JP3454605B2 - 電気かみそり - Google Patents
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Description
に、往復運動する内刃を内蔵している電気かみそりに関
する。 【0002】 【従来の技術】電気かみそりは、刃を広い面積で肌に接
触させることによって、効率の良いひげ剃りができる。
刃と肌との接触面積を広くするためには、アーチ状に湾
曲する刃の曲率半径を大きくすればよい。曲率半径の大
きい刃は、接触面積が広いために単位面積当たりの接触
圧が小さくなるので、肌触りをソフトにできる特長はあ
るが、その反面、深剃りができない欠点がある。 【0003】一方、深剃りを実現するためには、刃の曲
率半径を小さくすればよいが、曲率半径を小さくする
と、接触面積が減少してしまって、今度は逆にひげ剃り
の効率が低下したり、肌触りをソフトにできない欠点が
ある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、深剃りを実現
しながら、ひげ剃りの効率を低下しないように、曲率半
径の小さい刃を複数列並べた二連刃や、三連刃を持った
電気かみそりが知られている。二連刃や、三連刃を持っ
た電気かみそりは、個々の刃の曲率半径を小さくするこ
とによって、深剃りを実現し、そして、刃を複数列備え
ることによって刃との接触面積の増大を図り、ひげ剃り
の効率を向上させている。しかしながら、従来の二連刃
や、三連刃を持った電気かみそりは、各列の刃が直線状
となって、この直線状の刃が二列または三列並べられて
いる。このため、各列において、肌と接触する領域は、
直線状の刃の全長の内、ごく一部分だけである。すなわ
ち、顔などのひげの生えている部分は曲面で構成されて
いるから、いくら直線状の刃を肌に押し付けても、直線
状の刃が曲面の肌に当てられることはない。このよう
に、従来の二連刃や、三連刃を持った電気かみそりにお
いては、接触面積を向上させるには限界があった。 【0005】本発明はこの欠点を防止することを目的に
開発されたもので、本発明の大切な目的は、刃を広い面
積で肌に接触して効率よくひげ剃りできる電気かみそり
を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、前述の目的を達成するために下記の構成を備える。
電気かみそりは、アーチ状に湾曲された網刃1Aを有す
る外刃1と、この外刃1が上下方向に移動できるように
取り付けられている外刃ケース3と、外刃1の内面に弾
性的に押圧される内刃6と、この内刃6が連結されてい
る内刃台11と、内刃台11に連結されて内刃6を往復
運動させる駆動機構とを備える。 【0007】さらに、本発明の電気かみそりは、下記の
独得の構成を有する外刃と内刃を備えている。 (a) 1列の外刃1と内刃6は、長手方向の途中で分
割されて、複数個の外刃ユニット1Eと各外刃ユニット
1E毎に対応した内刃ユニット6Eとを備えている。 (b) 内刃ユニット6Eは、外刃ユニット1Eの内面
に摺動自在に配設されている。 (c) 外刃ユニット1Eは、それぞれが独立して、上
下方向に移動できるように外刃ケース3に取り付けられ
ている。 (d) それぞれの内刃ユニット6Eが、独立して外刃
ユニット1Eに向かって移動自在に内刃台11に取り付
けられている。 【0008】 【作用】本発明の電気かみそりは、図1に示すように、
1列の外刃1と内刃6を複数に分割している。この電気
かみそりが肌に接触されると、それぞれの外刃1は独立
して肌に押圧される。図1に示すように、中央凸に湾曲
する肌に接触する外刃1は、中央凹になる形状に、すな
わち、両側の外刃1が肌の接線方向を向く方向に変形さ
れて、広い面積で接触する。本発明の電気かみそりは、
独立して出入りするそれぞれの外刃1が、肌の立体曲面
に沿う方向に移動して、効率よくひげ剃りできる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための電気かみそりを例示するものであっ
