JPH10211370A - トリマーを有する電気かみそり - Google Patents

トリマーを有する電気かみそり

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JPH10211370A
JPH10211370A JP9019174A JP1917497A JPH10211370A JP H10211370 A JPH10211370 A JP H10211370A JP 9019174 A JP9019174 A JP 9019174A JP 1917497 A JP1917497 A JP 1917497A JP H10211370 A JPH10211370 A JP H10211370A
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JP
Japan
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trimmer
body case
main body
opening
trimer
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Application number
JP9019174A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Takao
信寿 高尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3853Housing or handle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリマー開閉リンクでトリマーを引っ張って
開くことができると共に、簡単な構造で本体ケースに連
結する。トリマーの両端を薄く設計すると共に、トリマ
ーを本体ケースに沿って湾曲させて、立体曲面の綺麗な
外観にする。 【解決手段】 トリマーを有する電気かみそりは、本体
ケース1と、この本体ケース1に開閉自在に連結されて
いるトリマー6と、このトリマー6に連結されて、トリ
マー6を開閉するトリマー開閉リンク5とを備える。ト
リマー6の中間部分は、傾動軸27を介して開閉できる
ように本体ケース1に連結されている。トリマー開閉リ
ンク5は、トリマー6の端部を引っ張ってトリマー6を
開き、トリマー6の端部を押してトリマー6を閉じるよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケースに開閉
できるようにトリマーを設けている電気かみそりに関す
る。
【0002】
【従来の技術】トリマーは、きわ剃りに便利に使用でき
る。トリマーは、使用するときに本体ケースに対して垂
直に開かれ、使用しないときは、本体ケースと平行に折
り畳まれる。トリマーは、本体ケースの表面に往復運動
できるように装着されるスイッチ摘に連動して開閉さ
れ、あるいは専用の開閉摘みで開閉される。スイッチ摘
でトリマーを開閉する電気かみそりは、スイッチ摘で、
内刃とトリマーの両方を操作している。このスイッチ摘
は、たとえば、最も降下された状態で、電源スイッチを
オフとして、トリマーを折り畳む。スイッチ摘が一段上
昇されると、電源スイッチはオンになり、内刃が振動さ
れ、トリマーは折り畳み状態に保持される。さらに、ス
イッチ摘が上昇されると、電源スイッチはオン状態にあ
ってトリマーが開かれて、トリマーが使用できる状態と
なる。
【0003】スイッチ摘でトリマーを開閉するために、
トリマーにはトリマー開閉リンクが連結される。トリマ
ー開閉リンクは、スイッチ摘で上下に往復運動されて、
トリマーを開閉する。トリマーは、たとえば、実公昭62
-11572号公報に記載されるように、トリマー開閉リンク
に押されて開かれ、引っ張られて閉じられる。この公報
に記載される電気かみそりのトリマーの開閉状態を示す
概略側面図を図1に示す。この図において、トリマー6
は、傾動軸27を介して本体ケース1に開閉できるよう
に連結される。トリマー6を開閉するトリマー開閉リン
ク5は、トリマー6の傾動軸27の位置よりも外側に連
結される。図1の矢印で示すように、トリマー開閉リン
ク5を押し上げて、トリマー6を開くためである。
【0004】しかしながら、トリマー開閉リンクでトリ
