JP3344507B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents
コンデンサ誘導電動機Info
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- JP3344507B2 JP3344507B2 JP29039993A JP29039993A JP3344507B2 JP 3344507 B2 JP3344507 B2 JP 3344507B2 JP 29039993 A JP29039993 A JP 29039993A JP 29039993 A JP29039993 A JP 29039993A JP 3344507 B2 JP3344507 B2 JP 3344507B2
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- shaped
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関する。
に係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、24スロット6極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内周に内側に向かって放射状に突出した24個のI
字型歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でスロッ
ト内を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すように内
側から歯部先端の間を通して、外周側に2つのI字型歯
部を挟んで第1の外側巻線を、その上に4つのI字型歯
部を挟んで第2の外側巻線を巻装し、外側巻線より2ス
ロットずらして内周側に2つのI字型歯部を挟んで第1
の内側巻線を、その上に4つのI字型歯部を挟んで第2
の内側巻線を巻装して固定子を構成するようにしてい
る。この場合、外側巻線のコイルの長さは内側巻線のコ
イルの長さに比して長くなり、コイルの形状をバインド
糸によりまとめて巻線の形を整える必要があり、また銅
線の使用量も多く、巻線の一次抵抗が増し電動機の性能
を低下させる問題が生じているばかりでなく、巻線の整
形作業ならびにバインド作業が巻線工程上の支障となる
とともに、コイルエンドが大きくなり電動機の軸方向の
サイズが大きくなる問題も生じている。
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内周に内側に向かって放射状に突出した24個のI
字型歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でスロッ
ト内を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すように内
側から歯部先端の間を通して、外周側に2つのI字型歯
部を挟んで第1の外側巻線を、その上に4つのI字型歯
部を挟んで第2の外側巻線を巻装し、外側巻線より2ス
ロットずらして内周側に2つのI字型歯部を挟んで第1
の内側巻線を、その上に4つのI字型歯部を挟んで第2
の内側巻線を巻装して固定子を構成するようにしてい
る。この場合、外側巻線のコイルの長さは内側巻線のコ
イルの長さに比して長くなり、コイルの形状をバインド
糸によりまとめて巻線の形を整える必要があり、また銅
線の使用量も多く、巻線の一次抵抗が増し電動機の性能
を低下させる問題が生じているばかりでなく、巻線の整
形作業ならびにバインド作業が巻線工程上の支障となる
とともに、コイルエンドが大きくなり電動機の軸方向の
サイズが大きくなる問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長
を狭めて固定子巻線の長さを短くし性能を向上させると
ともに、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向
の寸法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提
供することにある。
従来の問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長
を狭めて固定子巻線の長さを短くし性能を向上させると
ともに、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向
の寸法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合
歯部と、該結合歯部の先端に左右対称に拡がる溝部を形
成した逆コ字型およびコ字型と、その左に継鉄部から突
出する逆コ字型と、右に継鉄部から突出するコ字型を固
定子鉄心の内周に沿って配列してなるようにし、外側の
結合歯部に第1の外側巻線を、その上に逆コ字型とコ字
型の外側溝部間に第2の外側巻線を巻装し、隣接したコ
字型と逆コ字型の内側溝部間に第1の内側巻線を、その
外側のコ字型と逆コ字型に第2の内側巻線を巻装するよ
うにした。
に、固定子鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合
歯部と、該結合歯部の先端に左右対称に拡がる溝部を形
成した逆コ字型およびコ字型と、その左に継鉄部から突
出する逆コ字型と、右に継鉄部から突出するコ字型を固
