JP2997175B2 - コンデンサ電動機の固定子 - Google Patents

コンデンサ電動機の固定子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扇風機、換気扇等の家電
製品のファン駆動用等に使用されるコンデンサ電動機の
固定子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンデンサ電動機は巻線巻装の直
巻化による薄型化、合理化、および性能改善による省エ
ネ化が強く求められている。
【0003】従来、一般にコンデンサ電動機の固定子は
固定子鉄心内径側のスロット開口部から所定の巻数だけ
巻回し作成した巻線をインサータにより装着した構成の
ものか、または固定子鉄心の継鉄部に巻線を直巻巻装し
た構成のもの、または特願昭58−26556号公報に
示すように極数の2倍の歯部を有する固定子鉄心に対し
1スロット置きに異なる相の巻線を直巻巻装したものが
一般的であった。以下、それらの構成について図9〜図
11について説明する。図9に示すように、継鉄部10
1から回転子孔102方向に放射状に突出した極数の4
倍の歯部103に対し全周を4等分し3本の歯部を囲じ
ょうして主巻線104−aが極数分だけ装着され、前記
主巻線104−aと電気角で90°異なる位置に補助巻
線104−bが極数分だけ同様に装着されて有る。ま
た、図10は歯部103は極数の2倍あり、主巻線10
4−aは単独の歯部103に対し1スロット置きに直巻
巻装され、補助巻線104−bは前記主巻線104−a
に対し電気角で90°異なる位置に同様に直巻巻装され
て有る。また、図11は極数の4倍の歯部103および
スロット105を有する固定子鉄芯106の継鉄部10
1に対し、2スロットごとに主巻線104−aが直巻巻
装され、これと電気角で90°異なる位置に補助巻線1
04−bが直巻巻装されて有る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコン
デンサ電動機の固定子で、図9は別工程において所定の
巻数だけ巻装した巻線をインサータにより固定子鉄心の
スロットに挿入装着するため、コイルエンドが高くなり
コイルの周長も長くなるためモータの薄型化が困難であ
り、図10はトロイダル巻線を固定子鉄心の継鉄部に直
巻するため薄型化は可能となるものの、構造的に固定子
の外径が増大するとともに漏れ磁束も増大しモータ効率
が低下し、図11は、図10同様巻線を直巻することに
よりモータの薄型化は可能であるが主巻線104−a、
補助巻線104−bともにすべての歯部の1/2だけし
か活用しないため、効率が悪く省エネが困難であるなど
の問題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、固
定子鉄心へのトロイダル巻線の直巻巻装と、1極あたり
複数の歯部に対しそれぞれ単独の巻線を集中巻により直
巻巻装することにより巻線の張力による歯部の変形を防
止し、モータの薄型化とコイルエンド削減によるモータ
効率の改善を可能にするとともに、広間隔部を極数個設
け補助巻線により発生した磁束の洩れを削減することに
よりモータ効率を改善し、トロイダル巻線を広間隔部に
巻装することにより巻線量を十分に取ることを可能とす
ることを第1の目的とする。
【0006】第2の目的は主巻線としてのトロイダル巻
線により発生した磁束の通路となる歯部の幅寸法の合計
はそのままに、1極あたり2個の補助巻線により発生し
た磁束の主な通路となる歯部の幅寸法の合計を拡大する
ことにより、実質的な磁束密度を低減しモータ効率を向
上することにある。
【0007】第3の目的は、補助巻線による有効磁束の
磁路長を短縮し洩れ磁束の磁路長を延長することによ
り、有効磁束を増大しモータ効率を向上することにあ
る。
【0008】第4の目的は、固定子外径を縮小し、モー
タを小型化することによる合理化にある。
【0009】第5の目的は、トロイダル巻線の巻装に関
し、ボビンに巻装した巻線の装着を可能とし、巻線巻装
時間の短縮により合理化することにある。
【0010】第6の目的は、固定子鉄芯の歯部のエアギ
ャップ対向面積を拡大し、エアギャップ部の磁束密度の
均一化を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、環状の継鉄部から放射状に
回転子孔方向へ突出する複数の歯部を有し、前記歯部は
一部等間隔の不等間隔に設けられ広間隔部が継鉄部全周
を巻線極数と同数に等分する位置に設けられた固定子鉄
心を有し、前記固定子鉄心の歯部の数は極数の3倍であ
り、広間隔部の継鉄部に主巻線としてトロイダル巻線を
直巻巻装すると共に補助巻線として隣接する主巻線に挟
まれた3個の歯部のうち両端の2個の歯部にのみ各々集
中巻により同極の巻線を直巻巻装し、残りの歯部には巻
線を巻装しない構成とする。
【0012】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、すべての歯部の幅寸法の合計はそのままに巻線
