JP3055644B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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JP3055644B2 JP6096565A JP9656594A JP3055644B2 JP 3055644 B2 JP3055644 B2 JP 3055644B2 JP 6096565 A JP6096565 A JP 6096565A JP 9656594 A JP9656594 A JP 9656594A JP 3055644 B2 JP3055644 B2 JP 3055644B2
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浩之 奥寺
憲治 成田
孝史 鈴木
裕司 河合
幸司 森
裕治 相馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンデンサ誘導電動機に
係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻線を固定子鉄心の内側から歯部
に直巻するインナーワインディング方式のコンデンサ誘
導電動機における固定子鉄心の巻線の溝面積は、他の巻
線方式例えば、予め巻装した巻線を固定子鉄心の歯部に
挿入するインサータ方式における前記固定子鉄心の溝面
積より狭くなっている。図5は、前記インサータ方式に
おける固定子の巻装状態を示す。例えば24スロット6
極のコンデンサ誘導電動機の固定子鉄心は、図4に示す
ように、固定子鉄心1の内周に沿って継鉄部2からI字
3の歯部を等間隔に設け、このI字型の歯部の一つ置
きの基端にほぼ隣接して両側にL字型4、逆L字型5の
歯部を設け、同L字型、逆L 字型の内側と外側に溝部6
を形成し、図5に示すように、前記L字型逆L字型
外周に近い溝部間に外側巻線7を巻装し、次いでI字型
を挟み逆L字型と次のL字型の内周に近い溝部間に内側
巻線8を巻装するようにしてなるようにし、前記スロッ
トを形成する各歯部に絶縁処理を施し、スロット開口部
を通して外側巻線、内側巻線の順に巻装するようにし固
定子を構成している。この場合、巻線を巻装する面積を
広くとるため歯部を細くし且つ前記I字型の歯部の巾
と、L字型及び逆L字型の歯部の巾を同じにしている。
更に、L字型、逆L字型は、その歯部の先端の巾がI字
に比較して広く、且つ外側巻線と内側巻線に挟まれて
いるので磁束が増加し、I字型の磁束との差が拡大す
る。このため、不要な振動、騒音、温度上昇が発生しコ
ンデンサ誘導電動機の性能に悪影響を及ぼす問題が生じ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、コンデンサ誘導電動機の
前記I字型の歯部と、L字型及び逆L字型の歯部の磁束
密度を均一にし、不要な振動、騒音、温度上昇を防止
し、性能を向上したコンデンサ誘導電動機を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、巻線を固定子鉄心の内側から歯部に直巻する方式の
コンデンサ誘導電動機において、固定子鉄心の内周に沿
って継鉄部からI字型の歯部を等間隔に設け、このI字
の歯部の一つ置きの基端より両側に、前記I字型の歯
部の巾より太くしたL字型、逆L字型の歯部を設け、同
L字型、逆L字型の内側と外側に各々溝部を形成し、前
L字型逆L字型の外周に近い溝部間に外側巻線を巻
装し、次いでI字型を挟み逆L字型と次のL字型の内周
に近い溝部間に内側巻線を巻装するようにしてなること
を特徴とする。また、前記溝部を形成する各歯部に絶縁
処理を施し、スロット開口部を通して、外側巻線、内側
巻線の順に巻装するようにしてなることを特徴とする。
更に、前記I字型の歯部の巾とL字型及び逆L字型の歯
部の巾の比を、前記I字型の歯部の先端の巾とL字型
逆L字型の歯部の先端の巾との比と等しくしてなるこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、巻線を固定子鉄心の内側
から歯部に直巻する方式のコンデンサ誘導電動機におい
て、固定子鉄心の内周に沿って継鉄部からI字型の歯部
を等間隔に設け、このI字型の歯部の一つ置きの基端よ
り両側に、前記I字型の歯部の巾より太くしたL字型、
逆L字型の歯部を設け、同L字型、逆L字型の内側と外
側に各々溝部を形成し、前記L字型逆L字型の外周に
近い溝部間に外側巻線を巻装し、次いでI字型を挟み
L字型と次のL字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻
装するようにし、また、前記溝部を形成する各歯部に絶
縁処理を施し、スロット開口部を通して、外側巻線、内
側巻線の順に巻装するようにし、更に、前記I字型の歯
部の巾とL字型及び逆L字型の歯部の巾の比を、前記
字型の歯部の先端の巾とL字型及び逆L字型の歯部の先
端の巾との比と等しくしてなるので、前記I字型の歯部
と、L字型及び逆L字型の歯部の磁束密度の差を無く
し、ほぼ均一にできる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。本発明の実施例を24スロット6極のコンデンサ誘
導電動機について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の固定子鉄心の平面図である。固定子鉄
