JP3351182B2 - 芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体 - Google Patents
芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体Info
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Description
れ、磁気記録媒体として好適に用いることができる芳香
族ポリアミドフィルムに関するものである。
テルフィルムに酸化物塗布型磁性層やメタル塗布型磁性
層を設けてなる磁気記録媒体が知られている。(例えば
特開昭61−26933、特開昭60−66319
等)。芳香族ポリアミドについては長手方向と幅方向の
ヤング率の異なるフィルムの磁気記録媒体への応用例が
特開昭62−62424に示されている。また、特開昭
55−41625には、パラ結合を主体とする核塩素置
換芳香族ポリアミドからなるフィルムが開示されている
が、高密度磁気記録媒体には剛性および伸度特性上必ず
しも十分なものとは言えないものであった。
屋外での使用の増加、あるいは小型化、記録時間の長時
間化の要請により、またコンピュ−タ−の外部メモリと
して使用するため、薄膜で過酷な条件での耐久性に優れ
た磁気記録媒体の要求が強くなってきている。
ベ−スあるいは芳香族ポリアミドベ−スからなる磁気記
録媒体では、常温、通常湿度下では問題ないが高温、高
湿度条件下で使用すると走行性や、出力特性が悪化した
り、また、繰り返し走行においてドロップアウトが発生
するという問題が出てきている。これは基材フィルムの
耐熱性、耐湿性が不十分であったり、表面性、走行性が
十分ではないためであると考えられる。
ミドが、剛性、耐熱性に優れ、高温高湿下、繰り返し走
行などの厳しい条件下でも走行性、出力特性の優れた磁
気記録媒体を与えることを見い出したものである。
記一般式(1)で示される基本構成単位を50モル%以
上、下記一般式(2)で示される基本構成単位を3モル
%以上30モル%未満含む芳香族ポリアミドフィルムで
あって、クロロホルムによる抽出物の重量分率が0.5
%以下であることを特徴とする芳香族ポリアミドフィル
ムである。
群より選ばれ、これらの芳香族環の水素原子の一部がハ
ロゲン基(特に塩素)、ニトロ基、炭素数1〜3のアル
キル基(特にメチル基)、炭素数1〜3のアルコキシ基
によって置換されていても良い。
ともいずれかは下記一般式(4)で示される群より選ば
れ、それ以外のAr3 あるいはAr4 は上記一般式
(3)で示される群より選ばれる。
O2−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、9,9
−フルオレニル基、−S−、−SO2−、−Si(C
H3)2 −から選ばれ、これらの芳香族環の水素原子の一
部がハロゲン基(特に塩素)、ニトロ基、炭素数1〜3
のアルキル基(特にメチル基)、炭素数1〜3のアルコ
キシ基によって置換されていても良い。
は、特性面からは上記一般式(1)で示される基本構成
単位が、全体の50モル%以上、好ましくは70モル%
以上を占める重合体である。すなわち、上記一般式
(1)で示される基本構成単位がポリマー中50モル%
以上であって、はじめて、剛性、耐熱性ともに十分なも
のとなる。50モル%より少ない場合には強度、剛性に
劣り、磁気記録媒体に適した薄いフィルムは得られな
い。また、熱収縮性も悪いものとなる。さらに、芳香族
環の水素原子の一部がハロゲン基(特に塩素)、ニトロ
基、炭素数1〜3のアルキル基(特にメチル基)、炭素
数1〜3のアルコキシ基で置換された芳香族環が全体の
30モル%以上、好ましくは50モル%以上、更に好ま
しくは70モル%以上であると湿度特性に改善が見ら
れ、吸湿による寸法変化等の特性が改善されるととも
に、有機溶媒に対する溶解性、製膜性も向上するために
好ましい。
は上記一般式(2)で示される基本構成単位がポリマ−
中に、3〜30モル%、より好ましくは5〜20モル%
含まれることが必要である。この範囲において、優れた
延伸特性を持つことができ、剛性および柔軟性に優れた
フィルムを得ることができる。3モル%未満の場合、フ
ィルム物性とプロセス両面のバランスが悪く溶液の安定
性に欠ける。さらに、硬くてもろいフィルムとなる。ま
た、30モル%を越えて含んだ場合、柔軟なフィルムは
得られるが、十分な剛性は得られないため本発明に不適
切である。
ロロホルムによる抽出物の重量分率が0.5%以下であ
る。より好ましくは0.3%以下、更に好ましくは0.
