JPS6117725Y2 - - Google Patents

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JPS6117725Y2
JPS6117725Y2 JP19870981U JP19870981U JPS6117725Y2 JP S6117725 Y2 JPS6117725 Y2 JP S6117725Y2 JP 19870981 U JP19870981 U JP 19870981U JP 19870981 U JP19870981 U JP 19870981U JP S6117725 Y2 JPS6117725 Y2 JP S6117725Y2
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JP
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button
switch knob
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lock release
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JP19870981U
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JPS5898069U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスライド操作自在なスイツチノブを有
する電気かみそりに係り、より詳しくはスイツチ
ノブのインターロツク用装置の改良に関する。
従来、この種の電気かみそりにおけるスイツチ
ノブのインターロツク装置は、スイツチノブに装
着したロツク解除ボタンを押込み操作し、この操
作でスイツチノブに連設したインターロツク用ア
ームを弾性変形さて本体ケース内部の係合部との
係合を外すことでロツク解除を行ない、引続くス
イツチノブのスライド操作で電源をオンするよう
に構成されている。しかし本体ケース内に配備さ
れるインターロツク用アームと、本体ケース外に
装着されるロツク解除ボタンとは一体に連結した
構造となつている。このため、組付けに際し他の
部品の組付けとの関係からロツク解除ボタンの組
付け手順が決められてしまい、全体的な組付け手
順に融通がとりにくくなるという難点があつた。
この考案は、かかる事実に着目して、スイツチ
ノブに対するロツク解除ボタンの取着手段に工夫
を凝らすことによつて、ロツク解除ボタンの後組
みを可能にし、全体的な組付手順に大きい融通性
を与えることができるようにするとともに、この
ボタンの組付けが容易に行なえるようにすること
を目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
図面は充電池式の電気かみそりを例示してお
り、これらの本体ケース1の上端には内刃2と、
これ一定の小ストロークをもつて左右横方向に高
速で往復振動させる駆動機構3と、バリカン型の
固定刃及び可動刃を有する際剃ブロツク4とが装
着され、かつ前記内刃2が摺接する多孔スクリー
ン状の外刃5を保持した外刃ホルダー6が着脱自
在に装着されている。
内刃駆動機構3は、モータ出力軸7にバランス
ウエイト8を固着し、このウエイト8に植設した
偏心ピン9を振動子10に係合してこれを左右に
振動させるように構成したものであり、前記内刃
2のホルダー11が振動子10から立設したピン
12に連結されている。また、この振動子10の
前面には際剃ブロツク駆動用の二叉状突起13が
連設されている。
際剃ブロツク4は、外刃ホルダー6の前面切欠
きに臨んで本体ケース1に左右ピン14を介して
揺動自在に枢支されており、第2図中の仮想線で
示すように、左右のピン14を中心に略90度前方
に突出し、この突出状態においてのみ、際剃ブロ
ツク4の上部に装備された可動刃駆動用舌片15
がケース内方に変位して前記二叉状突起13に係
合されて、際剃ブロツク4が往復駆動される。
また本体ケース1の内部には充電池16、これ
によつて駆動される電動モータ(図示せず)、充
電用並びにモータ駆動用の電気回路が装備され、
かつ本体ケース1の前面には上中下3位置にスラ
イド操作自在なスイツチノブ17が装備されてい
る。
このスイツチノブ17は、下端がオフ位置にな
つていて、これから1段上げると内装モータが通
電されて内刃駆動機構3が起動され、引続きもう
一段押上げると内刃駆動のままで際剃ブロツク4
が前方に突出する。
第2図において、前記スイツチノブ17の内面
には左右一対の連結ピン18が突設されていて、
これが本体ケース1の前壁に形成した左右一対の
内外貫通孔19を通つてケース内に突入し、その
突入先端がケース内に配備したスイツチ操作片2