マーを押して開く電気かみそりは、トリマー開閉リンク
をトリマーに連結する位置を、傾動軸から相当に外側に
配設する必要がある。このため、トリマー開閉リンクの
上端を、本体ケースから相当に外部に突出させる必要が
ある。トリマー開閉リンクは、本体ケースの内部で上下
に移動されるように配設されるので、上端を本体ケース
の表面から離して外部に突出させるほど、トリマー開閉
リンクの押上力は、直線的にトリマーに作用しなくな
る。このため、トリマーを開くときに、トリマー開閉リ
ンクに、強い曲げ応力が作用するようになる。さらに、
トリマー開閉リンクに直線的に押上力が作用しないため
に、トリマー開閉リンクをスムーズに上下に移動させる
のが難しくなる。
【0005】この欠点を解消する電気かみそりが、たと
えば、実公昭63-37018号公報、実公平3-16603号公報、
および実公平7-110307号公報に記載される。これ等の公
報に記載される電気かみそりは、トリマー開閉リンクで
トリマーを引っ張って、トリマーを開く構造をしてい
る。実公昭63-37018号公報に記載される電気かみそり
は、トリマーの上端をL字状に折曲しているトリマー開
閉リンクで引っ張って、トリマーを開く構造をしてい
る。さらに、実公平3-16603号公報および実公平7-11030
7号公報に記載される電気かみそりは、トリマーの傾動
軸の連結部に対して、トリマー開閉リンクの連結部を引
き下げて、トリマーを開く構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これ等の公報に記載さ
れる電気かみそりは、トリマー開閉リンクでトリマーの
局部を引っ張ってトリマーを開くので、トリマー開閉リ
ンク連結部の本体ケースからの突出量を少なくできる。
しかしながら、この構造の電気かみそりは、図2の概略
側面図と平面図に示すように、傾動軸27をトリマー開
閉リンク5との連結部よりも外側に配設するので、傾動
軸27とトリマー開閉リンク5との連結構造を工夫する
必要がある。さらに、傾動軸27の内側にトリマー開閉
リンク5を連結するので、トリマー6が厚くなる欠点も
ある。
【0007】本発明は、さらにこのような欠点を解決す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、トリマー開閉リンクでトリマーを引っ張って開
くことができると共に、トリマーを簡単な構造で本体ケ
ースとトリマー開閉リンクとに連結でき、さらに、必要
ならば、トリマーの両端を薄く設計できるトリマーを有
する電気かみそりを提供することにある。さらに、本発
明の他の大切な目的は、必要ならばトリマーを本体ケー
スに沿って湾曲させて、立体曲面の綺麗な外観にできる
トリマーを有する電気かみそりを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、本体ケース1と、この本体ケース1に開閉自在に連
結されているトリマー6と、このトリマー6に連結され
て、トリマー6を開閉するトリマー開閉リンク5とを備
える。
【0009】さらに、本発明の電気かみそりは、トリマ
ー6の両端部ではなくて、その中間部分を傾動軸27を
介して本体ケース1に連結して、トリマー開閉リンク5
では、トリマー6の端部を引っ張ってトリマー6を開
き、トリマー6の端部を押してトリマー6を閉じるよう
に構成している。
【0010】また、本発明の請求項2に記載する電気か
みそりは、トリマー6の中央部分を、トリマー6を駆動
して往復運動させるための振動アーム12Aに連結し、
振動アーム12Aの連結部とトリマー6両端との間の中
間部分を本体ケース1に連結している。
【0011】さらにまた、本発明の請求項3に記載する
電気かみそりは、本体ケース1の表面と、トリマー6の
表面の両方を中央凸に湾曲している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本
発明の技術思想を具体化するための電気かみそりを例示
するものであって、本発明はトリマーを有する電気かみ
そりを下記のものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0014】図3ないし図5に示す電気かみそりは、本
体ケース1を2分割して、本体ケース1Aと本体ケース
1Bとで構成している。本体ケース1の上部には、外刃
