JPH0214744Y2 - - Google Patents

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JPH0214744Y2
JPH0214744Y2 JP10068385U JP10068385U JPH0214744Y2 JP H0214744 Y2 JPH0214744 Y2 JP H0214744Y2 JP 10068385 U JP10068385 U JP 10068385U JP 10068385 U JP10068385 U JP 10068385U JP H0214744 Y2 JPH0214744 Y2 JP H0214744Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、往復振動型のかみそりユニツト
と、きわ剃り用のくし刃ユニツトとを備えた電気
かみそりに関する。
〔従来の技術〕
この種の従来の電気かみそりにおいては、第7
図に示すごとくきわ剃り用のくし刃ユニツト30
は本体ケース1の上端部において外側方に突出さ
せると使い勝手が良い。そのうえで、第6図に示
すごとく非使用時には本体ケース1から大きく突
出することなくコンパクトに格納されることが望
まれる。
そこで、本出願人は本体ケース1の上部後面に
きわ剃りケース31を上下方向にスライド自在に
装着し、このきわ剃りケース31に前記くし刃ユ
ニツト30を出退自在に組込み、きわ剃りケース
31を上方にスライドして本体ケース上方に持ち
上げた使用状態でくし刃ユニツト30を突出さ
せ、きわ剃りケース31を下方にスライドした非
使用状態でくし刃ユニツト30を退入格納する形
態のものを提案した。
そこでは、くし刃ユニツト30の可動くし刃3
4を左右方向に駆動する手段として、第1図に示
すごとくきわ剃りケース31に薄肉脚19を介し
て左右動する振動子11を組込み、第2図に示す
ごとくこの振動子11の前部に突設した係合突起
54を、本体ケース1の後面に形成した貫通孔5
6を通して本体ケース1内に突入させ、きわ剃り
ケース31が上方使用位置にあるときのみ、本体
ケース1に内装されたかみそりユニツト用振動子
11の突起57にくし刃ユニツト用振動子11の
前記係合突起54を係合させる構造とした。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、くし刃ユニツト30は周知のように
固定くし刃33に対して可動くし刃34をバネで
圧接した状態で左右摺動させるように構成された
ものであるために、摺接面の状況によつては摺動
抵抗が相当大きくなつて薄肉脚19の弾性復元力
よりも大きくなることがある。このような状態で
は、くし刃ユニツト30によるきわ剃りが終わつ
てきわ剃りケース31が下動されたとき、くし刃
ユニツト用の振動子11が左右一側方に変位した
ままになることがある。つまり、振動子11の薄
肉脚19が変形された状態で保持されてしまうこ
とになり、この状態が長期間に亘ると薄肉脚19
がクリープ変形して元に戻らなくなり、以後の振
動子11の作動時には左右動の弾性変形抵抗が不
均衡となり、不快な振動が発生したり、振動子1
1の駆動負荷が増大することがあつた。
また、非使用状態でのくし刃ユニツト用振動子
11が予め偏位したままであると、次の使用時
に、本体ケース1側の振動子11との連係が円滑
に行えなくなることもある。
この考案は、かかる欠点を解消することを目的
としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は図面に
示すごとく本体ケース1の上部に往復振動型のか
みそりユニツト6を装着し、かみそりユニツト6
の内刃10を駆動する振動子11およびこれを駆
動するモータ4を本体ケース1に内装し、本体ケ
ース1の後面外部にはきわ剃りケース31を、上
方に移行した使用位置と下方に移行した非使用位
置とに亘つて上下スライド自在に取付け、きわ剃
りケース31には固定くし刃33と可動くし刃3
4からなるくし刃ユニツト30を出退自在に備
え、きわ剃りケース31の上下スライドに連動し
てくし刃ユニツト30が出退されるべく構成し、
きわ剃りケース31内には薄肉脚50,50を介
して左右動する可動くし刃駆動用の振動子49を
設け、この振動子49の前部に設けた係合突起5
4を、本体ケース1の後面に形成した貫通孔56
を通つて本体ケース1内に突入させ、きわ剃りケ
ース31が上方使用位置にあるときにのみ、かみ
そりユニツト用の振動子11に設けた突起57
に、くし刃ユニツト用振動子49の係合突起54
が係合するよう構成した電気かみそりを前提とす
る。
そのうえで、本考案では、貫通孔56の上部5
6aを広幅に、下部56bを小幅に形成したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成によると、きわ剃りケース31が上方
使用位置にあつて、くし刃ユニツト用振動子11
の係合突起54が貫通孔56の上部にあるときに
は、係合突起54の所定ストロークでの左右動が
許され、きわ剃りケース31を下方非使用位置に
移動させると、くし刃ユニツト用振動子11がい
かなる位置で駆動停止されていても、係合突起5
4が貫通孔56内を下方に移行することによつて
小幅部に案内され、振動子11は強制的に中立姿
