JPH08297829A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH08297829A
JPH08297829A JP2953696A JP2953696A JPH08297829A JP H08297829 A JPH08297829 A JP H08297829A JP 2953696 A JP2953696 A JP 2953696A JP 2953696 A JP2953696 A JP 2953696A JP H08297829 A JPH08297829 A JP H08297829A
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JP
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film
recording medium
magnetic recording
magnetic
polymer
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JP2953696A
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English (en)
Inventor
Toshiya Yashiro
敏也 家城
Akimitsu Tsukuda
佃  明光
Tomoaki Ueda
智昭 上田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿下での耐湿性、走行性が良好であ
り、電磁変換特性に優れたフィルムを提供する。 【解決手段】 芳香族ポリアミドあるいは芳香族ポリイ
ミドからなる支持体フィルムの少なくとも片面に磁性層
を設けてなる磁気記録媒体であって、該支持体フィルム
の湿度膨張係数βおよび水蒸気透過率が β ≦100×10-6(1/RH%) 水蒸気透過率≦50(g/m2 /24hr/0.1m
m) を満たすことを特徴とする磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に関
するものである。さらに詳しく言えば、耐湿性に優れ、
寸法安定性の良い磁気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録媒体としては、ポリエチ
レンテレフタレート等の高分子フィルム支持体上に酸化
物塗布型磁性層やメタル塗布型磁性層を設けてなる磁気
記録媒体が用いられている(例えば特開昭61−269
33号公報、特開昭60−66319号公報など)。こ
れらの磁気記録媒体の支持体としては主にポリエチレン
テレフタレートが用いられている。
【0003】近年、磁気記録媒体の小型化、記録時間の
長時間化、あるいはビデオカメラ等の屋外での使用の増
加により、薄膜化、過酷な条件下での耐久性に優れた磁
気記録媒体の要求が強くなってきている。
【0004】従来磁気記録媒体の支持体として用いられ
てきたポリエステルフィルムでは薄膜化していくと弾性
率が低いためにヘッドタッチが悪くなり出力低下などの
問題が生じるため薄膜化には限界があった。そのため
に、高弾性率の芳香族ポリアミドや芳香族ポリイミドが
用いることが提案されている(例えば特開昭58−16
8655号公報、特開昭62−62424号公報な
ど)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芳香族
ポリアミドあるいは芳香族ポリイミドからなる支持体ベ
ースからなる磁気記録媒体では、高温高湿度条件下で使
用すると走行安定性や、電磁変換特性が悪化するといっ
た問題がある。芳香族ポリアミドあるいは芳香族ポリイ
ミドは熱安定性に優れており高温での使用に耐えうる
が、ポリエステルに比べて耐湿性が不十分であることが
原因であると考えられる。
【0006】本発明はかかる問題点を解決し、芳香族ポ
リアミドあるいは芳香族ポリイミドの優れた耐熱性、高
剛性を活かし、支持体フィルムの吸湿による寸法安定
性、水蒸気透過率を規定することにより、高湿下での繰
り返し走行などの厳しい条件下でも走行安定性、電磁変
換特性の優れた磁気記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、芳香族ポリア
ミドあるいは芳香族ポリイミドからなる支持体フィルム
の少なくとも片面に磁性層を設けてなる磁気記録媒体で