2%以下である。例えば、オリゴマ−等のクロロホルム
による抽出物の重量分率が0.5%を越える場合は、表
面が粘くなってロ−ル等に巻き付きやすくなったり、磁
性層形成後の環境の変化により該成分がにじみ出し磁性
層が剥離したりする。
重量分率を100とし、芳香族環の置換基の重量分率を
S1、芳香族ポリアミドの主鎖を構成するアミド基の重
量分率をS2としたとき、 S2/(100−S1)≦0.33 を充たすことが好ましい。より好ましくはS2/(10
0−S1)≦0.30、更に好ましくはS2/(100
−S1)≦0.27であると、有機溶媒に対する溶解性
が高く、失透やボイド形成のないフィルムが得られるた
め好ましい。また、フィルムの製膜性および吸湿率も改
善される。かかる方法として、ビフェニル、ジフェニル
エ−テル、ジフェニルメタン、ジフェニルスルフィド、
ジフェニルスルホン、ナフタレン、アントラセン等から
導き得る二価のかさ高い芳香族環を有する構造を持つジ
アミン成分あるいはジカルボン酸成分を用いる方法が挙
げられる。もちろん、これら芳香族環に置換基が導入さ
れていても差し支えない。
本構成単位は、分子中に屈曲鎖構造を持つものである。
先述のように、屈曲鎖の導入は伸度の改善に有効である
が、過度の導入は剛性を損ねる結果となる。しかし、驚
くことに複数の屈曲鎖を主鎖と同軸に含むモノマ−を単
数しか持たないモノマ−と同モル用いた時、主鎖中の屈
曲成分が増加するにもかかわらず、剛性の低下を抑制
し、伸度特性を改善できることを見出した。かような化
合物としては、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニ
ル、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)〕プ
ロパン、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕スルフォン等が挙げられるが、耐熱性、力学特性に
優れることから1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベン
ゼンを用いることが好ましい。
(1)で表される繰り返し単位を50モル%以上含み、
かつ一般式(2)で表される繰り返し単位を3モル%以
上30モル%未満含むものであって、その他の成分は他
の繰り返し単位、例えば、芳香族ポリイミド単位や他の
芳香族ポリアミド単位などが共重合、またはブレンドさ
れていても差し支えない。
常、後述する溶液製膜法により製膜される。この時、重
合原液をそのまま、あるいは無機塩等の溶解助剤を添加
することによって製膜原液とし、有機溶媒系の溶液から
製膜されることが好ましい。一般的に、芳香族ポリアミ
ドは硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の強酸に溶
解可能であるが、有機溶媒系の溶液から製膜が可能であ
る時、ベルトやドラム等のキャスト素材の選択範囲が広
くなり、加工精度が高く表面欠点頻度の少ない、例えば
ステンレス製ベルト(これには更に、防蝕加工を好まし
く施すことができる。)等を好ましく用いることができ
るようになる。さらに、優れた表面特性の得られる乾湿
式法による製膜に適しており、本発明の磁気記録媒体に
好適な表面形状を得ることができる。一方、有機溶媒に
対する溶解性の悪いポリマ−は硫酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸等使用溶媒に制約が強く、この場合、キャ
スト可能な素材は必ずしも十分な加工精度を持たないこ
とや脱溶媒に関する製膜工程上の制限から後述するよう
な磁気記録媒体に好適な表面形状は得難い。また、薄物
のフィルムの製膜は困難であって、高密度磁気記録媒体
には適さない。
少なくとも片面に磁性層を設けて、磁気記録媒体として
好適に用いられる。
種バインダ−を用いて磁性塗料とし基材フィルム上に塗
布する湿式法や蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
−ティング法などの乾式法があり、特に限定されるもの
