JP3475005B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP3475005B2
JP3475005B2 JP10757596A JP10757596A JP3475005B2 JP 3475005 B2 JP3475005 B2 JP 3475005B2 JP 10757596 A JP10757596 A JP 10757596A JP 10757596 A JP10757596 A JP 10757596A JP 3475005 B2 JP3475005 B2 JP 3475005B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ロックボタンを押
してスイッチを操作するように構成してなる電気かみそ
りに関する。 【0002】 【従来の技術】電池、とくに充電できる電池を内蔵する
電気かみそりは、スイッチにロックボタンを設けてい
る。ロックボタンのある電気かみそりは、梱包して輸送
されるときに、ショック等で、スイッチがオン状態にな
って電池が放電される弊害を防止できる。この電気かみ
そりは、ロックボタンを押してスイッチを操作しない限
り、スイッチをオンに切り換えできないので、不用意に
スイッチがオンになることがない。 【0003】ロックボタンを備える電気かみそりは、ロ
ックボタンを横に細長い形状として、スイッチ摘から突
出させる構造として、便利に使用できる。横に長いロッ
クボタンが指で押しやすいからである。横に細長いロッ
クボタンを備える電気かみそりは、たとえば、実開平2
−117626号公報、実開平3−64441号公報、
実開平3−49065号公報等に記載される。 【0004】とくに、実開平2−117626号公報に
記載される電気かみそりは、図1に示すように、ケース
1の両横部分まで延長される細長いロックボタン7を備
えている。この電気かみそりは、ロックボタン7を弾性
アーム18でスイッチ支持板3に連結している。スイッ
チ摘2は、ロックボタン7の突出部を表面に突出させる
ために、スリット2Aを開口している。ロックボタン7
の両側には、ケース1の引掛部27に引っかかる凸部2
8を設けている。 【0005】図1に示す電気かみそりは、ロックボタン
7の突出部を押すと、凸部28がケース1の引掛部27
から外れて、スイッチ摘2を移動できる状態となる。こ
のため、ロックボタン7を押すとスイッチ摘2を操作で
きる。ロックボタン7を押さないと、凸部28が引掛部
27に引っかかるので、スイッチ摘2を移動できない。
すなわち、スイッチがロック状態に保持される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】この図に示す電気かみ
そりは、ロックボタン7が横に細長いので、押しやすい
特長がある。ただ、ロックボタン7の両端に設けた凸部
28を、ケース1の引掛部27に係止するので、細長い
ロックボタン7の一端部を押して、ロック状態をスムー
ズに解除できない。押された側の凸部28は引掛部27
から外れるが、その反対側の凸部28が引掛部27から
外れ難いからである。このため、ロックボタン7の中央
部を押して、ロックボタン7を平行移動させてロック状
態を解除するか、あるいは、ロックボタン7の一端部を
強く押して、ロック状態を解除する必要がある。すなわ
ち、この構造のスイッチは、ロックボタン7を押す位置
で、ロック状態を解除できる押圧力が変化する欠点があ
る。ロックボタン7の中央部を押すと、軽くロック状態
を解除できるが、細長いロックボタンの一方の端部を押
すときは強く押して、ロック状態を解除する必要があ
る。ロックボタン7の一端を軽く押して、ロック状態を
解除できるように設計すると、不必要なときに、ロック
状態が誤って解除されやすくなる欠点がある。この弊害
を防止できるように設計すると、ロックボタン7の端部
を強く押圧しないと、ロック状態を解除できなくなる。 【0007】本発明者は、この欠点を解決するために、
図2に示す構造のロックボタン7を備える電気かみそり
を開発した。この図に示す電気かみそりは、図3の分解
斜視図に示すスイッチ支持板3とスイッチ摘2を備え
る。この図のスイッチ支持板3は、弾性アーム18を介
してロックボタン7の中央部分にフックリブ7Aを設け
ている。フックリブ7Aは、図2に示すように、スイッ
チ摘2を最も下方に移動させた状態で、ケース1の内面
に設けた係止リブ17に引っかけられて、スイッチ摘2
の上昇をロック状態とする。スイッチ摘2を上昇させる
ときに、ロックボタン7の突出部を押すと、図5の断面
図に示すようにフックリブ7Aが係止リブ17から外れ
て、ロック状態が解除される。この構造のロックボタン
7は、中央部分にフックリブ7Aを設けているので、図
1に示す電気かみそりよりは、ロックボタン7の端部を
押して、ロック状態の解除を簡単にできる。 【0008】ただ、この構造のロックボタン7も、突出
部の端部を押すと、ロックボタン7が傾斜して、フック
リブ7Aが理想的な状態ではケース1の係止リブ17か
ら外れない。このため、ロックボタン7の中央部分と、
その端部を押したときでは、ロック状態を解除できる状
態が異なる。中央部分よりも端部を押したときは、より
強く押してロック状態を解除する必要がある。したがっ
て、ロックボタン7を横に長くして押しやすくしている
が、ロックボタン7のどの部分を押しても、同じように
ロック状態を解除できない欠点がある。 【0009】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、ロ
ックボタンを横に長くして操作しやすくできると共に、
ロックボタンが確実にロック状態に保持されると共に、
その片方の端部を押しても確実にロック状態を解除でき
る電気かみそりを提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、スイッチ支持板3に連結されているロックボタン7
を有する。ロックボタン7が押されると、ロック状態が
解除されて、スイッチ支持板3が移動できるように構成
されている。 【0011】さらに、本発明の電気かみそりは、ロック
ボタン7が下記の独得の構造を有することを特徴とす
る。 (a) ロックボタン7は、押しやすいように、ケース
1の横方向に延長された細長い形状の突出部を有する。 (b) ロックボタン7は、これを押して、ロック状態
を解除できるように、弾性アーム18を介してスイッチ
支持板3に連結されている。 (c) ロックボタン7は、スイッチ摘2をロック状態
に保持するために、ケース1に設けられた係止リブ17
に引っかけられるフックリブ7Aを中央部に有する。 (d) フックリブ7Aは、ロックボタン7の突出部が
押圧されない状態で、弾性アーム18でもって、係止リ
ブ17に引っかけられる位置に配設されて、スイッチ支
持板3をロック状態にしている。 (e) ロックボタン7のフックリブ7Aは、その片方
の端部を押して、スムーズにロック状態を解除できるよ
うに、両端の突出量を中央部分の突出量よりも少なくし
ている。 (f) ロックボタン7の突出部が押圧されると、フッ
クリブ7Aが係止リブ17から離されて、スイッチ支持
板3が移動されるように構成されている。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための電気かみそり
を例示するものであって、本発明は電気かみそりを下記
のものに特定しない。 【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施の形態に示される部材に対応
する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を
解決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。 【0014】図4に示す電気かみそりは、ケース1の前
面に、上下にスライドできるようにスイッチ摘2を装着
し、ケース1の上部には、外刃ホルダー8を着脱できる
ように装着している。外刃ホルダー8は、外刃8Aをア
ーチ状に取り付けている。 【0015】この図の電気かみそりは、スイッチ摘2を
上昇させると、モーターが回転して、内刃が振動され
る。さらに、スイッチ摘2を上昇させると、きわぞり刃
6が垂直に起きて駆動される。スイッチ摘2を最も降下
した状態では、モーターの回転は停止され、きわぞり刃
6はケース1と平行に折り畳まれる。この状態で、スイ
ッチ摘2はロック状態に保持される。スイッチ摘2をロ
ックするために、ロックボタン7を備えている。 【0016】図5に示すように、スイッチ摘2はケース
1の表面に、ロックボタン7を連結しているスイッチ支
持板3は、ケース1の内面に配設され、スイッチ支持板
3とスイッチ摘2で、ケース1を挟むようにして、スイ
ッチ摘2とスイッチ支持板3とがケース1にスライドで