あって、該支持体フィルムの湿度膨張係数β、および水
蒸気透過率が β≦100×10-6 (1/%RH) 水蒸気透過率≦50(g/m2 /24hr/0.1m
m) を満たすことを特徴とする磁気記録媒体である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の芳香族ポリアミドとは、
次の一般式(I)および/または一般式(II)で表され
る繰り返し単位を50モル%以上含むものが好ましく、
70モル%以上からなるものがより好ましい。
【0009】一般式(I)
【化1】 一般式(II)
【化2】 ここで、Ar1 、Ar2 、Ar3 は 例えば、
【化3】 などが挙げられ、X、Yは −O−,−CH2 −,−CO−,−SO2 −、−S−,
−C(CH3 2 − 等から選ばれるが、これに限定されるものではない。更
にこれらの芳香環上の水素原子の一部が、ハロゲン基
(特に塩素)、ニトロ基、メチル基、エチル基、プロピ
ル基などのアルキル基(特にメチル基)、エトキシ基、
メトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基などのア
ルコキシ基等で置換されているものも含み、また、重合
体を構成するアミド結合中の水素が他の置換基によって
置換されているものも含む。
【0010】特性面からは上記の芳香環がパラ位で結合
されたものが、全芳香環の50%以上、好ましくは75
%以上を占める重合体が、フィルムの剛性が高く耐熱性
も良好となるため好ましい。また芳香環上の水素原子の
一部がハロゲン基(特に塩素)で置換された芳香環が全
体の30%以上、好ましくは50%以上、更に好ましく
は70%以上であると本発明の特徴である耐湿性が向上
し、吸湿による寸法変化が小さく、水蒸気透過率が小さ
くなるために好ましい。
【0011】本発明の芳香族ポリアミドは、一般式
(I)および/または一般式(II)で表される繰り替え
し単位を50モル%以上含むものであって、50モル%
未満は他の繰り替えし単位が共重合、またはブレンドさ
れていても差し支えない。
【0012】本発明における芳香族ポリイミドとは、重
合体の繰り返し単位の中に芳香環とイミド環を1つ以上
含むものであり、一般式(III )および/または一般式
(IV)で示される繰り返し単位を50モル%以上含むも
のが好ましく、より好ましくは70モル%以上である。
【0013】一般式(III )
【化4】 一般式(IV)
【化5】 ここでAr4 、Ar6 は少なくとも1個の芳香環を含
み、イミド環を形成する2つのカルボニル基は芳香環上
の隣接する炭素原子に結合している。このAr4 は、芳
香族テトラカルボン酸あるいはこの無水物に由来する。
代表例としては次の様なものが挙げられる。
【0014】
【化6】 ここでZは −O−,−CH2 −,−CO−,−SO2 −、−S−,
−C(CH3 2 − 等から選ばれるが、これに限定されるものではない。
【0015】また、Ar6 は無水カルボン酸あるいはこ
のハライドに由来する。Ar5 、Ar7 は例えば
【化7】 などが挙げられ、X、Yは −O−,−CH2 −,−CO−,−SO2 −、−S−,
−C(CH3 2 − 等から選ばれるが、これに限定されるものではない。更
にこれらの芳香環上の水素原子の一部が、ハロゲン基
(特に塩素)、ニトロ基、メチル基、エチル基、プロピ
ル基などのアルキル基(特にメチル基)、エトキシ基、
メトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基などのア
ルコキシ基等で置換されているものも含み、また、重合
体を構成するアミド結合中の水素が他の置換基によって
置換されているものも含む。
【0016】本発明の芳香族ポリイミドは、一般式(II
I )および/または一般式(IV)で表される繰り替えし
単位を50モル%以上含むものであって、50モル%未
満は他の繰り替えし単位が共重合、またはブレンドされ
ていても差し支えない。
【0017】また本発明の芳香族ポリアミド、芳香族ポ
リイミドには、フィルムの物性を損なわない程度に滑
剤、酸化防止剤その他の添加剤等がブレンドされていて
もよい。
【0018】本発明の磁気記録媒体は、該支持体フィル
ムの湿度膨張係数βが、 β≦100×10ー6(1/%RH) を満たす必要がある。好ましくは、β≦50×10
-6(1/%RH)、さらに好ましくはβ≦30×10ー6
(1/%RH)である。β>100×10-6(1/%R