勢に戻されることになる。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案によれば、非使用状態にあ
るくし刃ユニツト30の振動子11は常に中立姿
勢に安定保持され、薄肉脚19に変形が与えられ
ない状態となり、薄肉脚19の不当なクリープが
未然に防止できる。また、くし刃ユニツト用振動
子11が中立姿勢で休止されるために、次の使用
時において本体ケース1側の振動子11との係合
連結も円滑に行える効果もある。
〔実施例〕
第1図に本考案に係る電気かみそりの一部切欠
き正面が、第2図に一部切欠き側面が、また第3
図及び第4図にその外観がそれぞれ示される。
この電気かみそりの本体ケース1は前ケース1
aと後ケース1bとからなる二つ割り構造に構成
され、これを前後蓋合わせ状に嵌合したのち、コ
の字状の飾り枠2を前後ケース1a,1bの上部
に巻付けるように係合させて前後ケース1a,1
bを仮止めする。しかるのちに前後ケース1a,
1bの上部2箇所をネジ止め固定する。この本体
ケース1の内部には取付台3にネジ止めされたモ
ータ4が配備されるとともに、充電式の電池5や
電気回路が組込まれる。
本体ケース1の上部には往復振動型のかみそり
ユニツト6が備えられる。このかみそりユニツト
6は、外刃ホルダ7に支持された網目状の外刃8
に対して、内刃ホルダ9に並設した多数の内刃1
0群が左右に往復動するよう構成されたものであ
る。内刃ホルダ9は、本体ケース1の上端内部に
取付けた振動子11の上部支軸12に上下遊動ス
リーブ13および天秤揺動式のブラケツト14を
介して支持される。
外刃ホルダ7は本体ケース1の左右両側面から
突設された突起15,16によつて係止固定さ
れ、一方の突起15をノブによつてバネ18に抗
して押込んだのち外刃ホルダ7を上方に引抜くこ
とで本体ケース1から取外すことができる。
前記振動子11の左右両端には薄肉状の脚1
9,19が設けられ、この脚19,19の上端が
本体ケース1の上端に形成された係合凹部20,
20に係入固定され、これら脚19,19の弾性
変形によつて振動子11が全体的に略平行に左右
移動するよう構成されている。そして、この振動
子11は、モータの出力軸21に取付けたバラン
サー22の上部偏心ピン23に係合され、モータ
回転によつて一定ストロークで左右に往復駆動さ
れる。
後ケース1bの上部外面には、くし刃ユニツト
30を内装したきわ剃りケース31が本体ケース
1より上方に突出する使用位置と、下方に退入す
る非使用位置とに亘つて上下スライド自在に取付
けられる。
くし刃ユニツト30は、ホルダ32に固定した
固定くし刃33に摺接する可動くし刃34を横方
向に往復駆動するよう構成されたものであつて、
ホルダ32の左右両外側に突設した支点ピン3
5,35がきわ剃りケース31の上部内面左右に
形成したピン受け凹部36,36に係入され、ユ
ニツト30全体が支点ピン35を中心に揺動し、
きわ剃りケース31の上部後面に形成した開口3
7から揺動して出退するように取付けられる。
きわ剃りケースの上部寄り左右両側にはフツク
付き係合片38,38が前方に向けて突設され、
この係合片38,38が後ケース1bの後面左右
に形成したスリツト39,39にそれぞれ挿入係
合されている。また、後ケース1bの内面側には
当て板片40が配置され、この当て板片40の後
面左右に突設したボス40a,40aが後ケース
1bの左右に形成した長孔41,41に係入され
るとともに、きわ剃りケース31の前面左右に突
設した突起42,42に嵌合してかしめ連結さ
れ、かくしてきわ剃りケース31が後ケース1b
に対し上下2箇所の案内で上下スライド自在に抜
け止め支持されたものとなつている。
また、後ケース1bおよび当て板片40に形成
した小孔44,45につる巻バネ46の両端46
a,46bが初期巻込み変形状態で係着され、第
8図に示すように、きわ剃りケース31が下方ス
ライド位置にあるときにはつる巻バネ46の自由
端46bの拡がり復元力の下向き分力できわ剃り
ケース31が下方に付勢され、きわ剃りケース3
1が上方スライド位置にあるときには前記自由端
46bの拡がり復元力の上向き分力できわ剃りケ
ース31が上方に付勢されるようになつている。
きわ剃りケース31の上部前面にはカバープレ
ート47が嵌合連結され、このカバープレート4
7と開口37内の立壁48との間に、くし刃ユニ
ツト30の可動くし刃34を駆動するためのプラ
スチツク製の振動子49が組込まれている。この
振動子49は、その左右に薄肉の脚50,50が
備えられており、この脚50,50の下端部50
a,50aが前記立壁48の前面に形成した係合
孔51,51に打込み支持されている。そして、
振動子49の上部には可動くし刃34の中央上部
に設けた係合片52を係入する係合凹部53が形
成されるとともに、振動子49の中央前面には二
股状の係合突起54が設けられ、カバープレート
47の中央下部に形成した凹部55から前方に突
出されている。
この係合突起54は後ケース1bの後面中央に
形成した貫通孔56を通して本体ケース内に突入
されていて、きわ剃りケース31が上方スライド
位置にあるとき、前記かみそりユニツト6におけ
る振動子11の後端面に設けた突起57に係合す
るよう構成されている。
そして、前記貫通孔56は、その上部56aが
係合突起54の左右移動を許す広幅に形成される
とともに、その下部56bは、係合突起56を横
移動中央位置に案内保持するように小幅に形成さ