て、本発明は電気かみそりを下記の構造に特定しない。 【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。 【0011】図1ないし図4に示す電気かみそりは、三
連の外刃1と、この外刃1を脱着自在に装着している外
刃ケース3と、外刃ケース3を脱着自在に装着している
外刃枠4と、外刃1の内面に押圧されて摺動される三連
の内刃6と、この内刃6が連結されている内刃台11
と、内刃台11を往復運動させる駆動機構とを備える。 【0012】三連の外刃1と内刃6は、図2に示すよう
に、中央の外刃1を除く、両側の2列の外刃を二つの外
刃ユニット1Eに、この外刃ユニット1Eの内面を摺動
する内刃を二つの内刃ユニット6Eに2分割している。
2分割された両側の外刃ユニット1Eの全長は、中央の
外刃1の約半分の長さとなっている。外刃1と外刃ユニ
ット1Eは、図3に示すように、それぞれが独立して外
刃ケース3に出入りできるように取り付けられている。 【0013】外刃1と外刃ユニット1Eは、図3に示す
ように、プラスチック製のホルダー1Bに、網刃1Aを
固定したものである。薄い金属板である網刃1Aは、ア
ーチ状に湾曲されてホルダー1Bに固定される。ホルダ
ー1Bは、硬質のプラスチックを、上下を開口した長方
形の角筒状に成形したものである。 【0014】外刃ユニット1Eのホルダー1Bは、下面
から突出して両端部分に弾性変形部1Cを一体成形して
いる。弾性変形部1Cは、外刃1を弾性的に押し出す部
材である。弾性変形部1Cはロッド状で、ホルダー1B
の中央から両端に向かって下り勾配に突出している。こ
の図に示すように、両端部分に弾性変形部1Cを設けた
ホルダー1Bは、二つの弾性変形部1Cで外刃1を上下
方向に移動でき、また左右に傾斜できる特長がある。 【0015】弾性変形部1Cは、先端で外刃枠4の開口
窓側壁4Aの上面を押圧して、外刃1を肌の方向に押し
出す。したがって、弾性変形部1Cは、外刃ユニット1
Eが外刃枠4に装着された状態で、外刃ケース3を通過
して下方に突出して外刃枠4の開口窓側壁4Aの上面を
押圧する位置に設けられる。 【0016】中央の外刃1は、弾性変形部によらず、端
部スプリング16を介して肌に向かって押し出される。
端部スプリング16はコイルスプリングである。中央の
外刃1のホルダー1Bは、端部スプリング16で押し出
されるので、弾性変形部を設ける必要がない。端部スプ
リング16は、大きなストロークで、弾性変形部よりも
弱い押圧力で中央の外刃1を肌に押圧する。中央の外刃
1を両側よりも軽く肌に押圧する電気かみそりは、肌に
直角に近い状態であてると、中央の外刃1が、両側の外
刃1と同一平面になるまで深く沈み、両側の外刃1と中
央の外刃ユニット1Eの全てを快適に肌に押圧できる。 【0017】両側の外刃ユニット1Eは、外刃ケース3
に上下に移動できるように装着される。したがって、外
刃ユニット1Eはホルダー1Bの両端面に上下スリット
9を設けている。上下スリット9には、外刃ケース3の
内面と、中間壁20の両面に突出しているガイド突起1
0が案内される。図3に示す外刃ケース3は、両側に位
置する側壁の中央に位置して、内側に突出する中間壁2
0を設けている。中間壁20の両面には、全長が中央の
外刃1の半分である外刃ユニット1Eの、上下スリット
9を案内する二つのガイド突起10を一体成形してい
る。中間壁20は、外刃ケース3の中央部を除く両側に
設けられている。中間壁20は、外刃ユニット1Eの幅
にほぼ等しく、外刃ケース3の中央部では外刃1を取り
付けるための開口部としている。外刃ユニット1Eは、
上下スリット9とガイド突起10とを介して上下に移動
できるように、外刃ケース3に装着される。外刃ユニッ
ト1Eが上下に移動すると、ガイド突起10は上下スリ
ット9内を上下に移動する。 【0018】中央の外刃1は、外刃ケース3の中間台3
Cを介して上下に移動できるように、外刃ケース3に装
着される。図3の外刃ケース3は、中央の外刃1を連結
するために中間台3Cを備えている。中央の外刃1は、
端部スプリング16に押し出される状態で、中間台3C