ではないが、ここでは湿式法を例にとって説明する。
れないが、強磁性粉末、例えば、酸化鉄、酸化クロム、
Fe、Co、Fe−Co、Fe−Co−Ni、Co−N
i等が好ましく用いられる。
料とすることができるが、バインダ−としては、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ−ル共重合体、ポリウ
レタンプレポリマ−およびポリイソシアネ−トよりなる
バインダ−、熱硬化性樹脂系バインダ−、放射線硬化樹
脂系バインダ−を用いることができる。その他、添加剤
として分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等を用いてもよい。
ためには、基材フィルム中に粒子を存在させておくこと
が好ましい。粒子の種類としては、SiO2 、Ti
O2 、Al2 O3 、CaSO4 、BaSO4 、CaCO
3 、カ−ボンブラック、ゼオライト、その他の金属微粉
末などの無機粒子や、シリコ−ン粒子、ポリイミド粒
子、架橋共重合体粒子、架橋ポリエステル粒子、テフロ
ン粒子などの有機高分子等が挙げられるが、耐熱性の点
から無機粒子の方がより好ましい。更に本発明のフィル
ムに含有される粒子の平均一次粒径は0.005〜5μ
m、好ましくは0.01〜2μmの範囲である場合に電
磁変換特性、走行性とも良好となるので望ましい。本発
明の磁気記録媒体の基材フィルムに含有される粒子の含
有量は0.01〜5wt%、好ましくは0.05〜3w
t%である。粒子の含有量が上記の範囲より少ないとフ
ィルムの走行性が不良となり易く、逆に多くても電磁変
換特性が不良となり易い。また、本発明の磁気記録媒体
の基材フィルムはもちろん単層フィルムでも用いられる
が、積層フィルムであっても良い。ここで積層された本
発明の磁気記録媒体の基材フィルムと基層部(積層され
た本発明の基材フィルム以外のフィルム構成部分)は同
じ種類でも異なるものでも良い。この基層部を構成する
少なくとも一層にも粒子を含有していてもよく、粒子の
種類、粒子の平均一次粒径、含有量は本発明のフィルム
に好ましく用いられるものを使用する。基層部における
粒子の径が積層された本発明の基材フィルム中の粒子の
径よりも大きいと、基材フィルム表面に適度のうねりを
持たせる事ができテ−プ走行性がより一層良好となるの
で好ましい。
の磁性層が形成される側の表面での表面粗大突起個数H
2(個/100cm2 )が、 H2≦50 であるのが好ましい。より好ましくはH2≦30、更に
好ましくはH2≦20である。H2>50であると磁気
記録媒体としたときの表面性が悪化し、ドロップアウト
が発生し、高密度の磁気記録媒体として適さなくなる。
ルムの非磁性層側の表面での表面粗大突起個数H3(個
/100cm2 )が、 2≦H3≦100 であることが好ましい。より好ましくは、2≦H3≦7
0、更に好ましくは2≦H3≦50である。H3<2で
あると磁気記録媒体としたときのガイドロール等との接
触抵抗が大きくなり、走行性が低下する。またH3>1
00であると塗布工程におけるカレンダー処理時に粗大
突起が磁性層側の表面性に影響を及ぼすことがありドロ
ップアウトの原因となり好ましくない。
ムの一方の面(A面)の表面粗さ(カットオフ値:0.
08mm)は中心線表面粗さ、RaA=0.010μm
未満であることが好ましい。ここでA面を磁性面とする
と、電磁変換特性の向上のために平滑な面であることが
好ましい。すなわち、A面の表面粗さがRaA=0.0
10μm以上であれば出力の低下を引き起こすため好ま
しくない。より好ましくはRaA=0.008μm未
満、さらに好ましくはRaA=0.006μm未満であ
る。さらに、B面の表面粗さは中心線表面粗さ、RaB
=0.020μm未満であることが好ましい。ここでB
面は走行面とするため、粗面であることが好ましいが、
RaB=0.020μm以上であれば基材フィルムをロ
−ル状にした際や、磁性体を設けてリ−ル状にした際
に、磁性面側に凹みを生じせしめ、出力の低下を引き起
こすため好ましくない。より好ましくはRaB=0.0
05〜0.020μm、さらに好ましくはRaB=0.