きるように装着される。 【0017】スイッチ摘2をスイッチ支持板3に連結す
るために、スイッチ摘2は、ケース1を貫通する連結爪
20を有する。連結爪20は、スイッチ摘2に一体成形
して設けられている。連結爪20は、スイッチ摘2の裏
面に突出して設けられており、先端をフック状に成形し
ている。この形状の連結爪20は、図7に示すようにケ
ース1に開口された開口窓19を貫通して、スイッチ支
持板3の係合孔21に連結される。連結爪20によっ
て、スイッチ摘2とスイッチ支持板3が連結され、両者
は一体となって上下にスライドされる。なお、スイッチ
支持板3は、電気接片22を固定している。電気接片2
2は、プリント基板9を摺動して、電源をオンまたはオ
フに切り換える。 【0018】スイッチ支持板3とスイッチ摘2の分解図
を図3に、スイッチ支持板3を前面から見た斜視図を図
6に示す。なお、図3および図5は、本発明者が先に開
発した電気かみそりの分解斜視図を示すものであるが、
本発明の電気かみそりは、スイッチ支持板のフックリブ
の形状を独得の形状とするものであるから、この図に示
す部分は、先に開発した電気かみそりと同じである。し
たがって、図3と図5は、本発明の実施の形態の電気か
みそりの説明図としても使用する。図3と図6に示すス
イッチ支持板3はプラスチック製で、ロックボタン7を
一体成形している。ロックボタン7は、スイッチ支持板
3に一体成形され、弾性変形できるように、弾性アーム
18を介してスイッチ支持板3に連結されている。弾性
アーム18は、ロックボタン7の両端部分をスイッチ支
持板3に連結している。また、ロックボタン7は、スイ
ッチ支持板3の表面から突出する突出部を有し、突出部
は、スイッチ摘2に設けたスリット2Aからスイッチ摘
2の表面に突出している。ロックボタン7の突出部は、
ケース1の左右横方向に延長された横に細長い形状をし
ている。 【0019】さらに、ロックボタン7は、スイッチ摘2
を最下段まで降下させた状態で、ケース1の内面に設け
られた係止リブ17に引っかけられるフックリブ7Aを
中央部分に一体成形している。フックリブ7Aは、ロッ
クボタン7の中央部分に下方に突出するように一体成形
されている。フックリブ7Aが、ケース1に設けられた
係止リブ17に引っかけられて、スイッチ摘2のスライ
ド動作はロックされる。 【0020】フックリブ7Aは、図6の斜視図に示すよ
うに、山形に成形されて、両端の突出量を中央部分の突
出量よりも少なくしている。突出部の端部が押されたと
きに、フックリブ7Aをケース1の係止リブ17からス
ムーズに外すためである。従来のフックリブ7Aを有す
るロックボタン7は、ロック状態を解除するために、突
出部の端部が押されると、傾斜する姿勢で押し込まれ
る。この姿勢に押されたロックボタン7は、押された側
のフックリブ7Aをケース1の係止リブ17から外す
が、押されたのと反対側のフックリブ7Aの端部は、係
止リブ17から外れ難くなる。それは、フックリブ7A
が、押された側ではケース1に深く押しこまれるが、そ
の反対側はケース1に深く押し込まれないからである。 【0021】フックリブ7Aは、全体を係止リブ17か
ら外さないかぎり、スイッチ摘2のロック状態を解除し
ない。このため、突出部の端を押して、フックリブ7A
の端部が係止リブ17に引っかけられた状態にあると、
ロック状態を解除できない。この弊害を防止するため
に、図6のロックボタン7は、フックリブ7Aの両端を
浅くして、ロックボタン7が傾斜して押されたときに、
係止リブ17から外れやすくしている。 【0022】スイッチ摘2とスイッチ支持板3を摺動で
きるように装着するケース1は、図7に示すように、ロ
ックボタンの突出部と連結爪とを貫通させる開口窓19
を設けている。開口窓19は、ロックボタン7の突出部
と、スイッチ摘2の連結爪20が上下に移動できる横幅
と高さに開口している。開口窓19の前面は、スイッチ
摘2で閉塞される。 【0023】スイッチ支持板3は、摺動位置に停止でき
るように、第1弾性脚23と、第2弾性脚24とを有
し、それぞれの弾性脚は先端に凸部を設けている。第1
弾性脚23は、スイッチ支持板3が上昇されると、図7
に示すようにケース1の内面に設けられた第1節度ボス
25と、第2節度ボス26に係止されて、図2のように
スイッチ支持板3を定位置に停止させる。第1弾性脚2
3は下方へ突出し、第2弾性脚24は上方へ突出して設
けられている。第1弾性脚23と第2弾性脚24は、ス
イッチ支持板3を最も降下させた状態から、一段、二