定子鉄心の内周に沿って配列してなるようにし、外側の
結合歯部に第1の外側巻線を、その上に逆コ字型とコ字
型の外側溝部間に第2の外側巻線を巻装し、隣接したコ
字型と逆コ字型の内側溝部間に第1の内側巻線を、その
外側のコ字型と逆コ字型に第2の内側巻線を巻装するよ
うにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、スロットを形成する継鉄
部から突出する結合歯部と、該結合歯部の先端に左右対
称に拡がる溝部を形成した逆コ字型およびコ字型と、そ
の左に継鉄部から突出する逆コ字型と、右に継鉄部から
突出するコ字型を固定子鉄心の内周に沿って配列してな
るようにし、外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その
上に逆コ字型とコ字型の外側溝部間に第2の外側巻線を
巻装し、隣接したコ字型と逆コ字型の内側溝部間に第1
の内側巻線を、その外側のコ字型と逆コ字型に第2の内
側巻線を巻装するようにし6極の固定子巻線を形成する
ようにしている。
部から突出する結合歯部と、該結合歯部の先端に左右対
称に拡がる溝部を形成した逆コ字型およびコ字型と、そ
の左に継鉄部から突出する逆コ字型と、右に継鉄部から
突出するコ字型を固定子鉄心の内周に沿って配列してな
るようにし、外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その
上に逆コ字型とコ字型の外側溝部間に第2の外側巻線を
巻装し、隣接したコ字型と逆コ字型の内側溝部間に第1
の内側巻線を、その外側のコ字型と逆コ字型に第2の内
側巻線を巻装するようにし6極の固定子巻線を形成する
ようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状は、継鉄部2から突出しその先端に
左に拡がる溝部9を形成する逆コ字型A4と、右に拡が
る溝部を形成するコ字型A5とを備えた結合歯部3と、
その左側に継鉄部2から突出した逆コ字型B7と、継鉄
部2から突出したコ字型B8とを固定子鉄心1の内周に
沿って配置して24スットを形成し、各歯部を流れる磁
束の密度を均等にして、均一な磁極を形成するようにし
ている。
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状は、継鉄部2から突出しその先端に
左に拡がる溝部9を形成する逆コ字型A4と、右に拡が
る溝部を形成するコ字型A5とを備えた結合歯部3と、
その左側に継鉄部2から突出した逆コ字型B7と、継鉄
部2から突出したコ字型B8とを固定子鉄心1の内周に
沿って配置して24スットを形成し、各歯部を流れる磁
束の密度を均等にして、均一な磁極を形成するようにし
ている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部9に絶縁処
理をした固定子鉄心1に、内側のスロット開口部を通し
てそれぞれの結合歯部3に巻線機により第1の外側巻線
10を、その上に逆コ字型B7とコ字型B8の歯部の基端
部6の外側溝部間に第2の外側巻線11をそれぞれ巻装
し、次いで隣接するコ型B8と逆コ字型B7の内側溝部
間に第1の内側巻線12を、その外側のコ字型A5と逆コ
字型A4に第2の内側巻線13をそれぞれ巻装して、24
スロット6極の固定子を形成するようにしている。以上
のように固定子巻線を巻装することにより、外側巻線、
内側巻線ともに固定子鉄心1に密接して巻装され、余分
なコイルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだ
け短くするとともに、巻線後の軸方向の寸法を短くする
ことができ、またコイルエンド成形のためバインドする
手作業を省くことができる。
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部9に絶縁処
理をした固定子鉄心1に、内側のスロット開口部を通し
てそれぞれの結合歯部3に巻線機により第1の外側巻線
10を、その上に逆コ字型B7とコ字型B8の歯部の基端
部6の外側溝部間に第2の外側巻線11をそれぞれ巻装
し、次いで隣接するコ型B8と逆コ字型B7の内側溝部
間に第1の内側巻線12を、その外側のコ字型A5と逆コ
字型A4に第2の内側巻線13をそれぞれ巻装して、24
スロット6極の固定子を形成するようにしている。以上
のように固定子巻線を巻装することにより、外側巻線、
内側巻線ともに固定子鉄心1に密接して巻装され、余分
なコイルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだ
け短くするとともに、巻線後の軸方向の寸法を短くする
ことができ、またコイルエンド成形のためバインドする
手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合歯部と、該
結合歯部の先端に左右対称に拡がる溝部を形成した逆コ
字型およびコ字型と、その左に継鉄部から突出する逆コ
字型と、右に継鉄部から突出するコ字型を固定子鉄心の
内周に沿って配列してなるようにし、外側の結合歯部に
第1の外側巻線を、その上に逆コ字型とコ字型の外側溝
部間に第2の外側巻線を巻装し、隣接したコ字型と逆コ
字型の内側溝部間に第1の内側巻線を、その外側のコ字
型と逆コ字型に第2の内側巻線を巻装することにより、
固定子巻線の収納性を高め、それぞれの巻線のコイル周
長を短くして銅線の使用量を削減するとともに、巻線の