を巻装しない歯部の幅寸法を小寸とし相隣接する歯部で
形成するスロットの開口部を、小寸の歯部側に寄せた構
成とする。
【0013】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、隣接する主巻線に挟まれた3個の歯のうち両端
の巻線を巻装した歯部を巻線を巻装しない中央の歯部に
対し平行に設けた構成とする。
【0014】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、主巻線を巻装した広間隔部の継鉄部の外径
の部分の継鉄部の外径よりも小径とした構成とする。
【0015】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、巻線極数と同数の広間隔部の継鉄部において分
割した構成とする。
【0016】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、継鉄部に主巻線を巻装した広間隔部の歯部が形
成するスロットの開口部の幅寸法を前記広間隔部のスロ
ットを除くその他のスロットの開口部の幅寸法と同等寸
とした構成とする。
【0017】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、主
巻線も補助巻線もすべて固定子鉄心の継鉄部または単独
の歯部に集中巻により直巻巻装するため巻線の張力によ
る歯部の変形がなく、コイルエンド寸法の縮小すなわち
モータの軸方向寸法の縮小によるモータ効率の改善が可
能であり、また広間隔部を極数個設けることにより補助
巻線による磁束の洩れを削減しモータ効率を向上するこ
とができる。
【0018】また、第2の手段の構成により、歯部の幅
寸法の合計はそのままに巻線を巻装する歯部の幅寸法を
大寸とすることにより歯部の利用率の向上と実質的な歯
部の磁束密度の低減を実現し、小寸の歯部と相隣接する
歯部により構成されるスロットの開口部を小寸の歯部側
に寄せることにより、補助巻線により発生した有効な磁
束の通路となる大寸の歯部のエアギャップ対向面積を拡
大し磁束密度をより均一にしモータ効率を向上すること
ができる。
【0019】また、第3の手段の構成により、小寸の歯
部に対し相隣接する大寸の歯部を平行に設け広間隔部を
さらに広く設けることにより補助巻線の磁路を短縮し、
補助巻線による磁束の洩れを削減しモータ効率を向上す
ることができる。
【0020】また、第4の手段の構成により、広間隔部
の継鉄部外径を他の部分よりも小径とし、巻装した主巻
線の外径を他の部分の外径から突出せずモータの総外径
を縮小することができる。
【0021】また、第5の手段の構成により、主巻線を
巻装する広間隔部の継鉄部において分割することによ
り、前記主巻線をボビンに巻装しこれを分割した継鉄部
から挿入する製造方法を採用することが可能となり巻線
巻装時間を短縮し、巻線巻装工程を合理化することがで
きる。
【0022】また、第6の手段の構成により、広間隔部
のスロットの開口部を他のスロットの開口部と略同寸に
することにより歯部全体のエアギャップ対向面積を拡大
し磁束密度の均一化を図りモータ効率を向上することが
できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図8を参照しながら説明する。図1、図2、図3に示す
ように、鉄芯板を打ち抜き軸方向に積層した固定子鉄心
1は環状の継鉄部2と回転子孔3方向に不等間隔で放射
状に突出した極数の3倍の歯部4からなり、前記歯部4
は継鉄部外周を極数に等分する位置に配置された広間隔
部5と広間隔部5の間に設けられる。また主巻線6は広
間隔部5の継鉄部2にトロイダル巻線が巻装され、補助
巻線7は前記主巻線6に近接する歯部4a,4cに対し
各々集中巻により巻装され中央の歯部4bには巻装され
ない。12はコンデンサーで補助巻線7と直列に接続さ
れ、これと主巻線が並列に接続され固定子の巻線を構成
するものである。
【0024】上記構成において、主巻線6は継鉄部2に
直巻巻装され、これと電気角で90度異なる位置に装着
される補助巻線7は歯部4aと4cに対し集中巻により
直巻巻装されるため、いずれもコイルエンドがきわめて
小さくなり、巻線周長が短縮されることになる。また
極の主巻線6−1,6−2,6−3,6−4は広間隔部
5に巻装されるため、所定の線径の巻線を十分に巻装で
きることになる。前記主巻線に近接した歯部4aと4c
に巻装された4極の補助巻線7は7−1a,7−2a,
7−3a,7−4aと7−1c,7−2c,7−3c,
7−4cがそれぞれ異極となる方向に設定され、補助巻
線7−1aにより発生した磁束は広間隔部5を設けたた
め磁路Wではなくその大半が磁路Xを流れ、同様に補助
巻線7−1cにより発生した磁束は磁路Yを流れ、従っ
て補助巻線7−1a,7−1cによる磁束は見かけ上磁
路Zを流れるものとできる。すなわち、磁路Wは洩れ磁
路であるから広間隔部5を継鉄部2の全周を極数個に等
分する位置に設けることにより、洩れ磁束を削減できる
ことになる。