段、三段上昇させた位置に停止される。 【0024】スイッチ支持板3は、図3に示すように、
レバー4のピン4Dを案内するスリット3Bを左端の上
部に開口している。スイッチ支持板3は、レバー4の先
端に設けたピン4Dを介して、開閉リンク5を上下に移
動される。開閉リンク5は、上下に移動されて、きわぞ
り刃6を開閉するための部材である。スイッチ支持板3
に設けたスリット3Bは、第1上下部3eと、左右部3
fと、第2上下部3gと、傾斜部3hとからなり、これ
等の部分は互いに連結されている。ピン4Dが第1上下
部3eと第2上下部3gに案内されるとき、スイッチ支
持板3が上昇されても、ピン4Dは移動しない。ピン4
Dがスリット3Bに沿って相対的に下方に移動されるか
らである。ピン4Dが、左右部3fに沿って移動すると
きに、レバー4が回動される。ピン4Dがスリット3B
の左右部3fで押し上げられるからである。傾斜部3h
は、スイッチ支持板3を停止させる状態で、開閉リンク
5を無理に押し下げたときに、レバー4を回動させてピ
ン4Dを案内する軌跡に設けられている。 【0025】スリット3Bは、第1上下部3eの下端を
右に直角に曲げて左右部3fとし、左右部3fの右端か
ら下方に第2上下部3gを延長し、第2上下部3gの下
端に傾斜部3hを設けている。傾斜部3hは、レバー4
が回転するとき、ピン4Dが移動する軌跡に設けられて
いる。 【0026】開閉リンク5は、左右横方向に延長してス
リット5Aを設けている。開閉リンク5はスイッチ支持
板3とケース1との間に配設される。開閉リンク5を、
スイッチ支持板3とケース1との間に配設するために、
スイッチ支持板3は、図3に示すように、開閉リンク5
を配設する部分を段差ができる形状に折曲している。 【0027】開閉リンク5とスイッチ支持板3のスリッ
ト5A、3Bは、レバー4の一端に設けた単一のピン4
Dを挿入して案内する。したがって、開閉リンク5とス
イッチ支持板3は、スリット5A、3Bを設けた部分を
ラップ状態としてケース1に収納している。 【0028】レバー4は、左上の端部を、ケース1の内
面に回転できるように回転軸4Eを介して装着してい
る。レバー4は、右下の端部に設けたピン4Dを、スイ
ッチ支持板3と開閉リンク5のスリット3B、5Aに案
内している。 【0029】さらに、電気かみそりのケース1の内部に
は、図8に示すように、回路部品(図示せず)を実装し
たプリント基板9と、二次電池10と、モーター11
と、モーター11で往復運動される振動子12を内蔵し
ている。モーター11の回転軸には偏心カム13が設け
られている。偏心カム13は、コンロッド14を介して
振動子12に連結されている。振動子12は上方にシャ
フト15が突出しており、シャフト15に内刃16が連
結される。内刃16は、外刃の内面と圧接するように、
刃圧スプリング(図示せず)によって上方に向かってバ
ネで付勢されている。 【0030】さらに、図4に示す電気かみそりは、図9
と図10に示すように、ケース1の側面に開閉できるよ
うにきわぞり刃6を設けている。きわぞり刃6は、図示
しないが、固定刃と可動刃と振動子に連結されて可動刃
を往復運動させるきわぞり刃駆動軸と、可動刃を固定刃
に圧接させるバネとを備えている。きわぞり刃6は、使
用しないときには、図9に示すように、ケース1に沿っ
て折り畳まれて収納される。きわぞり刃6が使用される
ときは、図10に示すように、刃先が起きるようにケー
ス1からほぼ直角に突出する。 【0031】きわぞり刃6は、ケース1に上下に移動で
きるように装着されている開閉リンク5で開閉される。
開閉リンク5が降下されると、きわぞり刃6は折り畳ま
れ、開閉リンク5が上昇されるとケース1から開かれて
突出する。開閉リンク5は、スイッチ摘2で上下に移動
されて、きわぞり刃6を開閉する。 【0032】図4に示す電気かみそりは、スイッチ摘2
を、3段階にスライドできるようにケース1に装着して
いる。スイッチ摘2は、最も降下された位置で、電源を
オフとする。一段上方へスライドすると電源がオンされ
て内刃が往復運動を始め、主刃の使用状態となる。なお
このとき、きわぞり刃6は閉じたままで、非使用状態と
なっている。次にスイッチ摘2が二段目に上昇される
と、開閉リンク5を介してきわぞり刃6が突出されると
共に、きわぞり刃駆動軸が振動子に連結されてきわぞり
刃6が駆動される。なお、内刃も駆動した状態を続け
る。そしてスイッチ摘2を三段目まで上昇させると、電
