(13)を電気かみそり本体
    のハウジングの表面にスライド自在に設け、 トリマーケース(13)の上端部にトリマーブロック12を
    回動自在に設け、トリマーケース(13)の内面に押上レ
    バー(21)をその中間部に軸支して回動自在に取り付
    け、トリマーブロックを回動突出させる押上プレート
    (14)の一端を前記押上レバー21の一端に連結するとと
    もに、押上プレート14の他端をトリマーブロックの軸支
    点(13d′)から離して結合し、 トリマーケースのスライド移動の中間位置において押上
    レバー21の他端に設けた作用部(21a)と係合して押上
    レバーを押上する係止押上部(2a)をハウジングに設け
    て、 なることを特徴とする電気かみそりのトリマー装置。
JP62156314A 1987-06-22 1987-06-22 電気かみそりのトリマー装置 Expired - Lifetime JP2620942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62156314A JP2620942B2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 電気かみそりのトリマー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62156314A JP2620942B2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 電気かみそりのトリマー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63318986A JPS63318986A (ja) 1988-12-27
JP2620942B2 true JP2620942B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=15625090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62156314A Expired - Lifetime JP2620942B2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 電気かみそりのトリマー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2620942B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179363U (ja) * 1981-05-08 1982-11-13
JPS61100278A (ja) * 1984-10-24 1986-05-19 松下電工株式会社 電気カミソリ
JPS62386A (ja) * 1986-03-18 1987-01-06 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63318986A (ja) 1988-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3017508B2 (ja) ヘアカッター
JP2620942B2 (ja) 電気かみそりのトリマー装置
JP3741488B2 (ja) 電気かみそり
JPH0334356B2 (ja)
JP2000288267A (ja) 電気かみそり
JPS5844389B2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ
JP3015366B2 (ja) ヘアカッタ―
JPS5845662Y2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ
JPS5924305Y2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ
JPS6139071B2 (ja)
JPH0314131Y2 (ja)
JPH0446159B2 (ja)
JPH1015259A (ja) 電気かみそり
JPH10211370A (ja) トリマーを有する電気かみそり
JPH0112510B2 (ja)
JPS5844390B2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ
JPS607648Y2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ
JPH0427503Y2 (ja)
JPS5827747Y2 (ja) トリマ付電気カミソリ
JPH0328864Y2 (ja)
JPH0121653Y2 (ja)
JP3475005B2 (ja) 電気かみそり
JPS62137084A (ja) 電気かみそり
JPH0724709B2 (ja) 電気カミソリ
JPS5844391B2 (ja) トリマ機構付電気カミソリ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404

Year of fee payment: 11