H)であると高湿度下で使用した場合に湿度変化による
寸法変化が大きく、磁気ヘッドが設定されたトラック上
を走らなくなるトラックずれが生じて電磁変換特性が低
下する。また、βの下限は特に限定されないが、工業的
には1×10-8程度が製造限界である。
【0019】本発明の磁気記録媒体は、該支持体フィル
ムの水蒸気透過率が50(g/m2/24hr/0.1
mm)以下である必要がある。好ましくは、30(g/
2/24hr/0.1mm)以下、さらに好ましくは
10(g/m2 /24hr/0.1mm)以下が良い。
水蒸気透過率が50(g/m2 /24hr/0.1m
m)より大きいと支持体フィルム中を水蒸気が透過しや
すく湿度膨張が生じやすくなるため良くない。特に、蒸
着用磁気テープの場合、磁性面には磁性層の上にオーバ
ーコート層が設けられ、磁性層が保護されているが、非
磁性面から支持体フィルムを介する水蒸気透過により磁
性層が劣化して磁気変換特性の低下をもたらす。
【0020】本発明の磁気記録媒体における支持体フィ
ルムの長手方向の伸度は20%以上、より好ましくは3
0%以上であるとテープが適度な柔軟性を持つので望ま
しい。
【0021】本発明は、上記支持体フィルム上の片面ま
たは両面に磁性層を設けた磁気記録媒体である。
【0022】磁性層を形成する方法は、強磁性粉末を各
種バインダーを用いて磁性塗料とし支持体フィルム上に
塗布する湿式法、蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レーティング法などの乾式法があり、特に限定されるも
のではないが、ここでは湿式法を例にとって説明する。
【0023】磁性体となる磁性粉末の種類は特に限定さ
れないが、強磁性粉末、例えば、酸化鉄、酸化クロム、
Fe,Co、Fe−Co、Fe−Co−Ni、Co−N
i等が好ましく用いられる。
【0024】磁性粉末は各種バインダーを用いて磁性塗
料とすることができるが、熱硬化性樹脂系バインダーお
よび放射線硬化系バインダーが好ましく、その他添加剤
として分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等を用いてもよい。
例えば、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共
重合体、ポリウレタンプレポリマおよびポリイソシアネ
ートよりなるバインダーを用いることができる。
【0025】本発明の磁気記録媒体が適度な粗さを持つ
ためには、支持体フィルム中に粒子を存在させておくこ
とが好ましい。粒子の種類としては、SiO2 、TiO
2 、Al2 3 、CaSO4 、BaSO4 、CaC
3 、カ−ボンブラック、ゼオライト、その他の金属微
粉末などの無機粒子や、シリコン粒子、ポリイミド粒
子、架橋共重合体粒子、架橋ポリスチレン粒子、テフロ
ン粒子などの有機高分子などがあるが、耐熱性の点から
無機粒子の方がより好ましい。更に本発明のフィルムに
含有される粒子の平均一次粒径は0.005〜5μm、
好ましくは0.01〜2μmの範囲である場合に電磁変
換特性、走行性とも良好となるので望ましい。本発明の
磁気記録媒体の支持体フィルムに含有される粒子の含有
量は0.01〜5wt%、好ましくは0.05〜3wt
%である。粒子の含有量が上記の範囲より少ないとフィ
ルムの走行性が不良となり易く、逆に多くても電磁変換
特性が不良となり易い。
【0026】また本発明の磁気記録媒体の支持体フィル
ムはもちろん単層フィルムでも用いられるが、積層フィ
ルムであっても良い。ここで積層された表層部のフィル
ムと基層部(積層された表層部フィルム以外のフィルム
構成部分)は同じ種類でも異なるものでも良い。この基
層部を構成する少なくとも一層にも粒子を含有していて
もよく、粒子の種類、粒子の平均一次粒径、含有量は本
発明のフィルムに望ましく用いられるものを、使用する
ことが望ましい。基層部における粒子の径は特に限定さ
れないが支持体フィルムの適度なうねりによるテープ走
行性向上の目的で積層された本発明の支持体フィルム中
の粒子の径よりも大きくてもよい。
【0027】本発明の磁気記録媒体における支持体フィ
ルムの厚みは好ましくは0.5〜50μm、より好まし
くは1〜20μm、更に好ましくは2〜10μmである
と、薄膜の磁気記録媒体として本発明の効果である優れ
た走行性、電磁変換特性が実現されるので望ましい。
【0028】本発明の磁気記録媒体における支持体フィ