源がオフされるがきわぞり刃6は突出した状態を保持す
る。従って、この状態できわぞり刃6の刃先を掃除しや
すくなっている。 【0033】スイッチ摘2を上下に移動して、内刃を振
動させ、また、きわぞり刃6を開閉する状態を図2と、
図11〜図13に示す。 スイッチ摘を最も降下させたロック状態 スイッチ摘2がこの位置にあると、図2に示すように、
スイッチ支持板3が最も降下された位置にあり、開閉リ
ンク5も降下位置にある。この状態で、フックリブ7A
がケース1の係止リブ17に引っかけられて、スイッチ
摘2はロック状態となる。開閉リンク5が降下位置にあ
るので、きわぞり刃6はケース1と平行な姿勢に折り畳
まれる。このとき、レバー4のピン4Dは、スイッチ支
持板3に設けたスリット3Bの第1上下部3eの上端に
位置し、かつ、開閉リンク5に設けたスリット5Aの左
端に位置する。この状態で、スイッチ支持板3に固定さ
れた電気接片22は、プリント基板9に設けた接点(図
示せず)から離れて電源スイッチをオフにする。すなわ
ち、モーターの回転は停止される。 【0034】 スイッチ摘を一段上昇させた状態 ロックボタン7の突出部を押してロック状態を解除し、
スイッチ摘2をこの位置に上昇させると、図11に示す
ように、スイッチ支持板3も一段上昇された位置に移動
する。このとき、レバー4のピン4Dは、スイッチ支持
板3に設けたスリット3Bの第1上下部3eを下方に移
動するので、レバー4は回転しない。レバー4が回転し
ないので、開閉リンク5は上昇されない。すなわち、ス
イッチ摘2を一段上昇させても、レバー4と開閉リンク
5は移動しない。このため、きわぞり刃6は、ケース1
と平行に折り畳まれた状態を保持する。スイッチ支持板
3は一段上昇されて、電源スイッチをオンにする。電源
スイッチがオンとなって、モーターが回転され、内刃は
振動される。この状態は、きわぞり刃6を使用しない
で、内刃と外刃からなる主刃を使用して髭剃りする。 【0035】 スイッチ摘を二段上昇させた状態 スイッチ摘2がこの位置に上昇されると、図12に示す
ように、スイッチ支持板3も二段上昇される。スイッチ
支持板3がこの位置に移動するとき、レバー4のピン4
Dは、左右部3fに沿って移動する。すなわち、レバー
4がスリット3Bの左右部3fで回動される。回動され
るレバー4のピン4Dは、開閉リンク5のスリット5A
を、左から右に移動して、開閉リンク5を上昇させる。
上昇する開閉リンク5は、きわぞり刃6を開いてケース
1から直角方向に突出させる。きわぞり刃6の振動刃が
振動子に連結されて、きわぞり刃6を振動させる。この
ため、内刃ときわぞり刃6の両方が駆動される。すなわ
ち、主刃ときわぞり刃6の両方で髭剃りできる状態とな
る。この状態で、スイッチ支持板3は電源スイッチをオ
ン状態に保持する。 【0036】 スイッチ摘を三段上昇させた状態 スイッチ摘2がこの位置まで上昇されると、図13に示
すように、スイッチ支持板3も三段上昇される。スイッ
チ支持板3がこの位置に移動するとき、レバー4のピン
4Dは、スイッチ支持板3に設けたスイッチの第2上下
部3gに沿って相対的に降下する。いいかえると、レバ
ー4は回転しないで、スイッチ支持板3のみが上昇す
る。レバー4が回転しないので、開閉リンク5の位置は
変化しない。すなわち、このため、きわぞり刃6は開い
た状態に保持される。スイッチ支持板3がこの位置まで
上昇すると、スイッチ支持板3に固定している電気接片
22は、プリント基板9に固定する接点(図示せず)か
ら離れて、電源スイッチをオフにする。このため、内刃
ときわぞり刃6は振動しなくなる。すなわち、きわぞり
刃6は開かれているが、モーターの回転は停止される。
この状態は、内刃ときわぞり刃6を駆動しないで、開い
たきわぞり刃6を掃除するのに便利なポジションであ
る。 【0037】この状態で、きわぞり刃6が無理に折り畳
まれると、開閉リンク5が強制的に降下される。開閉リ
ンク5が降下されると、開閉リンク5のスリット5A
が、レバー4を回動させる。回動するレバー4のピン4
Dは、スイッチ支持板3に設けたスリット3Bの傾斜部
3hに沿って移動する。このため、スイッチ支持板3は
移動しない。すなわち、開閉リンク5は無理なく降下さ
れるが、スイッチ支持板3は移動しない。このため、電
源スイッチがオンになることもなく、また、スイッチ摘
2を降下させることもない。したがって、スイッチ支持
板3のスリット3Bに傾斜部3hを設けた電気かみそり
は、きわぞり刃6を起こして電源スイッチをオフにした
状態で、きわぞり刃6を無理に折り畳んでも、スイッチ
支持板3やスイッチ摘2に無理な力が作用することはな
い。 【0038】 【発明の効果】本発明の電気かみそりは、ロックボタン
を横に長くしているので、ロックボタンの操作を簡単に
できる。さらに、細長いロックボタンは、中央部分に限
らず、その一方の端部を押しても、中央部分と同じよう
に確実にロック状態を解除できる。それは、ロックボタ
ンのフックリブの両側を浅くして、ロックボタンの端部
が押されて、これが傾斜する姿勢で押し込まれても、ケ
ースの係止リブから確実に外れるからである。さらに、
本発明の電気かみそりは、ロックボタンを外れやすくす
るものではないので、ロックボタンは、スイッチ摘が不
用意にオン状態に移動するのを確実に阻止できる特長が
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来の電気かみそりのロックボタンの一例を示
す分解斜視図 【図2】本発明者が先に開発した電気かみそりの内部を
示す分解正面図 【図3】図2に示す電気かみそりのスイッチ支持板とス
イッチ摘を示す分解斜視図 【図4】本発明の一実施の形態を示す電気かみそりの正
面図 【図5】図2に示す電気かみそりの内部を示す分解側面
断面図 【図6】本発明の一実施の形態を示す電気かみそりのス
イッチ支持板を前方から見た斜視図 【図7】図4に示す電気かみそりのケースを示す分解正
面図 【図8】図4に示す電気かみそりの内部を示す分解正面
図 【図9】図4に示す電気かみそりのきわぞり刃を閉じた
状態を示す一部断面側面図 【図10】図4に示す電気かみそりのきわぞり刃を開い
た状態を示す一部断面側面図 【図11】図4に示す電気かみそりのスイッチ摘を一段
上昇させた状態を示す分解正面図 【図12】図4に示す電気かみそりのスイッチ摘を二段
上昇させた状態を示す分解正面図 【図13】図4に示す電気かみそりのスイッチ摘を三段
上昇させた状態を示す分解正面図 【符号の説明】 1…ケース 2…スイッチ摘 2A…スリット 3…スイッチ支持板 3B…スリット 3e…第1上下部 3f…左右部 3g…第2上下部 3h…傾斜部 4…レバー 4D…ピン 4
E…回転軸 5…開閉リンク 5A…スリット 6…きわぞり刃 7…ロックボタン 7A…フックリブ 8…外刃ホルダー 8A…外刃 9…プリント基板 10…二次電池 11…モーター 12…振動子 13…偏心カム 14…コンロッド 15…シャフト 16…内刃 17…係止リブ 18…弾性アーム 19…開口窓 20…連結爪 21…係合孔 22…電気接片 23…第1弾性脚 24…第2弾性脚 25…第1節度ボス 26…第2節度ボス 27…引掛部 28…凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 19/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 スイッチ支持板(3)に連結されてなるロ
    ックボタン(7)を有し、ロックボタン(7)が押されると、
    ロック状態が解除されて、スイッチ支持板(3)が移動で
    きるように構成される電気かみそりにおいて、ロックボ
    タン(7)が下記の全ての構造を有することを特徴とする
    電気かみそり。 (a) ロックボタン(7)は、ケース(1)の横方向に延長
    された細長い形状の突出部を有する。 (b) ロックボタン(7)は、弾性アーム(18)を介して
    スイッチ支持板(3)に連結されている。 (c) ロックボタン(7)は、ケース(1)に設けられた係
    止リブ(17)に引っかけられるフックリブ(7A)を中央部に
    有する。 (d) フックリブ(7A)は、ロックボタン(7)の突出部
    が押圧されない状態で、弾性アーム(18)でもって、係止
    リブ(17)に引っかけられる位置に配設されて、スイッチ
    支持板(3)をロック状態にしている。 (e) ロックボタン(7)のフックリブ(7A)は、両端の
    突出量が中央部分の突出量よりも少なく成形されてい
    る。 (f) ロックボタン(7)の突出部が押圧されると、フ
    ックリブ(7A)が係止リブ(17)から離されて、スイッチ支
    持板(3)が移動されるように構成されている。
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