JP3344510B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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JP3344510B2 JP32059793A JP32059793A JP3344510B2 JP 3344510 B2 JP3344510 B2 JP 3344510B2 JP 32059793 A JP32059793 A JP 32059793A JP 32059793 A JP32059793 A JP 32059793A JP 3344510 B2 JP3344510 B2 JP 3344510B2
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浩之 奥寺
孝史 鈴木
幸司 森
裕司 河合
裕治 相馬
憲治 成田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば8スロット4極のコンデン
サ誘導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定
子鉄心の内側に向かって放射状に突出した4個の結合歯
部を突出し、その先端から対向して左右に延伸し左右に
溝部を形成する歯部の形状をそれぞれ逆略コ字型、略コ
字型の2種類とし、固定子鉄心の内周に沿って時計方向
に逆略コ字型、、略コ字型の順に円周状に配置し、所定
の積厚に積層した状態で全体を絶縁処理し、図4に示す
ように左側に逆略コ字型、右側に略コ字型を配した第1
の組み合わせと、左側に略コ字型、右側に逆略コ字型を
配した第2の組み合わせに分け、第1の組み合わせの隣
接した逆略コ字型と略コ字型の外周に近い結合歯部に外
側巻線を巻装し、次いで第2の組み合わせの略コ字型と
逆略コ字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻装するよ
うにし固定子を構成している。この場合、略コ字型と逆
略コ字型の歯部を同心円状に形成するため巻線を巻装す
る面積を広くとるため歯部を細くする必要があり、その
ため磁束も減少し電動機の効率が低下する問題が生じて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、固定子巻線を巻装
する面積を広くとり性能を向上させ、且つ歯部を太くし
て磁束を増加させ、効率を向上したコンデンサ誘導電動
機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する歯部の形状を、それぞれ略レ字
型、逆略レ字型の2種類とし、固定子鉄心の内周に沿っ
て時計方向に略レ字型、逆略レ字型の順に円周状に配置
し、左側に略レ字型、右側に逆略レ字型を配した第1の
組み合わせと、左側に逆略レ字型、右側に略レ字型を配
した第2の組み合わせとに分け、第1の組み合わせの歯
部の基端を継鉄部から隣接して突出し、第2の組み合わ
せの歯部の先端をそれらにより形成されるスロットの中
心線とほぼ直交する方向に左右から対向して突出し、第
1の組み合わせの隣接した略レ字型と逆略レ字型の外周
に近い溝部間に外側巻線を巻装し、次いで第2の組み合
わせの逆略レ字型と略レ字型の内周に近い溝部間に内側
巻線を巻装するようにし、前記スロットを形成する各歯
部の外周に近い溝部と内周に近い溝部の面積を等しく
し、外側巻線と内側巻線を巻装する面積を各々等しくす
るようにし、前記スロットを形成する各歯部に絶縁処理
を施し、スロット開口部を通して外側巻線、内側巻線の
順に巻装するように構成した。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、スロットを形成する歯部
の形状を、それぞれ略レ字型、逆略レ字型の2種類と
し、固定子鉄心の内周に沿って時計方向に略レ字型、逆
略レ字型の順に円周状に配置し、左側に略レ字型、右側
に逆略レ字型を配した第1の組み合わせと、左側に逆略
レ字型、右側に略レ字型を配した第2の組み合わせとに
分け、第1の組み合わせの歯部の基端を継鉄部から隣接
して突出させ、第2の組み合わせの歯部の先端をそれら
により形成されるスロットの中心線とほぼ直交する方向
に左右から対向して突出させ、第1の組み合わせの隣接
した略レ字型と逆略レ字型の外周に近い溝部間に外側巻
線を巻装し、次いで第2の組み合わせの逆略レ字型と略
レ字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻装するように
し、前記スロットを形成する各歯部の外周に近い溝部と
内周に近い溝部の面積を等しくし、外側巻線と内側巻線
を巻装する面積を各々等しくするようにし、前記スロッ
トを形成する各歯部に絶縁処理を施し、スロット開口部
を通して外側巻線、内側巻線の順に巻装するようにし4
極の固定子巻線を形成するようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を8スロット4極のコンデン
サ誘導電動機について添付図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定子鉄心
1の歯部は、継鉄部2から突出し外周側に左に開口した
溝部5と内周側に右に開口した溝部5を有する略レ字型
3と、継鉄部2から突出し外周側に右に開口した溝部5
と内周側に左に開口した溝部5を有する逆略レ字型4の
2種類からなり、固定子鉄心1の内周に沿って時計方向
に略レ字型3、逆略レ字型4の順に円周状に配置し、左
側に略レ字型、右側に逆略レ字型を配した第1の組み合