一次抵抗を下げ誘導電動機の特性を向上させ、コイルエ
ンドのはみ出しを低く抑えることにより、誘導電動機の
軸方向のサイズを短くすることができる。
鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合歯部と、該
結合歯部の先端に左右対称に拡がる溝部を形成した逆コ
字型およびコ字型と、その左に継鉄部から突出する逆コ
字型と、右に継鉄部から突出するコ字型を固定子鉄心の
内周に沿って配列してなるようにし、外側の結合歯部に
第1の外側巻線を、その上に逆コ字型とコ字型の外側溝
部間に第2の外側巻線を巻装し、隣接したコ字型と逆コ
字型の内側溝部間に第1の内側巻線を、その外側のコ字
型と逆コ字型に第2の内側巻線を巻装することにより、
固定子巻線の収納性を高め、それぞれの巻線のコイル周
長を短くして銅線の使用量を削減するとともに、巻線の
一次抵抗を下げ誘導電動機の特性を向上させ、コイルエ
ンドのはみ出しを低く抑えることにより、誘導電動機の
軸方向のサイズを短くすることができる。
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
平面図である。
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 結合歯部 4 逆コ字型A 5 コ字型A 6 歯部の基端部 7 逆コ字型B 8 コ字型B 9 溝部 10 第1の外側巻線 11 第2の外側巻線 12 第1の内側巻線 13 第2の内側巻線 14 I字型歯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 奥寺 浩之 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (56)参考文献 特開 平4−340349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16
Claims (2)
- 【請求項1】 固定子鉄心の内側に24個のスロットを
形成し、同スロットに6極の固定子巻線を巻装してなる
コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
る継鉄部から内側に突出する歯部を、継鉄部から突出す
る結合歯部と、その先端から延伸し対向して左右に溝部
を形成する逆コ字型およびコ字型と、その左右に継鉄部
から突出する逆コ字型およびコ字型とを形成し、順次内
周に沿って配列し、内側スロット開口部を通して結合歯
部に第1の外側巻線を、左右の逆コ字型とコ字型の歯部
の基端部の外側溝部間に第2の外側巻線を、隣接したコ
字型と逆コ字型の内側溝部間に第1の内側巻線を、前記
のコ字型と逆コ字型を挟むコ字型と逆コ字型の内側溝部
間に第2の内側巻線をそれぞれ巻装するようにしてなる
ことを特徴とするコンデンサ誘導電動機。 - 【請求項2】 上記スロットを形成する各歯部にそれぞ
れ絶縁処理を施し、スロット開口部を通して、第1の外
側巻線、第2の外側巻線、第1の内側巻線、第2の内側
巻線の順に巻装するようにしてなることを特徴とする請
求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039993A JP3344507B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コンデンサ誘導電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039993A JP3344507B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コンデンサ誘導電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143713A JPH07143713A (ja) | 1995-06-02 |
JP3344507B2 true JP3344507B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=17755511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29039993A Expired - Fee Related JP3344507B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コンデンサ誘導電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344507B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459145B1 (ko) * | 2002-02-08 | 2004-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 아우터 로터형 유도전동기 및 이를 이용한 세탁기용 모터 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29039993A patent/JP3344507B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07143713A (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |