JP3430518B2 - ヘアカッター - Google Patents

ヘアカッター

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JP3430518B2
JP3430518B2 JP22661492A JP22661492A JP3430518B2 JP 3430518 B2 JP3430518 B2 JP 3430518B2 JP 22661492 A JP22661492 A JP 22661492A JP 22661492 A JP22661492 A JP 22661492A JP 3430518 B2 JP3430518 B2 JP 3430518B2
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二郎 稲葉
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、髪や髭をカットするヘ
アカッターに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のヘアカッターにおいて、固定刃と
可動刃とで構成される刃部の掃除を行なう場合には刃ブ
ロックを本体ケースより取り外し、駆動モータからの回
転運動を伝達して可動刃を回転駆動させるための案内板
にて可動刃を浮かせ、これによって各刃の刃先を離間さ
せた状態として掃除を行なうようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、案内板を支えていないと可動刃が閉
じてしまうために掃除中は常時力を入れて案内板を支え
ていなければならず、掃除が非常にやりずらいものとな
っていた。本発明は上記問題点の解決を目的とするもの
であり、手で支えなくとも可動刃を開いた状態で保持さ
せることができ、刃部の掃除を手間取ることなく簡易に
行なうことができるヘアカッターを提供しようとするも
のである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、本体ケース1に着脱自在に装着された
固定板2と、この固定板2に取着された固定刃3と、固
定刃3の上面に摺動可能に重ねて配設された可動刃4
と、可動刃4が固定刃3に重なるように可動刃4を固定
刃3に弾性付勢する押し付けばね5と、押すと押し上げ
ばね5に抗して可動刃4の刃先が固定刃3の刃先から離
れるように可動板4を回動し得る案内板14とで構成さ
れる刃ブロックを備えたヘアカッターにおいて、案内板
14を押して固定刃3の刃先に対して可動刃4の刃先が
離れるように可動刃4が回動して可動刃4が開いた状態
で可動刃4の回動の支点側端部6が係合する保持部7を
固定板2に設けたものである。 【0005】 【作用】しかして、可動刃4の支点側端部6を固定板2
に設けられた保持部7に係合することで固定刃3と可動
刃4の両刃先部が離れるように可動刃4を開いた状態で
保持することができ、可動刃4が開かれるように常時手
で可動刃4を支える必要がない。 【0006】 【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。ヘアカッターは図6乃至図8に示されるよう
に本体ケース1と本体ケース1の先部に着脱自在に取着
される刃ブロックとによって主体が構成されている。本
体ケース1は上下に分割された上ケーシング1aと下ケ
ーシング1bとで構成されており、内部にはモータ8と
モータ8を駆動するための乾電池9が収納されている。
10は入切スイッチである。モータ8のモータ軸8aに
は継手11が圧入固定されており、継手11からは偏心
軸12が突設されている。この偏心軸12はモータ軸8
aの軸心に対して偏心させてあり、モータ軸8aの回転
によって偏心回転するようになっている。 【0007】刃ブロックは本体ケース1に着脱自在に装
着された固定板2と、この固定板2に取着された固定刃
3と、固定刃3の上面に摺動可能に重ねて配設された
動刃4と、可動刃4が固定刃3に重なるように可動刃4
を固定刃3に弾性付勢する押し付けばね5にて構成され
ており、可動刃4からは対向するように配置された一対
の支持板13にて構成される案内板14が突設されてい
る。案内板14を構成する一対の支持板13間には上記
した偏心軸12が摺動自在に係合されるようになってお
り、これによって偏心軸12の偏心回転が往復運動に変
換され、可動刃4が摺動して固定刃3と可動刃4とで髪
や髭をカットするようになっている。 【0008】押し付けばね5はコイル状に形成された隣
合う一対のコイルバネ部5aの一端側の対向端部間に第
1係止突起5bを設け、各コイルバネ部5aの他端側よ
りそれぞれ第2係止突起5cを突設して形成されてお
り、各コイルバネ部5aは固定板2より突設された係止
片15によって固定板2に固定されている。コイルバネ
部5aより突設された第1係止突起5bは固定板2より
突設された係合片16に係合されており、第2係止突起
5cは案内板13より突設された押さえ板17の先端部
に係止されている。押さえ板17は可動刃4の上面に載
設されており、押さえ板17が第1係止突起5bによる
バネ力で押圧されることで可動刃4が固定刃3に適当な
押し付け力で押圧されるようになっている。また、コイ
ルバネ部5aより突設された第1係止突起5bによって
可動板4が固定板2に摺動しながら図1中紙面左右方向
に往復移動するのをガイドするようになっている。ま
た、第2係止突起5cは押さえ板17の先端部に係止さ
れていることから第2係止突起5cのバネ力は可動刃4
の刃先部を下方に押圧する方向に作用するようになって
いる。ここで、案内板14を構成する一対の支持板13
は押さえ板17の後端部において可動刃4の後端部より
も後方に突出した状態で上方に向けて立設されており、
上端を下方に向けて押すと第2係止突起5cのバネ力に
抗して可動刃4の刃先が浮き上がり、固定刃3と可動刃
4の両刃先部が離れるように可動刃4が開くようになっ
ている。 【0009】固定板2には固定刃3と可動刃4の両刃先
部が離れるように可動刃4が開いた状態で可動刃4の支
点側端部6が係合される保持部7が設けられており、可
動刃4を開いた状態として可動刃4の支点側端部6を保
持部7に係合することで可動刃4が開いた状態で保持さ
れるようになっている。固定板2に設けられる保持部7
としては固定板2の表面よりL字状の係止フック7aが
突設されており、この係止フック7aによって保持部7
が形成されている。また、保持部7に係合されることと
なる可動刃4の後端部の支点側端部6には係止突起6a
が設けられており、この係止突起6aを保持部7として
の係止フック7aに係止することで可動刃4が開いた状
態で保持されるものである。 【0010】そして、可動刃4の支点側端部6を保持部
7に係合して可動刃4を開いた状態とすることで案内板
14を下方に常時押さえつけたりすることなく可動刃4
を開いた状態のままとすることができるものであり、両
手を使用して各刃の掃除及び固定刃3と可動刃4の摺動
内部の掃除を手間取ることなく簡易に行なうことができ
るようになっている。 【0011】図1乃至図5は保持部の第1実施例を示す
ものである。このものにあっては、固定板2の表面にお
いて図1中紙面右端部寄りにL字状の係止フック7aが
突設されるようになったものが示されている。この係止
フック7aは左右に往復移動する可動刃4をほぼ中央部
に配置した状態で可動刃4の後端部の紙面右端より後方
に向けて突設された係止突起6aよりも紙面右側に配さ
れるようになっている。係止フック7aの紙面左端には
図3に示されるように抜け止め18が形成されている。
そして、このものにあっては、案内板14を下方へ押さ
え付けて可動刃4を開いた状態とし、可動刃4の支点側
端部6に設けられた係止突起6aを固定板2に近接さ
せ、この状態で可動刃4を紙面右側に移動させ、これと
同時に係止突起6aを係止フック7aの抜け止め18の
下側をくぐらせるようにして係止フック7aの下方に位
置させ、案内板14を下方に押し付ける力を解除すれば
図5に示されるように係止突起6aが係止フック7aに
係止されることとなって可動刃4は開いた状態のままと
なるものである。ここで、可動刃4は第2係止突起5c
のバネ力によって紙面左側に戻ろうとするが係止突起6
aが係止フック7aに設けられた抜け止め18に引っ掛
かることで係止が外れたりするようなことがないように
なっている。また、第2係止突起5cによるバネ力で係
止突起6aが抜け止めに圧接された状態となっていると
係止突起6aが外力によって簡単に係止フック7aより
外れたりするようなこともないものである。 【0012】そして、刃部の掃除が完了して可動刃4を
元の状態に戻す場合には案内板14を再度下方に押し下
げて係止突起6aを係止フック7aに設けられた抜け止
め18の下側をくぐらせるようにして第2係止突起5c
のバネ力と共に可動刃4を紙面左側に移動させ、案内板
14を下方に押し付ける力を解除することで係止フック
7aへの係止突起6aの係合が簡易に解除されるもので
ある。 【0013】図9乃至図13は保持部の第2実施例を示
すものであり、可動刃4をほぼ中央の位置で開いた状態
で保持できる位置に係止フック7aが配置されている。
このものにあっては、可動刃4をほぼ中央部の位置のま
まで開いた状態で保持できるようになっているために第
2係止突起5cによって可動刃4を中央部に戻そうとす
る力が作用しないために係止フック7aに抜け止め18
を設ける必要がないようになっている。そして、係止フ
ック7aが固定板2の中央寄りに配されていることで係
止フック7aに係止突起6aを係止する場合には可動刃
4を左右いずれかに移動させた状態で案内板14を下方
に押圧し、可動刃4を中央部に戻すようにして係止突起
6aを係止フック7aの下側に位置させて案内板14の
押圧を解除することで係止突起6aを係止フック7aに
係止して可動刃4を開いた状態で保持することができる
ものである。ここで、係止フック7aは可動刃4の摺動
移動に伴って移動する係止突起6aの移動ライン上に配
置されているものであるが、図11(b)に示されるよ
うに係止フック7aの高さ寸法は閉じた状態での可動刃
4より突設された係止突起6aの高さ位置よりも低い位
置となるようにされており、これによって可動刃4の移
動時に係止突起6aが係止フック7aに衝突したりする
ようなことがないようになっている。 【0014】そして、刃部の掃除が完了して可動刃4を
元の状態に戻す場合には案内板14を左右いずれかの方
向に押すだけで係止突起6aが係止フック7aより外れ
て可動刃4を閉じた状態に戻すことができるようになっ
ている。つまり、この実施例においては、係止フック7
aに抜け止めが設けられていないために案内板14を側
方に押して係止突起6aを側方に位置ずれさせるだけで
係止フック7aと係止突起6aとの係合を解除できるよ
うになっており、可動刃4を戻す場合に案内板14を再
度下方に押し下げたりする必要がないようになってい
る。 【0015】 【発明の効果】本発明は上述のように、案内板を押して
固定刃の刃先に対して可動刃の刃先が離れるように可動
刃が回動して可動刃が開いた状態で可動刃の回動の支点
側端部が係合する保持部を固定板に設けてあるので、可
動刃の支点側端部を固定板に設けられた保持部に係合す
ることで固定刃と可動刃の両刃先部が離れるように可動
刃を開いた状態で保持することができ、可動刃が開かれ
るように常時手で可動刃を支える必要がないものであ
り、可動刃を開いた状態として固定刃と可動刃の摺動内
部の掃除を手間取ることなく簡易に行なうことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】刃ブロックの平面図である。 【図2】同上の側断面図である。 【図3】図1におけるA部を拡大した状態を示すもので
あり、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 【図4】可動刃を開いた状態の側断面図である。 【図5】同上の保持部への係合状態を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は側断面図である。 【図6】ヘアカッターの斜視図である。 【図7】同上の側面図である。 【図8】同上の側断面図である。 【図9】他の実施例を示す刃ブロックの平面図である。 【図10】同上の側断面図である。 【図11】図9におけるB部を拡大した状態を示すもの
であり、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 【図12】可動刃を開いた状態の側断面図である。 【図13】同上の保持部への係合状態を示すものであ
り、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 【符号の説明】 1 本体ケース 2 固定板 3 固定刃 4 可動刃 5 押し付けばね 6 支点側端部 7 保持部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体ケースに着脱自在に装着された固定
    板と、この固定板に取着された固定刃と、この固定刃の
    上面に摺動可能に重ねて配設された可動刃と、可動刃が
    固定刃に重なるように可動刃を固定刃に弾性付勢する押
    し付けばねと、押すと押し上げばねに抗して可動刃の刃
    先が固定刃の刃先から離れるように可動板を回動し得る
    案内板とで構成される刃ブロックを備えたヘアカッター
    において、案内板を押して固定刃の刃先に対して可動刃
    の刃先が離れるように可動刃が回動して可動刃が開いた
    状態で可動刃の回動の支点側端部が係合する保持部を固
    定板に設けて成ることを特徴とするヘアカッター。
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