JP3344509B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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幸司 森
孝史 鈴木
浩之 奥寺
裕司 河合
裕治 相馬
憲治 成田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、12スロット2極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内周に内側に向かって放射状に突出した12個の略
I字型の歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でス
ロット内を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すよう
に内側から歯部先端の間を通して、外周側に3個の略I
字型を挟んだスロット間に第1の外側巻線を、その外側
に5個の略I字型を挟んだスロット間に第2の外側巻線
を、内周側に外側巻線より3スロットずらして同様に第
1、第2の内側巻線を巻装して固定子を構成するように
している。この場合、外側巻線のコイルの長さは内側巻
線のコイルの長さに比して長くなり、コイルの形状をバ
インド糸によりまとめて巻線の形を整える必要があり、
また銅線の使用量も多く、巻線の一次抵抗が増し電動機
の性能を低下させる問題が生じているばかりでなく、巻
線の整形作業ならびにバインド作業が巻線工程上の支障
となるとともに、コイルエンドが大きくなり電動機の軸
方向のサイズが大きくなる問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長
を狭めて固定子巻線の長さを短くし性能を向上させると
ともに、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向
の寸法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する継鉄部から内側に突出する歯部
の形状をそれぞれ逆略S字型、略I字型および略S字型
の3種類とし、固定子鉄心の内周に沿って時計方向に略
I字型、略S字型、略S字型、略I字型、逆略S字型、
逆略S字型の順に円周状に配置し、左側に逆略S字型を
2個、中央に略I字型、右側に略S字型を2個配した第
1の組み合わせと、左側に略S字型を2個、中央に略I
字型、右側に逆略S字型を2個配した第2の組み合わせ
とに分け、第1の組み合わせの隣接した逆略S字型およ
び略S字型の歯部の外周に近い溝部間に第1の外側巻線
を巻装し、その外側の逆略S字型および略S字型の歯部
の外周に近い溝部間に第2の外側巻線を巻装し、次いで
第2の組み合わせの隣接した略S字型と逆略S字型の内
周に近い溝部間に第1の内側巻線を巻装し、その外側の
略S字型と逆略S字型の内周に近い溝部間に第2の内側
巻線を巻装するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、スロットを形成する継鉄
部から内側に突出する歯部の形状をそれぞれ逆略S字
型、略I字型および略S字型の3種類とし、固定子鉄心
の内周に沿って時計方向に略I字型、略S字型、略S字
型、略I字型、逆略S字型、逆略S字型の順に円周状に
配置し、左側に逆略S字型を2個、中央に略I字型、右
側に略S字型を2個配した第1の組み合わせと、左側に
略S字型を2個、中央に略I字型、右側に逆略S字型を
2個配した第2の組み合わせとに分け、第1の組み合わ
せの隣接した逆略S字型および略S字型の歯部の外周に
近い溝部間に第1の外側巻線を巻装し、その外側の逆略
S字型および略S字型の歯部の外周に近い溝部間に第2
の外側巻線を巻装し、次いで第2の組み合わせの隣接し
た略S字型と逆略S字型の内周に近い溝部間に第1の内
側巻線を巻装し、その外側の略S字型と逆略S字型の内
周に近い溝部間に第2の内側巻線を巻装することにより
2極の固定子巻線を形成するようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部は、継鉄部2から内側に突出し溝部6を
形成する歯部の形状がそれぞれ逆略S字型3、略I字型
4および略S字型5の3種類からなり、固定子鉄心の内
周に沿って時計方向に略S字型5を2個、略I字型4、
逆略S字型3を2個の順に円周状に配置して12スロッ
トの歯部を構成し、逆略S字型3、略I字型4および略
S字型5の各歯部の巾を同等の巾となるようにして、各
歯部を流れる磁束の密度を均等にして、均一な磁極を形
成するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、固定子鉄心1の内周に沿って、左
側に逆略S字型3を2個、中央に略I字型4、右側に略
S字型5を2個配した第1の組み合わせと、左側に略S
字型5を2個、中央に略I字型4、右側に逆略S字型3
を2個配した第2の組み合わせとに分け、第1の組み合
わせの隣接した逆略S字型3および略S字型5の歯部の
外周に近い溝部6間に第1の外側巻線7を巻装し、その
外側の逆略S字型3および略S字型5の歯部の外周に近
い溝部6間に第2の外側巻線8を巻装し、次いで第2の
組み合わせの隣接した略S字型5と逆略S字型3の内周
に近い溝部6間に第1の内側巻線9を巻装し、その外側
の略S字型5と逆略S字型3の内周に近い溝部6間に第
2の内側巻線10を巻装するようにして、12スロット
2極の固定子を形成するようにしている。以上のように
固定子巻線を巻装することにより、第1の外側巻線7、
第2の外側巻線8、及び第1の内側巻線9、第2の内側
巻線10ともに固定子鉄心1に密接して巻装され、余分
なコイルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだ
け短くするとともに、巻線後の軸方向の寸法を短くする
ことができ、またコイルエンド成形のためバインドする
手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、スロッ
トを形成する継鉄部から内側に突出する歯部の形状をそ
れぞれ逆略S字型、略I字型および略S字型の3種類と
し、固定子鉄心の内周に沿って時計方向に略I字型、略
S字型、略S字型、略I字型、逆略S字型、逆略S字型
の順に円周状に配置し、左側に逆略S字型を2個、中央
に略I字型、右側に略S字型を2個配した第1の組み合
わせと、左側に略S字型を2個、中央に略I字型、右側
に逆略S字型を2個配した第2の組み合わせとに分け、
第1の組み合わせの隣接した逆略S字型および略S字型
の歯部の外周に近い溝部間に第1の外側巻線を巻装し、
その外側の逆略S字型および略S字型の歯部の外周に近
い溝部間に第2の外側巻線を巻装し、次いで第2の組み
合わせの隣接した略S字型と逆略S字型の内周に近い溝
部間に第1の内側巻線を巻装し、その外側の略S字型と
逆略S字型の内周に近い溝部間に第2の内側巻線を巻装
することにより固定子巻線の収納性を高め、それぞれの
巻線のコイル周長を短くして銅線の使用量を削減すると
ともに、巻線の一次抵抗を下げ誘導電動機の特性を向上
させ、コイルエンドのはみ出しを低く抑えることによ
り、誘導電動機の軸方向のサイズを短くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 逆略S字型 4 略I字型 5 略S字型 6 溝部 7 第1の外側巻線 8 第2の外側巻線 9 第1の内側巻線 10 第2の内側巻線
フロントページの続き (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 成田 憲治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (56)参考文献 特開 平4−340349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16 H02K 3/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に12個のスロットを
    形成し、同スロットに2極の固定子巻線を巻装してなる
    コンデンサ誘導電動機において、前記スロットを形成す
    る継鉄部から内側に突出する歯部の形状をそれぞれ逆略
    S字型、略I字型および略S字型の3種類とし、固定子
    鉄心の内周に沿って時計方向に略I字型、略S字型、略
    S字型、略I字型、逆略S字型、逆略S字型の順に円周
    状に配置し、左側に逆略S字型を2個、中央に略I字
    型、右側に略S字型を2個配した第1の組み合わせと、
    左側に略S字型を2個、中央に略I字型、右側に逆略S
    字型を2個配した第2の組み合わせとに分け、第1の組
    み合わせの隣接した逆略S字型および略S字型の歯部の
    外周に近い溝部間に第1の外側巻線を巻装し、その外側
    の逆略S字型および略S字型の歯部の外周に近い溝部間
    に第2の外側巻線を巻装し、次いで第2の組み合わせの
    隣接した略S字型と逆略S字型の内周に近い溝部間に第
    1の内側巻線を巻装し、その外側の略S字型と逆略S字
    型の内周に近い溝部間に第2の内側巻線を巻装するよう
    にしてなることを特徴とするコンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 前記スロットを形成する各歯部にそれぞ
    れ絶縁処理を施し、スロット開口部を通して、第1の外
    側巻線、第2の外側巻線、第1の内側巻線、第2の内側
    巻線の順に巻装するようにしてなることを特徴とする請
    求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
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