れ、もつて、きわ剃りケース31が下方非使用位
置にスライド格納された状態において、振動子4
9を中立姿勢に保持して、長期間放置されても振
動子49の脚50,50にクリープ変形が生じな
いようになつている。また、非使用状態において
係合突起54が常に中央に位置するので、次の使
用時に本体ケース側の振動子11の突起57との
係合を円滑に行うことができる。
次に、前記くし刃ユニツト30の出退操作構造
について説明する。
くし刃ユニツト30におけるホルダ32の一側
には枢支ピン35および偏心枢支孔58が設けら
れるとともに、この枢支孔58にピン59を介し
て枢支連結した操作アーム60が上下動自在にケ
ース31内に組込まれる。この操作アーム60の
下端には前方に向かう操作片60aが連設され、
この操作片60aがカバープレート47を通して
前方に突出されるとともに、後ケース1bに設け
た一方のスリツト39に連設した側部スリツト部
61に係入される。そして、きわ剃りケース31
が下方の非使用位置にあるときには第6図に示す
ように、操作アーム60の操作片60aが側部ス
リツト部61の下端に接当して位置規制されるこ
とで、くし刃ユニツト30が開口37の内方に格
納した姿勢となり、またきわ剃りケース31を上
方にスライドして使用位置に移動すると、その上
方移動の途中において操作片60aが側部スリツ
ト部61の上端に接当規制され、更にケース31
を上方に移動することで、相対的に操作アーム6
0がケース31に対して下方に引下げられること
になり、これによつてくし刃ユニツト30は支点
ピン35を中心に振上げ揺動され、開口37から
後方に突出される。きわ剃りケース31を下動操
作すると、その途中において先ず操作片60aが
側部スリツト部61の下端に接当し、更にケース
31の下動によつて相対的に操作アーム60が上
方に突上げられて、くし刃ユニツト30が下方に
揺動して格納される。
なお、図中の62はモータ4の起動・停止用の
プツシユオン・プツシユオフ式スイツチノブ、6
3はこのスイツチノブ62のオン位置への押込み
を阻止するためのロツク用ノブ、64は充電時に
点灯されるランプである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気かみそりの一部切欠
き正面図、第2図は一部切欠き側面図、第3図は
前方からの全体外観図、第4図は後方からの全体
外観図、第5図は分解斜視図、第6図および第7
図はそれぞれくし刃ユニツトの出退構造を示す要
部の側面図であり、第6図は非使用時の状態を、
第7図は使用時の状態をそれぞれ示している。第
8図はきわ剃りケースの上下スライド構造を示す
正面図である。 1……本体ケース、4……モータ、6……かみ
そりユニツト、10……内刃、30……くし刃ユ
ニツト、31……きわ剃りケース、33……固定
くし刃、34……可動くし刃、49……振動子、
50……薄肉脚、54……係合突起、56……貫
通孔、56a……貫通孔の上部、56b……貫通
孔の下部、57……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1の上部に往復振動型のかみそりユ
    ニツト6を装着し、かみそりユニツト6の内刃1
    0を駆動する振動子11およびこれを駆動するモ
    ータ4を本体ケース1に内装し、本体ケース1の
    後面外部にはきわ剃りケース31を、上方に移行
    した使用位置と下方に移行した非使用位置とに亘
    つて上下スライド自在に取付け、きわ剃りケース
    31には固定くし刃33と可動くし刃34からな
    るくし刃ユニツト30を出退自在に備え、きわ剃
    りケース31の上下スライドに連動してくし刃ユ
    ニツト30が出退されるべく構成し、きわ剃りケ
    ース31内には薄肉脚50,50を介して左右動
    する可動くし刃駆動用の振動子49を設け、この
    振動子49の前部に設けた係合突起54を、本体
    ケース1の後面に形成した貫通孔56を通つて本
    体ケース1内に突入させ、きわ剃りケース31が
    上方使用位置にあるときにのみ、かみそりユニツ
    ト用の振動子11に設けた突起57に、くし刃ユ
    ニツト用振動子49の係合突起54が係合するよ
    う構成した電気かみそりにおいて、前記貫通孔5
    6の上部56aが係合突起54の左右動を許す広
    幅に、貫通孔56の下部56bが係合突起54を
    左右動の中央位置に案内保持する小幅に形成され
    ていることを特徴とする電気かみそり。
JP10068385U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0214744Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10068385U JPH0214744Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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Publication Number Publication Date
JPS6210879U JPS6210879U (ja) 1987-01-23
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