心1の内周に沿って、継鉄部2からI字型3の歯部を等
間隔に設ける。このI字型の歯部の一つ置きの基端より
両側に、前記I字型の歯部の巾より太くしたL字型4、
逆L字型5の歯部を設け、同L字型逆L字型の内側と
外側に溝部6を形成し、前記24スロットの固定子鉄心
1を形成する。なお、L字型、および逆L字型の歯部の
巾を前記I字型の歯部の巾より太くして、各歯部を流れ
る磁束密度の差を軽減して、均一な磁極を形成するよう
にし、各歯部に絶縁処理を施している。
【0007】図2は、本発明の固定子鉄心に固定子巻線
を巻装した状態を示す。まず、L字型逆L字型の外周
に近い溝部6間に外側巻線7を巻装する。次いで、I字
を挟み逆L字型と次のL字型の内周に近い溝部間に内
側巻線8を巻装するようにして、24スロット6極の固
定子を形成するようにしている。以上のように固定子鉄
心1に密接して固定子巻線を巻装することにより、磁束
密度を均一とし、効率を向上させることができる。
【0008】図3は、図1の部分拡大図であり、前記
字型、および逆L字型の歯部の巾を前記I字型の歯部の
巾より太くする場合に、各歯部を流れる磁束密度の差を
軽減して最適とする。ここで、AはL字型及び逆L字型
の歯部の先端巾、aはL字型及び逆L字型の歯部の巾、
BはI字型歯部の先端巾、bはI字型歯部の巾であり、
AとBの比をaとbの比と等しくするようにしている。
この結果、各歯部の磁束密度はほぼ同等となる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明においては、巻線を
固定子鉄心の内側から歯部に直巻する方式のコンデンサ
誘導電動機において、固定子鉄心の内周に沿って継鉄部
からI字型の歯部を等間隔に設け、このI字型の歯部の
一つ置きの基端より両側に、前記I字型の歯部の巾より
太くしたL字型逆L字型の歯部を設け、同L字型
L字型の内側と外側に各々溝部を形成し、前記L字型
逆L字型の外周に近い溝部間に外側巻線を巻装し、次い
I字型を挟み逆L字型と次のL字型の内周に近い溝部
間に内側巻線を巻装するようにし、また、前記溝部を形
成する各歯部に絶縁処理を施し、スロット開口部を通し
て、外側巻線、内側巻線の順に巻装するようにし、更
に、前記I字型の歯部の巾とL字型及び逆L字型の歯部
の巾の比を、前記I字型の歯部の先端の巾とL字型及び
逆L字型の歯部の先端の巾との比と等しくしてなるの
で、前記I字型の歯部とL字型及び逆L字型の歯部の磁
束密度の差を無くしほぼ均一にできる。この結果、不要
な振動、騒音、温度上昇を防止し、性能を向上したコン
デンサ誘導電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンデンサ誘導電動機の固定子鉄心の
一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明のコンデンサ誘導電動機の固定子巻線の
巻装状態を示す一実施例の平面図である。
【図3】本発明による固定子鉄心の実施例を示す部分拡
大図である。
【図4】従来のコンデンサ誘導電動機の固定子鉄心を示
す平面図である。
【図5】従来のコンデンサ誘導電動機の固定子巻線の巻
装状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 I字型L字型逆L字型 6 溝部 7 外側巻線 8 内側巻線 A L字型及び逆L字型の歯部の先端巾 a L字型及び逆L字型の歯部の巾 B I字型歯部の先端巾 b I字型歯部の巾
フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 審査官 堀川 一郎 (56)参考文献 特開 昭63−110928(JP,A) 特開 平5−15125(JP,A) 特開 平7−250459(JP,A) 特開 平7−75307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を固定子鉄心の内側から歯部に直巻
    する方式のコンデンサ誘導電動機において、固定子鉄心
    の内周に沿って継鉄部からI字型の歯部を等間隔に設
    け、このI字型の歯部の一つ置きの基端より両側に、前
    I字型の歯部の巾より太くしたL字型、逆L字型の歯
    部を設け、同L字型、逆L字型の内側と外側に各々溝部
    を形成し、前記L字型逆L字型の外周に近い溝部間に
    外側巻線を巻装し、次いでI字型を挟み逆L字型と次の
    L字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻装するように
    してなることを特徴とするコンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 前記溝部を形成する各歯部に絶縁処理を
    施し、スロット開口部を通して、外側巻線、内側巻線の
    順に巻装するようにしてなることを特徴とする請求項1
    記載のコンデンサ誘導電動機。
  3. 【請求項3】 前記I字型の歯部の巾とL字型及び逆L
    字型の歯部の巾の比を、前記I字型の歯部の先端の巾と
    L字型及び逆L字型の歯部の先端の巾との比と等しくし
    てなることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導
    電動機。
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