【0025】このように本発明の第1実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば、コイルエンド寸法の削減と
補助巻線による路束の洩れを削減することにより、モー
タの軸方向寸法の縮小とモータ効率の向上を図ることが
できる。
【0026】つぎに本発明の第2実施例について図4を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一符号をつけて詳細な説明は省略する(以下第6実施
例まで同)。
【0027】図に示すようにすべての歯部の幅寸法の合
計はそのままに、主巻線に隣接し補助巻線を巻装する歯
部4aと4cの幅寸法を大寸、巻線を巻装しない歯部4
cの幅寸法を小寸とし、歯部4aと歯部4c、歯部4b
と歯部4cで形成するスロット8の開口部9を小寸の歯
部4b側へ偏って設けた構成とする。
【0028】上記構成において、補助巻線7−1a,7
−1cにより発生した磁束の通路は歯部4aから歯部4
cへ通じる磁路Zであり、主巻線6−1により発生した
磁束の主な通路は磁路Vとなり、ともに大寸とした歯部
4aと歯部4cを流れることになる。またスロット8の
開口部9を小寸の歯部4bに偏って設けたことにより、
補助巻線6の磁路となる歯部4a,4cのエアギャップ
対向面積を拡大するものである。
【0029】このように本発明の第2実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば、主巻線に隣接した歯部4
a,4cの幅寸法を拡大し歯部4bを小寸とし、スロッ
ト8の開口部9を歯部4bに偏って設けエアギャップ対
向面積を拡大することにより、実質的な磁束密度を低減
しモータ効率を向上することができる。
【0030】つぎに本発明の第3実施例について図5を
参照しながら説明する。図に示すように歯部4a,4c
はエアギャップ対向部の配置、形状は変化がなくその他
の部分が歯部4bに対して平行に構成され、補助巻線7
−1a,7−1cはそれぞれ歯部4a,4cに巻装され
てある。
【0031】上記構成において、補助巻線7−1aによ
り発生した磁束の磁路Xが短縮されると同時に洩れ磁束
の磁路Wが延長されることになるため、洩れ磁束がさら
に減少し有効磁束が増加することになる。
【0032】このように本発明の第3実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば、有効磁束の割合を増加する
ことにより、モータ効率を向上することができる。
【0033】つぎに本発明の第4実施例について図6を
参照しながら説明する。図に示すように主巻線6−1,
6−2,6−3,6−4は継鉄部2の外径を極数個に等
分し他の部分よりも小径に設けられた広間隔部5に巻装
されてある。
【0034】上記構成において継鉄部2の広間隔部5が
他の部分よりも小径であるため、巻装した主巻線6−
1,6−2,6−3,6−4の外径寸法は継鉄部2の他
の部分よりも小径となる。
【0035】このように本発明の第4実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば、他の部分よりも小径である
広間隔部5に主巻線6−1,6−2,6−3,6−4を
巻装することにより、巻装した主巻線6の外径が継鉄部
2の他の部分の外径から突出することを防ぐことができ
る。
【0036】つぎに本発明の第5実施例について図7を
参照しながら説明する。図に示すように継鉄部2の広間
隔部5において極数個に分割された固定子鉄心1は、前
記継鉄部2の広間隔部5に主巻線6としてボビン10に
巻装されたトロイダル巻線が装着され、歯部4aと4c
に補助巻線7が直巻されてある。
【0037】上記構成において主巻線6がボビン10に
巻装され、継鉄部2の広間隔部5で固定子鉄心1が極数
個に分割できるため、ボビン10に巻装した主巻線6を
別の工程で作成しこれを前記分割部11から挿入組立す
る製造方法を採用することが可能となる。
【0038】このように本発明の第5実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば、主巻線6がボビン10に巻
装し継鉄部2の広間隔部5に分割部11を設けることに
より固定子の巻線工程に要する時間を短縮できる。
【0039】次に本発明の第6実施例について図8を参
照しながら説明する。図に示すように固定子鉄心1の回
転子孔3対向部に、主巻線6としてトロイダル巻線が巻
装された継鉄部2と補助巻線7−1a,7−4aが巻装
された2個の歯部4aにより形成されるスロット8の開
口部9’と歯部4a,4cそれぞれと歯部4bで形成さ
れるスロット8の開口部9が設けられる。
【0040】上記構成において広間隔部5の主巻線6の
収納されたスロット8の開口部9’の幅寸法はその他の
スロット8の開口部9の幅寸法と同等である。
【0041】このように本発明の第6実施例のコンデン
サ電動機の固定子によれば開口部9とその他の開口部9
の幅寸法を略同寸とすることにより、歯部4aと歯部4
cの回転子孔3対向面積を拡大することができる。なお
本件発明においては、巻線極数が4の場合について説明
したが、極数に制限はない。また継鉄部に主巻線、歯部
に補助巻線を巻装したが、入れ替えても同様の効果が得
られる。
【0042】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、歯部を不等間隔に配置し極数個の広間隔部を
等間隔に設けここに主巻線を直巻巻装し、前記主巻線に
隣接する歯部にのみそれぞれ集中巻により補助巻線を直
巻巻装することにより、モータの薄型化とモータ効率の
向上を可能とし、同時に主巻線の巻線量を十分に確保し
巻装する巻線の張力による固定子鉄心歯部の変形も防止
できるコンデンサ電動機の固定子を提供できる。
【0043】また、補助巻線を巻装する歯部の幅寸法を
その他の歯部よりも大寸とすることにより歯部の実質的
な磁束密度を低減しモータ効率を向上することのできる
コンデンサ電動機の固定子を提供できる。
【0044】また、巻線を巻装する歯部を、最も近接し
巻線を巻装しない歯部に対し平行に設けたことにより、
補助巻線による有効磁束を増大しモータ効率を向上する
ことのできるコンデンサ電動機の固定子を提供できる。
【0045】また、広間隔部の継鉄部は他の部分よりも
小径とすることにより、固定子外径を縮小し、モータの
小型化による合理化の可能なコンデンサ電動機の固定子
を提供できる。
【0046】また、極数と同数の広間隔部の継鉄部にお
いて分割したことにより、巻線巻装工程に要する時間の
短縮により合理化の可能なコンデンサ電動機の固定子を
提供できる。
【0047】また、広間隔部のスロットの開口部の幅寸
法を他のスロットの開口部の幅寸法と略同寸としたこと
により、固定子鉄心の歯部のエアギャップ対向面積を拡
大し、エアギャップ部の磁束密度の均一化を図りモータ
効率を向上することができるコンデンサ電動機の固定子
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のコンデンサ電動機の固定
子を示す平面図
【図2】同第1実施例〜第6実施例の同巻線の接続図
【図3】同第1実施例の同要部を示す平面図
【図4】同第2実施例の同要部を示す平面図
【図5】同第3実施例の同要部を示す平面図
【図6】同第4実施例の同平面図
【図7】同第5実施例の同要部を示す平面図
【図8】同第6実施例の同要部を示す平面図
【図9】従来のコンデンサ電動機の固定子の平面図
【図10】同平面図
【図11】同平面図
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 回転子孔 4 歯部 4a,4b,4c 歯部 5 広間隔部 6 主巻線 7 補助巻線 7−1a,7−1c,7−2a,7−2c,7−3a,
7−3c,7−4a,7−4c 補助巻線 8 スロット 9 開口部 9’ 開口部 10 ボビン 11 分割部 12 コンデンサー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08 H02K 1/06 H02K 1/08 H02K 1/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の継鉄部から放射状に回転子孔方向
    へ突出する複数の歯部を有し、前記歯部は一部等間隔の
    不等間隔に設けられ広間隔部が継鉄部全周を巻線極数と
    同数に等分する位置に設けられた固定子鉄心を有し、前
    記固定子鉄心の歯部の数は極数の3倍であり、広間隔部
    の継鉄部に主巻線としてトロイダル巻線を直巻巻装する
    と共に補助巻線として隣接する主巻線に挟まれた3個の
    歯のうち両端の2個の歯部にのみ各々集中巻により同極
    の巻線を直巻巻装し、残りの中央の歯部には巻線を巻装
    しない構成のコンデンサ電動機の固定子。
  2. 【請求項2】 すべての歯部の幅寸法の合計はそのまま
    に巻線を巻装しない歯部の幅寸法を小寸とし、相隣接す
    る歯部で形成するスロットの開口部を、小寸の歯部側に
    寄せた構成の請求項1記載のコンデンサ電動機の固定
    子。
  3. 【請求項3】 隣接する主巻線に挟まれた3個の歯のう
    ち、両端の巻線を巻装した歯部を、巻線を巻装しない中
    央の歯部に対し平行に設けた構成の請求項1記載のコン
    デンサ電動機の固定子。
  4. 【請求項4】 主巻線を巻装した広間隔部の継鉄部の外
    他の部分の継鉄部の外径よりも小径とした構成の請
    求項1記載のコンデンサ電動機の固定子。
  5. 【請求項5】 巻線極数と同数の広間隔部の継鉄部にお
    いて分割した構成の請求項1記載のコンデンサ電動機の
    固定子。
  6. 【請求項6】 継鉄部に主巻線を巻装した広間隔部の歯
    部が形成するスロットの開口部の幅寸法を前記広間隔部
    のスロットを除くその他のスロットの開口部の幅寸法と
    同等寸法とした構成の請求項1または5記載のコンデン
    サ電動機の固定子。
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