ホルダー8を着脱できるように装着している。外刃ホル
ダー8は、外刃10をアーチ状に取り付けている。
【0015】電気かみそりの本体ケース1の内部は、図
6に示すように、回路部品を実装したプリント基板9
と、モーター11と、モーター11で往復運動される振
動子12を内蔵している。モーター11の回転軸には偏
心カム13が設けられている。偏心カム13は、コンロ
ッド14を介して振動子12に連結されている。振動子
12は上方にシャフト15が突出しており、シャフト1
5に内刃16が連結される。内刃16は、図示しない
が、本体ケース1に外刃ホルダー8を装着したときに、
ちょうど外刃の内面と圧接するように、刃圧スプリング
によって上方に向かってバネで付勢されている。
【0016】プリント基板9は、ニッケルカドミウム電
池、ニッケル−水素電池等の二次電池28の充電やモー
ター11の回転を制御する回路等を実装している。電気
かみそり本体の下端には、電源プラグ17を設けてお
り、この電源プラグ17を商用交流電源のコンセントに
接続して、電池28が充電される。
【0017】さらに、電気かみそりは、本体ケース1の
側面に開閉できるようにトリマー6を設けている。トリ
マー6は、図6と図7に示すように、プラスチック製の
カバー6A内面に、積層状態で固定刃29および可動刃
30を装着し、振動子12の振動アーム12Aに連結さ
れて可動刃30を往復運動させるトリマー駆動軸31を
突出させている。さらに、トリマーは、図示しないが、
可動刃を固定刃に圧接させるバネとを備えている。
【0018】トリマー6は、傾動軸27を介して本体ケ
ース1に開閉できるように連結される。トリマー6は、
使用しないときには、図3の実線で示すように、本体ケ
ース1に沿って折り畳まれて収納される。トリマー6が
使用されるときは、図3の鎖線で示すように、刃先が起
きるように本体ケース1からほぼ直角に突出する。
【0019】トリマー6は、カバー6Aを本体ケース1
に連結している。カバー6Aは、本体ケース1に連結す
るために、プラスチックで成形するときに、2列の傾動
リブ6Bを一体成形している。傾動リブ6Bは、カバー
6Aの両端ではなくて、図7に示すように、両端から中
央部に接近して、その中間部分の内面に突出して設けら
れる。トリマー6は、その中心部に、振動アーム12A
に連結されるトリマー駆動軸31を突出させているの
で、傾動リブ6Bはこのトリマー駆動軸31の両側に配
設される。図に示すトリマー6は、カバー6Aの両端と
トリマー駆動軸31とのほぼ中央に、傾動リブ6Bを設
けている。
【0020】傾動リブ6Bは、対向する内側面に、直線
上に傾動穴6Cを設けている。傾動穴6Cには、本体ケ
ース1に一体成形された傾動軸27が回転できるように
挿入されて、トリマー6が本体ケース1に連結される。
傾動軸27は、図7と図8に示すように、本体ケース1
から突出して成形された軸受凸起32から外側に突出し
て設けられている。軸受凸起32は、カバー6Aに設け
た傾動リブ6Bの内側に配設され、これに傾動軸27を
一体成形している。
【0021】さらに、トリマー6のカバー6Aは、図7
と図9に示すように、トリマー開閉リンク5の上端を連
結する連結穴6Eを端部に設けている。トリマー6をト
リマー開閉リンク5で引っ張って開くために、連結穴6
Eは、傾動軸27よりも内側に配設する必要がある。図
9のカバー6Aは、右端に内側に突出して連結リブ6D
を一体成形し、この連結リブ6Dに連結穴6Eを横に開
口している。
【0022】さらに、この図に示すカバー6Aは、湾曲
する本体ケース1に沿う形状に成形されてる。図5の底
面図に示すように、本体ケース1は、表面を湾曲する形
状に成形している。折り畳まれたんトリマー6は、本体
ケース1の表面に沿うように、カバー6Aの表面を同じ
曲率半径で湾曲成形させている。湾曲するカバー6A
は、図9に示すように、端部に設けられる連結穴6E
を、傾動軸27に連結される傾動穴6Cよりも内側に移
動させる。傾動軸27を連結する傾動穴6Cがトリマー
6の中間部分に、連結穴6Eがトリマー6の端部に設け
られるからである。このため、トリマー6が本体ケース
1に沿って湾曲されるカバー6Aは、全体を薄くして、
トリマー開閉リンク5で開閉できる。
【0023】トリマー6を開閉するトリマー開閉リンク
5は、レバー4とスイッチ支持板3とを介してスイッチ
摘2に連結され、スイッチ摘2で上下に移動される。ト
リマー開閉リンク5は、降下されるとトリマー6を開
き、上昇されるトリマー6を閉じる。トリマー開閉リン
ク5が引き下げられて、トリマー6が開かれるとき、連
結穴6Eの位置は、図10の示すように、本体ケース1
の表面から離れ方向に移動する。トリマー開閉リンク5
が降下されたときに、その上端を本体ケース1から離す
ために、トリマー開閉リンク5は、上下にスリット5A
を開口し、このスリット5Aに案内される押出凸起33
を本体ケース1の表面に突出して設けている。押出凸起
33は、トリマー開閉リンク5が上昇された状態では、
トリマー開閉リンク5のスリット5A内にあって、トリ
マー開閉リンク5の上部を本体ケース1から押し出さな
い。トリマー開閉リンク5が引き下げられると、押出凸
起33がスリット5Aから出て、トリマー開閉リンク5
の上部を本体ケース1から押し出して、トリマー6を開
く。この構造のトリマー開閉リンク5は、トリマー6を
開くときに、上端を本体ケース1から強制的に離すの
で、よりスムーズにトリマー6を開くことができる。
【0024】トリマー開閉リンク5を上下に移動させる
ために、図4に示す電気かみそりは、本体ケース1の正
面に、上下に2段階にスライドできるスイッチ摘2を設
けている。スイッチ摘2は、本体ケース1の表面にスラ
イドできるように配設される。このスイッチ摘2に連結
されて、本体ケース1の内面には、スライドできるよう
にスイッチ支持板3を配設している。
【0025】スイッチ支持板3の分解斜視図を図11
に、正面図を図12に示す。これ等の図に示すスイッチ
支持板3はプラスチック製で、ロックボタン7を一体成
形している。ロックボタン7は、スイッチ支持板3に一
体成形され、弾性変形できるように、弾性アーム18を
介してスイッチ支持板3に連結されている。このロック
ボタン7は、スイッチ支持板3の表面から突出する形状
に成形されて、スイッチ摘2に設けた貫通スリット2A
からスイッチ摘2の表面に突出している。また、ロック
ボタン7は、左右に延長された横に細長い形状をしてい
る。ロックボタン7は、スイッチ摘2を最下段まで降下
させた状態では、ロック部7Aを本体ケース1の内面に
設けられた係止部19に係止して、スイッチ摘2のスラ
イド動作をロックする。本体ケース1は、ロックボタン
7のロック部7Aを係止する係止部19を本体ケース1
の内面に設けている。図3に示すスイッチ摘2は、ロッ
クボタン7の上下に3列の凸条2Bを一体成形してい
る。最下段に設けた凸条2Bは、図4に示すように、他
の凸条2Bやロックボタン7よりも高く成形されてい
る。このスイッチ摘2は、高い凸条で滑らないように降
下できる。
【0026】スイッチ摘2の表面に突出しているロック
ボタン7が押されると、ロック状態が解除されてスイッ
チ摘2を上方にスライドできるようになる。したがっ
て、スイッチ摘2は、最下段から上昇させるときに、ロ
ックボタン7を押してスイッチ摘2を上昇させる。
【0027】図に示すスイッチ摘2は、2段階にスライ
ドできるように本体ケース1に装着されている。スイッ
チ摘2は、最も降下された位置で、電源をオフとする。
一段上方へスライドすると電源がオンされて内刃が往復
運動を始め、主刃の使用状態となる。なお、このときト
リマー6は閉じたままで、非使用状態となっている。次
にスイッチ摘2が二段目に上昇されると、トリマー6が
突出すると共に、トリマー駆動軸31が振動子12に連
結されてトリマー6が駆動される。なお、主刃も駆動し
た状態を続ける。
【0028】スイッチ摘2は、図11に示すような本体
ケース1を貫通する連結爪20を介して、スイッチ支持
板3に連結されている。スイッチ摘2はプラスチック
で、連結爪20を一体成形している。連結爪20は、ス
イッチ摘2の裏面に突出して設けられており、先端をフ
ック状に成形している。この形状の連結爪20は、本体
ケース1に開口されたスリット1Cを貫通して、スイッ
チ支持板3の係合孔21に連結される。連結爪20によ
って、スイッチ摘2とスイッチ支持板3が連結され、一
体となって上下にスライドされる。なお、スイッチ支持
板3は、電気接片22を固定している。電気接片22
は、プリント基板9を摺動して、電源をオンまたはオフ
に切り換える。
【0029】スイッチ支持板3は、第1弾性脚23と、
第2弾性脚24を有する。これ等の弾性脚は、ケースに
一体成形された節度ボス25に弾性的に接触されて、節
度のある状態で、スイッチ支持板を定位置に停止させ
る。
【0030】スイッチ支持板3は、レバー4のピン4A
を案内するスリット3Aを上部に開口している。スリッ
ト3Aは、上下部と、左右部とからなり、これ等の部分
は互いに連結されている。ピン4Aが上下部に案内され
るとき、スイッチ支持板3が上昇されても、ピン4Aは
移動しない。ピン4Aがスリット3Aに沿って相対的に
下方に移動されるからである。スイッチ支持板3を上昇
させて、ピン4Aが左右部に沿って移動されるとき、レ
バー4は回動される。ピン4Aがスリット3Aの左右部
で押し上げられるからである。
【0031】レバー4を介してスイッチ支持板3に連結
されるトリマー開閉リンク5は、左右横方向に延長して
スリット5Bを設けている。トリマー開閉リンク5はス
イッチ支持板3と本体ケース1との間に配設される。ト
リマー開閉リンク5とスイッチ支持板3のスリット5
B、3Aは、レバー4の両端に設けたピン4A、4Bを
挿入して案内する。
【0032】レバー4は、中間部分を、本体ケース1の
内面に回転できるように回転軸34を介して装着してい
る。レバー4は、右端に設けたピン4Bを、トリマー開
閉リンク5のスリット5Bに、左端のピン4Aをスイッ
チ支持板3のスリット3Aに案内している。
【0033】以上の構造の電気かみそりは、スイッチ摘
2を上昇させると、下記の動作をする。 スイッチ摘2を最も降下させた状態 スイッチ摘2がこの位置にあると、スイッチ支持板3も
最も降下された位置にあり、トリマー開閉リンク5は上
昇位置にある。トリマー開閉リンク5が上昇位置にある
ので、トリマー6は本体ケース1と平行な姿勢に折り畳
まれる。このとき、レバー4のピン4Aは、スイッチ支
持板3に設けたスリット3Aの上下部の上端に位置し、
かつ、トリマー開閉リンク5に設けたスリット5Bの左
端に位置する。この状態で、スイッチ支持板3に固定さ
れた電気接片22は、プリント基板9に設けた接点から
離れて電源スイッチをオフにする。すなわち、モーター
11の回転は停止される。
【0034】 スイッチ摘2を一段上昇させた状態 スイッチ摘2がこの位置に上昇されると、スイッチ支持
板3も一段上昇された位置に移動する。このとき、レバ
ー4のピン4Aは、スイッチ支持板3に設けたスリット
3Aの上下部を下方に移動するので、レバー4は回転し
ない。レバー4が回転しないので、トリマー開閉リンク
5は降下されない。すなわち、スイッチ摘2を一段上昇
させても、レバー4とトリマー開閉リンク5は移動しな
い。このため、トリマー6は、本体ケース1と平行に折
り畳まれた状態を保持する。スイッチ支持板3は一段上
昇されて、電源スイッチをオンにする。電源スイッチが
オンとなって、モーター11が回転され、内刃16は振
動される。この状態は、トリマー6を使用しないで、内
刃16と外刃10からなる主刃を使用して髭剃りする。
【0035】 スイッチ摘2を二段上昇させた状態 スイッチ摘2がこの位置に上昇されると、スイッチ支持
板3も二段上昇される。スイッチ支持板3がこの位置に
移動するとき、レバー4のピン4Aは、左右部に沿って
移動する。すなわち、レバー4がスリット3Aの左右部
で図10において右方向に回動される。回動されるレバ
ー4は、トリマー開閉リンク5のスリット5Bを、左か
ら右に移動して、トリマー開閉リンク5を引き下げる。
降下するトリマー開閉リンク5は、トリマー6を開いて
本体ケース1から直角方向に突出させる。トリマー6の
トリマー駆動軸31が振動子12に連結されて、トリマ
ー6を振動させる。このため、内刃16とトリマー6の
両方が駆動される。すなわち、主刃とトリマー6の両方
で髭剃りできる状態となる。この状態で、スイッチ支持
板3は電源スイッチをオン状態に保持する。
【0036】
【発明の効果】本発明のトリマーを有する電気かみそり
は、トリマー開閉リンクでトリマーを引っ張って開くこ
とができると共に、トリマーを簡単な構造で、本体ケー
スとトリマー開閉リンクとに連結できる特長がある。そ
れは、本発明の電気かみそりが、トリマーの両端ではな
くて、その中間部分を傾動軸でもって本体ケースに連結
し、かつ、トリマー開閉リンクをトリマーの端部に連結
して開閉するからである。トリマーは、その端部をトリ