に、上下に移動できるように装着されている。中間台3
Cは、外刃ケース3に上下に移動できない状態で連結さ
れる。中央の外刃1を外刃ケース3の中間台3Cに連結
する構造は、両側の外刃ユニット1Eを外刃ケース3に
連結するのと同じようになっている。すなわち、外刃1
のホルダー1Bの両端に上下スリット9を設け、この上
下スリット9に挿入されるガイド突起12を中間台3C
に設け、ガイド突起12を上下スリット9に摺動させて
外刃1を上下に移動させる。 【0019】中間台3Cは、外刃ケース3の内面に設け
られた連結筒3Dに挿入されて外刃ケース3に連結され
る。連結筒3Dの下端には、挿入する中間台3Cの係止
孔14に引っかける係止突起13があり、係止突起13
で中間台3Cが抜けるのを防止している。 【0020】ケース3は、図5に示す構造で、外刃枠4
に脱着自在に装着される。外刃ケース3は、引掛片3A
を凹部である引掛部4Bに引っかけて、外刃枠4に脱着
自在に装着される。引掛片3Aは、外刃ケース3の両端
面から突起して下から上に延長して設けられている。引
掛片3Aは内面に弾性金属板3Bを内蔵して弾性変形で
きるようになっている。引掛片3Aは上端の幅を広くし
て、図3に示すようにT字状としている。外刃枠4は、
外刃ケース3を装着した状態で、図5の断面図に示すよ
うに、引掛片3Aを引っかける位置に引掛部4Bを設け
ている。外刃ケース3を外刃枠4に装着すると、引掛片
3Aが引掛部4Bに案内されて外刃枠4に装着される。 【0021】外刃ケース3を外刃枠4から外すために、
外刃枠4の引掛部4Bには、脱着ツマミ15を配設して
いる。脱着ツマミ15は、弾性変形するプラスチックで
全体の形状を板状に成形している。脱着ツマミ15は、
上部を弾性変形できるように、下端部をケース8に固定
している(図示せず)。脱着ツマミ15の上部には、T
字状に形成された引掛片3Aの両端を押圧する押圧ロッ
ド15Aを一体成形している。さらに、脱着ツマミ15
は、外刃枠4の外部に突出する押ボタン15Bを一体成
形している。押ボタン15Bは、外刃枠4の貫通孔に出
入りできるよう挿入されている。外刃ケース3を外刃枠
4から外すときに、押ボタン15Bが押される。押ボタ
ン15Bが押されると、押圧ロッド15Aが引掛片3A
を引掛部4Bから押し出して、外刃ケース3と外刃枠4
の引っかけ状態が解除されて、外刃枠4から引き出され
る。 【0022】外刃枠4は図6に示すように、外刃ケース
3をほとんど隙間なく装着するための開口窓を有する。
開口窓は、側壁の上面を外刃1の下端面に位置させてい
る。開口窓側壁4Aの上面の厚さは、ホルダー1Bに設
けた弾性変形部1Cを押圧できるように設計されてい
る。ホルダー1Bはケースの一部を構成するので、好ま
しくは金属製とされる。図6に示す電気かみそりは、外
刃枠4を脱着自在に電気かみそりの本体に装着している
が、外刃枠4は電気かみそり本体と一体構造とすること
もできる。 【0023】図3に示す電気かみそりの外刃1と、外刃
ケース3と、外刃枠4とは、下記のようにして組み立て
られる。 中央の外刃1を中間台3Cに装着する。外刃1は、
上下スリット9をガイド突起12に案内して中間台3C
に装着される。 外刃ユニット1Eと、外刃1を装着している中間台
3Cとを外刃ケース3に平行に並べて装着する。外刃ユ
ニット1Eは、ホルダー1Bに設けられた上下スリット
9と、外刃ケース3および中間壁20に設けられたガイ
ド突起10とを介して、外刃ケース3に装着される。中
間台3Cは、外刃ケース3の連結筒3Dに挿入して連結
される。 外刃1と外刃ユニット1Eとを装着した外刃ケース
3を、外刃枠4の開口窓に装着する。外刃枠4に装着さ
れた外刃ケース3は、引掛片3Aを引掛部4Bに挿入し
て、簡単に外れない状態で外刃枠4に装着される。 【0024】この状態で、外刃枠4に装着された外刃ユ
ニット1Eは、弾性変形部1Cで開口窓側壁4Aの上面
を弾性的に押圧する。開口窓側壁4Aを押圧する弾性変
形部1Cの反作用で、外刃ユニット1Eは、弾性的に押
し上げられる状態で、外刃ケース3に装着される。した
がって、電気かみそりを使用するときに、外刃ユニット
1Eと外刃1を皮膚に押圧すると、外刃ユニット1Eと
外刃1は、それぞれが独立して、弾性的に皮膚に押圧さ
れ皮膚面の形状に合わせて接触するので、効率よくひげ
剃りができる。 【0025】外刃枠4に装着された外刃ケース3は、下
記のようにして外刃枠4から外すことができる。 図5に示す脱着ツマミ15の押ボタン15Bを押
す。 押ボタン15Bが押されると、脱着ツマミ15が弾
性変形して、上部が外刃枠4の内側に押し込まれる。 脱着ツマミ15の押圧ロッド15Aが、T字状の引
掛片3Aの上端を押して、引掛部4Bから押し出す。 引掛片3Aが引掛部4Bから押し出されると、外刃
ケース3の引掛片3Aと外刃枠4の引掛部4Bとの係止
状態が解除されて、外刃ケース3は外刃枠4から外され
る。 さらに外刃1と外刃ユニット1Eを外刃ケース3か
ら外すときは、以下のようにする。外刃1と外刃ユニッ
ト1Eを多少強く引っ張ると、ホルダー1Bと外刃ケー
ス3、中間台3Cが多少変形して、外刃ケース3のガイ
ド突起10、あるいは中間台3Cのガイド突起12が、
ホルダー1Bの上下スリット9から外れる。このため、
外刃ユニット1Eと外刃1を外刃ケース3から引き出す
ことができる。 【0026】内刃6を図6ないし図9に示す。これ等の
図に示す内刃6は、両側に内刃ユニット6Eを、中央に
長い内刃6を備える。内刃ユニット6Eは、1列の内刃
6を横に2分割したものである。したがって内刃ユニッ
ト6Eは、中央の内刃6の約半分の全長をしている。正
確には、内刃ユニット6Eの全長は、中央の内刃6の半
分よりは多少短くなる。往復運動するときに、内刃ユニ
ット6Eが外刃ユニット1Eの両端面に当たらないよう
に、内刃ユニット6Eの間に隙間を設けるからである。
4個の内刃ユニット6Eが、中央の内刃6の両側に位置
して、内刃台11に連結される。 【0027】内刃台11は、図2と図6に示すように、
ケース8に内蔵される駆動機構によって往復運動され
る。駆動機構は、内刃台11を連結する振動台17と、
この振動台17を往復運動させるモーター7と、モータ
ー7の回転運動を往復運動に変換して振動台17を往復
運動させる変換機構とを備える。変換機構は、モーター
7の回転軸に固定されるカム軸19と、このカム軸19
の偏心軸を振動台17に連結するコンロッド18とで構
成される。この構造の駆動機構は、モーター7でカム軸
19を回転させ、カム軸19の偏心軸の回転運動をコン
ロッド18で往復運動に変換して振動台17を往復運動
させる。振動台17の中央には、内刃台11の連結ロッ
ドを連結する孔が垂直に開口されている。振動台17の
孔に内刃台11の連結ロッドを挿入して、内刃台11は
振動台17に連結される。 【0028】本発明は電気かみそりに関するものである
が、外刃と内刃を横に分割することを特徴とするもので
ある。したがって、内刃を往復運動させる機構について
は、従来の電気かみそりの構造をそのまま使用でき、あ
るいはこれから開発される構造とすることができる。 【0029】内刃6と内刃ユニット6Eは、複数枚の刃
板6Bを平行に並べてプラスチックにインサートして製
造している。刃板6Bは薄い金属板である。刃板6Bの
上端縁は、外刃1の網刃1Aの内面に接触して摺動す
る。このため、刃板6Bの上端縁は、外刃1の網刃1A
に沿う湾曲形状となっている。刃板6Bをインサートし
ているプラスチック製の本体部は、図9に示すように対
向して平行に配設されている平行板6Cの内側に、一対
の連結支柱6Dを一体成形している。連結支柱6Dは、
内刃台11の垂直筒11Bに挿入して連結される。 【0030】内刃ユニット6Eを弾性的に押し出す押出
スプリング5は、連結支柱6Dの間に挿入される。連結
支柱6Dの内面の間隔は、押出スプリング5の外径より
も多少広く設計されている。図9に示す連結支柱6D
は、対向面である内側を、押出スプリング5の表面に沿
うように、中央をくぼませる凹面状に湾曲させている。
内刃6の連結支柱6Dは、内刃台11の垂直筒11Bの
上部に挿入されるので、外側の間隔を垂直筒11Bの内
側間隔より小さく設計されている。 【0031】内刃6を弾性的に押し出すのは垂直筒11
Bに連結された伸縮台11Aであり、伸縮台11Aの上
部に、連結支柱6Dは連結される。内刃6の連結支柱6
Dは、内刃台11の垂直筒11Bに連結された伸縮台1
1Aの上部に挿入されるので、外側の間隔を伸縮台11
Aの内側間隔にほぼ等しく設計されている。伸縮台11
Aを弾性的に押し出す突出スプリング2は、垂直筒11
Bと伸縮台11Aの間に配設される。 【0032】さらに平行板6Cは、内面に突出する係止
部6Aを下端に設けている。係止部6Aは、内刃6と内
刃ユニット6Eを内刃台11に連結したときに、内刃台
11から簡単に外れるのを阻止する係止部材である。係
止部6Aは、平行板6Cの中央に位置してその下端部に
一体成形して設けられている。さらに、図9の係止部6
Aは、内刃台11にスムーズに挿入して引っかけられる
ように、対向面をテーパー面とするフック状に成形して
いる。係止部6Aは、内刃6と内刃ユニット6Eを内刃
台11に連結したときに、垂直筒11B、あるいは伸縮
台11Aの係止窓11dに案内されて、内刃6と内刃ユ
ニット6Eが内刃台11から外れるのを防止する。平行
板6Cと連結支柱6Dとを、内刃台11の垂直筒11
B、あるいは伸縮台11Aに挿入して連結するとき、平
行板6Cが弾性変形してその間隔が多少広がって、係止
部6Aが係止窓11dに案内される。係止部6Aが係止
窓11dに案内されると、平行板6Cの間隔は狭くなっ
て、係止部6Aが係止窓11dに引っかかる。 【0033】平行板6Cは、内刃台11の垂直筒11
B、あるいは伸縮台11Aの外側に、連結支柱6Dは伸
縮台11A、垂直筒11Bの内側に挿入されるので、平
行板6Cと連結支柱6Dとの間には、内刃台11の伸縮
台11A、垂直筒11Bを挿入できる隙間を設けてい
る。 【0034】内刃6と内刃ユニット6Eは、内刃台11
に連結される。4個の内刃ユニット6Eは直接に内刃台
11に連結され、内刃6は伸縮台11Aを介して内刃台
11に連結される。内刃台11は、中央の内刃6と、両
側の内刃ユニット6Eを連結する5つの垂直筒11Bを
有する。内刃台11は、中央に内刃6を連結する垂直筒
11Bを有し、両側の分岐路の両端に内刃ユニット6E
を連結する垂直筒11Bを備える。分岐路の両端に設け
られた垂直筒11Bは、ここに連結する内刃ユニット6
Eが、外刃ユニット1Eの内部で往復運動できる位置に
配設される。 【0035】内刃6を連結する伸縮台11Aは、図8に
示すように、コイルスプリングである突出スプリング2
に押されて上下に移動できるように、内刃台11の垂直
筒11Bに連結されている。 【0036】内刃ユニット6Eを連結する垂直筒11B
は、内側の底部に押出スプリング5を位置決めする挿入
ロッド11Cを設けている。挿入ロッド11Cは、図8
と図9に示すように、その表面から突出して、押出スプ
リング5を引っかける係止凸部11fを一体成形してい
る。係止凸部11fは、螺旋状に巻かれている押出スプ
リング5の線間に突出して押出スプリング5を引っかけ
るものである。したがって、係止凸部11fは、押出ス
プリング5の線間に挿入される幅に設計されている。係
止凸部11fは、押出スプリング5の下端を引っかけ
て、内刃ユニット6Eを内刃台11から外したときに、
押出スプリング5が挿入ロッド11Cから抜け出るのを
防止する。ただし、押出スプリング5を強く引っ張り、
あるいは押出スプリング5を回転させながら引っ張る
と、押出スプリング5が変形し、あるいは、螺旋状の押
出スプリング5が係止凸部11fから抜け出して、押出
スプリング5を外すことができる。 【0037】内刃6を連結する、図8において中央の垂
直筒11Bにも、突出スプリング2を位置決めする挿入
ロッド11Cを内側の底部に設けている。挿入ロッド1
1Cは、図8に示すように、その表面から突出して、突
出スプリング2を引っかける係止凸部11fを一体成形
している。係止凸部11fは、螺旋状に巻かれている突
出スプリング2の線間に突出して突出スプリング2を引
っかける。係止凸部11fは、突出スプリング2の線間
に挿入される幅に設計されている。係止凸部11fは、
突出スプリング2の下端を引っかけて、内刃6を内刃台
11から外したときに、突出スプリング2が挿入ロッド
11Cから抜け出るのを防止する。ただし、突出スプリ
ング2を強く引っ張り、あるいは突出スプリング2を回
転させながら引っ張ると、突出スプリング2が弾性変形
し、あるいは、螺旋状の突出スプリング2が係止凸部1
1fから抜け出して、突出スプリング2を外すことがで
きる。 【0038】図8と図9に示すように、左右の垂直筒1
1Bの底面には、係止凸部11fの下方に位置して窓1
1gを開口している。係止凸部11fは、窓11gの上
方に位置して、挿入ロッド11Cの片側に設けられてい
る。この構造の内刃台11は、垂直筒11Bと挿入ロッ
ド11Cとをプラスチックで一体成形できる。挿入ロッ
ド11Cの係止凸部11fを成形する金型を、窓11g
から下方に型抜きできるからである。したがって、この
構造の内刃台は、プラスチックで簡単かつ安価に多量生
産できる。ただし、挿入ロッドと垂直筒とをプラスチッ
クや金属で別々のパーツとして製造して、挿入ロッドを
垂直筒の底部に固定するなら、垂直筒の底部に窓を開口
する必要はない。挿入ロッドと垂直筒とを別々のパーツ
とする内刃台は、挿入ロッドの全周に係止凸部を設ける
ことができる。挿入ロッドに設けられる係止凸部の上下
位置は、挿入ロッドに挿入される押出スプリングの下端
を引っかけられる位置に設計される。 【0039】内刃台11の垂直筒11Bは、装着した内
刃ユニット6Eの係止部6Aを引っかけて抜け出るのを
防止するために、側面に上下に延長してスリット状の係
止窓11dを開口している。係止窓11dには、内刃ユ
ニット6Eの係止部6Aが引っかけられ、内刃台11に
装着した内刃ユニット6Eが簡単に外れるのを防止す
る。ただし、内刃ユニット6Eを強く引っ張ると、内刃
ユニット6Eの係止部6Aが係止窓11dから抜け出し
て、内刃ユニット6Eを内刃台11から外すことができ
る。また係止窓11dは、電気かみそりを肌に押圧して
外刃が肌の立体曲面に沿って変形した場合にも、内刃ユ
ニット6Eが外刃の内面を摺動できるよう、内刃ユニッ
ト6Eが内刃台11に押し込まれる方向に移動できる役
目も果たす。さらに、係止窓11dの上端で、係止部6
Aを中心にして内刃ユニット6Eは左右に傾斜すること
もできる。 【0040】中央の垂直筒11Bに連結される伸縮台1
1Aは、装着した内刃6の係止部6Aを引っかけて抜け
出るのを防止するために、側面に係止窓11dを開口し
ている。係止窓11dには内刃6の係止部6Aが引っか
けられ、伸縮台11Aに装着した内刃6が簡単に外れる
のを防止する。ただし、内刃6を強く引っ張ると、内刃
6の係止部6Aが係止窓11dから抜け出して、内刃6
を内刃台11から外すことができる。また外刃の状態に
応じて、係止窓11dの上端で、係止部6Aを中心にし
て内刃6は左右に傾斜することもできる。 【0041】押出スプリング5は、内刃ユニット6Eを
弾性的に押し出している。押出スプリング5に押し出さ
れる内刃ユニット6Eは、外刃ユニット1Eの内面に弾
性的に押圧されて、外刃ユニット1Eを貫通するひげを
効率よく切断する。 【0042】突出スプリング2は、中央の内刃6を連結
する伸縮台11Aを弾性的に押し出している。突出スプ
リング2に押し出される内刃6は、外刃1の内面に弾性
的に押圧されて、外刃1を貫通するひげを効率よく切断
する。 【0043】この構造の電気かみそりは、下記のように
して内刃6を内刃台11に連結する。 内刃台11の垂直筒11Bに押出スプリング5を挿
入する。押出スプリング5は、挿入ロッド11Cに挿入
して回転させ、あるいは多少強く押し込む。そうすると
押出スプリング5の下端が、挿入ロッド11Cの係止凸
部11fに引っかかる。 【0044】 中央の垂直筒11Bに、突出スプリン
グ2を介して伸縮台11Aを挿入する。 伸縮台11Aの上端に内刃6を、伸縮台11Aを連
結していない両側の垂直筒11Bに内刃ユニット6Eを
連結する。内刃6を、伸縮台11Aと垂直筒11Bに連
結するとき、内刃6の平行板6Cが多少広がって、平行
板6Cの内側に設けた係止部6Aが垂直筒11Bの係止
窓11dに、あるいは伸縮台11Aの係止窓11dに案
内される。内刃台11に装着した内刃ユニット6Eは、
係止部6Aが垂直筒11Bに設けた係止窓11dの上端
に引っかかって内刃台11から外れない状態で連結され
る。中央の内刃6は、係止部6Aが伸縮台11Aに設け
た係止窓11dに引っかかって伸縮台11Aに外れない
ように連結される。この状態で、突出スプリング2は伸
縮台11Aを介して内刃6を弾性的に押し出し、押出ス
プリング5は内刃ユニット6Eを弾性的に押し出す。こ
のため、内刃6と内刃ユニット6Eの外側に、外刃1と
外刃ユニット1Eを装着すると、それぞれの内刃6と内
刃ユニット6Eは、外刃1と外刃ユニット1Eの内面に
弾性的に押圧される。 【0045】内刃と内刃ユニットを内刃台から外すとき
には、下記のようにする。 付着するひげ屑を掃除する場合等であれば、内刃
6、内刃ユニット6Eを多少強く引っ張って、内刃台1
1から外す。内刃6、内刃ユニット6Eを強く引っ張る
と、平行板6Cが変形して内刃6の係止部6Aが垂直筒
11B、伸縮筒11Aの係止窓11dから抜け出す。中
央の内刃6は、伸縮台11Aから外れ、両側の内刃ユニ
ット6Eは垂直筒11Bから外される。 【0046】 内刃6と内刃ユニット6Eを内刃台1
1から外しても、押出スプリング5は下端を挿入ロッド
11Cの係止部6Aに引っかけているので、内刃台11
から飛び出すことがない。 【0047】 清掃等した後、内刃6と内刃ユニット
6Eを内刃台11に装着して電気かみそりを使用する。 【0048】以上の電気かみそりは、三連の外刃があっ
て、両側の外刃を2分割している。ただ、本発明は電気
かみそりを三連に特定しない。図10に示すように、外
刃1を二連にして幅の狭い、いいかえると曲率半径の小
さい外刃を分割することもできる。また、図示しない
が、外刃を二連として、曲率半径の大きい外刃を二分割
することもできる。さらに、図11に示すように、外刃
1の曲率半径を同じにして、2列の外刃1を2分割する
こともできる。また、図12に示すように、外刃1を二
連にして曲率半径を同じとして、一方の外刃1を2分割
することもできる。さらにまた、図13に示すように、
両側に曲率半径の小さい外刃1を設け、1列を2分割す
ることもできる。また、図14に示すように、三連の外
刃1を設けて、1列の外刃1を3分割することもでき
る。さらに、図示しないが、1列の外刃を4つ以上に分
割することもできる。 【0049】 【発明の効果】本発明の電気かみそりは、外刃を広い面
積で肌に接触させて効率よくひげ剃りできる。とくに、
本発明の電気かみそりは、1列の外刃を複数の外刃ユニ
ットに分割し、分割した外刃ユニットが独立して肌に接
触するようにしている。このため、1列の外刃が肌の立
体曲面に沿って変形する。本発明の電気かみそりは、1
列の外刃を肌に広い面積で接触できるので、外刃の曲率
半径を小さくして接触面積を大きくできる。このため、
深剃りしてしかも効率よくひげ剃りできる特長がある。
従来の電気かみそりは、深剃りできるように外刃の曲率
半径を小さくすると、肌の接触面積が狭くなって、効率
よくひげ剃りできなくなり、さらに肌触りが悪くなる。
効率よくひげ剃りできるように、外刃の曲率半径を大き
くすると深剃りできなくなってしまう。深剃りできるこ
とと、効率よくひげ剃りできることは、互いに相反する
する特性で、両方を満足するのは難しい。本発明の電気
かみそりは、1列の外刃を独立して運動する複数の外刃
ユニットに分割することで、従来の問題点を解消するこ
とに成功したものである。
解斜視図 【図3】本発明の実施例の電気かみそりの要部を示す分
解斜視図 【図4】本発明の実施例の電気かみそりの平面図 【図5】外刃ケースを外刃枠から脱着する部分の断面図 【図6】本発明の実施例の電気かみそりの分解正面図 【図7】二連の内刃ユニットと一連の内刃と内刃台を示
す斜視図 【図8】図7に示す内刃と内刃台の一部断面側面図 【図9】図7に示す内刃と内刃台の斜視図 【図10】本発明の他の実施例の電気かみそりの平面図 【図11】本発明の他の実施例の電気かみそりの平面図 【図12】本発明の他の実施例の電気かみそりの平面図 【図13】本発明の他の実施例の電気かみそりの平面図 【図14】本発明の他の実施例の電気かみそりの平面図 【符号の説明】 1…外刃 1A…網刃 1B
…ホルダー 1C…弾性変形部 1E
…外刃ユニット 2…突出スプリング 3…外刃ケース 3A…引掛片 3B
…弾性金属板 3C…中間台 3D…連結筒 4…外刃枠 4A…開口窓側壁 4B
…引掛部 5…押出スプリング 6…内刃 6A…係止部 6B
…刃板 6C…平行板 6D…連結支柱 6E
…内刃ユニット 7…モーター 8…ケース 9…上下スリット 10…ガイド突起 11…内刃台 11A…伸縮台 11B…垂直筒 1
1C…挿入ロッド 11d…係止窓 11f…係止凸部 1
1g…窓 12…ガイド突起 13…係止突起 14…係止孔 15…脱着ツマミ 15A…押圧ロッド 1
5B…押ボタン 16…端部スプリング 17…振動台 18…コンロッド 19…カム軸 20…中間壁
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アーチ状に湾曲された網刃(1A)を有する
外刃(1)と、この外刃(1)が上下方向に移動できるように
取り付けられている外刃ケース(3)と、外刃(1)の内面に
弾性的に押圧される内刃(6)と、この内刃(6)が連結され
ている内刃台(11)と、内刃台(11)に連結されて内刃(6)
を往復運動させる駆動機構とを備え、外刃(1)と内刃(6)
が下記の構成を有することを特徴とする電気かみそり。 (a) 1列の外刃(1)と内刃(6)が長手方向の途中で分
割されて、複数個の外刃ユニット(1E)と、各外刃ユニッ
ト(1E)毎に対応した内刃ユニット(6E)とを備えている。 (b) 内刃ユニット(6E)は、外刃ユニット(1E)の内面
に摺動自在に配設されている。 (c) 外刃ユニット(1E)は、それぞれが独立して、上
下方向に移動できるように外刃ケース(3)に取り付けら
れている。 (d) それぞれの内刃ユニット(6E)が、独立して外刃
ユニット(1E)に向かって移動自在に内刃台(11)に取り付
けられている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13165595A JP3454605B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13165595A JP3454605B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08323059A JPH08323059A (ja) | 1996-12-10 |
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Family
ID=15063135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13165595A Expired - Fee Related JP3454605B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454605B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4893818B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2012-03-07 | パナソニック電工株式会社 | 電気かみそり |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13165595A patent/JP3454605B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08323059A (ja) | 1996-12-10 |
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