わせと、左側に逆略レ字型、右側に略レ字型を配した第
2の組み合わせとに分け、第1の組み合わせの歯部の基
端を継鉄部から隣接して突出し、第2の組み合わせの歯
部の先端をそれらにより形成されるスロットの中心線と
各々直交する方向に左右から対向して突出し、8スロッ
トの固定子鉄心1を形成し、略レ字型3および逆略レ字
型4の歯部の巾を同等になるようにして、各歯部を流れ
る磁束の密度を均等にして、均一な磁極を形成するよう
にしている。また、各歯部の外周に近い溝部と内周に近
い溝部の面積を等しくし、各歯部に絶縁処理を施してい
る。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部に絶縁処理
を施した固定子鉄心1のスロットを、左に略レ字型3
を、右に逆略レ字型4を配した第1の組み合わせと、左
に逆略レ字型4を、右に略レ字型3を配した第2の組み
合わせとに分け、内側のスロットの開口部を通して、第
1の組み合わせの略レ字型3、逆略レ字型4の歯部を挟
み略レ字型3と逆略レ字型4の外周側に形成され相反す
る方向に開口した溝部5間に巻線機により外側巻線6を
巻装し、次いで第2の組み合わせの逆略レ字型4、略レ
字型3の歯部を挟み逆略レ字型4と略レ字型3の内周側
に形成され相反する方向に開口した溝部5間に内側巻線
7をそれぞれ巻装するようにして、8スロット4極の固
定子を形成するようにしている。なお、本発明は8スロ
ット4極のコンデンサ誘導電動機に限定されるものでは
ない。以上のように固定子鉄心1に密接して固定子巻線
を巻装することにより、固定子巻線を巻装する面積を広
くとり性能を向上させ、且つ歯部を太くして磁束を増加
させ、効率を向上させることができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、スロッ
トを形成する歯部の形状を、それぞれ略レ字型、逆略レ
字型の2種類とし、固定子鉄心の内周に沿って時計方向
に略レ字型、逆略レ字型の順に円周状に配置し、左側に
略レ字型、右側に逆略レ字型を配した第1の組み合わせ
と、左側に逆略レ字型、右側に略レ字型を配した第2の
組み合わせとに分け、第1の組み合わせの歯部の基端を
継鉄部から隣接して突出し、第2の組み合わせの歯部の
先端をそれらにより形成されるスロットの中心線と各々
直交する方向に左右から対向して突出し、第1の組み合
わせの略レ字型と逆略レ字型の外周に近い溝部に外側巻
線を、第2の組み合わせの逆略レ字型と略レ字型の内周
に近い溝部に内側巻線を巻装することにより、固定子巻
線を巻装する面積を広くとり性能を向上させ、且つ歯部
を太くして磁束を増加させ、効率を向上させることがで
き、その結果として歯部の固定子巻線の長さを短くし、
銅線の使用量を削減することができ巻線の一次抵抗を下
げ電動機の特性を向上させるとともに、コイルエンドや
巻線の形状を整えるためのバインド作業を省略すること
ができ、組立作業の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 略レ字型 4 逆略レ字型 5 溝部 6 外側巻線 7 内側巻線 8 結合歯部 9 逆略コ字型 10 略コ字型
フロントページの続き (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 成田 憲治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (56)参考文献 特開 平4−340349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16 H02K 3/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側にスロットを形成し、
    同スロットに固定子巻線を巻装してなるコンデンサ誘導
    電動機において、前記スロットを形成する歯部の形状
    を、それぞれ略レ字型、逆略レ字型の2種類とし、固定
    子鉄心の内周に沿って時計方向に略レ字型、逆略レ字型
    の順に円周状に配置し、左側に略レ字型、右側に逆略レ
    字型を配した第1の組み合わせと、左側に逆略レ字型、
    右側に略レ字型を配した第2の組み合わせとに分け、第
    1の組み合わせの歯部の基端を継鉄部から隣接して突出
    し、第2の組み合わせの歯部の先端をそれらにより形成
    されるスロットの中心線とほぼ直交する方向に左右から
    対向して突出し、第1の組み合わせの隣接した略レ字型
    と逆略レ字型の外周に近い溝部間に外側巻線を巻装し、
    次いで第2の組み合わせの逆略レ字型と略レ字型の内周
    に近い溝部間に内側巻線を巻装するようにしてなること
    を特徴とするコンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 前記スロットを形成する各歯部の外周に
    近い溝部と内周に近い溝部の面積を等しくし、外側巻線
    と内側巻線を巻装する面積を各々等しくするようにして
    なることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電
    動機。
  3. 【請求項3】 前記スロットを形成する各歯部に絶縁処
    理を施し、スロット開口部を通して、外側巻線、内側巻
    線の順に巻装するようにしてなることを特徴とする請求
    項1、請求項2記載のコンデンサ誘導電動機。
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