006〜0.015μmの範囲である。
ムの厚みは好ましくは0.5〜50μm、より好ましく
は1〜20μm、更に好ましくは2〜10μmである
と、薄膜の磁気記録媒体として本発明の効果である優れ
た走行性、電磁変換特性が実現されるので望ましい。
ムのヤング率は、長手方向、幅方向の少なくとも一方向
に800kg/mm2 以上であることが好ましい。ヤン
グ率が800kg/mm2 より低い場合には、安定した
走行性が得られず、出力も低下するため好ましくない。
より好ましいヤング率は1000kg/mm2 以上、さ
らに好ましくは1300kg/mm2 以上である。
ムの伸度は10%以上、より好ましくは20%以上、更
に好ましくは30%以上であるとテ−プが適度な柔軟性
を持つので望ましい。
ムの吸湿率は、5%以下、より好ましくは3%以下、更
に好ましくは2%以下であると湿度変化によるテ−プの
寸法変化が小さく良好な電磁変換特性を保てるので望ま
しい。
ムの200℃、10分間での熱収縮率は0.5%以下が
好ましく、より好ましくは0.3%以下であると温度変
化によるテ−プの寸法変化が小さく良好な電磁変換特性
を保てるので望ましい。
フィルムについても満足することが好ましい。
製造方法を説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
重合、界面重合、固相重合等が挙げられるが、通常、N
−メチルピロリドン(NMP)、N,N−ジメチルアセ
トアミド(DMAc)、N,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)などの非プロトン性有機極性溶媒中で溶液重
合で合成される。また、ジ酸ハライドとジアミンからの
合成方法、ジカルボン酸とジイソシアネ−トによる方
法、ジカルボン酸とジアミンに重縮合剤を加える方法等
があるが、ジ酸ハライドとジアミンからの合成方法が高
重合度化、再現性の点から最も好ましい。モノマ−の添
加順序は特に限定されるものではないが、高重合体が得
られるためジアミン溶液にジ酸ハライドを添加するのが
良い。また、溶解助剤として塩化カルシウム、塩化マグ
ネシウム、塩化リチウム、臭化リチウム、硝酸リチウム
等を添加しても良い。ただし、オリゴマ−等のクロロホ
ルム抽出物量を減少させるために、これらの溶媒の水分
率を100ppm以下とすることが好ましく、酸クロリ
ドとジアミンのモル比は、一方が他方の97〜99%、
より好ましくは98〜98.5%になるように調整す
る。
る場合には水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸リ
チウム等の無機系中和剤、またエチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、アンモニア、トリエチルアミン、
トリエタノ−ルアミン、ジエタノ−ルアミン等の有機系
中和剤が使用される。ただし、これらの中和剤は中和で
生成する塩が溶媒に可溶なものを使うことが望ましい。
また、基材フィルムの吸湿性を下げるために、塩化ベン
ゾイル、無水ο−フタル酸、酢酸クロリド、アニリン等
を系に添加し、ポリマ−の末端を好ましく封鎖すること
もできる。
ためにはポリマ−の固有粘度(ポリマ−0.5gを硫酸
中で100mlの溶液として30℃で測定した値)は、
0.5以上であることが好ましい。
単離してから上記の有機溶媒や、硫酸等の無機溶剤に再
溶解して製膜原液を調製してもよいが、そのまま製膜原
液として好ましく使用することもできる。
塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化リチウム、臭
化リチウム、硝酸リチウム等を添加する場合もある。製
膜原液中のポリマ−濃度は2〜40wt%程度が好まし
い。
分スラリ−化した後、重合用溶媒または希釈用溶媒とし
て使用する方法や、製膜原液を調製した後に直接添加す
る方法等があり、特に制限はない。
ゆる溶液製膜法によりフィルム化ができる。溶液製膜法
には乾湿式法、乾式法、湿式法等がありいづれの方法で
製膜されても差し支えないが、ここでは乾湿式法を例に
とって説明する。
らドラム、エンドレスベルト等の支持体上に押し出して
薄膜とし、次いでかかる薄膜層から溶媒を飛散させ、薄
膜が自己保持性をもつまで乾燥する。乾燥条件は室温〜
220℃、60分以内の範囲であり、好ましくは室温〜
200℃の範囲である。乾燥温度が220℃を超えると
表面粗大突起H2が増加することがあるので好ましくな