ルムの200℃、10分間での熱収縮率は5%以下が好
ましく、より好ましくは3%以下であると温度変化によ
るテープの寸法変化が小さく良好な電磁変換特性を保て
るので望ましい。
【0029】次に本発明の製造方法を説明するが、これ
に限定されるものではない。
【0030】まず芳香族ポリアミドであるが、酸クロリ
ドとジアミンから得る場合には、N−メチルピロリドン
(NMP)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメ
チルホルムアミド(DMF)などの非プロトン性有機極
性溶媒中で、溶液重合したり、水系媒体を使用する界面
重合などで合成される。ポリマ溶液は、単量体として酸
クロリドとジアミンを使用すると塩化水素が副生する
が、これを中和する場合には水酸化カルシウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸リチウムなどの無機の中和剤、またエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、アンモニア、
トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジエタノー
ルアミンなどの有機の中和剤が使用される。また、イソ
シアネートとカルボン酸との反応は、非プロトン性有機
極性溶媒中、触媒の存在下で行なわれる。
【0031】これらのポリマ溶液はそのまま製膜原液と
して使用してもよく、あるいはポリマを一度単離してか
ら上記の有機溶媒や、硫酸等の無機溶剤に再溶解して製
膜原液を調製してもよい。
【0032】本発明の芳香族ポリアミドフィルムを得る
ためにはポリマの固有粘度(ポリマ0.5gを硫酸中で
100mlの溶液として30℃で測定した値)は、0.
5以上であることが好ましい。
【0033】製膜原液には溶解助剤として無機塩例えば
塩化カルシウム、塩化マグネシム、塩化リチウム、硝酸
リチウムなどを添加する場合もある。製膜原液中のポリ
マ濃度は2〜40wt%程度が好ましい。
【0034】一方、芳香族ポリイミドあるいはポリアミ
ド酸の溶液は次のようにして得られる。即ち、ポリアミ
ド酸はN−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルアセ
トアミド(DMAc)、ジメチルホルムアミド(DM
F)などの非プロトン性有機極性溶媒中で、テトラカル
ボン酸二水物と芳香族ジアミンを反応させて調製するこ
とができる。また芳香族ポリイミドは前記のポリアミド
酸を含有する溶液を加熱したり、ピリジンなどのイミド
化剤を添加してポリイミドの粉末を得、これを再度溶媒
に溶解して調製できる。製膜原液中のポリマ濃度は5〜
40wt%程度が好ましい。
【0035】粒子の添加方法は、粒子を予め溶媒中に十
分スラリ−化した後、重合用溶媒または希釈用溶媒とし
て使用する方法や、製膜原液を調製した後に直接添加す
る方法などがある。
【0036】上記のように調製された製膜原液は、いわ
ゆる溶液製膜法によりフィルム化が行なわれる。溶液製
膜法には乾湿式法、乾式法、湿式法などがありいづれの
方法で製膜されても差し支えないが、ここでは乾湿式法
を例にとって説明する。
【0037】乾湿式法で製膜する場合は該原液を口金か
らドラム、エンドレスベルト等の支持体上に押し出して
薄膜とし、次いでかかる薄膜層から溶媒を飛散させ薄膜
が自己保持性をもつ(ポリマ濃度35〜50wt%)ま
で乾燥する。乾燥条件は室温〜220℃の範囲であり、
好ましくは室温〜200℃の範囲である。乾燥温度が2
20℃を超えるとフィルムの表層にスキン層が形成し易
くなりフィルムが脆く、水蒸気透過率が大きくなること
がある。
【0038】乾式工程を終えたフィルムは支持体から剥
離されて湿式工程に導入され、脱塩、脱溶媒が行われ
る。次に、熱処理工程にて熱処理を施すことによりフィ
ルムの乾燥、熱固定が行われて巻き取られる。
【0039】以上のように形成されるフィルムはその製
膜工程中で、機械特性の向上と本発明の目的である耐湿
性の向上のために延伸が行なわれる。この延伸は湿式工
程、あるいはその後の熱処理工程のいずれの工程で行わ
れてもよいが、湿式工程で行われるのが好ましい。延伸
方法としては特に限定しないが、ロール間の周速差を利
用して長手方向に延伸した後フィルムの両端をクリップ
で把持して幅方向に延伸する、あるいはクリップの間隔
を長手方向に広げながら同時に幅方向にも延伸するなど
の方法がある。延伸の際の湿式浴組成としては、ポリマ
ーに対する良溶媒と貧溶媒の混合浴であれば特に限定は
されないが、ポリマー中に含まれる溶媒と水との組み合
わせが好ましく、組成比が良溶媒/貧溶媒=70/30
〜30/70であるのが本発明の目的を達成するのに好
ましい。良溶媒の比率が高いと延伸による分子の配向効
率が悪くなり機械特性が向上しにくい。また貧溶媒の比
率が高くなると急激な脱溶媒・脱塩によりスキン層がで
きたり、延伸途中でフィルム破れが発生したりする。延
伸倍率は面倍率で1.0〜5.0(面倍率とは延伸後の
フィルム面積を延伸前のフィルムの面積で除した値で定
義する。)の範囲内にあることが好ましく、より好まし
くは1.1〜4.0である。延伸倍率がこの範囲内であ
るとポリマーの配向性が高くしかもボイドが少なくなる
ため本発明の目的である湿度膨張係数、水蒸気透過率の
小さく、しかも優れた機械特性を兼ね備えたフィルムが
得られるが、延伸倍率が5.0を超えるとフィルムの伸
度低下等が見られ破断しやすくなる。また、延伸倍率が
1.0より小さい、すなわちリラックスを与えると湿度
膨張係数、水蒸気透過率共に悪化し易い。
【0040】延伸後、フィルムは同一あるいは別の湿式
浴中で脱塩、脱溶媒が行われる。湿式浴組成は、ポリマ
ーに対する貧溶媒であれば特に限定されないが、経済
性、取扱いの容易さから水が望ましい。また、有機溶媒
/水の混合系で行われても差しつかえないが、最終的に
は大量の水で脱塩、脱溶媒が行われるのが好ましい。こ
こで脱塩、脱溶媒が十分に行われないと、水と親和性の
高い無機塩や有機溶媒の存在により水蒸気透過率が大き
くなったり、分子間の凝集状態が乱されるため湿度膨張
係数が大きくなる場合がある。湿式浴での脱塩、脱溶媒
は他の物性との兼ね合いもあるが、脱塩、脱溶媒の効果
を高めるため30℃以上で1分以上、好ましくは40℃
以上で3分以上行われることが望ましい。さらに、乾
燥、熱処理が行なわれてフィルムとなる。
【0041】脱塩、脱溶媒が行われた後、フィルムには
熱処理によりフィルムの乾燥、熱固定が施されるが、熱
処理は240〜450℃で1分以上60分以下で行われ
るのが耐湿性、機械特性を両立させる上で好ましい。熱
処理がこの範囲以下であると、湿度膨張係数、水蒸気透
過率が大きく十分な特性が得られない。また、この範囲
以上であるとフィルムが脆くなり伸度の低下等が見られ
実用に適さなくなる。熱処理は好ましくは260〜40
0℃で1分以上30分以下である。また延伸あるいは熱
処理後のフィルムを徐冷する事が有効であり、50℃/
秒以下の速度で冷却する事が有効である。
【0042】なお本発明のフィルムは、積層フィルムで
あってもよい。例えば2層の場合には、重合した芳香族
ポリアミド溶液を二分し、それぞれ異なる粒子を添加し
た後、積層する。さらに3層以上の場合も同様である。
これら積層の方法としては、周知の方法たとえば、口金
内での積層、複合管での積層や、一旦1層を形成してお
いてその上に他の層を形成する方法などがある。
【0043】次にこのフィルムに磁性層を塗布する。磁
性層を塗布する方法は公知の方法で行うことができる
が、グラビアロールを使用する方法が塗膜の均一性の点
ではより好ましい。塗布後の乾燥温度は90℃〜150
℃が好ましい。またカレンダー工程は25℃〜150℃
の範囲で行うのが好ましい。
【0044】この後、磁性層と反対側の面に更に走行性
を向上させるために、公知の方法によりバックコート層
を設けてもよい。
【0045】更に、この磁性層を塗布したフィルムをキ
ュアした後スリットして本発明の磁気記録媒体となる。
【0046】このようにして得られた磁気記録媒体の好
ましい用途としては、例えば8mm、DVC等の民生
用、業務用、D−1,2,3等の放送局用、DDS−
2,3,4、QIC、データ8mmなどのデータ用が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0047】
【実施例】本発明の物性の測定方法、効果の評価方法は
次の方法による。
【0048】(1)湿度膨張係数β 恒温恒湿槽に試料幅10mm、試長150mmの試料を
加重5gでセットし、脱湿時(約30%RH)と加湿時
(約80%RH)でそれぞれ平衡になった時のフィルム
長を読みとりその差(伸び量)を使い下式により求め
た。
【0049】
【式1】 (2)水蒸気透過率 水蒸気透過率測定装置(ハネウエル(株)製:W825
型)を用いて40℃、100%RHの条件にて測定し
た。
【0050】(3)電磁変換特性 磁性層を塗布したフィルムを1/2インチ幅にスリット
し、VTRカセットに組み込みVTRテ−プとした。こ
のテ−プに家庭用VTRを用いて録画し、40℃、80
RH%の条件で再生した際にテレビ画面上に現れる白点
(ドロップアウト)の個数を以下の基準で評価した。○
以上が良好である。
【0051】0.5以下 ◎ 0.5を超え1.0以下 ○ 1.0を超え2.0以下 △ 2.0を超える ×
【0052】(4)走行性 フィルムを幅1/2インチのテ−プ状にスリットしたも
のをテ−プ走行性試験機SFT−700型((株)横浜
システム研究所製)を使用し、50パス目の摩擦係数を
下記の式より求めた。
【0053】μK=0,733log(T2 /T1 ) ここでT1 は入側張力、T2 は出側張力である。ガイド
径は6mmφであり、ガイド材質はポリオキシメチレン
(表面粗さ20〜40nm程度のもの)巻き付け角は9
0゜、走行速度は3.3cm/秒、繰返しストロ−クは
15cmである。この測定によって得られた25℃、5
0%RH条件での摩擦係数と70℃、80%RH条件で
の摩擦係数の差ΔμKを求め以下の基準で評価した。○
以上が良好である。
【0054】0.05以下 ◎ 0.05を超え0.15以下 ○ 0.15を超え0.25以下 △ 0.25を超える ×
【0055】以下に実施例に基づいて本発明を説明する
が、これらに限定されるものではない。
【0056】実施例1 N−メチル−2−ピロリドン(NMP)に芳香族ジアミ
ン成分として80モル%に相当する2−クロルパラフェ
ニレンジアミンと、20モル%に相当する4、4’−ジ
アミノジフェニルエ−テルとを溶解させ、これに100
モル%に相当する2−クロルテレフタル酸クロリドを添
加し、2時間撹拌して重合を完了した。これを水酸化リ
チウムで中和して、ポリマ濃度10重量%、粘度300
0ポイズの芳香族ポリアミド溶液を得た。この溶液に、
一次粒径16nmの乾式シリカをポリマ当たり2wt%
添加した。
【0057】このポリマ溶液を5μmカットのフィルタ
−で濾過した後、ベルト上に流延し、180℃の熱風で
2分間加熱して溶媒を蒸発させ、自己保持性を得たフィ
ルムをベルトから連続的に剥離した。次に湿式浴内へフ
ィルムを導入し、NMP/水=40/60の浴中で長手
方向に1.2倍、幅方向に1.3倍延伸を行った(面倍
率1.56倍)。次に、NMP/水=0/100、浴温
度40℃の浴に10分間、残存溶媒と中和で生じた無機
塩の抽出を行ない、テンターで280℃で1.5分間の
乾燥と熱処理を行った後20℃/秒の速度で徐冷して厚
さ6μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
【0058】このフィルムの湿度膨張係数は10×10
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は0.5(g/m2
24hr/0.1mm/atm)であった。また、破断
伸度は40%であった。次にこのフィルムを用いた磁気
テープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に非常に
良好であった。
【0059】実施例2 実施例1において、延伸時の浴組成をNMP/水=60
/40とした他は実施例1と同様に重合、製膜し、磁気
テープを作成した。このフィルムの湿度膨張係数は14
×10ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は0.8(g/
2 /24hr/0.1mm/atm)であった。ま
た、破断伸度は45%であった。次にこのフィルムを用
いた磁気テープの電磁変換特性、走行性共に非常に良好
であった。
【0060】実施例3 実施例1において、延伸倍率を長手方向、幅方向ともに
1.1倍(面倍率1.21倍)とした他は実施例1と同
様に重合、製膜し、磁気テープを作成した。このフィル
ムの湿度膨張係数は15×10ー6(1/RH%)、水蒸
気透過率は1.0(g/m2 /24hr/0.1mm/
atm)であった。また、磁気テープの電磁変換特性、
走行性共に非常に良好であった。
【0061】実施例4 実施例1において、延伸倍率を長手方向、幅方向ともに
1.1倍(面倍率1.21倍)、熱処理を250℃、
1.5分とした他は実施例1と同様に重合製膜し、磁気
テープを得た。このフィルムの湿度膨張係数は43×1
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は1.4(g/m2
/24hr/0.1mm/atm)であった。また、磁
気テープの電磁変換特性、走行性共に良好であった。
【0062】実施例5 NMPに芳香族ジアミン成分として60モル%に相当す
るパラフェニレンジアミンと、40モル%に相当する
4、4’−ジアミノジフェニルエ−テルとを溶解させ、
これに100モル%に相当する2−クロルテレフタル酸
クロリドを添加し、2時間撹拌して重合を完了した。こ
れを水酸化リチウムで中和して、ポリマ濃度10重量
%、粘度3000ポイズの芳香族ポリアミド溶液を得
た。この溶液に、一次粒径16nmの乾式シリカをポリ
マ当たり2wt%添加した。
【0063】このポリマを延伸時の延伸時の湿式浴組成
をNMP/水=50/50にした他は実施例1と同様に
して製膜し厚さ5μmのポリアミドフィルムを得た。
【0064】このフィルムの湿度膨張係数は60×10
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は1.1(g/m2
24hr/0.1mm/atm)であった。また、破断
伸度は59%であった。次にこのフィルムを用いた磁気
テープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に良好で
あった。
【0065】実施例6 NMPに芳香族ジアミン成分として100モル%に相当
するパラフェニレンジアミンを溶解させ、これに100
モル%に相当する3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物を添加し重合してポリアミド酸溶
液を得た。この溶液に、一時粒径16μmの乾式シリカ
をポリマ当たり2wt%添加した。このポリマを熱処理
を400℃、1.5分とした他は実施例1と同様の方法
で製膜し厚さ6μmのフィルムを得た。
【0066】このフィルムの湿度膨張係数は15×10
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は13(g/m2 /2
4hr/0.1mm/atm)であった。また、破断伸
度は30%であった。次にこのフィルムを用いた磁気テ
ープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に良好であ
った。次にこの磁気テープの走行性、電磁変換特性を測
定すると共に良好であった。
【0067】比較例1 実施例1と同じポリマを用いて、延伸時の湿式浴組成を
NMP/水=90/10とした他は実施例1と同様にし
て製膜したところ、湿式浴中で延伸時にフィルム切れが
発生しサンプルが得られなかった。
【0068】比較例2 実施例1と同じポリマを用いて、延伸時の湿式浴をNM
P/水=80/20、熱処理を150℃で3分間行った
他は実施例1と同様にして製膜し厚さ6μmのフィルム
を得た。
【0069】このフィルムの湿度膨張係数は110×1
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は58(g/m2
24hr/0.1mm/atm)であった。また、破断
伸度は110%であった。次にこのフィルムを用いた磁
気テープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に不良
であった。
【0070】比較例3 実施例1と同じのポリマを延伸時の熱処理を500℃、
0.5分施した他は実施例1と同様にして製膜したとこ
ろフィルムは非常に脆く磁気テープを作製できなかっ
た。
【0071】比較例4 N−メチルピロリドン(NMP)に芳香族ジアミン成分
として100モル%に相当する4、4−ジアミノジフェ
ニルメタンを溶解させ、これに50モル%に相当するイ
ソフタル酸クロリドと50モル%に相当するテレフタル
酸クロリドを添加し、2時間撹拌して重合を完了した。
これを水酸化リチウムで中和して、ポリマ濃度10重量
%、粘度3000ポイズの芳香族ポリアミド溶液を得
た。この溶液に、一次粒径16nmの乾式シリカをポリ
マ当たり2wt%添加した。
【0072】このポリマ溶液を用いて実施例1と同様な
方法で厚さ6μmの芳香族ポリアミドフィルムを得た。
【0073】このフィルムの湿度膨張係数は115×1
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は55(g/m2
24hr/0.1mm/atm)であった。また、破断
伸度は60%であった。次にこのフィルムを用いた磁気
テープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に不良で
あった。
【0074】比較例5 NMPに芳香族ジアミン成分として50モル%に相当す
る4、4’−ジアミノジフェニルメタンと、50モル%
に相当する4、4’−ジアミノジフェニルエ−テルとを
溶解させ、これに100モル%に相当する無水ピロメリ
ット酸を添加し重合してポリアミド酸を得た。この溶液
に、一次粒径16nmの乾式シリカをポリマ当たり2w
t%添加した。
【0075】このポリマ溶液を5μmカットのフィルタ
−を通した後、ベルト上に流延し、280℃の熱風で自
己保持性を持つまで乾燥し、ベルトから連続的に剥離し
た。次に湿式浴内へフィルムを導入し、NMP/水=2
0/80の浴中で長手方向、幅方向共に1.1倍(面倍
率1.21倍)延伸し、NMP/水=0/100の浴中
で10分間、残存溶媒と中和で生じた無機塩の水抽出を
行ない、テンタ−で水分の乾燥と熱処理を400℃、1
分間行ない、20℃/秒の速度で徐冷して厚さ6μmの
フィルムを得た。
【0076】このフィルムの湿度膨張係数は118×1
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は38(g/m2
24hr/0.1mm/atm)であった。また、破断
伸度は80%であった。次にこのフィルムを用いた磁気
テープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に不良で
あった。
【0077】比較例6 実施例1と同じポリマを用いて、延伸、脱塩、脱溶媒時
の湿式浴としてNMP/水=10/90、の浴で1分間
残存溶媒と無機塩の抽出を行った他は実施例1と同様に
して製膜したところ得られたフィルムの表層には目視で
わかる凹凸が見られた。
【0078】このフィルムの湿度膨張係数は90×10
ー6(1/RH%)、水蒸気透過率は70(g/m2 /2
4hr/0.1mm/atm)であった。また、破断伸
度は10%であった。次にこのフィルムを用いた磁気テ
ープの電磁変換特性、走行性を測定すると共に不良であ
った。
【0079】
【表1】
【0080】
【発明の効果】本発明は、耐熱性、機械特性に優れた芳
香族ポリアミドあるいは芳香族ポリイミドからなる支持
体フィルムを使用し、該フィルムの湿度膨張係数、およ
び水蒸気透過率を規定することにより、高温高湿下の厳
しい環境下での耐久性や、走行性、電磁変換特性の優れ
た磁気記録媒体が得られたものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ポリアミドあるいは芳香族ポリイ
    ミドからなる支持体フィルムの少なくとも片面に磁性層
    を設けてなる磁気記録媒体であって、該支持体フィルム
    の湿度膨張係数βおよび水蒸気透過率が β ≦100×10-6(1/RH%) 水蒸気透過率≦50(g/m2 /24hr/0.1m
    m) を満たすことを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記支持体フィルムの引張り伸度がフィ
    ルムの長手方向で20%以上であることを特徴とする請
    求項1記載の磁気記録媒体。
JP2953696A 1995-02-27 1996-02-16 磁気記録媒体 Pending JPH08297829A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7531252B2 (en) 2003-11-14 2009-05-12 Toray Industries, Inc. Film and magnetic-recording medium using the same
JP2014065162A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート
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WO2022018904A1 (ja) * 2020-07-21 2022-01-27 ソニーグループ株式会社 磁気記録媒体

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