0の連結孔21に係入してカシメ付け固定されて
いる。第3図においてこのスイツチ操作片20に
は、弾性変形可能な左右一対の位置決め用アーム
22が下縁側に、本体ケース1の内外方向と一致
する前後方向に弾性変形可能な左右一対のインタ
ーロツク用アーム23が上縁側にそれぞれ連設さ
れている。
各位置決め用アーム22はケース内面に突設し
た上下一対の突起24との接当及びのり越えによ
つて操作片20及びこれと一体移動するスイツチ
ノブ17を上中下3位置に位置決め規制する。
また、各インターロツク用アーム23は操作片
20が最下端位置にあるとき、内外貫通孔19の
両脇に突設した係合部25の下縁にそれぞれ接当
係合して、操作片20の上方移行を阻止する。
スイツチノブ17にはロツク解除ボタン26が
装備され、これから突設したピン27が内外貫通
孔を通してインターロツク用アーム23の先端に
臨み、ロツク解除ボタン26をケース内方に押込
むと、ピン27がインターロツク用アーム23を
後方(内方)に押圧弾性変形させて係合部25か
ら外し、スイツチノブ17のロツクを解除する。
第4図においてスイツチノブ17は上縁近くに
横長矩形状のボタン装着孔41を有する扁平なプ
ラスチツク部材からなつており、そのボタン装着
孔41のノブスライド方向での対向する孔縁、つ
まり長辺の孔縁の内部に係止段部42,43を有
する。またロツク解除ボタン26もプラスチツク
材で形成され、その長辺外縁には前記係止段部4
2,43に係合する小さい抜止鍔44,45が長
辺外縁の中央側において部分的に突設されてい
る。ボタン26の中央には透孔46が形成されて
いて、ここにゴム等の柔軟弾性材からなる滑止材
47を前面突出状に一体に埋め込んである。その
滑止材47はスイツチノブ17のスライド操作時
における指のすべり止めになるとともに、スイツ
チノブ17を下向きにして本体ケース1を載置し
たときの緩衝作用をする。そしてこのボタン26
は、先に下側外縁の抜止鍔44をボタン装着孔4
1の下側の係止段部42に係合させた状態で、ボ
タン上部を強く押込めば滑止材47の容易な変形
を介してボタン上辺が少し弾性変形して上側の抜
止鍔45が上側の係止段部43に係合する。これ
にて解除ロツクボタン26は、上下の係止鍔4
5,44がボタン装着孔41の上下の孔縁と本体
ケース1の前壁外表面との間の間隙に係入し、ボ
タン装着孔41に対し出没自在にかつ抜止め状に
装着される。なお、ロツク解除ボタン26を前記
のようにスイツチノブ17の外方からボタン装着
孔41に嵌込むとき、スイツチノブ17のボタン
装着孔41の細い上縁部48を多少上方に弾性変
形させることによつても嵌込みが容易になる。
また第3図において、本体ケース1の内部には
プレート状の際剃ブロツク出退操作部材30が上
下動自在に装備され、この部材30から上方に延
出したアーム31の先端フツク部31aが際剃ブ
ロツク4の側端リブ32の上縁に係止され、操作
部材30を下方に引下げることによつて際剃ブロ
ツク4が前方に振り上げ突出できるようになつて
いる。
この出退操作部材30は、本体ケース1にピン
33を介して枢着した天秤アーム34の一端にピ
ン係合35され、かつこの天秤アーム34の他端
に、前記操作片20から連設した接当アーム36
の先端が対向している。しかるときは操作片20
が1段押上げ変位された状態では接当アーム36
のフツク状先端が天秤アーム34の他端に形成し
た切欠き凹部37に係入し、引続く2段目の押上
げ操作で天秤アーム34が時計方向に回動され、
これによつて操作部材30が引下げられて際剃ブ
ロツク4が突出される。また、操作片20を1段
目まで押下げると、接当アーム36のフツク状先
端が切欠き凹部37に係止されて天秤アーム34
が時計方向に復帰回動され、これで際剃ブロツク
4が退入するしくみになつている。
また、出退操作部材30の側縁には係合凹部3
8が形成されていて、この凹部38に対向する突
起39を有する操作ノブ40が本体ケース1の側
壁部の外表面に上下スライド自在に装着されてい
る。
このノブ40の突起39は常態では凹部38か
ら外れた位置にあり、ノブ40が手指で押されて
内方に変形すると突起39が凹部38に係入す
る。従つて、スイツチノブ17を2段目操作にて
際剃ブロツク4を突出操作したときには操作ノブ
40は動かず、スイツチノブ17をオフ位置にし
たままで操作ノブ40を押下げることによつて、
非駆動状態で際剃ブロツク4を直接に突出操作で
きる。
以上説明したように、この考案の電気かみそり
は、ロツク解除ボタン26の対向側縁に形成した
小さい抜止鍔45,46を、スイツチノブ17の
ボタン装着孔41の孔縁と本体ケース1の外表面
との間の間隙に係入させることでもつて該ボタン
26のボタン装着孔41からの抜止めを講じると
ともに、外方からボタン装着孔41に嵌込み自在
とするものであるから、このロツク解除ボタン2
6を任意の時期に後組みすることが可能となり、
全体としての組付手順に融通がとれて能率のよい
所望の手順での組付けが行なえる。またこのロツ
ク解除ボタン26は全体の組付け後でも取外すこ
とが可能であるため、色変更の場合などに、その
交換も簡単に行なえる。
更に、このロツク解除ボタン26のほぼ中央に
透孔46を大きく開口してこれを柔軟弾性材から
なる滑止材47で一体に埋め合わしてあるので、
スイツチノブ17のスライド操作時の指すべり止
めなどに役立つばかりか、このボタン26これ自
体の弾性変形が可能となつてボタン装着孔41へ
の外方からの嵌込みがスイツチノブ17の弾性変
形に依存することなく、容易に行なえる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電気かみそりの一例を
示す全体斜視図、第2図はその一部を切欠いた側
面図、第3図はその一部を切欠いた背面図、第4
図はスイツチノブの分解斜視図、第5図はロツク
解除ボタンの断面図である。 1……本体ケース、17……スイツチノブ、1
9……内外貫通孔、23……インターロツク用ア
ーム、25……係合部、26……ロツク解除ボタ
ン、27……ピン、41……ボタン装着孔、46
……透孔、47……滑止材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1の内外貫通孔19を有する外表面
    一部に、スライド操作自在なスイツチノブ17を
    装着し、本体ケース1の内部には係合部25と、
    前記スイツチノブ17と一体移動しかつ本体ケー
    ス内外方向と同方向に弾性変形可能なインターロ
    ツク用アーム23とを設けるとともに、インター
    ロツク用アーム23を前記係合部25に接当係合
    させてスイツチノブ17の移動を常態においてロ
    ツクし、スイツチノブ17に開口せるボタン装着
    孔41にロツク解除ボタン26を本体ケース内外
    方向に出没自在に装着し、該ロツクボタン26の
    押込み操作に伴いインターロツク用アーム23を
    本体ケース内部方向に弾性変形させて該アーム2
    3と係合部25との係合を解除するようにしたス
    イツチノブ17のインターロツク装置を有する電
    気かみそりにおいて、ロツク解除ボタン26は、
    このほぼ中央に開口せる透孔46を柔軟弾性材か
    らなる滑止材47で一体に埋め、かつこのボタン
    26の対向側縁に、ボタン装着孔41の孔縁と本
    体ケース1の外表面との間の間隙に係入する小さ
    い抜止め鍔44,45を有するとともに、該ボタ
    ン26の内面に、前記押込み操作に伴いインター
    ロツク用アーム23を本体ケース内部方向に押圧
    し弾性変形させるピン27を、前記内外貫通孔1
    9を通してインターロツク用アーム23に臨むよ
    う突設してなり、ロツク解除ボタン26がスイツ
    チノブ17の外方からボタン装着孔41に嵌入係
    止できるようにしたことを特徴とする電気かみそ
    り。
JP19870981U 1981-12-24 1981-12-24 電気かみそり Granted JPS5898069U (ja)

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JP19870981U JPS5898069U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 電気かみそり

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JP19870981U JPS5898069U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 電気かみそり

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Publication Number Publication Date
JPS5898069U JPS5898069U (ja) 1983-07-04
JPS6117725Y2 true JPS6117725Y2 (ja) 1986-05-30

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JP19870981U Granted JPS5898069U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 電気かみそり

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