い。また、この乾燥工程で用いられるドラム、エンドレ
スベルトの表面欠点は電磁変換特性を劣化させる粗大突
起の原因となりうるので少ないことが望ましい。
体から剥離されて、湿式工程に導入され、脱塩、脱溶媒
などが行なわれ、さらに延伸、乾燥、熱処理が行なわれ
てフィルムとなる。
膜工程中で、延伸が行なわれるが、延伸倍率は面倍率で
0.8〜8.0(面倍率とは延伸後のフィルム面積を延
伸前のフィルムの面積で除した値で定義する。1以下は
リラックスを意味する。)の範囲内にあることが好まし
く、より好ましくは1.1〜5.0である。また延伸あ
るいは熱処理後のフィルムを徐冷する事が有効であり、
50℃/秒以下の速度で冷却する事が有効である。
あってもよい。例えば、2層の場合には、重合した芳香
族ポリアミド溶液を二分し、それぞれ異なる粒子を添加
した後、積層する。さらに3層以上の場合も同様であ
る。積層方法としては、周知の方法例えば、口金内での
積層、複合管での積層や、一旦1層を形成しておいてそ
の上に他の層を形成する方法等がある。
は、該フィルムに磁性塗料を塗布する。磁性層を形成す
る方法は公知の方法で行うことができるが、グラビアロ
ールを使用する方法が塗膜の均一性の点ではより好まし
い。塗布後の乾燥温度は90℃〜150℃が好ましい。
またカレンダー工程は25℃〜150℃の範囲で行うの
が好ましい。
を向上させるために、公知の方法によりバックコート層
を設けてもよい。
ュアした後スリットして本発明の磁気記録媒体となる。
次の方法による。
機社製)を用いて測定した。試験片は幅10mmで長さ
50mm、引っ張り速度は300mm/分、20℃、相
対湿度60%において測定した。
じて下記式により算出した。試験片は幅10mm、試長
50mmである。 強度=(最大応力値)/(厚さ×試幅) (kg/mm
2 ) 伸度=(伸び)×100/(試長) (%)
W0 とし、該フィルムを20℃、相対湿度75%中で4
8時間吸湿後の重量をW1 として(W1 −W0)/W0
に100を乗じた値で吸湿率を表した。
計算式より算出した。
スコに仕込み、この中へ精製したクロロホルム30mL
を入れて24時間、加熱抽出を行う。次に、この液をロ
−タリ−エバポレ−タ−に移し、減圧度を調整しながら
恒量になるまで濃縮し残留物の重量W1 (g)を測定
し、W1 /1.5に100を乗じた値で抽出物の重量分
率を表した。
光下、異物を観測し、マーキングする。マーキングした
異物の高さを波長546nmで多重干渉計を用いて観測
し、干渉縞の数でチェックする。二重環以上のものの個
数をH2、三重環以上のものの個数をH3とした。
のをテ−プ走行性試験機SFT−700型((株)横浜
システム研究所製)を使用し、40℃、80%RH雰囲
気で走行させ、50パス目の摩擦係数を下記の式より求
めた。
径は6mmφであり、ガイド材質はポリオキシメチレン
(表面粗さ20〜40nm程度のもの)巻き付け角は9
0°、走行速度は3.3cm/秒、繰返しストロ−クは
15cmである。この方法で測定した1回目の測定値μ
K( 1) と100回目の測定値μK( 100) が
性Xと判定した。上式をみたさない場合は磁気記録媒
体、コンデンサ、包装用などの加工をする時のハンドリ
ング性が悪化する。
次の組成からなる磁性塗料を調製し、グラビアロ−ルで
磁性層の厚みが2μmとなるように塗布し、硬化した後
カレンダ−処理を行った。
ットし、VTRカセットに組み込みVTRテ−プとし
た。このテ−プに松下電器(株)製NV−3700型ビ
デオデッキにより、常速にて4.4メガヘルツの信号を
記録し、再生時の15μsec−20dBドロップアウ
トを大倉インダストリ−(株)製ドロップカウンタ−に
て20分間測定し、1分間あたりの平均値(個/分)を
算出した。この測定によって得られたドロップアウト数
が1.0(個/分)以下を電磁変換特性が良好と判定し
た。この値は一般の磁気記録媒体として必要な値であ
り、高密度磁気記録媒体では0.5(個/分)以下が望
ましい。
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでな
いことは言うまでもない。なお、以下の実施例中、NM
PはN−メチルピロリドン、TPCはテレフタル酸クロ
リド、IPCはイソフタル酸クロリド、CTPCは2−
クロルテレフタル酸クロリド、TOはο−トリジン、D
Aはο−ジアニシジン、PAはパラフェニレンジアミ
ン、CPAは2−クロルパラフェニレンジアミン、2,