マー開閉リンクに連結して、中間部分を本体ケースに連
結している。このため、本発明の電気かみそりは、トリ
マー開閉リンクに連結される部分と、本体ケースに連結
される部分とを互いに離して配設して、しかもトリマー
開閉リンクに連結される部分を、傾動軸の位置よりも本
体ケースの表面に接近する位置に配設できる。この構造
は、トリマー開閉リンクと本体ケースへの連結部が互い
に接近しないので、狭い部分にふたつの連結部を設ける
必要がなく、トリマーをトリマー開閉リンクと本体ケー
スの両方に簡単に連結できる。
【0037】さらに、本発明の請求項3の電気かみそり
は、トリマーの表面を中央凸に湾曲させているので、中
間部分を本体ケースに連結して、端部をトリマー開閉リ
ンクに連結すると、トリマー開閉リンクの連結位置は傾
動軸よりも本体ケースに接近する位置に配設される。こ
のため、トリマー開閉リンクと本体ケースに連結する位
置を、本体ケースに対してずらせるために、トリマーを
厚くする必要がなく、本体ケースに沿って湾曲する美し
い外観のトリマーを綺麗な外観で本体ケースに装着でき
る特長も実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気かみそりを示す概略側面図
【図2】従来の電気かみそりの他の一例を示す概略側面
図及び平面図
【図3】本発明の実施例のトリマーを有する電気かみそ
りの正面図
【図4】図3に示す電気かみそりの側面図
【図5】図3に示す電気かみそりの底面図
【図6】図3に示す電気かみそりの内部構造を示す分解
斜視図
【図7】図3に示す電気かみそりのトリマー部分を示す
分解斜視図
【図8】図3に示す電気かみそりのトリマーを開いた状
態を示す斜視図
【図9】本発明の実施例にかかるトリマーの拡大斜視図
【図10】図4に示す電気かみそりのトリマーを開いた
状態を示す断面図
【図11】図6に示す電気かみそりのスイッチ部分の分
解斜視図
【図12】図6に示すスイッチ部分の平面図
【符号の説明】
1…本体ケース 1A…本体ケース 1
B…本体ケース 1C…スリット 2…スイッチ摘 2A…貫通スリット 2
B…凸条 3…スイッチ支持板 3A…スリット 4…レバー 4A…ピン 4
B…ピン 5…トリマー開閉リンク 5A…スリット 5
B…スリット 6…トリマー 6A…カバー 6
B…傾動リブ 6C…傾動穴 6D…連結リブ
6E…連結穴 7…ロックボタン 7A…ロック部 8…外刃ホルダー 9…プリント基板 10…外刃 11…モーター 12…振動子 12A…振動アーム 13…偏心カム 14…コンロッド 15…シャフト 16…内刃 17…電源ピン 18…弾性アーム 19…係止部 20…連結爪 21…係合孔 22…電気接片 23…第1弾性脚 24…第2弾性脚 25…第1節度ボス 26…第2節度ボス 27…傾動軸 28…電池 29…固定刃 30…可動刃 31…トリマー駆動軸 32…軸受凸起 33…押出凸起 34…回転軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)と、この本体ケース(1)に
    開閉自在に連結されているトリマー(6)と、このトリマ
    ー(6)に連結されて、トリマー(6)を開閉するトリマー開
    閉リンク(5)とを備える電気かみそりにおいて、 トリマー(6)の中間部分が傾動軸(27)を介して開閉でき
    るように本体ケース(1)に連結されると共に、トリマー
    開閉リンク(5)が、トリマー(6)の端部を引っ張ってトリ
    マー(6)を開き、トリマー(6)の端部を押してトリマー
    (6)を閉じるように構成されてなることを特徴とするト
    リマーを有する電気かみそり。
  2. 【請求項2】 トリマー(6)の中央部分が、往復運動さ
    れる振動アーム(12A)に連結され、振動アーム(12A)の連
    結部とトリマー(6)両端との間の中間部分を本体ケース
    (1)に連結している請求項1に記載されるトリマーを有
    する電気かみそり。
  3. 【請求項3】 本体ケース(1)の表面と、トリマー(6)の
    表面とが中央凸に湾曲してなる請求項1に記載されるト
    リマーを有する電気かみそり。
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