6−NDCは2,6−ナフタレンジカルボン酸クロリ
ド、TPE−Qは1,4−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ベンゼン、TPE−Rは1,3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、TPE−Mは1,3−ビス(3
−アミノフェノキシ)ベンゼンを表す。
分として85モル%に相当するCPAと、15モル%に
相当するTPE−Qを溶解させ、これに98.3%に相
当するCTPCを添加し、2時間撹拌して重合を完了し
た。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃度10
重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
カをポリマ−当たり2wt%添加した。このポリマ−溶
液を5μmカットのフィルタ−を通した後、ステンレス
製ベルト上に流延し、180℃の熱風で5分間加熱して
溶媒を蒸発させ、自己保持性を得たフィルムをベルトか
ら連続的に剥離した。次にNMPの濃度勾配をつけた水
槽内へフィルムを導入して残存溶媒と中和で生じた無機
塩の水抽出を行ない、テンタ−で水分の乾燥と熱処理を
行なって厚さ6.0μmの芳香族ポリアミドフィルムを
得た。この間にフィルム長手方向と幅方向に各々1.2
倍、1.3倍延伸を行ない、280℃で1.5分間乾燥
と熱処理を行なった後、20℃/秒の速度で徐冷した。
大突起個数H2は20個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は40個/100cm2 で
あった。また、引張りヤング率は長手方向、幅方向にそ
れぞれ1230、1250kg/mm2 、強度43、4
5kg/mm2 、伸度42、40%、吸湿率1.4%、
熱収縮率0.3%であった。クロロホルムによる抽出物
の重量分率は0.15%であった。
であった。また、ドロップアウト数は0.3(個/分)
と電磁変換特性も良好であった。
分として85モル%に相当するTOと、15モル%に相
当するTPE−Rとを溶解させ、これに98.3モル%
に相当するCTPCを添加し、2時間撹拌して重合を完
了した。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃度
10重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
大突起個数H2は25個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は50個/100cm2 で
あった。また、ヤング率は長手方向、幅方向にそれぞれ
1250、1300kg/mm2 、強度36、40kg
/mm2 、伸度53、52%、吸湿率1.5%、熱収縮
率0.3%であった。クロロホルムによる抽出物の重量
分率は0.18%であった。
であった。また、ドロップアウト数は0.2(個/分)
と電磁変換特性も良好であった。
分として85モル%に相当するCPAと15モル%に相
当するTPE−Qとを溶解させ、これに98.3モル%
に相当する2,6−NDCを添加し、2時間撹拌して重
合を完了した。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ
−濃度10重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
々1.4倍、1.5倍にする以外実施例1と同様の方法
で厚さ4.5μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
大突起個数H2は15個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は25個/100cm2 で
あった。また、ヤング率は長手方向、幅方向にそれぞれ
1420、1440kg/mm2 、強度52、52kg
/mm2 、伸度32、30%、吸湿率1.5%、熱収縮
率0.3%であった。クロロホルムによる抽出物の重量
分率は0.21%であった。
であった。また、ドロップアウト数は0.3(個/分)
と電磁変換特性も良好であった。
分として85モル%に相当するDAと15モル%に相当
するTPE−Mを溶解させ、これに98.5モル%に相
当するCTPCを添加し、2時間撹拌して重合を完了し
た。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃度10
重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
大突起個数H2は15個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は30個/100cm2 で
あった。また、ヤング率は長手方向、幅方向にそれぞれ
1390、1430kg/mm2 、強度49、51kg
/mm2 、伸度28、27%、吸湿率は1.3%であっ
た。さらに、熱収縮率は0.3%となった。クロロホル
ムによる抽出物の重量分率は0.17%であった。
であった。また、ドロップアウト数は0.3(個/分)
と電磁変換特性も良好であった。
分として70モル%に相当するTOと、30モル%に相
当するPAと溶解助剤として臭化リチウムを溶解させ、
これに10モル%に相当するIPCと88.3%に相当
するTPCを添加すると、2時間撹拌して重合を完了し
た。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃度10
重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
カをポリマ−当たり2wt%添加した。このポリマ−溶
液を5μmカットのフィルタ−を通した後、ステンレス
製ベルト上に流延し、添加塩が多く乾燥速度が遅いため
180℃の熱風で10分間加熱して溶媒を蒸発させ、自
己保持性を得たフィルムをベルトから連続的に剥離し
た。次にNMPの濃度勾配をつけた水槽内へフィルムを
導入して残存溶媒と中和で生じた無機塩の水抽出を行な
い、テンタ−で水分の乾燥と熱処理を行なって厚さ6.
0μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。この間にフ
ィルム長手方向と幅方向に各々1.2倍、1.3倍延伸
を行ない、280℃で1.5分間乾燥と熱処理を行なっ
た後、20℃/秒の速度で徐冷した。
大突起個数H2は30個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は45個/100cm2 で
あった。また、ヤング率は長手方向、幅方向ともに12
20kg/mm2 、吸湿率2.0%、熱収縮率0.3%
であった。しかし、強度は長手方向、幅方向にそれぞれ
30、32kg/mm2 、伸度はともに5%以下と硬く
てもろいフィルムとなった。クロロホルムによる抽出物
の重量分率は0.18%であった。
めにフィルムをスリットすると、フィルムが裂けて測定
ができなかった。
分として50モル%に相当するCPAと、50モル%に
相当するTPE−Mとを溶解させ、これに98.3モル
%に相当するCTPCを添加し、2時間撹拌して重合を
完了した。これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃
度10重量%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
大突起個数H2は20個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は40個/100cm2 で
あった。また、このフィルムのヤング率は長手方向、幅
方向にそれぞれ580、620kg/mm2 、強度1
9、20kg/mm2 、伸度65、60%、吸湿率2.
1%、熱収縮率0.4%であった。クロロホルムによる
抽出物の重量分率は0.17%であった。
であったが、テスト後、フィルムの伸びによる変形が大
きかった。また、ドロップアウト数は1.5(個/分)
と電磁変換特性はやや劣ったものだった。
して85モル%に相当するCPAと、15モル%に相当
するTPE−Qを溶解させ、これに98.3%に相当す
るCTPCを添加し、2時間撹拌して重合を完了した。
これを炭酸リチウムで中和して、ポリマ−濃度10重量
%の芳香族ポリアミド溶液を得た。
μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
大突起個数H2は55個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は50個/100cm2 で
あった。また、このフィルムのヤング率は長手方向、幅
方向にそれぞれ620、660kg/mm2 、強度1
7、18kg/mm2 、伸度19、18%、吸湿率1.
7%、熱収縮率0.5%であった。クロロホルムによる
抽出物の重量分率は2.11%であった。
ものであった。また、ドロップアウト数は1.3(個/
分)と電磁変換特性も悪いものであった。
分として100モル%に相当するPAと溶解助剤として
塩化リチウムを溶解させ、これに98.3モル%に相当
するTPCを添加し重合を行った。生成したポリマ−を
温水で洗浄後、99.7%の硫酸に、ポリマ−濃度10
重量%で溶解し、芳香族ポリアミド溶液を得た。
カをポリマ−当たり2wt%添加した。このポリマ−溶
液を5μmカットのフィルタ−を通した後、110℃に
保ったタンタル製ベルト上に流延し、20℃で相対湿度
68%の雰囲気中に40秒間保持した後、水槽内へ導入
して凝固し、連続的に製膜した。次に、テンタ−で水分
の乾燥と熱処理を行なって厚さ6.0μmの芳香族ポリ
アミドフィルムを得た。この間にフィルム長手方向と幅
方向にともに1.2倍延伸を行ない、280℃で1.5
分間乾燥と熱処理を行なった後、20℃/秒の速度で徐
冷した。
大突起個数H2は75個/100cm2 で、ベルト接触
面での表面粗大突起個数H3は65個/100cm2 で
あった。また、このフィルムのヤング率は長手方向、幅
方向ともに1450kg/mm2 、強度44、45kg
/mm2 、伸度はともに20%、吸湿率2.9%、熱収
縮率0.0%であった。クロロホルムによる抽出物の重
量分率は0.12%であった。
ものであった。また、ドロップアウト数は2.4(個/
分)と電磁変換特性も悪いものであった。
る芳香族ポリアミドフィルムは、耐熱性、機械特性に優
れ、かつ、表面が平滑なものである。また、オリゴマ−
等のクロロホルムによる抽出物が非常に少ない。このた
め、厳しい環境下(特に高温、高湿下)での耐久性や、
走行性、出力特性の優れた磁気記録媒体として好適に用
いられ、また、これらの優れた特性により磁気記録媒体
製造時の走行性、耐熱性が向上し加工生産性の向上も可
能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示される基本構成単
位を50モル%以上、下記一般式(2)で示される基本
構成単位を3モル%以上30モル%未満含む芳香族ポリ
アミドフィルムであって、クロロホルムによる抽出物の
重量分率が0.5%以下であることを特徴とする芳香族
ポリアミドフィルム。 一般式(1) 【化1】 一般式(2) 【化2】 ここで、Ar1、Ar2は下記一般式(3)で示される群
より選ばれ、これらの芳香族環の水素原子の一部がハロ
ゲン基(特に塩素)、ニトロ基、炭素数1〜3のアルキ
ル基(特にメチル基)、炭素数1〜3のアルコキシ基に
よって置換されていても良い。 一般式(3) 【化3】 また、一般式(2)において、Ar3、Ar4の少なくと
もいずれかは下記一般式(4)で示される群より選ば
れ、それ以外のAr3あるいはAr4は上記一般式(3)
で示される群より選ばれる。 一般式(4) 【化4】 ここで、X、Yは−O−、−CH2−、−CO−、−C
O2−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、9,9
−フルオレニル基、−S−、−SO2−、−Si(C
H3)2 −から選ばれ、これらの芳香族環の水素原子の一
部がハロゲン基(特に塩素)、ニトロ基、炭素数1〜3
のアルキル基(特にメチル基)、炭素数1〜3のアルコ
キシ基によって置換されていても良い。 - 【請求項2】 該芳香族ポリアミドの重量分率を100
とし、芳香族環の置換基の重量分率をS1、芳香族ポリ
アミドの主鎖を構成するアミド基の重量分率をS2とし
たとき、下式を充たす請求項1に記載の芳香族ポリアミ
ドフィルム。 S2/(100−S1)≦0.33 - 【請求項3】 該芳香族ポリアミドの基本構成単位であ
る一般式(2)におけるAr3が、一般式(5)に示す
構造のいずれかから選択される請求項1、2のいずれか
に記載の芳香族ポリアミドフィルム。 一般式(5) 【化5】 - 【請求項4】 該芳香族ポリアミドの有機溶媒系溶液か
ら得られることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の芳香族ポリアミドフィルム。 - 【請求項5】 該芳香族ポリアミドフィルムの少なくと
も一面に磁性層を設けてなる請求項1〜4のいずれかに
記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17770295A JP3351182B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17770295A JP3351182B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0931218A JPH0931218A (ja) | 1997-02-04 |
JP3351182B2 true JP3351182B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=16035617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17770295A Expired - Lifetime JP3351182B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000264983A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Toray Ind Inc | フィルムおよび磁気テープ |
JP2007238695A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミド及びその製造方法、それからなるフィルム |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17770295A patent/JP3351182B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH0931218A (ja) | 1997-02-04 |
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